敵の攻撃範囲を確認する

敵にカーソルを合わせて△ボタンを押すとその敵の攻撃可能範囲が表示される。
また、敵がいない場所で△ボタンを押した場合はステージ上にいる敵全てを合わせた攻撃範囲が表示される。
これを常に確認し、敵から集中攻撃を受けない位置に移動するのが戦闘の基本。

同射程の敵は防御で待つ

本作では攻撃を受けた場合は「相手と同射程の場合のみ」反撃ができる。
よって、先手は打たずに攻撃範囲ギリギリの位置に敵と同じ射程のユニットを防御して配置しておびき寄せると、こちらのダメージは軽減しつつ反撃でダメージを与えられる。そして孤立したところを集中攻撃して倒す。

本作ではほとんどの場合で敵は攻撃範囲内に入らない限り動いてこないため、この戦法が極めて有効になる。

ヘイト値を確認する

ヘイト値は敵からの狙われやすさを表した値。L3ボタンを押すと確認できる。
敵を攻撃した場合のほか、補助、回復スキルを使った場合はかなり大幅に上昇する。
敵は攻撃範囲に複数の攻撃対象がいる場合ならば基本的にヘイト値が高い方が狙われやすい。ただしこれは高ければ絶対というわけではない。数値が他のキャラより大きく開いて高いほど狙われやすい。

回復、補助系となるスカウト、ウィザードはヘイト値が高くなりやすくなり、またこれらのユニットは耐久力は低いため、集中攻撃を受けると落ちやすい。特に混戦状態ではヘイト値には気を配るようにしよう。

攻撃属性の得手不得手

攻撃側、防御側両方に物理属性、重力属性が存在して、それぞれの値により与えるダメージが決定されるが、キャラごとにどちらの属性が得意かは明確に分かれている。基本的にこれに従って装備する武器も決定して、不得手の武器は装備しない方がいい。不得手の武器を装備すると長所を消すことになってしまう。
また、敵に攻撃する際にも相手がどちらに弱いのかを見極めながら、誰で攻撃すべきかを決めよう。物理属性武器は黄色、重力属性武器は紫色で表示されている。

物理得意 重力得意
テラ
ヒミコ
サン
ハレー
ミンタカ
アルニタク
シリウス
アズール
ジュピター
プルート
プリンススター
ネプチューン
マーキュリー
ウラヌス
アマノガワ
アルニラム
マーズ
ビーナス
ルナ
サターン

デコイを使う

マーキュリー、ハレー、アルニタク、ルナ、サターンが下級職「ウィザード」で習得できる「デコイ召還」は、ヘイト値が999の、移動だけ可能なデコイを出現させることができるもの。どのジョブでも使える。
これを使うと敵はそちらへの攻撃を誰よりも優先するため、攻撃を逸らすことができる。

本作は受けるダメージが大きく多くの場合は敵から2、3回ほど攻撃を受けただけで撃墜されてしまう可能性が高いため、実質的に数回攻撃を無効化してくれるこのスキルは非常に有用。とりあえずデコイを出しておけば大抵の場合は撃墜の危機を避けることができる。
一度に2つ以上出すことはできず、2つ目を出した場合1つ目は消えてしまうので注意。

また、バフ/デバフスキルを持つ敵の場合、デコイが攻撃範囲にいてもスキルを使うことを優先する可能性が高い。

バフ/デバフを利用する

味方の強化(バフ)、あるいは敵の弱化(デバフ)スキルは数多く存在する。
味方の攻撃力(ATK/G-ATK)、防御力(DEF/G-DEF)、命中率と回避率とビットに関する回避命中(TEC/SCH/ECM)の3種類に対して上昇、あるいは減少させるものであり、強化も弱化も最大で6段階まで効果が発生する。

本作はメインストーリーの敵はどんどんレベルが上がっていくので、基本能力はこちらより上になることが大半だが、バフ/デバフの効果と比べればレベルによる能力値の違いはさほど大きくない。バフ/デバフを利用することが序盤から終盤まで一貫して重要となる。
種類についてはバフ/デバフ/状態変化参照。

基本的に、敵と交戦することになるターン以前からバフをかけていくようにする。「エリア〜アップ」ならば十字範囲に効果が出るので、意識的にまとまって移動しつつ、スカウト系のキャラでスキルを使うと良い。

デバフはバフと合わせて使えばより効果的。ただし、敵にある程度近づかなければならず、デバフを使える主なキャラであるスカウト系は耐久力が低いので注意する必要がある。デコイを使ったり、ナイト系がヘイトアップを使うことで危険を避けよう。

サターンはデバフのエキスパートであり、スキル「拡張デバフ(デバフスキル射程/範囲+2、)」と「デバフ射程/範囲+1」の両方のパッシブスキルを習得すると「エリア〜ダウン」系のスキルの範囲が凄まじい広さになり、一気に広範囲の敵を弱体化させられる。さらに「デバフ効果アップ」も習得するとダウンさせる段階も+1させる。サターンがこれを使えるようになると飛躍的に楽になる。サターンが加入するのは7章からと遅いが、加入したらぜひとも育てて活用しよう。

敵のタイプ別対策

アサルト

最も癖のないタイプ。両手剣、またはマシンガンを装備している。AGIが高いため行動が早い。
攻撃範囲内に入れば素直に近づいて攻撃してくることが多いので、同じくアサルト系で防御して待って反撃していくのが良い。

スナイプ

高威力、高命中率のスナイパーライフルを使い、射程も長い。
混戦状況だと攻撃範囲を見誤る可能性が高く、スカウトが攻撃されると一撃で落とされる可能性も高い。また、射程3なので前線に出るアサルトやタンクで反撃できない。このためデコイはスナイプ相手で特に役立つ。最も警戒すべきタイプで、最も優先して倒すべき。

タンク

片手剣を装備している。攻撃力と移動力は低めだが耐久力が高い。回復/補助スキルを使うことも多い。
アサルト同様、射程が1で動きは分かりやすいので、防御して待って反撃で削り、そこから一気に畳みかけるのが基本。バフ/デバフをかけないと長期戦になるので必ず使って交戦しよう。

スカウト

ビットによる攻撃射程4で壁があっても攻撃してくるが、攻撃よりも回復・補助スキルを使うことが多い。攻撃範囲に入っても後退してスキルを使うことが多く、動きを読みにくい。バフスキルを持っているスカウトの場合、射程距離に入っても多くの場合は近づいてはこない。回復スキルを持つスカウトが近くにいる場合、HPを半端に減らしても回復されてしまうため、倒し切るようにしよう。