戦闘のコツ紹介

今作の戦闘はスピーディで、パーティキャラ複数を切り替えて操作したり、アビリティを操作キャラ以外に指示したりすることもできて操作は忙しく、戦略の幅もあり、歯応えのあるものとなっている。その分システムはなかなか複雑。
敵に関しても、特にボスはかなり手強く適当にプレイしていると苦戦する。ここでは初心者向けに戦闘のポイント、コツを紹介。

ボタン押し続け攻撃を使う

クラウドの範囲攻撃

今作は好きなキャラクターを操作できるが、最も使う事になるのはやはり主人公のクラウドになるはず。
クラウドはアサルトモード、ブレイブモードの2種類のモードを切り替えて戦う事ができるが、どちらの場合でも「□ボタン押し続け」で出る攻撃がある。
アサルトモードの場合は回転斬り、ブレイブモードの場合は突き刺し攻撃。特に身軽なアサルトモードでの回転斬りは使いやすく、これを使うのと使わないのとでは戦闘の効率が全く違ってくる。突き刺し攻撃はクラウドがバーサク状態(攻撃力上昇&防御力減少)になるため、敵をバーストさせた時に有効。
アサルトモードでの「たたかう」をフィニッシュまで出して、そのままボタンを押し続けて範囲攻撃の回転斬りも追加で当てればかなり大きなダメージになる。主力の1つとして使っていこう。

ショートカットを使う

戦闘中にL1+○or×or△or□でアビリティ、魔法、アイテム、リミット技のうちどれかをショートカットで使う事ができる。これはメインメニューの「BATTLE SETTING」から設定可能。戦闘中に○ボタンを押してコマンドを出して選ぶよりもこの方法で使うようにした方がストレスフリーで、戦闘の流れを止めずに戦えるため爽快感があるバトルを楽しめる。ショートカットを駆使して戦うと戦闘がより楽しく快適になるので必ず利用しよう。
ショートカットコマンドはL1を押し続けながらL2orR2短押しで操作していないキャラクターのショートカットコマンドへ切り替え可能。(情報提供者:匿名)

ATBゲージは積極的に使う

アビリティ、魔法、アイテムを使うために必要なATBゲージは時間経過で溜まり、攻撃したりガードすることでも溜まる。戦っていればすぐに溜まっていくが、最大値まで溜まったらそれ以上は蓄積されないので積極的に使わないともったいない。アビリティや魔法をどんどん使って敵に大きなダメージを与えていこう。自動操作キャラは一切ATB消費する行動をしないため、自分で操作するか指示するかの必要がある。現在操作しているキャラ以外のATBゲージを使いたい場合はL2を押してアビリティ、アイテム、魔法を選択しよう。

敵の行動をよく見る

通常の敵ならともかく、ボス級の敵は適当にボタンを連打するだけで勝つのは難しい。適切に攻撃を回避、防御するようにしないとどんどんHPが減っていってしまう。今作はアクション寄りのゲームシステムであるため、敵の攻撃に当たらなければダメージは受けない。敵が攻撃の予備動作に入ったら攻撃を止めて距離を取る、ガードするという事も必要になる。攻撃の直前には使用するアビリティの名称が敵のHPゲージの上に表示されるので、適切に対処するように意識するとダメージを免れる。例えばガードスコーピオンが相手の場合、青白く光ったら「電磁フィールド」を使うのですぐに距離を離せばダメージを受けずに済む。

カメラ距離を遠くする

メインメニューの「OPTIONS」の「カメラ&震動設定」の「カメラ距離:バトル」から戦闘中のカメラの距離を変更する事が出来る。
初期設定では「1」になっており、一番近くなる設定になっている。これだとカメラが近すぎて周囲の様子が少しわかりにくい。「3」の設定にした方がプレイしやすくなる可能性が高い。
画像で上のものが設定「1」で下が設定「3」。3の方が見える範囲が広がる。カメラが近いと3D酔いする要因にもなるため、遠くしたほうがいい。

ロックオン変更を方向キーにする

R3でロックオンした後、初期設定だと右スティックを操作することでロックオン対象が変更される。しかし、右スティックはカメラ操作も兼ねていて重複しており、カメラを動かす事で意図せずに別の対象へと変更されてしまうことにもなる。
このロックオン対象変更はメインメニューの「SYSTEM」→「OPTIONS」→「カメラ&振動設定」の「ターゲットロック操作」を「方向キー左右」にすると方向キーでロックを切り替えられる。こうすれば右スティックはカメラ操作だけに、方向キーはロック切替だけで操作が独立する。敵が複数いる場合はこちらのほうが操作しやすい。
この場合、キャラ切替は方向キーの上下で行う事になる。

HEAT状態を見逃さない

攻撃を当て続けてダメージが蓄積する、または敵毎に設定された特定の条件を満たすと敵のバーストゲージが上昇し、最大まで上昇すると敵がしばらくダウンして防御力が大幅低下するバースト状態となる。特にボス戦ではいかにバーストさせるかが重要になる。そして、バーストゲージに「HEAT」と表示されている時はバーストゲージが上昇しやすい、隙となっている。この時にバーストゲージを上昇させやすいアビリティ、クラウドなら「バーストスラッシュ」、バレットならば「フュエルバースト」、ティファなら「バックフリップ」を当てると簡単にバーストさせられる。

例えば最初のボスのガードスコーピオンの場合、テイルレーザーを使った直後、左右の腕どちらかを破壊した直後がHEAT状態になる。こういうタイミングを知っていると飛躍的に楽になる。

バレットに「いのり」マテリアを使わせる

「いのり」マテリアはATBゲージを全て消費してパーティ全員のHPを回復させるというコマンドアビリティ。1つはエアリスの初期装備、もう1つはチャプター14のクエスト「コルネオの隠し財産」で入手出来る。
このアビリティはATBゲージは必要だが、MPは消費しない。バレットは遠距離から「たたかう」や「ぶっぱなす」を連続で出しているだけであっという間にATBが溜まるので、「いのり」マテリアを使うキャラとしてうってつけ。「いのり」マテリアはバレットに使わせよう。
「たたかう」だけでなく「ぶっぱなす」もあるバレットが最もATBを溜めやすく適役だが、同じく「たたかう」が遠距離攻撃のエアリスも向いている。使い続けていればマテリアの熟練度があがり回復量も増していく。2つ目を入手してからはさらにほかのキャラも使えるのでより安定度が増す。

リジェネを使う

情報提供者:匿名
「かいふく」マテリアの☆3で使える「リジェネ」は発動時に最大HPの10%分を回復し、効果中は一定時間(2秒くらい?)毎に最大HPの1%分を回復し続ける。
消費MPが少なく効果持続時間が長めなので、闘技場やバトルシミュレーターではとりあえず掛けておくと回復の手間が少なくて済む。

HPが減ったら操作キャラ切り替え

本作では基本的に、敵はプレイヤーが操作しているキャラを攻撃する傾向にある。また、プレイヤーが操作していない他のキャラ2人は攻撃には消極的だが、代わりに回避や防御に関しては非常に優れていて、どんな攻撃に対しても大抵は適切に回避してくれる。
したがって、操作キャラクターのHPが減ってピンチになった場合、操作キャラを変更してHPに余裕があるキャラを操作のが良い。すると敵はこちらを狙ってくれるし、HPが減ったキャラに関しては自動操作で上手く攻撃を回避してくれるため戦闘不能になりにくい。この間にHPを回復させよう。

ボスには状態異常を狙う

一部のボスは状態異常に耐性がないので、使うと有利に戦える。特に、毒とスリプルとストップが効く場合は使ったほうがいい。状態異常は回数を重ねる事に治るまでの時間が早くなってしまうが、スリプルとストップに関してはそれでも連続的に使っていけば一方的に攻撃できる。以下は状態異常が効くボスの一覧。△については効きはするが耐性が強いもの。

ボス スリプル ストップ
ローチェ
ダストドーザー - -
エアバスター - -
レノ
ルード
ヘルハウス
アプス -
グロウガイスト
エリゴル -
アノニマス - -
ヘリガンナー - -
サンプル:H0512 -
ソードダンス -
ジェノバBeat -
ルーファウス
ハンドレッドガンナー - -

属性攻撃魔法の当てやすさについて

マテリアを装備することで使う事ができるようになる攻撃魔法は主なものとして炎属性の「ファイア系」、氷属性の「ブリザド系」、雷属性の「サンダー系」、風属性の「エアロ系」の4属性が存在する。今作の魔法は非常に威力が高く、これらの属性魔法を使う事で敵に大ダメージを与える事ができる。ただし、これらの4種類の魔法には攻撃の当てやすさで明確に差がある。

当てやすさは、 サンダー系>ファイア系>エアロ系=ブリザド系という順番になっている。
サンダー系は相手の場所をピンポイントに狙う上に回避不可能であるためまず外れる事はない。障害物も関係なく当てられるのは強み。ただしそのぶん消費MPは他の3属性よりも大きい。
ファイア系は炎の弾を飛ばすものとなっているためサンダー系と違い当たるまでに少しだけ時間がかかるものの、追尾する上に着弾と同時にダメージを与えるので当てやすい。ただし障害物に遮られる可能性がある。
そしてブリザド系とエアロ系だが、弾を飛ばすのはファイア系と同じであるものの、「着弾してからさらに炸裂する」性質になっている。着弾した時点で小ダメージ、さらに炸裂した時に大ダメージが入るようになっているが、動きが速い敵に対しては着弾後炸裂するまでの間に効果範囲内から逃げられてしまう可能性があるため、着弾時の小さいダメージしか与えられない可能性も高い。これはサンダー系、ファイア系と比較すると明確に欠点となっている。

より厳密には、最初の氷弾、風弾がヒットした時点で相手がひるむ場合はあり、この場合は逃げられずに連続ヒットする。ただしここでひるむかどうかは敵ごとに設定されているひるみさすさで違ってくる。小型の敵はひるみやすく、大型の敵はひるみにくい傾向がある。「着弾時にひるまず、かつその場から逃げられた場合」はブリザド系とエアロ系は外れる場合があるということになる。
これは敵が使ってきた場合も同様で、特に使う敵が多めのブリザド系は着弾して炸裂するまでの間にその場所から離れれば小さいダメージで済むことが多いため脅威度は低い。サンダー系とファイア系は使われると回避は難しいため、ガードするのが無難になる。
これらの4種類の攻撃魔法の性質を知っておくと戦闘で有利になるので覚えておこう。