本作の戦闘は「アクション」と「コマンドバトル」という、相反するような2つの形式が混ぜ合わさった、他に類を見ない特徴となっています。
状況に応じて2つのうちどちらかの戦闘形式を選択して敵に対応でき、コマンドバトルでは「アーキタイプ」をはじめとしたシステムで柔軟な戦法を実現可能。
本作の戦闘は意図的にかなり難易度が高めになっているとされます。
いつでも難易度の変更は可能で、戦闘を補助するシステムもあり、自分に合ったゲームシステムで遊ぶことができます。
本作のバトルの形式は二種類存在。
一つは「ファスト」で、もう一つは「スクワッド」といいます。
フィールド上で攻撃を行い、敵を攻撃するのが「ファスト」。
ロックオン、ダッシュ、回避などを行うアクション性の高い形式となっています。
「ファスト」はこちらより弱い敵をまとめて倒す手段として有効。
ファストでの攻撃方法はプレイヤーが装備しているアーキタイプによっても変化します。
ほか、ファストによる戦闘では以下のような特徴があります。
フィールド上の敵とターン制コマンドバトルの戦いを行うのが「スクワッド」。
これは「ファスト」では倒すのが難しい強敵を相手する場合に有効。
敵に接近時に、PS版なら△、XBOX版ならYでコマンドバトルに入ります。
バトルに入る前に、ファストアクションで攻撃を続けて「ブレイクゲージ」をゼロにすると敵を「気絶」させることができます。
敵が気絶状態の時に戦闘に入ると先制攻撃を仕掛けて最初にダメージが入り、さらに敵が気絶しているため最初は行動不能になっています。
ただし敵が攻撃してくることもあり、強さが対等以上の敵の攻撃に当たってしまった場合は敵からのターンで開始され、不利となります。
敵に近づいてファストでの攻撃を行わずにすぐスクワッドでの戦闘に入るようにすれば、有利/不利が発生させずに戦闘開始できるので、リスクを負いたくない場合はすぐにコマンドバトルに入る判断をしても良いです。
キャラクターの戦闘中の特徴を決定づけるものとして「アーキタイプ」があります。
14の系統に分けられ、40種類以上アーキタイプが存在します。
アーキタイプは戦闘中に自由に変更することもでき、状況に応じて戦法を変えることが可能。
詳細についてはアーキタイプを参照。
主人公の旅の供として妖精ガリカがいます。
ガリカの妖精眼とはガリカの能力。
周囲の状況を感知し、敵の危険度などを把握できます。
ガリカの力で敵の強さを見極めた後に、その敵を「ファスト」と「スクワッド」のどちらで戦うのかを適切に選ぶことができます。
「スクワッド」によって戦闘に入ると画面がフィールドから切り替わり、敵と向かい合ってのターン制コマンドバトルが開始。
この形式のバトルにおいては、パーティーを最大4人まで編成して戦うことができます。
パーティはゲーム進行に従って7人まで増えるので、そのうち4人からを選択します。
本作のコマンドバトルでは各ボタンに対応した、以下のようなコマンドを選択して行動を決定。
ワンボタンで選択できるのでスムーズな戦闘が行えます。
コマンドバトルでは、戦闘に参加した人数分だけ行動可能回数が決められています。
例えば2人なら2回、4人なら4回に。画面上部に表示されている結晶のようなアイコン、「プレスアイコン」の数で表されます。
そして今作では敵の弱点をつくことで行動回数が1回増えるという、女神転生シリーズやペルソナシリーズでおなじみのシステムを採用しています。
敵の弱点を知り、適切にそれで攻撃することで敵にターンを回さずに殲滅させることも可能。
ただし敵にも同じルールが適用されるので、一方的に敵に攻撃されて危険な状況に陥る可能性もあります。
戦闘中には「隊列」の概念が存在し、「前列/後列」の2つから自由に設定できます。
戦闘中に十字ボタン上下入力するだけで簡単に切り替えられます。
アーキタイプごとに得意な隊列が違います。例えば以下のような戦略で隊列を利用可能。
「ジンテーゼ」は必殺技に相当するものです。
パーティメンバーの誰かのアーキタイプとの組み合わせにより通常では使えない技を発動できるというもの。
通常の行動よりも味方の行動回数を複数回分1度に消費するが、その分強力な技となっています。
詳しくはジンテーゼ参照。
戦闘終了時にはレベルアップに必要な「経験値」や、主に買い物に必要なお金(単位は「リーブ」)、それにMAGを獲得できます。
MAGはアーキタイプの履修やスキル継承に必要な値となります。
敵がアイテムを落とす場合もあり。
ノーダメージで敵を全滅させた場合は「No Dmage Kill」のボーナスとなり、通常よりもより多くを獲得できます。
リザルトで経験値が規定に達するとキャラクターの「レベル」が上昇。
レベルアップした場合は能力値が上昇しますが、主人公のみ、任意のパラメータを選択して1上昇させることができます。
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