ジョブの選択について

本作では各キャラにジョブ(職)があり、初期職から中級職、上級職へと派生する。スターキューブで各職のスキルを全て習得することで次の職が解放される。
初期職から中級職へは2択となり、中級職から上級職までは一本道のルートとなる。

上級職の全てのスキルを習得すれば、選択しなかった方のルートの中級職が解放される(例えば上図の場合はブレイカーのスキル全て習得でパラディンが解放)が、上級職のスキルを全てマスターするのはゲームクリアする頃にできるかできないか、くらいなので実際のところ一度選択したらもう別のルートに進むことはできないと言える。

スキルが多く、各キャラごとの違いやジョブの特徴などを掴むのが難しいため中級職をどちらにするかは悩みどころ。
ここでは4タイプあるジョブでそれぞれどのジョブを選択すべきかを解説。

どちらのルートにすればいいかも結論づけているが、あくまで総合的な観点からそうしている。
中級職の2つ、上級職の2つを比較した場合、片方のジョブが完全に全ての状況で劣っているということはない。
同じタイプで5人前後のキャラがいるため、全てのキャラを同じジョブにするというのは多様性、汎用性の観点からあまりおすすめしない。あくまで悩んだ時の参考程度にしてほしい。

ファイター派生

テラアマノガワミンタカマーズシリウス(ナイル)星野皇司エイト
初級職 中級職 上級職
ファイター ヴァンガード ブレイバー
シノビ ニンジャ

中級職比較

ヴァンガードは「セルフオフェンスアップ中」を持つので攻撃力を上げやすく無難に使いやすい。高威力のパワードブレイクも持つ。
シノビは「忍法暁」の必中攻撃が強みで「セルフセンサーアップ中」もあるので攻撃を当てることに関して確実性がある。

上級職比較

ブレイバーは「ブレイブハート」による全能力2段階バフ効果が強力。
ニンジャは射程2の「長距離」のおかげで、両手剣、片手剣装備した場合に実質的に射程1〜2になり、反撃を受けなくなるのがかなり大きい。「忍法変わり身」はヘイト200以下でなら50%の確率で攻撃回避という優れたスキル。

結論

攻撃力重視のヴァンガードルートに対して、防御、回避重視のシノビルート。
攻撃を外すことが窮地に繋がりやすい本作においては、「忍法暁」で攻撃が確実に当たるということが大きく、バフ効果は他のキャラに任せることができるし、アイテムでも補える。ニンジャは「長距離」で射程1、射程2の両方を補えるのがかなり強い。シノビルートがオススメ。

ナイト派生

サンアルニラムジュピター
初級職 中級職 上級職
ナイト パラディン ガーディアン
コマンダー ブレイカー

中級職比較

自分の防御力やヘイトを上昇させられるパラディン。
範囲効果で複数の味方の防御力を上げられるコマンダー。
「エリア」系のスキルを持つコマンダーの方が使いやすい。

上級職比較

「ファランクス」で自分の攻撃力を大きく上げられ、エリアヒール小を持つガーディアン。
敵を弱体化させることに特化しているブレイカー。
また、サンはガーディアンでもブレイカーでも「エリアオフェンスアップ中」が使えるのが強い。

結論

上級職はどちらも強みがあるが、中級職でパラディンは「セルフディフェンスアップ中」なのに対してコマンダーは「エリアディフェンスアップ中」なのでこの点で単純にコマンダーが強い。コマンダーは反撃を受けない「ワンサイドアタック」もある。
コマンダールートがオススメ。

シューター派生

ヒミコウラヌスビーナスアズールプルート
初級職 中級職 上級職
シューター バックス マークスマン
ガンナー エースシューター

中級職比較

エリアオフェンス、ディフェンス、センサーアップ小を持ち、「ギャラクシーヒール」で範囲回復とバフを行えるバックス。
セルフオフェンス、センサーアップ中を持ち「エースの攻防」で攻撃と防御を2ランクアップさせられるガンナー。
味方を強化するバックスに対して、自分の強化に特化しているガンナーということで明確に分かれている。

上級職比較

攻撃しつつ防御力や命中/回避率をダウンさせられ、状態異常にもできるマークスマン。
「エースの証明」で大幅に防御力と命中/回避を上げられるエースシューター。

結論

バックスは複数に回復とバフをかけられるのがかなり大きい。また、マークスマンは敵の防御力を下げつつ攻撃できる「トリックシュート」が使いやすい。
ガンナールートは自分の強化に特化しているが、複数に対してバフ効果を与えたり敵を弱体化させた方が、他のキャラも攻撃を行うことを考えれば効果が高い。バックスルートがオススメ。

ウィザード派生

マーキュリーハレーアルニタクルナサターン
初級職 中級職 上級職
ウィザード エンチャンター ワイズマン
ジャマー トリックスター

中級職比較

味方のバフに特化しているエンチャンター。敵のデバフに特化しているジャマー。
エンチャンターが使える「エリアサプライ」はSP毎ターン回復できるハレーが習得するとほぼ無制限に毎ターン誰かのSPを回復できるので強い。

上級職比較

オフェンス、ディフェンス、センサーそれぞれで「大」のアップ効果スキルを持つワイズマン。
オフェンス、ディフェンス、センサーそれぞれで「大」のダウン効果スキルを持ち、状態異常にもできるトリックスター。

結論

バフ効果とデバフ効果を比べた場合、バフをかけたい場合はキャラを任意に配置できて「エリア〜アップ」系で同時に上げやすいが、対してデバフの場合は敵の動きは制御できない。またデバフは敵に近づく必要があるため、耐久力が低くヘイトが上がりやすいこのタイプにとっては大きなリスクになる。よって基本的にバフ効果の方が使いやすいと言える。エンチャンタールートがオススメ。

ただし、サターンは習得できる専用スキルの観点から、完全にデバフ特化キャラなので間違いなくジャマーにした方がいい。
また、マーキュリーは専用スキルの「サウスウィンドレイン」と「フォースレイン」だけで回復とバフは事足り、汎用のバフスキルはほぼ必要なくなるので、やはりジャマーを推奨。

このタイプの真価は全員がウィザードで習得できる「デコイ召還」にある。
本作で最重要ともいえるスキルなので、どちらのルートを選んだ場合でもこれを使って敵の攻撃を逸らすことが重要な役割になる。