戦闘システム

バトルシステム

「XDR-LMBS(クロスダブルレイドリニアモーションバトルシステム)」と呼ばれる戦闘システムとなっています。
「グレイセス」と「エクシリア」の醍醐味を併せ持っているシステムとのこと。
また、パーティはそれぞれに特性を持っていて臨機応変な戦いができるそうです。

ACとTPについて

TOX2の戦闘でも、前作同様上記2つの値を消費することで攻撃を行います。
ACが続く限り、自由に通常攻撃、術、技を繋げることができます。
つまり、ACの値分、術技を連続して繋げることも可能です。もちろん、その分大量のTPを消費します。
マップ移動中は、TPを消費して回復系の術などを使用することができます。

AC(アサルトカウンタ)

攻撃をする際にのみ消費される値で、通常攻撃や術技など、どんな攻撃でも消費するのは各「1」です。
移動や防御行動では消費されません。攻撃後、自動で回復します。

TP(テクニカルポイント)

術や技を使用したときに消費される値で、各術技によって消費量は異なります。
自動では回復しませんが、アイテムや、戦闘中のいろいろな行動で回復できます。

共鳴

味方同士でリンクすることで戦闘中に2人1組となって行動することが前作ではできました。そして、共鳴術技ゲージというものが最大まで達すると、特定の術を出した際に共鳴術技という、2人の合体攻撃が出すことができました。
この共鳴システムはエクシリア2でも存在します。
本作では共鳴術技は2種類に分けられ、「ユニーク共鳴術技」と「コモン共鳴術技」という2種類が存在します。特定の仲間、術技の組み合わせで出るものが「ユニーク共鳴術技」で、それ以外は「コモン共鳴術技」となっているようです。

弱点属性連携

TOX2には、火水風地光闇斬打射の9つの属性が存在します。
敵の弱点属性で攻撃するとダメージが増加しますが、そこから連続して「異なる属性の攻撃」へ連携していくとさらにダメージが増加していきます。逆に敵の耐性属性で攻撃するとダメージが減少し、のけぞることもなくなってしまうので注意。弱点を攻撃した場合「WEAK!」耐性を攻撃した場合「REDUCE!」の表示が出ます。

ゲームシステム

ルドガーの選択肢

本作では物語中にルドガーが選択をする場面がたびたび訪れます。
ルドガーの考え=プレイヤーの考えであり、プレイヤーはルドガーと一体となってゲームを進めることができます。選択肢が表示されるとプレイヤーはL1かR1ボタンで決断をしなければなりません。
選択肢はじっくり選べますが、制限時間がある場合もあり、時間内に決断できなかった場合は強制的にどちらかが選択されます。
基本的にはその場のルドガーの言動をプレイヤーが選ぶだけであり、物語そのものが枝分かれの分岐をするということはありません。しかし中には重大な局面を左右する決断を迫られる場合もあります。

借金返済

ルドガーは冒頭、エルと共に事件に巻き込まれた際に多額の借金を背負うことになってしまうそうです。
個人情報を管理している「GHS」によって、債務者であるルドガーの所在は常に監視されており、逃走防止のため移動手段も制限されて、最初は行動範囲が限られています。借金を返済していくと徐々に行動範囲が広がっていくシステム
今までのテイルズにない生々しいシステムですが、これにより今までのどの作品よりもガルドを溜める、ということに意味がありそうです。
全ての借金を返済せずともゲームはクリアできるとのことですが、全て返済すると何か大きな特典があるようです。

クエスト

最近の多くのゲームに採用されているシステム。依頼を達成してそれに応じた見返りがあります。
クランスピア社の人材派遣会社で依頼を受け、目的を達成して報酬をもらえます。報酬のほかに、クエストをクリアすることで「勲功ポイント」を得ることができ、「勲功ポイント」がたまると「称号」を獲得できるようになっています。この称号を獲得していくと、新たな高難易度のクエストを行うことが可能になるようです。
上記の通り、ルドガーは物語冒頭で多額の借金を背負うため、このクエストを利用してお金を稼ぐことがTOX2では重要になるようです。

分史世界への侵入と破壊

ルドガーは「骸殻」の力をビズリーにかわれてエージェントとして働くことになります。そして、世界から分岐した可能性の別世界「分史世界」の破壊の任務が与えられます。
分史世界が探知されるとビズリーの秘書ヴェルからルドガーに知らされます。そしてワールドマップから座標を指定し、分史世界に進入。分史世界に入るとその世界を破壊するまで元の世界には戻れません。
分史世界はその核となる物体「時歪の因子(タイムファクター)」を破壊することで消滅しますが、タイムファクターは何かに憑依、または擬態してその存在を隠しています。これを見つけ出して破壊することがルドガーの任務となります。

親密度

本作はメインストーリーが「チャプター」単位に分けられています。
そして、チャプターとチャプターの間に、自由に行動できるタイミングが存在。この時にパーティキャラクターの誰かと話すことで、そのキャラクター固有のエピソードを行うことができます。このキャラごとのエピソードを見ていくと、そのキャラクターとの「親密度」が上がり、親しくなっていくようです。
親密度が上がると、

  • 親密度が上がったキャラクターとリンクした際に骸殻ゲージが溜まる速度が上昇
  • 特殊なロングチャットが発生しそのキャラクターの特殊なスキル、術技をルドガーに教えてもらえる
  • 特殊な戦闘リザルト、ショートチャットが発生する

などという特典があるようです。