情報提供者:匿名
名前 | キーボ | |
---|---|---|
CV | 柿原徹也 | |
身長 | 160cm | |
体重 | 89kg | |
胸囲 | 88cm | |
血液型 | ??? | |
誕生日 | 10月29日 | |
好きなもの | 100-240ボルト | |
嫌いなもの | 自動販売機 | |
一人称 | ボク | |
三人称 | 男子は苗字+クン、女子は苗字+さん | |
特記事項 | 超高校級のロボット |
「超高校級のロボット」の肩書を持つ。作ったのは飯田橋博士という博士。ロボットだがれっきとした高校生らしい。成長するAIや録音機能を搭載している。見た目がどこか一作目主人公の苗木に似ていて、「希望」という言葉からとっているらしい名前も苗木を連想させる。しかし今作は過去作とは別次元の世界での物語のはずなので、おそらく関係はない?体験版で苗木が登場するが、キーボとの絡みは何もない。真面目な性格で、体験版では王馬にからかわれている。ガソリンではなく電気で動いているらしい。ロボットながら、表情の豊かさは全キャラ中屈指。
通常 | なんですか?/笑えませんよ… | そこまでです!/待ってください! | 失礼な!/なんでですか! | やめてください!/バカにしないでください!/ちょっと!/できません! |
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あの… | ええ! | どうですか!? | グッ…! | すみません |
その他 | ||||
…なんですか?キミ達もロボット差別ですか?僕には録音機能もあるんですよ?差別的な発言をすると、後で訴えますからね。
見た目はロボットかもしれませんが、キミ達と同じ高校生なんですよ?
自分がロボットであっても高校生だと言い張り、差別をするようなら訴えると言ってくる。
ガソリン臭くありません!ボクは電気で動いているんです!
王馬にガソリン臭いと言われると否定して電気が動力であることを主張。
バ、バカにしないでください!漫才の歴史は学習済みです!
人間のユーモアは理解していると言い張るが、漫才自体ではなく漫才の歴史を学習していると言い、どこかズレている。
ボクを作ってくれたのは、ロボット工学の第一人者である飯田橋博士なのですが…博士がボクに積んでくれた学習型AIは人間の脳と同じような成長するAIでした。
色んな事を教えてくれて…最終的にはボクを高校まで通わせてくれました。
学習型AIを積んでいるキーボは作られた直後は赤子のように何もわからなかったが、生みの親の飯田橋博士が根気強く育てて今に至るらしい。
聞こえたんです…迷った時にボクを導いてくれる内なる声が。
時折言う台詞。内なる声というのは「希望は前に進む」というものであることも口にする。
より詳細なデータはプレゼント一覧参照。
程度 | セリフ | プレゼント例 |
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大好物 | これはいいですね。ボクの嗜好に〜/これは…とても興味深いアイテムですね! | 秋色ストール、ホームプラネット、モノ甚平、机上トラベル紀行 |
好物 | 〜…ありがとうございます。/これは…実用的な贈り物ですね。 | 最新パーツカタログ、ロボット用白ヒゲ |
普通 | あぁ、ありがとうございます〜/いただいたプレゼント…メモリに〜 | クリスタルバングル |
嫌い(困惑) | すみません、ボクは飲食物は見つめる事しか〜/…こういった物を渡されても〜/こ、こんな物を渡すなんて…/……………/すみません、特に興味が持てません | ウーロン茶、ケチャップ、砂糖、シルバーピアス、才囚学園の腕輪 |
◎が「凄く楽しんでもらえた」、○が「まあまあ話は盛り上がった」、△が「あまり楽しんでもらえなかった」、×が「雰囲気は最悪だ」
場所 | 選択肢パターン1 | 選択肢パターン2 | 選択肢パターン3 |
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AVルーム | ○虫さんの〜 ◎ロボット〜 △アイドルの〜 |
△アクション映画〜 ○コメディー映画〜 ◎アニメ映画〜 |
×コーラを〜 △ポスターで〜 ◎僕らを映像に〜 |
食堂 | ○料理を〜 ◎お菓子を〜 ×何か〜 |
×冷蔵庫に〜 ◎ダラダラ〜 △断食〜 |
×食後はムラムラ〜 ○食後は寝る〜 ◎食後は運動〜 |
図書室 | ×えっちな本〜 ◎漫画を〜 △退屈だね |
○勉強しようか △眠くなって〜 ◎埃っぽいね |
×ロボットの〜 △叫びたく〜 ◎本を書こうか |
体育館 | ×合唱を〜 ◎演劇を〜 ○瞑想を〜 |
○バスケを〜 △まずは脱いで〜 ◎まずは準備〜 |
○ドッジボール〜〜 △審判は〜 ×燃やし〜 |
中庭 | ◎外の空気〜 ○ランニング〜 △日向ぼっこ〜 |
◎いい景色だね ○とりあえず〜 △室内に〜 |
◎キャッチボール〜 △フルマラソン〜 ×しりとり〜 |
ココロンパ | ×5番目「本当の事は博士にしかわからない」に「肯定」 ◎5番目「本当の事は博士にしかわからない」に「否定」 ○7番目「最原クンなら」に「肯定」 △7番目「最原クンなら」に「否定」 |
学校行事での才能のカケラ入手数、仲良しマスでのステータス上昇値はプレイしている自分のカードとイベントで登場する相手のカードの所持している最高レアリティに依存。全てNなら最低値、全てUなら最高値になります。
N | S | U |
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レベル | 発言力 | 集中力 | 腕力 | 体力 | 知力 | 忍耐 | 素早さ | 幸運 |
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1 | 18 | 18 | 2 | 2 | 2 | 4 | 4 | 3 |
99 | 175 | 165 | 75 | 75 | 75 | 125 | 125 | 100 |
学校行事 | 選択肢1 | 選択肢2 | 選択肢3 |
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1年6〜8月体育祭 | フォワードに挑戦しましょう(田中と会い、緑カケラ10〜60) | しっかり守りを固めます(真宮寺と会話で青カケラ10〜60) | ボクにはキーパーが向いているのでは?(桑田と会話で赤カケラ10〜60) |
2年9〜11月文化祭 | 超高校級のロボットを…見ていってください!(日向と会い、赤カケラ11〜66) | ボクの持つ多彩な機能を…見ていってください!(朝日奈と会話で緑カケラ11〜66) | ボク自身が展示発表です…見ていってください!(詐欺師と会話で青カケラ11〜66) |
3年12月年末 | まずは自分の体を清潔にして貰いましょう(入間と会い、緑カケラ12〜72) | 体育館は広いので仕事も多そうです(大神と会話で青カケラ12〜72) | 教室の掃除を手伝いましょうか(白銀と会話で赤カケラ12〜72) |
相手 | ステータス上昇 |
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左右田 | 発言力+6〜36、腕力+2〜12、知力+2〜12 |
山田、田中 | 発言力+3〜27、集中力+3〜27、腕力+2〜18、体力+2〜18、知力+2〜18、忍耐+2〜18 |
モノクマ、モノミ | 発言力+3〜27、集中力+3〜27、腕力+6~54、知力+2〜18 |
霧切 | 発言力+6〜36、知力+2〜12、素早さ+2〜12 |
入間 | 発言力+6〜36、知力+4〜24 |
生徒の1人として迎え入れて貰えて光栄です。ロボット差別をするような人がいないといいんですが。
色々ありましたが…この3年間の思い出は、ボクの記憶領域にしっかり記録させて貰います!
キーボ:今日はよろしくお願いします。お互い良い勝負をしましょう。
田中:クッ…俺様の邪気腕が震えているだと!?いや…よもや、これが武者震いというものか…
田中:この「制圧せし氷の魔王」に狂熱をもたらすとは…面白い!面白いぞ「鋼鉄の蹴撃者」よ!
キーボ:…何やら期待されているようですが、ボクにはサッカーの為の秘密機能なんてありませんよ。
ごく普通にサッカーをした!
キーボ:ボクは守備を担当させて貰います。焦らず確実に、基本に忠実に守るのが合理的です。
真宮寺:まァ、僕達はスポーツに向いている方じゃないし、それしか気を付ける事がないよネ。
キーボ:入間さんからは、この日の為に足にブースターをつけてはどうかと提案されたんですが…
真宮寺:…君の機能には特に期待してないヨ。
堅実に守備に励んだ!
桑田:は!?ロボット!?マジかよ!
キーボ:なんですか、何か不具合でも?ロボット差別は許しませんよ。
桑田:だってさー、なんか変形とかしてスゲーシュート打ったりすんだろ。ずるくね?
キーボ:ボクをなんだと思ってるんですか!そんな機能はありません!
運動能力が平均的であることを一生懸命説明した…
日向:自分を展示って…そんなのアリかよ。
キーボ:当然アリですよ。ボクは“超高校級のロボット”…飯田橋博士の様々な技術が詰め込まれています。
日向:それって…お前が超高校級っていうより、お前を作ったその博士が凄いって事にならないか?
キーボ:ぐっ…た、確かに飯田橋博士は素晴らしい人です。ですが、博士は高校生ではありませんから…!
日向:…まぁ、そりゃそうだろうな。
キーボ:それに超高校級の中には、王女や極道のように生まれ持った物が大きな意味を持つ人も多いはずです。
日向:ならお前は、ロボットっていう強力な個性を背負って生まれたのが重要って事か。
キーボ:そういう事です。何ができるのかとか案外普通とか言われますが、ボクだって超高校級なんです!
日向:あ、案外普通って…超高校級の生徒にも、色々な悩みがあるもんだな。
日向と“超高校級ロボット”という肩書きについて語り合った…
朝日奈:わっ、本当?キーボにどんな機能があるのか、実は結構気になってたんだよね!
キーボ:それでは1つ、お教えしましょう。まず、ボクの視力が両目とも1.5です。
朝日奈:…へえ。
キーボ:もちろんボクには、様々な機能が搭載されています。
キーボ:ドライヤーに音楽プレイヤー…録音機能やライトだってありますよ。
朝日奈:えっと…ごめん、凄いのか凄くないのかよくわかんないや。
キーボ:ぐっ…そうですか。気にしてなどいませんよ…よく言われますから。
朝日奈:あー、そんな凹まないでよ…
朝日奈:あっ、そうだ!ねぇ、水泳はできる?それだけ色んな事ができるなら、水泳だって…
キーボ:…………
朝日奈:あれっ?ねえ、キーボ?
キーボ:ボクは泳げません…体が沈んでしますので。
朝日奈:そっか…それはどうにもならないね…
朝日奈を困らせてしまったようだ…
詐欺師:…………
キーボ:なんですか?何か文句でもあるんですか?
キーボ:実は…よく言われるんです。ロボットの割に案外普通だとか、特筆すべき機能がないとか…
詐欺師:いや…俺は評価するぞ。
キーボ:えっ?
詐欺師:超高校級のロボットは存在自体が確固たる個性…お前は唯一無二の自分を持っている。
キーボ:そ、そうですか?そんな風に言って貰うと、なんだか照れますね。
詐欺師:フッ…お前が言ったんだぞ?自分自身を見ていけ、とな。
詐欺師:お前は、これこそが自分だと胸を張れるんだろう?なら…堂々としていればいい。
キーボ:…ありがとうございます。よければ、ボクの話を聞いていってください。
…自分のロボットとして優れた点など、十神にたくさん聞いて貰った!
入間:はい、おしまい。溜まってたものを出し切って、体が楽になったんじゃない?
キーボ:えぇ、お陰でスッキリしました。やはりメンテナンスは入間さんに限ります。
キーボ:この3年間…ボクを手入れしてくれて、ありがとうございました。
入間:おう、オレ様のありがたみがわかったか!もっと感謝しやがれ、ひゃっひゃっひゃっ!
キーボ:感謝していますよ。今後はキミにお願いできなくなるのが寂しいくらいです。
入間:は?なんでだよ、オレ様を捨てるのか?テメーにはオレ様以上の相手がいるってのか!?
キーボ:そ、そういう訳では…ただ、ボク達はもうすぐ卒業ですから。
入間:卒業くれーなんだってんだ!テメー、オレ様にして貰えなくなっていいのか!?
キーボ:それは…ボクだって、手入れして頂くならキミのような技術のある人がいいですが…
入間:だったらオレ様のとこに来ればいいだろうが!
キーボ:…いいんですか?
入間:仕方ねーから相手してやるよ。オレ様の方から通ってやったりはしねーからな?
キーボ:それは当然です。こちらがお願いする立場なんですから。
入間:よし、自分の立場ってモンをわかってんな!大天才の手をわずらわせるんだから当然だけどな!
キーボ:では…これからも、ボクのメンテナンスをお願いしていいんですね?
入間:この流れで断るとでも思ってんのか!?欲しがらせといて見捨てるプレイはされる方が好みだ!
キーボ:入間さん…ありがとうございます。これからもよろしくお願いしますね。
入間:お、おう…こっちこそよろしくな。
…これからも上質なメンテナンスを受けられる事になった!
大神:うむ…一通り掃除は終えられたな。
キーボ:大神さんのおかげであっという間でした…ボクの出る幕はほとんどありませんでしたね。
大神:お主は我が物陰を掃除する際、ライトで手元を照らしてくれただろう。
キーボ:そ、そうですよね!ボクの機能も役に立ちましたよね!
キーボ:…………
大神:キーボよ…浮かぬ顔をしておるな。繰り返すが、お主は我の役に立ってくれたぞ?
キーボ:すみません…ただ、大神さんのような方といると稀に意識してしまう事があるんです。
大神:そうか…どんな事だ?言ってみるがいい。
キーボ:ボクはロボットなので、自力で体を強化する事ができません。
キーボ:メンテナンスを行き届かせ機能の拡張を行うには、どうしても人の手が必要になります。
キーボ:大神さんのように、自身を鍛え上げた方を見ると…ふと、それを意識してしまう事があるんです。
大神:そうか…お主には体を鍛え上げる事は不可能なのだな。
大神:だがそれ…人にそれぞれ得意と不得意があるのと同じなのだと考える事はできないだろうか。
キーボ:個人差と同じ…ですか?
大神:誰にでも不可能はある。どうしても他者と同じようにできない事はある。
大神:だが…我は、それを恥じる事ではないと考える。
大神:お主のような身であれば、他者との差異を強く実感する事が多いのかもしれんがな…
大神:こういった言い方は気に障るか?すまんな…あまり器用な方ではない自覚はある。
キーボ:い、いえ…少し感動してしまったくらいです。そんな真摯な言葉を頂く事は少ないので。
キーボ:そうですね…ボクがロボットだから特に人と違う、そんな事ばかりでもないですよね。
キーボ:ボクにどうしてもできない事があっても…逆にボクにしかできない事もありますし。
大神:うむ…その通りだ。
大神:体を鍛えられなくとも…色々な事を体験し、考え、経験を蓄積していく事はできるだろう。
キーボ:はい、大神さんの言う通りです。ボクはボクなりに学習を重ねていきます。
キーボ:鍛錬を積み重ねた方の言葉には重みがありますね。ボクも見習わせて頂きます。
…大神のおかげで、前向きな気持ちになれた!
キーボ:ふぅ…なんとか掃除が終わりましたね。
白銀:キレイにすると気持ちいいものだね。なんだかんだで、教室にも愛着湧いてきてるし。
キーボ:早いもので…もう3年も、この学園で過ごしてきましたからね。
白銀:ねぇ…キーボくんにとって、この3年間はどんな時間だった?
キーボ:ボクですか?そうですね…
キーボ:困った事もありましたし…ロボット差別とはまだまだ戦っていかなければと思いましたが…
キーボ:総合的に考えると、素晴らしい3年間だったと結論できます。
キーボ:希望ヶ峰学園の名にふさわしい、希望溢れる時間を過ごす事ができたはずです。
白銀:そっか…うん、わたしも同じ感想だよ。こんな楽しい時間が、もっと続けばいいのにね。
白銀:もっともっと、みんなと一緒に…色々な事をしてみたいよね?
キーボ:そうですね…ですが、卒業しても何かあればみんなで集まれるはずです。
キーボ:久しぶりに集まって話したいとか、誰かに何かあったので助けたいとか…
キーボ:たとえ些細な事でも、何かきっかけああれば…きっと。
白銀:そうだよね。わたしも、地味にそう思う。
白銀:卒業しても…それで終わりなんかじゃないよね。
キーボ:そうですよ。ボク達、結構いいクラスだったんですから。
左右田:おい…オメーが“超高校級のロボット”か?
キーボ:えぇ、そうですが…何かご用ですか?
左右田:な、なぁ…ちょっと見せてくれよ!
キーボ:わっ!?なんですか、近いですよ!
キーボ:ちょっと、べたべた触らないでください!
キーボ:キミはクラスメイトの皆さんに、こんな風にぶしつけに触るんですか!?
キーボ:それともロボットだからやっていいとでも!?それはロボット差別ですよ!
左右田:オ、オメー…
左右田:スゲーじゃねーか!
キーボ:聞いてませんね!?
キーボ:…えっ?凄い?
左右田:おう、すっげーよ!色々妙な機能がのっかってるみてーだけど…
左右田:それ全部、このオメーの体に詰まってるなんてさ!なぁなぁ、動力とかどうなってんだ!?
キーボ:ぼ、ボクに…興味がありますか?
左右田:あるある!オメー、面白すぎだって!
キーボ:うっ…ううううう…
キーボ:は、初めてボクの素晴らしさにここまで理解を示してくれる人に出会えました…!
キーボ:ボクに涙を流す機能があれば…きっと号泣していたでしょう!
左右田:なぁ…オメーの事、ちょっとバラしてみてもいいか?
キーボ:…は?
左右田:大丈夫だって、きっと元に戻してやっから!
キーボ:…えっ?
左右田:仮に元通りにならなくても…ロケット噴射でぶっ飛べるようにしてやるって!
キーボ:け…結構です!近寄らないでくださいっ!
山田:おっと…
田中:むっ…
キーボ:…えっ?
山田:これはこれは…こんな所で「制圧せし氷の覇王」の姿を目にするとは。
山田:あなたほどの魔力を持つお方が、俗な人間の集会所などで…何を企んでおいでか?
キーボ:…えぇ?
田中:ククク…浅い。浅すぎるぞ…
田中:「すべての始まりにして終わりなる者」ともあろう貴様が…なぜわからん?
田中:日常という仮面に覆われたこの食堂こそが…「ヤツら」が夜な夜な儀式を行う聖堂だという事にッ!
キーボ:な、なんなんですか?ヤツらって誰ですか?キミ達、一体なんの話をしてるんです?
山田:おや、この手のノリが通じない!?存在自体が二次元みたいなキーボ殿なのに!?
田中:仕方あるまい…魂なき鋼鉄の器は邪気に染まりやすい。電子領域に編まれた精神を守るには結界が必要なのだ…
山田:ふむ…ネタの通じないニブチンさんと侮ったが最後、封じられしプログラムの罠が我々に牙をむく訳ですな…
キーボ:…これだけはわかりましたよ!キミ達、勝手にボクの設定を作ってませんか!?
田中:勝手に…だと?それは違うな…
田中:聞こえるんだよ、俺様の耳には…その鋼鉄の器に眠る電子の獣の産声が!
キーボ:…………
キーボ:なんだか…お2人の語るボクって凄そうですね。秘密機能とか壮絶な過去とか…色々ありそうですね。
山田:おやおやおや…聞きたいですかな?知りたいですかな、僕が考えた最強のロボについて?
田中:ふむ…己が真実と向き合ってこそ、貴様のチカラの手綱は確かにその手に握られるやもしれんな…
田中:貴様は強敵だが、覚醒もまだでは倒すのもつまらん。特別に俺様の知り得た情報を開帳してやってもいいぞ。
キーボ:えっ?ボクって敵の設定なんですか?
…3人でキーボの設定について語り合った!
キーボ:見つけましたよ、モノクマ!
モノクマ:おや、ポンコツ2人…いや、2体か。連れ立ってやってきて、ボクに何の用?
モノミ:だ、誰がポンコツでちゅか!本当に酷いヤツでちゅね!
キーボ:今の差別的な発言も記録しましたからね。今日こそは…あなたを糾弾させてもらいます。
モノクマ:…ん?どういう事?
モノミ:とぼけないでくだちゃい!いつもいつもあちしをボコボコにして…
モノミ:今日という今日は許しまちぇんよ!
モノクマ:オマエにそんな事したっけ?忘れちゃったよ。
モノミ:自分の子供のキャラをパクらないでくだちゃい!
キーボ:モノクマ…なぜモノミをいじめるんです?ロボット内で差別なんて笑えませんよ。
キーボ:キミは自分の子は可愛がっていますよね。どうして妹にも優しくしないんですか?
モノミ:いや…妹じゃないんでちゅけどね。
キーボ:それに、モノミもモノミです。
モノミ:えっ?あちし?
キーボ:モノクマの度重なる暴言と暴力…もっと早く、証拠を取って訴えるべきだったのではありませんか?
モノクマ:これって…もしかして裁判?リアル裁判の流れ?
モノミ:そ、そんな大ごとにするつもりでは…
モノクマ:まぁ…心配しなくても、大ごとになる訳ないけどね。
モノクマ:普通の裁判所で相手にされる訳ないじゃん。だってボクとモノミとキーボクンだよ?
キーボ:ちょっと!ボクをキミ達のようなヌイグルミと一緒にしないでください!
モノミ:ろ、ロボット内差別でちゅー!?
キーボ:霧切さんも“超高校級の探偵”なんですよね?
霧切:そうよ。あなたのクラスの最原君と同じ。
キーボ:超高校級とまで言われる若き探偵が2人揃うなんて、まるでフィクションの世界のようですね。
霧切:様々な功績を持つ十代の探偵なら、これまでに何度か会った事があるわよ。
キーボ:な…何度も!?
霧切:えぇ、決して珍しいものではないわ。もちろん、成人した探偵の方がずっと多いけれど。
キーボ:探偵業界というのは、ボクが思っていたより広く深い世界のようですね。認識を改めます。
キーボ:ご迷惑でなければ、もう少し探偵というものについてお話を伺ってもいいでしょうか?
霧切:…そんな事を知ってどうするの?
キーボ:どうするというか…身近に2人も探偵がいれば、自然と興味も湧いてきますよ。
キーボ:最原クンには以前、ご親戚の探偵事務所を手伝っていたと聞いた事があるのですが…
キーボ:霧切さんにもそういった、探偵業を始めるきっかけはあったんですか?
霧切:きっかけと言えるものは特にないわね。私は生まれつきの探偵だから。
キーボ:ボクが生まれつきのロボットであるのと同じように…ですか?
霧切:…それはどうかしら。
キーボ:それにしても…生まれつきと言うからには、さぞ多くの事件に関わって来たんでしょうね。
霧切:そうでもないわよ。数多くの事件を同時に解決する事を得意とする探偵なんかと比べたらね。
キーボ:そ、そんな探偵もいるんですか!?探偵業界とは凄い世界なんですね…!
霧切:探偵と一口に言っても様々よ。考え方も捜査のスタイルも、得意とする分野もね。
キーボ:…得意分野、ですか?
霧切:色々あるわよ。テロや賭博、誘拐…インターネットの不正アクセスを主に扱うという探偵もいるわね。
キーボ:へぇ…興味深いお話ですね。最原クンにも今度、得意分野はあるのか聞いてみましょう。
キーボ:ちなみに霧切さんは、どういった分野を得意としているんですか?
霧切:…殺人犯よ。
キーボ:…えっ?
霧切:…そろそろあなたの関心は満たされたかしら?
キーボ:えぇ…ありがとうございました。それにしても、得意分野が殺人犯とは…
キーボ:霧切さんがどんな大変な事件に遭遇してきたのか、ボクには想像もつかないというか…
キーボ:…凄いです。違う世界を生きている人のように感じてしまいます。
霧切:…ロボットのあなたに言われてもね。
入間:さて、そろそろ決めちまうか。今日はテメーにどんな機能をぶっ付けるかをな!
キーボ:入間さん…ボクの為に時間を割いてくださって、どうもありがとうございます。
入間:ひゃっひゃっひゃっ、世界が求める大天才の時間をテメーの為に使ってるんだぞ!感謝しろ!
入間:で、考えたんだけどよ…確かテメーには、涙を流す機能がついてねーんだよな?
キーボ:はい。実際に泣く事ができた方が、悲しみの感情を深く理解できると考えられるのですが…
入間:よし、じゃあいっちょ泣けるようにしてやるよ!
キーボ:本当ですか!?それはありがたいです!
入間:どうせなら、目からただの水じゃなくてジュースや茶を出せるようにすんのはどうだ?
入間:そうすればオレ様がいつでも好きなモンを飲めるしな!ひゃっはー!オレ様は今日も天才だぜー!
キーボ:入間さん…それはもう涙ではありません。
キーボ:それにボク自身は飲食ができないので、あまりありがたい機能ではありませんね。
入間:な、なんだよ…せっかくオレ様がありがてー案を出してやったのによぉ…
入間:あっ…も、もしかして…もっといやらしい液体とか出る方がよかった?
キーボ:そんな訳ないじゃないですか!目からそんなモノ出たら困りますよ!
入間:はぁ!?だったら何が不満だってんだよ!それとも他に欲しい機能でもあるってのか!?
キーボ:はい。聞いて頂けますか?
入間:なんだよ、本当にあるのかよ!
入間:特定部位が振動する機能か?それともあらゆる布が透けて見えるゴーグルか?
キーボ:いえ、実は…長時間、最適な力で肩叩きを続ける機能が欲しいんです。
キーボ:ボクの生みの親である飯田橋博士は、いつも熱心に研究に励んでいるのですが…
キーボ:その熱心さが体に負担を掛ける事もあるようなので、ボクが少しでも楽にしてあげられれば、と。
入間:要するに特定部位が振動する機能だな!?よっしゃ、任せとけ!
キーボ:な、なんですかその解釈…なんだか嫌な予感がするんですが…
キーボ:あくまで肩たたきの為の機能ですよ?理解してくれていますよね?
入間:心配すんな、この大天才に任せとけ!期待以上のスペシャル仕様に仕上げてやっからよ!
…キーボにマッサージ機能が追加された!
今日はとても楽しかったです!
もう寄宿舎に戻らないといけないのが名残惜しいくらいですよ…
よければ、また一緒に過ごしてもらえませんか?
〜クンと一緒にいると、胸の辺りが暖かくなって…とても穏やかな気持ちになれるんです…
で、では、寄宿舎に戻りましょうか…
今日はありがとうございました。
〜クンのお陰で、とても有意義な時間を過ごす事ができましたよ。
おければ、また一緒に遊んでください!
〜クンとの時間は、ボクにとって、とてもいい刺激になるんです!
では、寄宿舎に戻りましょうか。
…なんだか体の調子がよくないようです。入間さんにメンテナンスを頼まないと…
すみません、先に戻りますね。
…なんだか無駄な時間を過ごしてしまった気がしませんか?
そういえば、飯田橋博士も言っていました。付き合う友達は選んだほうがいいと…
…先に戻りますね。
虫さんって…まるでゴン太クンみたいですね。
友達の事を知ろうとするのは、とても良い事です。関心がなければ、関係を深めるのは不可能ですから。
それでは、一緒に虫さんのドキュメンタリーを見て、ゴン太クンへの理解を深めましょう!
こういうものを見ると…飯田橋博士の事を思い出してしまいます。
博士は元気にしているでしょうか…
博士の事を思い出したら、俄然やる気が出てきました!
〜クン!絶対に一緒にここから出ましょうね!
なっ!
アイドルロボットを諦めた、ボクへの当てつけですか!?
〜クンが、そんな遠回りな嫌がらせを、してくる人だとは…
…正直、見損ないましたよ。
…アクション映画のロボットは、どうしてこうも、暴走を振るいがちなのでしょうか。
現実では、人間との共存を目指す心優しいロボットの方が、遥かに多いというのに…
制作者のエゴ…ロボット差別の意識を感じずにはいられません!
そっちがその気なら、組合を立ち上げて、組織としてロボット差別と闘います!
(組織をつくれるほど、AIを搭載したロボットっているんだろうか…)
コメディー映画はボクも好きですよ!
お高く留まらず、人に楽しんでもらおうという姿勢には、とても好感が持てます!
ボクもいつかは、コメディー映画のように、たくさんの人を笑顔にできるロボになりたいものです。
アニメ映画はボクも好きですよ。
中でもロボットが活躍するものには、共感せずにはいられません。
こういうアニメが世に広がっていくに連れて、世間からロボット差別も、なくなっていくのでしょうね。
いつかボクも、こういうアニメのように、ロボット差別撤廃のために活動してみせます!
クッ…!人間と同じ飲食ができない、ボクへの当てつけですか?
確かに、飲食はできませんが、ボクには人間にはできない事が、沢山できます!
みんな違ってみんないい、という言葉があるでしょう!度を超えた発言は、ロボハラで訴えますよ!?
男の子心をくすぐられる、〜クンの気持ちもわかりますが…
しかし、ここはそういう場所ではありません。
…ボク達はいつまでも子供のままでは、いられないんですよ?
きちんと年相応の言動というものを、心がけましょう…
(キーボくんは、設定次第で、いつまでも子供でいられるんじゃ…)
(いや、それこそロボット差別だな…)
では、ヒーローものの、ドラマ仕立てにしませんか?
もちろんヒーローはボクで、〜クンは小市民A。といったところでしょうか。
悪役に殺されそうな〜クンを、ヒーローの僕が、かっこよく助けるんです!
子供からの人気が出る事、間違いなしですよ!
では、玉ねぎを切るのはボクに任せてください。
幸いにも、今のボクには、涙を流す機能は搭載されていませんからね!
裸眼での微塵切りも、なんのその…
どんな感動巨編を見ても、ボクの涙腺はピクリとも言わないのです!
(そもそも、涙腺がないって話じゃ…)
お菓子…
…………
お菓子のつくれるAI搭載ロボット!ビジネスになりそうだと思いませんか!?
ロボットの作ったお菓子を求めて、遠方からのお客さんで行列、間違いなしですよ!
…いえ、遠慮しておきます。
飲食物の摂取はできないと…そろそろ覚えてください…
もしかして、わかって言ってます?ロボハラを楽しんでいる訳ではないですよね!?
どんな意図があっての発言か、わかりませんが…
そんな事をして、精密機械が破損でもしたら、飯田橋博士に見せる顔がありません…
もしかして、ボクを故障させようとしてる訳では…ないですよね?
むむ…それはいいアイデアですね。
こんなところに閉じ込められて、緊急事態なのは間違いありませんが…
どんな時でも人間には…もちろんロボットにも、心の平穏というものは必要ですから!
それでは、今日は気合を入れてダラダラしましょう!
そもそも、ボクは飲食物を摂取しないので、断食もなんのそのですが…
〜クンがそんな事をしたら、体調を崩してしまいますよね?
ま、まさか…閉じ込められて、自暴自棄になっている訳じゃ…
そんなのは絶対にダメです!気を確かに持ってください!
なっ、何を言っているんですか!?冗談ですよね?
本気だとしても…そんな事を言われても困ります…!ボクに生殖機能はありませんし…
って、そういう問題じゃなくてですね!
ロボットのボクにはわかりませんが、食後の睡魔は、とても強烈らしいですね。
ボクで言ったら、どういう状況なのでしょうか…
スクリーンセーバーが起動する直前が、近いかもしれませんね。
(キーボくんのどこにスクリーンが…?)
素晴らしい心がけです!飯田橋博士も口を酸っぱくして言っていましたよ!
食後の睡魔はとても強烈だが、寝て食べてばかりいては牛になってしまう、と。
それでは、〜クンが牛にならないように、ランニングにでも出かけましょうか!
なっ、急に何を言い出すんですか!
飯田橋博士の作ってくれた学習型AIに、ハレンチなものを、学習させる訳にはいきません。
ボクも男の子ですから、そういうものに、興味がないと言ったら嘘になりますが…
って、何を言わせるんですか!?
えぇ、漫画はいいですよね。
バトルに次ぐバトルが描かれた少年漫画もいいですし…
恋に揺れ動く心を繊細に描き出した、少女漫画も素晴らしいです。
そうだ!ボク達が置かれた今のこの状況も、なかなか漫画っぽいですよね!
美術部のアンジーさんなら、素敵な漫画にしてくれるのではいでしょうか!
…どうやら、〜クンには知的好奇心というものが、欠如しているようですね。
だって、こんなにたくさんの本に囲まれているんですよ?
時間が足りないって事はあっても、退屈だなんてありえません。
はい!共に勉学に励みましょう!
飯田橋博士も言っていました…
「明日、死ぬと思って生きなさい。永遠に生きるつもりで学びなさい」と。
さすが飯田橋博士です!心に染み入る不快言葉ですよね!
(どこかで聞いた事のある格言だけど…)
ロボットのボクに、眠いという感覚はわかりませんが…
しかし、他人といる時に眠気を主張するのが、失礼だという事は知っています。
もしかして、ロボットのボクになら、失礼な態度でも大丈夫だと思っていませんか!?
でしたら、ボクのクチから温風を出して埃を吹き飛ばしてしまいましょう!
かなりの埃が舞う事が予想されるので、〜クンは避難した方がいいかもしれません。
行きますよー!
はあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
ま、まさかボクを廃棄して、新しいロボットに買い替えるつもりですか!?
ボクは学習型AIを搭載しているので、代わりはいませんし…
そ、そもそも、ボクは〜クンのモノではありません!
不当なロボットの買い替えは、断固反対です!
…な、何を言っているんですか?
図書室は読書を楽しむ場所であって、カラオケボックスではないんですよ?
王馬クンじゃないんですから、あまり意味のわからない事を、言い出さないで下さい。
それはいいですね!
「超高校級の探偵」である〜クンになら、素晴らしい探偵小説が書けそうです。
書きあがったら、是非、ボクにも読ませてくださいね!
こう見えて純文学などの情緒的な小説よりも、ミステリなどの論理的なものの方が、好みなんですよ!
(いや、見た目どおりの趣味だけど…)
なっ…!ボクの歌が酷いと言ったのは、〜クンじゃないですか!
さ、さてはボクを笑いものにして、つるし上げる気なんですね!?
ボクは学習型のAIを、搭載しているんですよ!同じ轍は2度も踏みません!
それなら、ぜひ喜劇にしましょう!
哀しいお話を否定するわけではありませんが、どうせなら、人を笑顔にするものがやりたいです。
それでは、2人で脚本を考えるところから始めましょう!
ボクと〜クンで、世界を爆笑の渦に叩き落すんです!
瞑想…ですか?目を瞑って、自分の内を見つめるんですよね?
…………
…………
…………
…ハッ!
おかしな文字列が見えました!1と0のズラーっとした羅列…
あれは一体…?
(絶対にプログラムだ…!)
ボクにバスケ勝負を挑んでくるとは、いい度胸ですね!
ボクの腕力は、力持ちの老人程度ではありますが…
バスケの腕は、小学校の女子バスケ部の、エース並みなんです!
〜クンには1度たりとも、ボールを触らせませんよ!
(これまた微妙なレベルだな…)
な、なんてハレンチなっ!
裸なんて、飯田橋博士にも、見せた事がないんですよ!?
(…そういえばキーボくんの裸って、どのレベルを言うんだろう?)
(内部回路…とか?)
えぇ、激しい運動の前にはそれに応じた準備運動が必要不可欠です。
では、まずはストレッチから始めましょう!
決して腰を傷める事のないように、たーっぷりと時間をかけますよ!
学習型AIを搭載したボクが、同じ轍を踏む訳にはいきませんからね!
い、いいんですか!?ボクの腕力は、力持ちの老人レベルなんですよ!?
もしも、ボールが顔に当たりでもしたら…
(どうにもならないと思うけど…)
…審判?
でも、ここには、2人しかいませんよね?
まさか、わざと訳のわからない事を言って、ボクの反応を、試すつもりではないでしょうね!?
そんな実験段階のロボットにするような振る舞いは、やめてください!
な、何を言っているんですか!?
そんな事をしたら、モノクマが何をしだすかわかりませんよ!?
幸いにも、物騒なルールを課される事はなかったんですから…
みんなを危険な目に合わせるような事は、しないでください…
えぇ、ずっと室内にいると気が滅入ってしまいますからね。
ただの気分転換としてでも、外の空気を吸うのはよい事です。
…感じませんか?
自分の中の空気清浄機フィルターが、声を上げて喜んでいるのを…!
(確かに、言われてみると…)
(な訳はないけど…)
それはいいですね!飯田橋博士も言っていました。
健全な精神は、健全な肉体にこそ宿る、と。
もっとも、ボクが健全な肉体を得るには、運動よりもメンテナンスの方が必要ですが…
今日は〜クンに付き合いますよ!どちらが長く走っていられるか、競争しましょう!
申し訳ないのですが…
長時間、直射日光の下にいるのは、飯田橋博士に禁止されているんです。
(急に精密機器みたいな事を言い出したけど…)
では、この景色からインスピレーションを受けて、ボクが一句詠みましょう!
飯田橋博士が句を嗜んでいるのを見て、いつかボクも…と思っていたんです。
静かさや ロボにしみ入る 蝉の声…
…………
…ど、どうでしょうか?
(どうって言われてもな…)
…構いませんが、ボクのダンスはどうしてもロボットダンスになってしまうんです。
ロボットダンスでもいいと言ってくれるなら、いくらでも付き合いますよ…
ロボットダンスなんかで…良ければですが…
(なんでそんなに、ロボットダンスを蔑むんだろう…)
では…何のためにここまで来たのですか?
行ったり来たりの繰り返しなんて…
小学生が夏休みに作る、お手軽ロボットみたいじゃないですか…
何度も言いますが、ボクは学習型のAIを搭載したハイテクロボットなんですよ?
そこまで性能を甘く見られると、哀しくなってしまいます…
えぇ、そうしましょう
研究所にいた頃は、よく飯田橋博士とキャッチボールをして遊んでもらっていたんです。
飯田橋博士の投げる球は凄いんですよ?
ボクの投球スピードは握力と同じで、力持ちのおじいさんほどなのですが…
飯田橋博士の投げる球は、なんと!ボクの投げる球よりも早いんです!
(イマイチ凄さが伝わってこないけど…)
ぜひ!
と、言いたいところですが…そこまでの激しい運動をすると、腰が心配で…
人間らしい造りにしてくれた事は飯田橋博士に感謝しますが…
しかし、腰痛までは、再現すべきではないですよね…?
(再現しようとして、再現した訳じゃないだろうけど…)
なっ!またボクの性能を、低く見積もっていますね!
ボクの知能は、皆さんと同じく、一般的な高校生並みなんですよ!
そんな言葉を覚えたてのAIみたいな遊びは、とうに卒業しています!
○○:…確かに、本当の事は本人にしかわからないよね。
○○:本当に気になるなら、本人に聞いてみるしか…
キーボ:ですが、ボクに傷つけられた事を、本当に気にしていないかなんて…
キーボ:そんな事を本人に聞くのは…怖すぎて…
キーボ:ボクは一生、この業を背負って生きていくのですね…
キーボ:博士を傷つけてしまったという…撮り返しのつかない業を…
○○:…それは違うんじゃないかな?
キーボ:…え?
○○:前に博士を傷つけてしまった事を言っているんですよね?
○○:だったら、博士の気持ちはキーボくんにもわかるはずだよ。
キーボ:そ、それは、何の根拠があって…
○○:キーボくんは、いつも嬉しそうに博士の話をするじゃないか。
○○:それはきっと、博士の事が大好きで…いつも博士の事を考えているからで…
○○:キーボくん以上に、博士の事を理解している人がいるとは思えないよ。
キーボ:…………
○○:だからもう、わかってるはずだよ。博士はキーボくんの事を恨んでなんかないって。
○○:本当に恨んでいるなら、ここまでキーボくんの事を、育ててくれたりしないよ。
キーボ:〜クン…!
キーボ:あ、ありがとうございます!ボクに涙を流す機能があったら…きっと今頃…
○○:力になれるかはわからないけど…僕でよければ、なんでも相談に乗るよ。
○○:むしろ相談してほしい。友達が1人で悩んでいるのなんて、見たくないんだ。
キーボ:……………
キーボ:…ありがとうございます。でも、もう、その必要はなくなりました。
○○:…え?
キーボ:ボクが○○クンと友達になれたのは、ボクをここまで育ててくれた博士のおかげですよね?
○○:それはそうだけど…でも、なんて相談はもういいって話になるの?
キーボ:○○クンのような友達ができて、ボクはとっても幸せなんです。
キーボ:もしも博士がボクの事を恨んでいるなら…
キーボ:ボクがこんな想いを抱けるように育てる事は、しなかったでしょう。
キーボ:だから、博士はボクを恨んでいない…そんな当たり前の事が、○○クンのお陰でわかったんです。
○○:…キーボくん。
キーボ:ここを出る事ができた暁には、博士に○○クンの事を紹介させてください。
キーボ:きっと博士も、○○クンの事を気に入ると思います。
○○:僕にそんなに期待されても…
キーボ:えぇ、わかっています…他人を頼ろうだなんて、甘えですよね…
キーボ:あるいは、○○クンならと思ったのですが、それはボクのエゴです…
キーボ:何か聞こえていたなら、どうか…忘れてください…
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