ドラクエ11 シルバーオーブとまほうのカギ入手までのチャート

セレンからグリーンオーブ入手後

カミュ、マルティナ、ロウは前と同じテキスト

ベロニカ「せっかく　マーメイドハープが　あるんだし
海上にそびえる　光の柱を探して
ハープを使ってみましょうよ！
「まだ　行ったことのない場所に
ハープが　導いてくれるはずよ！

セーニャ「人魚の女王セレンさまは　私たちが
海底王国に　来ることを
最初から　知っているようでしたわね。
「人魚の皆さまは　私たち人間が
けっして得ることの　できないような
不思議なチカラを　お持ちのようですわ。

シルビア「うふふ　マーメイドハープを使えば
前より　ずっと　いろんな場所に行けるわね！
○○ちゃん　次は　どこへ行くの？

マーメイドハープで上陸直後

ロウ「おおっ！　海の底から
ここ　メダチャット地方に出るとは。
「姫と一緒に　世界中を巡ってきたが
この地を訪れるのは　いつ以来かのう。
これも　何かの導きかもしれんな。

シルビア「すごいわ！　マーメイドハープを使って
海に　もぐることで　海の下でつながってる
別の場所にも　行けるのね。
「他にも　行ける場所が　ありそうね。
○○ちゃん　アタシの船……
シルビア号で　世界中を巡ってみましょう。

カミュ「お前と出会う前　いろんな所を旅して
各地で　盗みを　はたらいてきたが
この辺りには　オレも　はじめて来るな。
「村なり　町なり　人がいる場所で
情報を集めてみようぜ。

セーニャ「この地域は　北側と南側で
植物や地形の様子が
だいぶ　異なるようですね。
「……さて　○○さま
どちらに向かいましょう？

ベロニカ「ねえ　○○　聞いてよ。
さっき　学生服を着た　女の子が
どこかに歩いていくのを　見かけたの。
「近くに　学校が　あるのかしら。
気分転換に　寄ってみるのも　楽しそうね。

マルティナ「この16年間　私とロウさまは
身分を隠し　世界各地を旅してきたの。
「この地域にも　以前　来た記憶があるわ。
たしか　橋を渡って　南側には
有名な遺跡のある村が　あったはずよ。

入った直後

生徒たち「しらかばの森にー♪　こもれびの花ー♪
スズランのベルを　風が鳴らすよー♪
「ちいさなレディは　夢見るレディ♪
大きな世界が　わたしを待ってる♪
ルルルールー♪
「歩こう　ザ・ワールド♪
集めよう　トレジャー♪
「ラララーラー♪
メダル　メダル　ちいさなメダル♪
王立メダル女学園ーーっ♪

校長「はい　皆さん　よくできましたな。
今日も1日　ステキなレディを目指して
がんばるのですな。

生徒「きをつけ。
「ごきげんよう。

生徒一同「ごきげんよう！

校長「はい　ごきげんよう。

校長「やあやあ。お客さんとは　めずらしい。
何か　ご用ですかな？

校長「……むむむ！　旅の方！
非常に　まことに　おどろくべきことだ……。
わかります……私には　わかりますなっ！
「すーーーーんばらしい！！
あなたは　とんでもない才能を
秘めておりますな！！
「話せば長くなります。
こんな所で　立ち話はなんですな。
校長室に　いらしてくださいな！

校長と話す

校長「あなたを　お招きしたのは　ほかでもない。
私は　あなたの　澄んだひとみに見たのです！
青空のように広がる　メダル集めの才能を！
「しかしっ！　非常に　まことに　つらいことに！
ここは　女子限定の学校ですからな。
入学を許可するワケには　いきませぬ。
「だが　しかしっ！！
あなたほどの才能を　枯らしてしまうのは
非常に　まことに　とっても惜しいっ！
「……そこでっ！！
「今こそ　メダルッ校長の権力を行使し
類まれなる才能を持つ　あなたを
我が校の客員生徒として　認めましょうぞ！

校長「……さあ　それでは
晴れて　我が校の客員生徒となった証に
メダルスタンプ帳を　お受け取りください！
「……ややっ！　さすがは　私が見込んだ男！
もう　ソルティコの町の　メダル出張所で
メダルスタンプ帳をもらっておるのですな！
「そのスタンプ帳は　我が校の客員生徒となるに
ふさわしい人物かどうか　見きわめるため
冒険者の皆さまに　配布している品でしてな。
「あなたは　私が認めた　文句なしの客員生徒！
スタンプ帳に　かかっているページ制限は
あなたには　もう　必要ありませんな！

メダルスタンプ帳に
新しいページが　追加された！

校長「今後　ちいさなメダルを
私の所に持ってきたら　その枚数分だけ
スタンプを押してさしあげますな。
「スタンプを　たくさん　ためると
非常に　まことに　よいことがありますぞ。
「さあっ　楽しいメダル集めの　始まりですな！
ちいさなメダルを　たくさん集めて
私の所へ　持ってきてくださいませ！

入った直後

シルビア「こんな所に学校があるなんて　びっくりね。
ちいさなメダルが　どうこう言ってたけど
いったい　何を勉強しているのかしら？
「さっきの　おじいさんは
校長室に来てほしいって言ってたわよね？
ちょっと　お話を聞いてみましょうよ。

マルティナ「私が　この学校の生徒さんくらいの頃は
ロウさまに　教えてもらったばかりの
まわし蹴りの習得に　夢中だったの。
「はじめて　石の壁を蹴りやぶった時は
とても　気分がよかったわ。

セーニャ「校舎のほうから　いい香りがしますね。
この香り……今夜は　シチューでしょうか。
なんだか　お腹が空いてしまいますわ。

カミュ「びっくりするほど　平和な場所だな。
こういう所で勉強してる　お嬢ちゃんたちは
オレとは　住む世界が違うぜ。
「オレが　おたずね者だと知ったら。
こわがって　目も合わせてくれなそうだよな。

ベロニカ「ふーん　この学校の制服は　ステキじゃない。
さりげない　オシャレって感じがして
なかなか　あたし好みだわ。

ロウ「○○は　ガールハントをせんのか？
わしが　お前くらいの年じゃったら
生徒さん　みんなと　お友達になるがの〜。

メダル校長と話した後

シルビア以外は前と同じテキスト

シルビア「ちいさなメダルを集めて　世界を知れば
ステキなレディに　なれるだなんて
ロマンがあって　ステキな学校じゃない
「今度から　ちいさなメダルを拾ったら
この学校に　持ってくることにしましょ。
ねっ　○○ちゃん。

ごくらくちょう戦前

ごくらくちょう「キーッ！　何をしにきた　人間め！
この　お宝は　渡さないぞ！
出ていけ　出ていけ　キエーッ！

シルバーオーブ入手後

ベロニカ「シルバーオーブ！　ついに　手に入れたわね！
まさか　こんな所に　オーブがあるなんて
思ってもみなかったわ。
「さあ　○○！
この調子で　残りのオーブも　手に入れるわよ！

入った直後

ベロニカ「ねえ　○○。
さっき　卵のカタチをした魔物が
崖を登っていくのを見たわ。
「もしも　道に迷ったら
ああやって　崖を登れば　いいのかもね。

シルビア「怪鳥の幽谷……イヤな名前ね。
アタシ　ニガテなものって　あんまりないけど
鳥だけは　どうしても　ダメなのよ。
「アタシのひとみが　宝石のように
きらめていているのが　原因かもしれないけど
鳥には　よく　つつかれちゃうのよねえ。

マルティナ「怪鳥の幽谷……大きな鳥がいそうで
なかなか　かっこいい名前よね。
故郷　デルカダールの紋章には
双頭のワシが　デザインされているから
私は　大きな鳥が　大好きなの。

カミュ「う〜ん　これは　元盗賊のカンなんだが
この谷には　お宝がありそうだ。
「人の手が　あまり入ってない場所には
びっくりするような　お宝が
眠っていることも　多いからな。

ロウ「凶悪な　ヘルコンドルが集まる
おそろしい谷が　世界のどこかにあると
書物で読んだことが　あるが……。
「まあ　十中八九　ここじゃろうな。
怪鳥の幽谷という名が
いかにも　それっぽいわい……。

セーニャ「たくさんの魔物の気配を　感じます。
○○さま　あまり　ムリをせずに
回復や　休憩をしてくださいね。

村に入った時

男性「おい　こんな所で　ボサっとすんな！
ジャマだぜ　どけどけ！

マルティナ「……この村の騒々しさは　相変わらずね。

ロウ「この村は　古代の遺跡が　あることで有名でな。
以前　わしらは　ウルノーガの情報を求めて
この村にも　立ち寄ったんじゃよ。

カミュ「……プワチャット遺跡の神秘
壁画にて微笑む　妖艶なる美女が
絵を見た者に　幸福を　もたらす……
「……だってよ。うさんくせーな。
じいさん　こんな所で　何かわかったのか？

ロウ「ほほ　たしかにのう。おぬしが　言うように
その時は　なんの手がかりも　得られんかった。
……じゃが　あの時とは　状況も違うからの。
「今回は　○○もおるし
改めて遺跡を調べれば
何か収穫が　得られるかもしれんぞ。

マルティナ「たしか　遺跡は　まっすぐ道なりに進んで
奥の丘を越えた先に　あったはずよ。
手分けして情報を集めつつ　行ってみましょう。

メルと出会った時

メル「パパ……。ママ……。
……ぐすっ。

シルビア「あら　○○ちゃん。
ちょうど　いいところに来たわ。
この子ったら　迷子みたいなのよ。

シルビア「……ほら　泣かないの。
大丈夫。アタシたちが　ついてるわ。
ね？　だから　お名前を教えてちょうだい？

メル「……メル。
「わたし　メルっていうの……。
ここには　パパとママと　いっしょに
何日もかけて来たの……でも……。
「へきがの　ごりやくで　お金もちになるんだって
……そう言って　パパもママも
どこかに行っちゃったの……ぐすっ。
「ねぇ　お兄ちゃん　おねがい……
メルの　パパとママを……。

シルビア「大丈夫よ。安心なさい。
アタシたちが　アナタのパパとママを
探してきてあげるわ。
「アタシは　村の方を探すから
遺跡の方を見てきてくれないかしら。
いいでしょ　○○ちゃん？

→はい
「さっすが　○○ちゃん！
じゃあ　遺跡の方は　ヨロシクね。
アタシも　村の方は探したら　後を追うから。

→いいえ
「もう。○○ちゃんったら
そんなイジワル　言わないの。
この子の　パパとママを探しましょ？

メル「……ぐすっ。
おねがい……お兄ちゃん。

シルビア「アタシは　村の方を探すから
遺跡の方を見てきてくれないかしら。
いいでしょ　○○ちゃん？

遺跡でのイベント

カミュ「よお　お前も来たのか。
このデカイのが　ウワサの壁画だとよ。

カミュ「たしかに　こいつは　なかなかの迫力だ。
……でもって　そこで笑ってる彼女が
オレらに　幸福をくださる美女……ってワケだ。

ベロニカ「ところどころ　キズもあるけど
思ったより　キレイな絵ね。

セーニャ「あれって……なんでしょう？
カギのように見えますけど
なんだか　とても不思議な感じ……。

ベロニカ「……もしかして
あれ　まほうのカギじゃない？

カミュ「おいおい　ベロニカ。派手にハラなんか鳴らして
お前　そんなに　ハラペコなのか？
……まぁ　お子様は　食べるのが仕事だからな。

ベロニカ「あたしじゃないわよ　失礼ね！
……ふんっ。アンタこそ　さっきから何よ。
壁画の美女なんかに　見とれちゃってさ！

ブブーカたち「おおっ！　これが夢にまで見た
幸福を与えてくれる　壁画の美女！
これで　このブブーカさまも大金持ちに！

カミュ「おい　なんだ　あんたら！
オレたちが　見てたってのに！

ブブーカ「お前たちこそ　なんだ！
さっきから　壁画を見てたくせに。
壁画の　ご利益は　みんなのものだぞ！

男性1「そうですとも！
独占なんて　ズルイですぞ！

女性1「そうよ！
今度は　私たちが幸せになる番よ！

セーニャ「……○○さま
いったん　この場からは
離れたほうが　よさそうですね。

ベロニカ「……ふぅ。
ここの壁画の人気　甘く見てたわ。

カミュ「……ん？　どうした　○○？
何か　言いたそうだな。

カミュ「……両親とはぐれた　女の子を見つけて
その親を探しているだって？
「そいつは　大変だ。
みんなで手分けして　探してやらないとな。

シルビア「○○ちゃーん！

シルビア「ダメ。こっちは収穫なし。
○○ちゃんの方は？

シルビア「彼女のご両親　どこに行っちゃったのかしら。
……メルちゃんも　ひとりで心細いだろうし
もう一度　彼女に会ってみましょう。

遺跡から入り口付近に戻った時

ボンサック「おやおやー。あなた　旅の人だよね？
遠路はるばる　ようこそ！　村には観光で？
やっぱり　遺跡の壁画が　お目当てかい？

ボンサック「……ありゃ　これは失礼。
わたしゃ　この村で商人やってる
ボンサックと申します。
「どうです？　観光の記念品から　村の特産品まで
おみやげ買うなら　是非ウチで！
お値段も　勉強させてもらいますよー。

シルビア「ダメ！　みんなで探したけど
メルちゃん　見つからないのよ。
あの子　どこ行っちゃったのかしら？

ボンサック「……おや？　もしや　この村で人を探してる？
いやー。ちょうど　よかった！
あなた方は　じつに運がイイ！

セーニャ「あなたは　何か　ごぞんじなのですか？

ボンサック「ええ　知ってますとも。
……ウチのヨメがね。
「アイツは　この先で宿屋をやってましてね。
職業がらか　耳が早いのなんの！
人の出入りなら　なんでも知ってる！
「あの宿に泊まれば　迷子だろうが
悪い人だろうが　すぐに見つかりますよ。
しかも　フカフカのベッドまで　ついてくる！
「今後も　ごひいきにしてくださるなら
初回に限って　なんと　宿泊料をタダに！
これはもう　泊まるしかないですよね！？

→はい
「はい　決まりー。
ウチのヨメには　伝えておきますので
いつでも好きな時に　いらしてくださいな！

→いいえ
ベロニカ「無料だなんて　ステキじゃない。
ねえ　○○。せっかくだし
今晩は　あの宿に泊まってみましょうよ？

→再度いいえ
ベロニカ「……うーん。そうは言っても
他に手がかりも　ないんでしょ？

宿屋に泊まった後

「おはようございます。
昨晩は　ぐっすりと　お休みでしたね。
では　いってらっしゃいませ。
「……そういえば　ウチに泊まっている
ブブーカさんという方が
昨日から　戻ってこないんですよ。
「ずいぶん　遺跡の壁画に　ご執心でしたけど
ケガなどされていなければ　よいんですが……。
お客さまも　観光の際は　お気をつけて。

丘の上

メル「……………………。
「……………………。

メルを追って遺跡へ

シルビア「あら　誰もいないじゃない。
さっき　メルちゃん
こっちの方に　歩いてこなかった？

カミュ「たしかに　変だな。
あの迷子は　どこに行ったんだ？

ベロニカ「……ねぇ。
ちょっと　あれ見て。

セーニャ「壁画の絵……前に見た時と
少し　違いませんか？

カミュ「なあ　変なこと言うようだが……
ここに描かれてるヤツら　なんとなく
昨日の連中に　似てないか？
「ほら。オレらともめた　ブブーカって野郎だよ。
たしか　昨日から　宿にも戻ってないって
宿の女将が　言ってたよな？

ベロニカ「……なんだか　イヤな予感がするわ。
早く　ここから出ましょう。

ロウ「いかん！
様子が　おかしいぞ！

シルビア「見て！　壁画が！？

カミュ「なっ！？

ベロニカ「きゃあーーーっっ！！

宿屋に泊まった直後

シルビア「うーん　おかしいわねえ……。
メルちゃん　どこに行っちゃったのかしら。
「ねえ　○○ちゃん。
最初に　メルちゃんと会った　高台に
ためしに　様子を見にいってみない？

セーニャ「……あら　気のせいでしょうか？
「○○さま　何か　違和感ありませんか？
村の雰囲気が　すこし　変わったというか
前は　もっと　活気があったような……。

ベロニカ「さあ　○○　行きましょう。
他の観光客に　また　ジャマされないうちに
今日は　ちゃんと　遺跡の壁画を調べるわよ！

ロウ「今日こそ　村の奥の高台を越えて
プワチャット遺跡に　向かうとするかの。
「あくまで　年寄りの直感じゃが
やはり　例の　遺跡の壁画を調べれば
何か　わかりそうな気が　するんじゃよ。

カミュ「お前とシルビアが言ってた　例の迷子。
結局　どこに行ったんだろうな？
家族と会えたなら　いいんだが……。
「今日も　その子を探すなら　オレも付き合うぜ。

マルティナ「キミが話していた　迷子の女の子……
まだ　この村で　ご両親を探してるのかしら？
「私たちにも　大事な　旅の目的があるし
この村で　立ち止まることは　出来ないけれど
なんとか　チカラになって　あげたいわね。

丘の上でメルを見かけてから

シルビア「メルちゃん　遺跡のほうに歩いていったわね。
……あの子のこと　ほうっておけないわ。
ねえ　○○ちゃん　後を追いましょ

ロウ「あの　メルという　迷子の少女
ここ最近　どこかで
見たような気が　するんじゃが……。
「……うーむ。
ダメじゃ　思いだせんわい。
やはり　気のせいかもしれんのう。

セーニャ「先ほどの少女が　○○さまの
おっしゃっていた　メルちゃんですか……。
「……なんだか　イヤな気配を感じます。
何かが　起きないうちに
あの子を追ったほうが　よさそうです。

カミュ「なあ　さっき　村の高台にいたのって
お前が言ってた　迷子だよな？
あの子の後を追おうぜ　○○。

マルティナ「キミが言っていた　メルちゃんという女の子。
どうやら　彼女も　例の遺跡のほうへ
向かっていったようね。
「……有名な　観光地というだけでなく
あの遺跡には　人をひきつける
何かが　あるのかしら？

ベロニカ「ねえ　○○。
さっき女の子が　例の迷子なの？
「……でも　なんだか　おかしな様子だったわね。
アンタを見ても　なんの反応も無かったし。
彼女　いったい　どうしちゃったのかしら？

入った直後

カミュ「……なんだ　この奇妙な場所は？
夢の中……ってワケでもないよな。

セーニャ「本当……おかしな感じがしますね。
まるで　画の中に入ってしまったよう……。

カミュ「……………………。

ベロニカ「……………………。

カミュ「……おいおい。マジか？

シルビア「ねぇ。もしかして……
メルちゃんも　この場所に
連れてこられてるんじゃ　ないかしら？
「どのみち　いつまでも　ここにいても仕方ないし
探してみましょう　○○ちゃん！

ブブーカたちを見た時

カミュ「……あそこにいるのは
例のブブーカって　ヤツじゃないか？

カミュ「おい　あんた！
そんな所で　何してんだ！？

ブブーカ「…………。

セーニャ「皆さんは　ここに集まって何を……。
それに　この女性の絵……遺跡の壁画にも
描かれていましたが　どなたなのでしょう？

ベロニカ「どこの誰だか　知らないけど
ちょっと自己主張　激しすぎじゃない？

カカカ　この美しさが　わからぬとは
子供とはいえ　おろかよのう……。

カカ　どこを見ておる？
こちらじゃ　おろか者どもよ。

カミュ「おい！　みんな　見ろ！

ベロニカ「え　絵が！？

セーニャ「動きましたっ！

メルトア「ひい……ふう……みい……。ふむ　7色か。
カカカ　汚い色ばかりで　飽いていたところだ。
歓迎するぞ。ようこそ　我が世界へ。
「特に　手にアザのある　お前……
お前は　他の者とは　違うな……。
カカ　なかなか　よい色になりそうだ。
「先だって　わらわに魅了された者ども　同様
残らず　吸収し　わらわの美を支える
一部としてくれよう。

カミュ「お前が　吸収……だと？
おい　そりゃどういうことだ！

メルトア「どのような色になるか　楽しみにしているぞ。
カカカッ！　カッカッカッ！

セーニャ「……ああっ　いけません！
皆さん　待ってください！

シルビア「……危険なニオイが　プンプンするわ。
早く　メルちゃんを見つけて
ここから出たほうが　よさそうね。

触手に襲われる時

セーニャ「これは……いったい何を？
……なんでしょう　とても嫌な感じがします。

ベロニカ「なっ　なんなの　コイツ！？

カミュ「チッ！　気をつけろ　こっちにも来るぞ！

ロウ「ぬう……。もしや　こやつらのエサとするために
あの者たちや　わしらを　この世界に
引きずり込んだというのか……？

マルティナ「くっ……！　○○……！

カミュ「おいっ　○○！　あっちだ！

石碑の近く

ベロニカ「……何かしら　これ。
ここだけ　壊されてるみたいだけど。

セーニャ「ええと……。
どうやら　この壁画を発見した人が
遺したものの　ようですわ。

私が　偶然にも　村のそばで発見した
数百年前に滅亡した　古代プワチャット王国の
不思議な壁画……。
これで　人も集まり　村も栄えるはずだった。
……しかし　それは　大きな過ちだった。
壁画は　邪悪に呪われていたのだ。
壁画は　人間の命を自らの糧とするため
人々の欲望を不思議なチカラでかなえ　惑わし
その御利益に　あやかろうとする者を吸収する。
「また　欲深くない者の前には　少女の姿で現れ
人の善意につけ入って　あざむき
壁画の中に引きずり込むのだ……。

シルビア「少女の姿……。
それって　メルちゃんのこと？

カミュ「つまり……オレらは　まんまと
罠にハメられたってことか。

ベロニカ「○○　行きましょう。
早く　ここから出なきゃ！

壁画世界から脱出する時

セーニャ「○○さま
これは　いったい……。
「この裂け目……もしかして　外の壁画に
ついていたキズじゃないでしょうか？

ベロニカ「きっと　そうに違いないわ！
だったら　ここから外に出られるかも。

カミュ「考えていても　仕方ねえ。
……さあ　行くぜ！

シルビア「アイタタタ……。
全員　無事かしら……？

ベロニカ「ええ。なんとか。
どうやら　戻ってこられたみたいね。

セーニャ「この壁画の　おそろしい真相を
早く　皆さんに知らせなくては。
○○さま　村に戻りましょう。

村に戻ってメルを発見

シルビア「見て！　あそこ！

老人「……ふーむ。壁画のウワサを耳にし
旅のついでに　立ち寄ってはみたが……。
お嬢ちゃん　それは本当なのかの？

メル「ウソじゃないよ　おじいちゃん。
あの　へきがを見たら　わたしの病気
すぐに　なおっちゃったんだ！
「へきがの　ごりやくで
おじいちゃんも　ぜったい元気になれるよ！

老人「ほうほう　ナルホド……。
こりゃ　行ってみるしか　ないのう。
ありがとうよ　お嬢ちゃん。

シルビア「……あら　それで元気になるのは
あの　おじいさんじゃなく　お腹を
満たした　壁画の方じゃないかしら？

メル「ウソ　どうして　ここに……。
わたしの　かわいい触手たちが
とり逃がしたというの……？

セーニャ「あなたが……
言葉たくみに　人々を誘導して
皆さんを　壁画に閉じ込めていたんですね？
「……お願いします。
もう　こんなことはやめて　壁画の中に
捕らわれている　皆さんを解放してください！

ベロニカ「アンタの正体は　もうバレてんのよ。
おとなしく　降参しなさい。

メル「あは……あはは……！
「はは……かか……カカカ！　カカカカカ！
「せっかく捕らえた　獲物を解放しろだと？
調子に乗るでないぞ　たかが塗料風情が！
「この　すばらしきチカラは
愛しき　あの方より　いただいたもの。
人間ごときに　指図される覚えはないわ！
「不服があるなら　我が世界に来るがいい。
今度は　わらわ自ら　歓迎し
キレイに　まる飲みにしてやろう♪

ロウ「待て！　あの方とは　いったい！？

メル「カカ！　カカカカ！

ベロニカ「みんな　壁画に向かいましょう！
これ以上　アイツの好きにさせて
たまるもんですか！

二回目の侵入後にイバラ地点まで進んだ時

どこからともなく
不気味な声が　ひびいてくる……。

カカカ　よくぞ来た……
身のほど知らずの塗料どもよ。
もし無事に　我がもとへ　たどり着けたなら
その時こそ　わらわ自らが
貴様らを　まる飲みにしてくれようぞ♪
……カカ！　カカカカカ！

最深部メルトア戦前

ベロニカ「追いつめたわよ！

メル「追いつめた……だと？
カカカ　何をカン違いしているやら。
「わざわざ　エサの方から　ディナーの皿へ
載りに来ただけというのに……
カカ　本当に　おバカな子供よのう。

メル「わらわは　美と芸術の化身　メルトア！
その真の姿を　貴様らのまなこに
焼きつけるがよい！

ベロニカ「やっと　元凶のおでましね。人をだまして
絵の中に引き込み　丸のみにして吸収する……
ふん　やっぱり悪趣味よ　アンタ！

セーニャ「で　でも……
どうして　こんなことを！？

メルトア「カカカ　人間など　わらわを彩るための
塗料にすぎぬ。美の一部となれる奇跡に
むしろ　感謝すべきであろう。
「……ああ。あの方より　たまわった
次元を超え　人間どもを吸収するチカラ
その　なんとすばらしいことか。
「わらわは　このチカラを使い　いつの時代も
浅ましき欲望にあらがえぬ　おろかな人間どもを
救ってやっているのだ。そう……！
「わらわという　至高の芸術を彩れること
……これぞ　壁画が与えし
まことの幸福と　知るがよい！

セーニャ「来ます！
○○さま　お気をつけて！

メルトア戦後

メルトア「バ……バカな。貴様ら　いったい……？
お　おのれ……。
……だが　まだ終わらぬ。
「我が創造主たる　あの方が……
偉大なる　ウルノーガさまが
おられる限りは……！

ロウ「ウルノーガじゃと！？

メルトア「カ　カカ……。
ウルノーガさまの世が　実現さえすれば
いずれ　わらわも　ふたたび……。

マルティナ「待ちなさい！
あなたは　ウルノーガを知っているの！？

メルトア「カカカ……。貴様らに　壁画の呪いあれ。
ウルノーガさま　どうか宿願を……
永遠なる命のチカラを　その手に……くああっ！

ロウ「まさか　ここでウルノーガの名前を
聞くことになるとは……。
「ヤツは　かつて　とある王国の宰相に取り憑き
その国を滅ぼしたというが……
プワチャット遺跡の文明が　そうであったか。

マルティナ「永遠なる命のチカラと　言っていましたね。
それこそが　ウルノーガの狙い……
ヤツめ　いったい　何を企んでいるの……？

ロウ「これは……まほうのカギか。
これを使えば　今まで開けられなかった扉も
開けられるようになるじゃろう。

○○は　まほうのカギを　手に入れた！
カギのかかった　赤い扉を
開けられるようになった！

ロウ「予想外の収穫もあったし　上出来というべきか。
……それに　まずは　ここから脱出せねばな。
では　行くとするかの　○○。

メルトアを倒して脱出

カミュ「やれやれ……
ひとまず　一件落着ってトコか。

ボンサック「なんだ　なんだ！？
いきなり　ほこらから人が
あふれてきたが……
「……って　なんだこりゃ！？

ボンサック「あ　あんたたち！
壁画の絵を　どうしちまったんですか！？

ブブーカ「う　うーん……。

ブブーカ「た　助かった……。助かったんだ！
元の世界に　戻ってこられた！
ハ　ハハハ……。ざまぁーみろ　壁画め！

ボンサック「……元の世界？　壁画？
いったい何が　あったんです？

ボンサック「……な　なんだって！
この壁画が　そんな　おそろしいことを！？
「いや　なんと　お礼を言えばいいのやら。
……さぞ　お疲れでしょう。
せめて　ウチの宿に泊まっていってください。

宿屋に泊まってから外に

ボンサック「ああ　忙しい。忙しい。
……おや　○○さん。
もう　ご出発ですか？

ボンサック「いやー。あなた方には　感謝してますよ。
おかげで　村は大助かり！
新しい商売も　始められそうです！
「幸福を招く壁画……ってのは　もう古い！
これからは　人々を閉じ込めた呪いの壁画！
これですよ。刺激的な売り文句でしょ？
「おっと　こうしちゃいられない。
夜なべして作った　壁画の複製
旅人たちに　売り込んで　いかなきゃ！

ロウ「やれやれ　あんな事件が　あったというのに
この村は変わらず　たくましいのう……。
「わしらも　この活気に負けず　先へ進まねばな。
まほうのカギにより　新たな道も開かれよう。
……それに　今回の件で　確信も得られた。
「この地で起きた悲劇と　今のデルカダールは
よう似ておる。あの国に　ウルノーガの魔手が
伸びているのは　間違いないじゃろう。
「……そういえば　ネルセンの宿屋の近くにある
バンデルフォン王国跡に　まほうのカギで開く
扉があったな。まず　そこで扉を探すとしよう。

マルティナ「お父さま……。
「……行きましょう　○○！
永遠の命のチカラ……何かは　わからないけれど
ウルノーガの野望は　私たちで　止めなくては。

入った直後

マルティナ「……キミは　何か　感じない？
この場所に来てから　誰かに見られているような
悪意に満ちた　イヤな視線を感じるの。
「もし　あの女の子も　この場所にいるなら
危ないめに　あわないうちに
早く見つけて　保護してあげましょう。

ベロニカ「不気味な場所ね……。
もう　陰気で　イヤになっちゃう。
「あの迷子が　ここにいるなら
さっさと　見つけて
こんな所とは　サヨナラしたいわ。

カミュ「……なんだ　この奇妙な場所は？
「オレたちは　たしかに　村の遺跡にいたのに
壁画が光って　気づいたら　このありさま……。
ちっ！　いったい　何が起きたっていうんだ。

シルビア「きっと　メルちゃんも　この場所に
連れてこられちゃったに　違いないわ。
○○ちゃん　彼女を探しましょう！

セーニャ「見てください　○○さま。
あちらの　遠くに見える　通路に
人が　歩いてらっしゃいます。
「……でも　皆さんの様子が　おかしいですわね。
まるで　何かに　取り憑かれているようです。
この不思議な空間の　影響なのでしょうか？

ロウ「……うーむ。これまで　長く生き
ロトゼタシア中を旅してきたが
このような場所は　はじめてじゃ。
「この咲　何が起こるか　わからん。
○○よ　気を引きしめていくぞ。

ブブーカたちを見た後

ロウ「むう……。
先ほどの　うつろな人々の様子に
巨大な絵が言っていた　不吉な言葉……。
「……イヤな予感が　するわい。
○○よ　あの者たちを追うとするぞ。

セーニャ「先ほど　巨大な絵の前に　いらしたのは
たしか　私たちと　入れちがいに
村の遺跡の壁画を　見にきた方々でしたね。
「やはり　私たちだけではなく
あの方たちも　この場所に
引きずり込まれていたのですね。

カミュ「さっきの　でかい絵の女……
オレたちを吸収するとか　言ってやがったな。
「○○　ここから先は
油断しないほうが　よさそうだぜ。

シルビア「あの　巨大な絵のオバケ……。
気味の悪いことを　言ってたわね。
「危険なニオイが　プンプンするわ。
早く　メルちゃんを見つけて
ここから　脱出しましょう。

ベロニカ「なんなのよ　あの趣味の悪い　絵の女！
……おまけに　人を子供あつかいして
ホント　失礼しちゃうわ。

マルティナ「先ほどの巨大な絵……
キミのことを　気にしていたようね。
「いったん　姿を消したようだけど
今も　どこからか　見られているような
不快な視線を感じるわ。

触手に襲われた後

カミュ「さっきは　危なかったな……。
助かったぜ　○○。
「……引き返したところで
あの触手が　待ち受けてるだろうし
今は　先に進むしかねえか。

ロウ「先ほどの　巨大な触手め……。
人間を飲みこみ　エサとしているのか？
「ぬう……。
この場所は　ヤツらの巣なのかもしれん。
早く　脱出したほうが　よさそうじゃな。

ベロニカ「○○　大丈夫？
もうっ　気味の悪い　触手だったわね。
「あいつらに追いつかれたら　面倒よ。
あたしとも　あろうものが　くやしいけど
今は　逃げるしかないわね……。

マルティナ「キミのおかげで　助かったわ。
ありがとう……。
「……この　おそろしい世界を
放っておくわけにも　いかないけれど
今は　ここから脱出する方法を　探しましょう。

セーニャ「ブブーカさんも　他の皆さんも
とても熱心に　壁画を見たがってらしたのに
まさか　あんなことになるなんて……。
「信じていたものに　裏切られたようで
なんだか　悲しくなりますわ。

シルビア「メルちゃん……
まさか　さっきの植物のオバケに……。
「……ううん。きっと大丈夫よね。
アタシたちで　メルちゃんも
他の人も　助けてあげましょう。

石碑を見た後

カミュ「くそっ！　オレらは　まんまと
呪いの壁画ってヤツの
罠にハメられたってことかよ。
「……だがな　○○。
これで　ますます　あの子供を
放っておくわけに　いかなくなったな。

マルティナ「たとえ　相手が　古代から続く呪いであっても
キミの使命は　こんな所で終わらせない！
あきらめずに　脱出方法を探しましょう。

シルビア「メルちゃんが　壁画を見にきた人たちを
だまして　この世界に連れ込んで
命を吸収していたなんて……。
「人の優しさに　つけ込むなんて　ヒドイわ。
……イケナイ子には　お仕置きが必要ね。

ベロニカ「○○　ノンビリしてないで
ここから出る方法を　探しましょう。
「悪趣味な　壁画の世界なんかに
この　ベロニカさまが
吸収されて　たまるもんですか！

セーニャ「石碑には　壁画が邪悪に呪われた存在であり
人々を　この世界に吸収して
自らの糧にしていると　書かれていました。
｛私たちが探していた　メルという少女も
いわば　壁画の罠だったのですね。
なんて　ずる賢くて　おそろしい……。

ロウ「いにしえより存在する
邪悪に呪われた　壁画か……。
「……行くぞ　○○。
石碑を　のこした者の　悲痛な願いに
わしらは　こたえねばなるまい。

壁画世界から一度脱出

セーニャ「プワチャット遺跡の壁画の　おそろしい真相を
早く　皆さんに知らせなくては……。
「○○さま　参りましょう。
村の入り口の近くにある　広場に行けば
きっと　人も集まっているはずです。

シルビア「さっきの石碑に　書かれていた通りなら
あの子は　壁画に誘い込むために
同じように　観光客を　だまそうとするはずよ。
「○○ちゃん！
村の中に戻って　彼女が悪事をはたらく
現場を　おさえましょう。

ロウ「アイタタタ……。
あの世界から　出てくる時に
したたか　腰を打ってしまったようじゃ。
「湿布でも貼って　ベッドで横になって
休んでいたいところじゃが……
今は　ノンビリも　しておられんか。

マルティナ「よく見ると　プワチャット遺跡の壁画にも
あの　奇妙な世界にあったキズと
同じ形のキズが　あったわ。
「……信じがたいけれど
やはり　あの不思議な場所は
壁画の中の世界だったのね。

ベロニカ「……すぅー。……はぁー。
「……よしっ！　いろいろ　ビックリしたけど
深呼吸もしたし　落ち着いたわ。
○○　行きましょう。

カミュ「やれやれ……。
なんとか　元の世界に戻ってこられたか。
「けどよ　○○。
まだ　気を抜くのは　早いかもな。
村に戻って　あのワルガキを見つけようぜ。

再び壁画世界に挑む前

シルビア「メルちゃん……。
「……ううん。みんなを閉じ込めてる
イケナイ子は　あの壁画の世界で
アタシたちを待ってると　言ってたわ。
「○○ちゃん　これ以上
犠牲者が　増えないうちに
アタシたちで　彼女を止めましょ！

カミュ「見たら幸福になる　壁画なんてのは
絶対に　うさんくせえと
最初から　オレは　思ってたぜ。
「そういうもんには　たいてい　裏があって
ロクな結末には　ならねーのさ。
……○○　お前も　気をつけるんだな。

ロウ「○○よ　壁画の中の世界では
何が　起こるか　わからん。
くれぐれも　用心するのじゃぞ。

ベロニカ「○○！　メルを追いましょう。
これ以上　あの性悪な呪いに
好き勝手されて　たまるもんですか！

セーニャ「たとえ　その正体が　邪悪な呪いとはいえ
幼い見た目の　女の子と争うのは
気が進みませんわね。
「けれど　皆さんを壁画に閉じ込め
酷い目にあわせるのは
なんとしてでも　止めなければ……。

マルティナ「正体の察しが　ついていたとはいえ
優しそうな女の子が　凶悪な面持ちに
突如　豹変したのは　おどろいたわ。
「……デルカダールで暗躍する　ウルノーガも
あのように　お父さまや　城の者たちを
だましているのかも　しれないわね。

メルトア撃破後

セーニャ「呪いの元凶　メルトアは　消えましたし
これで　壁画に閉じ込められていた　皆さんも
全員　元の世界に　戻られているはずです。
「○○さま　私たちも　参りましょう。

シルビア「本当に　キレイになろうとするなら
他人の命を　犠牲にしたりせず
自分のチカラで　努力しなくちゃね。
「メルトアも　それを理解してさえいれば
呪いの壁画なんかに　なったりせず
みんなに　ヒドイことも　しなかったのかしら。

ベロニカ「ふふん！　残念だったわね　メルトア。
呪いの壁画だか　芸術の化身だか　知らないけど
ベロニカさまにかかれば　こんなもんよ。

マルティナ「ウルノーガ……
デルカダール王国で　暗躍を続ける
諸悪の根源たる　邪悪の化身……。
「……気になることも　あるけれど
思いがけず　まほうのカギも　手に入ったし
今は　村に戻りましょうか。

ロウ「まさか　このような所で　ウルノーガの名前を
聞くことになるとは……。
「かつて　存在した　古代プワチャット王国は
ヤツによって　滅ぼされたようじゃが
その悲劇を　くり返させてはならんぞ。

カミュ「……やれやれ　強敵だったな。
壁画の中の世界と同じく
バカでかくて　滅茶苦茶なヤツだったぜ。