ピカチュウ

キャラクター紹介

ピカチュウ(スマブラ3DS/Wii U)

言わずと知れたモンスタータイトル「ポケットモンスター」シリーズに登場するポケモンのうちの1匹。分類はねずみポケモン、タイプはでんき。ポケモンの中でも間違いなく最も有名なポケモンであり、アニメ版でも主人公のパートナーとしてずっとレギュラーを務めている。
スマブラでは64から登場している。ねずみなだけに、非常に動きが速い。その他の能力のバランスも比較的良い。ただし軽量なので吹き飛びやすく、手足が短いためにリーチにもやや欠けるのが弱点。

前作からの変更点

横スマッシュ攻撃が至近距離だと最大ダメージが出ないようになり、電撃の先端、丸い部分が当たるのが最大ダメージになった。下必殺ワザにメテオ効果がついた。最後の切りふだのボルテッカーの威力が大幅に減少したが、動きの制御は効くようになった。

出演作品

  • ポケットモンスターシリーズ

カラーバリエーション

カラー1 カラー2 カラー3 カラー4 カラー5 カラー6 カラー7 カラー8

技一覧

技解説 64 DX X 今作
弱攻撃1
頭を横に突き出す頭突き。 2 1〜2 2 1
ダッシュ攻撃
ダッシュ中に
横方向に飛んでの頭突き。 9〜12 4〜8 7 10
強攻撃(横)
両足を横に突き出して蹴り。 8〜10 4〜8 9 9
強攻撃(上)
尻尾を真上に突き出す。 9〜11 3〜7 7 5
強攻撃(下)
尻尾を使って足元を払う。 9〜12 3〜7 7 5
スマッシュ攻撃(横)
横方向に対して口から電撃を吐く。 14〜18 10〜28 14〜28 18〜20
スマッシュ攻撃(上)
サマーソルトをして尻尾で攻撃を行う。 14〜18 3〜25 14〜18 15〜
スマッシュ攻撃(下)
回転しながら電撃で攻撃する。 10〜16 2〜18 15〜21 14〜
空中攻撃(ニュートラル)
空中で
64:前方にキックを繰り出す。
DX、X:回転しつつの攻撃。
11〜14 4〜12 12 9
空中攻撃(前方)
空中で
きりもみ回転しての攻撃。 3〜21 1〜7 11
空中攻撃(後方)
空中で
64:後方に蹴りを繰り出す。
DX、X:斜め下に回転しながら攻撃する。
12〜16 4〜12 11
空中攻撃(上)
空中で
64:空中で回転して前後を尻尾で攻撃する。
DX、X:頭上に尻尾を突き出す。
8〜10 2〜4 6 5
空中攻撃(下)
空中で
放電しながら下方へきりもみ回転する。 10〜13 2〜15 16 12
つかみ
相手をつかむ。 0 0 0 0
つかみ攻撃
つかみ中に
つかんで電撃で攻撃する。 - 1〜3 2 2
前投げ
つかみ中に
64:前方に回転しつつ投げる。
DX、X 電撃を当てて投げる。
10〜12 5〜9 10 11
後ろ投げ
つかみ中に
64:電撃を浴びせて後方に投げる。
DX、X: ぐるぐる回転して投げ飛ばす地獄車。
14〜18 4〜9 9 9
上投げ
つかみ中に
上方に投げる。 - 5〜10 10 4
下投げ
つかみ中に
相手の上に電撃をまとってのしかかる。 - 5〜10 10 9
必殺ワザ(ニュートラル)
前方に地を這う電撃を放つ。空中では電気の玉を発射。 6〜8 3〜10 9 5
必殺ワザ(横)
横方向に勢いよく突撃する高威力技。 - 2〜29 7〜25 7〜22
必殺ワザ(上)
入力した方向に一瞬にして突撃する技。連続で2回まで出すことができ、復帰にも使える。 0 1〜4 5 2
必殺ワザ(下)
ピカチュウの真上から雷が落ちる。ピカチュウの周囲に攻撃判定が発生する。 9〜16 5〜27 10 14(地上)
最後の切りふだ
スマッシュボールを取って
ピカチュウが青い電撃玉になり、空中を自由に飛びまわれる。地形は無視できる。 - - 8〜21 7
アピール 可愛らしいしぐさでアピールする。 0 0 0 0

技詳細解説

%は終点の中央で当てた場合にどのキャラをどれくらいのダメージ蓄積で撃墜できるかという指標。詳細は撃墜参考ダメージ参照。
()は前作Xのもの。今作は中量級のマリオを相手にしてのデータのみ掲載。カービィならマリオから−10〜20、クッパなら+10〜20くらいを目安に。

地上ワザ

ずつき(弱攻撃1) ジャンプずつき(ダッシュ攻撃) りょうあしげり(強攻撃・横)
ダッシュ中に +
1(2)dmg 1hit 10(7)dmg 1hit 9(9)dmg 1hit
(280)% 155(310)% (340)% (180)% 215(200)% (220)%
単発の弱攻撃ではあるが、極めて高い連射性能がある。見た目よりリーチが長い。見た目よりも頭一個分くらい先に判定が出る。ボタン押しっぱなしで連打継続するのでそうやって入力した方が間が空かず連続で入る。 ヘッドスライディングをするように横に飛び掛る。あまり威力は高くないし吹き飛びも少ないが、前作だとダメージ蓄積0だと全く浮かなかったのが、少し浮くようになっていて、さらにダメージも増加しているので強化された。 両足を突き出して前方を攻撃する。連射はきかず、攻撃後に隙もある。他のキャラの横攻撃同様、斜め入力すると上下に攻撃をずらせる。
しっぽアタック(強攻撃・上) あしばらい(強攻撃・下) ショートでんげき(スマッシュ攻撃・横)
+ + +
5(7)dmg 1hit 6(7)dmg 1hit 18〜25(20〜28)dmg 1hit ()
(140)% 215(155)% (170)% (225)% 305(250)% (275)% (85)%
(50)%
115(95)%
75(60)%
(105)%
(65)%
後方から前方にかけて半円を描くような軌道で尻尾を振る。背後にいる相手にも上にいる相手にも前にいる相手にも当たる。どの位置で当たっても安定して真上に飛ぶ。 しゃがんで回転して尻尾でなぎ払う。当たった相手はダメージ蓄積が低いうちは滑るように飛ぶ。あるいは、高い確率で尻餅をつく。ある程度蓄積した場合は浮いて吹き飛びようになる。 前方に電撃のブレスを吐き出す。威力、リーチともに驚異的な性能を持つ。ただし、ブレスの先が当たるような位置でないと最大威力が出ない。近距離であたった場合は先端部分が当たらなくなるので威力減退。
しっぽサマーソルト(スマッシュ攻撃・上) ねずみはなび(スマッシュ攻撃・下)
+ +
14〜19(14〜19)dmg 1hit 13〜18(15〜21)dmg 6hit
(110)%
(75)%
115(120)%
75(85)%
(130)%
(90)%
(115)%
(80)%
175(125)%
125(85)%
(130)%
(100)%
回転しつつ尻尾を使ってサマーソルト攻撃。前方から後方にかけて判定が出る。ただし、後ろ部分で当たってもほとんど吹き飛び力がない。前方から上にかけて効果を発揮する。スマッシュ攻撃の中では発生が早く使いやすい。ダッシュ中に使うと滑りつつ繰り出せる。 電撃を纏ってその場で回転する。当たった相手は回転に巻き込まれてピカチュウと同じように回転し、最後に上方に吹き飛ぶ。リーチが短いので当てにくいが、判定は全身のため上にいる相手にも当たる。フィニッシュ部分の吹き飛ばし力は強く、巻き込めば必ずこのフィニッシュ部分が当たるので安定して吹き飛ばす。

空中ワザ

ピカチュウスピン(空中攻撃・ニュートラル) でんげきドリル(空中攻撃・前方) グライダー(空中攻撃・後方)
空中で 空中で+ 空中で+
8(12)dmg 1hit 9(11)dmg 5hit 8(11)dmg 8hit
(130)% 200(145)% (160)% (275)% 250(315)% (330)% (240)% 210(275)% (285)%
回転して攻撃。攻撃判定は全身に出る。出した瞬間が最大の威力が出るのは他のキャラのニュートラル攻撃と同様。前方攻撃も後方攻撃も上方攻撃も吹き飛ばしが弱いため、空中戦での撃墜狙いはこの攻撃が主力になる。 電撃を纏いつつきりもみ回転して横に頭を突き出す。連続ヒットして最後の一撃では吹き飛ばす。ただしあまり吹き飛びは強くなく、150以上ダメージが蓄積しても撃墜は狙えない。 回転して後方を攻撃する。こちらも前方同様に連続ヒットする。判定が長く出るのは強みだが、威力は低く、フィニッシュ部分の吹き飛びも弱い。動作が終わらないで着地した場合、地上でも回転する動作が入って隙が生まれる。
しっぽはたき(空中攻撃・上) でんげきスクリュー(空中攻撃・下)
空中で+ 空中で+
5(6)dmg 1hit 12(12)dmg 1hit
(360)% 235(400)% (445)% (155)% 195(175)% (205)%
尻尾で上を攻撃するもので単発攻撃。真後ろから前方にかけて判定が出るが、前方部分までくると威力、吹き飛びが減少する。。前作よりも飛躍的に吹き飛び上昇。 電撃を纏いつつ真下に頭を突き出す。前方攻撃に似ているがこちらは単発で、吹き飛びも強い。当たった相手は下ではなく横に吹き飛ぶ。地上の相手に有効。

つかみ・投げワザ

つかみでんきショック(掴み攻撃) でんきなげ(前投げ)
+・つかみ中に 掴み中に
2(2)dmg 1〜hit - 10(10)dmg 5hit
-% -% -% (400)% 440(440)% (485)%
掴んだ相手に電気を流す。 背負って電撃を流す。最後に前方に吹き飛ばす。必殺ワザのでんげきなどで追撃しやすい。
じごくぐるま(後方投げ) ヘディング(上方投げ) ヒッププレス(下方投げ)
掴み中に 掴み中に 掴み中に
9(9)dmg 1hit 4(10)dmg 2hit 8(10)dmg 2hit
(240)% 260(265)% (285)% (315)% 205(355)% (400)% (575)% 230(640)% (705)%
後方にグルグルと回転して移動してから放り投げる。回転動作があるので後方への移動距離が長い。 真上に投げる。かみなりでの追撃が可能だが、ダメージ蓄積が低いうちは確定はしない。蓄積が100以上になると投げの吹き飛びが大きくなって相手も吹き飛びから復帰しにくくなるので当たりやすくなる。 地面に倒した相手を押し潰す。相手は軽く浮く。浮きが小さいので動作後に上攻撃などで追撃が可能。

必殺ワザ・最後の切り札・アピール

でんげき(必殺ワザ) ロケットずつき(必殺ワザ・横) でんこうせっか(必殺ワザ・上)
+ +
6(6)dmg 1hit 6〜21(7〜25)dmg 1hit 2dmg
3dmg
1hit
1hit
-% -% -% (235)%
(60)%
305(260)%
135(70)%
(285)%
(75)%
-% -% -%
前方に電撃を放つ。電撃は地面に沿って進む。射程はかなり長くある程度連射もきき、性質上地形が入り組んでいても有効で、三次元的に相手を狙えるので汎用性の高い攻撃。 力を溜めた後に思い切り前方に突撃する。ボタン押しっぱなしで溜め可能で、最大まで溜めると自動的に発射するがボタンを離せばその時点で発射する。空中でも出せるが、溜め時の横方向への移動距離はかなりのものなので、大きく横に吹き飛ばされた場合の復帰にも利用できる。吹飛びは上が溜め無し、下が最大溜め。 入力すると一瞬静止し、その間にスティックを入力した方向へと飛ぶ。さらに、一度飛んでから再度別な方向に入力すると2回目の移動が可能。威力は、1回目が2、方向転換後は3となっている。同じ方向に二回飛ぶことはできないが、上、斜め上、というような移動は可能。復帰技として高い性能を持つ。性質上、ねずみ返しのうようになっている場所からも復帰できる可能性がある。難点は動作が一瞬なため制御がやや難しいこと。あらぬ方向へ飛んでしまわないようにスティック入力しよう。
かみなり(必殺ワザ・下) ボルテッカー(最後の切りふだ) アピール
+ スマッシュボールを取って 上・下・横
8(10)dmg
15(17)dmg
1hit 4〜13dmg
1hit
0dmg 0hit -
(75)%
(155)%
150(85)%
240(175)%
(95)%
(190)%
220% -% -% -%
ピカチュウ自身に雷を落とす。威力も吹き飛ばし力も高い。ピカチュウと空の間に一筋の攻撃判定が発生し、敵にとってはそこに巨大な壁が発生するような感覚となるため、脅威となる。上空にいる相手の動きを読み、狙いをつけて発動しよう。ただし雷は地形を貫通しない。また、雷がピカチュウに落ちた瞬間にはピカチュウの周辺に攻撃判定が発生。落ちた瞬間には一瞬だが無敵も発生する。前方ジャンプや後方ジャンプ中など、横にずれながら空中で発動した場合はかみなりの落ちる位置がずれてピカチュウには落ちなくなる。雷が雲から出た直後ではメテオ効果がある。吹飛びは上が地上での至近距離ヒット、下が落雷部分のもの。 発動するとそれ自身が強力な攻撃判定を持つ光の玉へと変化して、あらゆる地形を貫通して10秒間ほど自在に動けるようになる。また、攻撃ボタンを押すと放電して攻撃範囲が広がる。縦横無尽に動いてどこにいる相手にもダメージを与えられる強力な攻撃ではあるが、動きには強い慣性が働く上に、スティック入力しなくても大きくブレて静止できないため制御が難しい。なんでも貫通する分、技終了して元に戻った時に復帰不可能な位置になってしまう可能性もあることに注意。今回、吹き飛ばしが減少し、撃墜が難しくなった。その代わり、動きを制御するのが前よりも簡単に。吹き飛びは、ボタンを押した時の放電攻撃のもの。普通にぶつかるだけだと弱い吹き飛びしか発生しない。しかし放電でもさほど強いものでもないため、追いかけて連続でぶつかって場外まで運ぶ使い方をしよう。 上アピールは全身に電撃を発生させる。攻撃判定はない。下アピールはごろごろと寝転がって愛らしくアピールする。横アピールはこちらに向かって手を振る。

カスタマイズ必殺ワザ

通常必殺ワザ

名称 dmg hit 吹飛 解説
2 でんじは 3 1 - 麻痺効果のある電撃を飛ばす。麻痺の代償として、飛距離はでんげきよりもかなり短く威力も低い。
3 でんきショック 3・10 1 地形に沿わないで浅い角度で斜め下に撃つ。しばらくしばらく進むか地形に当たると放電する。放電する前に当たると威力3、放電が10。あくまでしばらく進むか地形に当たるかで放電のため、至近距離で当てた場合、威力3になってしまう。

横必殺ワザ

名称 dmg hit 吹飛 解説
2 でんげきずつき 12〜19 10 連続ヒットするずつき。最後で吹き飛ばす。
2 パワフルずつき 5〜32 1 飛距離がないが出だしの威力が強烈なずつき。最大溜め時だと32にも達する。

上必殺ワザ

名称 dmg hit 吹飛 解説
2 でんこうせっかおとし 2 1 発生直後、あるいは方向転換部分でメテオ効果のあるでんこうせっか。
3 しゅんそく 5 1 - 移動距離が非常に伸びるが方向転換できなくなっている。

下必殺ワザ

名称 dmg hit 吹飛 解説
2 じこはつでん 19 3 自分自身の周囲に雷を発生。3ヒットする。
3 たかいかみなり 9・11 1 通常よりも高い位置からかみなりが落ちる。出た瞬間に当たるとダメージが大きい。

戦い方・立ち回り

立ち回り

標準的なスピード、飛び道具も高い位置への攻撃方法、突進攻撃と高い復帰能力を持つ技、と平均的な能力を持つキャラクター。攻撃力が低めで吹き飛びやすいのは欠点だが、扱いやすい部類。
でんげきは連射が効き、射程も長い優秀な飛び道具。遠距離から延々と撃っているだけでも相手は鬱陶しいので活用しよう。
弱攻撃は連打は効くものの、同じ頭突きを連続で繰り出すもので、あまり連続ヒットはしない。尻尾を振る攻撃の上強攻撃はダメージ蓄積が低いうちは連続ヒットするようになっている。
スマッシュ攻撃は横スマッシュが強力。口から電気を吐き出すものなのでリーチが長い。吹き飛びもスマッシュ攻撃で最大なので、隙あらば狙っていこう。上スマッシュ攻撃はサマーソルト攻撃だが、これも平均的な性能はあり、使い易い。ダッシュから滑り込みつつ繰り出そう。
投げはさほど吹き飛びは強くないが、後ろ投げの方が前投げよりも飛ぶ。また、上投げを繰り出してからすぐにかみなりを繰り出すとヒットし、メテオで叩き落せる場合もある。かみなりが発生する高さにちょうど浮いた場合が最も当たりやすい。相手がマリオの場合だと、90%くらいでそうなる。

技解説備考

でんこうせっかは1度方向転換可能な、2回移動技だが、同じ方向に二回は不可能であるというのが厄介な性質。崖に密着した状態で深く落下してしまった場合、つい最初に真上に入力してしまいがちだが、これだと1回目で崖に届いてなければアウトとなる。この場合だとまず崖のある方向とは逆の斜め方向、右に崖があるなら左上、左が崖なら右上に対して1回目の移動、それから今度は逆斜め上に入力して移動するのが正しい。