エンリコ・プッチ　-ジョジョ オールスターバトル-

キャラ紹介

第6部の黒幕。徐倫が収監された刑務所の教誨師(きょうかいし、受刑者の精神的な安らぎを与えるなどする役割)。第3部以前にDIOと会って親しくしており、DIOも彼を友人として認識していた。過去、自分の弟、自分の妹が、互いに肉親と知らずに男女交際をしていることを知ってしまい、それを止めようとするが、トラブルから妹を失ってしまう。この時に運命を克服したいと考えるようになり、自分を善として疑わない、自分の行いのためなら他人を犠牲にする歪んだ人格が形成される。また、スタンド能力に目覚めたのもこの時。DIOと会って以来は「天国へ行く方法」というものを求めていた。全ての人間が自らの運命をあらかじめ知りえることでそれを受け入れることができ、それが幸福であるという持論を持っており、それを最終的に手にしたスタンド「メイド・イン・ヘブン」により実現しようとしていた。主人公の徐倫や承太郎までも殺害し野望実現まであと一歩のところまで迫ったが、エンポリオと、双子の弟ウェザー・リポートの能力により死亡することとなる。

戦闘スタイル

登場時に持っていた能力は「ホワイトスネイク」。人の記憶とスタンド能力をCDのような「ディスク」として奪うことができる。ディスクを介して奪った人間に対して命令することも可能。さらにホワイトスネイクが進化して「C-MOON」というスタンドに変化。プッチから周囲3kmはプッチを上にして落下するようになる重力制御能力を持つ。また、スタンド攻撃を行うと物体が裏返るというほとんど即死のような効果が生まれる。最終的に「メイド・イン・ヘブン」というスタンドを発現。宇宙を再現なく加速させるというとんでもない能力を持ち、プッチのみがその速度に対応して動くため目にも止まらない恐ろしいスピードで動く。その速度を利用して打撃を行うため攻撃力は凄まじい。また、この能力は最終的に宇宙を一巡させ、次の世界を生み出すまでに至る。第7部の世界はこの能力で生まれたパラレルワールドであるとされている。

名言集

• 『素数』は１と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字……わたしに勇気を与えてくれる
• 好奇心で聞くんだが ………DIO 君が出会った『スタンド能力』の中で……一番『弱い』能力って…… どんなヤツだい？
• 人は『恥』のために死ぬ
• おまえはわたしにとって釈迦の手のひらを飛び回る孫悟空ですらない
• ジョースター家は血統ゆえに誇りと勇気から力を得、運命に勝利して来た。だが！弱点もまた血統ゆえに。空条承太郎…娘がお前の弱点なのだ
• このちっぽけな小僧があああ！