名前 | 真宮寺是清(シングウジコレキヨ) | |
---|---|---|
CV | 鈴村健一 | |
身長 | 188cm | |
体重 | 65kg | |
胸囲 | 81cm | |
血液型 | O型 | |
誕生日 | 7月31日 | |
好きなもの | 荒縄 | |
嫌いなもの | エアコン | |
一人称 | 僕 | |
三人称 | 男子は苗字+君、女子は苗字+さん | |
特記事項 | 超高校級の民俗学者 |
怪しいマスクをかぶった「超高校級の民俗学者」。民俗を研究するうち「人間には無限の美しさがある」と考えるようになり、コロシアイ学園生活のような困難な状況の中ではどんな人間の美しさが見られるのか、ということを楽しみにしている。見た目通りに不気味で得体のしれない性格のキャラクター。体験版では、学級裁判前の捜査中に「なぜ自分たちがこんな場所に閉じ込められているのか」を疑問に思っていることを口にし、目先の問題だけに囚われない冷静さを持っていることもうかがえる。
通常 | おや?/そうだな…/あのさ… | 民俗学は… | そうだよ…/クックック…/怖ろしいね…/なんだい? | 美しいよ…!/へえ…? |
---|---|---|---|---|
人間っていいよネ!/観察させてもらうヨ | クックック…! | |||
その他 | ||||
伝統的な文化、信仰、風俗、慣習、思考の様式を解明する為の学問…ってところかな。
初対面ではあまりなじみのない「民俗学」についての説明を丁寧にしてくれる。
もちろん楽しいヨ…人間そのものを観察するような学問だからネ。僕は思うんだ…人間には無限の美しさがあるってネ。
真宮寺は民俗学を通して「人間」そのものを観察し、「美しさ」を探求しているらしい。
僕は様々な土地で様々な人間を見てきた…すべての人間は醜い面も含めて…とても美しいんだ。だから…僕は興味があるんだ。この困難な状況で人間のどんな美しさが見られるかネ。クク…クククク…人間っていいよネ。
コロシアイ学園生活をするために監禁された状況でもスタンスは崩さず、自分の欲求が満たされることを期待している。
もちろん、ただ傍観している訳じゃない…僕なりに捜査はさせて貰っているヨ。
そもそも、この学園はどんな場所なのか…なぜ僕達はこの学園の新入生と呼ばれているのか…そして、本当に閉じ込められてしまったのか…本来なら、優先して考えるべき事のはずだよネ?
殺人事件の捜査についてもしっかりと行っていることを主張する。そして目先の事件だけでなく、自分たちが置かれている状況の原因を考えてもいる。
「議論の余地がある以上、容疑者を絞るのは早計だ」僕からも、そう言わせて貰うヨ。
疑念は再び君へ向かいつつあるようだネ。赤松さん…何か弁明はあるかな?
赤松さん…君の嘘は、誰かを守るにはあまりに脆く儚いものだったヨ。
学級裁判では東条、春川、星などと並び冷静に場を見つめるポジション。
より詳細なデータはプレゼント一覧参照。
程度 | セリフ | プレゼント例 |
---|---|---|
大好物 | …これはいい物を貰ってしまったネ。/これは…!いったいどこでこれを手に入れたんだい?/これを僕のところに持ってくるなんて… | 日本人形のウィッグ、アストロケーキ、ネイルブラシ、過剰に踊るはにわ |
好物 | 貰ってもいいのかい?ククク…感謝するヨ | カフスボタン、がんじがらめブーツ |
普通 | ふーん…これは好みの物なのかな?/誰かの為に何かをしてあげたい〜 | しょうが湯、フォト盛ール |
嫌い | ククク…君はこれを渡す事で僕が喜ぶと考えたのかな?/正直なところ…君が何を思ってこれを〜/うーん…君がどんな嗜好を〜/…これはちょっと受け付けないヨ。 | 応援団長コート、タピオカジュース、砂糖、風船爆弾ガム、浄臭スプレー |
◎が「凄く楽しんでもらえた」、○が「まあまあ話は盛り上がった」、△が「あまり楽しんでもらえなかった」、×が「雰囲気は最悪だ」
場所 | 選択肢パターン1 | 選択肢パターン2 | 選択肢パターン3 |
---|---|---|---|
AVルーム | ◎虫さん〜 ○アスリート〜 △降霊術師〜 |
×アクション映画〜 ◎ヒューマンドラマ〜 ○アニメ映画〜 |
○眠くなり〜 ×パッケージ〜 ◎映像より現実だ |
食堂 | ◎料理〜 △お菓子〜 ×何か〜 |
×冷蔵庫に〜 ○ティータイム〜 ◎断食〜 |
◎食後はムラムラ〜 ○食後は寝る〜 △食後は運動〜 |
図書室 | ◎えっちな本を〜 ○漫画を〜 △退屈だね |
◎勉強しようか △眠くなって〜 ○埃っぽいね |
○世界地図〜 ×叫びたく〜 ◎本でタワーを〜 |
体育館 | ○体を〜 ◎掃除を〜 ×疲れちゃった |
×バスケを〜 △まずは脱いで〜 ◎準備運動〜 |
△ドッジボール〜 ◎審判は〜 ○燃やし〜 |
中庭 | ◎外の空気を〜 ○ランニング〜 △日向ぼっこ〜 |
△いい景色〜 ○とりあえず〜 ◎散歩でも〜 |
○ここにも〜 ◎早く外に〜 ×ずっとここに〜 |
ココロンパ | ◎3番目「民俗学について」に「肯定」 △3番目「民俗学について」に「否定」 ×6番目「愛のあり方について」に「肯定」 ○6番目「愛のあり方について」に「否定」 |
学校行事での才能のカケラ入手数、仲良しマスでのステータス上昇値はプレイしている自分のカードとイベントで登場する相手のカードの所持している最高レアリティに依存。全てNなら最低値、全てUなら最高値になります。
N | S | U |
---|---|---|
レベル | 発言力 | 集中力 | 腕力 | 体力 | 知力 | 忍耐 | 素早さ | 幸運 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 15 | 20 | 1 | 2 | 4 | 2 | 4 | 3 |
99 | 162 | 216 | 50 | 75 | 125 | 75 | 125 | 100 |
学校行事 | 選択肢1 | 選択肢2 | 選択肢3 |
---|---|---|---|
1年6〜8月体育祭 | カードを交換させて貰おうカ(夢野と会話で緑カケラ10〜60) | 好き…という言葉を拡大解釈させて貰うヨ(舞園と会話で青カケラ10〜60) | 自分が走るより、他の人を観察していようかな(花村と会話で赤カケラ10〜60) |
2年9〜11月文化祭 | こういうエンターテイメントも嗜むんだネ(山田と会話で赤カケラ11〜66) | 怖いゲームも好きかい?(七海と会話で青カケラ11〜66) | 君みたいな高貴な人もお化け屋敷に来るんだネ(ソニアと会話で緑カケラ11〜66) |
3年12月終業式 | 武道場に行ってみようかな(西園寺と会話で赤カケラ12〜72) | 食堂は案外楽かもしれないネ(十神と会話で青カケラ12〜72) | できれば自室の掃除がしたいヨ(モノミと会話で緑カケラ12〜72) |
相手 | ステータス上昇 |
---|---|
天海 | 知力+2〜12、素早さ+2〜12、幸運+6〜36 |
苗木 | 知力+2〜12、素早さ+2〜12、幸運+6〜36 |
アンジー | 知力+2〜12、忍耐+4〜24、素早さ+2〜12 |
葉隠 | 知力+2〜12、忍耐+4〜24、素早さ+2〜12 |
ジェノサイダー、大神 | 腕力+8〜72、知力+2〜18、素早さ+2〜18 |
超高校級の生徒が集まる希望ヶ峰学園…さぞ素晴らしい人材が集まっているんだろうネ。
ククク…どんな人間の美しさを見られるのか…楽しみだヨ、とてもネ。
民俗学者として思う存分、研究に励めたけど…夢が叶う日は遠ざかってしまったネ。
真宮寺:さァ…これで問題ないネ。
夢野:真宮寺…今、ウチが引こうとしていたカードとお主のカードを堂々と入れ替えたのが見えたが…
夢野:それはインチキじゃぞ。そのカードはウチのものじゃ、返せ。
真宮寺:今のは入れ替えたんじゃないヨ。夢野さんの魔法のチカラで入れ替わったのサ。
夢野:う…ウチの…魔法?お主、ウチの魔法の力と言ったか?
真宮寺:あァ…だからもう、元に戻す事はできない…そうでしョ?
夢野:…うむ。ウチの魔法なら仕方ないな。
…なんとか押し切った!
真宮寺:国民的アイドルの舞園さん…誰もが好意を持ってもおかしくない彼女なら…
真宮寺:好きな人に含まれると言って一緒にゴールするのも、自然なはずだネ。
舞園:一緒に走るのはいいんですけど…カードには、なんて書かれてたんですか?
真宮寺」それは…笑顔の素敵な人気者…そう書かれていたのサ。
舞園に一緒に走って貰った!
真宮寺:まァ、別に勝つ必要もないしネ。みんなが出す答えの美しさを観察する方が有益だ。
真宮寺:という訳で…そこの花村君。君にこのカードを譲るヨ。
花村:えっ?借り物競争ってそういう競技だっけ?
真宮寺:このカードは、僕より君に相応しい…手に取ってくれれば、それがわかるはずだヨ。
花村:どれどれ…ふーん、好きな人か。
花村:なるほど、照れちゃったんだね。真宮寺くんって、見た目からしてシャイっぽいもんね。
花村:一方のぼくはオープンに愛を語るのもいいと思ってる…確かに、ぼく向けのカードかもしれないね!
花村:今気になるのは…ぼくに声をかけてくれたきみさ!どうだい?ぼくと一緒にゴールしない?
真宮寺:…この展開は予想してなかったヨ。
丁重にお断りさせていただいた!
山田:まぁ、僕はホラーは描きませんが…感情を直に揺さぶる体感型アトラクションから学ぶ所はあると思いまして。
山田:それに真宮寺是清殿が関わっているなら、中身は単なる薄っぺらなホラーではないと見ました!
真宮寺:なるほど、さすが超高校級の同人作家…表現の研究の一環という訳だネ。
真宮寺:山田君の期待には充分に応えられるはずだヨ。僕はセットの案出しと演出に関わったんだけど…
真宮寺:各地に伝わる幽霊譚や降霊術をモチーフに、なかなか本格的なセットを作って貰ったからネ。
山田:フムン、美術面も期待できる訳ですね。のめり込んで楽しむには視覚的な要素は重要ですな。
真宮寺:恐怖を引き出す雰囲気作りは完璧だと思うなァ…本物の幽霊は出てこないけどネ…多分。
山田:まぁ、それは当然でしょうな。ではそろそろ…
山田:山田隊員、突撃させて貰いますぞ!
…しばらくすると、中から山田の悲鳴が聞こえてきた!
七海:お化け屋敷かぁ…うん、楽しそうだね。
真宮寺:七海さんなら、怖いゲームも色々遊んでそうだネ。こういう雰囲気にも慣れてたりするの?
七海:うーん、自分で体感するのは慣れてないけど…ゲームの中の事は参考になるかもね。
七海:えっと、ホラーゲームだとこっちに攻撃手段があるかないかで攻略法が変わってくるんだけど…
真宮寺:…お化け役への攻撃は遠慮してくれると助かるヨ。
七海:ん、わかった。逃げゲーなんだね。
一抹の不安を感じながら、中に入っていく七海を見送った!
ソニア:もちろんですわ!今日は学園中を2周はするつもりです!
真宮寺:随分とやる気だネ…王女の君には、学生の祭りは珍しいの?
ソニア:生徒の一人として参加できるというのは新鮮ですね。祖国では、王族として学校を訪問し…
ソニア:その年で一番の大きなスコングに入刀する事で、祭典の始まりを告げる役割でしたので。
真宮寺:…変わった風習があるんだネ。民俗学者として、ぜひ一度ノヴォセリック王国に行ってみたいヨ。
嬉々としてお化け屋敷に入っていくソニアを、興味津々で見送った!
西園寺:うわっ…
真宮寺:おや…
西園寺:もー、ここならうるさいヤツは来ないと思ったのに…よりによってキモいのが来ちゃったなー。
真宮寺:ククク…西園寺さんの静かな休憩時間を邪魔してしまったかな?
西園寺:あのさー、わたしがサボってるみたいに言わないでくれるかなー?
西園寺:わたしはどうせキレイにするなら和の美しさがある場所がいいと思って、ここに来たんだから。
西園寺:普段はこんな野蛮な所には来ないけど…この落ち着いた眺めはいいと思ってたんだー。
真宮寺:へェ…さすが日本舞踊家といったところかな。君にもそんな繊細な一面があったんだネ。
西園寺:何それ、どういう意味?わたしは繊細に決まってるじゃん。
真宮寺:そういう事なら、ここの掃除は君に譲るから…思う存分、静かな時間を過ごしてくれて構わないヨ。
西園寺:えー、いいよ。実際来てみたら、なんか汗のにおいが染みついてる気がして嫌になっちゃった。
西園寺:わたしは小泉おねぇを捜してお手伝いするからさー、あんたは1人でここの掃除してなよー。
真宮寺:…少し見直しそうになったけど、間違いだったネ。彼女は不合格だヨ。
1人で武道場を掃除した…
真宮寺:おや、十神君…悠々とコーヒーブレイク?
十神:俺が掃除などに労力を割くと思うか?
真宮寺:いや…掃除に励む十神君というのは、ちょっと想像つかないネ。
十神:そもそも、食堂の掃除はとうに終わっている。俺は埃の立たない場所にいるだけだ。
真宮寺:あァ、やっぱり…食堂は東条さんが普段からキレイにしているから、今更する事も少ないよネ。
真宮寺:東条さんには感謝しておくとして、僕もお茶でも頂こうかなァ。
真宮寺:そういえば十神君、今日は腐川さんは一緒じゃないんだネ。
十神:一緒だった事すらないはずだが?
真宮寺:いや…ゼロではないんじゃないの?腐川さん、熱心に君について回ってるしサ。
十神:俺の目には入っていない。入ったとしても、同行している事にはならん。
真宮寺:ククク…冷たいねェ。応えてあげたら?一途な想いと想いが通じ合うのっていいものだヨ?
真宮寺:もしかしたら、この世のすべてを手に入れるより…ずっと幸福な事なんじゃないかなァ。
十神:おぞましい事を…何を言い出すかと思えば、凡俗の思想だな。
十神:民俗学者として多くの人間を観察してきたそうだが…そこから得た知見はその程度のものなのか?
真宮寺:いや、これは僕が個人的な経験を通してたどり着いた結論だヨ。
十神:…どのみちおぞましいぞ。
十神と意見を交わしながらティータイムを過ごした…
モノミ:あれ、真宮寺くん…お掃除しに行かないんでちゅか?
真宮寺:あァ、まずは自室の掃除をしようと思ってサ。
モノミ:じ、自分の部屋でちゅか…それは大掃除的にアリなんでちょうか?
真宮寺:まァ、こういう時は共有スペースの手入れを優先するものだろうけど…
真宮寺:論文や資料がだいぶ溜まってきていてネ。いくら整頓を心がけても、掃除が一苦労でサ。
真宮寺:まとまった時間を取れるなら、できればそちらの手入れに当てたいんだ。
モノミ:そういう事でちたか…真宮寺くんは研究熱心でちゅもんね。
モノミ:仕方ないでちゅね。あちしが許可しまちょう!
真宮寺:…君の許可を貰ってもねェ。
モノミ:あっ…そういえば、今のあちしは先生じゃないんでちた…
真宮寺:先生?君がかい?
モノミ:はいでちゅ。あちし、今はこんな姿でちゅけど…本当はミナサンの先生をするはずだったんでちゅ。
モノミ:今でも気持ちはミナサンの先生でちゅよ。あちし、真宮寺くんの味方だからね。
真宮寺:ふーん…本当に?何があってもかい?
モノミ:そのつもりでちゅけど…どうかしまちたか?
真宮寺:いや、何でもないヨ。君の思いはありがたく受け取っておくとするヨ。
真宮寺:健気な信頼…期待…そんな思いが打ち砕かれる瞬間も、人間の美しさが輝く時の1つかもしれないネ。
真宮寺:…まァ、君は人間じゃないけど。
…モノミと一緒に自室を掃除した!
天海:あれ、真宮寺君…なんか久しぶりっすね。昨日は休んでたっすよね?
真宮寺:あァ、僕は昨夜フィールドワークから戻ったばかりでネ。
真宮寺:天海君も帰ってきてたんだネ。今回はどこまで行ってたの?
天海:東南アジアっす。俺も一昨日に戻って来たばかりなんすけど…
天海:明日にはまた発つつもりなんで、入れ違いになるとこだったっすね。
真宮寺:ンー…君は随分と忙しく飛び回っているネ。
真宮寺:僕が言うのもなんだけど、あまり顔色がよくないヨ。無茶はやめておいた方がいいんじゃない?
天海:まぁ…行きたい所はいくらでもあるんで。真宮寺君も同じなんじゃないっすか?
真宮寺:「その通りだ」と僕は応えるヨ。研究はもちろん、他にも大事な目的があるしネ。
天海:研究以外の…目的っすか?
真宮寺:ククク…天海君を見ていると、不思議と親近感を覚えるんだよネ。
真宮寺:君も何か目的があって世界を飛び回っている…僕はそう推測しているヨ。
天海:ははっ…さすが、人をよく観察してるんすね。
天海:…真宮寺君って、きょうだいはいるっすか?
真宮寺:いるヨ、姉が1人ネ。
天海:へぇ…お姉さんとは仲がいいんすか?
真宮寺:かなりいい方じゃないかな。姉は僕にとって大事な人だヨ…とてもネ。
天海:真宮寺君、そういう事を真正面から言うんすね。ははっ。ちょっと意外っす。
天海:でも…そんな真宮寺君になら、わかって貰えるかもしれないっすね。
真宮寺:こんな質問をしたのは…君が世界を飛び回る理由がきょうだいに関わる事だから?
天海:ま、そんなとこっす。
真宮寺:なるほどネ…君に対する親近感の謎が解けたヨ。なら、無茶をしていても止められないな。
真宮寺:僕も姉の為なら
天海:ははっ、そこまで理解を示して貰えるとは思わなかったっす。
真宮寺:ちなみに、天海君の無茶する理由って…兄弟?それとも姉妹?
天海:あぁ、妹っすよ。
真宮寺:…へェ。
真宮寺:君がそれだけ情熱を傾けているんだから…きっと素敵な妹さんなんだろうネ。
天海:そうっすね。少なくとも…俺なんかよりはずっと。
真宮寺:ククク…そうかい。詳しくは聞かないけれど、応援しているヨ。
真宮寺:君の目的を達成できた日には…また妹さんの話を聞かせて貰いたいな。
苗木:…あいてっ!
苗木:な、なんだ今の…空き缶?
真宮寺:あァ…苗木君、こんな所にいたんだネ。
苗木:あっ…真宮寺クン。
苗木:もしかして、今の見てた…よね。恥ずかしいところを見られちゃったな…
真宮寺:空き缶は校舎の窓から飛んできたみたいだヨ。事故か故意かはともかく、困ったものだネ。
苗木:そんな物がぶつかるなんえ…ツイてないよね。
真宮寺:ツイてない?超高校級の幸運である君が、それを言うの?
苗木:うーん…全国の高校生の中からたった1人抽選で選ばれたのは、凄い幸運だったと思うけど…
苗木:ボクの場合、いつもはこんな感じでさ。正直、ツイてない事の方が慣れてるんだよね。
苗木:希望ヶ峰学園では運も研究してるらしいけど…ボクで役に立ってるのか、ちょっと考えちゃうよ。
真宮寺:幸運不運って、単純に計れるものではないんじゃない?吉兆はあざなえる縄の如しとも言うしネ。
真宮寺:そもそも「苗木君は充分ツイている」…そう言わせて貰うヨ。
苗木:えっ?
真宮寺:つい話し込んじゃったけど…君に声をかけたのは、これを拾ったからなんだよネ。
苗木:あっ…それ、ボクの財布!
苗木:いつの間に落としちゃってたんだろう…助かったよ、真宮寺クン!
真宮寺:空き缶がぶつかり、君が声を上げた…僕はそれを聞いて、ふと横を見た…
真宮寺:そして無事に、君に財布を届けられたという訳サ。ねェ…君は幸運だったとも言えると思わない?
苗木:うーん…言われてみれば、結果的には幸運だったかもしれないけど…
真宮寺:どうとでも言える事…そう思ったかな?
苗木:まぁ、空き缶は痛かったし…そもそも財布を落としてるしね。
苗木:でも、そうだな…前向きに考えてみる事にするよ。真宮寺クンが拾ってくれて幸運だったってさ。
アンジー:…………
真宮寺:…………
アンジー:…およ?是清、いつの間に来てたー?
真宮寺:ンー…少し前からいたヨ。祈祷の邪魔をしちゃ悪いと思って黙っていたけどネ。
アンジー:にゃはははー、それはいい心がけだぞー!是清も一緒にお祈りするー?
アンジー:主は言いました…今信じれば、オプションサービスが大変お得だと。
真宮寺:そうだなァ…今は遠慮しておくヨ。
アンジー:んー、今はってどういう事ー?キャンペーン期間を逃すと損だよー?
真宮寺:信じるも何も、僕は君の言う神さまについてほとんど何も知らないんだヨ?
真宮寺:どこで発祥し、どういった由来や教義を持ち、どんな風に信仰される神なのか…
真宮寺:君の言葉から、ある程度は推し量れるけど…ちゃんと聞いた事はないからネ。
アンジー:なるなる、是清は神さまに興味津々な訳だー。でもそれってー、お祈りする為じゃなくて…
アンジー:是清が知りたいからだよねー?神さまがそう言ってるー。
真宮寺:まァ、民俗学者としての興味が主だネ。夜長さんはそういう関心のもたれ方は嫌かな?
アンジー:うーん、誰でもウェルカムって言いたいところだけどなー…
アンジー:神さま、今日はもう閉店だってー。残念だねー。
真宮寺:そうかい。残念だヨ。
アンジー:あのね、神さまがなんて言ってるか聞きたいなら…お祈りしなくちゃ駄目だよ。
アンジー:神さまは信じる者しか救わないぞー。
アンジー:従わない者には罰が当たるんだよー。
真宮寺:ククク…怖いネ。神さまに逆らう事にならないように…僕の学術的な興味は引っ込めるとするヨ。
真宮寺:葉隠君…1つ君に質問したい事があるんだ。
葉隠:ん?なんだべ、真宮っち?
葉隠:以前から気になっていたんだけど…葉隠君の占いって、どんな形式なの?
真宮寺:一口に占いといっても、相手の身体的特徴を見るものや生年月日などの個人情報を扱うもの…
真宮寺:それから道具を使うもの。自然現象によるものと様々でしョ?
葉隠:さすが真宮っち、なかなか博識だな!
葉隠:だが俺の占いはその中のどれとも違う…インスピレーション占いだべ!
真宮寺:インスピレーション…閃きや啓示、霊感とも言われるものだネ。
葉隠:つっても、胡散臭いオカルト話と一緒にすんなよ?
葉隠:なんせ俺には、数多くの占いを的中させてきた実績があるんだからな!
葉隠:つーか、なんでそんな事聞くんだ?占って欲しいなら、料金は少しまけてやるぞ?
真宮寺:いや…超高校級と認められた占いが、どういったルーツのものか気になってネ。
真宮寺:占いの多くにはルーツがある。成立した背景…信仰されてきた経歴がある。
真宮寺:それは僕の…民俗学者の領域にも関わってくる話なのサ。
葉隠:んー、つまり真宮っちは、俺の占いについてよく知りたいって事か。
真宮寺:まァ、そう解釈してくれて構わないヨ。
葉隠:だったら、まずは俺に実際に占われてみる事を勧めるべ!
葉隠:効果を実感してるかしてねーかで、物の見方も変わるはずだよな!?
真宮寺:そうだネ…君の占い料金が高い事は知っているけど、一度経験してみてもいいかもネ。
葉隠:おっ、さすが話がわかるじゃねーか!そんな真宮っちに、よりお得な話があるべ!
真宮寺:なんだか嫌な予感がするけど…一応聞いておこうかなァ。
葉隠:俺が使ってる水晶玉と同程度の力を持つ、パワーストーンのご紹介だべ!
真宮寺:…へェ。
葉隠:普通に買うと目玉が飛び出る価格だが…俺を通して買えばなんと、格安の50万円だべ!
真宮寺:そうかい。
葉隠:真宮っちなら、このパワーストーンの価値を十二分に引き出せるに違いないべ!
真宮寺:ところで葉隠君…さっきから気になってたんだけど、その真宮っちっていうのは僕の事だよネ?
葉隠:もちろんだべ!
葉隠:真宮寺っちって呼ぼうかと思ったけどよ、これが驚きの言いにくさでな!
真宮寺:そんなあだ名で呼ばれるのは新鮮だヨ。まァ…悪い気分はしないものだネ。
真宮寺:よければこれからも、そんな風に気楽に呼んで欲しいかな。
葉隠:おう、そんな事なら任せとけって!
真宮寺:それじゃ…またネ、葉隠君。
葉隠:またなー、真宮っちー!
葉隠:…って、あれ?真宮っちー!パワーストーン、いらねーのかー!?
…商談は成立しなかった!
ジェノサイダー:…萌えないッ!
真宮寺:人の顔を見るなり、何を言い出すかと思えば…自己完結した批判は僕には届かないヨ?
ジェノサイダー:んー、アンタって一部の需要はありそうだけどー、アタシの萌えツボにはまったくキュンと来ないなって。
真宮寺:それは結構な事だネ。君の守備範囲に入っても、いい事はなさそうだヨ。
真宮寺:僕としても…君みたいな人は不合格かな。
ジェノサイダー:風呂に入んねーのは根暗の方だっつの!体が1つだからアタシも不潔になっちゃうんだけどね!
ジェノサイダー:ちなみにちなみに?合格するとどうなっちゃう訳?この学園にもー、合格女子いたりする系?
真宮寺:…そっちこそ、君のツボとやらに当てはまる相手はどうなるのかな?
大神:邪魔するぞ…
ジェノサイダー:おーっと、オーガちん選手の入場でーす!今日も霊長類ヒト科最強オーラがバシバシねっ!
大神:何やら不穏な空気を感じたのだが…お主たち、何を話していた?
ジェノサイダー:なーんでもありまっせーん!仲良く茶ァしばいてましたー!
大神:そうか…ならばよい。我の勘違いであったか…すまんな。
真宮寺:ククク…構わないヨ。不審に思われるのは慣れてるからサ。
真宮寺:あァ、さっきの質問だけどネ…
ジェノサイダー:ん?アタシ?
真宮寺:「合否の判断は保留」…と僕は言っておくヨ。
真宮寺:さすがに今、〜
ジェノサイダー:あー、すっごく怒られそうだもんね!人類が戦うには早すぎる相手にね!
大神:…………
お陰で、とても楽しい時間が過ごせたヨ。
フィールドワークに出ていたわけでもないのに、こんなに充実した時間が過ごせるなんて…
ククク…〜君は不思議な人だネ。
一体、どんな土地で育ってきたのか…君の故郷に興味が湧いてきたヨ。
じゃあ、一緒に戻るとしようか。
こんなに楽しませてくれて、感謝するヨ。是非とも、また一緒に過ごしてくれないかい?
まだまだ、〜君に教えたい民俗学の魅力もあるしネ。
それじゃ、一緒に戻るとしようか。
…素晴らしい時間が過ごせた。
そう言ったら、嘘になるネ。
〜君はもう少し、人の気持ちを考える事を学んだ方がいいかもしれないネ。
それじゃ、僕は先に戻るヨ…
…………
…神経を抜き取るヨ?
ククク…〜君はいい趣味をしているネ。
虫と人間の関係というのは、民俗学敵に見て、とても面白いテーマなんだヨ。
ある民族は虫を食糧として重宝し、またある民族は、虫を神と崇めさえする…
ドキュメンタリーを見ながら、じっくりと教えてあげるヨ…
…悪くはないかな。スポーツと民俗学は切っても切れない関係にあるからネ。
それとも〜君は…スポーツに興じる女性が好きなのかい?葉を食いしばって発汗する女性に、興奮するっていう…
ククク…冗談だヨ。
興味を抱いているところ悪いけど…この映像は偽物だヨ。
根拠は僕の経験さ。
僕は実際に、降霊術を体験した事があるから、術師が本物かどうかは見たらわかるんだ。
まったく…こういう偽物がいるせいで…本物の肩身が狭くなるんだヨ…
悪いけど、こういうのは好きじゃないんだヨ。派手な画面が続いて、見ていると疲れるし…
民俗学的な示唆に富んでいるとは、言えないからネ…
ククク…〜君とは気が合うみたいだネ。
人間は美しい…それを自覚して撮られた映画が、つまらないはずがないヨ。
この映画はどんな人間の美しさを描き出すのか…期待しながら見る事にしようか。
へぇ、姉弟のラブストーリーなんだネ。
…この中では、悪くない選択だヨ。
というのも、様々な土地で育まれる文化と同じく、愛の形も、多様性があっていいと僕は考えてるんだ。
さて、このアニメの提唱する愛の形ってヤツを、共に見てみるとしようか。
それなら、映像よりも僕の講義を受けるかい?
そうだな…
それじゃ、以前話したハイヌウェレ型神話により踏み込んでみようか。
ククク…安心して、決して退屈はさせないヨ?
…感心できない提案だネ。
物を大切にできない人間は、文化の探求には不向きだヨ?
…〜君には民俗学の素質があると思ってたんだけど、僕の思い違いだったのかな。
ククク…その言葉を待っていたヨ。
以前言ったとおり、民俗学はフィールドワーク…実地調査を重要視しているのサ。
過去の文献や資料映像を参照するのも大事だけど、自分の体験に勝る資料はないからネ。
映像よりも現実…〜君も民俗学の事が、大分わかってきたようだネ。
なら、僕が〜君にふるまうヨ。
もちろんジャンルは民族料理…食べたい味や食材はある?
民族料理と一口に言えど、その種類は多岐に渡るからネ…
きっと、要望に沿った一品が出せると思うヨ。
…僕にマスクを外させようって魂胆かい?
それならそうと、初めから言ってほしかったヨ。
そういう策みたいなものに仕掛けられるのは、決して気分がいいものでは、ないからネ。
…いや、僕は遠慮しておくヨ。
あいにく、食事用のマスクを持ち合わせていないんだ。
…何か飲食するなら、前もって言って欲しかったヨ。
(マスクを外して飲めばいいんじゃ…)
…修行のような意図があるのかな?
探偵に必要な素養が、鍛えられるのかもしれないけど…
あいにく、僕に必要だとは思えないネ…
…悪くない提案だネ。
でも、ふさわしいお茶請けがないのが残念だヨ。
もしここに虫がいれば、そういう民族のスイーツを用意してあげられたんだけど。
(ゴン太くんには悪いけど、虫がいなくてよかった…)
ククク…断食の風習に興味を抱いたのかい?
そういう事なら協力するヨ。
彼らの真似をする事で見えてくる、民俗学的な発見もあるだろうからネ。
へぇ…〜君は色欲が強い方なの?
別に、色欲それ自体は否定しないヨ。
でも1つ、忘れないでほしい事があるんだ。
肉体的な繋がりではなく、精神的な繋がりこそが真実の愛…
その事を心の片隅に置いておいてくれたら嬉しく思うヨ。
…己の欲求に従うのも生き方の1つだけど、でも、寝てばかりでは見逃す事もあるヨ?
〜君には期待してるんだから、民俗学者を目指すなら…気を付けるようにネ。
(民俗学者を目指すつもりはないんだけど…)
…そういう考え方は好きじゃないネ。
食後の運動を是とする価値観は、体系の維持を目的として、近代に生まれたもの…
…個人的には、食した声明にゆっくりと感謝を送る時間を取ってほしいネ。
ククク…〜君も男の子って事だネ。
人間らしくていいんじゃないかな。僕は男性のそういう欲求を、否定はしないヨ。
でも、僕には心に決めた人がいるから…一緒に見る事はできないんだけどネ。
そう言えば、前にも言った事があったよネ。
アニメや漫画には、民俗学を下敷きにしたものが多いって。
ちょうどいいネ。今日は漫画をベースにして民俗学のいろはを教えてあげるヨ。
これだけの文献を前に退屈を語るほど、〜君に知識があるとは思えないけどネ…
賢者ほど無知の知…つまりは自分が何も知らないという事を知っているものだヨ。
…もう少し、好奇心を持ってもいいんじゃない?
ククク…いい心がけだネ。
知識というのは、欲すれば欲するだけその人の元にやってくるものなんだ。
それじゃあ、今日は各神話における女性の神秘性について、掘り下げてみようか。
一口に神話と言っても、そこで語られる女性像は多様性に富んでいて…
…〜君は、音がないと眠気に襲われるタイプなの?
いや、別に眠気そのものは否定しないヨ。人間の本能だからネ。
でも、本能のままに生きるだけじゃ、文化の真理は遠のいて行くばかり…
…眠気に抗うことも、覚えていいかもしれないネ。
…そうかな?僕には全然わからないヨ。
(…!)
(マスクのお陰だ…!)
ククク…実にいい選択だネ。地図を見るのは好きなんだ。
行ったことのある土地を思い出すのにもちょうどいいし…
訪ねた事のない土地の文化に思いを巡らせるのも、この上ない楽しさがあるからネ。
…大きな声は苦手なんだ。
叫ぶなら、僕がいないところでに、してくれない?
そもそも、なんで叫ぶ必要があるのか、理解に苦しむヨ。
塔やタワーは、民俗学的に見て、とても面白いテーマだヨ。
なぜ人は地位や権力の象徴として、「高さ」を求めるのか…
それは民俗学的なテーゼであると同時に…人間そのものの理解にも繋がるのサ。
君はどう思う?〜君の意見を聞かせてくれないかい?
素晴らしい提案だネ。フィールドワークには、十分な体力が必要不可欠なんだ。
じゃあまずは、基礎的な体づくりから始めよう。
…とてもいい提案だネ。
民俗学に限らず、文化的に重要な資料は、掃除の際に発見される事が、少なくないんだ。
ここにもそんな文化との出会いがあると信じて…片付けに精を出すとしようか。
…計画性がないと、言わざるをえないネ。
もしも、これがフィールドワークで、どこか山の奥だったらと、考えてみてヨ。
僕が君を置いていったら、命を落としてもおかしくない状況だヨ?
…僕は遠慮しておくヨ。
どんな角度から見ても、その競技に、面白味を見いだせないからネ。
…もしかして〜君は、僕にマスクを外させたいのかな?
悪いけど、今はまだその時ではないヨ?
姉さんも、〜君が信用に足る人物か、まだ図りかねてるようだからね。
(…姉さん?…一体なんの事だろう。)
悪くない心がけだネ。
運動でもフィールドワークでも、準備を終えた時には、目標を達成できるかどうかは、すでに決まっている。
…僕はそんな風に思うんだヨ。
用心深さや計画性が、ありすぎるって事はないからネ。
〜君のそういうトコ、これからも伸ばしていくといいヨ。
…2人だと成立しないんじゃない?
それとも、僕の知らない特殊ルールが存在するのかい?
それなら、是非とも聞かせてほしいけど…
もし、からかっているなら…神経を抜き取るヨ?
僕もスポーツに関わるなら、審判という立場が1番いいと思うヨ。
コートのすぐ側に立ちながらも、1番の部外者である審判…
その位置は、さながらフィールドワークで未開の地を訪ねる、民俗学者そのものだからサ。
〜君も、フィールドワークのなんたるかが、わかってきたようだネ…
ここに民俗学的な重要資料があるとも、思えないからネ。
確かに焼き払ってしまうというのも1つの選択肢としては、あるかもしれないヨ?
でも、それはもう少しここを調べてからでも遅くないんじゃない?
もしもその時が来たら、手伝うヨ。
民俗学的にも、空気を味わうのは、とても意義のある事なんだよ?
空気の匂いから、その土地の立地や、天候の傾向が、見えてくる事もあるからネ。
アァ、そんな話をしていたら、色んな土地を訪ねたくなってきたヨ。
ここを出て君と全国を回るの、楽しみにしているヨ。
激しい運動は、あまり好きじゃないんだけど…たまにはそういうのも、いいかもしれないネ。
きっと、走る事でしか、見る事ができない景色もあるだろうからさ…
ククク…〜君といると、新鮮な経験ができて楽しいヨ。
…僕は遠慮するヨ。
体質なのか、長い事日に当たっていると体が火照ってしまうんだ。
(それは…黒尽くめの服を着ているからじゃ…)
…そうかな?
僕にはこの景色は、どこか作り物っぽく、感じられてしまうんだヨ。
まぁ、素人の意見の方が、的を射ている事もあるからネ…
この件に関して、意見を戦わせるのは避けるとしようか。
これまた、民族学的な提案だネ。
というのも、民俗学と舞踊は、とても深い関係にあるんだヨ。
ほら、民俗舞踊くらいは聞いた事があるよネ?
その民族の踊りを見る事で、彼らの慣習や歴史が浮かび上がる事もあるんだヨ…
やっぱり〜君には、民俗学者の素質があるみたいだネ。
ククク…実にいい提案だネ。
歩いての実地調査は、フィールドワークの基本だヨ。
本当は、現地の人間と一緒に回るともっと知見が深まるんだけど…
まぁ、モノクマと一緒に歩き回る訳にもいかないからネ。
〜君と僕で、改めて学園を調べてみる事にしようか。
…言われてみれば、確かにそうだネ。でも、あまり愛着を持ったりはしない方がいいヨ。
フィールドワークに限らず、人生は出会いと別れの繰り返しだからサ。
まぁ、だからこそ、一期一会を大事にして、人との触れ合いを楽しみもするんだけどネ。
さて…僕らも共に過ごせるこの一瞬を、精一杯楽しむとしようか。
僕もここを出て、〜君と全国を巡るのを楽しみにしているヨ。
…人間は美しい。その真実を、キミにも肌で感じてほしいんだ。
〜君となら、僕も今まで以上に、人間の美しさに出会える気がするしネ。
…その意見には賛同できないネ。
ここを出たら僕と全国を巡るって約束、忘れてしまったのかい?
君だからした約束なのに…正直、裏切られたような気分だヨ…
○○:うん、民俗学について教えてよ。
真宮寺:ククク…〜君は着々と、民俗学にのめり込んでいるようだネ。
真宮寺:僕が君にそうしているみたいに、いつか君の知識を、周囲に広げていってくれたら嬉しく思うヨ。
真宮寺:民間伝承じゃないけれど、人の知の波及もまた、人間の美しさの大事な1側面だからネ。
○○:せっかく真宮寺くんに教えてもらった知識だからね。僕1人で完結する事はしないよ。
真宮寺:君のように優秀な教え子を持てて、僕は幸せな民俗学者だヨ。
○○:…確かに民俗学の話は、そろそろ飽きてきたかな。
真宮寺:…そんな時期だろうと思ったヨ。
真宮寺:どんな学問でも、停滞の時期というのは必ず訪れるものだからネ。
真宮寺:でも、僕がもっと、楽しく教える事ができていたら…
○○:べ、別に真宮寺くんのせいじゃ…
真宮寺:いや、生徒の停滞はすべからく、師の責任で間違いないヨ…
真宮寺:〜君の興味関心を持続させる事ができなくて…本当に…ごめん…ネ…
○○:僕は聞きたいな、真宮寺くんの愛の話。
真宮寺:〜君の興味や関心を否定する事じゃしないヨ。
真宮寺:でも…愛について考える時、人は孤独であるべきなんだ。
真宮寺:それを言葉で共有しあう事に、一切の意味はないんだヨ。
○○:そ、そうなんだ。
真宮寺:〜君には少し難しかったかな?僕は君を、過大評価していたのかもしれないネ…
○○:愛のあり方…よくわからないけど、人と語り合うものじゃないかもね。
真宮寺:…そう言ってくれて嬉しいヨ。
真宮寺:〜君も愛について…僕と同じ哲学を持っていたって事だからネ。
真宮寺:愛は自分の中で、ただただ深めるもの、決して他人と語り合うものじゃないんだ。
○○:そ、そうなんだ…
真宮寺:でも、ここまで僕の事を、理解してくれている〜君となら…
真宮寺:いつか、愛について語り合う事も、できるのかもしれないね…
攻略
キャラクター
学級裁判
データベース
クリア後のおまけモード
過去作のキャラクター
事前情報
2008-2024 CopyRight(C) 究極攻略最前線