ピット

キャラクター紹介

ピット(スマブラ3DS/Wii U)

1986年に発売されたゲーム「光神話 パルテナの鏡」の主人公。人間と神が暮らしている世界で、天界エンジェランドの女神パルテナの親衛隊長。ファミコンディスクシステムでの姿とスマブラでの姿はまったく別だが、3DSで2012年に出たリメイク版パルテナの鏡ではスマブラXに準じた姿となっている。原作ゲームでゲームオーバーになった時に画面に出る「ヤラレチャッタ」の文字は有名。
スマブラでは、弓矢を使った遠距離攻撃が主軸となるキャラ。近距離では剣を振るう。

前作からの変更点

上強攻撃、空中前攻撃のモーション変更。横必殺ワザが「豪腕ダッシュアッパー」、上必殺ワザが「」飛翔の奇跡」、下必殺ワザが「衛星ガーディアンズ」になった。ジャンプ後に可能だった「滑空」が不可能になった。機動力が落ちたことになる。その代わり他の攻撃の性能が変化している。最後の切りふだが「三種の神器」になった。

出演作品

  • 光神話 パルテナの鏡

カラーバリエーション

カラー1 カラー2 カラー3 カラー4 カラー5 カラー6 カラー7 カラー8

技一覧

技解説 64 DX X 今作
弱攻撃1
3連携の初段。剣を振り下ろし斬りつける。 - - 3
弱攻撃2
2段目。剣を横に振る。 - - 5
弱攻撃2
連打
3段目。振り上げる。ボタンを連打すると連続ヒットする斬激を繰り出し続ける。 - - 5
ダッシュ攻撃
ダッシュ中に
ダッシュ中に剣を横に振る。 - - 12
強攻撃(横)
両手に持った剣をクロスさせるように前方に振る。 - - 12
強攻撃(上)
弓で体を支えて足を真上に上げて蹴る。 - - 16
強攻撃(下)
下段を剣で斬りつける。 - - 11
スマッシュ攻撃(横)
2ヒットする強力な斬撃。 - - 19〜26
スマッシュ攻撃(上)
回転しつつ上方を剣で斬る。 - - 13〜18
スマッシュ攻撃(下)
下段への強力な斬撃。 - - 13〜18
空中攻撃(ニュートラル)
空中で
自分の周囲を弓で攻撃する。 - - 11
空中攻撃(前方)
空中で
真横に両手に持った剣を突き出す。 - - 14
空中攻撃(後方)
空中で
後方への攻撃。 - - 15
空中攻撃(上)
空中で
上方に剣をかざしプロペラのように回転させて攻撃する。 - - 12
空中攻撃(下)
空中で
下方に弧を描くような軌跡の斬り。 - - 12
つかみ
相手をつかむ。 - - 0
つかみ攻撃
つかみ中に
つかんだ敵を膝で攻撃する。 - - 2
前投げ
つかみ中に
剣で斬って前方に吹き飛ばす。 - - 10
後ろ投げ
つかみ中に
後方に投げて地面に叩き付ける。 - - 8
上投げ
つかみ中に
逆立ちして上に向かって蹴り上げる。 - - 11
下投げ
つかみ中に
地面に相手を叩き付ける。 - - 6
必殺ワザ(ニュートラル)
矢を前方水平方向に撃つ。スティックを操作すると矢の軌道をある程度操作できる。 - - 5〜11
必殺ワザ(横)
剣を回転させつつ前方に突進する複数ヒット攻撃。 - - 2
必殺ワザ(上)
翼を羽ばたかせて飛ぶ。スティックで自由に動かすことができ、空中では自由に攻撃を繰り出すことができる。 - - 0
必殺ワザ(下)
盾を構える。盾で反射した攻撃は1.5倍の威力になる。 - - 0
最後の切りふだ
スマッシュボールを取って
イカロスを周囲に10人召還し、突撃させる。 - - 16
アピール 剣を構えてポーズを取る。 - - 0

技詳細解説

%は終点の中央で当てた場合にどのキャラをどれくらいのダメージ蓄積で撃墜できるかという指標。詳細は撃墜参考ダメージ参照。
()は前作Xのもの。今作は中量級のマリオを相手にしてのデータのみ掲載。カービィならマリオから−10〜20、クッパなら+10〜20くらいを目安に。

地上ワザ

フォアハンドスライス・バックハンドスライス・アッパースイング・スピニングカッター(弱攻撃1・2・3・連打) ダッシュスライス(ダッシュ攻撃) クロスチョップ(強攻撃・横)
ダッシュ中に +
2dmg
3dmg
5dmg
1dmg
2dmg
1hit
1hit
1hit
1〜hit



11dmg 1hit 7dmg 1hit
(130)% 260(145)% (160)% (145)% 225(165)% (180)%
剣による連続攻撃。三段目に関しては、攻撃ボタンを連打するかそうでないかで変化する。連打しない場合は斬り上げが出て、ボタンを高速で連打した場合は剣を目の前で回転させて連続ヒットさせるスピニングカッターへと変化する。判定が出続けるスピニングカッターはダメージ蓄積が低いうちに当てやすい。 剣で斬り裂く。リーチは長く威力も高めで、ほどよく浮くので追撃も可能な優秀なダッシュ攻撃。 両手に持った剣をどちらも突き出す。リーチがかなり長く、威力と吹き飛ばし値も高め。
プロップキック(強攻撃・上) レッグカッター(強攻撃・下) デュアルアタック(スマッシュ攻撃・横)
+ + +
10dmg 3hit 6dmg 1hit 15〜21dmg 2hit
(210)% 185(240)% (265)% (185)% 495(210)% (230)% (110)%
(75)%
125(120)%
90(85)%
(135)%
(95)%
前作だと剣を支えにして逆さになって足を真上に向けて三段蹴りを繰り出すものだったが、その場でサマーソルトキックを繰り出した後に頭上を蹴るモーションに変化した。同じく蹴り上げ攻撃ではあるが、剣を立てなくなったために上へのリーチが減少している。威力も13から10に落ちた。 下段を切り払う。発生が早い単発攻撃で、吹き飛ばし力もなかなか高い。特にダメージ蓄積が低いうちは追撃のしやすいいい高さで浮くので、ジャンプ攻撃での追撃を狙いたい。 目の前を素早く二回斬る。二回斬る上、一段目が当たればほとんどの場合二段目も当たるので溜め無しでも威力は高めとなっているが、ややリーチが短い。一段目が当たるとピット側に寄せられる性質がある。
エンジェルスピン(スマッシュ攻撃・上) ローアタックコンボ(スマッシュ攻撃・下)
+ +
11〜15dmg 3hit 12〜16dmg 1hit ()
(120)%
(90)%
125(135)%
90(100)%
(150)%
(11)0%
(120)%
(80)%
(165)%
(125%
165(135)%
120(100)%
150(180)%
110(140)%
(150)%
(110)%
(205)%
(155)%
高速で三回上方を斬るスマッシュ攻撃。攻撃判定は上だけでなく前後にも発生し、それなりに横方向の判定も大きいので当てやすい。ただし、最も威力が高く吹き飛ばし力が高い三段目は一段目、二段目が当たっても外れる場合がある。 まず前、送れて後ろに剣を突き出す。先端ヒットだと威力、吹き飛ばし力ともに低下する。また、後ろへの突きは前よりも威力も吹き飛ばしも低くなっている。横スマッシュよりはややリーチは短いが、下スマッシュ攻撃としては長い部類。

空中ワザ

スピニングサイクル(空中攻撃・ニュートラル) クロススライス(空中攻撃・前方) エアスタッブ(空中攻撃・後方)
空中で 空中で+ 空中で+
8dmg 8hit 7dmg 3hit 12dmg 1hit
(240)% 315(275)% (325)% (165)% 195(185)% (200)% (95)% 165(110)% (120)%
剣を高速回転させる。攻撃判定は上下左右に出るが、後方へは判定がかなり短い。小ジャンプから地上の相手に繰り出すなどするのが有効。連続ヒット系の攻撃としては比較的全段ヒットしやすい。フィニッシュの8ヒット目が当たると小さいながらも吹き飛ぶ。 新モーション。双剣をクロスさせる攻撃だったのが、剣を突き出して回転させる3ヒット攻撃に変化した。ヒット間隔は空中通常攻撃よりは長く、3ヒットしない場合も多い。3ヒットしても威力は7で低い。 こちらは背向け状態で後方に剣を突き出す攻撃。前方攻撃と比べると吹き飛ばし力がかなり高めになっている。技が出た瞬間じゃないと吹き飛ばし力が著しく落ちてほとんど飛ばない。前作と比べると吹き飛ばしは著しく落ちている。マリオ相手に終点中央で110で落とせたが、165必要になった。
ライトニングローター(空中攻撃・上) アンダースラッシュ(空中攻撃・下)
空中で+ 空中で+
10dmg 5hit 10dmg 1hit
170% 190% 210% (130)% 205(145)% (165)%
腕を上げて剣をヘリコプターの翼のように高速回転するもの。空中でより上にいる相手への迎撃に使おう。 下に向かって斬りつける単発攻撃。見た目通りメテオ効果があり、バウンドする。威力も吹き飛ばし力も高めで決め技にも使える。なお、メテオ効果があるのは斬撃の中心あたりが当たった場合、前後で当たるとやや斜めに角度をつけて上に飛んでいく。吹き飛びはこの時のデータ。

つかみ・投げワザ

つかみニーバット(掴み攻撃) アッパースイング(前投げ)
+・つかみ中に 掴み中に
2dmg 1〜hit - 10dmg 2hit
(205)% 210(225)% (250)%
つかんで膝蹴りを入れる。威力は2と平均的。 斬りつけて前方へと吹き飛ばす。威力も吹き飛びもそこそこ。吹き飛ぶベクトルが前方に強いので追撃は難しい。
ビハインドスルー(後方投げ) スタンドシュート(上方投げ) ボーンディバイド(下方投げ)
掴み中に 掴み中に 掴み中に
8dmg 1hit 11dmg 2hit 6dmg 2hit
(280)% 295(305)% (325)% (180)% 215(205)% (225)% (345)% 430(380)% (420)%
地面に叩きつけて相手は後方に飛んでいく。 真上に蹴りあげる。ダメージ蓄積が低いうちは低くしか上がらず、追撃がしやすい。 地面に倒した敵を剣で突き刺す。こちらも上投げ同様に真上に上がるが、こちらの方が浮きが低いのでさらに追撃しやすい。すぐにジャンプして空中通常攻撃や上攻撃を当てよう。

必殺ワザ・最後の切り札・アピール

パルテナアロー(必殺ワザ) 豪腕ダッシュアッパー(必殺ワザ・横) 飛翔の奇跡(必殺ワザ・上)
+ +
3〜8dmg 1hit 11dmg 1hit 0dmg 0hit -
(505)%
(265)%
585(565)%
285(295)%
(625)%
(330)%
145% -% -% -%
ボタンを押すと矢を構え、ボタンを離すか一定時間経過で矢を撃つ。他のキャラが持つ飛び道具と比べると連射はきかないが、その分威力とリーチに優れる。隙が大きい分、中距離以上の位置から撃つのが基本。スティックを真上に入れると真上に撃つことも可能となっている。さらに、撃ってから上下入力すると軌道を上下に変化させることも可能。上に撃った場合は左右入力で変化する。 前作の横必殺ワザ「エンジェリング」から変更された新たな横必殺ワザ。新・パルテナの鏡からの出典。前方にダッシュして、その間に敵にぶつかると強力なアッパーを繰り出す。吹き飛びが強く、決め手に欠けたピットにとって頼れるフィニッシュブロー。突進中は飛び道具をはじく効果がある。 前作では自由に空を飛びまわれる「イカロスの翼」だったがこの技に変更。入力後、そのままだと真上にジャンプするが、左右に入力するとそちらへ飛ぶようになる。斜め方向にも可能。技後は無防備落下になるので、特に左右に出す場合は注意しないと自滅してしまう。飛んだ後は着地を狙われないよう、高速落下して急いで地面に降りるようにしたほうがいい。
衛星ガーディアンズ(必殺ワザ・下) 三種の神器(最後の切りふだ) アピール
+ スマッシュボールを取って 上・下・横
0dmg 0hit - 2dmg
12dmg
15dmg
hit


0dmg 0hit -
-% -% -% -% -% -%
前作は前方に盾をかまえるものだったが、前後同時に光の盾を出すものになった。飛び道具を反射する性質、その他の攻撃も防御する性質がある。ダメージは存在しないが、近くに敵がいる場合は盾によって押し出して距離を離す効果がある。飛び道具だけでなくほかもガードする反射技なので強い。 パルテナ親衛隊に代わって追加された新たな最後の切りふだ。三種の神器を身に纏い、それを使って連続で飛び道具を間髪入れず繰り出す技。パルテナ親衛隊のゆっくりした攻撃と比べるとダイナミックな攻撃となっており、攻撃範囲も広め。小さい矢のはダメージ4、大きい溜めの矢は12、最後の降り注ぐ光は15。全てが連続ヒットするわけではないが、矢を撃ちまくるので狙われた相手はまず無傷ではすまない。吹き飛びがあるのは最後の降り注ぐ光の柱だが、降る範囲は広いが隙間も多いので当たらない場合もある。 上アピールは剣を回して曲芸を見せる。下アピールはゆっくりと翼を広げる。横アピールは剣を4回振り気合を入れる。

カスタマイズ必殺ワザ

通常必殺ワザ

名称 dmg hit 吹飛 解説
2 貫通の神弓 5〜11 1 威力が上昇して、キャラクターを貫通するようになっているが、スピードが遅くなっていて軌道変更mできない。
3 自在の神弓 2〜6 1 通常よりも矢を自在に動かせる。ただし威力とスピードは減少している。

横必殺ワザ

名称 dmg hit 吹飛 解説
2 迎撃ダッシュアッパー 13 1 構えを取り、その間に敵が近づいてきた場合のみにアッパーを繰り出す。構え中は全く仰け反らない性質がある。
3 超速ダッシュアッパー 9 1 通常よりも突進速度が速いが威力が減退しているダッシュアッパー。また、通常と違ってアッパー後もそのまま滑っていく。

上必殺ワザ

名称 dmg hit 吹飛 解説
2 飛翔アタック 9 1 攻撃判定が発生するようになった飛翔の奇跡。ただし、真上に近い角度でのみしか飛べなくなっており、水平方向への復帰能力が著しく落ちている。
3 風圧ジャンプ 0 0 - 高速で突進する。ダメージはなく、風圧を発生させて触れた相手を吹き飛ばす力がある。これも飛ぶ角度が飛翔の奇跡よりはやや制限があるが、45度くらいには飛べる。

下必殺ワザ

名称 dmg hit 吹飛 解説
2 衝撃ガーディアンズ 5 1 盾をぶつけてダメージを与える。飛び道具の反射や攻撃の防御はできない攻撃技。
3 倍増ガーディアンズ 0 0 - 通常よりも反射した飛び道具の威力が高まっているが壊れやすくなっているガーディアンズ。キラキラ光っている。

戦い方・立ち回り

立ち回り

パワーやスピードは平均的で、高性能な飛び道具、反射技も持つバランスのいいキャラ。
近距離では発生が早く安定して連打攻撃まで当たる弱攻撃、リーチの長い横強攻撃が頼れる。
中、遠距離では通常必殺ワザの神弓で牽制しよう。連射は効かないが、軌道を操作できるので相手がジャンプしていてもある程度は対応できる。
横スマッシュは2段技で、1段目の発生が早いために使い易いピットの決め技。隙を見つけたら叩き込もう。
空中攻撃は全方向に出る通常攻撃、前方に強い前攻撃、上に強い上攻撃、吹き飛びの強い単発の後攻撃、それぞれ使い分けよう。空中下攻撃は強いメテオ効果はないが、下に飛ばす性質はあるので叩き落すことはできる。
剛腕ダッシュアッパーは突進力に優れ、発生直後にスーパーアーマーがあり、飛び道具を弾きつつ繰り出すので飛び道具持ちに対してならば特に有効。ただしガードされると隙だらけなので多用は禁物。軽量級ならば120〜130程度で撃墜できる攻撃でもある。ダメージがそれくらいになったら積極的に狙おう。
投げは下投げが追撃しやすい。ダメージが低いうちは上スマッシュ、少しダメージが溜まってきたら空中上での追撃可能性がある。

技解説備考

衛星ガーディアンズは反射するだけでなく、敵を押し出す効果があり、あらゆる攻撃を防御できる。したがって、復帰しようとしている相手に対して使おうことで、復帰技をガードしつつ押し出して妨害する、という使い方も可能。