名前 | 赤松楓(アカマツカエデ) | |
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CV | 神田沙也加 | |
身長 | 167cm | |
体重 | 53kg | |
胸囲 | 90cm | |
血液型 | O型 | |
誕生日 | 3月26日 | |
好きなもの | 鍵盤 | |
嫌いなもの | 自転車 | |
一人称 | 私 | |
三人称 | 男子は苗字+くん、女子は苗字+さん | |
特記事項 | 超高校級のピアニスト |
「ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期」主人公。ダンガンロンパシリーズの本伝タイトルとしては3作目で初の女性主人公。超高校級のピアニストで、ピアノバカと呼ばれるほどにピアノが好きらしく、ピアノを弾き続けた結果卓越した技術を持つに至り、「超高校級のピアニスト」として政府に選ばれた。今作で新登場となる「パニック議論」では数人が同時に話すという中で論破をするという仕組みだが、これを聞き分けられるのは赤松が超高校級のピアニストであるから、という理由付けがされている。
性格は、明るく前向き、かつ過去作の主人公たち同様に非常に常識的、模範的な感性、性格をしている。ダンガンロンパシリーズ主人公の例にもれず、頭には上に跳ねたアホ毛が。
CVを務める神田沙也加は、舞台「ダンガンロンパ THE STAGE 希望の学園と絶望の高校生 」で江ノ島盾子を演じ、アニメ「ダンガンロンパ3 The End of 希望ヶ峰学園」のOP、EDのボーカルを務めるなど、元々、ダンガンロンパに非常に縁が深い。
通常 | あれ?/え? | へぇ〜/そうそう!/ねえ! | うーん…/えっと… | ねえ!/そっか!/あのね |
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うん…/そうじゃないよ/ごめん… | きゃあああ!/えっ!? | もう〜/ああもう! | う〜ん…/うん…/あーあ | うーん/ええ? |
えっと…!/はあ… | やめてよ…!/違う…! | えぇ…/そうかもしれないけど… | …え? | …… |
もう! | よおーし!/そうだね!/ナイスだよ! | うんうん/うぅん… | へえ〜/そっか! | えっ!? |
その他 | ||||
やっぱり…まずは自己紹介からだよね。
体験版開始直後のプレイヤーに向けての言葉。一作目の苗木もゲーム冒頭には同じように自己紹介している。
別に、楓みたいに真っ赤に燃える情熱を持ってるって訳でもないけど…この名前はとても気に入っているんだ。
同じく冒頭の紹介での言葉。自分の名前は気に入っているらしい。
ビックリした!何?なんなの?パンダ!?
モノクマを初めて見た時の反応。
主人公…またそれ?どういう事なの?
ねぇ、その主人公ってなんなの?モノクマは何も教えてくれなかったんだけど…
体験版で何度もメタ目線で自分が主人公だと言われてうんざりしての反応。
そ、そんなの納得できないよ!私、女子なんだよ!?
体験版で苗木と日向と一緒の「主人公の部屋」を使えと言われてモノクマに反論。
う、ううん!日向さんの事は信じてるよ!
苗木さんを疑ってる訳じゃないんだけど…なかなか戻ってこなくて、心配したからさ。
常識的な赤松は自分に協力的な苗木や日向のことは疑いたくはないと言うお人好しも面があるが、二人には「気遣わず疑うことが重要」と諭される。
それは違うよ!
聞こえたよ!
学級裁判では苗木、日向ら過去の主人公と同じ、おなじみの決め台詞でコトダマを飛ばし、論破する。新要素パニック議論では声を聞き分けてウィークポイントを見つけ出し、論破する。
みんなの冷ややかな視線…私の印象が悪くなっちゃったみたい…
学級裁判中のゲームに間違えるとこの台詞と共に赤松の発言力が減少する。
より詳細なデータはプレゼント一覧参照。
程度 | セリフ | プレゼント例 |
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大好物 | もう、嬉しすぎるよ!/わっ!これ、本当に貰っちゃっていいの!? | 古びた楽譜、ハイエンドヘッドホン、メトロノーム |
好物 | 実は私、こういう物が〜/ちょうどこういうのが欲しいなって~ | ネイルブラシ、ジェリービーズ |
普通 | こんな物も持ってたんだね/ふーん…こういう物を良いって思おうんだね | 三段ランチボックス、ウーロン茶 |
嫌い | なんでこれをプレゼントしようとしたの/センスって、ちょっと独特だね | 手編みのセーター、がんじがらめブーツ |
◎が「凄く楽しんでもらえた」、○が「まあまあ話は盛り上がった」、△が「あまり楽しんでもらえなかった」、×が「雰囲気は最悪だ」
場所 | 選択肢パターン1 | 選択肢パターン2 | 選択肢パターン3 |
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AVルーム | △虫さんの〜 ○ピアニストの〜 ◎探偵の〜 |
○コメディー映画を〜 △ホラー映画を〜 ◎ミュージカル映画〜 |
◎眠くなりそう〜 △パッケージでドミノ ×映像よりも現実 |
食堂 | ◎料理を〜 ○お菓子〜 △何か飲もう |
△冷蔵庫 ◎ティータイム ×断食する |
○食後は緑茶〜 ◎食後は寝る〜 △食後は運動〜 |
図書室 | ×えっちな本 ◎漫画を〜 △退屈だね |
△勉強しようか ◎眠くなって〜 ○埃っぽいね |
◎ピアノの〜 △叫びたく〜 ○本でタワー〜 |
体育館 | ◎体を〜 ○掃除を〜 △疲れちゃったな |
×バスケを〜 △まずは脱いで〜 ◎まずはストレッチ〜 |
△イメージトレーニング ◎僕は見学 ×燃やしちゃおうか |
中庭 | ◎外の空気を〜 ○ランニング〜 ×室内に〜 |
◎日向ぼっこでも ○とりあえず踊ろう △いい景色 |
△ここにもずいぶん〜 ◎早く外に〜 ×ずっとここに〜 |
ココロンパ | △5番目の発言「失礼」に対して「肯定」 ○5番目の発言「失礼」に対して「否定」 ×9番目の発言「ピアノバカ」に対して「肯定」 ◎9番目の発言「ピアノバカ」に対して「否定」 |
学校行事での才能のカケラ入手数、仲良しマスでのステータス上昇値はプレイしている自分のカードとイベントで登場する相手のカードの所持している最高レアリティに依存。全てNなら最低値、全てUなら最高値になります。
N | S | U |
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レベル | 発言力 | 集中力 | 腕力 | 体力 | 知力 | 忍耐 | 素早さ | 幸運 |
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1 | 18 | 18 | 2 | 2 | 2 | 4 | 4 | 3 |
99 | 175 | 175 | 75 | 75 | 75 | 125 | 125 | 100 |
学校行事 | 選択肢1 | 選択肢2 | 選択肢3 |
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1年6月体育祭 | 女子バレー、いい勝負しそうなんだよね(大神と茶柱に会い、赤カケラ10〜90) | サッカーの応援に行こうかな!(石丸、天海と会い緑カケラ10〜90) | 最原くんは卓球に出るって言ってたっけ…(最原&星と会い青カケラ10〜60) |
2年9月文化祭 | 外へ飛び出したくなるような楽しい音にしよう(澪田に会い、赤カケラ11〜66) | 優しく包み込むようなあったかい音にしよう(不二咲と会い、青カケラ11〜66) | みんなの心にまっすぐ届くような音にしよう(緑カケラ11〜66) |
3年12月クリスマス | 人と話して緊張を解したいな…(最原に会い、青カケラ12〜72) | 早めに舞園さんと合流しておこうかな(舞園と会い、緑カケラ12〜72) | そうだ、まだ誘ってない人がいるんだった(ウサミと会い、赤カケラ12〜72) |
相手 | ステータス上昇 |
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最原 | 発言力+6〜36、知力+4〜24 |
舞園、澪田 | 発言力+9〜81、集中力+9〜81 |
カムクラ | 発言力+6〜36、腕力+4〜24 |
不二咲、春川 | 発言力+3〜27、集中力+3〜27、腕力+4〜36、知力+4〜36 |
入間、十神 | 発言力+3〜27、集中力+3〜27、知力+8〜72 |
希望ヶ峰学園か…わくわくするね。たくさん友達ができるといいな。
ううん…きっとできるよね。素敵な出会いが待ってる気がするよ!
たくさん友達ができて、一緒に青春して…我ながら最高の高校生活だったよね!
赤松:うわー、相手チームに大神さんがいる!でもうちのクラスも頑張ってるみたい…
茶柱:あっ!赤松さんじゃないですか!転子達の応援に来てくれたんですか!?
茶柱:感激です…やっぱり女子っていいものですね!転子、燃えてきました!
大神:…目に強い光が宿ったな、茶柱よ。
大神:我も負けてはおれん…うおおぉぉおおお!
赤松:おっ、熱い展開。なんだかショパンの「革命」の情熱的な旋律を思い浮かべちゃうね。
赤松:よーし…みんな、頑張ってー!
天海:あれ…赤松さん、俺達の応援に来たんすか?
赤松:私の競技は終わったからね。これから後半戦?応援、間に合ってよかったよかった。
石丸:疲れているだろうにクラスメイトの応援とは…感心だ!僕も後で仲間の激励に赴くとしよう!
天海:俺らのチームには体育会系がいないんで、勝てるか微妙なとこっすけど…
天海:ま、後半も頑張るんで声援よろしくっす。
…頑張るみんなに熱い声援を送った!
最原:赤松さん…応援に来てくれたの?
赤松:私の競技は終わったからね。って…最原くん達の勝負も終わっちゃってたか。
星:フン…最原の勇姿が見られなくて残念だったな。
赤松:そ、そういうんじゃないって!もちろん星くんの勇姿も見たかったし!
最原:僕は勇姿って言うほど活躍できなかったけど…それはともかく、来てくれてありがとう。
応援できなかったのに、感謝されてしまった…
赤松:自分でもどんどん楽しくなっちゃう演奏ができたな…まだまだ弾き足りない気分だよ。
澪田:楓ちゃん楓ちゃん楓ちゃーん!聴いてたっすよー超熱かったっすー!
赤松:あ、澪田さん!来てくれてたんだね!
赤松:超高校級の軽音楽部に聴いて貰ってたなんて…今更だけど、ちょっと緊張しちゃうな。
澪田:唯吹達、やってる音楽ジャンルは違うっすけど…楓ちゃんのピアノは唯吹の魂を揺さぶったっすよ!
澪田:唯吹もステージに飛んでって歌いたいっていうか、今ならギターから火でも噴けそうな気分っす!
赤松:ふぅ。思った通りの…ううん、それ以上の演奏ができたかも。
不二咲:あ、赤松さん…あのぉ…
赤松:えっ…不二咲さん、どうしたの!?泣いてる!?
不二咲:あっ、これは…赤松さんの演奏に感動しちゃって…
赤松:えっ?
不二咲:クラシックって、あんまり詳しくないんだけど…でも、すっごく感動したよ!
不二咲:胸がじんわり温かくなって、明るい気持ちになって…それから…えっと…
不二咲:…ごめんねぇ、上手く言えなくて。
赤松:ううん。言葉よりもさ…不二咲さんの笑顔が、一番の感想になるよ。
不二咲:…本当に?
赤松:うん。私ね、みんなにさっきの不二咲さんみたいな笑顔になってほしくてピアノを弾いてるからさ。
赤松:なんて…ちょっとはずかあしい事言っちゃった?
不二咲:ううん…すごく素敵だと思うよ。
不二咲の笑顔で、こちらも嬉しくなった!
赤松:聴いてくれた人みんなを笑顔にするような…そんな演奏、できてたかな?
ウサミ:赤松さん…素敵な演奏でちたよ!
赤松:えっ、ウサミ?聴いてくれてたの?
ウサミ:もちろんでちゅ。ミナサンのステージや展示を、あちしはとっても楽しみにしてたんでちゅから。
ウサミ:赤松さんのピアノは幸せな気持ちにしてくれまちゅね。あちし、感動しちゃいまちた!
赤松:ウサミにも喜んでもらえるなんて、なんか嬉しいな。やっぱり、音楽なら…誰の心にも届くんだ。
ウサミ:その通りだと思いまちゅ。またピアノを聴かせてほしいでちゅ!
赤松:うん、もちろんだよ。私はいつでも…みんなに聴いて欲しいって思ってるからさ。
ウサミにもピアノを喜んでもらえるなんて…嬉しい発見だった!
最原:赤松さん…お待たせ。
赤松:最原くん…ごめんね、呼び出しちゃって。
赤松:ライブまでまだ結構時間があるのに…ドキドキしちゃって、落ち着かなくてさ。
最原:気にしないで。僕でよければ、少し話し相手になるよ。
最原:それにしても…これまで人前でたくさんピアノを弾いてきた赤松さんでも、そんなに緊張するんだね。
赤松:そりゃ緊張もするよ!国民的アイドルと同じステージに立つんだよ!?
赤松:元からあるバラード曲の他に、私がピアノアレンジさせて貰った曲も弾くんだけどね?
赤松:舞園さん達のファンの人に喜んで貰えるかどうか…これって、責任重大じゃない!?
最原:確かに…それは緊張しそうだね。聴く側としては楽しみだけど…
最原:あ…そういえば、僕もちょっと緊張してるかも。アイドルのライブって初めてなんだよね。
赤松:百田くんや春川さんと一緒に来るんでしょ?大丈夫だって。
赤松:そうだ…よかったら、ライブの後にみんなでご飯でも食べに行かない?
最原:あ、それが…ごめん、百田くん達はライブが終わったらすぐに帰っちゃうらしんだよね。
赤松:えっ?えっと…最原くんは?
最原:赤松さんがよければ…僕は残るよ。ライブの感想も言いたいしさ。
赤松:そっか…じゃあ、2人でどこか行こっか。
最原:うん、いいよ。
赤松:な、なんか…ますます緊張してきちゃったな。
最原:えっ?大丈夫?
赤松:だ、大丈夫!緊張はするけど…改めて頑張らなくちゃって思えたっていうか…
赤松:えっと…今夜、楽しみにしててね。
赤松:舞園さん達のステージは間違いなく最高だと思うから…私も負けずに、最高の演奏を聴かせるよ。
舞園:赤松さん…もう支度はいいんですか?
赤松:うん、私は大丈夫だよ。リハーサルもあるし、ちょっと早めに行こうかなって。
舞園:改めて…私達のライブに協力してくれて、本当にありがとうございます。
赤松:ううん、こちらこそだよ!素敵な機会をくれてありがとう。
赤松:舞園さん達のライブなら、普段クラシックを聴かないって人もたくさんいると思うんだ。
赤松:そういう人にピアノを聴いて貰える機会ってなかなかないから、凄く楽しみにしてたんだよね。
舞園:そう言って頂けると嬉しいです。私も赤松さんと共演できるのを楽しみにしてました。
舞園:共演が始まってから、どんなライブができるかなって考えるのが止まらなかったくらいです。
赤松:うーん、さすが舞園さんだね…私、実はちょっと緊張しちゃってさ。
赤松:弱気が一番の敵だって事はわかってるんだけど…
舞園:気負わなくていいですよ。私達のファンの皆さんは、温かく応援してくださる方ばかりですから。
舞園:赤松さんも、楽しんで弾いてくださると嬉しいです。
赤松:…そっか、そうだよね。大切な事を忘れるところだったよ。
赤松:目いっぱい楽しませて貰うから、今日はよろしくね。
舞園:こちらこそ…よろしくお願いします。
…楽しみな気持ちでライブに臨んだ!
赤松:あ、いたいた。ウサミ、今夜って時間ある?
ウサミ:今夜でちゅか?早めの時間なら空いてまちゅけど…どうかしまちたか?
赤松:それなら…もしよければ、舞園さんのクリスマスライブを観に来ない?
赤松:実は、今日が私がピアノで参加させて貰う事になってるんだよね。
ウサミ:えぇっ!?あちしを誘ってくれるんでちゅか?
赤松:まぁ、まさかヌイグルミをライブに誘う事になるとは思わなかったけど…
赤松:ウサミはこれまでも、私の演奏を喜んで聴いてくれてたからさ。
赤松:あ、さすがに客席にいたら一般のお客さんにびっくりされちゃうかもしれないから…
赤松:たぶん部隊袖で聴いて貰う事になるんだけど…それでもよければ、来て欲しいな。
ウサミ:も、もちろん行きまちゅ!
ウサミ:赤松さんと舞園さんの立派な姿を近くで見られるなんて、先生冥利に尽きまちゅよ!
ウサミ:うぅっ…今から感動してきちゃいまちた。呼んで貰えるなんて、嬉しいでちゅ…
赤松:そんな…大げさだって。ま、喜んでくれてよかったよ。
…小さな観客が1人増えた!
赤松:最原くん…ちょっといいかな?
最原:大丈夫だよ。どうしたの?
赤松:実は来月、ちょっと大きなホールでピアノコンサートをやる事になったんだ。
赤松:それで…よかったら、これを受け取ってくれないかな。
最原:これ…チケット?
赤松:うん。聴きに来てくれたら嬉しいな。
赤松:あっ、予定が合わないならもちろん無理しなくていいからね!
最原:ううん、絶対に行くよ。ピアノを弾いている赤松さんを見たいからさ。
赤松:えっ…わ、私を?ピアノを聴きに来るんじゃなくて?
最原:もちろん、ピアノも楽しみだけど…僕、変な事を言ったかな?
赤松:あー…意識して言った訳じゃないんだ。えっと、気にしなくていいから。
赤松:気にしないで…気軽に聴きに来てよ。
最原:うん。クラシックのコンサートって初めてだけど、赤松さんの演奏だと思うとすごく楽しみだよ。
最原:そうだ、どんな格好で行ったらいいかな?学生服でも大丈夫?
赤松:問題ないよ!長い時間座ってる事になるし、着慣れた制服はいいと思う。
赤松:ほかにも聞いておきたい事があったら言ってね。初めてなら、色々不安もあるだろうしさ。
最原:じゃあ、後でまた質問してもいい?放課後までに考えておくよ。
赤松:わかった、何でも聞いて!
最原:よろしくね、赤松さん。
最原:あっ…まだお礼を言ってなかったね。誘ってくれて、ありがとう。
赤松:うん、楽しみにしてて。
赤松:最原くんに聴いて欲しい曲が…いっぱいあるからさ。
澪田:おぉっ、楓ちゃんにさやかちゃーん!おはようございまむ!
舞園:澪田さん、おはようございます。
澪田:むっはー朝から非の打ち所のないアイドルスマイル!このスマイルがゼロ円なんて価格破壊っすよ!
赤松:おはよ。今日もテンション高いねー。
澪田:朝からこの3人が揃うとは…きっとこの学園に音楽的革命が起こる予兆っすね!
舞園:音楽的革命…ですか?
澪田:超高校級のピアニスト…超高校級のアイドル…そして超高校級の軽音楽部!
澪田:根っからバラバラな唯吹達3人の音楽性が正面からぶつかり合う事で…
澪田:ご飯とパスタと中華まんのランチセットみたいな、エキセントリックな音楽爆誕の予感っす!
赤松:…誰も頼まそうなランチセットだね。
舞園:でも私も、どこかで皆さんと一緒に活動できたらいいなって想像はしてましたよ。
舞園:いつか澪田さんと音楽番組で共演できるかもとか、赤松さんに伴奏してもらって歌ってみたいなとか。
赤松:あ、それ楽しそう。たくさんの人に私達の音楽を聴いて貰うきっかけにもなりそうだし!
澪田:たっはー、夢が広がりまくりすてぃーな!
赤松:でも澪田さんの言った通り…私達の音楽ジャンルって、バラバラすぎるよね。
舞園:確かに…赤松さんはクラシックを弾くピアニストで、澪田さんは元々ガールズバンドのギタリスト…
澪田:そんでそんで、さやかちゃんはアイドルグループのセンターマイク!
澪田:共同戦線の前に方向性の違いで解散…なーんて事になったら笑えないっすね。
澪田:ぐぎぎ…唯吹的には、2人となら最高にハイなセッションができる気がするんっすけどー!
赤松:私達の場合、下手に足並みをそろえようとしてお互いの音を殺すより…
赤松:それぞれの得意な事を併せてみるのがいいんじゃないかな?
赤松:まぁ、私にできるのは…ピアノだけなんだけどさ。
舞園:赤松さんの言う通りかもしれませんね!私は歌わせて貰って、赤松さんがピアノを弾いて…
澪田:そして作詞・作曲は澪田唯吹っすね!
赤松:…………
舞園:…………
舞園:…赤松さん。
赤松:な、なに?
舞園:本当に大丈夫だと思いますか?
赤松:…ちょっと先が思いやられるかも。
赤松:…ふぅ。
カムクラ:…演奏は終わりですか?
赤松:えっ!?い…いつからいたの!?
カムクラ:ショパンの「別れの曲」…その弾き始めから。
赤松:そうだったんだ。…全然気づかなかったよ。声、掛けてくれてよかったのに。
赤松:あ、別れの曲知ってるんだね。とってもキレイで…でも切なくて胸が締めつけられる、いい曲だよね!
赤松:聴いた事あるって人は多いと思うんだけど、ショパンだって知ってる人はあまりいないんだよね。
赤松:もしかして、結構な音楽好きだったりする?えっと、あなたは…
カムクラ:カムクライズル…そう呼ばれています。
赤松:…呼ばれてる?
カムクラ:あなたは?
赤松:あ、私は赤松楓。「超高校級のピアニスト」なんだ。
赤松:そうそう、カムクラくんも音楽が好きなの?
カムクラ:歌も楽器も、作詞作曲も…ひと通りできますよ。
赤松:えぇっ、凄いね!?なら、ピアノも弾けるって事!?
カムクラ:もちろん、それくらい可能です。
赤松:う、うわぁ…もしかして、ただのピアノバカの私より相当凄いんじゃない!?
赤松:よかったら、カムクラくんのピアノ…聴いてみたいな。
カムクラ:ここで弾けという事ですか?
赤松:お願いしてもいい?ほら、カムクラくんも私が弾くのを聴いてたんだし!
カムクラ:そうしろと言うなら、構いません。
赤松:はぁ…凄かった。凄い演奏だったよ。
赤松:…………
カムクラ:何か不満でも?
赤松:ううん、そんなんじゃないよ。聴かせてくれてありがとう。
赤松:凄いテクニックだった…どんな難しい箇所も、なんでもないって風に軽やかに弾いてた。
赤松:リズムも何もかも完璧で、キレイな演奏だった。でも…
カムクラ:…やはり不満があるんですね。
赤松:不満って言うか…カムクラくんってさ、ピアノを弾く時、何を考えてる?
赤松:聴いてる人に…何を届けたい、どう感じてほしいって思ってる?
カムクラ:特に何も。
赤松:えっ?な、何もないの?そんなに弾けるのに?
赤松:じゃあさ…さっき私のピアノを聴いて、どう思った?
カムクラ:完璧に近い演奏でしたよ。誰もがあなたを認めるでしょうね。
赤松:えっと…そういう事じゃなくて…
赤松:…あー、もうっ!人のピアノに口出しなんてしたい訳じゃないのに!
赤松:でも…もったいないって思っちゃった。
赤松:それほどの才能があれば…どんな思いだって、音を通してみんなに伝えられるはずなのにって。
カムクラ:そんな事をしたところで…その先に何が起こるかは予想できます。
赤松:予想できるから…やらなくてもいいと思うの?私は、ちょっと違う考えかな。
赤松:ねぇ、カムクラくん…もしよかったら、また私のピアノを聴きに来てくれない?
カムクラ:なんの為にです?
赤松:えっと…キミにはいろいろ、言ってやりたい事があるんだけど…
赤松:言葉にするより、もっと私のピアノを聴いて貰うのが手っ取り早いと思うんだ。
赤松:それでカムクラくんが、いつか私のピアノで笑顔になってくれたらいいなって。ダメかな?
カムクラ:頷く必要性を感じませんね。
赤松:こ、ここはわかったって言うところじゃない!?
赤松:もう…仕方ないか。無理強いなんてするつもりないし…
赤松:でも、気が向いたらいいでから…また来てよ。私は毎日ピアノ弾いてるからさ。
カムクラ:まぁ、時間はあるので…考えておきます。
不二咲:グスッ…どうしたらいいのかなぁ…
赤松:…あれっ?不二咲さん?
不二咲:あっ…赤松さん、春川さん…
赤松:えっ、泣いてる!?どうしたの、何かあった!?転んだ!?
春川:…さすがに転んだくらいじゃ泣かないでしょ。
不二咲:ご、ごめんねぇ…心配かけちゃって…
赤松:ううん、いいんだよ!嫌じゃなかったら、何があったか話してよ。
不二咲;寄宿舎の側で…怪我した小鳥を見つけたんだぁ。手当てしてあげたかったけど、すぐに死んじゃってさ…
不二咲:大急ぎで田中クンのところに連れていけば、もしかしたら助けられたかもって思うと…悲しくて…
赤松:…そうだったんだ。
春川:それ、泣くほどの事?別にあんたのせいじゃないでしょ。
赤松:ちょっと、春川さん!言い方、言い方!
春川:それに田中だって獣医って訳じゃないし…連れていったとしても、助けられたかわからないよ。
不二咲:そう…だよねぇ…
不二咲:でも…もっと飛びたかったよねって思ったら、涙が出てきちゃって…ごめんねぇ。
赤松:不二咲さん…優しいんだね。
春川:やっぱり、あんたが泣く事ないと思うけど…
春川:でも…死んだ時に泣いてくれる誰かが側にいるのは幸運な事だと思うよ。
不二咲:赤松さん、春川さん…ありがとうねぇ。
春川:そういえば、あんた…こんな所で何してたの?
不二咲:えっと…小鳥のお墓、作ってあげようと思ってさ。
不二咲:あ…でも、学校に勝手に埋めたりしたらダメかなぁ?
赤松:そうかもね…それにこんな所じゃ、お墓を作っても誰かに踏まれちゃうかもしれないし。
春川:それこそ、田中に相談してみればいいんじゃない?
春川:あいつなら、動物をどうやって見送ればいいかって話にも詳しいはずだよ。
不二咲:そっか…そうだねぇ。
春川:ほら、行くよ。あいつ、この時間ならたぶん動物達のところでしょ。
不二咲:春川さん…ついてきてくれるの?
春川:…何?不満?
不二咲:う、ううん…不満なんかじゃなくて…
赤松:あ、意外だった?
赤松:あのね、不二咲さん…春川さんって、クールに見えてとっても愛情深いんだよ。
春川:…赤松はついてこなくていいよ。
赤松:なんで!?本当の事を言っただけなのに!
赤松:私も行くからね、不二咲さんっ!
不二咲:2人とも…本当にありがとうねぇ。
春川:不二咲みたいな泣き虫…放っておくのも後味悪いからね。
十神:おい、お前達…誰が相席を許した?
赤松:えっ?座っちゃダメだった?
入間:この入間美兎さまに座れねー席なんかねー!文句があんならテメーがどきやがれ、エロメガネ!
十神:聞くに堪えない雑音をまき散らすな。
入間:ま、テメーみてーなやらしい目線のメガネヤローにはオレ様のヴィーナスボディは刺激的すぎるか!
十神:言葉を聞く耳もないのか?まったく、あまりに低俗だな。
入間:まったく、これだから低俗な凡人は仕方ねーな!
十神:…今、何か言ったか?
入間:…はぁ?まさか御曹司ごときが、この美人すぎる大天才より上だとでも思ってんのか?
赤松:ちょ、ちょっと2人とも!こんな所で喧嘩なんてやめてよ!?
十神:あり得んな。こんなヤツと俺の間に、対等な争いが成り立つ訳がないだろう。
入間:おいバカ松!わざわざ比べるまでもねー、ザコ神なんかよりオレ様の方がスゲーよな!?
赤松:入間さん…私に味方させる気ある?
十神:とっとと失せろ。お前らに付き合っている時間がもったいない。
赤松:えっ、私もひとまとめ!?それはちょっと心外なんだけど!
入間:テメーこそ、この大天才の時間を無駄にしやがって!タダじゃ済まさねーぞ!
十神:たかり行為でもするつもりか?あさましい女だ…
入間:…くぅっ!浅ましい女!?
赤松:あー…入間さん、変なスイッチ入っちゃった。
入間:み、見下されるのがちょっと快感かもなんて…思ってないから!
赤松:十神くん…なんか、ごめん。
十神:…不愉快な事に、この手の反応には慣れている。
入間:ふ、2人してオレ様を無視して…!そういうのも、悪くないかも…っ!
なんだか、すっごく楽しんじゃった!
ピアノを弾く以外で、こんなに時間が早く過ぎるのは久しぶりだよ。
よかったら…また遊んでね。
その…〜くんの事が知りたいから…
じゃ、じゃあ、一緒に寄宿舎まで戻ろっか…
あー、楽しかった!なんで〜くんと一緒だと、こんなに楽しいんだろう。
もしかしたら〜くんには、人を楽しませる才能もあるのかもしれないね。
じゃあ、そろそろ寄宿舎に戻ろっか。
…うーん、なんだか疲れちゃった。
…悪いけど、先に戻るね。
こんな気持ちになるんだったら、1人でピアノの練習をしておけばよかったな…
…先に戻るね。
む、虫さんの?
別にゴン太くんの事が嫌いとかではないけど…
…男女2人で見るものじゃ、ないんじゃない?
こういうのを見ると、本当に気合が入るよ。
演奏は競争じゃないけど、それでも負けてられないなっていうか…
よーし!帰ったら研究教室で、いっぱい練習しよう!
うん、賛成!
これで、〜くんの仕事がもっとよくわかるかな?
もし私が事件に巻き込まれたりしたらその時は真っ先に〜君を頼るから…
その時はよろしくね。
おっ、いいチョイスだね。
訳のわからない学園に閉じ込められて、落ち込みそうな状況だけど…
でも、そんな時にこそ、楽しい気持ちになれるように工夫するべきだもんね。
うーん…わざわざ怖いのを見たくはない、かな…
どうせだったら、もっと楽しい気持ちになるのにしない?
確かに、退屈な映画を観てると眠くなってきちゃうよね。
ピアノを弾いてれば2時間くらい、あっという間なのに…時間の経ち方って、ほんと不思議だよ。
でも、よかった。〜君もそんな風に思っててくれてて。
私だけが眠っちゃったら…恥ずかしいからさ。
…悪いけど、私はやめとくね。
この作品1つ1つにも、色んな人の努力がこもってるんだし…
そんな遊び方は…ちょっと嫌かな…
え?夕にどうしたの?あんまり映画とかは、好きじゃないって事?
でも…それじゃ、なんでここに来たの?
私、料理は苦手で…
いや、苦手って言うか…あまりやった事がないんだ。
ほら、私はピアニストだから指を怪我するとよくないって…
あ、そうだ!〜くんが料理できるなら、この機会に教えてくれない?
〜君が横についてくれてるなら、きっと安全だからさ!
〜くん、お菓子作れるの?凄いね!台所男子だ!
あ、それとも、探偵には料理スキルも必要だったりするの?
うーん…私もピアノ以外に、何か練習してみようかなぁ。
…いや、別に喉は渇いてないかな。
〜くんが飲みたいなら、付き合うけど…
…もしかして〜くん、熱があるんじゃない?
最近は気が張る事が多かったし…部屋で休んでた方がいいよ。
いいね!お茶を飲みながら色んな話をしよう!今までの事とか、これからの事とか…
もっと〜くんの事を知りたいと思ってたから、ちょうどよかったよ。
えっと…それって探偵の修行的なもの?
ピアノ演奏には役立たなさそうだし、私はやめておこうかな…
それに、せっかくなんだから、もっと楽しい事がしたいっていうか…
なんでご飯の後に飲むお茶って、あんなに落ち着くんだろうね。
歴史のある名曲を聴いた時みたいに、生きててよかったぁって気持ちになっちゃうよ。
よくないとはわかってるんだけど、どうしても横になりたくなっちゃうよね。
よくお母さんに注意されてたなぁ…
あ、そう言えば覚えてる?ここを出たら、ウチにピアノを弾きに来るって話?
その時に、ウチのお母さんも紹介するね。
うーん…それがいいのは、わかってるんだけど…
どうしても、睡魔には抗えないよね…
べ、べつにいいでしょ?
休んだらちゃんと動くし、ブクブク太ったりはしないよ!
セ、セクハラ!?
まさか〜くんにセクハラされるなんて…!
何かの間違いだよね!?
私も漫画は好きなんだ。
音楽を題材にした漫画を読むと、つい共感して…思いっきり泣いちゃったりして…
これは物語だってわかってても、本当にあった事のように感じられるっていうか…
なんていうか、私も頑張らなくちゃって気持ちになれるんだよね。
そう?文字だけの本ばかりって訳でもないし…
…もしかして、私と一緒にいる気分じゃなかった?
…〜くんは真面目だなぁ。
ピアノの練習だったらいくらでもしてられるけど、普通の勉強って、自主的にする気にはなれないんだよね…
…確かに、図書室って眠くなっちゃうよね。
あっ、もしかしたら、音楽が掛かってないからかな?
今は2人だけだし、私がBGMを演奏してあげよっか?
確かに…言われてみれば埃っぽいかもね。
換気できればいいんだけど…窓もないし…
あぁ、そうだ!キーボくんに頼んでみようか。
ほら、空気清浄機機能とかついてそうじゃない?
へぇ、世界のピアノの写真集かぁ。
私ね、ピアノって物としても芸術品だと思うんだ。
構造の複雑さや繊細さ、見た目の美しさはもちろんだけど…
置いてある場所や弾いている人によって、いくらでも表情を変えるんだよ!?
こういう写真集だったら、ずっと見てられるよ!
ええ?さ、叫ぶの?
…今は2人だけだからいいけど、普段は静かにしなくちゃダメだよ?
演奏会でも、遠慮なく咳払いをする人とかいてさ…
それが曲の最中だったりすると、演奏自体が台無しになっちゃうんだよ。
…あ、ごめん。
〜くんは関係ないんだけど、思い出したら悲しくなってきちゃって…
うーん、本をおもちゃにするのはよくないと思うけど…
でも…床に散らばってるよりはいいか。
じゃ、どっちが高く積み上げられるか競争する?
うん、球技以外ならいいよ!
ピアニストにとって指は仕事道具だから…突き指とかの怪我には、人一倍、気を付けてるんだ。
それにしても、運動なんて久しぶりでワクワクするよ!
たくさん体をうごかして、スカッと気分転換しようね!
東条さんに頼んだら、完璧に掃除してくれるんだろうけど…
でも、メイドさんだからお願いするなんて変な話だもんね。
よし!私達でキレイにして、みんなをびっくりさせちゃおっか!
…え、もしかして〜くんは、体育館の気分じゃなかった?
せっかく来たんだから、体をうごかしたかったんだけど…
あ、もしかして、からかってる訳じゃないよね?
…突き指が怖いから、遠慮しとくね。
もしもの事があっても、ここじゃ病院にも行けないし…
ええええっ!?いきなり何言ってるの!?
〜くんって意外と…
そういうのはちゃんと順序を踏んでからって言うか…
って、何言わせてるの!?
あ、ストレッチと言えば…ピアノも演奏前のストレッチが大事なんだよ。
ストレッチをしないで激しい演奏をすると、指を傷めちゃう事もあるんだ。
今度、連弾する前にやり方を教えてあげるね。
…ピアノのイメージトレーニングって事?
確かにイメトレは大事だけど…ここでする事じゃないって言うか…
ピアノが弾きたいなら、私の研究教室で弾けばいいんじゃない?
〜くんって、たまに底知れない事を言うよね…
私もスポーツの授業は、見学する事が多かったんだ。指を壊したら大変だからって。
あーあ、もしも〜くんが同じ学校だったら一緒に見学できたのになー。
…なーんて。
でも…クラスメイト、か。それってちょっと…憧れるな…
…冗談でも、そういう事は言わないで。
…〜くんの事、嫌いになりたくないから。
気のせいかもしれないけど、やっぱり、外の空気は美味しい気がするよね。
作曲は専門外だけど、今なら凄くいい曲が作れそうな気がするよ。
ランニングかぁ…たまにはそういうのもいいね。
でも私、運動はあまり得意じゃないからお手柔らかに頼むよ。
もし置いてったりしたら、もうピアノ、教えてあげないからね?
え…?じゃあ、なんで外に出てきたの?
…私、たまに〜くんの事がわからなくなるよ。
日向ぼっこしてると、いろんな事がどうでもよくなってくるよね。
本当はたくさん考えなくちゃ、ダメなんだろうけど…
でも、たまにはリラックスするのも大事だよね。
よし!決めた!
今日は余計な事は考えないで、心の底からリラックスしよう!
曲が流れてれば、まだいいんだけど…
無音の状態では、さすがに恥ずかしくない?
あ、それとも〜くんがリードしてくれるの?だったら踊ってもいいよ?
確かに、校舎内よりはいいけど…閉じ込められてる事には変わりないからさ…
いい景色…そんな風には思えないかな…
それは、まぁ、私もそうだけど…
でも、間違っても、ずっとここにいてもいいなんて思っちゃダメだよ?
訳が分からないまま閉じ込められて、ずっとそのままとか…
そんなの、絶対にありえないよ!
だよね!早く外に出て、したい事がたくさんあるよ。
聞きたい音楽も溜まってるし、家のピアノも弾きたいし…
うん!考えてたら気合が入ってきた!
こんな訳のわからない学校、絶対に出てやろうね!
何言ってるの!そんなの絶対ダメだよ!
私達は協力して、みんなでここを出るんでしょ?
…〜くんも同じ気持ちだと思ってたけどもしかして…違ったの?
○○:…確かに、自分がいる時に他の事を考えられるのは、あまりいい気分はしないかな。
赤松:そうだよね…頭ではわかってるんだけど…
赤松:でも、気づいたらいつの間にかって感じで…
赤松:はぁ…
赤松:…こんな失礼な事をしちゃうなら、誰かと一緒にいない方がいいのかな…
○○:ううん、失礼なんかじゃないよ。
赤松:でも、自分と一緒にいる時に他の事を考えられてたら嫌でしょ?
○○:僕は赤松さんがピアノが大好きなのを、知ってるから…
赤松さんが好きな事を考えるのを、嫌だなんて思わないよ。
赤松:…………
赤松:…ありがとう。
赤松:でもさ、〜くんと一緒にいる時は、できるだけ…他の事は考えないようにするよ。
○○:でも、僕は別に…
赤松:ううん、私がそうしたいの。
赤松:だって〜君といる時は、〜くんとの時間に集中したいから、さ。
○○:…確かに赤松さんって、ずっとピアノの事を考えてるよね。
赤松:うん、考えずにはいられなくて…
赤松:でもさ、こうして人を、嫌な気分にさせるのはダメだよね…
赤松:こんな事なら、誰にも会わずに、部屋で1人、引きこもってるべきだよね…
○○:いや、別にそれほどの事じゃ…
赤松:だって、私が人にそんな事をされたら嫌だもん…
赤松:人にされて嫌な事ってわかってるのに、それでもしちゃうなんて、最低だよね…
○○:赤松さんは、ピアノバカなんかじゃないよ。
赤松:ううん、私はピアノバカだよ。
ヒマさえあれば、ずーっとピアノばっかり弾いて…
赤松:それだけならまだしも、誰かと一緒にいる時までピアノの事を考えて…
○○:だとしても、僕は気にしないよ。
○○:むしろ、そこまでのめり込める物があって、羨ましいって言うか…
○○:僕はそういう赤松さんの事、素敵だって思うんだ。
赤松:…………
赤松:…〜くんと会えてよかったよ。
○○:…え?
赤松:う、ううん、なんでもない。
赤松:それより、また一緒に連弾しようね!いつにも増して、ビシバシしごいてあげるから!
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