N | 名前 | 江ノ島盾子(エノシマジュンコ) | |
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CV | 豊口めぐみ | ||
身長 | 169cm | ||
体重 | 45kg | ||
S | 胸囲 | 90cm | |
血液型 | ??? | ||
誕生日 | 12月24日 | ||
好きなもの | ??? | ||
U | 嫌いなもの | ??? | |
一人称 | アタシ、私、私様 | ||
三人称 | 男子は苗字+くん、女子は苗字+さん、あるいは男女ともに苗字で呼び捨て | ||
特記事項 | 超高校級のギャル、超高校級の絶望 |
表情パターン | ||||
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学校行事での才能のカケラ入手数、仲良しマスでのステータス上昇値はプレイしている自分のカードとイベントで登場する相手のカードの所持している最高レアリティに依存。全てNなら最低値、全てUなら最高値になります。
レベル | 発言力 | 集中力 | 腕力 | 体力 | 知力 | 忍耐 | 素早さ | 幸運 |
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1 | 15 | 20 | 3 | 2 | 4 | 2 | 2 | 1 |
99 | 162 | 216 | 100 | 75 | 125 | 75 | 75 | 50 |
学校行事 | 選択肢1 | 選択肢2 | 選択肢3 |
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1年6〜8月体育祭 | 適当にバスケでいいかなー(朝日奈と会話で緑カケラ10〜60) | 心強−い味方がいそうなバレーにしとく?(大神と会話で赤カケラ10〜60) | 1人で試合できる卓球にしとこっか(入間と会話で青カケラ10〜60) |
2年9〜11月文化祭 | 模擬店のウエイトレスでもしようかなー(左右田と会話で赤カケラ11〜66) | お化け屋敷を手伝ってみよっか(アンジーと会話で緑カケラ11〜66) | 適当に展示でも見てるかー(白銀と会話で青カケラ11〜66) |
3年12月クリスマス | ムシャクシャする時はお姉ちゃんよね(むくろと会話で赤カケラ12〜72) | 保健室登校しちゃおうかなー(罪木と会話で緑カケラ12〜72) | 食堂で何か食べてくるかー(真宮寺と会話で青カケラ12〜72) |
相手 | ステータス上昇 |
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舞園 | 集中力+6〜36、腕力+2〜12、知力+2〜12 |
辺古山、天海 | 腕力+6〜54、知力+2〜18、幸運+6〜54 |
江ノ島(むくろ) | 腕力+2〜12、知力+2〜12、素早さ+4〜24 |
朝日奈、花村 | 発言力+3〜27、集中力+3〜27、腕力+2〜18、知力+2〜18、素早さ+4〜36 |
獄原、王馬 | 腕力+4〜36、体力+4〜36、知力+4〜36 |
こんな平和ボケしたヌルい学園に通ったところで、未知の1つにも出会えそうもないので…
戦刃むくろに私として代わりに通ってもらう、そういう計画だったのですが…
そんな自分の計画を裏切ってー、来ちゃいましたー!
さぁ、超高校級のギャル私様の登場よ!3年間希望漬けなんて絶望的ねッ!
いや、絶望的に希望溢れる学園生活だったわ。何もかも予想通り…ほんと希望って予定調和よねー。
さて、そろそろモノクマの性能テストといきますか。自分で製造させて自分で壊して回る…絶望的自演ね!
江ノ島:はぁ…退屈です…あ、そもそも生まれた時からすべての飽きてるんですけど…
朝日奈:どうしたの、江ノ島ちゃん!元気ないよ!
江ノ島:元気ないっつーかやる気ないっつーか…アタシが球技とか好きそうに見える?
朝日奈:そっか…江ノ島ちゃんモデルだもんね。
朝日奈:球技って痣を作りやすいし、爪が折れちゃうかもだし…気乗りしないよね。
朝日奈:でも、思いっきり体を動かすと気持ちいいよ!ダイエットにもなるしさ!
江ノ島:ダイエットねー、特に必要ないかなー?
朝日奈:そうだよね…体系キープの秘訣を教えて欲しいくらいだもん…
江ノ島:アタシを燃えさせたいなら…絶望的な強敵でも連れてきてよねっ!
つまらない事に、それなりにバスケをプレイしてつつがなく球技大会を終えた…
江ノ島:大神さん、頼りにしてるから、よろしくねー。
大神:我にできる事はしよう。だがバレーは集団競技…お主のサポートも必要だ。
江ノ島:わかってるって。ま、それなりに役に立てると思うよ。
江ノ島:こう見えてアタシ、相手の考えや動きを予想するのとか得意なんだよねー。
大神:そうか…心強い話だ。こちらこそ頼りにしているぞ、江ノ島よ…
江ノ島:大神さんに頼って貰えるなんて嬉しいよ。
江ノ島:…そんな自分に絶望するくらいにね。
チームの一員として真面目にバレーをプレイし、青春っぽく勝利した…
江ノ島:1人で戦って、もしピンチに陥っても誰も助けてくれなくて…
江ノ島:そして負ける…よりによってあんなヤツに!そうなればちょっとは絶望的かもね!
入間:なに1人でブツブツ言ってんだ、気持ちわりー!ユルいのは股だけじゃなくて頭のネジもかよ!
江ノ島:うんうん、入間さんに負けるなんて…可能性を考えただけで絶望的ーっ!
入間:なんだよ、オレ様をバカにしてんのか?オレ様は大天才の入間美兎だぞ?
入間:テメーはちょっとは胸がでけーみてーだけどな…オレ様の方がでかいに決まってんだから調子乗んなよ!
江ノ島:うーん、絶対負けたくない!入間さん、勝ったらすっごく威張りそう!
…予定通りに絶望する事に飽きて、入間に勝ってしまった!
江ノ島:いらっしゃいませー、ご注文は?ご飯にする?お風呂にする?それともアタシ?
左右田:いや、風呂なんかねーだろ…ここ食堂だし。つーか、オメーそんなキャラだったか?
江ノ島:もー、左右田くんったら照れ屋さーん!
江ノ島:せっかくベッタベタなお出迎えしてあげたんだから、素直にアタシを注文していいんだよー?
左右田:えっ、ネタだよな?マジで注文できんの?
江ノ島:時間限定メニューだから、あと10秒以内に注文しないとダメだよー?
左右田:つーか…注文したらどうなるんだ?いや、オレにはソニアさんというお方が…
江ノ島:10、9、8…
左右田:ちょ、ちょっと待てって!せめて注文したらどうなるのか説明しろよ!
江ノ島:7、6…飽きたから0ね!
左右田:はぁ!?
江ノ島:左右田くん、惜しい事したわねー。注文してくれたら地獄を見せてあげたのに。
左右田:地獄ってなんだよ!こういう時は天国じゃねーのかよ!
江ノ島:えー、地獄で間違ってないよ。いや…地獄の方がマシなくらい絶望させてたかもね。
左右田:…ここ、一体どういう店なんだよ?
冗談はほどほどにして、ちゃんと左右田を席まで案内してあげた…
アンジー:やっはー!アンジー達のお化け屋敷を手伝ってくれるってー?
江ノ島:うん、人に絶望的な驚きをプレゼントする方法なら2万264通りは思いつくからよろしくねー。
アンジー:ほぅほぅ、頼もしいですなー。盾子がいれば、ただでさえ神ってるお化け屋敷が最恐になりそうー。
アンジー:でも、お化け屋敷はみんなで楽しむ為のものだって神さまは言ってるよー。
アンジー:もっちもち、それを忘れないで働いてねー。
江ノ島:もっちもちのもちよ!みんなが楽しめる刺激的なエンタメ作りなら任せといて!
…お化け屋敷をワックワクのドッキドキなアトラクションにパワーアップさせてやった!
白銀:いらっしゃい。江ノ島さんが来てくれるなんて…コスプレとか興味あったの?
江ノ島:まぁねー。服とかウィッグとか、ずいぶん色々あるけど…これって全部、白銀さんが作ったの?
白銀:うん、そうなんだ。わたしは本当は、着るより作る方が好きなんだよね。
江ノ島:でも着てるんだよね?ネットで写真見た事あるよ。別人みたいにキャラになりきってるじゃん。
江ノ島:白銀さんなら…他人にも化けられるのかな。身内よりも似てるくらいにさ。
白銀:あ、勘違いしてる?コスプレと変装は違うんだよ!
白銀:特に、わたしの場合は絶対に…フィクションのキャラにしかなりきれないんだよ!
江ノ島:ふーん…じゃ、もしアタシがなんかのキャラだったらコスプレできるんだ?
白銀:もちろんだよ。江ノ島さんみたいな派手キャラだったら…
白銀:うーん、顔立ちを再現するメイク考えたり、ウィッグ作ったりするのが楽しそうだなぁ。
白銀:あ、モデルキャラだし…立ちポーズの研究とかも燃えるかも。
江ノ島:なるほどねー…なりきってもらうなら、それくらいの情熱は欲しいところよねー。
江ノ島:どこぞの残念なお姉ちゃんももう少し頑張ってほしいわ。
白銀とメイクやカメラの前でのポージングについてしばらく語り合った…
江ノ島:ちょっと!何またその格好で出てきてんのよ、それ無理があるんだって!
むくろ:えっ?暗いから…この格好なら、もし誰かに見つかっても誤魔化せるかと思って…
江ノ島:全っ然誤魔化せないっつーの!どんだけ似てないと思ってんのよ!
むくろ:ご、ごめんね…えっと、どうして呼んでくれたの?もしかして…今日、私達の誕生日だから?
江ノ島:は、何?アタシ、今日は最悪に気分悪いんだけど?
むくろ:う、うん…そうだね。嫌な日だよね。
江ノ島:えー、そもそも…この3年間があまりに絶望的だったわ。
江ノ島:普通すぎるくらい普通に学生やって…最愛の幼馴染が絶望する事もなく卒業していくのを見送って…
江ノ島:その時、彼の横顔を見上げた瞬間が他に何も要らないってくらい幸せで…
江ノ島:なんだかんだで、この学園やクラスメイトにも愛着が湧いちゃったりなんかして…
江ノ島:そして大嫌いな今日、学園のあちこちから楽しそうな声が聞こえてくる中でお姉ちゃんと過ごして…
江ノ島:平和で退屈で希望みたいで、まるでアタシらしくなくて、最悪に絶望的な気分よね。
むくろ:私は…一緒に過ごせてうれしいけど。
江ノ島:でも、今のドロドロした気分も…刺激的な絶望に変えられちゃうんだよね!
江ノ島:これだけ積み重ねたハッピーエンドフラグを、いつどうやってぶつ壊してやろうって思うとさ!
江ノ島:ねぇ、お姉ちゃん…その時はきっちり働いてよ。最っ高の絶望を味わってみせる為にさ。
むくろ:うん…わかってる。なんでも言ってね。
罪木:えっと…どうかなさいましたか?
江ノ島:ちょっと寝かせてもらおうと思ったんだけど…あんた、保健委員だっけ?
罪木:はい、超高校級の保健委員の罪木蜜柑と申します。何卒よろしくお願い致しますぅ。
罪木:あなたは…江ノ島さん、でしたよね。
江ノ島:そうそう、江ノ島盾子。それで、ベッド空いてる?退屈で気分悪くてやってらんなくてさー。
罪木:あ、あのぉ…今、ベッドは1つしか空いてないので…申し訳ないんですけど、お元気ならちょっと…
江ノ島:ふーん…出てけって?
罪木:そ…そういう事じゃないんですけどぉ…
江ノ島:わかったわかった、じゃあその辺に座ってるよ。よかったらアタシの話し相手でもしてくれない?
罪木:は…話し相手ですかぁ…私なんかでよろしいんですか?
江ノ島:何?もしかして嫌だった?
罪木:い、いえ…嬉しいですぅ。
罪木:あの、世間話ならこういう時の為に3千2百通りストックしてあったはずなんですけどぉ…
罪木:ふゆぅ、緊張して思い出せませぇん…!
江ノ島:そんな身構えなくても、簡単な事でいいって。例えば、あんたのクラスメイトの話とかさ。
江ノ島:いつか…役に立つかもしれないからね。
罪木から色々な話を聞いた…
真宮寺:おや…いつも通りに過ごしているんだネ。クリスマスには興味がないかな?
江ノ島:あー、アタシみたいなのは男と騒いでそうって思った?こう見えて身持ちは堅い方なんだよねー。
真宮寺:いや…君を観察してきた限り、今日のような日に浮かれるタイプじゃないとは思っているヨ。
真宮寺:むしろ君ってさァ…君は超高校級のギャルという肩書に相応しく、明るくふるまってるけど…
真宮寺:本当はすべての飽きて退屈しているんじゃないか…そう見える事があるんだよネ。
江ノ島:うわ、観察とか気持ち悪ーい。今時ストーカーなんて流行んないよ?
真宮寺:ククク…そんなつもりじゃないヨ。第一、僕には愛する人がいるからネ。
江ノ島:ま、確かに退屈だって感じる事は多いけどさー…アタシはどうすれば退屈を脱せるかわかってるんだ。
江ノ島:自分が最高にワクワクドキドキして…みんなも同じ気持ちにさせてあげられる…
江ノ島:そんな方法を、ちゃんと知ってるんだよね。
真宮寺:ふーん…それは結構な事だネ。何か楽しい計画でもしてるのかな?
江ノ島:そんなとこね。色々考えてるからさー、アンタも楽しみにしててくれていいよ。
絶望的な計画に思いを馳せながら食事した…
江ノ島:今日の日替わりランチ、ちょっと絶望的ねー。あんまり美味しいと食べすぎちゃうじゃない。
舞園:江ノ島さん、やっぱり食事なんかも気にするんですね…さすがカリスマモデルさんですね。
江ノ島:またまたー、トップアイドルの舞園さんが何言ってんのよ!
江ノ島:そっちは七海で人前に立つ事も多いし、体系キープとか大変っしょ?
舞園:まぁ、ステージの為に鍛えたり、美容に気を使ったりはしてますけど…
舞園:江ノ島さんはどうなんですか?
舞園:江ノ島さんってすごくスタイルがいいし、肌もキレイだし…何か特別なケアとかしてるんですか?
江ノ島:それはちょっと、企業秘密ってヤツね!
江ノ島:ま、そういう話は雑誌の美容特集でバッチリ語っちゃってるから…そっちを読んでね!
舞園:ふふっ…宣伝がお上手ですね。わかりました、読ませてもらいます。
舞園:でも、江ノ島さんが表紙のファッション誌って何種もあるので…お薦めの1冊、教えてくださいね。
江ノ島:オッケー。それじゃこの後、一緒に購買行く?たぶん最新号そろそろ入荷だからさー。
…ファッション誌を手に、2人で美容についてじっくり語り合った!
辺古山:辺古山さん。俺、昨日旅から戻ったんで…例のもの、持ってきたっす。
辺古山:むっ…ほ、本当か!
辺古山:天海…いつもすまんな。遊びで海外まで赴いている訳ではないだろうに。
天海:気にしなくていいっすよ。これくらい、手間でもなんでもないんで。
天海:むしろ、旅先でちょっと和む時間ができてよかったって思ってるくらいっすよ。
江ノ島:あれ、なんの話ー?アタシも混ぜてよ。
江ノ島:あっ、それともアタシお邪魔だったりする?ごめんごめん、2人が仲良いって知らなくてさ。
辺古山:江ノ島…何か誤解していないか?天海には写真を見せてもらっていただけだ。
むくろ:何それ、怪しいんですけどー?あ、九頭龍にはこの事は黙ってよっか?
天海:あれ、辺古山さん…話しちゃっていいんすか?
辺古山:別に…隠すほどの事ではない。
江ノ島:へー、天海くんの写真って事は…旅先で撮ったヤツとか?
天海:鋭いっすね。正解っすよ。
辺古山:天海には、旅先で出会った動物の写真を見せてもらっているのだ。
江ノ島:辺古山さん、動物好きだもんねー。
江ノ島:田中のハムスターとかウサギとか…たまにじっと見てるもんね!
辺古山:し…知っていたのか。
天海:今回は地中海の方へ行ってきたんすけど、猫がたくさん撮れたんすよ。
天海:どこを見ても猫ばかり、みたいな島にも寄ったんで。
辺古山:それは凄いな…私もその光景をこの目で見てみたかった。
3人で動物の写真を見た…
むくろ:…………
むくろ:ナイフ…飛んできたのは、えっと…
むくろ:…こっち。盾子ちゃん、そこにいるの?
江ノ島:あーあ、改めて並んでみるとひっどいわね。
江ノ島:ねぇ、その格好でアタシの半径2千キロ以内に近寄らないでくれる?
むくろ:どう足掻いても国外追放!?
むくろ:そ、そんなに酷いかな?メイクとか、かなり似せたつもりなんだけど…
江ノ島:それで似せたつもりなら絶望的技術ね!リアルタイム画像加工かけたいくらい酷いわ!
江ノ島:あのさぁお姉ちゃん、その貧相な胸に手を当てて考えてみなって。
江ノ島:いや当てなくてもわかる話だわ。胸見たら一発で別人ってわかるっしょ?
江ノ島:これはもう、アタシを知ってるヤツの前にアンタを出す訳にはいかないわよねー。
むくろ:私達…並ぶとお揃いみたいだね。
江ノ島:ちょっと、瞬時に全身鳥肌立ったでしょうが!全方位から一斉にナイフ投げつけるわよ!
むくろ:うん…やってみていいよ。
朝日奈:花村…来たよー。私に何の用?
花村:待ってたよ、朝日奈さん!
江ノ島:花村くーん、アタシを呼んでくれないなんて酷いじゃーん!
花村:あれ、江ノ島さん?なんできみも?
江ノ島:だって、アンタと朝日奈を2人きりになんてできないっしょ?
花村:えっ、それってどういう意味?ぼくって信用されてない?
朝日奈:ねぇねぇ、それで私に用って?
朝日奈:やらしい話だったら怒るからね?そういうの、ホントに苦手なんだから…
花村:もー、わかってるって!シャイな朝日奈さん相手には言葉を選びますとも!
花村:さすがのぼくも…大神さんにお願いされちゃ断れないからね。
江ノ島:ま、その話題はもう飽きたから、さっさと話しなよ。朝日奈に食べてほしいものがあるんでしょ?
花村:えっ、知ってたの?
江ノ島:違うけど、シモい話以外で花村が用事なんてだいたい予想できるでしょ?
花村:江ノ島さんには敵わないね。その通り!今日は朝日奈さんに食べてほしいものがあるのさ!
朝日奈:えっ…私に?
花村:…これだよ!ボンヌ・ファム風ベニェさ!
朝日奈:わっ、ドーナツじゃん!
花村:マロン、フレーズ、ミルティーユ…色々な味を作ってみたから、食べてみてよ。
朝日奈:しかも何種類も!なんでなんで!?うわー、宝の山だよ!
花村:これから週に1度、学食に出そうと思ってるんだよね。
花村:みんな育ち盛りだからさ…美味しいご飯だけじゃなくておやつもたくさん食べたがるじゃない?
花村:スナック菓子ばっかり食べてる人もいるみたいだから、いっそぼくが三ツ星のおやつを抵抗しようと思って。
花村:まだ試作品だから…是非ともきみの感想を聞かせてほしいんだ。
朝日奈:えー、いいじゃんいいじゃん!でも、なんで私に!?
江ノ島:いやいや、朝日奈さんがドーナツ好きだなんてアタシじゃなくても見抜けるって。
花村:そういう事だね。この学園で最もドーナツを愛する女性に、一番に食べてみてほしかったのさ。
朝日奈:花村…ありがとね。私、花村の事ちょっと誤解してたかも。
花村:ンフフ、もっと褒めてくれていいんだよ!
江ノ島:あ、せっかくだからアタシも食べていい?グルメレポーターばりの食レポ披露してあげるよ?
花村:江ノ島さんの食レポ…それは激レアだね!もちろん、どんどん食べていいよ!
朝日奈:んー、美味しい!美味しいよ花村!あんたって料理の腕だけは最高だよー!
獄原:あっ、おはよう。違うクラスの…えっと、江ノ島さん…だよね?
江ノ島:このカリスマ故にどこにいても目立ちすぎてしまう私様をうろ覚えとは!やるわね野生児!
獄原:ご、ごめんね!次はちゃんと覚えておくからっ!
王馬:おはよーゴン太、いい朝だね!ところでそんな偉そうな人、ウチの学校にいたっけ?
王馬:あ、偉そうな金髪の人といえば入間ちゃんがいたね。でも入間ちゃんとはだいぶ雰囲気が違うなー。
江ノ島:よりによって入間さんと比べますか…死にたくなるくらい絶望的ですね…
獄原:そ、そんな悲しい事言わないでよ!元気出して、江ノ島さんっ!
王馬:そうそう、江ノ島ちゃんだよね。オレが大好きな江ノ島ちゃんを忘れる訳ないじゃん。
王馬:うん、確かに江ノ島ちゃんだと思うんだけど…でも…うーん、うーん…
王馬:ごめん、キミって本当にそんな顔だっけ!?ほとんど話したことないからホントにわからないんだ!
江ノ島:えー、酷くなーい!?生まれた時からこのモテカワフェイスだよー!
獄原:王馬くん…女性にそんな事を言うのは紳士的じゃないよ!
江ノ島:でも、王馬の疑問自体は的確かもしれないね。同じ姿の人間が複数いるのも珍しい事じゃないからさ。
獄原:えっ?そうなの?でも、江ノ島さんは1人しかいないよね?
王馬:こんな目立つ人が2人も3人もいる訳ないじゃん!十神ちゃんじゃないんだからさ!
獄原:えっ、十神くんって2人も3人もいるのっ?
江ノ島:私には双子と影武者とドッペルゲンガー、合わせて4人の同じ顔がいますよ。嘘ですが。
王馬:ちょっと、オレのマネして嘘つかないでよー!いくら大親友の江ノ島ちゃんでも怒るよ!
獄原:うぅっ、何がなんだかわからなくなってきたよ…ゴン太は1人しかいないよね?
江ノ島:アンタみたいな騙されやすい人は1人しかいないから、安心していいよー!
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