名前 | 春川魔姫(ハルカワマキ) | |
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CV | 坂本真綾 | |
身長 | 162cm | |
体重 | 44kg | |
胸囲 | 77cm | |
血液型 | A型 | |
誕生日 | 2月2日 | |
好きなもの | 朝の湖畔 | |
嫌いなもの | 冬の湖畔 | |
一人称 | 私 | |
三人称 | 男女共に苗字で呼び捨て | |
特記事項 | 超高校級の保育士 |
「超高校級の保育士」だが、その肩書に似合わず女性キャラクターの中では最も無愛想。しかも保育士なのに「子供が好きでない」と自分自身で語っている。にもかかわらずなぜか子供には懐かれるようで、「なんか私に寄ってくる」らしい。赤松はその件について「実は愛が深いタイプとか?」と分析している。しかし実際のところ、孤児院で育ったために子供の世話を否でもしなければならない境遇だったらしい。学級裁判では遠慮せずに鋭く疑問を投げつけてくるタイプ。
通常 | なんなの?/どうなの? | ……/うん…/さあね | はあ… | そうだよ?/どうでもいいよ |
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違う!/どういう意味?/あのさ/は?/ところでさ | 別に…/ムカつく… | ねえ/殺されたいの? | あのさ/ふーん | はあ…/変なの |
その他 | ||||
…子供が好きそうに見えない?それ、当たってるよ。別に子供なんか好きじゃないから
自分が他人から見て無愛想に見えることを自覚しているようで、自己紹介直後にはこんな台詞を言う。
あいつら…意味不明だよ。なんか私に寄って来るんだよね。面倒見がいい訳でも愛想がいい訳でもないのにさ。
子供は好きじゃないが子供には好かれる春川。孤児院育ちの春川はその境遇上、年下の子供の面倒をしなければならなかったらしい。
…選んでない。私に選ぶ事なんてできない。
私はずっと孤児院で育って…そのままそこを手伝わされるようになっただけだから。
赤松に「自分に合った道の保育士を選んだんだね」と言われた時の反応。孤児院育ちという境遇を、少なくともポジティブには捉えていない印象を受ける。
犯人を見つけられなきゃ命がないって状況で、簡単に答えを出す気はないけど…ただ…今のところ、あんた達を疑わない理由もない。
殺人現場は赤松達の部屋で…第一発見者も赤松…何か犯人じゃないって言える根拠がないと、あんたは疑われ続けるんじゃない?
特に怪しいのは赤松達3人。それは変わらないよ。
春川は冷静で理論的でもあり、犯人捜しに関しては筋の通った発言をする。
…くだらない。さっさと続きを始めようよ。
そもそも包丁の出所が厨房って事くらい、探偵じゃなくても想像できる。
容疑者は誰だってそう主張する。
まぁ、見えすいた嘘に見えすいた嘘で返すのもどうかと思うけど。
裁判中にはトゲのある冷ややかな言葉を言い放つことが多い。
より詳細なデータはプレゼント一覧参照。
程度 | セリフ | プレゼント例 |
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大好物 | こんな物を貰うなんて思わなかった/ありがとう。大切にするよ。/子供が喜びそうな物だよね | ハンドミラー、絵本作家ですのよ、たのしいどうぶつえん、ごはんのつみき、宇宙のたまご |
好物 | ふーん…こんなおかしな状況でプレゼントなんて、余裕があるんだね/…これ、私に?ふーん…〜 | ウーロン茶、クレオパトラの真珠、メープルファッジ、愛の鍵 |
普通 | あぁ…私にくれるんだ/…こんな状況でも人に贈り物を〜/…案外、趣味が悪いんだね | しょうが湯、砂糖 |
嫌い | 要らない物を押し付けようとしてるなら〜/…これを渡して、私が喜ぶと思ったの?/何これ…どこからこんな物持ってきたの?/…………悪いけど、要らない | 不死の酒フリー、日本人形のウィッグ、ソーイングセット、ケチャップ、オリーブオイル、風船爆弾ガム、ガチガチアイス、すき焼きキャラメル、純白の模擬刀 |
◎が「凄く楽しんでもらえた」、○が「まあまあ話は盛り上がった」、△が「あまり楽しんでもらえなかった」、×が「雰囲気は最悪だ」
場所 | 選択肢パターン1 | 選択肢パターン2 | 選択肢パターン3 |
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AVルーム | ○虫さんの〜 ◎アスリートの〜 ×殺し屋の〜 |
×アクション映画〜 ◎コメディー映画〜 ○アニメ映画〜 |
△眠くなりそう ◎パッケージ〜 ×映像よりも〜 |
食堂 | ◎料理を〜 ×生ゴミを〜 ○洗い物を〜 |
△冷蔵庫〜 ◎ティータイム〜 ×断食〜 |
◎食後は運動〜 △食後はコーヒー〜 ×食後はムラムラ〜 |
図書室 | ×えっちな本を ◎漫画を ○退屈だね |
○勉強〜 ×叫びたく〜 ◎絵本でも〜 |
◎小説でも〜 △秘境の写真〜 ×宗教書でも〜 |
体育館 | ○体を〜 ◎掃除を〜 ×疲れちゃったね |
◎まずは筋トレ〜 ×まずは脱いで〜 ○まずはイメージ〜 |
◎ドッジボール〜 △僕は見学〜 ×燃やし〜 |
中庭 | ○外の空気を〜 ◎ランニング〜 ×暗殺でも〜 |
△日向ぼっこ ×とりあえず踊ろう ◎いい景色 |
△ここにも〜 ×早く外に ◎ずっとここに〜 |
ココロンパ | ○7番目の発言「忘れないと…」に「肯定」 ×7番目の発言「忘れないと…」に「否定」 △9番目の発言「恨んでる」に「肯定」 ◎9番目の発言「恨んでる」に「否定」 |
学校行事での才能のカケラ入手数、仲良しマスでのステータス上昇値はプレイしている自分のカードとイベントで登場する相手のカードの所持している最高レアリティに依存。全てNなら最低値、全てUなら最高値になります。
N | S | U |
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レベル | 発言力 | 集中力 | 腕力 | 体力 | 知力 | 忍耐 | 素早さ | 幸運 |
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1 | 20 | 10 | 5 | 3 | 1 | 2 | 2 | 2 |
99 | 216 | 108 | 150 | 100 | 50 | 75 | 75 | 75 |
学校行事 | 選択肢1 | 選択肢2 | 選択肢3 |
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1年6月体育祭 | ま…無理しない程度にやればいいよ(赤松、白銀と会い、青カケラ10〜90) | よく動けそうなヤツに注意した方がいいね(終里に会い、赤カケラ10〜60) | 危険人物をマークした方がいいね(ジェノサイダーと会話で緑カケラ10〜60) |
2年10月文化祭 | 小泉…他に何か手伝う事はある?(小泉と会い、青カケラ11〜66) | 客なら、入る前にここに名前を書いて(田中と会話で緑カケラ11〜66) | …私に何か用?客じゃないの?(花村と会話で赤カケラ11〜66) |
3年12月終業式 | もうしばらく教室にいようかな(百田と会い、赤カケラ12〜72) | 食堂に行ってみようかな(不二咲と会話で緑カケラ12〜72) | 無駄な事してないで、寄宿舎に戻ろうかな(七海と会話で青カケラ12〜72) |
相手 | ステータス上昇 |
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大神、終里 | 腕力+8〜72、素早さ+6〜36 |
百田 | 腕力+4〜24、体力+4〜24 |
霧切、朝日奈 | 腕力+4〜36、知力+2〜18、素早さ+6〜54 |
不二咲、赤松 | 発言力+3〜27、集中力+3〜27、腕力+4〜36、知力+4〜36 |
七海 | 集中力+6〜36、素早さ+4〜24 |
超高校級の保育士〜
…それなりにいい3年間だったね。メチャクチャなヤツと知り合っちゃったけどさ。
春川:特に同じチームの…あんた達。文科系には期待してないから。
春川:…無茶して顔や手を怪我しないようにした方がいいんじゃない。
赤松:春川さん…心配してくれてありがとう。でも、私だって今日くらいは頑張るよ!
白銀:そうだよ。わたしもそこそこ役に立てると思うよ?バスケ漫画のキャラなら何度もコスプレしてるしね。
春川:…それ、全然期待できないんだけど。
終里:んー…バスケって、ボールを7つ集めて相手にぶつけりゃいいんだったか?
終里:よっしゃ、オレに任せとけ!全員ぶっ飛ばしてやるぜ!
春川:あっちのは…運動はできそうだけど、ルールは把握してないみたいだね。
春川:ある意味危険だから…あまり近づかないようにした方がいいか。
春川:何するかわからないヤバそうなのがいるから…誰かくっついて見張った方がいいか。
ジェノサイダー:何なに、それってアタシの事?ま、確かにアタシは動ける腐女子ってヤツよ!
ジェノサイダー:オメーもなかなかできる奴と見た!アタシの目は誤魔化せないわよッ!
奇妙な動きをする相手を、しっかりマークしながら勝負した!
小泉:ううん、今は大丈夫。ホント、手伝ってくれてありがとね。
小泉:魔姫ちゃんって頼れるよね。意外と力持ちでびっくりしちゃった。
春川:そこそこ鍛えてるからね。力だけなら、さすがに大神には敵わないだろうけど。
小泉:あはは、さくらちゃんには誰もかなわないって。
小泉:それにしても、鍛えてるなんてすごいね。やっぱり子供の相手って、力や体力も必要なの?
春川:…そうだね。あいつら、いきなり飛びついてくるし…すぐにおびれ抱えろってうるさいから。
小泉:よっぽど子供達に好かれてるんだね。今度、子供と遊ぶ魔姫ちゃんを撮らせて欲しいな。
春川:…そのうちね。
田中:ククク…封印されし我が名を問うか。貴様、命が惜しくないと見える…
春川:そういうのはいいから早く書いて。
田中:いいだろう…恐れを知らぬ貴様の覚悟に免じ、今こそ我が名の封印を解こう!
田中:そして刻んでくれるわ!「制圧せし氷の覇王」…田中眼蛇夢となッ!
春川:名前だけでいいから。さっさとしなよ。写真、楽しみにしてたんでしょ。
田中:いいや、違うな。俺様には観測する義務があるのさ。
田中:小泉が操るカメラは…俺様が使役する魔獣達が現世で過ごす時間をも切り取っていったのだからな。
嬉しそうに写真展に入っていく田中を見送った…
花村:もちろん、小泉さんの写真を観に来たよ。でも、その前に渡したいものがあるんだ。
花村:春川さん達が忙しく働いてるっていうからさ…差し入れを持ってきたんだよ!
春川:…今すぐここで、自分で一口食べてみせてくれる?
花村:えっ、それって毒味って事!?春川さん、ぼくの扱い酷くないかな!?
春川:そうだね。理由は自分の胸に手を当てて聞いてみなよ。
花村:もう…シェフ花村とっておきのスペシャルスープ、温かいうちに飲んでほしいんだけどな。
春川:いいから、一口。…殺されたいの?
花村:ンフフ、過激な照れ隠しだね!
春川:本気だけど。
花村:えっ?
春川:…………
花村:…ごめん、出直してくるよ。
…花村が改めて持ってきた差し入れを、小泉と一緒に頂いた!
百田:おう、ハルマキ。帰らねーのか?
春川:特に急ぎの用もないしね。ここにいたって、何かする訳でもないけど。
百田:まぁ、なんとなく教室にいてーってのはわかるぜ。もうすぐ卒業だもんな。
百田:この3年間、テメーらの面倒見るのも大変だったぜ。
百田:ハルマキなんて、最初の頃はろくに人の輪に入ってこなかったしよ。
春川:そうだね。あんたがしつこく誘ってこなかったら、きっと…
春川:最原や他のみんなと気軽に喋れるようになんて、なってなかったかもね。
百田:なんだ、珍しく素直じゃねーか。ようやくオメーのボスの偉大さがわかってきたか!
百田:それとも…卒業が近いってのが寂しいのかよ?
春川:…そうだよ。
百田:…なんだ、本当に素直だな。
春川:まぁ、あまり感傷的になっても仕方ないけど。別にみんなに会えなくなる訳でもないし。
百田:あー…そうだな。
百田:オレは今みてーにしょっちゅう会うってのは難しくなるけどよ…永遠の別れって訳じゃねー。
春川:難しくなるって…なんで?
百田:なんでって…決まってるだろ。オレは宇宙へ行くからよ。
春川:あぁ…そうだったね。あんたには、行くところがあるんだったね。
百田:とは言え、ハルマキはオレの助手だからな!助手に何かあったら、すぐに飛んでくるぜ!
百田:オレは助手を守る!なんたってボスだからな!
春川:はぁ…またそれ?
春川:まぁ…期待はしないで待ってるよ。
不二咲:えっと…どうしよう…
春川:…どうかした?
不二咲:あっ…春川さん。あのね、ジャムのビンの蓋が開けられなくなって…
春川:ふーん…貸して。それくらい、すぐ開けられるから。
不二咲:あ、待って…もう少し頑張ってみる。
不二咲:これくらい…1人でなんとかしたいんだぁ。強くなりたいからさ。
不二咲:でも…助けようとしてくれて、ありがとねぇ。とっても心強かったよ。
春川:ビンの蓋くらいで大袈裟だよ。
不二咲:そうだよね…でも本当に、凄くホッとしたんだぁ。
不二咲:子供達から見たら、春川さんはきっと…本当のお姉さんみたいに頼れるんだろうなぁ。
春川:別に…私は頼れる人間じゃないと思う。
不二咲:えっ…どうして?
春川:特に面倒見がいい訳でもないし…隠し事もするしね。そんな相手、信用ならないと思うけど。
不二咲:…隠し事?
春川:なんでもない。忘れて。
不二咲:えっと…あのさ…人に言えない事があるのって、いい事じゃないかもしれないけど…
不二咲:おかしな事でもないと思うんだぁ…僕、にだって…隠し事はあるもん。
春川:…あんたみたいなヤツが?
不二咲:うん…いつまでも隠してちゃダメだって思うんだけど…なかなかみんなには言えなくて、ここまで来ちゃった。
不二咲:だから、隠し事をしてるのが後ろめたいって気持ち…少しわかると思う。
不二咲:春川さん…その隠し事、話した人はいる?それとも、ホントに誰にも言ってない?
春川:一応…知ってるヤツはいるよ。
不二咲:そっか…じゃあ、大丈夫だねぇ。誰か話せる人がいたら、少し楽になるよね。
春川:まぁ…ほんの少しくらいは楽かもね。
思わぬ相手と、少しわかり合えたようだ…
七海:あ、いたいた!捜したよ、春川さん!
春川:は?なんであんたが私を捜すの?
七海:それはですな…春川さんと一緒にやってみたいゲームがあるからなのです!
春川:あぁ、またゲームの話か。
七海:なんと、江ノ島さんがFPSを貸してくれたんだよ!ちょっと意外だよね!
春川:FPS?何それ?
七海:あ、FPSっていうのはね…シューティングゲームの1種なんだ。
七海:主人公の視点でゲームの中の世界を歩き回って、銃で戦ったりするゲームって言えばイメージできる?
春川:ふーん…なんとなくわかったけどさ。銃のゲームで、なんで私なの?
七海:銃だからって訳じゃなくて…前に一緒にゲームした時、春川さんが強かったからかなぁ。
七海:追い詰められても冷静だし、戦況に合わせた立ち回りも上手いし…
七海:春川さんならきっと、FPSみたいなゲームも上手に楽しんじゃうんじゃないかなって思ってさ。
春川:…そういう事なら、少しくらいは付き合ってもいいよ。
七海:おっ、やったね。お正月休みはがっつりやり込もうね。
春川:ちょっと…少しって言ってるじゃん。
…七海とゲームの約束をした!
大神:む…終里か。
終里:見つけたぜ、大神!勝負だ!今日こそオレが勝つからな!
春川:…いきなり飛び込んできて、なんなの?私達、これから体育なんだけど。
大神:ここのところ、続いているのだ…終里から我への挑戦がな。
大神:我に挑戦者を拒む理由はない…故に、望まれれば戦ってきたのだが…
終里:おっ、春先もいたのか!丁度いい、オメーもバトろうぜ!
春川:そんな事する訳ないでしょ。あと、私は春川だから。
終里:なんだよ、いいだろ!?オレは腹減ってムシャクシャしてんだ!
春川:完全にあんたの都合じゃん。て言うか…大神はわかるけど、なんで私なの?
終里:ん?だってオメー、つえーんだろ?
春川:は?
終里:戦えば面白いはずだって、オメーのクラスの…あいつが言ってたぜ。
終里:えーっと、名前忘れちまったな…ほら、ヘラヘラしたうるせーチビの男子だよ。
春川:あぁ…あいつの言う事は嘘だから。あんたは騙されたんだよ、ご愁傷様。
大神:春川が只者でないという点には…我も同意するぞ。
春川:ちょっと、大神まで何言ってるの?
大神:お主が〜
終里:おっし、じゃあバトろうぜ!自分以外は全員敵。最後に立ってたヤツの勝ちだ!
春川:だから、やらないって言ってるじゃん。
春川:私はあんた達みたいに…戦う事を楽しんだり尊んだりできる人間じゃないから。
終里:そんなん、ぶつかり合っちまえば関係ねーだろ!小せー事気にしてねーでバトればスッキリするぞ!
春川:…バカでメチャクチャ。そういうの…やめて欲しいんだけど。
百田:おう、ハルマキ!今夜の約束、覚えてるだろうな?
春川:トレーニングの事?約束って言うか…あんたが勝手に決めたんでしょ。
春川:あと、ハルマキはやめて。
百田:よし、覚えてたな!忘れずに来いよ!
春川:…その確認の為に話し掛けてきたの?
百田:いや、赤松からの伝言もあるぜ。この間の約束の事、ちゃんと話したいんだとよ。
百田:なんの約束か知らねーが…テメーら、いつの間にか仲良くなってたんだな。
春川:別に、仲が良い訳じゃないよ。赤松の話も、約束ってほどの事じゃない。
春川:赤松が、私のいた孤児院で子供達のためにピアノを弾きたいって提案してきただけ。
百田:おっ、いいアイディアじゃねーか。あいつのピアノはスゲーからな!
春川:でも、私は…もう何年も前に孤児院を出てるんだよ。
春川:赤松は私の事、この学園に来るまで孤児院にいた〜
百田:でもよ、ハルマキが孤児院に行っちゃいけねーって決まりはねーんだろ?
百田:だったら、赤松を連れていってやれ。
百田:テメーが頑張ってきた分、今を平和に生きてるガキに…赤松のピアノを聴かせてやれ。
春川:それは…いい事かもしれないけど…
百田:おっ、いい事思いついた!オレ達もついてってやろうか?
百田:そうだ、それがいいぜ!終一がいりゃ、赤松も気合い入るだろうしよ!
春川:俺たちって…百田と最原?
百田:おう!なんかテメーが困るような事があったらオレと終一がフォローしてやる!
春川:…………
百田:テメーの本当の〜
百田:でもよ…入学したばっかの頃みてーに、壁作って距離置いたりするつもりもねーんだろ?
春川:…勝手に決めないで。
春川:でも…まぁ、孤児院には連絡取ってみるよ。
百田:おし、決まりだな!
不二咲:グスッ…どうしたらいいのかなぁ…
赤松:…あれっ?不二咲さん?
不二咲:あっ…赤松さん、春川さん…
赤松:えっ、泣いてる!?どうしたの、何かあった!?転んだ!?
春川:…さすがに転んだくらいじゃ泣かないでしょ。
不二咲:ご、ごめんねぇ…心配かけちゃって…
赤松:ううん、いいんだよ!嫌じゃなかったら、何があったか話してよ。
不二咲;寄宿舎の側で…怪我した小鳥を見つけたんだぁ。手当てしてあげたかったけど、すぐに死んじゃってさ…
不二咲:大急ぎで田中クンのところに連れていけば、もしかしたら助けられたかもって思うと…悲しくて…
赤松:…そうだったんだ。
春川:それ、泣くほどの事?別にあんたのせいじゃないでしょ。
赤松:ちょっと、春川さん!言い方、言い方!
春川:それに田中だって獣医って訳じゃないし…連れていったとしても、助けられたかわからないよ。
不二咲:そう…だよねぇ…
不二咲:でも…もっと飛びたかったよねって思ったら、涙が出てきちゃって…ごめんねぇ。
赤松:不二咲さん…優しいんだね。
春川:やっぱり、あんたが泣く事ないと思うけど…
春川:でも…死んだ時に泣いてくれる誰かが側にいるのは幸運な事だと思うよ。
不二咲:赤松さん、春川さん…ありがとうねぇ。
春川:そういえば、あんた…こんな所で何してたの?
不二咲:えっと…小鳥のお墓、作ってあげようと思ってさ。
不二咲:あ…でも、学校に勝手に埋めたりしたらダメかなぁ?
赤松:そうかもね…それにこんな所じゃ、お墓を作っても誰かに踏まれちゃうかもしれないし。
春川:それこそ、田中に相談してみればいいんじゃない?
春川:あいつなら、動物をどうやって見送ればいいかって話にも詳しいはずだよ。
不二咲:そっか…そうだねぇ。
春川:ほら、行くよ。あいつ、この時間ならたぶん動物達のところでしょ。
不二咲:春川さん…ついてきてくれるの?
春川:…何?不満?
不二咲:う、ううん…不満なんかじゃなくて…
赤松:あ、意外だった?
赤松:あのね、不二咲さん…春川さんって、クールに見えてとっても愛情深いんだよ。
春川:…赤松はついてこなくていいよ。
赤松:なんで!?本当の事を言っただけなのに!
赤松:私も行くからね、不二咲さんっ!
不二咲:2人とも…本当にありがとうねぇ。
春川:不二咲みたいな泣き虫…放っておくのも後味悪いからね。
朝日奈:あれっ、春川ちゃんだー!こんな時間にどうしたの?
春川:どうしたも何も、ちょっと体を動かしてきただけだよ。
霧切:あぁ…あなたはたまに、百田君や最原君とトレーニングをしているんだったわね。
春川:ふーん、知ってたんだ。
霧切:最原君から聞いた事があったのよ。探偵同士、彼とはたまに話をするから。
朝日奈:春川ちゃん、運動好きだったんだね!知らなかったよー。
朝日奈:ねぇ、水泳は?水泳はする?
春川:泳ぐ事は…あまりないね。必要に迫られればするけど。
朝日奈:泳ぐ事が必要に迫られる状況って…残念だけど、あんまりなくない?
春川:まぁ、そうかもね…ところで、そっちは連れ立ってそこか行くの?
霧切:私達はこれから大浴場に行くところよ。
春川:へぇ…あんたもそういう所、行くんだね。
霧切:誘われれば、たまにはね。
朝日奈:私はトレーニング帰り、霧切ちゃんは仕事帰りでさ。丁度いいから大きなお風呂行こうよって誘ったんだ。
朝日奈:あ、ひと汗かいてきたとこならさ、春川ちゃんも一緒に行かない?
春川:私はいい。部屋でシャワー浴びるから。
朝日奈:そう言わずにー。お風呂の後のドーナツはおいしいよ?
春川:…そこはアイスとかじゃないんだ。
霧切:朝日奈さん…さっきは遅い時間のドーナツは控えると言ってなかったかしら?
朝日奈:い、言ったけどさ…うぅっ、霧切ちゃんが意地悪だ!
朝日奈:あのね…春川ちゃんと、お茶でもしながらゆっくり話してみたいなーと思ったんだよ。
朝日奈:クラス違うし、あまり接点ないかもって思ったけど、仲良くなったら一緒にスポーツできるかもーって。
春川:ドーナツ食べたいだけじゃなくて?
朝日奈:そんなんじゃないよ!春川ちゃんが好きなおやつがあるならそっちにするし!
春川:別に、メニューはどうでもいいけど。
霧切:一緒に来てくれるみたいよ。よかったわね、朝日奈さん。
春川:ちょっと…まだ行くとは言ってないよ。
朝日奈:えへへ、やったねー!もちろん、霧切ちゃんも一緒にね!
春川:…はぁ、仕方ないね。
七海:春川さんって、保育士なんだよね?
春川:まぁ…一応ね。
七海:じゃあさ、子供達とゲームで遊んだりする!?
春川:全然やった事ない。私がいた孤児院は、ゲーム機とかダメだから。
七海:あー、そっかぁ…そういう決まりなら仕方ないか…
春川:なんでそんな事聞くの?
七海:もし春川さんがゲームする人なら、一緒に遊べるかなって思ったんだ。
七海:たくさんの子供達とゲームしてきてたら、対戦ものとかすっごく強いかもしれないし。
春川:そういうことか。その期待には応えられないね。
七海:なら…これから私のお薦めゲームを一緒に憂いしてみるのはどうかな?
春川:…は?なんでそうなるの?
七海:もしいつか、春川さんの世話してる子供達がゲームをプレイする機会が来たとしてさ…
七海:その時、上手にお手本見せたりしたらすっごくかっこいいと思うんだよね。
春川:ゲーム上手いのがかっこいい訳?
七海:ゲーマーや子供から見たら確実にかっこいいよ!尊敬しちゃうよ!
春川:別に、尊敬されなくてもいいけど。
七海:それだけじゃなくてさ…きっと楽しいと思うよ。ゲームは何歳から始めたって遅くないからさ。
春川:…気が向いたらね。
なんだか、自分でも不思議。こんなに楽しんじゃうなんてさ。
お陰で仕事とか…嫌な事を忘れられた。
あんたって本当、不思議なヤツだよね…
それじゃ、寄宿舎まで戻ろう。
…いい気晴らしになったよ。
あんたと一緒にいると…時間が経つのが早いんだよね。
それじゃ、寄宿舎まで戻ろうか。
…なんだか疲れた。
やっぱり私は…誰かと一緒に過ごすのとか向いてないのかも。
…今日は先に戻るよ。
あんたと一緒にいたら、嫌な事を忘れられると思ってたんだけど…
…私の勘違いだったみたい。
じゃ、先に戻るから…
…獄原の事を理解したいとか、そういう話?
あんたのそういう所を否定するつもりはないけど、私まで見る必要ある?
まぁ、別に嫌な訳じゃないから、いいけど…
途中で気味の悪い映像になっても、やっぱりやめた、とかはなしだよ?
私、そういう中途半端なのは嫌いだからさ。
こういうのを見るのは嫌いじゃないよ。鍛え抜かれた肉体には好感が持てるし…
槍投げなんかの映像は、仕事の参考になる事もあるしね。
知ってる?棒状の〜コツがいるんだ。
…って、私は何を語ってるんだろう。あんたには、まったく必要ない知識だよね。
(普段、寡黙な春川さんが饒舌に語る姿は、とても新鮮に僕の目に映った…)
(話題がもっと穏便だったら、尚の事いいんだけど…)
…何?
…そんな気分の悪いもの、見るはずないじゃない。
…殺されたいの?
…なんで映画でまで、血生臭いものを見ないといけない訳?
…正直、そういう趣味は理解できない。
何がおもしろいのかよくわからないけど、血生臭い映画よりはマシだね。
血が画面に映らないだけで、今は〜
あぁ、そうだ。わからないジョークは、あんたが解説してよ。
そうすれば、こういう映画の楽しみ方もわかるかもしれないし。
こういう映画って…子供の頃を思い出すよ。
自分も普通に過ごせるんじゃないかって勘違いして、テレビの中の女の子に憧れたりして…
そう言えば、あんたってどんな子供だったの?探偵になるってことは、昔から正義感が強かったり?
…なんだか、あんたの小さい頃って想像しやすいね。結構、可愛いって評判だったんじゃない?
…だったら、別に寝ててもいいよ?
それなら、私は帰るけど。
…積み木遊びみたいで悪くないかも。
…孤児院の頃を思い出すよ。おままごとに、積み木に、砂場遊び…
もしも…あの時の私に会えるんだったら言ってあげたい。
今のウチにもっと…もっともっと、遊んでおけって…
…なんて。
あんたが聞き上手だからかな。少し、喋りすぎちゃったよ。
そんな風に思えるのは、あんたがまだ現実の凄惨さを知らないからだよ。
きっと私と同じ目にあったら…そんな軽い言葉、口が裂けても言えないはずだから。
いいけど…上手くできるかわからないよ?
孤児院では調理師の人が作ってくれてたから、今まで、まともに料理なんかした事ないし…
でも、仕事以外で刃物を握るのなんて久しぶり。
〜じゃないって、そんな当たり前の事を忘れてたみたい。
…なんで?
…孤児院育ちって言っても、路上生活者だった事はないから。
そういうのは嫌いじゃないんだ。孤児院では掃除と洗濯は、自分でやる事になってたし…
そういう家事をしてると、普通の生活を許された、普通の人間の気分になれるっていうか…
あんたも探偵だったら、そういう気分になる事もあるんじゃない?
…は?なんでそんな事するの?子供のいたずら?
子供に好かれるって言っても、私自身が子供な訳じゃないから。
私もそういうの嫌いじゃないよ。甘いものを口にすると、心が落ち着くから。
まだ、私も甘いって事かもしれないけど…別にいいでしょ?
やるべき事は、きちんとやってるんだから…
ちょっと!何そのにやけた顔!?バカにしないでよ!
…知ってる?
餓死って、この世で最も苦しい死に方の1つだって言われてるんだよ。
…冗談でも、そんな提案してこないで。
そうだね、贅肉がついて仕事での動きに支障が出たりしたら最悪だし。
まぁ、もっとも…贅肉がつくような食事自体、摂る事がないんだけど。
探偵も仕事の為に、身体を絞ったり、逆に太ったりとかってあるの?
イメージでしかわからないけど…変装のためには、そういう身体の改造も必要そうだよね。
ふふっ…
ごめん、あんたが変装の為に、太った姿を想像したら、意外に面白くて。
…悪いけど、理解できない。
食事を取ると眠くなるなんて事はないから、眠気覚ましに飲む必要もないし。
それに、わざわざ苦いものを飲む必要なんてないでしょ。
…………
…殺されたいの?
…………
…殺されたいの?
漫画、ね…もう何年も読んでないから、なんだか緊張するよ。
なんだか、あんたに会えたお陰で…色々懐かしい経験ができてるね…
その…
…………
…ちゃんと、ありがたいと…思ってるからね。
外にいた頃の私にとって、退屈って贅沢品だったんだ。
いっつも神経が張ってて、何も考えないでいられる時間って、凄く貴重だったから…
それなのに今は、退屈なのは勿体ないとか思っちゃって…
…私も少しは、変われたって事なのかな。
…あんたって意外と真面目なんだね。探偵の勉強でもするの?
だったら私も、あんたと一緒に探偵の本でも読もうかな。
丁度いいから、探偵について教えてよ。前からあんたの話、聞いてみたかったんだよね。
…なんで?意味がわからないんだけど。
小さい子供じゃないんだから、変な事を言い出さないでよ。
それとも、何?私に不満でもあるの?
それならそうと、はっきり言ってくれない?
それって…私が孤児院で読み聞かせをしてたから?
あんたって、ほんと…
いや、いいとこだと思う…けどさ…
でも、誰に対してもそういうヤツだって言うのは…きちんと、口に出して言っておいた方がいいよ。
…中には、勘違いするヤツもいるだろうしさ。
(勘違い…?)
あんたはどんな本を読むの?やっぱり、想像通りミステリーとか?
あ、ミステリーといえば…残酷で血生臭いだけの小説が、たまにあるけどさ…
あんなの、一体誰が喜ぶんだと思うよ。
私はできるだけ平凡な話が好きだな。普通の女の子が普通に幸せになる話、とか。
…あんたも探偵なんだし、私と同じ意見なんじゃない?フィクションでまで、血生臭いのは勘弁だよね。
…世界の秘境の写真集、か。のどかな景色って…見てると心が落ち着くね。
いつか私も、こんなところに行けたらいいんだけど…まぁ、難しいよね。
そうだ。探偵だったら、捜査で色んなところに行くんじゃない?
その時の話を聞かせてよ。自分では行けなくても、話を聞く事はできるからさ。
…前に言わなかったっけ?神さまなんていないって。
信じてるんなら、別に止めやしないけど。少なくとも…私にとってはいないから。
最近運動不足だったからね。丁度いいし、トレーニングでもしよっか?
別に、トレーニングだからって、物騒な事はしないから、心配しなくていいよ。
今となっては体が鈍らないようにするための、筋トレがほとんどなんだ。
(今となってはって事は、以前は…)
(いや…無粋なことを訊くのはよしておこう…)
ずっと埃っぽいままだと…健康にもよくないからね。
知ってる?小さい子は、そういうのが原因ですぐに体調を崩しちゃったりするんだよ。
孤児院でも、下の子には掃除だけはしっかりするように教えてたんだ。
…って、また昔話しちゃったね。
あんたと一緒にいると、口が軽くなっちゃって困るよ。
…まだ何もしてないよね?探偵って体力が必要なんじゃないの?
そんなんじゃ、せっかく見つけた犯人も、逃がす事になるんじゃない?
そうだね、何事も身体が資本だから。
それじゃあ、軽く腕立て伏せ、100回から行こうか。
あんたから誘ってきたんだから、先に音を上げるのは止してよね?
…殺されたいの?
確かに、イメージトレーニングは大事だよ。
〜でも、イメージが充分に描けていなかったから失敗したっていう話は多い。
…でもさ、体育館の運動でイメージトレーニングは必要ないでしょ。
あんたって…たまに訳がわからない事を言うよね。
しっかりしてるんだか抜けてるんだから…あんたと話してると、気が抜けるよ。
知ってるでしょ?私、狙うのは得意だよ。
万が一にもあんたが勝てるとは思わないけど…それでもいいって言うなら、相手してあげる。
まあ、やめておいた方が、身のためだと思うけどね。
…引きこもってばかりいないで、たまには汗をかいた方がいいよ。
それに、身体を動かす気がないんだったらなんでここに来たの?
小さい子供じゃないんだから、意味がわからない事を言わないでよ。
そういう物騒な冗談はやめた方がいい。どこで誰が聞いているかわからないし。
…あんたがそんな事言うヤツだとは、思ってなかったよ。
…正直、軽蔑する。
そうだね、血生臭くないだけで、どんな空気でも美味しいし。
…あんたもそうじゃない?
〜とか…ほんと、ヤクザな商売だよね。
まぁ、言ってもしょうがないんだけど…
でも、こうやって、愚痴が言える相手がいるのは、悪くないね。
ランニングは好きなんだ。走ってる間は、走る事だけに集中すればいいから。
仕事の事とか、嫌でも考えなくちゃいけない事から、一瞬でも気を逸らせるから。
じゃあ、まずはここを10周から始めよう。
あんたから誘ってきたんだから、ちゃんと走り終わるまで付き合ってよ?
…殺されたいの?
…別に嫌な訳じゃないけど、今日はやめておくよ。なんだか平和ボケしちゃいそうだから。
…あんたも、たまに考えない?
ここでの生活は何かの事故…ただのまやかしで…ここを出たら、また血生臭い生活が待ってるって…
…ごめん、当たり前の事をいっちゃったね。
…別に思い悩んでる訳じゃないから忘れて。
うん、踊ろう。
…なんて、私が言う訳ないでしょ?
踊りたいんだったら、もっと人を選んで誘いなよ。
探偵って、人を見る目に、長けてるんじゃないの?
…そう?私は見飽きてきたけど。
もっと色んな景色を見たいよ。できれば、行った事のない国にも行ってみたいし…
ねぇ、もしも何かの間違いで、私が〜
その時は、私と一緒に旅行してよ。
あんたとだったら、変な事件に巻き込まれても安心だしね。
…うん、平和ボケしちゃいそうで怖いよ。
たまに、このままでもいいかな、なんて思っちゃったりして…
本当は外の世界の事を、もっと心配するべきなのにね…
私って、自分で思ってるよりもずっと、人でなしなのかも…
…確かに、外の世界の事も心配だよ。
でも、また…あの日々に戻ると思うと…
…………
ごめん、聞かなかった事にして…
…私もたまに、そんな風に思っちゃうんだ。
外の世界の事も心配なのに…でも、〜と無縁の生活を送れてるのが嬉しくて…
こんな事…考えちゃダメだと思ってたんだけど…
でも、あんたもそうだって聞けて…安心した。
私だけじゃないんだって知れて、なんだか気が楽になったよ…
○○:辛いんだったら…忘れたほうがいい事もあるよね。
春川:でも、どうしても思い出しちゃうんだ…
春川:私が〜
○○:…それって、ヤクザの組長の娘だった子?
春川:そう…
春川:きっと私の事…恨んでるよね…
○○:それは…
春川:ごめん、忘れて。
春川:でも…話せて、少し楽になったよ。こんな事人に話すの、初めてだったから、さ…
○○:(だったら、よかったけど…)
○○:(どうにかして、もっと春川さんの気持ちを、楽にしてあげられたら…)
○○:ううん、どんな理由があっても、忘れちゃうのは悲しいよ。
○○:きっと、その友達も、春川さんに覚えてほしいって思ってるんじゃないかな。
春川:…は?あんたに私の何がわかるの?
春川:…そういうお節介、迷惑だから。
○○:春川さんが〜
春川:…言われなくても、わかってる。私もあの子の立場だったら…恨むと思うし…
春川:わかってるから…余計な事を言わないで。
○○:(僕に背を向けると、春川さんはしばらく黙り込んでしまった…)
○○:…そうとは限らないんじゃないかな。
春川:…知ったような事を言わないで。
春川:〜だよ?恨むに決まってる。
○○:でもその子って…春川さんの友達だったんだよね?
春川:…そう。〜とはいえ、私は
○○:だったらやっぱり…春川さんの事を恨んでいるとは限らないよ。
○○:だって、僕は春川さんに〜、春川さんの事は恨んだりはしないと思うから。
○○:友達って、そういうものじゃない?
春川:…………
春川:あんたって、本当に…
春川:…………
春川:いや…もう、いいよ。
○○:(そう言って、春川さんはそっぽを向いてしまった。)
○○:(でも、その横顔は…ほんの少しだけ、さっきよりも緩んだ雰囲気になっているように見えて…)
攻略
キャラクター
学級裁判
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