ドラクエ11 ネルセンの宿屋

外の戦士

「やあ　ようこそ　旅の方よ。
ここは　俺たちのような　旅人が集まる
ネルセンの宿屋だよ。
「バンデルフォン地方は　とても広い。
この宿で　疲れを癒やしてから
旅立つのが　いいだろう。

外の牛のそばの男性

「旅人さん　行く先々で
天気がどうなるか　知りたくないかい？
「このウシは　てんきよほウシ。
不思議なチカラを　持っていて
てんきよほうが　できるんだ。
「おや……　どうやら　旅人さんも
てんきよほうの素質が　あるみたいだね。
「じっと　ウシの目を見つめてごらん。
そうすれば　あなたも　てんきよほうが
覚えられるかもしれないよ。

外の橋のところにいるあらくれ

「この大陸にあった　バンデルフォン王国は
デルカダールの英雄　グレイグさまの
生まれ故郷だったらしいぞ。
「しかし　魔物に襲われて
30年ほど前に　滅びてしまったという。
英雄を生んだ国……この目で見たかったな。

宿屋前の道具屋

「行商の途中　この宿を見つけましてな。
よければ　売り物を分けて差しあげますよ。
というワケで……
「わたしは　旅の行商人です。
どんな　ご用でしょう？

宿屋1階の女性

「ねえ　どうして　この宿は
ネルセンの宿屋っていうか　知ってる？
→はい/いいえ
「かつて　伝説の勇者さまの仲間だった
ネルセンという名の　戦士さまから
名前を　いただいたんだよ。
「北の方にある　バンデルフォン王国も
今は　あんな廃墟だけど
ネルセンさまが作った　由緒ある国だったのさ。

宿屋1階の少女

「パパと　グロッタのまちに　いくの。
かめんぶとうかいっていうので
ゆうめいなまち　なんだって。
「グロッタのまちは　ここから　ずっと
北のほうにあるって　パパがいってたの。
はやく　いきたいなあ。

宿屋1階シスター

「次の町まで　だいぶ　ありますわ。
この宿で　ゆっくり休んで
お祈りしていくのが　よいでしょう。

宿屋2階女性学者

「バンデルフォンの歴史が知りたくて
北西にある　王国跡を調べてるんだけど……。
変な模様のついた　赤い扉があるのよね。
「この本によると　あの模様の扉は
まほうのカギで開くって書いてあるわ。
「え？　まほうのカギは　どこにあるかって？
そ…そんなの　自分で探しなさいよ。
新たな発見は1日にしてならず！　なのよっ。

宿屋2階中年女性

「ダンナと旅行に来たのに　会話もないし
気づけば　ダンナは　ひとりで出かけてるし
これが世に言う　仮面夫婦ってヤツかしら？
「……そうそう。仮面って言えば
ここから　北にある　グロッタの町は
仮面武闘会っていうので　有名らしいわ。
「いったい　どんな武闘会なのかしらね。
私も　仮面をつけたダンナを
思いっきり　ビンタしてやろうかしら。

宿屋2階吟遊詩人

「ああ　我らが祖国　バンデルフォン♪
美しき田園に　清らかなる民……
正義と　信仰の国　我が故郷よ〜♪
「王家に伝わる　パープルオーブが
永久なる平和を　照らしだす♪
ああ　バンデルフォンに　栄光あれ〜♪
「……この歌は　かつて　バンデルフォン王国で
歌われていたもの。国宝の　パープルオーブは
今も　かの地に眠っていると言われています。

入口近く踊り子

「ここには　旅の途中で立ち寄ったの。
なんてことはない　小さな宿だけど
のどかで　とても　いい所ね。

外の中年女性

「あーら　いらっしゃい。
あんたも　観光目的で
ここら辺を　旅してるのかい？

→はい/いいえ
「最近　自然いっぱいの　この地を
ゆっくり観光したいっていう人が増えてね。
これも　世界が平和になったおかげだよ。
「あんたたちも　宿が決まってないなら
うちの宿に泊まっていきなよ！
絶対にソンなんか　させないからさ！

宿屋1階の女性

「観光客の　お客さんが来るようになって
ちょっぴりだけど　いつもに比べて
売り上げが　増えたのよね。
「これも　世界を救った勇者さまのおかげね。
これからも　ますます売り上げを伸ばして
がんばらなくっちゃ！

宿屋2階の踊り子

「あ〜あ　グロッタの町のカジノに行きたいのに
旅の仲間が　この宿を気に行っちゃって
全然　出発する気配がないのよね……。

宿屋2階の吟遊詩人1

「あんた知ってるかい？ウワサでは
世界を救った　勇者さまは
この宿に　泊まったことがあるらしいよ。
「勇者さまも　ここからの景色を
こうやって見ていたのかなあ……。
ああ　ひと目　お会いしてみたいなあ。

宿屋2階の吟遊詩人2

「仲間の　旅芸人たちを率いて
北にある　グロッタの町に行く途中で
この宿のウワサを聞き　寄ってみましたが……。
「ここは　のどかで　いい所ですなあ。
ついつい　旅の目的も忘れて
居座ってしまいますよ。

外の中年女性

「あーら　いらっしゃい。
あんたも　この宿のウワサを聞いて
ここに　やってきたのかい？
→はい
「それは　残念だねえ。
じつは　もう　不思議な夢は見られないんだよ。
せっかく来てくれたのに悪いねえ。
→いいえ
あら　あんた知らないのかい？
ウチの宿に泊まると　不思議な夢が見られるって
前まで観光客が　けっこう来てたのさ。
「なぜか　今は　夢が見られなくなったけど……
まあ　宿が決まってないなら　泊まってきなよ！
絶対にソンなんか　させないからさ！

外の女性

「ここは　ネルセンの宿屋よ。
前は　不思議な夢が見られたんだけど
なぜか　もう見られなくなったんだって。
「さっき　ここの奥さんに
いつまで　居座る気なんだって
怒られちゃうわよ……あたし　客なのに。

牛のそばの男性

「おや　旅人さん。
てんきよほうを　覚えたんだね。
「てんきよほうは　じゅもんで　使えるよ。
天気がどうなるか　知りたいときは
てんきよほうをすれば　一発さ。
「天気は　時間帯によって変わるから
お目当ての天気にならないときは
宿屋で寝たりして　時間帯を変えるといいよ。

宿屋入り口道具屋

「ここから先の　道中に　そなえ
準備をしていかれると　よいでしょう。
さて　それでは……。
「わたしは　旅の行商人です。
どんな　ご用でしょう？

宿屋1階女性

「あら……お客さん？
不思議な夢は　見られないのに
こんな　さびれた宿に　なんの用なの！？
「こっちは商売あがったりよ！
まったく　どうなってるのかしら！？
イライラするったら　ありゃしない！

宿屋1階シスター

「次の町まで　だいぶ　ありますわ。
この宿で　ゆっくり休んで
お祈りしていくのが　よいでしょう。

宿屋2階女性

「ねえ　あなた知ってる？
ここから　北にある　グロッタの町に
カジノが　できたんですって！
「ウワサによると　ソルティコカジノにはない
グロッタならではのゲームがあるとか……。
あーん　早く行きたいわっ。

宿屋2階吟遊詩人1

「ウワサで聞いたんだけどさ。
グロッタの町に　この世の楽園と言われる
グロッタカジノが　できたんだってさ。
「なんでも　グロッタの町長が
伝統ある闘技場を　カジノに改造したんだとよ。
急に　どうしちまったんだろうなあ。

宿屋2階吟遊詩人2

「旅人さんは　ごぞんじですか？
なんでも　バンデルフォン王国跡の
西にある道が　つながったそうですよ。
「あなたも　ユグノア城跡へ行きたいなら
その道を使うといいでしょう。
まあ　あそこには　何もありませんがね。