プリン

キャラクター紹介

プリン(スマブラ3DS/Wii U)

初代ポケットモンスターからいる愛らしい姿の古株のポケモン。1頭身の「ふうせんポケモン」でタイプはノーマル/フェアリー。見た目通り軽く吹飛びやすいのが弱点だが、相手を眠らせるというほかにない性質を持つ攻撃を持っている。通常攻撃はカービィに似たものが多い。6段ジャンプが可能なので復帰能力は似たような見た目のカービイに並ぶほど高い。地上での動きは非常に遅い。出した瞬間のみ極めて強力だが判定も極めて短い攻撃なども持ち、尖った性能なので使いこなすのは難しい。スマブラでは64版からおり、皆勤賞。なお、シールドブレイクすると場外までふっとんでしまうというほかにはない弱点がある。

前作からの変更点

はたくの攻撃範囲が減った。空下→眠るのコンボが出来なくなった。プリンの空下の最後の1打に吹っ飛ばし能力がついたせい。

出演作品

  • ポケットモンスターシリーズ

カラーバリエーション

カラー1 カラー2 カラー3 カラー4 カラー5 カラー6 カラー7 カラー8

技詳細解説

%は終点の中央で当てた場合にどのキャラをどれくらいのダメージ蓄積で撃墜できるかという指標。詳細は撃墜参考ダメージ参照。
()は前作Xのもの。今作は中量級のマリオを相手にしてのデータのみ掲載。カービィならマリオから−10〜20、クッパなら+10〜20くらいを目安に。

地上ワザ

ひだりたたき・みぎたたき(弱攻撃1・2) ダイビング(ダッシュ攻撃) まわしげり(強攻撃・横)
ダッシュ中に +
3dmg
3dmg
1hit
1hit

12dmg 1hit 10dmg 1hit
-% -% -% (135)% 160(150)% (165)% (170)% 200(190)% (205)%
短い手で左のジャブから右のストレートを繰り出す。見た目通りかなりリーチは短めであり、連射も効かない。踏み込みもせず、1段目と2段目の射程は全く同じ。とにかくリーチは短い。 ダッシュ中に頭からダイブする。プリンのダッシュは全キャラクター中での最低に近い遅さとなっている。技のリーチ自体はかなり長い。ただとにかくダッシュスピードが遅いのでその点が痛い。 短い足で蹴りを繰り出す。技自体は至って平均的であり上限斜め入力によりハイキックやローキックになるという点でも平均的なものだが、いかんせんリーチが短いためにリーチ面ではやはり平均よりも大きく劣る。
うしろあしげり(強攻撃・上) あしばらい(強攻撃・下) とびこみげり(スマッシュ攻撃・横)
+ + +
9dmg 1hit 10dmg 1hit 15〜21dmg 1hit
(115)% 135(130)% (140)% (460)% 260(510)% (560)% (95)%
(65)%
110(105)%
75(75)%
(120)%
(80)%
後ろ振り上げで真上へ蹴りを繰り出す。見た目通り、後ろと上にしか判定はなく、前方では密着していても攻撃が当たらない。 足払いを繰り出す。連射はさほど効かず威力は平均的。 一歩踏み込みつつ足を大きく前方に突き出す。大きく踏み込むためリーチは充分あり、ダメージ蓄積が100未満でも撃墜の可能性があるので使いやすいスマッシュ攻撃。
ずつき(スマッシュ攻撃・上) りょうあしげり(スマッシュ攻撃・下)
+ +
12〜16dmg 1hit 11〜15dmg 1hit
(115)%
(85)%
120(120)%
80(90)%
(140)%
(100)%
(165)%
(120)%
205(195)%
150(145)%
(220)%
(160)%
一瞬、上に膨張するように頭を突き出して前方に頭を振る。しかし判定はどちらかというと後方への方が大きめ。あまり前方への判定は当てにしないほうがいい。 回転して力を溜めて、左右に同時に判定が出現する足払いを出す。やはりリーチは短い。ほとんど見た目通りの判定しかない。スマッシュ攻撃としては吹き飛びが弱い。軽量級ですら、最大溜めても120%も必要になる。

空中ワザ

プリンキック(空中攻撃・ニュートラル) まえげり(空中攻撃・前方) うしろげり(空中攻撃・後方)
空中で 空中で+ 空中で+
11dmg 1hit 9dmg 1hit 13dmg 1hit
(175)% 160(195)% (215)% (110)% 200(125)% (135)% (160)% 135(175)% (195)%
空中で真横に足を突き出す。ごく平均的な性能。威力もリーチもそこそこ。 通常空中攻撃とは違い両足で攻撃する。それだけあって威力は2だけ高い。吹き飛ばしも強くなっている。判定持続時間は長めだが、出した直後のほうが威力が高い。後半が当たると威力は6となる。 威力、吹き飛ばしともに前攻撃よりも強力。ダメージ150程度なら大きく吹き飛ぶ。
なぎはらい(空中攻撃・上) かいてんげり(空中攻撃・下)
空中で+ 空中で+
9dmg 1hit 14dmg 9hit
(155)% 180(170)% (190)% (620)% 365(695)% (765)%
腕で頭上を払う。プリンの攻撃の例に漏れずリーチが短い。 きりもみ回転しつつ下方に連続でダメージを与える。ヒット数が多いだけに合計ダメージは空中攻撃の中では最も高くなっている。ただし吹き飛びは弱い。回転が止まってからのフィニッシュ部分だけ吹き飛びが強い。吹き飛びデータはそれのもの。

つかみ・投げワザ

つかみパンチ(掴み攻撃) バンパー(前投げ)
+・つかみ中に 掴み中に
3dmg 1〜hit - 10dmg 2hit
(625)% 755(705)% (780)%
軽量級で攻撃の威力が低いプリンだがつかみ攻撃のダメージは3と高い。 膨らんでその勢いで前方に吹き飛ばす。ダメージ0%でも斜め45度方向にそれなりの高さで吹き飛ばす。ダッシュからの追撃が可能だがもちろん相手は復帰できるため確定する行動はない。
ブレーンバスター(後方投げ) たつまきなげ(上方投げ) ぐりぐり(下方投げ)
掴み中に 掴み中に 掴み中に
10dmg 1hit 10dmg 1hit 10dmg 2hit
(415)% 500(460)% (490)% (230)% 285(260)% (285)% (280)% 345(310)% (340)%
後方の地面に叩き付けるブレーンバスター。相手はバウンドするが、吹き飛びのベクトルは上よりも横方向に強い。かなり距離が離れる。 上方に勢いよくシュポーンと放り投げる。動作は一瞬で終了するのでキレのいい投げ技。ダメージが0でもかなり高く浮かせる。プリンは最大で6段ジャンプができるので空中戦は得意。追いかけて空中戦に持ち込むのもいい。 倒した相手に頭をぐりぐり押し付けると上方に吹き飛ぶという謎の技。吹き飛びはほぼ真上だがわずかに前方へのベクトルもある。浮きは上投げよりはやや低いがそれでもそれなりに高く、真上でない分こちらのほうが追撃はしやすい。

必殺ワザ・最後の切り札・アピール

ころがる(必殺ワザ) はたく(必殺ワザ・横) うたう(必殺ワザ・上)
+ +
9〜14dmg 1hit 11dmg 1hit 0dmg 3hit -
(70)% 130(80)% (90)% (150)% 185(170)% (185)% - - -
入力後、ボタンを押しっぱなしにするとその場で回転して待機して力を溜める。そしてボタンを離すと溜めた時間に比例した勢いで前方に転がっていく。転がっている最中にスティック入力すると方向転換が可能となっている。溜め状態を1秒ほど維持すると回転しているプリンが発光するが、この状態になるより前の段階でボタンを離してしまうと緩慢な転がりになり、攻撃判定自体発生しなくなって無意味な技となる。空中で繰り出した場合、斜め下に向かって突進する形となる。突進が当たるとその場で跳ね上がり突進は停止される。吹き飛びのデータは地上版の最大溜めのもの。 横にスライドしつつパンチを繰り出すという極めてシンプルな必殺技。必殺技ではあるが、動作が短く、プリンの攻撃の中ではリーチが長いため使い勝手がいい。空中で出した場合も、地上で出した場合と同じで、落下の慣性は無視して横にスライドしつつ繰り出される。さらに、入力後、パンチが繰り出される前に上か下に入力するとほんの少しだが斜め上に上昇、または斜め下に下がりながら繰り出される。空中版はかなり連射が効くので使いやすい。前進するため、同じ高さにいる敵に対しては空中攻撃よりも使いやすい。 歌う動作を行い、3回、円形の音波が広がる。広がった瞬間に触れた相手を眠らせる効果がある。眠る時間はダメージ蓄積に比例する。ダメージ蓄積0%で当てた場合、プリンの動作が終わる前に起きてしまうため、チーム戦でなければほとんど意味のない技になってしまう。動作自体が膨大なのでそうそう出すことはできない攻撃。隙に協力な攻撃を叩き込まれたらひとたまりもない。
ねむる(必殺ワザ・下) おおきくなる(最後の切りふだ) アピール
+ スマッシュボールを取って 上・横・下
20dmg 1hit 17dmg 1hit 0dmg 0hit -
(60)% 60(70)% (75)% 55% -% -% -%
入力すると点滅して脱力し、4秒ほどの間眠ってしまう。入力した瞬間に敵が密着していた場合、カキーンという快音と共に強力な威力と上方への吹き飛ばしが発生するプリンの必殺技。さらに当たった相手は花咲き状態にもなる。ただし、判定が発生するのは極めて短い間合い限定であり、密着どころか、ほぼ重なっていないと当たらない。地上密着して発動しても当たらず、敵に向かって小ジャンプで重なるなどしてようやく当たる。何よりも4秒間も無防備になるのはあまりにも大きな欠点であり、基本的には封印すべき攻撃。リターン以上にリスクが大きすぎる。対戦でフィニッシュとして決めれば喝采もの。 どんどん風船のように膨らんでいく。画面の半分以上を埋めるほどの大きさにもなる。最大まで大きくなってからはしぼむのだが、このしぼむ瞬間限定で攻撃判定が発生する。ステージによっては回避が不可能な技となる。例えば戦場ステージの崖際で使った場合、外側にいる敵は崖つかまりができなくなってしまい、ダメージはなくとも復帰できないので、使うならばこのような使い方を狙おう。 上アピールはつま先で立った状態で回転してこちらを見て少し膨らむ。下アピールは空気が抜けてぺらぺらになる。横アピールは高速で回転してからピタっと止まりポーズを取る。

カスタマイズ必殺ワザ

通常必殺ワザ

名称 dmg hit 吹飛 解説
2 ころがりつづける 3〜8 1〜 敵にぶつかっても止まらないが威力が低くターンしにくい。
3 もうれつにころがる 15 1 シールドを関係なしに横に突き進む。

横必殺ワザ

名称 dmg hit 吹飛 解説
2 よこへはたく 7 1 その場で前方に打撃を繰り出す。通常と違い前にすすまず、横に吹き飛ばすのが特徴。
3 たくさんはたく 9 5 連続打撃のはたく。5ヒットするが最後だけ吹き飛び。通常よりも横にすべり隙が大きい。

上必殺ワザ

名称 dmg hit 吹飛 解説
2 ハイパーボイス 4 1 ねむらせる効果はなく、周囲の敵を吹き飛ばす効果がある。終わり際の音波には攻撃判定がやや遠くまで発生する。飛び道具を防ぐ効果などはないので隙だらけなのは通常のものと変わらない。
3 せをむけるうた 2 1 - 当たるとダメージ2で、背を向ける攻撃判定をプリンを中心に発生させる。

下必殺ワザ

名称 dmg hit 吹飛 解説
2 とんでねむる 10・15 1 ジャンプしながらねむるを繰り出す。威力は低くなっているが、ジャンプ上昇中にもねむるとは別の攻撃判定が発生。ジャンプ中のダメージが10でねむるが15。ねむるの攻撃判定は通常通り、発生直後にのみ判定がある。
3 めざめアタック 15 1 眠ると周囲にいる敵を押し出し、目覚めると同時に爆発が発生する火属性攻撃。プリン自身も5のダメージを受けてしまう。

戦い方・立ち回り

立ち回り

攻撃力が特別高いわけではなく、スピードもそれほど早くなく、リーチも短い。カービィやメタナイトと同じく多段ジャンプ持ち、しかもそれらよりも大きく空中で左右に動けるため復帰力はあるが、全キャラクター中最低クラスの重量なので非常に吹き飛びやすい。上級者向けキャラ。
地上ワザのリーチが短いため、高い空中での制動性を活用しての空中前攻撃を振っていくのが有効な牽制手段。吹き飛びもなかなか強い。復帰性能が高いため、吹き飛ばした相手をしつこくこの攻撃で追撃していけるのがプリンの強み。空中通常攻撃は威力がないぶん、持続が長い。前攻撃と組み合わせて使おう。空中後攻撃は空中攻撃では最大の吹き飛ばし。崖での攻防で狙おう。空中下攻撃は多段ヒット攻撃。前方小ジャンプから繰り出すようにすると当たりやすい。
横スマッシュ攻撃は大きく踏み込むモーションなので当てやすく、並程度の吹き飛ばし力はある。隙あらば狙っていこう。上スマッシュは攻撃まで判定があり、密着時に有効。
横必殺技のはたくは、前進しつつ繰り出す。空中で出すと落下が止まるので、低空で繰り出すと通常の空中攻撃とは違い、ガード後の投げなどを受けにくい。落下中を狙われた場合に滞空して攻撃を空振りさせるという使い方も。復帰にも使える。

技解説備考

ころがるはあまりにスピードが速く自滅しやすい技だが、復帰技としても使える。スピードが速いために狙いを定められにくい。
一撃必殺のねむるは、繰り出すからにはミスは許されない。欲目を出すと痛い目を見るが、時間切れ直前、負けが確定しているような状況では捨て身で狙っていこう。ジャンプして重ならないと当てにくい。