N | 名前 | 霧切響子(キリギリキョウコ) | |
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CV | 日笠陽子 | ||
身長 | 167cm | ||
S | 体重 | 48kg | |
胸囲 | 82cm | ||
誕生日 | 10月6日 | ||
U | 一人称 | 私 | |
三人称 | 男子は苗字+くん、女子は苗字+さん | ||
特記事項 | 超高校級の探偵 |
表情パターン | ||||
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学校行事での才能のカケラ入手数、仲良しマスでのステータス上昇値はプレイしている自分のカードとイベントで登場する相手のカードの所持している最高レアリティに依存。全てNなら最低値、全てUなら最高値になります。
レベル | 発言力 | 集中力 | 腕力 | 体力 | 知力 | 忍耐 | 素早さ | 幸運 |
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1 | 15 | 20 | 1 | 2 | 4 | 2 | 4 | 3 |
99 | 162 | 216 | 50 | 75 | 125 | 75 | 125 | 100 |
学校行事 | 選択肢1 | 選択肢2 | 選択肢3 |
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1年7月体育祭 | 事前にパートナーと話し合っておく必要があるわね(江ノ島との会話で才能のカケラ緑10〜60) | 結束力の高そうな相手に注意しておくべきね(ソニアとの会話でカケラ青10〜60) | 足の速そうな相手に注意しておくべきね(春川との会話でカケラ赤10〜60) |
2年9〜11月文化祭 | 各教室で色々な展示が行われているようね(左右田との会話でカケラ青11〜66) | 体育館で色々なステージ発表が行われるようね(むくろと夢野との会話でカケラ緑11〜99) | ジューススタンドの店番をしましょう(桑田との会話でカケラ赤11〜66) |
3年12月クリスマス | 教室に寄ってみようかしら(苗木との会話でカケラ青12〜72) | まっすぐ寄宿舎に帰りましょう(むくろとの会話でカケラ緑12〜72) | 不審な人影が通ったわね…(カムクラと会話でカケラ赤12〜72) |
相手 | ステータス上昇 |
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朝日奈&春川 | 腕力+4〜36、知力+2〜18、素早さ+6〜54 |
キーボ | 発言力+6〜36、知力+2〜12、素早さ+2〜12 |
苗木 | 集中力+6〜36、幸運+6~36 |
最原 | 知力+4〜24、素早さ+4〜24 |
モノクマ&モノミ | 腕力+6〜54、知力+4〜36、素早さ+2〜18 |
…とうとう来たのね。超高校級の探偵として…父が学園長を務める、この学園に。
私はこれからも…探偵であり続ける。だけど、変わった事もあるわね。
今の私には…一緒に新たな世界に踏み出す事が、楽しみだと思える仲間がいるのだから。
霧切:よろしく、江ノ島さん。
むくろ:霧切ってバリバリの体育会系じゃないけど、体育の成績悪くないじゃん?頼りにしてっから!
霧切:それは私のセリフよ。あなたが運動のできる人なのは、立ち振る舞いを見ていればわかるわ。
むくろ:まぁモデルって結構体力要るしー、体系キープしなきゃだから、ちょっとは運動してるよ。
むくろ:よく見てんじゃん。さすが超高校級の探偵って感じ?
競技前に、互いに能力を認め合った!
霧切:「超高校級の王女」の統率力は油断ならないわね…
ソニア:お隣のレーンは霧切さん達なのですね!わたくしがお相手つかまつります!
霧切:よろしく、という事かしら?こちらこそ。
ソニア:わたくしの国にはこんな競技はありませんでしたが…だからこそ楽しみです!やるならやらねば!
霧切:…とても張り切っているようだから、まあ、強敵ではあるのかしら。
隣のレーンのソニア達と、熱い勝負を繰り広げた!
春川:…私を警戒してる?
霧切:…不躾な目線を剥けてしまっていたかしら。
霧切:そんなつもりはなかったのだけど…気に障ったならごめんなさい。
春川:別に…あんたは何もしてない。私がなんとなくそう感じただけだよ。
霧切:鋭いのね。あなたと、パートナーの茶柱さん…
霧切:どちらも身体能力が優れているから、強敵になるだろうと考えていた…それだけよ。
春川:ま、そうかもね。体育祭とか面倒だけど…手を抜くつもりはないから。
春川:…うちのクラスには、ちゃんと走らないと突っかかってきそうなのもいるし。
隣のレーンの春川達と、熱い勝負を繰り広げた!
左右田:おっ、霧切…お化け屋敷に寄っていかねーか?中の仕掛けはオレが作ったんだぜ!
霧切:それはさぞ凝ったお化け屋敷なんでしょうね。でも、遠慮しておくわ。
左右田:な、なんでだよ!?絶対おもしれーぞ!?
左右田:あ…まさか、実はオバケがコエーとか急に驚かされると弱いとか…そういう事だったり?
霧切:いいえ、そういう訳じゃないわ。
左右田:だよな…
左右田:あ、1人で入ってもつまんねーって事ならオレが一緒に入ってもいいぜ?
左右田:ただしオレはすげービビるかもしんねーから、先に立ってオレを守ってくれよな!
霧切:…仕掛けを作ったのは左右田くんなのよね?
一緒に入ると大変そうなので、左右田の誘いはお断りしておいた…
夢野:魔法じゃ…魔法じゃ魔法じゃ魔法じゃ!
むくろ:あーもう、うるさいってー!
霧切:何かトラブルかしら?…だいたい予想はつくけれど。
むくろ:あー霧切、いいとこに来たわ。夢野がこれからマジックショーするんだけどさー…
夢野:マジカルショーじゃ!
むくろ:こんな感じでさー…
むくろ:アタシがどんな手品やるのって聞いてから、魔法だって言い張って譲らないんだよね。
夢野:譲らんのはそっちじゃろ。ウチは魔法使いだと何度言えばわかるんじゃ。
むくろ:だってさー、魔法なんてある訳ないっしょ?霧切からもなんか言ってやってよー。
夢野:いや…霧切よ!お主、ウチのマジカルショーを観てはくれんか?
霧切:私が?
夢野:うむ…霧切がウチの魔法は本物だと言えば、頑固な江ノ島も認めざるを得ないはずじゃ。
むくろ:あーあ、言っちゃった…知らないよー?
むくろ:霧切なら、アンタの手品のトリックなんか絶対見破っちゃうじゃん。
夢野:いいや…ウチの魔法にトリックなどない!それを霧切に照明してもらうんじゃ!
むくろ:だってさ、霧切。逆に夢野に、タネも仕掛けもある手品だって認めさせてやってよー。
夢野:よし…2人とも、そこで見ておれ。そして、ウチの魔法に感嘆するがよい。
霧切:まだショーを観ていくとは言ってないのだけど…行ってしまったわね。
…夢野と江ノ島になんと言ったものか考えながら、マジカルショーを楽しませてもらった!
桑田:あー、働いたら喉渇いたっつーの!冷たいの1杯頼むぜ!
霧切:わかったわ。
「ゴソゴソ…」
霧切:…はい、どうぞ。
桑田:おう、サンキュ。
桑田:んー…うーん…あのさぁ…
霧切:まだ何か用かしら?
桑田:余計なお世話っつーヤツかもしんねーけどさ…オメー、もっと笑うようにしたらモテんじゃね?
桑田:そうだ、せっかく接客やってんだし?オメーがニコッと笑ってジュース渡してやれば…
桑田:その辺の草食男子なんか一発だって!あ、オレもちょっとグッと来ちゃうかも!
霧切:別に、私は今のままで困らないわ。接客態度が冷たいという事なら、そこは改めるけれど。
桑田:なんだ…けっこーマジなアドバイスだったんだけどなー。
霧切:あなたは誰にでもそういう事を言うんじゃない?
桑田:確かにオレってそういうヤツに見えるかもだけど、今のは霧切だから言ったんだって!
桑田のアドバイスはさておき…接客は少し柔らかくするように気を付けた!
霧切:…苗木君?
苗木:霧切さん?どうしたの?もう終業式もホームルームも終わってるけど…
霧切:別に…なんとなく寄っただけよ。このところ仕事が続いて、足が遠のいていたから。
苗木:そっか…霧切さん、最近忙しそうだったもんね。
苗木:クリスマスもいなかったし…もしかしたら、今年はもう会えないかもって思ってたよ。
霧切:…私もそう思っていたわ。
霧切:あなたこそ、どうして1人でこんな所にいたの?
苗木:もしかしたら…ここにいれば、霧切さんが帰ってくるかなって。
霧切:…私が?
苗木:あのさ、霧切さん…忙しいとは思うんだけど…
苗木:もし辛い事や、誰かの手を借りたい事があったら、なんでも話してよ。
苗木:ボクにできる事なんてないかもしれないけど…力になりたいからさ。
霧切:……………
霧切:じゃあ…苗木君の事を話してちょうだい。
苗木:えっ?ボク?急に…どうしたの?
霧切:私に話せと言っておいて、自分が話すのは嫌?
苗木:そ、そんな事ないよ!ボクに話せる事ならなんでも…
苗木:ただ…ボクって普通すぎるくらい普通だから、あっという間に話し終わっちゃうかもしれないけどさ。
霧切:あなたの普通の話こそ、私にとっては斬新な内容かもしれないわよ。
霧切:普通の男の子が、どんな暮らしをしているか…私はあまり、実際のところを知らないから。
苗木:えっ?そうなの?
霧切:子供の頃から、海外にいた期間が長いし…中学からは女子校だったしね。
霧切:それに周りの男性といえば、探偵や事件関係者ばかりだったわ。
苗木:そっか…それなら、ボクの普通の話にだって新鮮なところもあるかもしれないね。
霧切:それに…あなたの話なら、別になんだって…
霧切:感情を抑えて…他人に踏み込みすぎないように…そう心がけているはずなのにね。
苗木と色々話をして過ごした…
江ノ島(むくろ):あれっ、霧切じゃん。今日の終業式はいなかったよね?また仕事とか?
霧切:急な依頼でね。急いで片付けて戻ったけれど…終業式には間に合わなかったわね。
江ノ島(むくろ):ふーん…大変だね。霧切って、なんか正月も仕事してそうだよね。
霧切:そうね。クリスマスも年末年始も探偵の仕事なんて、よくある事だけど…
霧切:それなら、モデルだって年中忙しいんじゃない?
江ノ島(むくろ):えっ?あー…もちろん、撮影とかはあるかな。
江ノ島(むくろ):でも霧切みたいに、いきなり事件だーとか捜査が続いて帰れないとか、そういう事はないよ。
江ノ島(むくろ):そっちは捜査で何日も泊まり込みとかあるんでしょ?しんどそうだよねー。
霧切:別に…私は慣れてるから。
江ノ島(むくろ)あ、もしかして明日も忙しかったり?
霧切:いえ、依頼は片付いたから今のところ空いているけど…何かあるの?
江ノ島(むくろ):朝日奈が、クリスマスは過ぎちゃったけどパーティーしないかってみんなに声掛けてるんだよね。
江ノ島(むくろ):空いてるなら、出席って事でいい?
霧切:そうね…きっと行けるはずよ。
江ノ島(むくろ):あー、急に探偵のお仕事になるかもだもんね。事件は待ってくれないってヤツ?
江ノ島(むくろ):急にダメになってもいいように朝日奈に言っとくよ。でも…霧切も、来られるといいね。
霧切:私も…行けるといいと思っているわ。
…明日が少し楽しみになった!
霧切:待って。あなた…何者なの?
カムクラ:不法侵入者ではありませんよ。僕がこの学園に滞在する事は認められています。
霧切:それはわかっているわ…あなた、2年も前から学園で噂になているから。
霧切:正規の生徒ではない、同年代の長すぎる髪の男性…まさか、在学中に遭遇する事になるとはね。
霧切:こうして実在し、長期にわたって目撃されている…でも、学園の上層部や警備部が排除する様子はない。
霧切:あなたが学園側にここにいる事を許可されているのは疑わないわ。
カムクラ:僕はカムクライズル…そう呼ばれています。
霧切:カムクラ…希望ヶ峰学園の創始者と同じ名前ね。
霧切:呼ばれているという事は…それは本名ではなく、またあなたをカムクラと呼ぶ人間がいるという事…
霧切:ならばそれは、この学園の関係者と考えるのが自然ね。
カムクラ:名乗っただけでそこまで理解する…あなたの才能は、超分析能力や探偵といったところですか。
霧切:あなたに対して才能を隠す意味はないみたいね。私は霧切響子…超高校級の探偵よ。
カムクラ:霧切…では学園長の関係者ですか。
霧切:…だから何?あなたをカムクラと呼んだのは…あの人なの?
カムクラ:学園長は僕の事を知っていますが、僕をカムクラと呼び始めた当人ではありませんよ。
カムクラ:僕は…学園長に保護されたんです。
霧切:…保護?
カムクラ:正式に学園に通ってみないかと聞かれた事もあります。お断りしましたけどね。
霧切:あなたも…超高校級と呼べる才能の持ち主なの?いったい何者なの?
カムクラ:あなたにそれを調べる理由があるんですか?
霧切:…ないわね。あなたは不審な存在ではあるけれど…私は誰からも、あなたに関する依頼を受けていない。
カムクラ:なら、探偵の出る幕はありませんね。なのに僕の事を気にする…学園長の事が心配ですか?
霧切:…そんな訳ないでしょう。
霧切:話を聞く限り、友好関係にあるみたいだし…心配する必要も、理由もないわよ。
カムクラ:ふーん…そうですか。まぁ、安心してください。今後も学園の不利益になる事をする予定はないので。
霧切:だから…心配なんかしていないわよ。
思わぬ出会いがあった…
朝日奈:あれっ、春川ちゃんだー!こんな時間にどうしたの?
春川:どうしたも何も、ちょっと体を動かしてきただけだよ。
霧切:あぁ…あなたはたまに、百田君や最原君とトレーニングをしているんだったわね。
春川:ふーん、知ってたんだ。
霧切:最原君から聞いた事があったのよ。探偵同士、彼とはたまに話をするから。
朝日奈:春川ちゃん、運動好きだったんだね!知らなかったよー。
朝日奈:ねぇ、水泳は?水泳はする?
春川:泳ぐ事は…あまりないね。必要に迫られればするけど。
朝日奈:泳ぐ事が必要に迫られる状況って…残念だけど、あんまりなくない?
春川:まぁ、そうかもね…ところで、そっちは連れ立ってそこか行くの?
霧切:私達はこれから大浴場に行くところよ。
春川:へぇ…あんたもそういう所、行くんだね。
霧切:誘われれば、たまにはね。
朝日奈:私はトレーニング帰り、霧切ちゃんは仕事帰りでさ。丁度いいから大きなお風呂行こうよって誘ったんだ。
朝日奈:あ、ひと汗かいてきたとこならさ、春川ちゃんも一緒に行かない?
春川:私はいい。部屋でシャワー浴びるから。
朝日奈:そう言わずにー。お風呂の後のドーナツはおいしいよ?
春川:…そこはアイスとかじゃないんだ。
霧切:朝日奈さん…さっきは遅い時間のドーナツは控えると言ってなかったかしら?
朝日奈:い、言ったけどさ…うぅっ、霧切ちゃんが意地悪だ!
朝日奈:あのね…春川ちゃんと、お茶でもしながらゆっくり話してみたいなーと思ったんだよ。
朝日奈:クラス違うし、あまり接点ないかもって思ったけど、仲良くなったら一緒にスポーツできるかもーって。
春川:ドーナツ食べたいだけじゃなくて?
朝日奈:そんなんじゃないよ!春川ちゃんが好きなおやつがあるならそっちにするし!
春川:別に、メニューはどうでもいいけど。
霧切:一緒に来てくれるみたいよ。よかったわね、朝日奈さん。
春川:ちょっと…まだ行くとは言ってないよ。
朝日奈:えへへ、やったねー!もちろん、霧切ちゃんも一緒にね!
春川:…はぁ、仕方ないね。
…夜の女子会を開いた!
キーボ:霧切さんも「超高校級の探偵」なんですよね?
霧切:そうよ。あなたのクラスの最原君と同じ。
キーボ:超高校級とまで言われる若き探偵が2人揃うなんて、まるでフィクションの世界のようですね。
霧切:様々な功績を持つ十代の探偵なら、これまでに何度か会った事があるわよ。
キーボ:な…何度も!?
霧切:えぇ、決して珍しいものではないわ。もちろん、成人した探偵の方がずっと多いけれど。
キーボ:探偵業界というのは、ボクが思っていたより広く深い世界のようですね。認識を改めます。
キーボ:ご迷惑でなければ、もう少し探偵というものについてお話を伺ってもいいでしょうか?
霧切:…そんな事を知ってどうするの?
キーボ:どうするというか…身近に2人も探偵がいれば、自然と興味も湧いてきますよ。
キーボ:最原クンには以前、ご親戚の探偵事務所を手伝っていたと聞いた事があるのですが…
キーボ:霧切さんにもそういった、探偵業を始めるきっかけはあったんですか?
霧切:きっかけと言えるものは特にないわね。私は生まれつきの探偵だから。
キーボ:ボクが生まれつきのロボットであるのと同じように…ですか?
霧切:…それはどうかしら。
キーボ:それにしても…生まれつきと言うからには、さぞ多くの事件に関わって来たんでしょうね。
霧切:そうでもないわよ。数多くの事件を同時に解決する事を得意とする探偵なんかと比べたらね。
キーボ:そ、そんな探偵もいるんですか!?探偵業界とは凄い世界なんですね…!
霧切:探偵と一口に言っても様々よ。考え方も捜査のスタイルも、得意とする分野もね。
キーボ:…得意分野、ですか?
霧切:色々あるわよ。テロや賭博、誘拐…インターネットの不正アクセスを主に扱うという探偵もいるわね。
キーボ:へぇ…興味深いお話ですね。最原クンにも今度、得意分野はあるのか聞いてみましょう。
キーボ:ちなみに霧切さんは、どういった分野を得意としているんですか?
霧切:…殺人犯よ。
キーボ:…えっ?
霧切:…そろそろあなたの関心は満たされたかしら?
キーボ:えぇ…ありがとうございました。それにしても、得意分野が殺人犯とは…
キーボ:霧切さんがどんな大変な事件に遭遇してきたのか、ボクには想像もつかないというか…
キーボ:…凄いです。違う世界を生きている人のように感じてしまいます。
霧切:…ロボットのあなたに言われてもね。
苗木:あれっ…霧切さん?こんな遅くにどうしたの?
霧切:学園長の所へ行っていただけよ。
苗木:学園長の所へ…それって、もしかして…
霧切:…仕事よ。だから詳しい事は話せないわ。
苗木:えっ?仕事…だったんだ。
苗木:あのさ…前からちょっと気になってたんだけど、霧切学園長って、霧切さんの…
霧切:そんな事を聞いてどうするの?
苗木:どうするって…ただ、知りたくてさ。
霧切:知りたい?私の事を?
苗木:霧切さんはもしかしたら、自分の事を話すのがあまり好きじゃないかもしれないけど…
苗木:せっかく同じクラスになったんだから…お互いの事を知って、もっと仲良くなりたいんだ。
霧切:ふーん…まぁ、あなたの疑問には答えるわ。珍しい苗字だから、関係者と思われるのも当然だし。
霧切:学園長は…私の父よ。
苗木:やっぱり、そうなんだ…
苗木:希望ヶ峰学園の学園長と、超高校級の生とが親子で、一緒に仕事までしてるなんて…凄い話だね。
霧切:親子かどうかなんて関係ないわ。探偵が依頼をこなすのは当然の事だし…
霧切:そもそも私達は、仕事に必要な話しかしないような間柄だしね。
苗木:えっ?
霧切:私は幼い頃に、父とは別れたの。今更あの人と話す事なんてないわ。
苗木:そう…だったんだ…
苗木:でも…本当に話したい事はないの?
苗木:それに、学園長の方も…もしかしたら霧切さんに言いたい事があるかも…
霧切:…あるはずないわよ。
苗木:それを…お父さんに確認してみた事、ある?
霧切:わざわざ確認する理由がないわ。私はあの人の事なんて、なんとも思ってないもの。
苗木:…………
霧切:…ごめんなさい、余計な話をしたわね。聞いた事を後悔したんじゃないかしら?
苗木:いや…そんな事ないよ!
苗木:むしろ、話してくれて嬉しいよ。誰にでも喋りたいような事じゃないと思うしさ…
苗木:よかったら、もっと霧切さんの話を聞かせてよ。話したい事がないなら…無理にとは言わないけどさ。
霧切:…気が向いたらね。
最原:そういえば、霧切さんに聞いてみたかった事があるんだ。
霧切:…何かしら?
最原:霧切さんって、高校生になるよりもずっと前から探偵として活動してるんだよね?
霧切:そうね…初めて助手として仕事をしたのは、もう何年も前になるかしら。
最原:そ…そんなに!?
最原:高校生でも探偵としては若い方だと思ってたけど…さすが霧切さんだね。
最原:…なんだか申し訳なくなっちゃうな。
最原:僕みたいな見習いが、霧切さんと同じように「超高校級の探偵」って呼ばれるなんて…
霧切:あなただって…能力や鉱石を認められたから今ここにいるはずでしょう?
最原:どうかな…僕が超高校級になったのは、たまたま事件を解決できたからだし…
霧切:偶然の要素があったとしても、あなたは真実を掴んで、その手で事件を終わらせたんでしょう?
霧切:その結果は誰にも否定できないわ…あなた自身にもね。
最原:……………
霧切:それに…あなたは探偵として周りに認められて、頼られているように見えるわよ。
霧切:この間も、星くんや辺古山さんと一緒に学園中を駆け回っていたみたいだけど…
霧切:きっと、探偵として彼らに何か頼まれての事でしょう?
最原:あれは…学園に迷い込んだっていう猫を捜してたんだ。
最原:ペット捜しなら前にも仕事でやった事があるから、僕でも役に立てたけど…
霧切:あなたにとって、そんな風にみんなに頼られるのは無意味な事?
最原:…それは違うよ。みんなの役に立てるのは嬉しい。
霧切:だったら、自分を私と比べる必要はないんじゃない?
霧切:一口に探偵と言っても色々よ…やり方も考え方も、探偵になった理由も携わってきた事件も違う。
霧切:私は自分がそうあるべきと信じるままに、真実を求める。
霧切:あなたにはあなたの考え方や、探偵として得た成果がある…そうでしょう?
最原:そうだね。それは、大事にしていきたい。
最原:弱気な事を言ってごめん。いつの間にか、励まして貰っちゃったね。
モノミ:霧切さん、次の体育はあちしのクラスと一緒でちゅね!よろしくお願いしまちゅ!
霧切:そう…よろしく。
モノクマ:不出来な妹がお世話になりまーす!
モノミ:わわ、モノクマ!?なんであんたが、ここにいるんでちゅか!?
モノクマ:なんでも何も…ボクもこの学園に通ってるんだから、授業に出たっておかしくないでしょ。
モノミ:普段はほとんど出てないじゃないでちゅか!
モノクマ:だって希望ヶ峰学園って、試験の成績さえ良ければいいんでしょ?
モノクマ:だから普段は、のびのび学生ニート生活を満喫しててもいいんだよね?
モノミ:いい訳ないでちょう!
モノミ:授業を休んでる生徒さんだって、その間は才能を活かして色々な活動をしてるんでちゅよ!
モノミ:霧切さんだって、学園に通いながら探偵活動もやってまちゅよね?
霧切:まぁね…そういう事もあるわよ。
モノミ:大変そうでちゅ!頑張ってて偉いでちゅ!
霧切:別に、私にとっては当たり前の事よ。以前からそういう生活だから。
モノクマ:まぁ、才能があるっていうのも大変だよね。
モノクマ:普通の生活を捨てなきゃならない…他の生き方を選べない…自由がないよね。
霧切:私は、探偵である事に誇りを持っているわ。今の生き方で…これでよかったと思ってる。
モノクマ:選ぶっていう発想の余地すらなかったから、そう思わざるを得ないだけじゃなくて?
モノミ:霧切さん…あちしは自分の才能に誇りを持ってるあなたがかっこいいと思いまちゅ。
モノミ:でも、無理だけはしないでね。
モノミ:もし辛い事や悲しい事があったら…あちしや、クラスのミナサンにお話ししたっていいんでちゅよ。
モノミ:もちろん、楽しいお話だって大歓迎でちゅ!
霧切:私から話せる事なんて、何もないわよ。
モノミ:そ、そうでちゅか…でも気が変わったら、ぜひお話してくだちゃいね…
モノクマ:霧切さんは頑張ってるけど…モノミは別に何もできてないよね。
モノクマ:オマエ、普段何してるの?て言うか…何のためにこの学校にいるの?
モノミ:そ…それはモノクマだって一緒じゃないでちゅかー!
V3には関係のない、ダンガンロンパ1・2Reloadのスクールモードでのデータです。
…あなたとの時間、こんなに楽しめるとは思ってもみなかったわ。
お陰で、心にわだかまっていた何かが少し晴れたような…
…そんな気がする。
ありがとう、苗木君…
それじゃ、そろそろ戻りましょうか。
ただ、普通に話をしているだけでも気晴らしになるものね。
いえ、相手が苗木君だから…なのかもしれない…
よければ…また誘って…
それじゃ、戻りましょうか。
…少し疲れたみたい。先に戻って休ませてもらうわよ。
じゃあね…
…………
ごめんなさい、私はあなたほど暇じゃないの。誘う時はもう少し考えてくれないかしら。
…じゃあね。
な、何…突然…?どうしてそんな事を聞くの?
カップラーメンと聞くと…なぜか…嫌な気分になるのよ…
話す事がないなら、黙っていても問題はないわ…
沈黙を埋めようと、無茶な話題を振られても迷惑だから。
そうね、適切な糖分摂取は必要ね。
砂糖は、養分摂取の即効性に優れている。すぐに脳にエネルギーとして吸収されるのよ。
だから、私は疲れた時に飲むコーヒーにチョコレートを添えるわ。
チョコを口に入れた後、コーヒーを飲み、口の中で転がしながら飲む…
これ、息抜きにもいいのよ?
…あなたよ、苗木君。
自覚はないようだけれど…あなたって不可解な行動が多いのよ。
今だって…どうして私を…
…いえ、今のは聞かなかった事にして。私自身の手で、いつか明らかにするから。
これが…気になるのね。
けれど、人の体の事を無暗に詮索するのはどうかと思うわ…
どうして…そんな事を聞くの?
もしかして…何か作って欲しいって事なのかしら?
ねぇ、苗木君…
あなたに駆け引きなんて似合わないわ。
遠回しに言うよりも、正面から言ってみたら?その方が、バカ正直なあなたらしい…
それに、真っ直ぐに言われた方が、心に響く事もある…
それは…あなただって知っているわよね。
えぇ、頂くわ。ありがとう。
もしかして、苗木君もコーヒー派なのかしら?
だったら、少しこの身の味について話してみる?あなたの知識を溜めさせてもらうわ。
もし、私の想像以上だったら…そうね…
今度は私があなたの為に特別な一杯を淹れてあげてもいいけど?
別に、シリアルでもいいんじゃないかしら?
イメージの押し付けよ…
…そんなつもりはない。
本当に冷めていれば、こんな風にあなたに付き合ったりしない。
いっそ、今の私の感情を見破るくらいの気概を見せてくれないかしら?
…ふふ、苗木君には無理でしょうけど。
アンティークドールね…本当にかわいいわ。
何、その意外そうな顔は…私だってかわいいものは好きよ。
…覚えておいてね、苗木君。
そう…苗木君は懐かしく感じるのね。
悪いけど、私はこういう物に詳しくないの。なんとも思わないわ。
男の子ってそういう遊びが好きよね…
いえ、悪い事だなんて言ってないわよ。かわいいと思って。
…あぁ、男の子にかわいいはよくなかったかしら?気に障ったならごめんなさい。
別にいいんじゃないかしら、放っておいても。
それとも、手伝って欲しくて私を誘ったの?だったら無理な相談よ。
学校の購買に置くような物じゃないわね。どうして、こんな物があるのかしら。
それに、苗木君も…どうして真っ先にそこに気が付いたの?
もしかして、あなたも香にこだわりがあるのかしら?
ふーん、意外ね。覚えておくわ。
…断言はできないけれど、私にはすべて贋作に見えるわね。
けど、希望ヶ峰学園ともあろう場所にどうしてこんな物が…
やっぱり、ここは何かおかしいわね。
…悪いけど興味ないわね。探すなら1人でやって。
あんな物が欲しいの?
…何に使うつもり?私の想像の範疇にないわね。
けど、面白いわ。なぜあれに興味を持ったのか聞かせてもらえる?
まったく…こんな物をどこで作ったのかしら?
自分のグッズを作るなんて、とんだナルシストね。
超高校級の生徒の為の物と考えると、大した事ないわね。
本当の専門書は私達が行く事の出来ない場所…各研究施設にしか存在していない。
…いつになったらそこに行けるようになるのかしら…
私は…こんな所で何をしているのかしら…
霧切:希望ヶ峰学園の在校生となる人の著作だもの、あるんじゃないかしら。
霧切:彼女を理解する上では、きっと貴重な資料になるでしょうね…
霧切:でも、彼女は恋愛小説が専門だったわね。あまり興味が湧かないジャンルだわ…
苗木:そうなんだ…なんだか、霧切さんらしいね。
霧切:それって、どういう意味?
霧切:私は恋愛に興味がない…苗木君はそう思ってるのかしら?
苗木:べ、別に…そうじゃなくて…
霧切:フィクションとしての恋愛は現実味がなくて、つまらないだけよ…
霧切:現実のやり取りや駆け引きには、もっと複雑な想いが絡むはずだから…
私はマンガ文化にはあまり親しみがないの。
ただ、海外でもマンガは高く評価されている。それは知っているわ。
ねぇ、どんなものなのか教えてくれない?
…もちろん、苗木君が好きなジャンルについてでいいから。
別にいいわよ。
私達は学生なんだから…ここで勉強するのは自然な事だわ。
ただ、あなたの面倒を見る気はないからね。足を引っ張らないで。
…………
…恐らく実用書、かしら?
よく…わからないの…私、自分の事が…
えぇ、お陰で落ち着くわ。
…普段なら、こういう場所に来たら1人になりたいと思う。
だって、そうでしょう?読書は1人でするものだから。
…でも、なぜかしら。
あなたなら、そばにいても煩わしいとは思わない…
気持ちはわかるけれど、無理しなくてもいいんじゃない?
こんな状態なんだもの、何日かかるかわからないわよ?
埃っぽくて寝る気にならないわ…あなたってそういうところに無頓着なのね。
そうね…確かに読書は楽しいわ。
知識を得る行為としては妥当で安易だけれど…
その分、過去から現在に至るまで蓄積された量は充分。
それらを吸収できるかは、自分次第だけれど…
楽しいと感じるのなら、きっと苗木君は出来る人なんでしょうね。
えぇ、いいわよ。
けど、そんな風に誘ってくるって事は…
腕に覚えがあるのかしら?なら、手加減はしないわよ。
そもそも、負ける気がしないけど。
だって、苗木君って…すぐに顔に考えが出るもの。
…遠慮するわ。手袋をしていると…投げにくいの。
ビリヤード…?
苗木君がビリヤードに誘ってくるなんて意外だったわ。
人は見かけによらないのね。いいわ、やりましょうか。
別に、なんだっていいじゃない…苗木君には何の関係もないでしょう?
…そうみたいね。
でも、校内にギャンブを想起させる物があるのは…どうなのかしらね?
ギャンブルで身を滅ぼす心理は理解できないわ。自制がないとしか思えない。
これ、よく見ると…中のフィギュアがチェスの駒を持ってるのね。
そう言えば…どうしてここにはチェスがないのかしら。
私、結構得意なのよ。披露できなくて残念だわ。
…どうなのかしらね。
彼女が好きなのは勝負事そのものであり…その緊張感じゃないかしら。
超高校級の幸運であるあなたなら彼女の相手が務まるかもしれないわよ?
どちらの才能が勝利するのか、ちょっと興味深いわ。
ねぇ、私に何を期待しているのか知らないけれど…
あなたに話す事なんてないわ。
…だから、苗木君の話を聞かせて。
それなら…いくらでも付き合ってあげるわ。いいでしょう?
こんな部屋があるのは、生活にメリハリを出す為…かしら。
それとも、生徒達の能力に合わせた結果なのか…
どちらにせよ、この学園の特殊性を示しているわ。
良くも悪くも、ね…
…そういうものなの?
日本の学校における怪談話の定番とは耳にした事があるけれど…本当なのね。
日本人学生の共有意識なのかしら…
それで、苗木君も怖がっていたの?
そうね…今は、ゆっくり音楽を鑑賞する気分じゃないわ。
だったら、他の部屋に行ってみましょう。ここにいてもする事がないしね。
そうね…TPOを弁えた音楽は人の心を乱しも助けもしてくれる…
ここで抱いた想いを共有出来る事になる。
ある意味、言葉よりも冗舌な感情表現なのかもしれないわね。
…これといってないけれど、静かなものがいいわね。
でも、曲の印象なんて、一緒に聞く人次第でどうにでも変わる…
もちろん、1人で聴きたい時だってあるけれど…
…苗木君はどうなのかしら。今、誰かと聴きたい気分だったりするの?
カラオケ…?
もちろん知っているけれど…やった事はないわね。
でも、何が楽しいのかしら?
やればわかるとは言われるけれど、実際にその機会がなくてね。
…ねぇ、苗木君。今度、一緒に試してくれないかしら?
ここから出られたらの話、だけど。
ふぅん、あなたも彼女のファンなのね…
別に…なんでもないわ。嗜好は個人の自由よ。
…………
どうして、そんな事をしなくちゃならないのかしら?
えぇ、かなりの値打ちものでしょうね。希望ヶ峰学園の名に恥じない物だわ。
きっと、多くの超高校級の芸術家達の相手を担ってきたんでしょうね。
これからも…そうなるといいのだけど…
私は趣味じゃないわね…
ホールコンサートなら考えない事もないけれどライブハウスは遠慮するわ。
ガーデニングって…ここで?
…あなたの発想って、面白いわね。
そう言えば、あなたって超高校級の幸運なのよね…
あなたが世話すれば、貴重な植物も育ったりするのかしら?
だったら、重宝されるでしょうね。
熱帯植物があるせいでしょうね…
居心地が悪いわね。私は別の場所に行くわよ。
…確かに、飼育小屋があるわね。けど、誰が世話しているのかしら?
さすがに、動物の飼育まで全自動化するのは難しいでしょうし…
まさか、モノクマが…?
けど、クマが鳥の世話をするなんて…
ふふ、想像するとなんだかおかしい。
もしかして、私とこの場所が、って事?
自分でもそう思うわ…植物を育てるなんて経験ないもの。
…………
本気で言ってるの?そんな物を作ってどうするの?
お互いに渡し合うくらいしか使い道がないじゃない…
ま、まぁ…だけど…
苗木君が…受け取ってくれるのなら作ってもいいけれど…
そうね…たとえフェイクであっても…
それが真実と思い込めば、その人にとっては唯一無二の真実となる…
でも…そのまま自分に嘘をついて生きていくのは…正しいのかしら…
そうね…気晴らしにはいいかもしれないわ。
でも、日本ではお花見と言ったら桜なんでしょう?
確か、武道場になら咲いていたわね。行ってみましょうか…
見た事もない品種ね…
希望ヶ峰学園で開発された花なのかしら?悪趣味ね…
わざわざ誘っておいて、1人で寝るつもり?
どうやら、あなたに付き合ったのは時間の無駄だったようね…
攻略
キャラクター
学級裁判
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