3種類のうちから見たいマップを選んでください。
デルカダール王が治めるデルカダール城の城下町。故郷であるイシの村を出た主人公が訪れることになる町で、イシの村からデルカダール地方を通ってここに到着。城下町には「上層」と「」下層」があり、階段を下ると「下層」に。
3DS版限定で、
城下町上層の西側の建物の側面に扉があり、入ると鉱石ショップがあります。
序盤で上層へ抜けるために門番を突破する方法は数種類存在。下の3つ。
@犬を連れている女児に話してレッドベリーとせいすいを渡して犬を借りて門番を脅す。
A下層の足場の上でかくれんぼをしているジェットを見つけてから宿屋の女将に話すと「女将のラブレター」を入手。これを門番に渡すと通れるようになります。
B下層の西側の足場の上で抜け道を作っている男性につけもの石を渡して抜け道を通る。
※は女将と話してから入手可能。
赤色はゲームクリア後の別世界で販売。鉱石ショップは3DS版でのみ存在。
上層の道具屋 | 上層の武器屋 | 上層の防具屋 | |||
---|---|---|---|---|---|
やくそう | 8 | どうのつるぎ | 270 | 皮の盾 | 90 |
特やくそう | 70 | ドラゴンスレイヤー | 24000 | バンダナ | 45 |
どくけしそう | 10 | どうの大剣 | 300 | 皮のぼうし | 65 |
特どくけしそう | 87 | キングブレード | 22000 | グレートヘルム | 16000 |
つきのめぐみ | 180 | ドラゴンクロー | 8500 | たびびとの服 | 70 |
超ばんのうぐすり | 490 | - | - | 皮のよろい | 180 |
キメラのつばさ | 25 | - | - | バンデッドメイル | 13000 |
- | - | - | - | ギガントアーマー | 18000 |
下層の道具屋 | 下層の武器屋 | 下層の防具屋 | |||
やくそう | 8 | どうのつるぎ | 270 | 皮の盾 | 90 |
特やくそう | 70 | どうの大剣 | 300 | 皮のぼうし | 65 |
どくけしそう | 10 | ブロンズナイフ | 150 | 無法者のバンダナ | 8800 |
特どくけしそう | 87 | かしのブーメラン | 200 | ステテコパンツ | 100 |
つきのめぐみ | 180 | - | - | 無法者のベスト | 16000 |
超ばんのうぐすり | 490 | - | - | 皮のよろい | 180 |
せいすい | 20 | - | - | - | - |
キメラのつばさ | 25 | - | - | - | - |
鉱石ショップ(3DS版のみ) | |||||
---|---|---|---|---|---|
どうのこうせき | 40 | てっこうせき | 120 | ぎんのこうせき | 200 |
きんのこうせき | 400 | プラチナこうせき | 800 | ミスリルこうせき | 2000 |
ヘビーメタル | 2800 | 竜のひせき | 3500 | きんかい | 20000 |
アレキサンドライト | 10000 | - | - | - | - |
「ここは デルカダール王国。
ロトゼタシアで いちばんの広さを誇る王国だ。
ゆっくりしていくといい。
「おっ この辺では見ないカオだなあ。
……なんだって? デルカダール王に
用があって ここに来ただって?
「それなら お城に行くといいだろう。
Yボタンで 地図を見れば わかると思うが
この道を まっすぐ進んだ先にあるからな。
「ちなみに この先も 迷うことがあったら
俺みたいに 地図上でピンク色のマークが
表示されている人に 話を聞くといいぞ。
「デルカダール城には グレイグ将軍と
ホメロス将軍っていう ふたりの英雄がいるの。
あたしの好みは断然 ホメロスさまよ。
「ホメロスさまは将軍として 自ら兵を率いて
戦場に出るだけでなく 時には軍師としても
デルカダール王をお支えする 知的な方なの。
「旅の人から 聞いたんだけどね
世界各地で 魔物が増えてるそうよ。
ぶっそうな世の中になって イヤねえ。
「あなた どこから来たの?
……えっ? イシの村?
南にあるの? ……聞いたことないわね。
「デルカダールは 周りが山に囲まれており
魔物も めったに襲ってこないんじゃ。
だから 安心して暮らせるんじゃよ。
「16年前 ユグノア王国を襲った魔物を
すべて退治したのが グレイグ将軍なんだ。
将軍は 王国で いちばん強いんだぜ。
「将軍は そのとき 魔物に襲われていた
王さまを救出してな。あの一件依頼
英雄と 呼ばれるようになったのさ。
「この城下町は 三層構造いなっていて
階段の上は お金持ちが住んでいるんだ。
さらに まっすぐ行くと お城に着くぞ。
「知ってるか? この町の屋根は登れるんだぜ。
ほら そこにも はしごが見えるだろ?
「どうのこうせき つけもの石……。
役に立たなそうなものでも 使う時が来るなら
売らずに 取っておくといいわ。
「お金に こまったら ユグノア銅貨や
ユグノア金貨を売ると いいわよ。
あれは 売る以外に 価値がないからね。
「デルカダールの安全を おびやかす者は許さん。
私が見張っているうちは 事件など起こさせん。
怪しいヤツに好き勝手なマネは させんぞ。
「いやあ 激しく身体を動かして
メシを食った後の散歩は 最高だな!
筋肉も よろこびの声をあげているよ!
「キミも ムキムキになりたければ
魔物と戦い続けることだな!
そしたら ムキムキになれるぞ!
「こっちに来ても 何もないわよ。
だって メインストリートじゃなくて
路地裏ですもの。そりゃ 何もないわよ。
「どうやら この子が言うには
メアリーってのが 屋根の上に 登ったまま
降りれなくなっちまったらしいんだ。
「あの屋根の上なら 酒場の方から行けそうだが
この子を ほっとくわけにも いかないし……。
どうしたもんかなあ……。
「ちなみに 屋根の上の様子は
2Dの画面で見ると よくわかるらしい。
オレには なんのことやら わからんがな……。
「旅の方 こちらは教会になります。
お祈りを されたいときは
中へ お入りください。
「この町の東側には ならず者たちが住む
区域への入り口が あるけど
治安が悪いから兵士が ふさいでいるのさ。
「いいことを 教えてやろう。
この家の屋上から ロープを伝っていけば
お金持ちの住むエリアに 行けるんだぜ。
「知ってるか? この城下町の下には
ならず者のふきだまりが あるんだ。
あそこには 近づかねえほうがいいぜ。
「この先は治安が悪いので
立ち入りは禁じられている。
すまないが 他を当たってくれ。
「デルカダール王の忠臣である
グレイグ将軍は この国の英雄。
男だったら 誰しもが あこがれる方だ。
「世の中が 乱れるときに
救世主が 現れるというが
それは グレイグ将軍のことだな。
「むっつ そなたは 旅の者か。
妙なマネは しないでくれよ。
そなたを 捕まえることになるからな。
「そこの豪邸に住んでいる人 ある日
ふらっと現れて あんな大きな家を建てたのよ。
まったく うらやましい話よねえ。
「この辺りは わしのような お金持ちしか
済むことが ゆるされぬ場所なんじゃ。
だから 住み心地は バツグンじゃわい。
「これ すげえよなあ。
売ったら 一生 遊べるくらいの
金が 手に入りそうだぜ。
「なあ 知ってるか?
この双頭のワシは デルカダールの象徴。
国旗にも 描かれているんだぜ。
「デルカダール王は ロトゼタシアで
もっとも 聡明な王でおられる。
この世界の王と言っても 過言ではないわい。
「この先の煙突に入れば お宝に ありつけると
突き止めたんだが オレは暗い所が苦手でな。
怖くて 中に入れないんだよ……。
「いいながめだわ。
水が キラキラしてて
なんだか 吸い込まれそう……。
「以前 城の宝物子に盗みに入った
ふとどき者がいてな。そいつは
今も 城の地下牢に 捕らわれているぞ。
「ずいぶん 若そうなヤツだったが
未来があるのに バカなことを考えて
人生を棒に振るとは おろかなことだ。
「デルカダールは 広いだろ?
はじめて ここを訪れた人は
あまりの広さに 迷子になっちまうんだ。
「もしも 道に迷ったら
Yボタンを押して 地図を開くんだ。
それで 自分がいる場所を確認するといいぞ。
「いろいろ そろっているな……。
おみやげに 買っていきたいが
さて どれにしようか……。
「居心地のいい宿屋だな。
うん 気に入った。
さすがは デルカダールの宿屋だ。
「夜とか昼とか じっと時間が過ぎるのが
待てないって時は 寝るに限るぜ。
宿屋で寝れば あっという間だよ。
「ここは この城下町 いちばんの酒場よ。
お酒を飲めない 人のための
メニューもあるから ゆっくりしていってね。
「デルカダール王国は 広いからな。
すみずみまで 歩いたら
思わぬ発見が あるかもしれないぜ。
「よく 探しまわったほうが 得をする。
時間をかければ いい物が見つかるってな。
旅をしてんなら 覚えておくといいぜ。
「おや 旅人さんかい?
人の家に ずけずけ入ってくるなんて
アンタ 大物になるよ。
「この町は 本当に 平和だよ。
皆が安心して暮らせる町に できるのが
いい王さまの条件といえるわねえ。
「いい買い物は できているか?
お金をためて いい装備を買う。
基本だが 大事なことだぜ。
「いらっしゃい! うちの商品は
どれも 切れ味バツグンだ。
好きなだけ 買っていってくれ。
「ここは 武器屋だ。
どんな用だい?
「いらっしゃい! いい防具を身につければ
それだけ 生きのびる確率も上がるってもんだ。
さあ 冒険のお供にどうだい!?
「いらっしゃい。
ここは 防具屋だよ。
「俺は 流浪の鉱石マニアだ。
世界を旅して集めた とっておきの鉱石を
アンタに 売ってやるぜ。それじゃあ……
「ここは 鉱石ショップだ。
どんな用だい?
「えへへー。わたし おっきくなったら
グレイグさまの おヨメさんになるの。
いいでしょ いいでしょー。きゃっきゃっ!
「ねえ しってるー? グレイグ将軍の
おウマさんは すっごく つよくて
とっても はやいんだってー!
「ユグノア王国が 魔物の襲撃によって
滅んでからは ここ デルカダールが
世界で いちばんの強国となったのじゃ
「あら お客さまかしら?
わたしは お掃除係のメイドです。
家が広いから お掃除も ひと苦労ですのよ。
「今日の 料理も われながら おいしいわね〜。
やっぱり 愛をこめて作ったから……かしら?
「いやあ 家内の料理は 最高だ。
幸せとは まさに このことだな。
いい女房を もらったよ。はっはっは!
「ここは デルカダール城下町の下層。
豊かさに 見捨てられた町さ。
「あんた……ここの住民では ないようだが
こんな場所に いったい 何しにきたんだ?
特に用がないなら 長居はしないほうがいいぞ。
「ん? ゴミ捨て場に 用があるのか?
それなら 下層の 真ん中辺りにあるが
食えそうなもんは 残ってないと思うぞ?
「あーあ。ヒマだなあ……。
仕事もなければ 金もないし。
こんな町 すぐにでも おさらばしたいよ。
「とはいえ どこに 行くアテが
あるわけでもないし……。
この先 どうして 生きていけばいいのやら。
「捕まっていた凶悪犯が 逃げだしたらしいのう。
警備の厳重な あの地下牢から抜けだすとは
おそらく ただ者ではなかろう。
「昔 投獄されていた ワシが言うんじゃから
間違いないはずじゃよ。ほっほっほ。
「わたし 魔法使いの 見習いなんです。
でも お腹ペコペコで チカラがでなくて……
とても 魔法なんて 使えそうにありません。
「あーあ。ふわふわの白パンを
めいっぱい 食べられる
魔法でも あればいいのに……。
「城の連中が 災いをもたらす
勇者とやらを 取り逃がしたらしいけど……
まったく えらいこと してくれるね。
「魔物が増えたり 野菜の値段が上がったり。
最近 ただでさえ 災いのばかりなのに
これ以上 増えちまったら 生きていけないよ。
「勇者だかなんだか 知らないけれど
さっさと 捕まえてほしいわ。
兵士たちも 何をモタモタやってるんだか……。
「ここは 下層名物 露店の酒場だよ。
屋根もなければ メシもマズい 粗末な酒場だが
酒の安さと 踊り子の可愛さは バツグンさ。
「キミも ダイアナちゃんに会いに来たのかい?
→はい
「そうか。でも 残念だったね。
いま ダイアナちゃんは 壁の向こう
にぎわってる城下町に 営業に出ているんだ。
僕は こうして 彼女が帰ってくるのを
いまか いまかと 待ち続けているのさ……。
ああ 待ち遠しい……!
→いいえ
「そうか。悪いことは 言わないから
一度 見にくるといいよ。
彼女の トリコになること 間違いナシさ。
「ケケッ。人の金で飲む酒は 格別だねぇ。
この味を 知っちまったら
普通の仕事なんざ とてもできねぇぜ。
「おぅ? なんだ テメェは。
何か 欲しいもんでもあるのか?
「それともアレか? 店を手伝ってくれるのか?
だったら いつでも大歓迎だぜ。
タダばたらきで いいんならな! ガハハ!
「いらっしゃい……ゲホッ ゲホッ。
どれも 見てくれは イマイチですが
質は悪くないはずですよ……。ゲホッ。
「ここは どうぐ屋です。
どんな ご用でしょう?
「よう ダンナ。オイラに 話しかけるたぁ
あんた 相当ツイてるよ。
「じつは とっておきの 裏情報があるんだ。
いまなら 5ゴールドで 教えてやるぜ。
へへ……買ってくれるよな?
→はい
「まいど! じつは オイラの裏側……。
すぐそこの ゴザの上は
案外 寝心地がいいんだ。
「だまされたと思って いっぺん寝てみな。
宿屋と違って 金も かかんねぇし
けっこう オススメだぜ。
→いいえ
「そうかい。じゃあ 気が向いたときに
また 来てくれよな。
オイラは いつでも ここで待ってるぜ。
「…………。
「……………………。
「……ナニ 見てんのよ。ふんっ。
「この店の野菜は オレが 壁の向こう側から
闇のルートで 仕入れてきてるんだ。
どうだ? 結構 うまそうだろ?
「たしかに ちょっぴり 腐りかけてるがよ。
これを 捨てちまうなんて 向こう側の連中も
もったいないこと するよなぁ。
「いらっしゃい いらっしゃい!
安くて おいしい野菜は いかがです?
「生で食べるのは おすすめできませんが
火を通せば なかなか いけますよ!
「よう あんちゃん。武器のそなえは万全かい?
どこで何が起きるか わからねぇからな。
用心しておくに こしたことはねぇぜ。
「いらっしゃい。
ここは 武器屋だよ。
「上層にいけば ここより よっぽど
かせぎのいい仕事が ごまんと あるらしいぜ。
まったく 不公平にも ほどがあるよな!
「どうせ ここいらで
マジメに はたらいたって
たいした かせぎにゃあ ならねぇからな。
「中途半端に はたらくぐらいなら
気ままに ビンボーしてたほうがいいぜ。
「家が無い生活ってのは 快適だぜ。
家には 住むべきヤツが 住めばいいんだ。
気ままな暮らしも 捨てたもんじゃないぜ。
「何を うろちょろしてるんだ?
ここは 通行禁止だぞ。
わかったら とっとと失せるがいい。
「ここで 気ままに演奏しているのも
悪くないのですが……。欲を言えば
もっと 大勢の前で 演奏したいものです。
「かといって 壁の向こう側に
通してもらう お金を ツテもないし。
なんとか 忍び込めないかなぁ。
「いらっしゃいませ! せまい宿屋ですが
こう見えて 寝心地はバツグンです!
快適な睡眠を お約束しますよ!
「こんにちは 旅人の宿屋へ ようこそ。
「ヒーッヒッヒ。ようこそ イメルダの館へ。
よーく 当たる占いが 今なら無料だよ。
どうだい? 受けていかないかい?
→はい
「そうかい そうかい。
それじゃあ さっそく……。
デロロン デロロン デルカダール!
「……むむむ。見えた! 見えたよ!
これから あんたに襲いかかる 不幸がね。
このままじゃ アンタ ひどい目に遭うよ。
「しかし 安心するがええ。
ほれ。こいつを 振りまけば
不幸を避けることが できるはずじゃ。
「本来 1万ゴールドはする 高級品を
いまなら たったの 100ゴールドで
ゆずってやろう。どうじゃね?
→はい(しばりプレイ)
「おや あんた しばりプレイ中じゃないか。
キエー! だったら 用はないよ!
ほうれ 帰った 帰った!
→いいえ
「そうかい。ムリにとは言わんが
受けたって ソンはないはずじゃよ。
気が向いたときに また来るがええ。
「おや。こんな 荒れすさんだ町に
旅人が訪れるとは めずらしい。
「いじわるな住民も いるかもしれませんが
どうか 悪く思わないでください。
皆 生きることに 精一杯なのです……。
「勇者さま ようこそ いらっしゃいました。
ここは デルカダール王国です。
ぜひ 旅の疲れを 癒やしていってください。
「お城じゃ 勇者の星が落ちたとかで
大騒ぎしていたらしいが
ここからじゃ よく見えないな……。
「こっちに来ても 何もないわよ。
だって メインストリートじゃなくて
路地裏ですもの。そりゃ 何も ないわよ。
「知ってるか? この町の屋根は登れるんだぜ。
ほら そこにも はしごが見えるだろ?
「いやあ 激しく身体を動かして
メシを食った後の散歩は 最高だな!
筋肉も よろこびの声をあげているよ!
「キミも ムキムキになりたければ
魔物と戦い続けることだな!
そしたら ムキムキになれるぞ!
「どうのこうせき つけもの石……。
役に立たなそうなものでも 使う時が来るから
売らずに 取っておくといいわ。
「お金に こまったら ユグノア銅貨や
ユグノア銀貨を売ると いいわよ。
あれは 売る以外に 価値がないからね。
「勇者の星が 落ちるなんて こわいわね……。
落ちた所が心配だわ。
今頃 どうなっているのかしら。
「まあ 勇者さま。
どこかへ 向かわれるのですか?
息つくヒマもなくて 大変ですのね。
「それが 勇者という者の使命だとしたら
私なんかじゃ つとまりそうもないわ……。
「グレイグ将軍が 勇者さまの仲間になられたか。
今まで敵対していた者同士は 目的を共にすれば
とたんに 頼れる仲間になるものじゃ。
「グレイグ将軍と 勇者さまのふたりが
チカラを合わせれば 鬼に金棒じゃのう。
旅の無事を 祈っておりますぞ。
「ホメロスさまが お城を発たれてから
ずいぶんになるけど どうされたのかしら?
どこかで おケガをされてないといいんだけど。
「王さまと グレイグ将軍は お戻りになったけど
ホメロスさまのことは 何も言わないし……。
なんだか 妙な感じがするわね。
「旅の方 こちらは教会になります。
お祈りを されたいときは
中へ お入りください。
「勇者の星が 落ちるなんて
いったい どうなってるんだろうね。
何か 不吉なことが 起きなきゃいいけど……。
「いいことを 教えてやろう。
この家の屋上から ロープを伝っていけば
お金持ちの住むエリアに 行けるんだぜ。
「知ってるだろうが この城下町の下には
ならず者のふきだまりが あるんだ。
あそこには 近づかねえほうがいいぜ。
「まさか これまで お城を仕切っていたのが
魔物の……ニセモノの王さまだったなんて……。
とても 信じられません……。
「あんたが 屋根の上に登った
メアリーってのを 助けてくれたんだろ?
ありがとよ! あの子にも 笑顔が戻ったぜ!
「ふぅ いい風だわ。
洗濯物も よく かわくわね。
「この先の煙突に入れば お宝に ありつけると
突き止めたんだが オレは暗い所が苦手でな。
怖くて 中に入れないんだよ……。
「これから何が起こるのかは わからんが
私たちは 自分の家族を
守るだけでも 精一杯じゃわい……。
「主人は 無事だったんですか!?
えっ! あなたたちが 助けてくださったの!?
ああ よかった……。ありがとうございます。
「……生きていると わかっただけで十分です。
生きているなら 今 どこで何をしていても
いつか 必ず ここに戻ってきますから。
「これ すげえよなあ。
売ったら 一生 遊べるくらいの
金が 手に入りそうだぜ。
「なあ 知ってるか?
この双頭のワシは デルカダールの象徴。
国旗にも 描かれているんだぜ。
「じつは 好きな人が いるんだけど
結婚しようと なかなか言えなくてね。
思いきって 告白しようかな……。
「だって 勇者の星が落ちたということは
もう この世は 終わりに近づいているんだろ?
それなら 悔いは 残らないようにしたいよ。
「ねえ お母さん。勇者の星が見当たらないよ?
勇者の星 どこに行っちゃったの?
「兵士さんたちは 何も教えてくれないけど
何かがあったのは 間違いないんですよね……。
ああ…… 心配ですわ。
お願いです 勇者さま……。
どうか 私たち チカラなき市民を
お守りくださいませ……。
「なんだか 風が騒がしいですわね……。
木々の 葉のざわめきも
心なしか 泣いているように聞こえますわ。
「勇者さまを ここで お見かけするのは
もう 何度目になるのでしょうか……?
まことに この城とは ご縁があるものですな。
「勇者さま……。
マルティナ王女と グレイグ将軍のことを
どうか よろしくお願いいたします。
「なんだか 町が ざわついているな……。
オレは 旅行で この町に来たんだけど
今の時期 お祭りでもあるのかな……?
「夜とか昼とか じっと時間が過ぎるのが
待てないって時は 寝るに限るぜ。
宿屋で寝れば あっという間だよ。
「ここは この城下町 いちばんの酒場よ。
お酒を飲めない 人のための
メニューもあるから ゆっくりしていってね。
「おっ 兄さん 旅の方かい?
そりゃまた ずいぶん
折の悪い時に やってきたもんだね。
「勇者さまを歓迎する宴は とっくに終わって
今は 勇者の星が落ちたとかで 大騒ぎさ。
「おや 旅人さんかい?
人の家に ずけずけ入ってくるなんて
アンタ 大物になるよ。
「なんだか 今日は 外がにぎやかだねえ。
平和がとりえの デルカダール王国に
いったい 何があったんだろうね……?
「おいおい どうしたんだい
今日は なんだか 売れ行きが悪いようだね。
「らっしゃい! どれも
旅のお供には欠かせない物ばかりだよ。
ぜひ 見ていってくれよな!
「ここは どうぐ屋です。
どんな ご用でしょう?
「いい買い物は できているか?
お金をためて いい装備を買う。
基本だが 大事なことだぜ。
「いらっしゃい! うちの商品は
どれも 切れ味バツグンだ。
好きなだけ 買っていってくれ。
「ここは 武器屋だ。
どんな用だい?
「いらっしゃい! いい防具を身につければ
それだけ 生きのびる確率も上がるってもんだ。
さあ 冒険のお供に どうだい!?
「いらっしゃい。
ここは 防具屋だよ。
「俺は 流浪の鉱石マニアだ。
世界を旅して集めた とっておきの鉱石を
アンタに 売ってやるぜ。それじゃあ……
「ここは 鉱石ショップだ。
どんな用だい?
「大人たち みんな ソワソワしてるけど
何があったか 誰も教えてくれないんだ。
ちぇっ つまんないの……。
「町の 大人たちだけじゃなくて
兵士さんまで 不安そうにしているの……。
なんだか あたし こわいわ……。
「道具屋の旦那さん 見つかったの!?
ああ 無事で よかったわ……。
「気のいい人だったから
何か 不幸がなければ いいけどって
ずっと 思っていたのよ。
「勇者さまの おかげで
デルカダール王国の平穏は 保たれましたが
依然 魔物の脅威は おとろえません。
「くわしいことは 存じませんが
本当の平和が もたらされるには
まだ 時間が必要なのですよね……?
「今後 何が起こるのか わからないけど
私たちみたいな 非力な人間には
ただ 運命を受けいれることしかできないわね。
「せめて 今日 無事に過ごせたことに
感謝して 生きていかないと……。
「勇者の星が 落ちたらしいな……。
城下町の者も 皆 おびえているが
いったい 世の中は どうなってしまうんだ?
「これからは いつもの 妻との食事を
最後の晩さんだと思って
味わって 食べることにするよ。
「この町で暮らしてから もう 何十年にもなるが
デルカダール王国が これほどまでに
緊張感に包まれるのは はじめてじゃわい……。
「なにしろ 星が落ちてくるほどじゃ……。
このような事態 私の 祖母の代からも
聞いたことは なかったのう……。
町や城などの拠点
ダンジョン
フィールド
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