本作の戦闘は基本的には前作「FF7 REMAKE」を踏襲している。
バトル参加キャラクターを1人ずつ操作、場合によっては切り替え、アビリティや魔法で攻撃して敵を撃破する。
戦闘中はキャラを自由に動かせるが、攻撃することで溜まる「ATBゲージ」やキャラごとが持つ「MP」といったリソースをどう使うかというのも重要。
アクション性と戦略性を併せ持つシステムとなっている。
フィールド上にいる敵に接近するとエネミーは「警戒状態」になり警戒ゲージが表示される。
ゲージが最大になるとエネミーに発見され戦闘開始になる。
ゲージが表示された後に□ボタンを押すと「FIRST STRIKE」と表示され先制攻撃となり、戦闘開始時のATBゲージが少し増加する。
戦闘に入ったら、攻撃を行い敵の「HP」を0にするとその敵を撃破。
その場にいる全ての敵を撃破することで戦闘終了になる。
ボスなどの特殊な相手以外の通常戦闘ならば、敵から大きく距離を離すと「逃走」となりその場合でも戦闘終了になる。
逆に敵から攻撃を受けてバトル参加キャラ全員のHPが0になった場合は全滅となり敗北となる。
この場合は以下のいずれかを選択することになる。
キャラクターに設定されているステータスはそれぞれ戦闘において何らかの役割を持っている。
レベルの上昇や装備品によって上昇していく。
項目 | 説明 |
レベル | キャラクターの総合的な強さ。最大で70。経験値(EXP)の蓄積で上昇し、他の能力値が上昇する |
HP | ヒットポイント。0になると戦闘不能になり、パーティキャラ全員が0で敗北 |
MP | マジックポイント。主に魔法を使うのに必要な値 |
物理攻撃力 | 力と武器の物理攻撃力の合計。物理系の攻撃で与えるダメージに影響する |
魔法攻撃力 | 魔力と武器の魔法攻撃力の合計。魔法系の攻撃で与えるダメージに影響する |
物理防御力 | 体力と防具の物理防御力の合計。物理系の攻撃で受けるダメージに影響する |
魔法防御力 | 精神と防具の魔法防御力の合計。魔法系の攻撃で受けるダメージに影響する |
力 | 物理攻撃力に影響する純粋にキャラクターが持つ値 |
魔力 | 魔法攻撃力に影響する純粋にキャラクターが持つ値 |
体力 | 物理防御力に影響する純粋にキャラクターが持つ値 |
精神 | 魔法防御力に影響する純粋にキャラクターが持つ値 |
運 | クリティカル発生率やぬすむの成功確率に影響する値 |
すばやさ | ATBゲージの時間経過での蓄積に影響する値 |
クリティカル率 | 通常よりダメージが大きくなるクリティカルの発生確率 |
クリティカルダメージ | クリティカルが発生した時のダメージ倍率。%で表される |
戦闘に参加するのはパーティのうちから3人。
メインメニューのバトルセッティングから任意に選択する。
現在のバトル参加メンバーはメインメニューの前面に表示される。参加しないキャラは後方に待機している。
参加メンバーのうち「バトルリーダー」も設定でき、これがバトル開始時に最初に操作するキャラクターになる。
操作キャラクターは十字キーで戦闘中にいつでも変更できる。
操作キャラクター以外は自動で行動する。
自動行動のキャラは以下のような特徴がある。
パーティメンバーのステータスは画面右下に表示されている。
項目 | 説明 |
HP | キャラクターの生命力。0になると戦闘不能。3人とも戦闘不能で敗北 |
MP | 魔法を使うために必要な値 |
ATB | 行動することで溜まっていく。アビリティや魔法を使うために必要 |
LIMIT | リミットゲージ。主にダメージを受けることや敵をバーストさせることなどで溜まり、満タンになるとリミット技を使用可能 |
各キャラのHPゲージの下にあるゲージ。
バトル開始時点では少ししか溜まっていないが、時間経過その他の要素でゲージが上昇していく。
時間経過での上昇はキャラクターの「すばやさ」が高いほど速くなる。
ゲージの区切りを超えると1段階溜まり、さらに満タンになると2段階溜まる。
ATBゲージは「アイテム」「アビリティ」「魔法」の使用などに必要となる。
時間経過以外では主に以下の要素で上昇する。
□ボタンで操作キャラクターの最も基本的な攻撃、「たたかう」を繰り出せる。
何かを消費することはなく、無制限に行える。
動作が素早く使いやすいのが特徴で、□を続けて入力することで連続攻撃となる。
敵にダメージを与えると共にATBゲージの上昇効果もある。
戦闘開始直後では主にこれを当ててゲージを溜めて、強力な攻撃を使うための布石とする。
敵の攻撃は「R1」を押しての「ガード」でダメージを軽減できる。
ただし、赤い「!」で表示される技はガードできない。
今作では新たに「ジャストガード」の概念が追加。
敵の攻撃を引き付けてガードを行うと「BLOCK」の表示が出てノーダメージになり、リミットゲージが増加する。
これによりアクション性は前作より大きく増した。
○ボタンでは回避が可能。
今作では出した瞬間だけ無敵時間があり、引き付けて行うことで攻撃を回避できる。
このモーションはキャラクターごとに大きく違い、セフィロスなどは瞬間移動するモーションで回避性能が非常に高い。
R3ボタンを押すとターゲットをロックできる。
ロックした場合、常にその敵の方へカメラが向くので操作がしやすくなる。
ターゲットマーカーに「LOCK」と表示されている場合はロックオンしている。
もう一度押すとロックが外れる。
この状態で右スティックを操作するとその方向にいる敵にロックオンを切り替えられる。
△ボタンで操作キャラクターが持つ特徴的な攻撃「固有アビリティ」を行う。
例えばクラウドなら攻撃のモードを切り替える、ティファなら敵をバーストさせやすい攻撃を繰り出す。
どれも、適切な状況で使うことで大きな効果を発揮するものとなっている。
×ボタンを押すと戦闘の流れが極めてゆるやかになり、バトルコマンドが表示される。
ここから「アビリティ」「魔法」「アイテム」の指示を出すことが可能。
本作は基本的にリアルタイムに時間が流れるが、バトルコマンドからならば、ほぼ時間が停まった状態でじっくり考えた上で行動を決めることができる。
「アビリティ」は時間経過で蓄積する「ATBゲージ」を消費して繰り出せる何らかのアクション。
ATBを多く消費するものほど強力な技となっている。
主にこれらは各キャラで武器ごとに習得できる「武器アビリティ」が該当する。
それ以外ではパーティレベル上昇により習得できるものが1つずつある。
それ以外ではコマンドマテリアを装備することで使用可能になるものものある。
「魔法」は魔法マテリアを装備させた場合に使うことができる。
アビリティと同じくATBを消費するのに加えて、「MP」も消費する。
攻撃、回復、補助など様々な種類が存在する。
バトルコマンド「ITEM」では使うと数を消耗する、消費アイテムを使用できる。
「回復アイテム」はHPやMPを回復する。
「攻撃アイテム」は使用すると複数の敵にまとめてダメージを与える。
ダメージを受けたり、敵をバーストさせることで「リミットゲージ」が溜まっていく。
最大まで溜まるとリミットブレイク状態になり、強力なリミット技を繰り出せる。これは各キャラで最強の威力を誇るもので、ボスなど強敵相手での切り札になる。
各キャラクターごとにバトルコマンドをショートカット登録できる。
登録したものは「L1+○/△/□/×」で繰り出すことが可能。
ショートカット登録はメインメニューの「BATTLE SETTINGS」で可能。
2人のキャラクターが協力して繰り出すアビリティが連携アビリティ。前作「FF7 REMAKE」にはなかった新要素。
仲間との関係性を表す「パーティレベル」を上げることで連携アビリティを解放できる。
これもFF7リバースからの新要素。
パーティキャラ2人が協力して技を繰り出すもの。
連携アビリティと違い、連携アクションはATBゲージは消費せずいつでも繰り出せる。
敵の上部にはダメージを与えると減少する「HPゲージ」がありこれを倒せば撃破になるが、HPゲージのすぐ下には「バーストゲージ」がある。
攻撃するとバーストゲージが徐々に右へと上昇し、最大になると「BURST」の文字の表示と共に「バースト状態」になる。
これを達成するのが本作のバトルの肝となる部分だが、その布石として「HEAT状態」にすることも重要。
HPゲージの下にあるバーストゲージに「HEAT」と表示される場合もあるが、これは特定の弱点を付いた場合などに発生する。一定時間バーストゲージが赤くなり隙が生じる。そしてHEAT状態だとバーストゲージの上昇が大きくなる。
この状態でクラウドのバーストスラッシュのようなバースト効果が大きなものを当てるとかなり大幅なバーストゲージ上昇につながる。
バーストゲージが右まで溜まるとバーストが発生。
バーストした敵は一定時間隙だらけになって動かなくなり、その敵へ与えられるダメージが上昇する。
%表示はダメージ倍率で、例えば160%ならば通常の1.6倍のダメージが与えられるということ。
主にティファの固有アビリティなどで、倍率をさらに上げていくことが可能。
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