3種類のうちから見たいマップを選んでください。
ヒノノギ火山という火山のふもとにある里。BGMはドラクエ3のジパングと同じもので、ドラクエ3ではマイラにいる伝説の剣を作ろうとしている鍛冶屋がジパング出身でしたが、ドラクエ11では同じく伝説の剣、王者の剣を作ってくれる鍛冶屋がここにいて、オマージュを感じさせる場所になっています。ベロニカと初めて出会う場所で、ベロニカとセーニャは西にある荒野の地下迷宮をクリア後にここで正式に仲間に加入します。
※はストーリー後半で入手可能
青色はゲーム後半で、赤色はゲームクリア後の別世界で追加、緑色は前半のみで後半以降消える
東側の道具屋 | 武器屋 | 防具屋 | |||
---|---|---|---|---|---|
やくそう | 8 | てつのつるぎ | 500 | うろこの盾 | 180 |
どくけしそう | 10 | ほのおのつるぎ | 22500 | ほのおの盾 | 17000 |
特やくそう | 70 | てつの大剣 | 780 | せいどうの盾 | 370 |
特どくけしそう | 87 | 大獄剣 | 16800 | とんがりぼうし | 70 |
つきのめぐみ | 180 | せいなるナイフ | 200 | はねぼうし | 280 |
ばんのうぐすり | 240 | どくがのナイフ | 950 | ドラゴンバンダナ | 12000 |
キメラのつばさ | 25 | グラディウス | 13000 | 猛牛ヘルム | 14500 |
西側の道具屋 | ブーメラン | 420 | はぐれメタルヘルム | 35000 | |
やくそう | 8 | ほのおのブーメラン | 26000 | 皮のドレス | 380 |
せいすい | 20 | 火竜のタクト | 10800 | バンデッドチェイン | 11000 |
キメラのつばさ | 25 | ほのおのツメ | 11000 | しっこくのマント | 11000 |
まんげつそう | 30 | しゃくねつのツメ | 15000 | くさりかたびら | 500 |
スライムピアス | 400 | - | - | バンデッドメイル | 13000 |
どうのこうせき | 40 | - | - | はぐれメタルよろい | 48000 |
てっこうせき | 120 | - | - | - | - |
ぎんのこうせき | 200 | - | - | - | - |
きんのこうせき | 400 | - | - | - | - |
プラチナこうせき | 800 | - | - | - | - |
ミスリルこうせき | 2000 | - | - | - | - |
みがきずな | 250 | - | - | - | - |
かがみ石 | 480 | - | - | - | - |
ひかりの石 | 770 | - | - | - | - |
ドラゴンの皮 | 880 | - | - | - | - |
ドラゴンのツノ | 1080 | - | - | - | - |
まりょくの土 | 360 | - | - | - | - |
「おや? アンタと一緒にいる
おっとりした 緑の娘さん……。
どこかで 見た覚えがあるぞ。
そうそう! この間 ひとりで
この里を 出ていった子じゃないか。
おチビちゃんが 探していたのは
妹じゃなくて お姉さんのことだったのか?
とんだカン違いに 振りまわされたモンだぜ。
「なんだか ここ最近 酒場の辺りが
騒がしかったけど 何があったのかねぇ。
あんた 事情を知ってるかい?
→はい
「へぇ……こんな 小さな里の中で
迷子が ふたりもいたのかい?
そんなグーゼン あるんだねえ……。
→いいえ
「あら そうかね……。
ところで そっちの赤ずきんの子は 迷子かい?
親の所まで 送り届けておやりよ。
「ここから 南西にある関所を越えると
砂漠の真ん中に サマディーっていう
騎士たちの王国が あるそうよ。
「ウワサによると サマディー王国の
王子さまは とてもステキな方らしいわ。
ふふっ 一度 会ってみたいわね。
「ヤヤクさまは この里を治める巫女さま。
そして その息子 ハリマさまは
ひときわウデの立つ 剣士だったんです。
「ハリマさまは この里を狙う 人食い火竜を
命を張って 倒してくれた方で……。
本当に 立派な人を 亡くしたものですわ……。
「神の教えを広めようと この里に来たのですが
いつの間にか 外が ぶっそうになりましてね。
しばらく ここで 足止めですよ。ふう……
「ホムラの里は あつ〜いお湯が
たくさん わいてきてね。
タマゴをあたためるのに ちょうどいいの。
「ホカホカのタマゴに ホムラの里の印を書くと
縁結びの ホの字タマゴっていう
旅人さんへの おみやげにもなるのよ。
「このホムラの里に 流れてるのは
ヒノノギ火山で あたためられた
と〜っても あつい 温泉なんだ。
「あつすぎて ヤケドしちゃうから
絶対に そのまま 入ろうとしちゃダメだよ!
「武器屋さんの裏にある おうちには
テバくんと サキちゃんっていう
なかよしの兄妹が 住んでいてね。
「ときどき ケンカもしてるみたいだけど
ふたりとも すっごく 仲良しなんだよ。
ぼくも 妹が ほしかったなあ……。
鍛冶は このホムラの里の誇りだよ。
すぐそこに 鍛冶場があるから
ぼくらの仕事を 見ていっておくれ。
「鍛冶はね 砂鉄を溶かして 型をとったら
何度も 折りかえしては 打って 打って……
そうして ようやく 剣の形になるのよ。
「それだけ たくさんの手間をかけるんだもの。
剣には 魔性が宿る……なんて言われるのも
ちょっぴり わかる気がするわ。
「新たな 武器の仕入れ先を探して
この里まで やってきたのですが
いやあ ここの鉄は なかなか質がいい。
「あなたも 旅の方ですかな?
それでしたら ここの武器をオススメします。
ぜひ 見ていかれるとよいでしょう。
「この建物は ホムラの鉄が 生まれる所だ。
ヒノノギ火山の砂は とても 黒っぽくてな。
そういう砂は 鉄作りに向いているんだぜ。
「真っ黒な砂を 強い火に かけると
キラキラの キレイな鉄が生まれるなんて
まるで 魔法みたいだよな。
「ふう ふう……汗が すごいや。
こんな所に 一日中いたら
オイラ 蒸し焼きになっちゃうよぉ……。
「お兄さん 旅の方かしら?
よかったら 武器や防具を買っていって?
私たちが 心を込めて 作ったのよ。
「武器屋と 防具屋なら
里の右ての 酒場のそばに
あるはずだから よろしくね。
「南西に サマディーという騎士の国があってさ。
ホムラの里の 武器や防具は
サマディーの商人が よく買いにくるんだ。
「サマディー王国の騎士たちが
ホムラの里の剣を 使っていることが
俺たちにとって 何よりの誇りなのさ。
この上には ホムラの里を治める巫女
ヤヤクさまが いらっしゃる。
くれぐれも そそうのないようにな。
ヤヤクさまと その息子のハリマさまは
我々が 手をこまねいている間に
おふたりだけで 火竜討伐に行かれたんだ。
「きっと 里の長として
みんなを 犠牲にはさせまいと
相打ち覚悟で 挑まれたのだろう……。
「ひとり息子を亡くされた ヤヤクさまのことは
これから 我々神官たちが
全力をもって お支えしていくつもりだよ。
「……おや? もしや そなたも
お百度参りに 来たのか?
若いのに 感心じゃのう。
「酒場に預けられていた 女の子の
親父さんが 見つかったそうだな。
気になっていたから 安心したよ。
「え? 女の子の お父さんが
どこに いったかって?
酒場に入っていくところを見たぜ。
「テバちゃんと サキちゃんは
本当に 仲がいいねえ。
見ていて ホントに 飽きないよ。
「……おや 見慣れない子を連れているね。
この里の子じゃないみたいだけど
家族と はぐれてしまったのかねえ。
「グオォ〜ッ 火竜だぞーっ!
みんな 食いつくしてやる〜っ!
「わたしは ヤヤクさまだぞー!
悪い火竜め やっつけてやる〜っ!
「蒸し風呂で 汗を流した後は
ここで 一杯やるのが 最高なんだ。
これがあるから ホムラの里は たまらんね。
「あたしたち 初デートで この里に来たの。
薄い服1枚で 蒸し風呂に入るなんて
カレったら 大胆な所に誘ってきたわね。
「この里は ワビサビというものを大事にする
つつましやかな場所だって 聞いたけど
案外 おおらかな土地柄なのかしら……?
「ちぇっ……。
この里に 蒸し風呂があるって聞いて来たのに
彼女が いまいち乗り気じゃないなんてな……。
「なんだ お前?
風呂が済んだなら 用はないだろ。
ジロジロ見てないで あっちにいけよ。
「あんたのカオ 誰かに似てると思ったら
やっと思いだしたぜ。ヤヤクさまの息子の
ハリマさまと 似てるんだ。
「カオというより 性格かな?
こまっているヤツを 放っておけない……。
そんなところも よく似てるぜ。
「あんたたち 大変な旅をしているみたいねえ。
くじけそうな時や つらい時は いつでも
うちの布団で休んでおゆき。さて……
「いらっしゃい。
ここは 旅人の宿屋だよ。
「わっ お客さまですか?
ひさしぶりなので 緊張します
えっと えーっと……
「愛と信頼のゴールド銀行へ ようこそ。
「打ちすえ 伸ばして 水を打ち♪
ヤスリと 土取り しましたら〜♪
最後に焼きいれ できあがり〜!
「トンテン カンテン トトンがトン♪
刀身 ほどほど 折りかえし〜♪
火竜が 鳴いても 火を引くな〜♪
「以前 北の火山には 人食い火竜がいてのう。
ハラを空かして 里に下りてくるたび
ひどい悪さをして 民を苦しめておった。
「それを見かねた ヤヤクさまは
息子のハリマさまと 共に
人食い火竜を 退治しにいったのじゃ。
「そして ハリマさまは ご自分の命と引き換えに
見事 火竜を討ちとりなさった。
まこと おふたりは この里の英雄じゃて……。
「旅の方よ 疲れたカオをしているな。
何か つらいことでも あるのか?
→はい
「ふむ そうだったか……
何があったか 知らんが
蒸し風呂に入ると 気持ちがラクになるぞ。
→いいえ
「そうか 失礼したな。
「この里は 火竜の手から 守られたが
ハリマさまは もう いらっしゃらない……。
「ヤヤクさまの心の痛みは いかほどだろう……。
「……おや 旅人さんかい。
私は このホムラの里をおさめる
巫女の ヤヤク。
「ここは 温泉と鍛冶だけが とりえの
なんてことない 小さな里さ。
まぁ ゆっくりしていきな。
「ヤヤクさまのご子息である ハリマさまは
持ち前の剣術で 火竜を倒してくれましたが
ご自身も 命を落とされてしまいました……。
「ここは ヤヤクさまの お部屋。
亡き ハリマさまの遺品も ありますので
立ち入りは ご遠慮くださいまし。
「よお……おめえさんのおかげで
やっと 子守りから解放されたぜ。
ホントに ありがとうな。
「アンタたちのターゲットは 命の大樹なんだな。
命の大樹の枝なら ここから南西の方にある
サマディー王国の城で 見たことがあるぜ。
「しかし あれは サマディー王家の物だ。
どうやって 手に入れるつもりかは知らんが
まっ がんばってくれよ。
「おにいちゃん おねえちゃん!
パパを たすけてくれて
ホントに ホントに ありがとう!
「パパ こわーい魔物に つかまってたんだって。
そんなのを やっつけちゃうなんて
おにいちゃんたち とっても つよいのね!
「ほっほっほ……。
この仕事をしてると 色んな人の話を聞くけど
旅人さんは ずいぶん ワケありのようだね。
人には人の事情が あるから
秘密をしゃべったりはしないよ。
子供を守る人に 悪い人はいないだろうしね。
「はぁ……すこしの間だったけど
なんだか情が移っちゃったみたい。
私も あんな かわいい子が欲しいわ……。
「ようこそ いらっしゃいませ!
ここで お着替えをして
蒸し風呂を ご利用されますか?
→はい
「おお! それでは
少々 お待ちください……。
「蒸し風呂は 奥へ進んだ先に
入口が ございます。
ごゆっくり おくつろぎください。
→いいえ
「おや そうですか。
気が変わりましたら
ぜひ また おこしください。
「青いのれんは 男湯。
赤いのれんは 女湯でございますわ。
「お兄さん なんだか 前にいらした時よりも
たくましくなりましたか……?
ふふっ どうぞ ゆっくりしてくださいね。
「あーら ステキなお兄さん。
ぱふぱふは いかが?
たったの 20ゴールドよ。
→はい
「うふふっ。
じゃあ いくわよ。
「ぱふ ぱふ ぱふ…。
ぱふ ぱふ ぱふ…。
「ぱふ ぱふ ぱふ…。
ぱふ ぱふ ぱふ…。
「どう?いいでしょ。
「ぱふ ぱふ ぱふ…。
ぱふ ぱふ ぱふ…。
「うふふ。これで おしまいよ。
どうもありがとう。
また 来てちょうだいね。
→いいえ
「あら 残念だわ。
その気になったら また
声を かけてね。
きゃっ!お兄さんったら
女湯に入ってくるなんて ダイタンなのね。
今から着替えるのよ 出てってちょうだい。
「まあ!お兄さんったら
どこから 入ったんですか?
そちらは女湯ですよ。
「悪気は なかったのかもしれませんが
当店の決まりは守ってくれないと こまります。
さあ 早く 出てくださいな。
「よお 旦那!
化け物や 火竜が いなくなったおかげで
また 商人や 観光客が 来るようになったんだ。
「これも全部 ヤヤクさまと ハリマさまの……
いや ホムラの里の 新たな英雄である
〇〇さん…… あんたの おかげだぜ。
「もう ヤヤクさまも ハリマさまも いないが
オレたちは お互い助け合って
この里を 守っていくつもりだ。
「ホムラの里が 無事でいられるのも
救い主さま……あんたの おかげさ。
こまった時は いつでもチカラになるぜ。
「火竜 化け物 また火竜……って
さんざん こわい目にあってきたけど
やっと 安全な暮らしが戻ってきたねぇ。
「失ったものは あまりに多すぎたけれど
こんなご時世に 泣いているヒマはないわ……。
ヤヤクさまの分も 私たちが がんばらないと。
「私たちが 安心して生きていられるのも
火竜を退治してくれた あなたたちのおかげ。
本当に ありがとうございました……。
「ヤヤクさまが 生きておいでだったら
一緒に こうして楽しく
おしゃべりできたのかしら……。
「この里って ずいぶん 見どころがあるわね。
はじめての旅で 迷っちゃったから
ガイドの人に 案内してもらってるのよ。
「この里の社には 英雄として 名を残した
美人の巫女さんと ステキな剣士がいたのよね?
一度 お会いしてみたかったわぁ。
「こんにちは 勇者 〇〇さま。
案内人のルパスさんに 聞いたけれど
あなた 魔王を倒したそうじゃない!
「ホムラの里を 悪い火竜から助けるばかりか
世界までも 救っちゃうなんて……。
スケールの大きい男って ステキだわ……。
「わるい火竜は いなくなったけど
もう ヤヤクさまも ハリマさまも
いないんだよね……。
「おいら おおきくなったら
ハリマさまみたいに つよくなる。
そして この里を守るんだ!
「もう ささげものは いらないんだって!
これからは ごはんも 野菜も お魚も
オナカいっぱい 食べられるんだ!
「うれしくて 食べてばっかりいたら
おかあさんに ウシになるわよって言われたよ。
あははっ ホントになったら おもしろいな!
「ねえねえ きいて!
ずっと いなくなってた
サキちゃんが 帰ってきたの!
「今まで どこにいたのって聞いても
なんにも おしえてくれないの。
うーっ きになるよう!
「フゥ……フゥ……。
鉄の依頼が たくさん来るようになって
急に 忙しくなってきたな……。
「しかし 今が がんばりどきだ。
オレたちが 里を盛り立てていかないと
ヤヤクさまも 安心して眠れないだろうしな。
「こんなこと 今だから言えるけどさ。
いけにえなんか 捧げてしまう前に
火竜を倒してくれて 感謝しているよ。
「あれを ホントに やっちまったら
オレたちの命は 助かったとしても
死んだ後 地獄へ落ちていただろうからな……。
「ふう ふう……。
火竜がいなくなったおかげで のびのびと
仕事にありつけるのは ありがたいけど……。
「鍛冶場の仕事は つくづく 暑いわねえ……。
ここで生まれた鉄が ホムラの里のこれからを
作っていくのだと思って がんばるわ……。
「オー!ここが 鍛冶場ですか!
鉄を 何度も折りかえして 打つなんて
職人の執念は クレイジーですね!!
「しかし ファイヤーの里だけあって
火山だけじゃなくて 鍛冶場もアツイよ!
ここではたらく職人さんも クレイジーですね!
「里が 平和になったのはいいけど
やかましい観光客が 来たもんだな……。
気が散って 仕事ができやしねえよ。
「……まあ しんみりしているよりは マシか。
今は 過去を忘れさせてくれるだけ
ありがたいと 思わなくっちゃな。
「以前は 鍛冶場で 鉄を打っていると
ときどき ヤヤクさまが 様子を見にきてな……
がんばってるかいって 声をかけてくれたんだ。
「今でも 鍛冶場で はたらいていると
フラッと ヤヤクさまが 現れるような……
そんな気がして ならないよ。
「化け物も 火竜も いなくなった。
外には 魔物たちが はびこっておるが
ひとまず 大きな脅威は 去ったようじゃ。
「だから今度は ヤヤクさまと ハリマさまが
きちんと 極楽へ行けるように
お百度参りをしているんじゃよ。
「ここは ヤヤクさまの社だ。
……といっても 今はもう
社をおさめる人は おらぬがな。
「そなたは この里の救世主だ。
社に用があるなら いつでも歓迎するぞ。
「仕えるべき あるじが 亡くなったからとて
我々には やるべきことが残されている。
「ホムラの里を 我々のチカラだけで
存続させていくことこそ
ヤヤクさまへの はなむけだと思うのだ。
「あっ あんちゃん!
おかげで 里のみんなは すこしずつだけど
自分のチカラで ここを守ろうとしているんだ。
「……ヤヤクさまと ハリマさまのヒミツは
みんなには 言わないことにするよ。<
ふたりは ずっと この里の英雄さ。/p>
「ヤヤクさまが わるいひとなのか
いいひとなのか……ホントは どっちなの?
サキ わかんなくなっちゃった。
「でも テバにいちゃんのこと みてたら
そんなことより ホムラをまもるために
みんなで がんばろうって おもえてきたよ。
「こうして また 以前のように
子供たちと 一緒に過ごせるなんて……。
本当に 本当に ありがとうございます。
「それにしても テバは すこし見ないうちに
ちょっと たくましくなったみたい。
ふふっ。〇〇さんの おかげですね。
「これからは 私たちが チカラを合わせて
この里を 盛り立てていかないとね。
そのためにも まずは 精をつけなきゃ。
「さっ がんばるのは 明日からにして
今日は ここで のんびりしましょ。
ん〜……風が気持ちいいわぁ……。
「あたしは サマディー王国に いたんだけど
星が落ちてくるとかで 大変な騒ぎだったから
あわてて こっちに逃げてきたの。
「この里は ちょっと前まで 人食い火竜とか
化け物とかに おびやかされていたそうだけど
今なら 安心して過ごせそうね。
「この里は 魔物に狙われていたそうだけど
騒ぎが おさまってきたから
新婚旅行に やってきたんだ。
「世界が 大変な時だからこそ
愛を大事にして 生きていこうと思ってな。
思いきって 彼女に プロポーズしたのさ。
「まだ 火竜におびえている人もいるのか
お金を 預けに来る人が多いんですよ。
よろこんでいいのか 複雑ですね。さて……
「愛と信頼のゴールド銀行へ ようこそ。
「あんたちのおかげで 里の外から
観光に来る人が 増えてきたんだよ。
おかげで ウチも大忙しさ。さて……
「いらっしゃい。
ここは 旅人の宿屋だよ。
「泊まっていくかい?
それとも 夜まで休んでいくかい?
どちらも 42ゴールドだよ。
「刀身 焼き入れ 水を打ち〜♪
オヤジのアタマと 鉄冷ませ〜♪
「店のオヤジ ずっと 社で拝んでばかりでさ。
うさ晴らしに これを歌いながら
仕事してるんだ。はっはっは!
「刀身 ほどほど 折りかえし〜♪
オヤジが来ようと 火を引くな〜♪
「今のは ホムラに伝わる 鍛冶の歌でね。
ちょいと 店のオヤジがいない間だけ
歌詞を変えて やってるんだ。
「里のみんなに 原気になってもらうため
ここの蒸し風呂は しばらく
無料で 続けてくれるらしいぜ。
「ありがてえ話だが この店 そんなんで
ちゃんと 首が回るのかねえ……。
「おお 勇者さま よくぞ来てくださいました!
魔王の討伐で さぞ お疲れでしょう。
ささ ゆっくりしていってくださいな。
「お風呂に入ると 原気が出ますよね。
これから 里を豊かにしなければいけませんから
ウチみたいな店が がんばらないと!
「さあ どうぞ 入っていってください。
青いのれんは 男湯。
赤いのれんは 女湯でございますわ。
「くぅ〜っ!燃える!汗がしみでる!
この里に 活気が戻ってきたら
蒸し風呂も 火力が上がった気がするぜ!
「救い主さまも いい汗かいてるか?
男は 流した汗の数だけ 強くなれるんだぜ!
「あーら ステキなお兄さん。
ぱふぱふは いかが?
たったの 20ゴールドよ
→はい
「うふふっ。
じゃあ いくわよ。
「ぱふ ぱふ ぱふ…。
ぱふ ぱふ ぱふ…。
「ぱふ ぱふ ぱふ…。
ぱふ ぱふ ぱふ…。
「どう?いいでしょ。
ぱふ ぱふ ぱふ…。
ぱふ ぱふ ぱふ…。
「うふふ。これで おしまいよ。
どうもありがとう。
また 来てちょうだいね。
→いいえ
「あら 残念だわ。
その気になったら また
声を かけてね。
「うーん……ちょっと 長湯をしすぎたかしら。
アタマが クラクラしてきたし
視界が ぼんやりするわ……。
「……よく見えないけど あなた 番頭さん?
こんな姿を もし 勇者さまにでも見られたら
恥ずかしくて 合わせるカオがないわね。
「まあ!お兄さんったら
どこから 入ったんですか?
そちらは女湯ですよ。
「悪気は なかったのかもしれませんが
当店の決まりは守ってくれないと こまります。
さあ 早く 出てくださいな。
「おお 兄さん 聞いてくれよ!
さっき 亡くなったはずの ハリマさまを連れて
ヤヤクさまが 戻ってきたんだよ!
「何があったのかは わからねえが……。
ハリマさまは この ホムラの里の英雄だ。
きっと 火の神さまのご加護があったんだろう。
「外の様子がおっかないのは 気になるけど
ヤヤクあsまと ハリマさまが いてくださるなら
あたしは どんな状況でも 大丈夫さ。
「これから 里の外がどうなるか わからないけど
おふたりなら この ホムラの里を
見捨てたりしないはずだもの……。
「ハリマさまが無事だったのは うれしいけど
火竜を倒してから これまでの間
どこで どうされていたのかしら……?
「火竜との戦いで おケガをされたはずだけど
もう お身体は大丈夫なのかしら……。
ああ……心配だわ……オロオロ……。
「ヤヤクさまは ハリマさまを亡くされてから
ずっと ふさぎこんでましたから
無事だとわかって 安心しましたわ。
「自分より先に 子供に先立たれるなんて
想像するだけで ムネがつぶれそうになるもの。
同じ母として 心を痛めておりましたわ……。
「えへへっ また あつ〜いお湯が
わいてくるようになったら
オンセンタマゴが つくれるわ!
「あちこちの 湯気が出てるところは
さわると ヤケドしちゃうから
気をつけてね おにいちゃん。
「なんだか 里が あたたかくなってきたね。
「まるで ずっと落ち込んでた
ヒノノギ火山が 元気になったみたいだ。
「えへへっ ヒノノギ火山も
ハリマさまが助かって よろこんでるのかな?
火の神さまは ヤヤクさまの守護神だもんね!
「ねえねえ 聞いて おにいちゃん!
ハリマさまが ホントは 生きてたんだよ!
人食い火竜になんて やられてなかったんだよ!
「ホムラの英雄は 何があっても しなないんだ!
だって ヤヤクさまがついてるもんね!
わーい!ハリマさま わーい!
「神の教えを広めようと この里に来たのですが
いつの間にか 外が ぶっそうになりましてね。
しばらく ここで 足止めですよ。ふう……
「ここ最近 ヤヤクさまが
ヒノノギ火山へ 足を運んでいるのを見て
何があるのか いぶかしんでいたが……
「きっと ハリマさまを生き返らせるために
火の神さまへ 祈りを捧げていらしたのだろう。
まこと 母の愛とは尊きものよ……。
「ハリマさまが 戻られたおかげで
剣を作る情熱が 戻ってきたぜ……。
なんせ あの方は 里いちばんの剣士だからな。
「外がぶっそうとか 鉄が採りづらいとか
グチを こぼしてばかりいないで
オレたちも 里のために がんばろうかね。
「おや……?あんたが持っている
そいつは オリハルコンじゃないか!
「何度も あつかましいようだが
そのオリハルコンを 売ってくれないか!?
オレの貯金 22500ゴールドでどうだ!?
→はい
〇〇は オリハルコンを
22500ゴールドで 売った!
「貴重なオリハルコンを また手に入れてくるとは
あんた 普通の旅人ではないようだな……。
ふたたび すばらしい名剣を作らせてもらうよ。
「見事 王者の剣が完成したら
ここの店で 売り出す予定だから
しばらく待ってから また来てくれよな。
→いいえ
「そ……そうか 残念だ。
気が変わったら また話しかけてくれ。
「おや 聞きましたか お兄さん。
ホムラの里の巫女 ヤヤクさんの息子である
ハリマという青年が 助けだされたそうですよ。
「世界がこんな時に よくぞ ご無事で……。
もしかすると 火の神さまの
おぼしめしかも しれませんね。
「ハリマさまが 戻ってきてから
なんだか この里の空気が変わったみたい。
みんな 目が イキイキとしてきたわ。
「空には おぞましい色の星が浮いているけど
ここには 偉大な巫女さまと 剣士さまが
ついているもの 何も こわくないわ!
「ふう ふう……汗が すごいや。
オイラ ちょっと ぽっちゃりしてるから
ここの仕事は 暑すぎるよお……。
「最近は 砂鉄の調達が むずかしくて
閉めようと思ってたところだけど……
ハリマさまが戻ってきたなら 続けなきゃな。
「なんせ ハリマさまは この里で
いちばん 剣を買ってくれる 常連さんだ。
あの方のためにも やめるわけにはいかねえよ。
「お兄さん 見たところ ウデが立ちそうね。
よかったら 武器や防具を見てってちょうだい。
材料が少ない中で がんばって作ったのよ。
「おお そなたは……。
ヤヤクさまに 髪がサラサラした若者が訪れたら
社へ案内するようにと 言われていたのだ。
「うむ……うかがった通りの外見 間違いない。
ヤヤクさまと ハリマさまなら
この先にいるから ぜひ会っていってくれ。
亡くなったハリマさまが 生きて戻られた……。
我々 神官にとって これほど
うれしいしらせは ない。
「ハリマさまを亡くした ヤヤクさまの姿は
見ているだけで しのびないものだった。
やっと 親子水いらずの時間が戻ってきたな。
「うぅ……ふぐっ……。
一度は 命を落とされたはずのハリマさまが
生きて戻られるとは なんという奇跡だ……!
「今後は 我ら神官たちが 命に代えても
おふたりを 守ってみせようぞ……!
二度と ヤヤクさまを 悲しませたりはせぬ!
「ハリマさまが生き返られた理由は わからぬが
これからは おふたりの安泰を願って
お百度参りを 続けようぞ……。
「わしが おふたりのためにできることなど
これくらいしか ないからな。
そなたも 自分にできることを なすがよい。
「お兄さんが助けた 情報屋の ルパスさんね。
うちのツケを はらわないまま
娘さんを連れて 旅に出ちゃったのよ。
「ダーハルーネの町へ向かうと 言っていたけど
いったい なんの用があるのかしら。
外には 変な黒い太陽があるっていうのに……。
「もし本当に ハリマさまが亡くなっていたら
ヤヤクさまは ご自分を責めて
お心を 病んでしまったかもしれないな……。
「今まで オレらは ヤヤクさまと ハリマさまに
里の行く末を 押しつけていたようだ。
今後は みんなで おふたりを支えていくよ。
「最近 鉄の調達が 難しくなってきたけど
砂鉄の 最後のひと粒まで
武器にして 売らせてもらうぜ! さてと……
「いらっしゃい。
ここは 武器屋だよ。
「ホムラの防具は 新鮮さがウリでね!
どんな時でも 打ちたての 焼きたてを
用意しているわ! さて それじゃあ……
「ここは 防具屋です。
どんな ご用でしょう?
「おお こんな時に お客さんとは
ありがたいことじゃ……
どうぞ ゆっくり見ていっておくれ。
「ここは どうぐ屋です。
どんな ご用でしょう?
「ハリマさまは 子供を大事にするお方でね。
ウチの孫が 迷子になった時も
丸一日 探してくれたことがあるんだよ。
「相変わらず 里の外では 魔物たちがいるけど
ハリマさまという 強い剣士が戻ってきて
ひとまずは 安心できるよ……。
「ヤヤクさま ハリマさまと もどってきたときに
ちょっと 目が赤かったの……。
もしかして ヤヤクさま ないていたのかな?
「もし かあちゃんが いなくなったら
すごく悲しいと思うから わかるよ……。
ヤヤクさま きっと すごくつらかったんだね。
「あはははっ! やった やったーっ!
火の神さま ばんざーい!
ホムラの里は 何があっても 大丈夫だーっ!
「もう ヤヤクさまと ハリマさまを
あぶない目には あわせたりしないよ!
オイラたちだって イザとなれば戦ってみせる!
「魔物が増えているという ぶっそうな話を聞くが
そのような話に 惑わされるのは
身体と心を きたえていない証拠だ。
「蒸し風呂で しっかり汗を流した後に
タマゴザケを飲んで 栄養をつけておけば
オレのように たくましい男になるはずだぜ!
「また 身体が冷めてきちゃったわ……。
どうせ 他に することもないんだから
もう1回 蒸し風呂に入りましょうよ。
「彼女との新婚旅行で この里に来たら
サマディー王国に 異変が起きたそうでな……。
おかげで 帰れなくなっちまったよ……。
「蒸し風呂に入るくらいしか やることがないし
このままじゃ オレも 彼女も
身体が フニャフニャに ふやけちまうぜ。
「オレの じいさんの そのまたじいさんが
子供の時に……火竜を退治しようと
立ちあがった者が いたらしい。
「その時は いったん火竜を退治したものの
火竜を倒した者が 神隠しにあってな。
その後 火竜が復活してしまったそうだ。
「そのせいで 火竜を手にかけると
呪いがかかるという 伝承があったのだが……。
ハリマさまに何もなくて 本当によかったよ。
「魔物が増えて 不安にかられた お客さまが
みーんな お金を 引きだしましてね。
毎日 ヒマでしょうがないですよ。ふう……
「おや お兄さんたち ひさしぶりだね。
西の空には まがまがしい星が浮いているけど
こんな時こそ 落ち着いて休んでおゆき……
「キンコン カンコン カカンがコン♪
刀身 焼き入れ 水を打ち〜♪
魔物があふれても 鉄冷ませ〜♪
「トンテン カンテン トトンがトン♪
刀身 ほどほど 折りかえし〜♪
星が落ちても 火を引くな〜♪
「今のは ホムラに伝わる 鍛冶の歌でね。
ちょいとばかり 歌詞を変えて やってるのさ。
トンテン カンテン トトンがトン♪
「おや いらっしゃいませ。
こんな時ですから もう 好きなだけ
ウチで 飲んでいってください。
「なんだか おっかない話ばかり耳にしますが
ウチの酒で すこしでも元気になる人がいるなら
酒場の人間としては 本望ってモンですよ。
「ほっほっほ……旅人さんとは めずらしい。
西では 黒い太陽という妙な物が現れたそうだが
こんな時に世界を旅するとは たくましいのう。
「若い時のクロウは 買ってでもしろというけど
あまりに つらいことがあったら
ここで はきだしてしまうといいよ。
「ヤヤクさまとハリマさまが倒した 人食い火竜は
この ホムラの里ができる ずっと以前から
ヒノノギ火山を 寝ぐらにしていたという。
「時折 退治しようとする者も現れたそうだが
誰ひとり 戻ってくる者はいなかったとか。
まことに火竜は 因縁の深い存在じゃった……。
「ヤヤクさまと ハリマさまの おふたりは
ただ お強いというだけではない。
いるだけで 我らに 勇気を授けてくださる。
「こういったチカラを たしか 外の国の言葉では
フスマ……トコノマ……じゃなくて
ええと そうそう カリスマと呼ぶそうだな。
「そなたに渡した刀は 古くより この里に伝わる
風や 雷をも裂くと言われる名刀……。
そなたなら きっと 使いこなせよう。
「そなたもまた 浅からぬ業を背負い
少なからぬ縁のため 剣を振るうのだろう。
斬鉄丸が その支えとなるよう祈っておるぞ。
「私が まだ わらべの頃に
こういった 言い伝えを聞いたことがある。
「炎の山の頂にて 聖なる種火を投げいれし時
はるか いにしえより伝わる
大いなる鍛冶場が よみがえるだろう……。
「……そういった伝承を守るため 火山の頂上は
長い間 禁足地として 封じられてきた。
だが そなたなら 話は別だ。
「●●よ。勇者の使命を果たすため
禁足地の火事場を 大いに役立ててくれ。
そなたの旅の無事を ここで祈っているぞ……。
「ここは ヤヤクさまの お部屋。
あなたさまは お通ししてよいと
ヤヤクさまから ことづかっております。
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