3DS版とWiiU版の違い

2014/9/13発売の3DS版と2014/12/6発売のWiiU版の違いは以下のようなもの。公式の紹介動画が分かりやすい。

キャラクター

  • 携帯機の3DSと据え置き機のWiiUであるので、当然、WiiU版の方が高解像度で美しい映像で描写されている。ただし、ファイターの種類、ワザなどに違いはないとされている。おそらく、見た目だけでなく性能的にも差はないように作られている。
  • ネス、ガノンドロフなどはWiiU版は最初から使用可能になっている。
  • WiiU版は最大で8人同時プレイでの大乱闘が可能になっている。ただし、8人同時プレイが可能なのは一部のステージで、オンラインでは不可能とのこと。

ステージ

  • 登場するステージがそれぞれ違う。詳しくは下。上記の8人対戦に対応した「大戦場」「エンジェランド」「神殿」などの広大なステージが追加されている。こういった広大なステージはオンラインでの出現確率が低めになっているらしい。
  • ステージに、ぶつかるとダメージになる「デンジャーゾーン」が存在する。ダメージ蓄積100%以上でぶつかると即ミスになる。
  • WiiU版限定の「バナナジャングル」のステージは、手前と奥の2ラインステージになっている。タル大砲を使って手前と奥を移動し、それぞれで戦いが行われる。一度大砲を使うと一定時間使えなくなる。奥のラインは吹き飛びやすくなる。
  • WiiU版だと、3DS版にもあるステージ「ガウル平原」には、背景に「黒いフェイス」が出現するようになっている。様々な攻撃を仕掛けてくるが、倒すことも可能。
  • 「パイロスフィア」ステージには同じようにサムスの宿敵「リドリー」が出現する。リドリーに攻撃を加えてひるませると味方になってくれる。さらに、崖近くのエネルギーを吸収すると黒リドリーになりさらに強力に。リドリーを撃墜すると点となる。

モード

  • WiiU版の「シンプル」モードは3DS版のようなルート分岐形式ではなく、盤の上にいるキャラクターを倒していく「生き残り」形式。難易度は3DS版と同じく戦士の天秤で決める。WiiU版はシンプルを2人で遊べる。
  • シンプルでのラスボスとなるマスターハンド&クレイジーハンドは、ホンキ度が高いほどに形態が多くなるが、WiiU版は3DS版よりも形態が多くなっている。「マスターフォートレス」という形態があり、どうやら要塞と化した中を探索し、コアを攻撃するというものらしい。
  • 「オールスター」モードでは、3DS版のように古い年代から新しい年代のグループと戦うのではなく、WiiU版は逆に新しい年代から古い年代のファイターグループへと推移する。やはりオールスターも2人プレイ可能。
  • WiiU版では「X」にはあった「イベント戦」が追加。特定の条件で戦いを制する。イベント戦も2人でプレイでき、2人用のイベント戦もある。
  • 3DS版にあった「フィールドスマッシュ」モードはWiiU版にはなく、代わりに「ワールドスマッシュ」モードがある。これは、ボードゲームのようにマスを進んでいき、戦うためのファイターやパワーアップアイテムを集める。同じマスに2人のプレイヤーがとまると乱闘が発生する。この際、どういう乱闘になるのか、お題が決定される。乱闘で勝つと使用可能なファイターなどを奪える。
  • スマッシュボンバーでの2発目の爆弾が大きくなっている。爆発は大きいが重いので吹き飛びにくい。また、ステージが3種類になった。
  • 競技場が多人数に対応。組み手は最大4人同時、ホームランコンテストは2人で協力するか順番にプレイするか。
  • WiiU版には「オーダー」というモードが追加。「マスターサイド」「クレイジーサイド」という2種類がある。チケットを購入してステージに挑戦。マスターサイドではチケットの難易度に応じた報酬を獲得。クレイジーサイドではゴールドかチケットを使うことで遊べる。制限時間の中で生き残るバトル。徐々に難易度が上がっていく。最後にはクレイジーハンドと戦うことになり、勝てばそれまで獲得した報酬を総取り。クレイジーサイドのほうが難易度が高いがアイテムを入手しやすい。
  • 3DS版では1つずつだったが、WiiU版のスマちしきは一度に3つ表示されるようになっている。
  • WiiU版では3DS版にはないフィギュアが追加されており、3DS版よりも数が多い。ロックマンシリーズの「フォルテ」や「ゼロ」など。WiiU版は据え置き機からの出典が多い。また、WiiU版では最後の切りふだの時のファイターのアクションを表現したフィギュアも追加されている。これらは、「オールスター」をクリアすることでそのキャラクターのものを入手できるようになっている。つまり、3DS版でのEXキャラのものの代わりに入手できるようになっている。
  • WiiU版のフィギュアでは「フィギュアボックス」というモードがある。それぞれの出典作品ごとなど、特定のテーマに沿った組み合わせごとにボックスが存在し、これをコンプリートする楽しみがある。
  • また、WiiU版ではフィギュアをジオラマ風に飾る「撮影スタジオ」モードがある。
  • WiiU版ではフィギュアラッシュモードを2人同時プレイ可能になっている。
  • WiiU版では「X」にあった「名作トライアル」をプレイできる。制限時間内のみ、過去の名作をプレイできる。
  • WiiU版ではフィギュア「amiibo」を読み込んでファイターを戦わせることができる。何度も戦わせることで徐々にamiiboのファイターは成長していく。また、カスタマイズアイテムを食べさせることでも成長する。
  • WiiU版には最大64人参加可能な「トーナメントモード」がある。
  • WiiU版には「ステージつくり」モードがある。「X」にもあったが、今回はWiiUGamePadに直接地面などを描くことでそれがそのまま反映されるようになっているため、非常に自由度が高いものに。
  • WiiU版ではファイターの参戦ムービーを見れる「ムービー」モードが存在する。

3DS版とWiiU版の連携

  • WiiU版はニンテンドー3DSでのプレイが可能。3DSでの操作は大乱闘でのみ可能。3DS版のゲームも必要。3DS版のメインメニューで「WiiU」を、WiiU版のメニューで「3DS」を選択することで連動し、3DSでの操作が可能に。
  • 3DS版でカスタマイズしたキャラクターはWiiU版へと移行して使うことが可能となっている。装備アイテムなどもそのまま。Miiファイターの衣装も持ち込める。
  • 3DS版とWiiU版を購入した購入者全員に、サウンドトラックをプレゼント。2枚組で、赤が3DS版、青がWiiU版のBGM収録となっている。
  • また、同じく3DS版とWiiU版を両方購入した場合の特典として、2015年春ごろに新ファイター「ミュウツー」が無料配信される。片方だけ購入したユーザーに対してはどのような処置なのか、そのあたりの言及は今のところない。

オンライン・ネット

  • WiiU版では有線によるネット接続可能なので、通信が遅れることのある3DS版よりも通信が安定している。
  • ネットに接続していると、WiiU版ではメインメニュー画面上部にお知らせ、最新トピックが表示されるようになっている。
  • WiiU版ではオンラインの「だれかと」で、「ふたりで参加」という項目がある。これは1台のWiiUを使い、タッグで見知らぬどこかのタッグと戦うことができる2on2マッチ。
  • WiiU版では大会を開催できるようになる予定。参加者を募り、一定期間でのポイントを競うゲーム性。
  • WiiUGamePadに搭載されているマイク機能により、フレンドと限定だがボイスチャットを楽しめる。ただし、対戦中は通信環境の障害にならないように不可能になっている。
  • WiiU版では、写真、リプレイ、Miiファイター、自作ステージをフレンドと共有できるようになる予定。世界の人々とシェアも。

その他

  • WiiU版は様々なコントローラーでプレイ可能。Wiiリモコン、ヌンチャク、クラシックコントローラー(PRO)、WiiU PROコントローラー、ニンテンドーゲームキューブコントローラー、ニンテンドー3DSでのプレイが可能。ゲームキューブコントローラーは接続タップが必要。3DSでの操作は大乱闘でのみ可能。
  • WiiU版では乱闘の形式に「コイン制」がある。撃墜数は関係なく、コインを取った総数で勝敗を決する。
  • WiiU版では乱闘の形式に「体力制」がある。通常のようにダメージが蓄積していくのではなく、逆にどんどん減っていき、0%になると負けとなる。
  • さまざまなルールを設定できる「スペシャル乱闘」がある。スペシャル乱闘の勝敗は戦績には残らない。
  • WiiU版ではアイテムの出現量を設定できる。「でない」「すくない」「ふつう」「おおい」の4段階。
  • WiiU版では「オレ曲セレクト」がある。ステージごとに設定されているいくつかの曲のうち、どの曲が選ばれやすいか、確率を設定できる。メインメニュー曲でも可能。
  • 3DS版よりもWiiU版は飛躍的にBGMが多い。それに伴い、WIiU版は参加している作曲家の数が多い。
  • 「スマッシュアピール」がある。ピット使用時下アピールを一瞬だけ入力すると、対戦しているファイターについてピットたちがあれこれとコメントする。また、ステージ「ライラットクルーズ」「オービタルゲート周域」ではスターフォックスチームの会話が発生する。
  • WiiU版には音楽収集要素として、CDアイテムがある。乱闘中のアイテムやミュウが落とすアイテムとして出現する場合あり。クリアゲッターの賞品としても出現。
  • クリアゲッターのマス数が増えている。3DS版は105だったが、WiiU版は140ほどある。
  • WiiU版でシンプル、オールスターをクリアするとファイターごとにショートムービーが発生する。
  • プレイ中、WiiUGamePadでポーズをかけて、さらにタッチして絵を描いてデコレーションして写真を撮ることができる。アップデートにより、フレンドに写真を送ることも可能になるとのこと。

ステージ比較

ステージ 出典 3DS WiiU
戦場 スマブラオリジナル
終点
3Dランド スーパーマリオ3Dランド ×
野原 Newスーパーマリオブラザーズ2 ×
レインボーロード マリオカート7 ×
ペーパーマリオ ペーパーマリオ ×
いにしえっぽい王国 スーパーマリオブラザーズ ×
ジャングルガーデン ドンキーコング64 ×
ゲルドの谷 ゼルダの伝説 時のオカリナ ×
汽車 ゼルダの伝説 大地の汽笛 ×
ブリンスタ メトロイド ×
ヨッシーアイランド ヨッシーアイランド ×
プププランド 星のカービィ ×
惑星コーネリア スターフォックス64 ×
イッシュポケモンリーグ ポケットモンスターブラック・ホワイト ×
ブリズムタワー ポケットモンスターX・Y ×
ミュートシティ F-ZERO ×
マジカント MOTHE ×
フェリア闘技場 ファイアーエムブレム覚醒 ×
フラットゾーン2 ゲーム&ウォッチ ×
初期化爆弾の森 新・光神話パルテナの鏡 ×
メイドインワリオ メイドインワリオ ×
とある星 ピクミン ×
コトブキランド とびだせどうぶつの森 ×
特設リング パンチアウト!
ガウル平原 ゼノブレイド
バルーンファイト バルーンファイト ×
子犬のいるリビング ニンテンドッグス ×
すれちがい伝説 すれちがいMii広場 ×
トモダチコレクション トモダチコレクション ×
ピクトチャット2 ニンテンドーDSの機能 ×
グリーンヒルゾーン ソニック・ザ・ヘッジホッグ ×
ワイリー基地 ロックマン2
パックメイズ パックマン ×
マリオギャラクシー スーパーマリオギャラクシー ×
マリオUワールド NewスーパーマリオブラザーズU ×
スカイロフト ゼルダの伝説 スカイウォードソード ×
パイロスフィア METROID Other M ×
オービタルゲート周域 スターフォックス アサルト ×
カロスポケモンリーグ ポケットモンスターX・Y ×
闘技場 ファイアーエムブレム ×
エンジェランド 光神話 パルテナの鏡 ×
ゲーマー ゲーム&ワリオ ×
再会の花園 ピクミン3 ×
村と街 街へいこうよ どうぶつの森 ×
Wii Fit スタジオ Wii Fit ×
パイロットウイングス パイロットウイングス ×
ウィンディヒル ソニックロストワールド ×
パックランド パックランド ×
戦艦ハルバード 星のカービィ ×
攻城戦 ファイアーエムブレム ×
マリオサーキット マリオカート8 ×
マリオサーキット(X) マリオカート ×
ヨースター島 スーパーマリオワールド ×
ライラットクルーズ スターフォックス アサルト ×
ウーフーアイランド スーパーマリオサンシャイン ×
洞窟大作戦 星のカービィ ×
75m ドンキーコング ×
レッキングクルー レッキングクルー ×
天空界 光神話 パルテナの鏡 ×
ノルフェア メトロイド ×
ポートタウンエアロダイブ F-ZERO ×
ルイージマンション ルイージマンション ×
オネット MOTHER2 ギーグの逆襲 ×
神殿 ゼルダの伝説 ×
ドルピックタウン ×
バナナジャングル ドンキーコングリターンズ ×
オルディン大橋 ゼルダの伝説 ×
ヨッシーウールワールド 毛糸のヨッシー ×
Miiverseステージ Miiverse ×