クエスト「手紙がつなぐもの」　-ドラクエ11-

クエスト受注時

「ああ　キレイな目はした　郵便屋さん。
いいところに　来てくれたわね。
あなたに　お願いしたいことがあるの。
「この手紙を　ソルティコの町にいる
セイドンという　初老の紳士に
届けてくれないかしら。
→はい
「ありがとう　郵便屋さん！
はい　それじゃあ　これが
セイドンさんに渡してほしい手紙よ。
セイドンさんのいる　ソルティコの町は
この町から船を出して　北西にあるわ。
そこで　初老の紳士の方を探してね。
……私が　パティシエをやめて
ここで　はたらいていたのも　すべて
その手紙を　セイドンさんに渡すため……。
「そのくらい　大事な手紙だから
丸めて捨てたり　なくしたりしないで
必ず　セイドンさんに届けてね！
→いいえ
「まあ！　お届け物をするのが
郵便屋さんの　お仕事でしょうに……。
へんてこな方ねえ。

クエスト達成後

アポロ「ディアナに　大事な話があると言われ
こうして　やってきたんだが……。
「話は　すべて　ディアナから聞いた。
親父の足の治療の話も……そのために
パティシエの夢を　あきらめたこともな！
「どして　今まで　私たしを無視して
手紙1通も　よこさなかった親父のために
ディアナが犠牲になるんだ……！

ディアナ「おかえりなさい　郵便屋さん。
セイドンに手紙を渡してくれたようね。
先生の返事は　いかがでしたか？
「……ええっ！！
父さんの治療は　できない！？
いったい　どうして！？

ディアナに　セイドンから預かった
だいじな手紙を　渡しますか？

→はい
「……これは　私宛ての手紙じゃないわ。
セイドンさん宛ての手紙ね。
送り主は…………
「ゼイウス！？父さんだわ！
「そんな……どうして　私たちの父さんが
セイドン先生に　手紙を？
とりあえず　読んでみますね……。

先生……。娘のディアナが
あっしの足を治すため　先生に　お会いしたと
風のウワサで　耳にしやした。
ねえ　先生。もしも　ディアナが
あっしのために　金を使うようなことがあったら
その金は　突っ返してやってくだせえ。
そして　この手紙に入ったら　小切手を渡して
パティシエになる　夢のために使ってくれと
あっしが言っていたと伝えてくだせえ。
この小切手の金は　ディアナが
パティシエになる夢を　追いかけてると知って
必死で　ウマの世話をした　貯めた金でやす。
あっしは　ひでえ父親だった。
今さら　何をしたって　ゆるされねえのは
わかっていやす。頼みましたぜ　先生。

「そういうことだったの……。
父さん　全部　知ってたんだ。
私のことなんて　もう忘れてると思ってた。
「父さんのバカ……。父さんのせいで
あきらめていた　パティシエの夢　また
追いかけたくなっちゃったじゃない……。
「私たち　バラバラになったと思ってたけど
思いあって　つながっていたのね……。
なんで　こんな遠回りしちゃったんだろ……。
「郵便屋さん……。あなたの届けた手紙が
私たちの心を　ひとつしてくれたわ。
ありがとう　これは　お礼よ。受け取ってね。

→いいえ
「そんな……。
こんな時に　いじわるするなんて
ひどい郵便屋さんね！