スマブラでは大小さまざまなテクニックが存在する。とりあえず、過去作にあったテクニックで、おそらく3DS/WiiUにも存在するものを掲載。
通常、敵の攻撃をシールドでガードした場合は硬直が生まれる。この硬直は緊急回避行動、つかみ、ジャンプでキャンセルすることができるので、守りから一転、攻め側に回ることも可能。攻撃をギリギリでガードした場合は「ジャストガード」となるが、ジャストガードした場合は自動的に硬直が消えるため、このテクニックを使う必要はなくなる。
パッドを大きく倒すことでダッシュ動作が発生するが、ダッシュ中に動作を中断した場合、ブレーキをかける動作が発生して隙となる。ところが、ダッシュ開始直後にダッシュをやめた場合、そのブレーキ動作が発生せずピタッと急停止する。このダッシュの開始直後部分だけを利用すると一瞬で素早く、隙無く移動ができる。ガードしつつ左右入力することで出せる緊急回避は移動中は攻撃ができないのに対してこちらはダッシュ攻撃を出すなり掴みを行うなりとスムーズに行動できる。ダッシュスピードに優れるキャラほどこのテクニックを使った場合で一度に移動する距離も長くなる。このテクニックは連続で行うこともできるため、カクカクと急停止を繰り返しながら移動することも可能。
強力な攻撃を受けると現在のダメージ蓄積が高ければ高いほどに大きく吹飛ぶというのはこのゲームにおける基本だが、吹飛んだ側は、パッド入力をすることでいくらか吹飛びを緩和することができる。単純に、吹飛んだ方向とは逆に入力すればいい。右に吹飛んだならば左に、上に吹飛んだならば下に入力することで、吹飛びに対抗できる。
さらに発展テクニックとして、吹飛び中に「何らかの行動を行った上で、吹飛びに対抗する」というものがある。具体的には、空中回避、または空中攻撃を行った後に上記の左右、下入力により耐えることができる。
このテクニックのポイントは、「吹飛んだ直後の行動不能時間でも、空中回避や空中攻撃は繰り出すことが可能」ということ。吹飛び中は一定時間行動不能となっているのだが、その吹飛びを抑えることはできないものの、空中回避、空中攻撃を行うことは可能となっている。そしてその動作が終わった直後ならばキャラクターは行動可能になる。つまり、回避や攻撃により吹飛び時の行動不能時間を無理矢理キャンセルした上で、改めて復帰をする、というのがこのテクニック。空中回避、空中攻撃を行うことで行動不能時間を短縮することができる、というのがこのテクニックのメカニズム。そのため、この場合に使う空中攻撃は動作が一瞬で終わるものほど良いということになる。
図にすると分かりやすい。赤色が行動不能範囲、黄色が空中回避or空中攻撃を行っている時間、青色が行動可能時間。黄色の間も吹飛びは変わらないが、行動可能時間が早くなる。青色の段階になっても吹飛びの慣性は続いているので、適切に行動して場外まで吹飛ばないように尽力する。
とりあえず、まずは吹き飛ばされたらRを押して回避行動を取る、ということだけ覚えておこう。回避行動よりも動作時間が短い攻撃があればそれがベストとなるが、回避行動は全キャラ共通で短めの動作のため安心して使える。
足場の端に空中で接触すると崖つかまり状態になる。この状態で行うことができる行動は、ゲームシステムとしては以下のようなものが存在。
行動 | 操作 | 説明 |
---|---|---|
崖のぼり | パッド上、または足場側入力 | 崖を登ってそのまま崖の端に立つ。上入力すると崖のぼりジャンプになりやすいため、左右入力が無難。 |
崖落ち | パッド下 | 手を離してそのまま崖から落ちる。 |
崖のぼり攻撃 | 攻撃ボタン | 崖を上りつつ攻撃を繰り出す。この際の攻撃は崖のぼり時固有のもの。 |
崖のぼりジャンプ | ジャンプボタン | 登ると同時にジャンプする。 |
移動崖のぼり | シールドボタン | 崖を登ると同時に前方に少し移動する。 |
このほか、「崖落ち直後に空中ジャンプして復帰する」行動もテクニックとして覚えておきたいもの。崖状態から行える行動は読まれないよう、的を絞らせないようにして相手をかく乱するのが重要となる。
攻撃を受けた(ガードした)瞬間にパッド入力すると、攻撃を受けながらも入力した方向に移動ができる「ずらし」というテクニックがある。これを利用すると攻撃を連続的に喰らっている場合でも移動できるため脱出しやすくなる。試してみる場合には、ヒット数の多いアイテムのスマートボムを空中で下投げしてわざと喰らってみると分かりやすい。何も入力しないとフィニッシュまでヒットしてしまうが、喰らっている最中にパッドを入力すると連続ヒット中でもキャラクターが入力した方向にどんどん移動していき、爆発の中心でない限りは途中で脱出できることも多い。ハメのような状況になってもこのテクニックにより脱出できる場合は非常に多いので覚えておこう。注意点として、このテクニックを使う場合、パッド倒しっぱなしでは効果が発生しない。連続でカチカチと一方向に何度も入力することが必要になる。
ダッシュ中に振り向いてつかみ行動を行うと普通よりもつかめる距離が伸びる。方法は、ダッシュして敵ファイターをすり抜けたら後ろに入力すると同時にLボタンも押す。前作にもあったテクニックだが、今回はヒットストップずらし同様、ロード中のアドバイスにもこれがあり、正式にテクニックとして存在する。
リーチの延長距離はキャラごとに違っていて、それほど大きな差はない。リーチが伸びる点よりも、この行動は相手をかく乱したり、フェイントなどに使うことに意味がある。なお、同じように振り向くのと同時にAボタンを押すとすべりながら横強が出せる。横強攻撃はやや出しにくいので、この方法で出すのもあり。
ダッシュ中に斜め上にパッド入力しつつAボタンを押すと、ダッシュの慣性を保ったままで上スマッシュ攻撃を繰り出すことができる。
上スマッシュ攻撃は多くの場合はリーチに乏しいため、地上では当てにくい。しかしこのテクニックを使うとリーチを補いつつ当てることができる。敵の着地点を狙ったり、隙のある行動を見つけた場合にとっさに接近しつつ繰り出したりと狙いどころは多い。スピードの速いキャラほど慣性が大きくなりよりリーチが伸びることになる。必ずマスターしよう。入力は真上でなく斜めに入力すればいいだけなのでそれほど難しくは無い。
多くのキャラにおいて、空中前攻撃または空中後ろ攻撃は強力な吹き飛ばしを持つため、撃墜するための決めワザとして使える場合が多い。
この攻撃を上手く当てるには、ボタンを軽く押すことで可能な小ジャンプと、左右のパッド入力が重要。ジャンプで位置を調整しつつギリギリあたるような間合いでワザを振ることで上手く前攻撃や後ろ攻撃を当てることができるようになると、強力な武器となる。
また、ダッシュ中に進行方向と逆入力してブレーキをかけた直後、また進行方向に入力して小ジャンプすれば走りながら前方に小ジャンプ後方攻撃を繰り出すことが可能。空中後攻撃が最も強力なキャラは多いため、このテクニックは有効。
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