ドリフト走行。マリオカートにおいては初代からずっとある最も基本的なテクニック。現実の車での走行技術でも存在するもので、タイヤのグリップ力(接地する力)を失いタイヤが滑った状態になったままにカーブを曲がっていくこと。このテクニックを使うと通常のグリップ走行で走った場合と比べ、高速を維持したままカーブを抜けることができる。このテクニックを使って可能な限りインを攻めていくことがあらゆるコースの基本。
マリオカートにおいては、ミニジャンプしつつ左右どちらかに入力することで発生させることができるテクニックである。「マリオカートWii」においては、ドリフトの発生のさせ方を選ぶことができた。「オートドリフト」にするとジャンプをしなくてもオートでドリフトが発生するようになっていた。
これもマリオカートにおいては初歩のテクニックで、初代から存在する。レース開始のシグナルは3→2→1と変化するが。「2」が表示された瞬間にアクセルボタンを押すことで最初からターボがかかって発進できる。ただしボタンを押すのが速すぎるとタイヤが空回りして失敗となる。成功には数パターンあり、大成功の場合はターボする時間が長いが、成功だと遅い。ちょうど、ミニターボとスーパーミニターボと同じような差がある。タイミングは体で覚えるしかない。最速タイムアタックを狙うならば絶対に成功させなければならないテクニックである。いきなりターボがかかるので、スタート直後にカーブがある場合は心構えをしていないとコースから逸れてしまう可能性があるため注意。
ドリフトからの発展テクニック。マリオカート64から登場している。このゲームにおいての肝となるシステムで、いかにカーブでこれを発動させるかが好タイムを出す鍵となる。
ドリフトをしている最中、マシンのタイヤから火花が出続けるが、この時にスティックで左右に入力を行うと火花の色がオレンジに変化する。この状態でドリフトをやめると、一瞬だがターボがかかる。2段階存在し、火花が青の場合は加速はわずか、オレンジになると「スーパーミニターボ」となり、通常のミニターボよりもかなり長い間加速する。ドリフトが必要なカーブでは可能な限りこれを行うことで少しずつだがタイムを縮められる。ただし、これを目的にドリフトをする必要がない場所で行ってミニターボを狙ったりするのは本末転倒、逆効果になることもあるので注意。
現実のレースでも存在するテクニック。前を走る車両の後ろにくっつくことで空気抵抗を受けないようにして速度を上げる。マリオカートの場合、ほかのカートの後方にくっつくと空気の壁のようなエフェクトが発生して速度が上昇する。あまり狙ってやれるものではないが、混戦時には発動することが多い。前に自分と近い速度で走行するカートがあれば狙ってみよう。一気に加速して抜き去れる。
これも初代からあるテクニック。特定のコースにおいては、コースの舗装されていない部分、ダート部分が存在する。ここを走行すると通常では速度が落ちてしまう。しかし、使うと一瞬だけ最高速よりも上のスピードが出る、アイテムのダッシュキノコの効果が発動しているうちはダートであろうが速度は落ちないようになっている。これを利用して、ダートに入る前にミニジャンプでわずかでも距離を稼ぎ、着地する直前にダッシュキノコを使うと、ダートエリアでも関係無しに一定距離だけだがスピードを全く落とさずに走行できる。ごくわずかなショートカットに使えるだけだが、このテクニックでカットできる部分を知っていれば確実にタイムを縮められる。パワフルダッシュキノコを持っている場合はよりやりやすい。
LまたはZL押しっぱなしで後ろにアイテムを出しっぱなしにしておけるが、この状態だと後方から来るこうらを防ぐことが可能。1位を走っている場合はアイテムがほとんどいいものは出ないが、バナナやミドリこうらは出る。これで後方からの攻撃を避けることで1位を死守することができる。トゲゾーこうらは防げないが、1位を維持したいなら必須のテクニックとなる。これと同じようなテクニックとして、トリプルミドリ(アカ)こうらを周囲にまとまったまま敵カートにぶつけると投げるよりも当てやすい。
トゲゾーこうらは、頭上に来て下に落ちる瞬間にダッシュキノコを使うことで回避が可能。ダッシュキノコは温存しておいてこれに備えるのも選択肢の一つ。
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