冒頭で瓦礫の合間を移動
ティファ
バレット?
この先から聞こえる
瓦礫を倒す
クラウド
いくぞ
ティファ
せーの
バレットと合流
バレット
マリン……
マリン マリン!
マリーーン!
ビッグス!
ウェッジ!
ジェシー!
ちくしょう!
ふざけんな おらぁ!
ちくしょう マリン……
ティファ
私たちのせいだね
バレット
ちがう ちがうぜ ティファ
なにもかも 神羅のヤツらがやったことじゃねえか
そうだろ?
ティファ
うん
バレット
この怒りは絶対忘れねえ いいな?
クラウド
バレット マリンは無事だ
エアリスが言ってた
バレット
エアリス?あの捕まってた女か?
ティファ
うん 言ってた
バレット
どういうことだ?
ティファ
エアリスに頼んだの マリンを助けてって
バレット
信じるぞ いいか?
おい どこ行くんだよ
七六街道途中
バレット
おい どこに向かってるんだ?
クラウド
エアリスの家だ
伍番街スラムにある
バレット
マリンはそこなんだな?
クラウド
他にあてはない
バレット
いるって言えよ
希望持たせろよ
いなくても おまえを責めたりしねえ
そりゃちっとは文句言うだろうけどよ
クラウド
ティファ 古代種って知ってるか?
ティファ
聞いたことはあるけど
バレット
星命学の本を読めば出てくるぜ
大昔 星を開拓したって一族だ
星と語るとか そういうのだろ?
クラウド
それがタークスに狙われていた理由か
セフィロス
われこそ古代種の血をひきし者
この星の正統なる後継者
セフィロス
また守れなかったな
喪失がおまえを強くする
それでいいのか?
ティファ
どうしたの?
クラウド
なんでもない 急ごう
ウォール・マーケット
クラウド
待て
やりすごそう
バレット
あいつらなにしてやがる
クラウド
仕事だろうな
クラウド
マリンのことだけ考えろ 今はな
六伍街道
バレット
ジェシーは支柱にいたんだよな
ティファ
うん ビッグスもね
ふたりともケガで動けなかった
でもウェッジは下にいたよ
バレット
そうか……
バレット
あいつら探しに行かないと
ティファ
え……
バレット
オレが探してやらねえと
ティファ
うん
バレット
クラウド あとで付き合え
クラウド
ああ
伍番街スラム
バレット
もう伍番街だよな
早くマリンに会わせろよ
クラウド
ああ スラムのはずれだ もう少し
バレット
もっと速足 ぜんそくりょく!
クラウド
あんたに合わせてる
エアリスの家前
クラウド
あの家だ
バレット
マリン!
マリーン!
エアリスの家
バレット
マリンは マリンはどこにいる?
クラウド
バレット
バレット
すまねえ オレはバレット マリンの父親だ
マリンはおかっぱ頭で 天使みたい可愛らしい顔をしてる
服は……
ああ ピンク 今日はピンク!
エルミナ
2階で眠ってるよ
眠ってるからね
ティファ
わたしたちも行こう?
顔見て 安心したいな
エルミナ
騒いで起こすんじゃないよ
エアリスの家2F
バレット
マリン……よかった 無事で
エルミナとの会話
エルミナ
エアリスは神羅に行ったよ
クラウド
すまない
ティファ
エアリスにマリンのことを頼んだのは 私です
知り合ったばかりなのにとてもよくしてくれて
だから 甘えてしまいました
エルミナ
あんたらのせいじゃない
遅かれ早かれこうなる運命だったのさ
クラウド
古代種だから……だな?
エルミナ
あの子から聞いたのかい?
よほど信頼されてたんだね
そう エアリスは古代種 古代種の生き残りらしい
わたしは違うよ
あの子は 実の娘じゃないんだ
15年前のことだ
夫は最前線に配属された兵士だった
休暇で帰るという手紙を受け取って
約束の日 駅まで迎えにいったんだ
でも あの人は帰ってこなかった
何か良くないことがあったのだろうか?
いや 休暇が取り消しになっただけかもしれない
祈るように毎日迎えにいったよ
そこであの子と会ったのさ
ウォール・マーケットから逃げてきたのか
それともプレートにいられなくなったのか
たまに見かける光景だった
エアリスを安全なところへ
そう言い残して彼女は死んだ
夫は帰らず私もさびしかった
だからエアリスを連れて帰ることにしたんだ
私たちはすぐに仲良くなれたよ
よくしゃべる子でねえ
いろいろ話してくれたよ
どこかの施設から母親と逃げ出したこと
お母さんは星に帰っただけだからさびしくなんかないってこと
バレット
星に帰った……星命学の考え方だ
エルミナ
私には意味がわからなかった
夜空の星かって聞いたら
ちがう この星だっていわれて
まあ不思議な子だったね
エアリス
お母さん 泣かないでね
エルミナ
エアリスが突然言い出した
何かあったのかって聞いたら
エアリス
お母さんの大切な人が死んじゃったよ
心だけ お母さんに会いにきたけど
でも やっぱり星に帰ってしまったの
エルミナ
私は信じなかった
でも それから何日かして
夫の戦死を知らせる手紙が届いた
とまあ こんな具合でね
いろいろあったけど幸せだった
ところがある日──
エアリス
いやっ 絶対いやっ!
ツォン
エアリス 君は大切な子供なんだ
古代種の血を引き継いでいる
エルミナ
私はもちろん聞いたよ
古代種って何だってね
ツォン
古代種は至上の幸福が約束された土地へ
我々を導いてくれるのです
言い伝え 何かの比喩
いろいろな見解があります
しかし我々は文字通りの真実としてそれを信じています
神羅カンパニーはぜひともエアリスの協力を
エアリス
ちがうもん 古代種なんかじゃないもん
ツォン
でもエアリス ときどき誰もいないのに
声が聞こえることがあるだろ?
エアリス
そんなことない
エルミナ
思い当たることがいろいろあってね
ああ この男が言ってる話は本当なんだろうと思ったよ
クラウド
居場所を知っているのに誘拐もせずに待つなんて
タークスらしくないな
エルミナ
エアリスの自発的な協力が必要なんだとさ
だから神羅に連れていかれたといっても
お客として扱ってもらえるはずだ
用が済んだらすぐに帰してくれるだろうよ
クラウド
どうかな
エルミナ
何をしようってんだい?
ことを荒立てないでおくれ
エアリスまで失うことになったら 私はもう……
頼むよ
ティファ
クラウド お母さんの言うとおり
用が済めば帰ってくるかもしれない
だから もう少しだけ待ってみない?
バレット
七番街スラムに戻らねえか?
やること いろいろあんだろ
セブンスヘブンも確認しておきてえ
クラウド
わかった
伍番街スラム道中
ティファ
七番街スラムのゲート ガレキで埋まってたよね
どうやって入る?
クラウド
公園から地下通路へ下りよう
バレット
おお あれか
ティファ
公園もダメじゃない?
クラウド
別のルートがある
エアリスから聞いた
バレット
へえ さすがは古代種だぜ
……深い意味はねえよ
陥没道路への分岐
クラウド
あそこだ