バトルメンバー編成

本作のパーティメンバーは6人だが、戦闘に参加できる人数は4人になっている。
メニューからR1(RB)ボタンを押すとバトルメンバーの編成画面になり、バトルメンバーに入れたいメンバーを選択できる。
ここでキャラに合わせて□(X)ボタンを押すことで基本となる操作キャラを選ぶこともできる。

エンカウント

敵とのエンカウント(遭遇)は、フィールド上にいる敵と接触することで発生する。
エンカウント後、戦闘空間へと画面が切り替わる。戦闘での操作方法は操作方法参照。

なお、低確率で金色に光っている敵シンボルが現れることがある。
これはレア敵であり、倒すことでバトルスコアを大量に獲得でき、連戦ボーナスの恩恵を受けやすくもなる。レア敵がいる場合はパーティキャラクターがそれについての会話を行うのでわかりやすい。バトルスコアと連戦ボーナスについては下記参照。

戦闘画面の見方

  • @:画面右端には操作キャラクター以外の名前と体力が表示されている。ここの上にある丸いものは「CP(キュアポイント)」を表すゲージで、回復術を使うために必要になる。CPはキャンプやアイテムで回復可能。
  • A:画面左下には左右と上にキャラクターの菱形の顔アイコンが表示されていて、下から右側へとゲージが上昇していく。十字ボタンの位置と対応していて、ゲージが溜まるとブーストアタックを繰り出せる。
  • B:画面右下にはボタンに対応した術技が表示されている。自由に設定して技を繰り出すことができる。
  • C:操作キャラクターの近くにはHPと、青い菱形のアイコンが複数表示。このアイコンはAG(アーツゲージ)で、術技の使用に必要。
  • D:画面右上にはヒット数表示と合計ダメージが表示される。
  • E:画面左にはキャラクターのセリフが表示される。状態異常になった時などにそれを知らせる台詞を言ったりする。

操作モード

メニューでの編成中、または戦闘中にオプションボタンを押すと操作モードを切り替えられる。
操作モードは3つあり、以下のような特徴がある。初期状態ではセミオートになっている。

  • セミオート:攻撃が当たる位置まで自動で移動する
  • マニュアル:移動も含めて全て手動で行う
  • オート:作戦にしたがい自動で行動する

メニュー

戦闘中にタッチパッドボタンを押すとメニューが出る。
「アイテム」「術技」「装備」「編成」「作戦」「逃走」の6つが選択可能。

  • アイテム:消費アイテムを使用する。一度使うとリキャスト時間が終了するまでは使えない。
  • 術技:操作キャラならば術技のボタンへの割り振りの変更、他のキャラならばその術を使用させることができる。
  • 装備:キャラの装備を変更できる。
  • 編成:バトルメンバーとサポートメンバーの入れ替え、配置変更ができる。
  • 作戦:登録してある4つの作戦から作戦を選べる。
  • 逃走:戦闘から逃走する。選択してから表示される画面中央のゲージが中心まで到達すると逃走となる。

術技の設定

各キャラの攻撃技として通常攻撃のほか、「魔人剣」や「瞬迅剣」や「輪舞旋風」といったシリーズでおなじみの「術技」がある。
これは術技設定画面で各ボタンに設定して戦闘中に繰り出せる。
本作では術技を地上3種、空中3種設定できる。
さらにボタン同時押しを駆使して最大12種の術技を各ボタンに設定できる。

術技を出すためにはAG(アーツゲージ)というゲージを消費することになる。
AGは術技を出さなければ溜まっていく。またはブーストアタックを出すことで一瞬で回復する。

ブーストアタック/ブーストストライク

戦闘中に任意のタイミングで「ブーストアタック」という仲間のサポートアクションを発動させられる。
また、特定の条件下では強力な連携攻撃の「ブーストストライク」というものも発動させることができる。
ブーストストライクは今作においては秘奥義と同等レベルにダイナミックな技とされている。

ブーストアタック

キャラクターの個性を活かした強力な技「ブーストアタック」。
画面左下のキャラアイコンのところのBG(ブーストゲージ)が溜まったら、対応するボタンを押すことで発動。使用後はAGが回復するので、敵にさらなる追撃をすることが可能に。
また、ブーストアタックは、キャラクターごとにそれぞれ特別な効果を持っており、敵との相性に合わせて選び使用することで、ダウンさせることができ、戦闘を優位に進めることも可能。この場合はブーストアタック報酬としてアイテムも入手できる。詳細はブーストアタック参照。

ブーストストライク

仲間と協力して繰り出す、一撃必殺の技「ブーストストライク」。
戦闘中、敵のHPが減少してきて敵に「STRIKE」が表示されたタイミングで対応する十字キーを押すことで発動。
派手な演出と共に繰り出されるこの技は、敵の残りHPが少なく、またコンボとのヒット数が多いほど発動しやすくなる。
詳細はブーストストライク参照。

カウンターレイド

カウンターレイド

敵の攻撃を見切り、ジャスト回避/ジャストガードに成功したタイミングで攻撃ボタンを押すことで、「カウンターレイド」が発動する。
周囲の動きが一瞬スローになり、瞬時に敵に反撃を与えることができる。さらに別の攻撃へ連携することも可能。動作中から動作後の少しの間まで完全無敵であり、攻撃と回避を同時に行う攻防一体のアクション。

ジャスト回避成功は「オーバーリミッツ」発動のための条件の1つにもなっており、成功させるとオーバーリミッツ状態になりやすいので、可能な限り狙っていくと攻撃面でも有利になる。

キャラ特性

キャラ特性

「テイルズオブ」が継承してきたパーティーキャラクターそれぞれの魅力が引き立つバトルを、今作でもより面白くするために用意されたキャラクター別の「特性」。
そのキャラクターの出自や得意な武器から生まれ出た強力な能力をうまく活用することで、よりバトルを有利に展開することができる。

  • アルフェン「フラムエッジ」:体力と引き換えに広範囲を焼き払う
  • シオン「ブラストスナイパー」:放った爆弾に特殊弾を撃って起爆しより強力な攻撃に変化させる
  • リンウェル「マジックチャージ」:詠唱した術を発動させずにチャージできる
  • ロウ「アウェイクニング」:被弾せずに攻撃を当て続けると超集中状態になり攻撃力が上昇する
  • キサラ「ガードイグニッション」:ガード直後に続けて術技を使用すると闘気をまとった反撃を行う
  • テュオハリム「ロッドエクステンション」:敵の攻撃をギリギリで回避して棍が活性化して攻撃範囲が広がる

属性と状態異常

術技には属性と状態異常が設定されている場合がある。
どちらも術技の情報を見た時にアイコンで表示されている。

属性

「火」「水」「地」「風」「光」「闇」の6種類が存在する。
敵には弱点属性と耐性属性があり、弱点属性で攻撃した場合は「WEAK」表示が出て通常より大きなダメージになり、、耐性属性で攻撃した場合は「RESIST」の表示が出て通常より小さなダメージになる。
可能な限り弱点をこれを意識して術技を選択することが重要になる。

状態異常

状態異常は以下のようなものがある。
全ての状態異常共通でさらに「AGが最大値の半分までしか回復しない」というマイナス効果もあるため、影響は大きい。術やアイテムで回復しよう。

  • 毒:徐々にHPが減っていく
  • 麻痺:行動時に確率でのけぞってしまう
  • 凍結:身動きが一切取れなくなる
  • 呪い:耐久力が下がり、受けるダメージが増加する

CP(キュアポイント)

CP(キュアポイント)

今作の戦闘の大きな特徴として「CP(キュアポイント)」がある。
これはパーティ全体で共用のポイントとなっている。回復術や補助術を使う場合はこれが必要となるため、頻繁に回復術などを使っているとすぐに0になってしまう。0になると回復・補助術を使えなくなるため厳しい戦いになる。
オレンジグミなどのアイテムを使ったり、野営地で休憩することでCPは回復する。

オーバーリミッツ

オーバーリミッツ

ジャスト回避を成功させたり、敵から攻撃を受けてダメージが蓄積していくと「オーバーリミッツ(OVL)」状態になる。発動のタイミングを把握することは難しいが、特にダメージを受けることによる影響が大きいため、苦戦するほどに発動しやすくなる。
オーバーリミッツ状態ではキャラクターから青いオーラが立ち昇り、AGアイコンがゲージになり、右から左へと徐々に減少していくようになる。
ゲージがなくなるまでの間、AGを消費せず無制限に連携できるようになり、敵から攻撃を受けてものけ反らなくなる。

オーバーリミッツ状態では各キャラの最強技である秘奥義の発動が可能になる。
方法は「技を当てた時に攻撃ボタン2つ同時押し」の入力を行うこと。秘奥義を出すとオーバーリミッツが終了するため、可能な限り連携を続けてから秘奥義に繋げると良い。

なお、オーバーリミッツは敵も発動する。
主にボスやギガントが体力が少なくなった場合に発動する。

連携中の術技の効果減少

連携はR1で出せる通常技と□、△、×ボタンに設定した術技を組み合わせ、AGが尽きるまで自由に繋ぐことができる。
ただし、「同じ術技を4つ以内に繰り返した場合は貫通力とのけ反り時間が減少する」というペナルティがある。
減少の度合いは繰り返した回数に応じて変化し、最も減少した場合は通常の半分の性能になってしまう。
連携時は可能な限り別の技同士で繋げるように意識しよう。

弱点とダウン

大きめの敵には橙色に光る結晶が体のどこかに存在する。これに攻撃を集中させると砕け、一定時間ダウンする。砕けた弱点は再び復活する。弱点を砕いた場合はレアアイテム(エネミーリストで見た時一番下に表示されているアイテム)を入手できる。
また、アルフェンのブーストアタックでもダウンさせることができるが、これは弱点部位破壊よりは短時間のダウンになる。
ダウン状態だと受けるダメージが増加するので攻撃チャンスになる。

ダウン状態になるのは敵だけでなくこちら側も同様で、突進攻撃で吹き飛ばされるなどするとダウン状態になってしまい、ここに追撃を受けると大ダメージになるので注意する必要がある。

全滅と復帰

全滅

バトルメンバー4人全員のHPが0になって戦闘不能になると全滅となる。
通常の戦闘の場合はCPを消費してその場から復帰できる。
つまり本作では全滅して最後にロードしたところからやり直しになるということ自体がないということになるが、ボス戦などのイベント戦ではリトライ、またはタイトルに戻るかを選ぶことになる。

CPが0で全滅した場合でも復帰はできるが、HPは回復しない。
また、全滅するとバトルスコア(下記)が−50されるペナルティもある。

戦闘終了時の獲得項目と連戦ボーナス

戦闘終了時に表示される3項目

バトルスコア

戦闘終了時には「獲得経験値(EXP)」と「SP」と「バトルスコア(SCORE」の3項目が表示される。
バトルスコアは戦闘の内容で変動し、これにより他の項目の獲得値も変動する。さらにバトルスコアは連戦ボーナスにも影響する。

  • 獲得経験値(EXP):レベルアップに必要な値。敵ごとに設定されているが固定ではなく、基本の値に対して、こちらより敵のレベルが高い場合はプラスの倍率がかかり、敵のレベルがこちらより低いとマイナスの倍率がかかる。また特定の料理の効果でもプラスの倍率がかかる。
  • SP:スキルパネルで項目を習得するのに必要な値。バトルスコア次第で変動する。
  • バトルスコア(SCORE):戦闘の内容次第で変動。EXPとSPと術技習熟度にボーナスがかかり、連戦ボーナスにも影響する。

バトルスコア

バトルスコアは以下のような条件で獲得できる。また、戦闘難易度次第で算出された数値に倍率がかかる。
また、術技習熟度は「戦闘中の使用回数×獲得したバトルスコア×0.1」の値分だけ上昇する。

項目 加算される数値
ブーストアタックを使用 +0.4
ブーストストライクを使用 +5
ブーストアタックで弱点を突いて敵をダウンさせる +2
敵を倒す +1
秘奥義で敵を倒す +5
ボスを倒す +5
30秒以内に敵を倒す +3
レア敵(金色に光る敵)を倒す +50
アイテムを使用する −2
戦闘終了までに3分以上かかる −5
戦闘不能になる −10
逃走する −25
全滅する −50
難易度ストーリー 倍率×0.5
難易度ノーマル 倍率×1
難易度セカンド 倍率×1.25
難易度ハード 倍率×1.5
難易度カオス 倍率×2

連戦ボーナス

トラスリーダ街道までゲームを進めると「連戦ボーナス」が適用されるようになる。
連戦ボーナスにはLv.0〜Lv.5まで存在し、連戦するほどに上昇していく。一度戦闘すると画面右にゲージと現在レベルが表示され、時間経過でゲージが減少していく。ゲージが1周するとレベルが1低下する。
減少してLv.0まで落ちる前に再びエンカウントすると連戦となって現在の値にさらに加算される。連戦することでどんどんスコアは加算されていき、最大のLv.5まで到達させることができる。

Lv.5まで上昇した場合はアイコンが水色になる。
Lv.5では ボーナスの恩恵は最大だが、ゲージの減少がLv.1〜4の場合よりも速く、ゲージが最低まで減少した時点でLv.0になる。急いで敵シンボルと接触して戦わないとせっかくの恩恵が得られない。

Lv. バトルスコア Lv. バトルスコア
Lv.0 0〜19 Lv.1 20〜39
Lv.2 40〜59 Lv.3 60〜79
Lv.4 80〜99 Lv.5 100

連戦ボーナスのLv.が高いほど以下の特典を得やすくなる。

  • レアアイテムを入手しやすくなる。レアアイテムはエネミーデータで掲載されているもので一番下に記載されているもの。
  • 獲得経験値が増加する。
  • 光っているレア敵が出現しやすくなる。これを倒すとバトルスコアが+50もされるので、さらに連戦ボーナスを獲得しやすくなる。