すまねえ 本当にすまねえ
他にあてがなくてよお
怪我人を追い出すような薄情はできないよ
エルミナ
やはり エアリスを取り戻すべきだ
またその話かい
神羅の地下施設で人体実験のあとを見つけた
俺の方が神羅という組織を知っている
話を聞いただけでエアリスを解放するとは思えない
この世界でたったひとりの古代種となれば
科学部門が黙っていないはずだ
科学部門には宝条という人を人とも思わない──
やめておくれ
でも
少し考えさせてくれないかい
あんたたちも疲れただろ
今日はもう休んだらいい
眠れないのか
うん クラウドも？
足音がした
ごめん 起こしちゃった？
気にするな ソルジャーの習性だ
この前くれたお花
エアリスからもらったんだね
やっぱりおかしいと思ったんだ
クラウドがお花なんて
花言葉は「再会」だよね
うれしくて調べちゃった
大事に取っておいたんだけどなあ
そのお花もなくなっちゃった
お店も 家も 全部
また なくなっちゃった
クラウド 苦しい
ごめん
泣いてもどうにもならないのにね
そんなことない
ありがとう
どうして
夢か
さて どうでしょう
無事なのか？
この通り
わたし 子供のころ神羅にいたの
エルミナから聞いた
そっか だからね
昔住んでた家に帰ってきたみたい
居心地 悪くないよ
ここより いいのか？
それは いじわる
エルミナも心配している
も？クラウドも？
あたりまえだ
心配かけてごめん
あれは……
人は必ず死ぬ
だろうな
だから 正しく
ちゃんと自分らしく生きなくちゃ
一瞬 この一瞬を大切に
覚えておこう
うん
あのね
この一瞬を大切にだろ？
クラウドと会えてうれしかった
かけてくれた言葉 ひとつひとつ
してくれたこと ひとつひとつ
全部 うれしかった
一緒にいられて 楽しかった
でも……
でもね 好きにならないで
もしそうなっても 気のせいだよ
ずいぶん 一方的だな
もう朝 行かなくちゃ
迎えに行く
悔しいけど うれしい
休めるときに休んどけよ
あんたこそ
オレはいいんだよ 頑丈だからな
目をつぶるといろいろ思い出しちまってな
アバランチによ フィンっていう悪ガキがいてな
何をまかせてもすぐにサボろうとするヤツさ
ただ 絵を描くのだけは好きでよ
トンネルにスタンプの絵があったろ？
あれを描いたのがフィンさ
情報収集担当にアルってヤツがいてな
あちこちからパスコードを入手してくるやり手なんだが
こいつが色男でよ
気に入った子を見つけたらすぐに渡せるように
いつも花を隠し持ってんだよ
もしかしたらここで買ってたのかもな
そういや一度ティファに手を出そうとして
こっぴどくやられてたな
だろうな
資材調達担当のネリーはジェシーとコンビを組むことが多くてよ
よく姉妹と間違われるんだと
ふたりとも似てないのに〜って
文句を言いながら楽しそうに笑ってたな
あいつらなら大丈夫さ
全員オレに似てしぶてえからな
エアリスを助けたあとで紹介してやるよ
楽しみだ
おまえ相手だってのに話したらスッキリしたぜ
眠れそうか
おう グースカピーだ
あんたには世話になりっぱなしだ
この恩は忘れねえ
オレにできることがあったらなんでも言ってくれ
困った時はお互いさまさ
エルミナ
あれから考えてみたよ
呼ばれている気がするんだ だから……
私からもお願いします
助けたいんです 友達だから
薄々わかってたのさ
いつかこういう日がくるんじゃないかってね
それでも……
エアリスを助けてやっておくれ
父ちゃん
マリン
行っちゃうの？
すまねえなマリン そばにいてやれなくて
父ちゃんだっていつもいっしょにいたい ホントだ
でも それじゃあ戦えない
悪い奴らが星を壊そうとしてる
実はな 父ちゃんそいつらと戦ってんだ
星やスラムのみんなを守るのが父ちゃんの仕事だ
だから 行かねえと
マリンを助けてくれたお姉ちゃんを
今度はオレたちが助けにいくんだ
助けてもらったお礼 ちゃんと言わねえとな
うん
あのね あのお姉ちゃんね
どうした？
ううん 助けてあげて
まかせろ
帰ってくるよね
ああ 絶対だ
じゃあ いってらっしゃい
バレット
マリンは大丈夫だ
よし 神羅ビルに乗り込むか
目的を忘れるな
わかってるよ エアリスの救出だろ？
でも 上までどうやって行く？
鉄道は動いてないよね
んじゃ 線路を歩くか
今は非常事態だ
表立ったルートは閉鎖されていると思った方がいい
じゃあどうすんだ 裏ルートがあんのか
そういうこと知ってそうな人って──
コルネオか
はい注目 情報屋キリエの大スクープだよ
反神羅グループのアバランチが壱番と伍番のあと
調子に乗って七番魔晄炉まで爆破したんだけど
素人の悲しさで爆弾の威力を把握していなかった
その結果がこの大惨事！
ウータイから莫大な資金援助を受けてたんだって
反神羅なんてたいそうな看板を掲げてるけど
実際はウータイの手先 というかただの使いっ走り
これが真相！
上で仕入れたばかりの最新ニュースだよ
はい5ギル 5ギルちょうだい！
マジかよ 油断もスキもねえな ウータイは
結局 魔晄がねたましいのさ
また戦争になるのかい？
仕掛けてきたのはあっちだ しかたないだろ
ねえ5ギル！情報はタダじゃないんだよ
ウータイの手先じゃねえ
他はともかくそこだけはハッキリさせねえと
私たちの主張なんてもう誰も聞いてくれないよ
ごめん
ティファ なあティファ
オレたちは反省も後悔も許されねえ身だ
こっから先はもう ただただひたすら前進あるのみ
何があろうと反神羅の火は消さねえ
うん
でも今は……前だけじゃなくて周りも見て
みんなおびえてる だからお願い
困ってる人がいたら できるだけ助けてあげたいな
クラウドさんですよね？
いいところにいらっしゃいました
オーナーのサムから話は聞いています
凄腕の元ソルジャーのなんでも屋だとか
そこでご相談なんですが
うちのチョコボたちを探してもらえないでしょうか
実はプレート落下の衝撃に驚いて逃げてしまったんです
きっと今ごろおびえてお腹を空かせているはずです
かわいそうに
そりゃあ大変だな わかった 気にしておくぜ
ありがとうございます
見つけたらこれを食べさせてください
逃げたのは3羽
名前は「カカ」「ロロ」「モモ」です
野菜を食べて落ち着けば自分たちで帰ってくるはずです
よろしくお願いします
本当にコルネオのとこ行くの？
行くだけ行ってみよう
なんだよ コルネオとなんかあったのか
言いたくない
あん？クラウド──
覚えてない
おまえたちか
なんの用だ？
私たちプレートの上へ行く方法を探してて
コルネオなら何か知ってるかもって
なるほどね
それなら俺も知っている
本当か 教えてくれ
こっちに来い
話だけは聞こう
なんだこの穴？
この先に用がある
あんたたちが手伝ってくれるなら
上に行く方法を教えてもいい
この先って下水道だよね？
何しにいくの？
コルネオの隠れ家がある
そこまで行きたい
オレたちをハメるつもりじゃねえだろうな
そう思うならそれでいい
俺は別の助っ人を探す
おまえたちも他の方法を探すんだな
わかった 手を貸そう
いいのか？
裏切れば 斬る
それでかまわない
信じるよ？
詳しくは地下に下りてからだ
準備ができたら声をかけてくれ
じゃあ下りようか
なんなんだこの穴？
侵入者用の落とし穴だ
生きて戻ったやつはいない
いや いなかったと言うべきか
| 名称 | EXP | ギル | AP | ドロップ | 弱点 | 耐性 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| サハギン | 257 | 140 | 4 | ポーション/興奮剤 | 炎 | - |
| プアゾキュート | 88 | 104 | 2 | 眠気覚まし/- | 雷風 | 停 |
| シェザーシザー | 87 | 203 | 3 | ポーション/鎮静剤 | 氷物 | - |
| ウェアラット | 68 | 42 | 1 | ポーション/エーテル | 氷 | - |
本当に上へ行く方法を教えんだな
あんたらが仕事をしたらな
オレはまだ信用しちゃいねえぞ
少しでも妙な真似しやがったら
ハチの巣にはなりたくねえよな？
それはモンスターに頼む
手強いヤツが多くてな
おれひとりじゃさすがにキツい
でもあんたたちなら楽勝だろ？
さっさと済ませよう
七番街との境界にある大水路に向かう
先に行ってくれ おれは少し離れてついていく
アバランチのしるしか
ジェシーがビッグス巻き込んで合カギ仕込んでたやつだ
役に立ったよって言えなかった
ティファ……
先を急がなきゃね
話し込んでるところ悪いが
その扉の先が目指す水路だ
わかってるよ
さあ着いたぜ
こっちだ
近くにコルネオのしるしがついた扉がある
ここ 前は閉まってた
安全確保 よろしく
はいはい
聞いてもいい？
オーディションのときどうして助けてくれたの？
アニヤンに頼まれたからだ
それだけ？
おれはあそこまで捨て身にはなれなかった
ほら 早く行ってくれ
| 名称 | EXP | ギル | AP | ドロップ | 弱点 | 耐性 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| サハギン | 257 | 140 | 4 | ポーション/興奮剤 | 炎 | - |
| プアゾキュート | 88 | 104 | 2 | 眠気覚まし/- | 雷風 | 停 |
| シェザーシザー | 87 | 203 | 3 | ポーション/鎮静剤 | 氷物 | - |
| ウェアラット | 68 | 42 | 1 | ポーション/エーテル | 氷 | - |
| アプスベビー | 341 | 390 | 2 | 有害物質/毒消し | 炎 | - |
| どろぼうアプス | 173 | 390 | 2 | 有害物質/毒消し | 炎 | 停バ |
| アプス | 1100 | 390 | 1100 | 有害物質/毒消し | 炎 | 氷毒黙ス割 |
| アプスベビー(アプス戦) | 341 | 390 | 2 | 有害物質/毒消し | 炎 | - |
待て
もうすぐコルネオの隠れ家だ
ここからはおれが先に行く
ここか？
ああ
プレートの上へ行く方法は？
中だ
最後まで付き合えって？
悪いね だがあんたたちには
(どろぼうアプス出現)それは……
待て！
あいつを追う
大事なものなんだ
ここの鍵が入ってる
追うぞ
あそこ曲がったぞ
クソ 急いでくれ
さっきの野郎どこ行きやがった
上だ 面倒なことになったぞ
ここから先はあいつらの根城だ
どこから飛び出してくるかわからない
油断するな
追いかけっこにかくれんぼかよ
追い詰めたぞ
手間かけさせやがって
悪いようにはしねえから おとなしく──
はさみこむぞ
了解
逃がすなよ
しぶとい
飼い主似か
返せ！
返してくれ
それ……
返してくれ
鍵じゃねえのか
すまない
おまえのもんじゃねえよな
身内の形見か？
家族はいない
夢を見てたんだよ わたしたち
花言葉
わたしのことは 忘れて
半年前──
彼女はコルネオの嫁に選ばれたあと
そのまま姿を消した
そのとき突っ返されたんだ
ひどいだろ？
結構いい値段したんだけどな
あなたの目的って
復讐だ
今さらだってことはわかってる
それでも片をつけないと
俺はどこにも行けないんだ
好きにしろ
俺たちは上に行ければそれでいい
わかってる そっちはまかせてくれ
気に入ったぜ
こっちへ進もう 近道だ
コルネオの野郎 首洗って待ってろよ
やつはおれにやらせてくれ
ああ？
頼む
わかった
ここで待っててくれ
あいつひとりで本当に大丈夫かよ
レズリーです
コルネオさんに報告があってきました
ほひ？
ひとりか？
はい
ほひ？アバランチの子猫ちゃんたちは？
つかまえてくるのがおまえの仕事だろうが
すいません そのことで報告が
レズリー！
俺がなんで隠れてるか知ってるよな
アバランチの子猫ちゃんに
ちい〜っと喋りすぎて
神羅ににらまれちまったんだよ
プレートがどがががーんで
もっともーっと被害が大きくなるはずが
あいつらがスラムのやつらを避難させちまいやがって
ここだけの話 神羅はミッドガルを捨てて
新しい楽園を作るつもりだ
俺はそこで新生ウォール・マーケットのドンになるはずが
今はお尋ね者
レズリー！
おまえには新しい店をまかせようと思ってたのによ
残念だよ
さ〜て問題です
俺たちみたいな悪党がこうやってぺらぺらと
真相をしゃべるのは一体どんな時でしょう〜か？
勝利を確信している時……
正解
本当にそうか？
ほひ？
おまえら
七番街の件 詳しく聞かせてもらおうか
あ〜〜〜〜あっ！
てめえふざけてんのか？
ほひ〜 残念！
でもふざけてないんだな これが
それじゃあアプスちゃん
あとはよろしく
グッバーイ！
野郎！
まずはこいつを黙らせる
大丈夫か
コルネオは？
すまねえ 逃がしちまった
そうか
また探すさ どうせ他にやることもない
探すのはコルネオでいいの？
大事な人なんでしょ？
いなくなってから気がつくんだよな
おまえはまだ間に合うだろ？
花言葉……
どういう意味だったんだろうな
再会だよ
花言葉は「再会」
あいつを探すのが先だな
ありがとう
おっと 約束忘れてねえだろうな
わかってる
あった
地上に出よう
上へ行く方法を教える
思いっきり息ができるぜ
こっちだ
ワイヤーガンだ
撃ち出したワイヤーを引っかけて
上昇することができる
あの壁を越えれば七番街だ
ワイヤーがあれば壁も瓦礫の山も登っていけるはずだ
あくまでも上昇用だ
一度上がると戻れないと思っておいた方がいい
上に行く前にやりたいことは済ませておくんだな
ありがとう
オレたちもな 人を探しに行くんだ
そうか
会えるといいな
あんたもな
いくか
準備はいいか
この壁を越えちまうと簡単には戻ってこれねえぞ
おまえ これが終わってもなんでも屋続けんだろ？
そのつもりだ
あってると思うぜ
それ わかる
最初はよ
無愛想 気取り屋 過剰な自意識
いけすかない奴 堂々1位だったが
さすがにわかってきた
本当のおまえはちがう！
そうそう 本当は優しいよね
子供の頃は気づかなかったけど
そんなもの もしあっても
戦場では役に立たない
いや 邪魔だ
神羅に優しくする必要はねえけどな
エアリス 待ってるよ
カッコ良く乗りこもうぜ
行くぞ
もっとスラムのひどい様子を見て回ってよ
神羅に叩きつけてやりてえ気もすんだが
本当にもう行っちまうのか？
高けえな
うれしいか
おうよ
頼もしい限りだ
エアリス 待ってるよ
カッコ良く乗りこもうぜ
行くぞ
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