悪魔とデザイナー

魔王アスモデウス

ソロモン王72柱の魔神の一柱。
頭は牛と人間と羊、足はガチョウ、尾は毒蛇。翼は醜悪で、手には軍旗と槍を持ち、地獄の竜に乗り、口から火を吹くとされる。グリもワールなどの俗説においては、「七つの大罪」の「色欲」に結び付けられる。(デザイナー:韮沢靖)

龍神コウガサブロウ

「神道集」の「諏訪縁起」に登場する伝説上の人物。
地底の国を彷徨った挙句、身体は蛇と化し、後に諏訪大社の諏訪大明神として祀られたとされる。土着の蛇ミシャグジさまや、それを平定したタケミナカタと同一視される場合もある。(デザイナー:篠原保)

大天使ラファエル

天使のヒエラルキーの頂点に君臨する四大天使の一者。名は「癒す者」を意味する。
エデンの園で知恵の木と一対を成す生命の木を守護する。癒しの天使として蛇に結びつけられたり、大地のデーモンとして恐ろしい獣の姿で描かれたりもする。(デザイナー:雨宮慶太)

地霊クエビコ

日本神話における物知りの神であり、田の神、農業の神、土地の神ともされる。
オオクニヌシの国作りの説話において、海の向こうから来た小さな神がスクナヒコナであることを教えた。案山子が神格化されたものといわれ、風雨に朽ちたカカシを表す「崩え彦」すなわち「体が崩れた男」がその語源になっている。(デザイナー:秋恭摩)

天津神オモイカネ

思念の概念を神格化した神と考えられ、「思慮を兼ねる」の名の通り、多くの人々の知恵を備え、知略に長けるとされる。
岩戸隠れしたアマテラスを招き出した際、その作戦を立案したのがオモイカネである。(デザイナー:西村喜廣)