呪文の特徴

呪文は各キャラが所持しているMPを消費して使えるもの。敵にダメージを与えるもの、味方のHPを回復するもの、味方の強化を行うもの、敵を弱体化させるものなどがあります。特技もその点は同じですが、特技と呪文には性質に違いがあります。呪文の主な性質は以下。

  • 呪文の名称はそのほとんど全てがカタカナ。
  • 特技と違って現在装備している武器を問わずに使える。
  • 特技と同じく呪文もスキルパネルで習得できるが、特技と違い、特定のレベルに到達すると習得するものの方が多い。メラガイアー、イオグランデなどその系統の最強呪文などはスキルパネルでの習得になっていることが多い。
  • ダメージを与える呪文は「こうげき魔力」、HPを回復する呪文は「かいふく魔力」が高いとより効果が強まる。
  • 呪文は「暴走」することがある。これは「たたかう」や攻撃系特技で発生する会心の一撃に相当するもので、通常よりも威力が高まる。回復呪文でも発生し、回復力が高まる。状態異常や弱体系の呪文ならば効く確率が大幅に上昇する。
  • 呪文は特技と違い、マホトーンによる「魔封じ」状態になると使えなくなるのが最大の欠点。
  • マホカンタによる呪文反射効果で反射されてしまうのも同様に大きな欠点。
  • 攻撃呪文は炎系、氷系などの分類になっていて、各モンスターにはそれらに対する耐性が設定されている。ただしこれはゲーム中では隠されたデータ(マスクデータ)となっていて、ゲーム中ではどのモンスターがどの属性に弱いかは確認できない。

ギラ系

主人公ベロニカ

高熱を生み出して敵を殲滅する呪文です。炎属性。ギラは主人公も使えますが、高ランクはベロニカが扱えます。特徴としてはその全てが「敵1グループ」を対象としていること。威力は攻撃呪文の中でも中間程度であり、ヒャド系やイオ系と並び通常モンスター戦で効果を発揮するタイプです。ギラ系はじめ攻撃呪文は「こうげき魔力」の数値が高いほどに威力が上昇していきます。

名称 消費MP 依存 対象 習得者
解説 習得で使用可能なれんけい
ギラ 3 攻撃魔力 敵1グループ 主人公(Lv3)、ベロニカ(Lv12)
敵1グループを閃熱で薙ぎ払う。 火炎陣(主人公)、火炎ばらい(主人公)
ベギラマ 7 攻撃魔力 敵1グループ 主人公(Lv23)、ベロニカ(Lv21)
敵1グループをギラより強力な閃熱で薙ぎ払う。 -
ベギラゴン 16 攻撃魔力 敵1グループ 主人公(Lv40)、ベロニカ(Lv38)
敵1グループをベギラマより強力な閃熱で薙ぎ払う。 -
ギラグレイド 48 攻撃魔力 敵1グループ ベロニカ(Lv64)
ギラ系最強呪文。敵1グループを焼き尽くす。 -

メラ系

主人公ベロニカ

炎を生み出して敵に投げつける呪文。炎属性。メラは主人公も使えますが、高ランクはベロニカが扱えます。ギラ系と同じく高熱で攻撃するタイプですが、メラ系はその全てが単体攻撃であるのが特徴。そのため多数の敵を相手にする時には不向きですが、1体に対して与えるダメージは攻撃呪文の中でも最大級となっています。しかも消費MPは控えめ。そのため単体のボス戦で最も有用な攻撃呪文となります。

名称 消費MP 依存 対象 習得者
解説 習得で使用可能なれんけい
メラ 2 攻撃魔力 敵1体 主人公(Lv2)、ベロニカ(Lv12)
敵1体を火の球で攻撃する。 メラハリケーン(主人公)
メラミ 8 攻撃魔力 敵1体 主人公(Lv25)、ベロニカ(Lv23)
敵1体を大きな火の球で攻撃する。 -
メラゾーマ 21 攻撃魔力 敵1体 主人公(Lv56)、ベロニカ(Lv54)
敵1体を巨大な火の球で攻撃する。 メドローア(主人公)
メラガイアー 52 攻撃魔力 敵1体 ベロニカ(まどうしょスキル)
巨大な火柱て敵1体を焼き尽くす ほのおのまい

ヒャド系

ベロニカロウ

メラ系とは対照的に、氷を使って攻撃するタイプの呪文。氷属性。ベロニカとロウが使えます。攻撃対象は敵単体、敵1グループ、敵全体と多種にわたっています。今作ドラクエ11では集団へと効果を発揮するタイプの呪文を単体に使った場合威力が高くなるようなので、ボスモンスター相手にも使える呪文となっています。

名称 消費MP 依存 対象 習得者
解説 習得で使用可能なれんけい
ヒャド 3 攻撃魔力 敵1体 ベロニカ(Lv12)、ロウ(Lv23)
敵1体を小さい氷の塊で攻撃する。 ブリザードソード(ベロニカ)
ヒャダルコ 8 攻撃魔力 敵1グループ ベロニカ(Lv26)、ロウ(Lv23)
敵1グループを氷の刃で攻撃する -
マヒャド 20 攻撃魔力 敵全体 ベロニカ(Lv44)、ロウ(Lv44)
敵全体を巨大なつららを降らせて攻撃する。 メドローア(ベロニカ)、マヒャダイン(ベロニカ)、ばくれいきゃく(ロウ)
マヒャデドス 60 攻撃魔力 敵全体 ロウ(さとりスキル)
敵全体を巨大な氷の柱で攻撃 -

バギ系

セーニャシルビア

真空の刃を生み出して攻撃する呪文。風属性。ドラクエシリーズでは僧侶が使えることでおなじみで、DQ11ではセーニャが使うことができます。対象はギラ系同様に全て敵1グループに有効なものです。基本的には回復役であるセーニャが使える唯一の攻撃呪文ということで、守りに守る必要がない、余裕がある戦闘で重宝します。

名称 消費MP 依存 対象 習得者
解説 習得で使用可能なれんけい
バギ 5 攻撃魔力 敵1グループ セーニャ(Lv14)、シルビア(Lv20)
敵1グループを真空の刃で攻撃する サイクロン斬り(セーニャ)、メラハリケーン(シルビア)
バギマ 10 攻撃魔力 敵1グループ セーニャ(Lv28)、シルビア(Lv29)
敵1グループをバギより強力な真空の刃で攻撃する -
バギクロス 20 攻撃魔力 敵1グループ セーニャ(イベント習得)
敵1グループをバギマより強力な真空の刃で攻撃する -
バギムーチョ 50 攻撃魔力 敵1グループ セーニャ(ヤリスキル)
極大の竜巻が敵1グループを切り刻む -

イオ系

主人公ベロニカ

爆発で攻撃する呪文。光属性。最下級呪文のイオも含めてその全てが敵全体を攻撃するのが特徴です。しかも威力はギラ系、ヒャド系、バギ系と比べるとやや高めとなっています。欠点としては威力と引き換えに消費MPが多いこと。あまり連発はできませんが、敵を一網打尽にする力は最も高い攻撃呪文です。

名称 消費MP 依存 対象 習得者
解説 習得で使用可能なれんけい
イオ 6 攻撃魔力 敵全体 主人公(Lv15)、ベロニカ(Lv13)
敵全体を小さい爆発で攻撃する。 -
イオラ 12 攻撃魔力 敵全体 主人公(Lv31)、ベロニカ(Lv29)
敵全体をイオより大きい爆発で攻撃する -
イオナズン 24 攻撃魔力 敵全体 ベロニカ(Lv57)
敵全体を大爆発に巻き込む -
イオグランデ 60 攻撃魔力 敵全体 ベロニカ(まどうしょスキル)
想像を絶する爆発で敵全体を吹き飛ばす ホーリーホース

デイン系

ドラクエ11主人公

ドラクエでは主人公のみが使用できることでおなじみの系統。雷属性。聖なる雷を呼び出して大ダメージを与えます。ライデインが全体攻撃なのに対して、より威力が高いギガデインになると敵1グループが対象となってしまいますが、その分ギガデインの威力はライデインよりはるかに上。ライデインもギガデインもMP消費は高めですが、強力な威力があるので主人公の切り札の1つになります。さらにその上の呪文ミナデインはドラクエ11ではれんけい技となっています。

名称 消費MP 依存 対象 習得者
解説 習得で使用可能なれんけい
デイン 8 攻撃魔力 敵1グループ 主人公(ゆうきスキル)
敵1グループを稲妻で攻撃 デインジャグリング
ライデイン 22 攻撃魔力 敵1グループ 主人公(ゆうきスキル)
敵1グループを稲妻で攻撃 雷竜打ち、ダークデイン、雷神むそう、ジゴデイン
ギガデイン 48 攻撃魔力 敵1グループ 主人公(ゆうきスキル)
敵1グループを激しい稲妻で攻撃する ミナデイン

ドルマ系

ドラクエ11ロウ

闇属性の呪文。ドラクエ9でナンバリングタイトルに初登場。闇という属性であるので、基本的に邪悪な敵、モンスター側が使うものとしてよく見るものですが、ドラクエ11ではロウが習得します。メラ系と同等以上の威力があります。

名称 消費MP 依存 対象 習得者
解説 習得で使用可能なれんけい
ドルマ 6 攻撃魔力 敵1体 ロウ(Lv23)
敵1体を攻撃する -
ドルクマ 9 攻撃魔力 敵1体 ロウ(Lv33)
敵1体を闇属性で攻撃 ダークデイン
ドルモーア 18 攻撃魔力 敵1体 ロウ(Lv52)
敵1体に対して闇の魔力で攻撃する -
ドルマドン 42 攻撃魔力 敵1体 ロウ(さとりスキル)
闇属性最強呪文 -

ジバリア系

ドラクエ11カミュ

土属性の呪文。他の攻撃呪文と違い、「使用した時点では発動せず、敵が行動する時に地面から岩が突き出て攻撃する」という特殊な攻撃方法になっています。また、一度発動すると消えるわけでもなく、数ターンに渡り持続します。カミュをバトルメンバーから外しても持続します。このため、一度発動すれば安定して敵にダメージを与えられるのが長所で、長期戦になるボス戦で有効。ただし飛んでいる敵には当たらないという弱点があります。

名称 消費MP 依存 対象 習得者
解説 習得で使用可能なれんけい
ジバリア 6 こうげき魔力 敵1体 カミュ(Lv10)
行動時に爆発する土属性の魔方陣を敵1体に仕掛ける 火炎陣
ジバリカ 12 こうげき魔力 敵1体 カミュ(Lv23)
敵の足元に魔方陣を発生させて、その敵が行動する直前に岩が突き出して攻撃する。3ターン持続する。 -
ジバリーナ 20 こうげき魔力 敵1グループ カミュ(Lv42)
敵の足元に魔方陣を発生させて、カミュが行動する直前に岩が突き出して攻撃する。3ターン持続する。 -
ジバルンバ 36 こうげき魔力 敵1グループ カミュ(Lv61)
敵の足元に魔方陣を発生させて、カミュが行動する直前に岩が突き出して攻撃する。3ターン持続する。 -

ザキ系

セーニャロウ

HPに関わらず敵を即死させるという恐ろしい呪文ですが、その効果の印象とは違い、バギ系同様に僧侶が習得することでおなじみ。そのためドラクエ11ではバギ系も使えるセーニャがザキ系を習得します。即死させるという強力無比な性質上失敗することもあります。これに対する抵抗力は敵ごとに違っていて、HPが高いモンスターでもザキ系を使えばすぐ倒せることもあります。逆にメタルスライムなどに対しては絶対に効きません。ザキ系は敵1体、ザラキは敵1グループ、ザラキーマは敵全体がターゲットとなり、上のものほど対象も広がります。成功確率には「かいふく魔力」が関わります。

名称 消費MP 依存 対象 習得者
解説 習得で使用可能なれんけい
ザキ 5 回復魔力 敵1体 セーニャ(Lv24)、ロウ(Lv23)
敵1体を確率で即死させる -
ザラキ 10 回復魔力 敵全体 セーニャ(Lv49)、ロウ(Lv49)
敵全体を確率で即死させる -
ザラキーマ 20 回復魔力 敵全体 セーニャ(Lv63)
敵全体を高確率で即死させる -

HP回復系

ドラクエ11主人公セーニャロウグレイグ

HPを回復させる呪文。攻撃呪文を使わずにゲームを進めることはできてもHP回復呪文を使わずに進めるのは困難であるので、最重要呪文と言っても間違いありません。僧侶の役割であるセーニャが回復のプロフェッショナルですが、主人公なども少し使用できます。単体を回復するホイミ系列と全体回復できるベホマラー系列が存在します。ベホマ、ベホマズンはHPの最大値に関わらず必ず「最大値まで回復する」という性能であるので、終盤での回復に関してはこれらは絶大な重要性を持ちます。それ以外のホイミ、ベホイミ、ベホイム、ベホマラーの回復力は「かいふく魔力」の数値が高いほど高まります。回復呪文に関しては戦闘中だけでなく移動中も使用可能。

名称 消費MP 依存 対象 習得者
解説 習得で使用可能なれんけい
ホイミ 3 回復魔力 味方1人 主人公(Lv5)、セーニャ(Lv3)
味方1人のHPを少し回復する -
ベホイミ 6 回復魔力 味方1人 主人公(Lv19)、セーニャ(Lv16)、ロウ(Lv23)、グレイグ(Lv36)
味方1人のHPを多めに回復する 女神の息吹(セーニャ)
べホイム 12 回復魔力 味方1人 主人公(Lv30)、セーニャ(Lv27)、ロウ(Lv24)、グレイグ(Lv37)
味方1人のHPをかなり回復する -
ベホマ 24 - 味方1人 主人公(ゆうしゃスキル)、セーニャ(Lv50)、ロウ(Lv47)
味方1人のHPを完全回復する ゴスペルソング(主人公)
ベホマラー 32 回復魔力 味方全員 セーニャ(Lv35)、ロウ(Lv30)
味方全員のHPを多めに回復する -
ベホマズン 64 回復魔力 味方全体 主人公(ゆうしゃスキル)、セーニャ(rLv66)
味方全員のHPを完全回復する 聖竜の守り
リベホイミ 8 回復魔力 味方1人 シルビア(Lv28)
味方1人のHPを毎ターン22〜回復する -
リベホイム 16 回復魔力 味方1人 シルビア(Lv43)
味方1人のHPを毎ターン52〜回復する -

状態異常回復系

カミュセーニャロウ

毒やマヒなどの状態異常を回復する呪文。回復役であるセーニャやロウが習得しますが、眠りを解除するザメハはカミュやシルビアが習得。道具で代用することもできます。状態異常は全滅の危機に陥る可能性が高くなる危険なものなので、状態異常治療呪文を使えないキャラには治療アイテムを所持させておくのが重要。HP回復呪文同様に戦闘中だけではなく移動中の使用も可能になっています。

名称 消費MP 依存 対象 習得者
解説 習得で使用可能なれんけい
キアリー 2 - 味方1人 セーニャ(Lv2)、ロウ(Lv23)
味方1人の毒を治す -
キアリク 2 - 味方全体 セーニャ(Lv20)、ロウ(Lv22)
味方全員のマヒを治す -
ザメハ 2 - パーティ カミュ(Lv14)、シルビア(Lv15)
仲間全員の眠りを治す -
キアラル 2 - 味方全体 ロウ(Lv23)
仲間全体の混乱を治す -
マヌーハ 2 - 味方1人 ベロニカ(Lv14)、ロウ(Lv23)
味方1人の幻惑を治す -

蘇生系

主人公セーニャロウグレイグ

HPが0になり戦闘不能となってしまった味方を復活させる呪文。ザオラルは失敗することもあるのに対してザオリクは100%の確率で蘇生させます。しかもザオラルはHPが減った状態で復活するのに対してザオリクはHP全快状態での復活。ザオリクは消費MPが大きいのがネックですが、失敗することがなくHP全快というのはそれを補って有り余る効果。終盤はほとんどザオリクばかりを使うことになります。メガザルは自分の命を犠牲にして自分以外のキャラのHPを全快もしくはザオリクと同じ効果、というものでまさに切り札となっています。ザオラル、ザオリクは移動中も使えますがメガザルは使えません。

名称 消費MP 依存 対象 習得者
解説 習得で使用可能なれんけい
ザオラル 12 回復魔力 味方1人 主人公(Lv28)、セーニャ(Lv18)、ロウ(Lv23)
HP0の味方1人を確率で復活させる。成功した場合のHPは最大HPの30%程度。 -
ザオリク 24 - 味方1人 主人公(Lv62)、セーニャ(Lv45)、ロウ(Lv55)、グレイグ(はくあいスキル)
戦闘不能になっている味方を確実に、HP全快で復活させる -
メガザル 全部 - 味方全体 セーニャ(Lv60)、グレイグ(Lv65)
自分のHPとMPを全部消費して味方全体を完全回復&復活させる -

味方強化系

セーニャベロニカシルビアグレイグ

仲間の攻撃力や守備力を上げる、ブレス耐性を上げる、など、様々な良い効果を発揮するタイプの呪文。主にセーニャとベロニカが使用できます。手強いモンスターを相手にした時には必須と言ってもいいほどの重要性となります。重ねがけが可能で、現在何段階上昇しているかは戦闘中のキャラクターのパラメータのところに表示されているアイコンで判別がつきます。敵が使った場合は弱体系の呪文を使うことで相殺できます。効果について詳しくは状態変化・状態異常参照。

名称 消費MP 依存 対象 習得者
解説 習得で使用可能なれんけい
バイシオン 4 - 味方1人 シルビア(Lv15)
味方1人の攻撃力を一段階上昇させる -
バイキルト 8 - 味方1人 ベロニカ(Lv31)、シルビア(Lv39)
味方1人の攻撃力を二段階上昇させる -
スカラ 3 - 味方1人 セーニャ(Lv12)、グレイグ(Lv36)
味方1人の守備力を2段階上昇させる -
スクルト 6 - 味方全体 セーニャ(Lv23)、グレイグ(Lv36)
味方全員の守備力を二段階上昇させる -
ピオラ 2 ??? 味方1人 セーニャ(Lv13)、シルビア(Lv15)
味方全員のすばやさを一段階上昇させる -
ピオリム 4 - 味方全体 セーニャ(Lv17)、シルビア(Lv15)
味方全員のすばやさを二段階上昇させる -
バーハ 4 - 味方1人 ロウ(Lv23)
味方1人のブレスダメージを軽減する -
フバーハ 12 - 味方全体 ロウ(Lv40)
味方全体のブレスダメージを軽減する -
マジックバリア 4 ??? 味方全体 ベロニカ(Lv12)
味方全体の魔法耐性を上昇させる -
マホカンタ 6 - 味方1人 ベロニカ(Lv27)、ロウ(Lv23)
呪文を一度だけ反射するバリアを張る -

敵弱体系

ベロニカセーニャシルビアロウ

強化とは対照的に敵の攻撃力や守備力を下げるといった様々な悪い効果を発揮するタイプの呪文。味方を強化し、敵を弱体化させれば飛躍的に戦闘は優位になります。もちろん敵モンスターも使ってくるので使われたら場合によってはすぐ解除しないと危機に陥ります。守備力や素早さの減少は上昇効果のあるスカラやピオリムで相殺できます。効果について詳しくは状態変化・状態異常参照。弱体系呪文が効く確率は攻撃魔力に依存します。

名称 消費MP 依存 対象 習得者
解説 習得で使用可能なれんけい
ヘナトス 6 攻撃魔力 敵1体 ベロニカ(Lv36)、ロウ(Lv34)
敵1体の攻撃力を下げる -
ルカニ 2 攻撃魔力 敵1体 ベロニカ(Lv12)、ロウ(Lv23)
敵1体の守備力を二段階下げる -
ルカナン 4 攻撃魔力 敵全体 ベロニカ(Lv18)、ロウ(Lv23)
敵全体の守備力を1段階下げる -
ボミエ 2 攻撃魔力 敵1体 ベロニカ(Lv12)、シルビア(Lv15)
敵1体の素早さを2段階下げる -
ボミオス 4 攻撃魔力 敵全体 ベロニカ(Lv17)、シルビア(Lv19)
敵全体の素早さを1段階下げる -
ディバインスペル 4 攻撃魔力 敵1体 セーニャ(Lv19)
敵1体の抵抗力を弱める -

状態異常系

主人公ベロニカセーニャロウ

敵を眠らせたり混乱させたりするタイプの呪文。状態異常効果は必ず効くというわけではなくダメージを与えられるわけでもないためにあまり重要度は高くありませんが、ボスの中にも眠らせることができるものもいるため、それを知ることができれば一気に戦闘が楽になります。状態異常と一括りにしていますが、厳密にはラリホー、メダパニ、マヌーサ、マホトーンはそれぞれに対する耐性は別々の扱いとなっています。状態異常について詳しくは状態変化・状態異常参照。状態異常系呪文が効く確率は攻撃魔力に依存します。

名称 消費MP 依存 対象 習得者
解説 習得で使用可能なれんけい
ラリホー 3 攻撃魔力 敵1体 主人公(Lv16)、ロウ(Lv23)
敵1体を眠らせる デスドリーム(主人公)
ラリホーマ 8 攻撃魔力 敵全体 主人公(Lv35)、ロウ(Lv32)
敵全体を確率で眠らせる 主人公&ロウ(ユグノアの子守歌)
メダパニ 3 攻撃魔力 敵1体 ベロニカ(Lv19)
敵1体を混乱させる -
メダパニーマ 8 攻撃魔力 敵全体 ベロニカ(Lv42)
敵全体を混乱させる -
マヌーサ 3 攻撃魔力 敵1グループ セーニャ(Lv12)、ロウ(Lv23)
敵1グループを幻惑状態にする -
マホトーン 3 攻撃魔力 敵1グループ セーニャ(Lv15)
敵1グループを魔封じにする -

その他の戦闘中呪文

主人公ベロニカロウ

似た効果のない、特殊な呪文。マダンテは魔法使いのみが使える全てのMPを消費する切り札の中の切り札。

名称 消費MP 依存 対象 習得者
解説 習得で使用可能なれんけい
マホトラ 0 攻撃魔力 敵1体 ベロニカ(Lv24)
敵1体からMPを吸収する ゴスペルソード
ニフラム 2 - 敵全体 主人公(勇者スキル)
敵全体を光の彼方へ消し去る -
アストロン 8 - 味方1人 主人公(勇者スキル)
味方1人を1ターンの間鋼鉄の塊にしてあらゆる攻撃を無効化する状態にする 忠義の鉄塊
マダンテ 全部 現在MP 敵全体 ベロニカ(Lv70)
敵全体に現在残っているMPを全て消費し、その3倍のダメージを与える -
メガンテ 1 - 敵全体 ロウ(Lv53)
命を捨てて敵全体を打ち砕く -

移動中にのみ使える呪文

ドラクエ11主人公ドラクエ11カミュ

戦闘中には使える移動時のみに使える呪文。主に移動をスムーズにするもので、特にルーラやリレミトは快適な冒険には欠かせないものです。リレミトは消費MPが0になっているのでダンジョン探索時にMPが尽きてもダンジョンからの脱出は可能です。

名称 消費MP 依存 対象 習得者
解説 習得で使用可能なれんけい
ルーラ 0 - パーティ 主人公(ベロニカ&セーニャ加入時)
一度訪れたことのある町などの拠点に瞬間移動できる。 -
リレミト 0 - パーティ 主人公(Lv9)、カミュ(Lv12)
ダンジョンから一瞬で脱出する -
トヘロス 2 - パーティ 主人公(ゆうしゃスキル)
聖なるオーラで弱い魔物を寄せ付けない -
インパス 1 - - カミュ(Lv22)
宝箱の中身を判別する -

重要な呪文まとめ

特に重要な呪文をタイプ別に紹介。低レベル縛りプレイを行って真エンディングまでプレイした経験からの厳選なのでごく少数に絞ってあります。重要な特技も参照。

攻撃呪文

  • ジバリーナ(カミュ)
  • イオ系(ベロニカ)

攻撃呪文の数は多いが、本作では主な攻撃手段となるのは呪文よりは特技なので、必ずしも必要な攻撃呪文というのはほぼ存在しないと言ってもいい。ただし、一度使えば数ターンの間確実にボスにダメージを与えられるジバリーナは役に立つ。カミュはボス戦ではとりあえずこれを使っておけばじわじわと効いていく。ベロニカのイオ系呪文は威力が高いためにイオ、イオラ、イオナズン、イオグランデはどれも最も使いやすい攻撃呪文。

回復呪文

  • ベホマラー(セーニャLv32、ロウLv30)
  • ベホマズン(主人公ゆうしゃスキル)
  • メガザル(セーニャLv60、グレイグLv65)

回復呪文はホイミ、ベホイミ、ベホイムはどれも序盤中盤は重要だが、後半は戦闘中にわざわざ単体を回復させるよりは全体回復呪文を使う方が多くなっていく。全体回復呪文は戦闘参加の4人以外のHPまで回復するという特徴があるため、HPが減ったキャラを控えに回してベホマラーで安全に回復する、という戦法が取れるようになる。セーニャのHPが減ったら控えに回してロウを出してベホマラー、ロウのHPが減ったら控えに回してセーニャを出してベホマラー、というように回復役を互いに回復し合う戦法を取るとボス戦でそうそう全滅することはない。
主人公のベホマズンは習得は終盤になるものの全体を完全回復させるものなので、ボス戦での切り札になりうる。
メガザルはHPとMPを全て引き換えに他の全てのキャラを復活させるというもの。切り札中の切り札。

補助呪文

  • バイシオン(シルビアLv15)
  • バイキルト(ベロニカLv31、シルビアLv39)
  • ヘナトス(ベロニカLv36、ロウLv34)
  • ルカニ(ベロニカLv12、ロウLv23)

補助呪文はドラクエ11において何よりも重要。ボス戦においてはこれらを使うのが大前提。ベロニカやロウは攻撃役と同じくらい重要な役割を担っている。ルカニを使えば与えるダメージが増大し、さらに味方にバイキルトも使えば通常の数倍以上のダメージを与えることができる。なお、ルカニは効かない場合もあるが守備力低下に完全耐性を持っているボスというのは存在しないため何度も使って効くまで行うようにする。
高い攻撃力を持つ敵にヘナトスを2回使えば攻撃力が激減し脅威ではなくなる。これらの効果はどれも数ターンで消滅するが、その前に再び使うと効果が延長するので、3ターンごとくらいに再び使うのが理想。

攻略チャート

各種データ

PS4・3DS固有の要素

寄り道コンテンツ

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