高難易度のダンジョンになると、落ちているアイテムのほとんどは未識別になっている。
何らかの方法で鑑定/識別しないと活用できないため、どれがどういう効果があるアイテムなのかを知るのは、ダンジョン攻略のための急務になる。
何のアイテムか確信が持てたら、アイテムを選んで「名付け」を行い、自分で分かるように自由に名前をつける。
今作では、すでに入手したことのあるものが「候補一覧」として表示される。
ここでは「命名済み」と「識別済み」のチェックシートがあり、命名した場合、識別した場合それぞれでチェックがつくので分かりやすい。
以下では鑑定/識別のための方法を解説。
どれか1つの方法だけに頼るのではなく、全てを駆使することが必須になる。
アイテムの中には識別するためのアイテムが存在する。これが最も確実な識別方法。
しかしこれらのアイテム自体も当然、初めて拾った状態だと未識別となっているため、自力での識別が必要になる。
各アイテムの買値と売値は固定(ただし強化値や、残り回数で増減する)。
これは未識別のものでも変わらない。
よって、未識別アイテムでも売値額で判別がつく。
今作では、店の中でアイテムにカーソルを合わせるだけで売値が表示されるので手軽に確認できる。
ただし、同じ種類で同じ金額である場合も多いのでこれだけでは判断できない場合も多い。
前提として買値/売値を把握している必要がある。
今作では、手帳でいつでもアイテム情報を見ることができるのでこの時に活用しやすい。
ちなみに、呪い状態になっているものは基本価格より下がって価格が1の位が0でなくなっている。
あらゆるアイテムで1の位は買値も売値も0になるのが共通なので呪われているかどうかはこれで確実に判別できる。
識別せずとも、ほとんどの場合は使うことで判別がつく。最も手軽で基本的な鑑定手段。
ただし草や巻物は一度使えば消えてしまうので無駄に使うことになる可能性が高い。
また、自分自身にデメリット効果を受けることも多く、杖などは敵モンスターにメリット効果を与えてしまう可能性も高いためリスクがある。
次のフロアへ向かう直前、階段の上で試すと悪い効果が起きたら次のフロアへ進めばいいのでリスクが低い。
ただしこの場合でも、自分が移動してしまうタイプの効果などが発動した場合リスクがあるので留意。
種類 | 解説 |
武器 | 武器と盾は名前だけは識別されているが呪われているかどうかは不明。装備すれば呪われているかどうかはわかるが、呪い装備なら外せなくなってしまう。おはらいの巻物や天の恵み/地の恵みの巻物、メッキの巻物を持っていればリスクは低い |
盾 | |
腕輪 | 武器と盾同様に呪いの危険性があるが、ステータスが変化したり、マップの見え方が変化するものならば装備すれば判別がつく |
矢 | 矢と石と食料は必ず識別されているので必要なし |
石 | |
食料 | |
草 | 飲めば識別できるが、飲んだ時点で消滅してしまい、デメリット効果も多いのでリスクは高い。復活草や無敵草を失うのは痛いので、使って判別するのは同じ種類のものを2つ以上入手できた場合などに限った方がいい。 |
巻物 | 読めば識別できるが、読んだ時点で消滅してしまう。草ほどデメリット効果のあるものは少ないが、草よりも有用なものが多いので意味なく消費するのは損になる |
杖 | 敵に向かって振り、その変化を観察することで判別できるものが多いが、それだけではできないものもある。敵を強化してしまうリスクもある。次のフロアに向かう前に階段の上で敵に対して振ると比較的安全 |
お香 | 使えば判別がつく |
壺 | 「押す」コマンドがあるなら「背中の壺」「トドの壺」「魔物の壺」「水鉄砲の壺」のどれか。入れて「取出す」コマンドがあるなら保存の壺。あとは何かを入れてみるとその挙動で判別がつくことが多い |
装備すればいくつかのものは効果がわかるが、マイナス効果のあるものも多く呪われていた場合のリスクが大きいため、基本的には装備での識別はやめた方がいい。
「識別の壺」に入れるのが一番良いが「おはらいの巻物」があれば装備しての識別をしてもいい。
装備してすぐわかるもの、移動してみればわかるものがあるが、状態異常を防ぐ「毒消しの腕輪」「呪いよけの腕輪」などはこれだけではわからず、種類も多いので最も識別が難しい。
草は自力で識別するには、飲む以外に方法が存在しない。
「復活の草」は所持しているだけで効果発動するものなので飲んだら無駄になるが、自力での識別は飲むしかない。
どのダンジョンでも、序盤で次のフロアへ行くまでに入手したものをどんどん飲んで識別し、後で楽になるようにしておこう。
「暴走の種」は飲むと致命的になる可能性もあるので、敵が弱いうちに識別できれば嬉しいところ。
買値400ギタンは「復活の草」「無敵草」「不幸の種」。不幸の種以外は安い割に大きな効果があるので確保しておく。
買値700ギタンでの販売は「ちからの草」で確定。
買値70ギタンは「混乱草」「睡眠草」「目つぶし草」「めぐすり草」「すばやさ草」「パワーアップ草」。
買値50ギタンは「毒草」と「暴走の種」なので飲まないよう。
なお、レベルが1になるという超デメリットアイテムの「超不幸の種」はとぐろ島の神髄などで2000ギタンで販売していて、普通に落ちていることはない。
そのため店で2000ギタンのものを見つけたら警戒しよう。
2000ギタンのものは「天使の種」もあるが、こちらも店で売られている。
そのため、2000ギタンのものを店で名付けて、落ちているもので同じものがあれば天使の種で確定するので、名前をつけておこう。
草同様、使わない限りはほぼ判断がつかない。
次のフロアへの階段の上で読んでいけばいい。階段上以外だと大きなリスクがあるので、階段上以外で読むのはやめよう。
「読む」を選んでから手持ちのアイテム選択する形式の場合、対象はかなり多いので判断は難しい。
メリットのあるものが多いが、デメリットのものもあり、一部致命的なものもある。
選択式の場合は重要度の低いものに使ってみる。
「使う予定のない未識別の武器か盾」がいい。
手持ちを選ぶ形式の場合は特に以下の巻物に注意。
特に装備強化系のものだと思い込んで「おにぎりの巻物」を武器/盾に使ってしまうのが最悪のケース。
なお、巻物は白紙の巻物に書き込んだものは識別されるという特徴があるので、おにぎりの巻物を書き込むと識別できる。白紙の巻物が余っているならばこれをやってもいい。
敵に向かって魔法弾を放ち、その反応で判断する。
こちらにとって良い効果のあるものが多いため比較的リスクは少ないが、それでも敵を強化させてしまうものもあるため、やはり次のフロアへの階段上で、かつ敵との距離が離れた位置で使うのがベスト。
ただし杖の場合、自分が移動してしまうものもあるので、階段上で行ってもノーリスクというわけにはいかない。
「階段上で、HPを回復させた状態で、かつ楽に勝てる相手に対して」使うようにしよう。
何の反応もないものがいくつかあり、それの識別が難しい。
特に「ただの杖」と「転ばぬ先の杖」はなかなか判別がつかない。
何も反応がなかった場合、一度わざと攻撃を受けてみるといい。
これで相手も同じダメージを受けるならば痛み分けの杖だと分かる。
そうでないならば「ただの杖」か「転ばぬ先の杖」で確定。前者は何の役にも立たず、後者はマルジロウ種相手のみに有効のようなものなので、ほぼ所持しなくていい。
自力で識別する場合、最も難しいのは壺。使ってみても何の変化もないものの判定が難しい。
まず「押す」のコマンドがないかを確認して、無いなら何かしらのものを入れて判断する。
「お楽しみ」が詰まっている場合はビックリの壺なので分かりやすい。
「押す」があるものは「魔物の壺」を警戒し、必ず階段上で行おう。
何を入れるかだが、「呪われていて未識別のもの」がベスト。
武器/盾を入れるのは、合成の壺の場合はそれがベースになってしまうのでやめておこう。
手封じの壺は武器が使えなくなるという大きなリスクがあるもの。
敵を攻撃しないと外せないがフロア移動で外れる。
壺に入れたアイテムに何の変化も起きないケースも多いので難しい。以下の壺が想定される。
強化の壺、弱化の壺に関しては、入れただけでは判断がつかないが容量が2になっているものが可能性が高い。
ただし、底抜けの壺やおはらいの壺でも容量2の可能性があるので絶対ではないので注意。
この中で最大の問題は割れない壺。壁に投げつけても割れず中身を取り出せない。
これを合成の壺だと判断して主力装備を入れてしまった場合、「吸いだしの巻物」や武器の「木づち」がないと取り出せないので大変なことになる。
合成の壺は店での売却額が飛びぬけて高いので、入れて判断できないものは一旦保留し、店で判断するのがいい。
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