FF7ストーリー

導入

科学が発展しつつも、薄暗い雰囲気で満たされている都市「ミッドガル」。そこで星の生命エネルギーである「魔晄」を搾取して動力エネルギーに転換する「神羅」という組織があった。それに反抗する組織「アバランチ」にクラウド・ストライフは雇われ、壱番魔晄炉を破壊する計画を行おうとしていた。クラウドは元「ソルジャー」の肩書きを持つ傭兵。ソルジャーとは神羅の直属となる凄腕の傭兵部隊であり、クラウドはその中でも最上位である「1stソルジャー」であった。この計画から端を発し、エアリスという神秘的な女性との出会いもあり、クラウドは見失っていた自分の過去と向き合うこととなっていく。FF7はある意味ミステリー小説のような、物語を進めていくことにより過去の真相が明らかになっていく作りになっている。

セフィロスとの遭遇

壱番魔晄炉爆破からの一連の神羅との戦いの中で、クラウドはかつての同僚でありあこがれでもあった1stソルジャーのセフィロスと遭遇する。
彼はジェノバという不気味な生命体がいるところに現れ、不気味な雰囲気を醸していた。

真相

実はクラウドはそもそもソルジャーではなく、宝条によって行われた人体実験により精神に異常をきたしたことによる記憶の混濁がそう思い込ませているにすぎなかった。クラウドはセフィロス・コピーと呼ばれる実験体の一人であって、そのためにセフィロスの意思のままに操られてしまう。
クラウドの記憶は実験のために異常が起こっており、ザックスという親友の姿を自分の姿と思い込んでいたのだった。そしてセフィロスは一度は死んでおり、旅の中で遭遇してきた彼はジェノバ細胞が擬態したものであり、本当の彼は北の大空洞にてメテオを召喚し、星の力、ライフストリームを自分のものとしようとしていたのだった。

時系列

FF7には実に多くのスピンオフ、外伝作品がある。これらは「COMPILATION of FINAL FANTASY VII」と呼ばれる。時系列はFF7から前後しているが、以下のようになっている。

作品名 主人公 内容
クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-(CCFF7) ザックス PSPで2006年に発売された、本編の7年前の物語。
ビフォア クライシス -ファイナルファンタジーVII-(BCFF7) - 2004年に携帯電話用のアプリとして配信。本編の6年前の物語。
ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン(FF7AC) クラウド 2005年に公開された。ゲームではなく、映像作品。FF7本編から2年後のクラウドたちを描いた作品。
ダージュ オブ ケルベロス ファイナルファンタジーVII(DC FF7) ヴィンセント PS2で発売されたヴィンセントが主役のFPSジャンルのゲーム。