3種類のうちから見たいマップを選んでください。
砂漠の国サマディーを治める王国。馬による競争、「ウマレース」が盛んに行われて、城下町の中心にはパドックがあります。ウマレースは寄り道要素として存在。ゲームを進める上では行う必要はありませんが、1位になれば景品が入手できます。
青色はゲーム後半で、赤色はゲームクリア後の別世界で追加、緑色は前半のみで後半以降消える、紫色は後半だけでクリア後の別世界では消える
道具屋 | 武器屋 | 防具屋 | |||
---|---|---|---|---|---|
きんのブレスレット | 350 | レイピア | 750 | シルバートレイ | 270 |
やくそう | 8 | まけんしのレイピア | 14800 | げんまの盾 | 12000 |
上やくそう | 36 | てつの大剣 | 780 | せいどうの盾 | 370 |
特やくそう | 70 | キングブレード | 22000 | ダークシールド | 17200 |
どくけしそう | 10 | どくがのナイフ | 950 | はねぼうし | 280 |
上どくけしそう | 45 | グラディウス | 13000 | ターバン | 410 |
特どくけしそう | 87 | クロスブーメラン | 750 | うさみみバンド | 550 |
つきのめぐみ | 180 | フラワースティック | 740 | 神官のぼうし | 7300 |
ばんのうぐすり | 240 | ようせいの杖 | 980 | パピヨンマスク | 8500 |
超ばんのうぐすり | 20 | ウィザードスタッフ | 8300 | 猛牛ヘルム | 14500 |
せいすい | 25 | てつのやり | 750 | 皮のドレス | 380 |
キメラのつばさ | - | 聖騎士のやり | 14000 | レザーマント | 1100 |
- | - | バトルリボン | 960 | おどりこの服 | 1300 |
- | - | 魔神のムチ | 10000 | ビロードマント | 9400 |
- | - | まじゅうのツメ | 10000 | しっこくのマント | 11000 |
- | - | はしゃのオノ | 21600 | バンデッドチェイン | 11000 |
- | - | - | - | スターなスーツ | 13000 |
- | - | - | - | せいどうのよろい | 840 |
- | - | - | - | バンデッドメイル | 13000 |
- | - | - | - | クインローブ | 14000 |
- | - | - | - | キングコート | 14000 |
「ようこそ 旅の方。
ここは サマディー王国。
ウマのレースで有名な 騎士の国だ。
「ウマのレースは 一般の者も 参加できるぞ。
もし参加したかったら 西側のレースハウスから レース場にいくんだな。
「ややっ! あなた 旅の方ですね!
もしかして ウマのレースを見に この国へ?
→いいえ
「まあ そう言わずに 見てってください!
もうじき 年に一度のビッグレース
ファーリス杯が 開催されるんです!
「ファーリス杯は 王子さまの誕生を祝って 開催される 歴史のあるレース!
そんなファーリス王子も 今年で16歳!
「優秀とウワサの王子さまが 満を持して 出場するんです!
いまから ワクワクが止まりませんよ!
「あら あなたも サマディーが誇る
強くて かっこよくて 高貴で 優秀な ファーリス王子の 勇姿を見にきたのね。
「けど 残念ながら お会いするのはムリですわ。
だって…… 大ファンの私たちですら お会いしたこと ないんですもの!
「ファーリスさまったら とっても優秀なのに その勇姿を 私たちに見せてくださらないの。
でも その奥ゆかしさが ステキ……。
「ああ どんなときも
王子さまのことが アタマから離れないわ……。
「うちのダンナは 騎士でねえ。レースの練習で お腹をすかせて 帰ってくるから
栄養のある食べ物を 選ばないといけないのさ。
「いやあ〜 この王国には めずらしい物が たくさんありますなあ。
いくら お店を回っても 飽きませんよ。
「……えっ? めずらしい物の中に 大樹の枝という物が なかったかって?
「そういえば サマディーの国宝に そんな物があると 聞いたことがあります。
王さまに聞いてみれば わかるかもですね。
「王さまは 中央の階段を上った先の お城の中に おわしますよ。
「なんでも 特定のモンスターの中には 長く生きすぎたことで 転生して
姿や名前が変わった 魔物がいるそうよ。
「そういった魔物は めったに現れないぶん すっごく 貴重なものを 持ってるんですって。
一度でいいから 会ってみたいわ〜。
「私は 見ての通り 騎士でね。
年に一度の ファーリス杯を 見るために ソルティコという町から やってきたんだ。
「しかし 立派な サーカステントだよな。
ファーリス杯のため 王国お抱えのサーカス団が 夜には 特別なショーを開くそうだぞ。
「シルビアっていう スゴイ旅芸人が来てるんだ!
ボク 絶対にサーカス見る! 楽しみだな〜!
「ファーリス杯の開催にあわせて 王国お抱えのサーカス団も 特別なショーを
やるそうで 子供が見たいって 言うんです。
{けれど なんでも シルビアという名の すごい旅芸人が 来てるらしくって
チケットが 完売なんですの。こまりましたわ。
「あら お客さま? ごめんなさいね。
今度のサーカスのチケットは もう 売り切れちゃったの。
「有名な旅芸人 シルビアのショーがあるって チケットも 争奪戦だったのよ。
また今度 いらしてくださいな。
「さあさあ ファーリス杯を記念して サーカスが 始まるよ!
「しかも なんと今回は かの有名な旅芸人 シルビアが出演だ!
見なきゃソンソン! さあ いらっしゃい!
「ウワサの旅芸人 シルビアさんなら 奥の 控え室に いるはずだよ。
めったにない機会だから 会ってくるがイイさ。
「お おう なんだよ。
急に話しかけてくるから おどろいたぜ。
まったく。びっくりさせんなよ。
「……ここだけの話だがよ。
俺 シルビアさんの 大ファンなんだ。
ショーを 一度見てから 忘れられねえんだ。
「それで シルビアさんに ひと声かけたいんだが この先に あこがれの人がいると思うと 足が すくんじまって 動けねえんだ……。
「この先は レース場の観客席だ。
今は レースが開かれていないから 通すことはできぬ。すまんな。
「オレが モグパックンだ!!
ハイヨーッ パカラッ パカラッ!
「あたしも モグパックンよ!
ハイヨーッ パカラッ パカラッ!
「さあ 先頭は モグパックン! ぶっちぎりだ!
これは 自身が持つ大会記録を 塗りかえてしまう 勢いだぞっ!
「それを追走するのは…… モグパックン2号!
速い 速いっ! まるで いなずまのようだ!
それゆけ〜 モグパックン2号!
「……え 何してるかだって?
見ての通り ウマのレースごっこだよ!
「だけど ふたりとも モグパックンばっかり やりたがって…… こんなんじゃ ちゃんとしたレースに ならないよ!
「むむっ キサマ……
なんだか 見慣れない格好をしているな。
怪しいヤツっ! さては ウワサの……!
「なーんてな! ハハハ 冗談だ!
異常なしーっ!
「騎士たる者……
信念を決して曲げず 国に忠節を尽くす。
「弱きを助け 強きをくじく。
どんな逆境にあっても 正々堂々と立ち向かう。
「……これを守るのが 騎士道ってヤツらしいぜ。
俺にゃ とても 守れる気がしないぜ。
「この先は レース場の観客席だ。
今は レースが開かれていないから 通すことはできぬ。すまんな。
「ここのウマたちは 急事にそなえて いつでも出動できるよう 待機しているのだ。
「とはいえ 王国は 平和そのもの。
このウマたちの出番も 来ないのさ。
「……ん? こんな所で 何をしているかだって?
そりゃ 決まってるじゃねえか!
幸運をさずかるための おまじないさ!
「ウマになりきれば 今日こそ レースの予想も きっとウマくいく……。
そんな気がするんだ。
「もうすぐ ファーリス杯だというのに うちのウマ キゲンが悪いらしくて
走りたくないって いうんだ。
「こうして練習できないままじゃ オグイや 王子さまには どうあがいても勝てないよ。
こまっちゃうなあ……。
「お兄ちゃん 旅のひと?
ひょっとして おウマさんを 見にきたの?
→はい
「じゃあ おウマさんがいる所を 教えてあげる!
すぐそこの たてものが レースハウス!
レースに出る おウマさんが まってる所なの!
「レースハウスを ぬけた先が レース場!
おウマさんが 走る所なの!
オアシスの上に うかんでるんだよ!
→いいえ
「なーんだ。つまんないの。
もし おウマさんのこと しりたかったら いつでも 私に聞いてね。
「このオジサン もっともらしいこと言ってるけど どうも うさんくさくて 信用ならないわ。
「だけど ここの所 負けが込んでるし……
この人の予想を信じて 王子さまでなく オグイにかけてみるのも アリかしら。
「私の必勝法を使えば レースの予想も百発百中!
多くの皆さんが 巨額の富を得ているんです!
「長年の研究の末 私が編みだした必勝法を知れば 次のファーリス杯も 予想的中 間違いなし!
さっ あなたも 私の話を聞いてってください!
「サマディーの王族は 16歳になると ウマのレースに出場する しきたりがあってね。
今年は ファーリスさまが出場する年なのよ!
「サマディー建国以来 最もすぐれた王子……
そう呼ばれてる ファーリス王子さまなら レースでも とっても速いんでしょうね!
「サマディーの王子さまが 伝統のウマのレース ファーリス杯に ついに出場なさるとあって
今 この国は お祭り騒ぎなんじゃ。
「中でも 王さまは 今回のファーリス杯に ずいぶんと チカラをそそいでおってのう。
例年以上のにぎわいを 見せておるんじゃよ。
「皆が 王子に期待する気持ちも わかるし たしかに 王子は すげえんだと思うけどよ。
俺は レースの実力に関しちゃ疑ってるね。
「数あるレースで ぶっちぎりの戦績を残してきた 名騎士オグイと 名馬モグパックンが
そう簡単に負けるとは 考えられないな。
「なあ 今度のファーリス杯 アンタも 王子さまが 勝つって思うだろ?
→はい
「だよなあ! アンタ わかってるじゃないか。
あの ほまれ高き ファーリス王子だもんな。
ぶっちぎりで いちばんに決まってるぜ!
→いいえ
「なんだよ アンタ わかってないな。
あの ほまれ高き ファーリス王子だぜ?
オグイなんかに 負けるはずがないぜ!
「いま 話題になっとる シルビアという男 この前 チラリと みかけたがのう。
背が高くて キリっとしたハンサムじゃった。
「わしが もうすこし 若ければ デートに 誘ったんじゃがのう。
ふぉっふぉっ。
「年に一度の ファーリス杯ですからね。
他国からも たくさん お客さんが来てますよ。
ここで 1年分は かせがなくちゃ!
「こんにちは
旅人の宿屋へ ようこそ。
「まもなく 邪悪なる神が……
ククク……。ぐうぐう。
「この国 ウマが多くてさ。
うっかり 落ちてるフンをフンづけてしまって 彼女のキゲンを そこねちゃったんだ。
「がんばって 大金をはたいて 旅行に来たのに ウマくいかないものだなあ。
もう フンだり蹴ったりだよ。トホホ……。
この人ったら どん臭くって
さっきから ウマのフンを踏んでばかりなの!
せっかくの旅行が 台無しよ!
「こんな ウマ臭い人と 一緒に歩きたくない。
どうせ付き合うなら ファーリス王子みたいな ハンサムで 何でもできるカレシがよかったわ!
「今年も ファーリス杯にあわせて 王宮お抱えのサーカス団が ショーを 開くんだとよ。
「なんでも シルビアという有名な旅芸人が 来るらしいぜ。
長年 サーカスは見てなかったが 今回は ひさしぶりに行ってみようかな。
「あたし サーカスの踊り子なの。
ここで サーカスの出番を待ちながら サーカスの宣伝を させてもらってるんだ。
「いまなら 特別にシルビアっていう 有名な 旅芸人も出演するのよ。
ぜひ サーカステントに おいでくださいな。
「私は 強い者が好きでね!
サマディーの至宝と言われる 王子さまが ファーリス杯で走るのを 見にきたんだ。
「ファーリス王子は 強くて たくましく 大変 さわやかな美男だと伝え聞く。
レースでも さぞ速いのだろうなあ。
「ここのネーちゃんの 予想通りにしたら この前のレースは 勝てたのさ。
だから 今回も ネーちゃんの予想を信じるぜ!
「おや 旅の方。
砂漠の殺し屋を ごぞんじですか?
→はい
「そうですか。
毎年 この時期になると ヤツは現れる……。
外に出る時は くれぐれも気をつけることです。
→いいえ
「知らなければ それに越したことはありません。
ですが 命が惜しくば 北のバクラバ砂丘には 近づかないほうが 賢明ですよ。
「わしらが レースを楽しめるのも 王さまが 国の平和を守ってくれているからこそ。
誠に ありがたいことじゃわい。
「ハ〜イ カワイイお兄さん!
今度のファーリス杯の予想 よかったら 教えてあげよっか?
→はい
「そうこなくっちゃ!
じゃあ 行くよ〜?
「本命〜 ファーリス王子っ!
現サマディー王の 優秀な血すじを受け継ぐ 我が国が誇る 秘蔵っ子 ついに見参!
「これまで ウワサばかりだった王子さまが 長き沈黙をやぶって いよいよ出場となれば
期待は高まるもの。前評判は いちばん!
「対抗〜 名騎士オグイっ!
前回のファーリス杯で 圧倒的な速さを見せた 覇者オグイ! 王者防衛となるか〜?
「……とまあ こんなところかしら。
今大会は このふたりの一騎打ちかなあ。
予想が聞きたくなったら また来てね。
→いいえ
「そっかあ 残念!
私のレース予想 よく当たるって評判なのにな。
知りたくなったら また話しかけてね。
「やあ ここは サボテン酒場だよ。
最近の お客さんたちの話題といったら ファーリス杯の予想で 持ちきりさ。
「だから ここで はたらいていると みんなが 誰にかけているのか わかるんだ。
キミも 参考にすると いいかもね。
「シルビアは 旅芸人として有名だけど どこで生まれ それまで 何をしてきたのか
誰も知らないんだ。
「ま そういうミステリアスなとこが 人気のヒケツ なのかもな。
「旅芸人のシルビアを ごぞんじかしら?
→いいえ
「あらまあ! では 教えてあげますわ。
シルビアは 世界中にファンが多いと 評判になっている旅芸人ですのよ。
「じつは 私も シルビアを見るために がんばって 人気のチケットを入手したましたの。
ショーがある夜が 待ちきれないわ!
「ボク おウマさん だーいすき!
おっきくて はやくって すごく かっこいいんだー!
「わたしね さいきん なやんでいるの。
オトナになったら ファーリス王子さまと オグイと どっちの おヨメさんになるか……。
「おかねもちの 王子さまか かっこいい オグイか……
んー まよっちゃう まよっちゃうわ。
「この家の 奥さまは 古い書物の収集が趣味で 召使である わたくしも その趣味に
いろいろ 付き合わされています。
「何年か前は 遠く 聖地ラムダにまで 古書を 買い集めにいったものです。
たいへんでしたが 今は いい思い出ですよ。
「わたくし このサーカスの団長をやっとります。
毎年 ファーリス杯の前には 盛大なショーを 開かせていただいてるのですが……
「今年は あの有名な流浪の旅芸人 シルビアさんが 出演するとあって
例年以上の 売れ行きなんです。
「シルビアさんが うちの団員のなってくれれば どんなにステキだろうと 思うんですが
自由を愛する身だそうで 断られるんです……。
「ふふん こんな場所まで しのびこんで 来るだなんて…… さては アタシのファンね?
→はい
「ふふん やっぱりね。そう思ったわ。
こんな かっこいいファンが つくだなんて アタシの名も 売れてきたようね。
「今度 ここで アタシのショーを開くの。
絶対に ロマンチックな夜にしてみせるわ。
ぜひ 見にきてね。
→いいえ
「あら アタシを目の前にして もしかして 緊張してるのかしら。
そんなに 恥ずかしがらなくていいわよ。
「今度 ここで アタシのショーを開くの。
絶対に ロマンチックな夜にしてみせるわ。
ぜひ 見にきてね。
「ここは レースハウス 王族控え室。
レースに出場する 王族の方が 勝負にそなえ 待機する場所だ。
「……ん なに? ファーリス杯に出たいだと?
残念だったな。ファーリス杯への登録は すでに 終わってしまったのだ。
「誰かが ケガでもしない限りは
ファーリス杯に 出場すること 不可能。
今回は 見るほうとして 楽しむがよかろう。
「ドウドウ! ほら いい子にしてないと 今晩は メシ抜きにするぞ!
「こんな風に ウマの世話をすることが アッシの生きがい なんですわ。
「このウマたちが レースに出て たくさんの観客を 楽しませると思うと
うれしくて 涙が ちょちょぎれちゃいますね。
「なんだ 迷っちまったのか。
そこの門を出たら 城下町の入り口だ。
戻りたいのであれば 門を開けてやろうか?
→はい
「よし では すこし待っていろ。
「さあ 門を開けてやったぜ。
もう 迷うんじゃないぞ。
「もし サマディー城に行きたければ この上の通路に 上ってから
周囲をぐるっとつたって 城の方へ進むんだぜ。
→いいえ
「そうか。
そこの門を 開けたくなったら また 言ってくれよな。
「騎士にとって ウマは かけがえのない友…… だから こうして 彼らの世話をするのも
立派な 騎士の務めなんだよ。
「前大会では ボクが ぶっちぎりで 勝たせてもらったけどね。今回は
ファーリス王子という 強大なライバルがいる。
「だから ひさしぶりに 心がうずいてね。
ファーリス杯が 楽しみでならないんだ。
キミも ぜひ 見にきてくれよな。
「この先は レース場だ。
レースに出場する騎士は この通路を ウマに乗って 通ってゆくのだ。
「サマディーのウマは 強くて速いと評判だが それは われら騎士たちの
愛のこもった お世話の賜物なのさ。
「この先は レース場だ。
今は レースにそなえて 騎士たちが 訓練を積んでいるぞ。
「ここは レース場。
ロマンにかける者たちが 夢を求めて 訪れる場所だ。
「もし レースに参加したいのならば 奥の受け付けで 参加を申し込むとよかろう。
「なんでも ウマを扱える者だったら ウマレースに 出場する資格があるようだべな。
「けど 今度のファーリス杯だけは 別だっぺ。
あのレースは 王子さまとかの 選ばれし者しか出られない 決まりらしいっぺ。
「ようこそ サマディーレース場へ!
ウマレースに 三かされますか?
「この人ったら 年がら年中 ウマのことばかり。
すこしは 私のことも 見てほしいものだわ。
「……私が かっこよくて 優秀とウワサの ファーリス王子のファンになったら
ウマばかりの夫も すこしは 嫉妬するかしら?
「いや〜 いい脚してるよな!
アンタも そう思うだろ?
→はい
だよな〜 あのウマの脚……
サイコーに イカしてるよな!
あのウマが 優勝するに ちがいないぜ!
→いいえ
「マジかよ。あのウマの脚……
サイコーに イカしてると 思うんだけどな。
俺は あのウマが 優勝すると予想するぜ!
「ココね あたしの特等席なのっ!
サーカスのショーが 開かれるとね 歓声が わーって 聞こえるのよ!
「今度のファーリス杯 王子さまが 絶対に勝つ!
そう 私のカンが 告げているのさ!
「自慢じゃないけど あたしゃ 生まれてこのかた ずっと レースを見守ってきたのさ。
王子さまが勝つ! こりゃ 間違いないよ!
「これより先は サマディー城だ。
王族の方々が いらっしゃるだけでなく 王国の騎士たちの 訓練場もある。
「入るのは かまわないが くれぐれも そそうのないようにな。
「キミ 旅の方だね?
わざわざ 遠くからこんな所まで お疲れサマディー! ……なんちって。
「サマディー王でしたら まっすぐ 階段を上った先の 玉座の間に いらっしゃいます。
「このお城 なぜだか ネコが多いの。
騎士の人って あんまり 手がかからないから 私 ネコの相手 ばっかりしてるのよ。
「ぐぬぬ…… 負けぬぞ!
これでも 食らえっ!
「トリャーッ!
「くっ やるなっ!
これなら どうだっ!?
「まったく 王子さまは レースに出るってだけで あんなに騒がれちゃって イイ気なモンだよ。
いったい どうするつもりなんだか。
「おっと これは 旅の人には 関係ない話だったな。忘れてくれ。
「ヤアーッ!
「旅人さん! サマちゃんが いないんです!
毛がフワフワしてて とってもカワイイ……
愛すべき ネコちゃんなんです!
「……え? ネコが多くて 見分けがつかない?
そんなことないですよ!
サマちゃんが いちばんカワイイんですから!
「俺たちの指導教官……
あのデルカダールの将軍 グレイグの部隊に 勝とうだなんて ムチャ言うんですよ〜!
「こんな過酷な訓練をしていたら グレイグ将軍の部隊 どころか……
その前に 訓練で死んじゃいますよ〜っ!
「ったく 最近の若いモンは なっとらん!
弱音を はくんじゃないっ!
重心が甘い! 言葉に 心がこもっとらん!
「そんなザマじゃ かのデルカダール王国の
グレイグ殿の部隊には 一生かかっても勝てぬ!
さあ 気合いを入れろ!
「はあはあ……騎士道の誓いでは どんな逆境でも 正々堂々と 立ち向かうという言葉があります。
「で…ですから この教官の厳しい訓練も 成長できるチャンスなんです……。
どんな逆境でも 正々堂々と…はあはあ……。
「王さまも 王妃さまも こまったもんですよ。
昔は おふたりとも りりしくて 騎士道精神あふれる お方だったのになあ。
「……おっと クチが すべった。
今のは 聞かなかったことにしてくださいね。
「王子さまに ご用です?
今 王子さまは 訓練に出かけてますよ。
そう。訓練にね……。
「ここは 王さま 王妃さまの寝室だ。
見学くらいは 許してやるが 部屋を 荒らしたりするんじゃないぞ。
「ウワサによれば 悪魔の子って凶悪犯が デルカダールの国から 逃げだしたんですって。
ぶっそうな世の中よね〜。
「だけど 大丈夫!
サマディーは 強い騎士が たくさんいるから 守りはカンペキ!
ここにいれば 安全だわ!
「王さまは 大のウマのレース好きでな。
近頃は ずっと あの調子で
ファーリス杯のことに かかりきりなのだ。
「自分で言うのも なんだが ここにいる騎士は この国でも屈指のベテラン。
王の近くにいる兵士ほど 優秀な騎士なのだ。
「我々がいる限り 魔物など おそるるに足りぬ。
たとえ デルカダールを脱獄したという 悪魔の子が現れようと こわくはないさ。
「この王国 騎士とウマばっかりだからな。
そんなワケで オレにとって ネコは この国いちばんの 癒やしのオアシスなんだ!
「北の大国 デルカダールでは 悪魔の子と呼ばれる 凶悪な囚人が脱走し いまだに捕まっていないと伝えきく。
「まさか 我が国には入りようもなかろうが 警戒を強めるに 越したことはないからな。
キミたちも 十分に注意したまえよ。
「この先は 王さまと王妃さまのための ウマのレース 特別観覧席だ。
オアシスに浮かぶ レース場が よく見えるぞ。
「ららら〜 ファーリス王子〜
しっぷうのごとく 大地を駆けよ〜
サマディーの誇りに かけて〜♪
「ファーリス杯に向けて 王子さまを応援する歌を 考えていたのです。
ああ レースが 楽しみでなりませんよ。
「王さまと王子さまが交わしていた あいさつは 騎士なら誰もが知っている
騎士道の誓いというものさ。
「ああやって 毎度 あいさつを交わすことで 騎士の国の 王族としての品位を 確かめておられるのだ。
「旅の方 申し訳ないです。
王さまは ファーリス杯のことで アタマが いっぱいでして……。
「え 王子さまですか? 階段を下りて 左に曲がった先の お部屋にいらっしゃいます。
くれぐれも 失礼のないよう お願いしますよ。
「ごきげんよう 旅人さん。
私たち自慢の ファーリス。
なんてステキな子だと 思いませんこと?
→はい
「うふふ 当然ですわ。
なんせ 私たちが大事に育てあげた たったひとりの息子ですもの!
「ファーリスったら いっときも おこたらず 鍛錬を積んで…… なんて偉い子なのかしら。
将来が 楽しみでありませんわ。
→いいえ
「まあ ただステキなだけでなく
実力も申し分ないと おっしゃるのですね!
旅人さんったら お上手なこと!
「ファーリスったら いっときも おこたらず 鍛錬を積んで…… なんて偉い子なのかしら。
将来が 楽しみでなりませんわ。
「ゴホン…… 本日は快晴に恵まれ まるで 天も ファーリス王子を 祝福しているかのようです……。
うーむ イマイチ 決まらないな。
こう もっと 情熱的な何かが……。
「ん そなたたち まだ いたのか。
今は 客の相手をするヒマなどないのだ。
すまないが 話は また後にしてくれ。
「ロトゼタシアが 救われたのは すべて 〇〇さんのおかげです。
ありがとうございました。
「気が向いたら サマディーを訪ねてください。
世界の救世主の あなたでしたら いつでも 歓迎しますよ。
「命の大樹が 失われ もう 世界に未来はないと 思っていましたが
あなたのおかげで 希望が見えました。
「世界の復興は これからが本番ですが
もう 下を向くのは やめて 前を向いて 生きることにします。
「魔王ウルノーガの軍勢と戦うため
城を出ることが 多かったが もう その必要はないな。
「今まで 一緒に いられなかった分 これからは 家族との時間を 大切にするよ。
「世界が 救われても 避難した露店の店員さんが 戻ってこんから
商品が 買えん。どうしたもんかのう……。
「あの魔王ウルノーガが 勇者に倒されて 世界滅亡の危機は 去ったらしい。
これで やっと 安心して暮らせるな。
「悪魔の子と呼ばれた 勇者が おそろしい魔王を 倒したそうですよ。
結局 悪魔の子のウワサは ウソだったのです。
「きゃー!きゃー!勇者さまがいれば
魔王なんて こわくないわ!
「わーい わーい!
ボクは 勇者 〇〇だぞ!
魔王なんて ぶっ倒してやる!
「勇者は 空飛ぶクジラに乗って 天空にいる魔王の所に 行ったってウワサよ。
でも そんなことありえるのかしら……。
「とりあえず 世界は 滅亡の危機を脱したな。
世界の復興は これからだが まずは この幸運を よろこびたいものだ。
「相棒のウマと 魔物退治に出ていたのだが
今回も 危ないところを 彼に助けられたよ。
彼の機転がなければ 私の命はなかっただろう。
「相棒には レースで いつも世話になっているが 魔物との戦いでも 助けられるとはね。
本当に 感謝してもしきれないよ。
「ついに 世界に 平和が戻ったのだな。
死んでいった ウマたちも きっと 天国で よろこんでいるだろう。
「世界が 救われたことだし そろそろ 自分の家を買おうかな。
いつまでも 根無し草じゃいられねえよ。
「魔王と 配下の魔物によって 多くの人々が 死んでいきましたが
私は まだ 生きています。
「多くの人の命が 失われた今 こうして 生きているだけでも 幸運ですよ。
そのことを 神に感謝したいと思います。
「この先は レース場の観客席だ。
もし レースに参加したいなら 中央のパドックにある通路を進むといい。
「どうやら 〇〇ってヤツが 魔王を倒して ロトゼタシアを救ったらしい。
「しかし 魔物の親玉を倒すなんて とんでもない 実力者なんだろうな。
一度 ツラを見てみたいもんだぜ。
「さあさあ 見てらっしゃい!
世界が 平和になった記念に 無料で サーカスをやってやるよ!
「なんとなんと おどろくなかれ!
昼も 夜も 完全無料だ!
みんな この機会を逃しちゃダメだぜ!
「魔王がいなくなって 世界も平和になったから これで すこしは サマディー王国に
昔の繁栄が 戻るかもしえrないな。
「世界も 平和になったことだし これから もっと もっと サーカスを盛り上げていかないとね!
「……でも 安心して!団長の意向で サーカスの入場無料は まだまだ 続けるから!
思う存分 楽しんでいってね!
「あなたが 世界を救ったそうね。
……えっ なんで 知ってるかって?
「だって 王子さまが 夜に この辺りで 熱く演説してるもの。
あなたが 世界をお救いになったって。
「すごく コウフンした様子で 演説してるから 興味があったら 見てみたら。
「王子さまが 魔王を倒したと 思っていたけど 違ったのね……。
「でも たとえ そうだったとしても 私の王子さまへの愛は 変わらないわ。
私は ありのままの王子さまが 好きだから!
「この先は レース場の観客席だ。
空席が多かったが 最近では 徐々に お客さんが戻りつつあるぞ。
「まさか 命の大樹を亡ぼした 魔王を倒す人間が 現れるとはのう……
やはり 希望は 捨てちゃいかんな。
「あーあ 勇者の星が なつかしいわ。
ここから ながめる星が とても キレイだったのにー。
「まさか 一度滅びた
命の大樹が 復活するとは……。
人は 滅びの道を まぬがれたらしいな。
「ユーシャの星から復活した ユーシャさまが マオウを 倒してくれたんだよ。
ユーシャさまに 感謝しなくちゃね。
「ねえ お兄ちゃん 教えて。
世界は 救われたの?
→はい
「へえ そうなんだ!ユーシャさまが マオウを やっつけてくれたのね!
お父さんと お祝いしないと!
→いいえ
「え〜!じゃあ なんで みんなは あんなに よろこんでるんだろ。
すごく 不思議だわ……。
「魔王の軍勢と 戦うために 王国の外に 出かけていた夫が
無事に 帰ってきました。
「いつも 心配ばかりかける人ですが サマディーの民を守るために
必死にはたらく彼を 私は 誇りに思います。
「神父さまは 外を歩いていたとき
近くにいた子供を 魔物から守るため 身代わりとなって亡くなりました……。
「チカラ不足ではありますが 今は 私が 神父さまの代わりとして
つとめを 果たしております。
「神に導かれし 迷える子羊よ
ようこそ 我が教会へ。
ご用は なんでしょう?
「魔物退治に出てた ダンナが 帰ってきたんだ。
帰ったときは お腹をすかせて 私の料理を がっついて 食べてたよ。
「あんなに よろこんで食べてくれて すごく うれしかったわ。
それでこそ 作ったかいがあるからね。
「今日も ウマたちは 元気ですなあ……。
えっ どうして わかるのかって?
「そりゃ 簡単ですよ。ウマのフンを見るんです。
今のウマのフンは バツグンな色をしてます。
ホントに バツグンなフンですよ。
「ロトゼタシアに 平和が戻ってよかった。
これで 俺も レースに集中できるよ。
「みんな 世界が救われた景気祝いに ボトルを あけてくれるんだ。
売り上げもおかげで上り調子さ。
「なんとか 世界は救われたけど 他国のお客さんが すぐに戻るわけじゃないし
商売ってのは 難しいねえ。さて……
「こんにちは
旅人の宿屋へ ようこそ。
「平和な世の中だからこそ お金は 大事にしないとね。さて……
「愛と信頼のゴールド銀行へ ようこそ。
「ボクも いつか サーカス団員になりたいな!
「みんなも サーカスを見て もっと 原気になってほしいわ!
こんなときだからこそ 楽しまなくちゃ!
「わーっ すごい すごい!
サーカスって カッコいいなあ!
ボクも ステージで おどりたい!
「こんなに ステキな芸 生まれてはじめて見たわ!
「いやあ いいもんだ。
見てるだけで 心が ウキウキしてくるし サマディーのサーカスは 世界一だな。
「魔王が いなくなったから 安心して サーカスを見られるわ!
これも 勇者さまのおかげね。
「ヒュー ヒュー いいわよ その調子!
「サーカスを見ていると なんだか 元気が湧いてくるわ!
「イエーイ!
踊り子ちゃん サイコーだぜ!
ヒュー ヒュー!
「この サーカスにも 昔の活気が 戻りつつあるね。
よかった よかった。
「このサーカス 無料なのよ。
団長さんが サマディーを盛り上げるために やってるんだって。ホント 太っ腹よね。
「ルン♪ルン♪ルン♪
あら こんな所まで来るなんて あたしに 夢中になっちゃったのかしら。
「魔王も いなくなったことだし あたしも バーンッと サービスしちゃうわ!
さあ 最高の踊りを楽しんでいって!
「そーれ そーれ!
みんなの笑顔で 暗い話題なんて 吹き飛ばしちゃおうぜ!
「ホイ ホイ ホホイ!
世界が平和になって だんだんと サマディーのみんなに 笑顔が戻っています!
「サーカス団長として これほど うれしいことはありません!
ホントに よかった よかった!
「ようこそ サマディー城へ!
わざわざ 遠くからこんな所まで お疲れサマディー!
「世界が 救われたことだし これくらいの冗談 言ってもいいよね!
すこしは みんなの気分を盛り上げたいんだ!
「このサマディーだけでなく 世界まで 救ってしまうとは さすが 〇〇さん!
「あなたに 倒せない敵などいません!
また サマディーに 何かあったときは よろしくお願いします!
「ネコが 帰ってきたの!
ああ 無事でいてくれて 安心したわ。
「オレ サマディー兵を やめることにしたよ。
平和になって 魔物の数も減るだろうから これからは 世界中を旅して 生きていくんだ。
「……はあ はあ。
相変わらず 訓練 訓練の毎日さ。
「兵士長は いつか この訓練が 報われる時が 来ると言うけど
とても 信じられないねえ……。
「弱音を はくんじゃないっ!
世界が救われても 新たな危機が いつ サマディーを襲うともかぎらん!
「我ら サマディーの騎士が 王国を守るのだ!
さあ 気合いを入れろ!
「魔王が いなくなっても ボクの訓練は 終わらない。
次の逆境は そこまで 迫ってるんだ……。
「兵士長の言う通り がんばるんだ。
どんな 逆境でも はねかえす男になるために 正々堂々 がんばるん………ううう。
「サマディーの兵士をしている わたしの彼 王国の外に 見回りに行ったきり
ずっと 行方不明なんです……。
「でも 彼と一緒に 飼っていたネコは こうして 帰ってくれました。
だから 彼も いつか帰ってくると思うんです。
「わたしは あきらめず 待ち続けます。
彼が帰ってくる その時まで……。
「ここは 王さまと 王妃さまの寝室だよ。
怪しいヤツが 入り込まないように きちんと 見張っているんだ。
「〇〇殿 わざわざ 王子さまの様子を 見にいってくださって 本当に ありがとうございます。
「あなたには いつも お世話になっていて アタマが 上がりませんよ。
「ひとまず 星の脅威もなくなりましたので 城に保管されていた 古文書をあさり
勇者の星について 研究しています。
「あれほど 大きな星が落下して しかも 地上につく寸前に壊れるなど 普通では 考えられません。
「きっと この出来事には 意味があるはずです。
学者のプライドにかけて この謎を 解き明かしてやります。
「魔王が倒されて 魔物の勢いも 一時に比べれば 弱くなったけど
まだ すべて討伐したわけじゃない。
「民の安全を守る サマディー兵として これからも 魔物退治を続けないとね。
ついに 魔王が倒されて サマディーにも 平穏が戻りました。
王も ほっと ひと安心しているでしょう。
「魔王がいなくなって よかったよ。
これで 大好きなネコたちと いつまでも 一緒にいられるな。
「ルルルー♪ルルルー♪
悲しき運命に引きさかれし あわれな魂よ♪
「そなたたちを さいなむ苦しみは はるか遠く 過ぎ去った〜♪
サマディーの大地に 安らかに眠れ〜♪
「勝手に 城に入ってきた この男……。
いつの間にか 城に 住みついてしまったな。
注意するのも面倒だし もう放っておくか。
「いやあ このバルコニーは 見晴らしがよくて 気に入ったぜ。
レースを見る時にも ここに来ることにしよう。
「〇〇さん 魔王を倒したそうですな!
ファーリス王子も 親友が 世界を救ったと たいそう よろこんでおりますぞ!
「あの魔王ウルノーガを 倒すなんて 〇〇さん すごいじゃないか!
さすが ボクの親友だけあるな!
「今度 時間があったら ウルノーガとの 壮絶な戦いについて
いろいろ 聞かせてくれよ!
「ついに 魔王を倒したんですね。
つらいことばかりだったと 思いますが よく 無事に帰ってきてくれました。
「こんなに 立派な息子をもって あなたのお母さん……エレノア王妃も きっと 天国で よろこんでいるはずですよ。
「〇〇 よくぞ 世界を救ってくれた!
そなたなら 必ずや 悪しき魔王を打ち倒すと わしは 信じていたぞ!
「サマディーで 好きなだけ くつろぐといい。
国をあげて ロトゼタシアの英雄をもてなそう!
「私 孤児だったときに 王さまと王妃さまに 拾われてから
ずっと 王家に仕えるって決めたの。
「これからも 王さまと王妃さまのそばで ずっと お仕えするつもりよ。
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