・以下、注意点など。ルート名は便宜上のもの。(間違い等あるかもしれません)
・「開幕」後の選択で「KOF参加者」を選ぶとアッシュ、「飛行艇スカイノア」を選ぶとアーデルハイド、「航空母艦トラウトマン」を選ぶとハイデルンルート。
・チャプターセレクト画面で各チャプターを選択できるがその場合アッシュルートを選んだ場合のものとして進行。
・「開幕」後の選択で「試合開始」を選択しないと1回戦は飛ばされる。
・チームごとに、1回戦、2回戦、決勝戦の相手チームは固定。
SCENE | 名称 | 出現条件 |
---|---|---|
1 | 戦いの回想 | 最初のデモ |
2 | 夕暮れの決意 | 〃 |
3 | 悠久の記憶 | 〃 |
4 | 招待状 | 〃 |
5 | 狭間の忠告 | 〃 |
6 | 届かない声 | 「狭間の忠告」の後に「巨大飛行艇スカイノア」を選択(アーデルハイドルートへ) |
7 | エージェントチーム召集 | 「狭間の忠告」の後に「航空母艦トラウトマン」を選択(ハイデルンルートへ) |
8 | 開幕 | 1回戦前 |
9 | 調査開始 | 「狭間の忠告」の後に「KOF参加者」を選びSCENE8の後に「スタジアム内部」を選択しエリザベートチームかネスツチームを選択 |
10 | 見届ける者 | 「狭間の忠告」後に「KOF参加者」を選びSCENE8の後に「スタジアム内部」を選択し日本チームか八神チームを選択 |
11 | 観戦 | 「狭間の忠告」後に「KOF参加者」を選びSCENE8の後に「スタジアム内部」を選択し餓狼チームか龍虎チームかキムチームかサイコソルジャーチームか女性格闘家チームを選択 |
12 | 全てを知るもの | 2回戦前(アッシュルート) |
13 | 炎の来訪 | 「開幕」後に「スタジアム内部」を選択(アーデルハイドルートでもハイデルンルートでも選ぶことができ、アーデルハイドルートへ移行する) |
14 | 見当違い | 「開幕」後に「スタジアム周辺」を選択(ハイデルンルート) |
15 | 暗躍する者 | 2回戦前(共通) |
16 | 主の警告 | 2回戦前(アッシュルート) |
17 | 開かれた真実 | 〃 |
18 | 脅威の鼓動 | 2回戦前(アーデルハイドルート) |
19 | これまでとこれから | 決勝戦前(アッシュルート) |
20 | 深部潜入 | 決勝戦前(アーデルハイドルート) |
21 | 苛立ち | 決勝戦前(ハイデルンルート) |
22 | 最後の仕上げ | ボス前(アッシュルート) |
23 | スクランブル | ボス前(ハイデルンルート) |
24 | 降臨 | ターゲットアクション一定回数以上 |
25 | 裏切り | サイキ戦後 |
26 | アッシュなりの決着 | 血の螺旋に狂うアッシュ戦後 |
27 | 最後のメッセージ | 〃 |
28 | 開放 | アーデルハイドルートでクリア |
29 | 記憶 | 共通エンディング |
30 | 紅の槍 | アーデルハイドルートでクリア |
31 | 時の螺旋 | バッドエンド。チャプターメニューで「苛立ち」を選択して決勝戦のみを行えば見れる |
32 | 終末 | サイキか血の螺旋に狂うアッシュに敗北する |
アテナ:京さんはもう学生服の方は着られないんですか?
京:まぁな、流石にこの歳で学生服はキツイしな
アテナ:そうなんですか? ということは学校のほうは無事卒業なされたんですね!
京:ん? あー、そうだな
紅丸:いい機会だし、ハッキリしたらどうなんだ?
京:う、うるせぇ! 俺は別に…
アテナ:えっ!? まさか、京さん?
ケンスウ:あんさんまだ留年してはったんかっ!?
京:違ぇよっ! 今は学生じゃねぇだけだっての!
ケンスウ:せやったら、卒業しとるんとちゃうんか?
大門:まぁ、色々あったからのう…
紅丸:消息不明だった時期もあったしなぁ
チン:ふむ…、事情があったにせよ、あまり関心できんのう
チン:親御さんも心配しとるじゃろうて そうじゃ、これを機に復学してはどうじゃ?
大門:うむ、確かに どうだ、京?
京:だから、勝手に話を進めるんじゃねぇ!
京:この話はもうやめだっ! さっさと始めるぞ!?
ケンスウ:なんや、ハッキリせぇへんなぁ
紅丸:まぁ、あんまり突っつかないでやってくれよ
アテナ:は、はぁ…
庵:消えろ、目障りだ
K':……どっちがだよ。ムカつくんだよ、テメェ
マチュア:そんなまがい物の炎で私達が祓えるとでも?
K':……ウゼェな。試してみろよ 黒焦げじゃ済まえぇぜ
マキシマ:成程、これがオロチ八傑集って連中か
マキシマ:しかし、なんとも奇妙なステータスだな あんたら本当に人間かい?
バイス:覗き見とはいい趣味してるじゃないか その眼は後で抉り出してやるよ
クーラ:この人達、凄く嫌な感じ……
K':チッ、誰のせいでこうなったと思ってやがる
庵:やる気がないのなら失せろ。邪魔だ
クーラ:やだ!お爺ちゃんとの約束だもん!
クーラ:アイスも全部食べちゃったし……
マキシマ:まぁ、これが今回の仕事という事だな
バイス:なら見せてもらうとするかねぇ?
マチュア:自ら糸を切った操り人形がどんな踊りをするのか……ね
K':……面倒だ。すぐに終わらせるぜ
K':またウゼェ野郎が出てきやがったぜ
京:テメェ顔突き合わすたんびにカリカリしやがって 肉ばっか食ってるからだぜ
京:カルシウム足りてるか? 魚食えよ、焼き魚 炎で一発だろ
K':ウゼェッつってんだろうが……!
マキシマ:草薙の炎か。悪いがそいつはもう対策済みだぜ?
マキシマ:こっちにはお前さんの詳細なデータが揃ってるんだからな。
紅丸:だったらこっちだって同じだぜ?
紅丸:俺はお前さん方二人と組んだ事があるんだからな
K':チッ…だったらテメェの手だって知れてる事になるぜ?
紅丸:それもそうだな、となるとこの勝負鍵になるのは…
大門:……む
クーラ:ふぇ?
京:確かに、大門は頼りになるがよぉ…
大門:うむ! 任せておけ、京!
K':コイツが? マジかよ
クーラ:クーラ頑張るよ?
京:とにかく、お互い何時のデータだよ んなもんカビでも生えて、とっくに役にたたねぇぜ?
K':ウゼェ……結局無駄なやりとりだって分かってたろうが
K':さっさと始めるぞ 無駄にダベッタ分1秒でも早く終わらせてぇんだよ
大門:くるか……ならば全力でゆくぞ! さぁ、こい!
クーラ:二人とも任せて! 今日は頑張っちゃうんだから!
紅丸:は、張り切ってるな、二人とも
K':……
ラルフ:お前らこんな所で何してやがる! ここはガキの遊び場じゃねぇぞ!
クーラ:クーラ、ガキじゃないよ! オジサンこそいい歳して、ってセーラが言ってたんだから!
ラルフ:うるせぇ! 人を年寄り扱いするんじゃねぇ! クソ、ムチ子の奴……
クラーク:別任務、って訳でもなさそうだな
K':こっちが聞きてぇぜ
マキシマ:まぁ、お姫様の道楽、って所かな?
ラルフ:何だと? おい、どういう事だよ!
クーラ:べーった! オジサンには絶対教えない!
レオナ:どういう事……?
クーラ:え? えーっと 出場したらアイスいっぱいくれるって、お爺ちゃんが
レオナ:……そう
ラルフ:………
マキシマ:お姫様にとっては大事な事なんだよ 頭痛のタネではあるがね
クラーク:大変だな、おたくらも
クーラ:お姉ちゃん、大丈夫? 顔色悪いよ?
レオナ:……平気、大丈夫
マキシマ:とてもそうは見えんがな
K':さっさと始めんぞ すぐに終わらせてやるよ
レオナ:あなた達! ……どうして生きてるの?
マチュア:あら、久し振りの再会なのに、酷い事を言うのね
バイス:そんな事より今面倒な事になっていてね お嬢ちゃんも手伝っておくれよ
バイス:私達は仲間じゃないか ……そうだろう?
レオナ:誰が……あなた達なんかと!
ラルフ:確かに面倒なのは間違いねぇなぁ
ラルフ:トカゲの尻尾みてぇにウロチョロしてるお前さん方がよ!
バイス:トカゲと龍の見分けもつかないのかい? 暫く見ない内に随分と耄碌したねぇ
マチュア:生きてるのが辛くないのかしら?
ラルフ:こいつら、言わせておきゃあ……!
クラーク:あー、落ち着いてください、大佐
クラーク:とにかく、今はおたくらに用はないんだ
クラーク:スマートに消えてくれるとありがたいんだがね
庵:くだらん……死ね
レオナ:あなた……オロチと手を組んでまで炎を取り戻したいの……?
庵:貴様の知った事か それと勘違いをするなよ、女
庵:この女共はただの駒だ 役に立たねば殺す、それだけだ
バイス:そういう事さ。今の所はね……
マチュア:取りあえず今はお休みなさい、お嬢さん 目覚めた頃に、また迎えに来るわ
レオナ:あなた達の好きにはさせない……!
京:よう、八神 お前も目的は同じらしいな
庵:貴様と下らん話をする気など無い …かかってこい
京:炎が無いんじゃ話にならないぜ? 大人しくしてろよ八神
庵:聞こえなかったか? さっさとかかってこい、京!
京:相変わらずだな八神 まぁお前はそれでいいとして…
京:てめぇらいい加減にしやがれ! 封印が解けた途端しゃしゃり出てきやがって!
マチュア:あなた達、存外に不甲斐無いのねぇ オロチを封印した時の勢いはどうしたのかしら?
バイス:あんな小僧にいいようにされて死にたくならないのかい?
京:やかましい! 生憎お前等に関ってる暇は無いんだよ
京:ここで暫く灰になってろ!
紅丸:やれやれ、折角美女との再会だっていうのに やっぱり君達とは別の出会い方をしたかったね
マチュア:あら、嬉しいわね そうね…… あなたは念入りに刻んであげる
紅丸:これはこれは、美女のお誘いとあれば断れないね
紅丸:もっとも、この戦いで刻まれるのは俺の強さだけだろうけどね!
大門:うぬら……何を企んでおる?
バイス:あんた達に話す義理があると思うかい?
大門:……愚問であったな うぬらの企み等、ろくなものではあるまい
バイス:安心おしよ 次目覚める頃には全部終わってるさ
バイス:その後で、改めて止めを刺してあげるよ!
京:黙りやがれ! 此処でオネンネすんのはてめぇらの方だ!
京:そういう訳だ、安心していいぜ八神! お前が寝てる間に全部終わらしてやるよ!
庵:……気が変わった 貴様は此処で死ねっ! 京!!
エリザベート:退きなさい! もはやオロチの出る幕など無い!
マチュア:そういう訳にもいかないのよ…… 邪魔なのはあなたの方よ?
バイス:あんた等の失態でこっちは迷惑してんのさ この落とし前、どうつけるつもりだい?
デュオロン:待て、それ以上近づかぬが身の為だぞ
マチュア:あなた達に用は無いのよ それとも何? 相手をして欲しいのかしら、ボウヤ
デュオロン:……不吉な女め!
シェン:ずいぶんと余裕かましてくれるじゃねぇか、このアマ 少しはできるんだろうなぁ!?
バイス:何だい、野良犬が紛れ込んでるじゃないか しつけがなってないねぇ
バイス:ほら、物乞いでもしてみるかい? 命以外に乞える物は無いだろうけどねぇ!
シェン:物乞いなんざするかよ 欲しいもんはぶちのめして頂く、それだけだろ?
シェン:その野良犬に喰いちぎられてから後悔したって、遅いんだぜ!?
エリザベート:八神よ、あなたももう辞めるのです! これ以上オロチに関り、何とするのです
庵:下らんな、貴様の話に付き合う気など無い
エリザベート:あくまでも因縁に固執するというのですか……
エリザベート:ならば、討ち果たして差し上げましょう その愚かな思念と共に!
ホア:おいキムよ、なんなんだこの女は?
キム:彼女はエリザベートさん 彼女が今回対戦するチームのリーダーだ
ホア:はぁ? こんな女がチームのリーダーだぁ!? KOFも質が落ちたもんだぜ!
ライデン:おいおい、大丈夫かいお嬢ちゃん? なんなら手加減してやってもいいんだぜ?
シェン:ゴチャゴチャうっせぇぞコラ 口だけじゃねぇ相手を期待してんだぜ、こっちはよ!
デュオロン:……これでは力量も知れよう
ホア:あぁ!? んだとこのガキ共!
ライデン:いい度胸じゃねぇか 纏めて挽肉にしてやるぜ、ガハハハハ!
キム:いい加減にしないか二人共!
キム:申し訳ありませんエリザベートさん 私の監督不行き届きです
エリザベート:いいえ、気にしていません
エリザベート:この場にいる以上それなりの覚悟を持っているという事でしょう
エリザベート:ならば、それを戦いの中で示して頂く!
キム:願ってもいない事です、我々の力、口先だけでないことを証明しましょう!
京:やはり出てきたんだな、あんた等
エリザベート:あなた方を巻き込んでしまった事 それは申し訳なく思っています
エリザベート:ですが、最早これは我々の問題! 我らが使命、阻むというのならば……
エリザベート:それ相応の態度で挑ませて頂きます!
京:やかましい! あんた等の使命だか何だか知ったこっちゃねぇ…
京:俺はあの小僧に必ず落とし前をつけさせる そこをどきやがれ!
紅丸:という訳だ、悪いなデュオロン
デュオロン:まるで勝つのは自分達だというような口振りだな、二階堂
紅丸:あいつは言い出したらきかないからな
紅丸:例えあんたでも邪魔をさせる訳にはいかないのさ
デュオロン:フッ……お前ほどの男がな いいだろう、勝負だ
シェン:何だ、やつらだけで盛り上がりやがって しゃあねぇ、オッサンよろしくな
大門:……しつけがなって無いな
シェン:生憎育ちがいい訳じゃねぇんでな 生真面目そうなあんたに俺の拳が止められるか?
大門:よかろう…存分に打ち込んでくるがいい!
舞:はぁい、アンディ! 一緒のチームになれなかったのは残念だけど
舞:始まった以上、全力を尽くして闘いましょう!
アンディ:舞……! 勿論だ 最高の勝負をしよう!
舞:うふふ♪ ところでアンディ
舞:みんなの宿泊してるホテル 結婚式場の受付もしてるって、知ってた?
アンディ:な!? いきなり何を言い出すんだっ、舞!
テリー:Hey カラテガール! ちゃんと修行はしてきたのかい?
ユリ:とぉーぜん! それにテリーさんの技はとっくに研究済みなんだからね〜♪
テリー:言ってくれるじゃないか OK! 熱いファイトになりそうだ!
ジョー:こ、こいつら大会が始まったってのに これ見よがしにイチャイチャしやがって……!
キング:なんなんだい、このパンツ男は 男の嫉妬は見苦しいよ?
ジョー:うるせぇ! こうなったら速攻で優勝して
ジョー:俺様が一番強くて格好いいってのを全世界にアピールしてやるぜ!
テリー:Wow! ホアにライデンじゃないか まるで同窓会だな!
テリー:悪役レスラーはもう辞めたんじゃないのか?
ライデン:何言ってやがる 俺様はライデン 今も昔も史上最強の男だぜ!?
ホア:ケケケ 待ちかねたぜジョー! 復活のドラゴンキックであの世に送ってやらぁ!
ジョー:へっ わざわざリベンジに来たってか?
ジョー:いいぜ、相手してやるよ これもチャンピオンの務めってなぁ!
アンディ:お前達何を企んでいる! まさか、またギースが!?
ホア:ああ!? 何言ってやがるテメェ!
ライデン:俺達ゃとっくにギースとは手を切ってんだよ!
キム:その通り 彼らは今正道に立ち返るべく更正の道を歩んでいるのです!
キム:皆さんは不振がるかもしれませんが彼らはとても筋がいい!
テリー:まぁ 熱いファイトが出来るなら No Problemだ!
テリー:さぁやろうぜ Let's Fight!
キム:こちらとしてもあなた達との勝負は良い刺激になります! いきますよ!
テリー:Hey、リョウ! 無敵の龍は健在みたいだな!
リョウ:アンタこそ! 伝説の狼の牙、更に鋭さを増したようだな!
リョウ:だが俺もこの日の為に修行を積んできた! そう易々と抜かせはしない!
テリー:OK! なら狼の牙が龍の鱗を貫けるかどうか試してみようじゃないかっ!
ジョー:へっ、みんな纏めて俺のハリケーンアッパーで吹き飛ばしてやるぜ!
ロバート:おーおー相変わらず口のでかいやっちゃなぁ
ロバート:まぁ。風も口も好きなだけ吹いたらええで?
ロバート:みぃんな伏せた虎の上素通りしていくさかいな!
ジョー:うるせぇ! だったら地面ごと吹き飛ばしてやるぜ!
アンディ:その漲る闘志……まさに鬼神 果たして俺の技が通用するか……
タクマ:どうした、臆したか若造め!
アンディ:まさか! 修行を積んだ甲斐があったというもの
アンディ:不敗の空手家の伝説…… 今この目で確かめさせて頂きます!
タクマ:ふふふっ、ならば心して挑むが良い!
タクマ:極限に座した鬼の影 そう容易く断てるものではないぞ!
テリー:さぁ、そろそろ始めようじゃないかっ!
テリー:Let's Fight! Come On、Come On!
リョウ:アンタ等となら極限の戦いが出来る! 勝負だっ!
アテナ:皆さん、今回はアッシュさんを探しにいらしたんですよね?
エリザベート:……ご存知でしたか ですが、それは今この場には不要な話です
アテナ:で、でも……
シェン:おいおい、戦う前からそんな調子で大丈夫かよ! ちゃんとした勝負になるんだろうな!?
ケンスウ:なんや、ちょっと心配しとるだけやないか! 勝負が始まったら本気になるに決まっとるやろ!
デュオロン:それは勝利への余裕か? だとしたら浅はかという他は無いな
チン:そういわんでおくれ ワシもあの少年の事が少し気掛かりでのう
チン:一人で全てを抱え込もうとしているようで見てられんのじゃ
エリザベート:………
アテナ:……そうだっ! 私達もアッシュさんを探すのを手伝います!
シェン:ちょっと待て、何でそういう話になりやがる
ケンスウ:まぁ、人助けもわいらの仕事やしなぁ
デュオロン:勝負はどうする?
アテナ:もちろん本気で戦わせて頂きます! その上でアッシュさんを探すのを手伝わせてください
エリザベート:あなたのお気持ち、確かに受け取りました
エリザベート:あなたと話す事が出来て、気持ちの整理も付きそうです
アテナ:それじゃあ……
エリザベート:やはり、これは私達両家の問題!
エリザベート:ましてや、あなた達の様な若者を巻き込むなど出来ようもない!
アテナ:エ、エリザベートさんっ!?
エリザベート:あなたが本当に我々の事を思うのならどうかそこを退いてください……
ケンスウ:し、師匠、どないしょう! 余計火に油注いだみたいになっとんで!?
チン:うーむ、こればかりはどうにもなるまいて 難儀な事じゃわい
アテナ:世界的にも有名なテリーさんとの戦いは私にとっても凄く刺激になってます!
テリー:止してくれ、そんなガラじゃないぜ 熱いファイトさえ出来れば俺はハッピーさ
アンディ:ケンスウ君も見違えたね 随分修行を積んだみたいじゃないか
ケンスウ:せやろう! 新しい技も身につけたんや 一丁見たってや!
チン:ほっほっほっ。 ここは一つ タンとワシの弟子で弟子比べといこうかの?
チン:これはいいわい。 ワシはゆっくり酒でも飲んで……
ジョー:おい、爺さん。寝ぼけてんじゃねーぞ
チン:ほっ? こりゃスマン、もう一人おったな
ジョー:向こうは向こうで盛り上がっちまってるしよぉ しょうがねぇから爺さん相手してくれよ
チン:いやぁ、しかしワシも歳でのう お主の相手が務まるかどうか……
ジョー:だから寝ぼけてんじゃねーよ! あのタン老師の知り合いなんだろ?
ジョー:だったら俺にも一つ指導ってのをしてくれよ このままじゃ見せ場がねぇからな!
チン:やれやれ、威勢がいいのう どれ、一つ頑張るとするかのう?
アテナ:京さん、あなたもアッシュさんを追って?
京:知ってんだったら話は早いな
京:この試合で最後だ 悪いが手加減はできねぇぜ!
アテナ:それはこちらも同じです
アテナ:戦ってきた皆さんの思いを無駄にしないためにも……
アテナ:この試合、絶対に負けられません!
紅丸:おいおい、随分やる気じゃないか 一体何があったんだいハニー?
ケンスウ:そんな調子で大丈夫かいな 今日のワイらは一味ちゃうで!
紅丸:やれやれ、今日の味付けはスパイシーって事かな?
大門:老師、やはり今回も……?
チン:ふむ、お前さん方の事じゃからもう気付いておるじゃろうな
チン:お前さん方を信用せん訳ではないが、今回はワシ等に譲ってもらうぞい
京:そうはいくかよ……
京:そもそもコイツは俺の問題なんだよ! そこをどいてもらうぜ!
アテナ:京さん、何もかも一人で背負わないで! 私達だって力になって見せます!
ライデン:カラテマン相手なら何度も戦った事があるぜ ちょっと分が悪いんじゃないかい? お兄さん方よ!
リョウ:俺もお前のように、デカくてタフなヤツと戦った事があるぞ!
リョウ:あの時は修行不足から苦戦したが俺も修行を積んだ!
リョウ:今の俺の実力を試すには十分過ぎる相手だ! さぁ、こい!
ホア:極限だか何だか大層な名前がついてるようだが所詮はカラテだろう?
ロバート:極限流を只の空手やと思わんことやな 甘くみてると大怪我じゃすまへんで!
ホア:ケケケ…そういうお前 足技に自信があるらしいじゃねぇか
ホア:まさかムエタイに通用すると思ってねぇよなぁ!? ドラゴンキックで秒殺してやらぁ!
ロバート:ワイに足技で挑戦するっちゅうんか? おもろいやないか、いっちょうやってみぃや!
キム:足技ならばテコンドーを忘れてもらっては困りますね
キム:もっとも、あなた方極限流が一筋縄で行かない事は百も承知です。全力で挑ませて頂きましょう!
タクマ:ふふふ、やはりこうでなくてはな! 我が拳も疼いておるわ。いざ、参るぞ!
キム:八神君! 君とはこの大会で一度話をしたいと思っていた!
キム:炎を失った今こそ、オロチと決別する絶好の好機! 即刻オロチとは縁を切り、私の道場へきたまえ!
庵:……話は済んだか? なら死ね
マチュア:あなたまだそんな無駄な事をやってたのね 正義だ悪だの、あなたが決める事なのかしら
バイス:そもそも、人間そのものが悪だった事にまだ気付いてないようだね
キム:違う! 人の心に正義は必ずある、そしてそれはお前達の様な悪に、決して屈したりはしない!
キム:だが、君たちを見捨てるような事は私もしたく無い ……そこでだ!
キム:今ここにテコンドーの道着がある。みんなこれに袖を通したまえ!
庵:………
ホア:おい、キムよ、流石にそりゃあ……
キム:
ホア:ゲェッ!? それは流石に勘弁してくれよ! 俺はムエタイを裏切るような真似はできねぇ!
ライデン:そうだぜキム! それに俺にサイズの合う道着なんて無ぇんじゃねえのか?
キム:大丈夫だ、君にピッタリ合うサイズの道着もある!
ライデン:何であるんだよ
キム:君と同じくらい体格のいい生徒が居るものでね
キム:さぁ、みんな袖を通してくれ! これで気持ちを入れ替え
キム:共に正しき道を歩もうではありませんか!
バイス:……ア、アハハハハ! これは、ケッサクだね!
マチュア:アハハハ……ハァ、ねぇあなた達
マチュア:楽に死ねるとは思わない事ね
バイス:あんた達も運が悪かったねぇ…… こんな男と一緒にいたばっかりにさぁ!
ホア:ちょ、ちょっと待て 俺たちゃ何もしてねぇぞ!?
庵:黙れっ! 貴様等纏めてここで朽ち果てろ!!
キム:必ず出会えると思っていましたよ アテナさん! 正義を目指す心は何者にも負けはしない!
アテナ:ええ 私達も同じ気持ちです お互い最高の試合をしましょうね!
ホア:おいおい ちょっと待ちやがれ
ホア:決勝の相手がガキ二人にジジイだと!? 舐めてんのかコラァ!
ケンスウ:なんやこのオッサン! いきなりイチャモンつけよってからに
ケンスウ:ワイらは決勝まで勝ち上がってきてんねんで それがどないな意味か分かるやろ!
キム:その通り 彼らはあのチン老師の元厳しい修行を積んでいるのだ
キム:君たちもタン老師の事は知っているだろう? あの方はタン老師と旧知の仲でもあるのだよ
ホア:何っ!? タンの知り合いだと!
チン:うむ いかにもじゃ タンの奴は元気にしとるかのう?
ライデン:流石に老人をいたぶるってのはヒールといえどイメージが悪ぃな
ライデン:おいジイさん! なんならハンデでも付けてやろうか?
ホア:よせっ! ライデン! 拳法使いのジジイは油断できねぇ……
チン:ふむぅ? 何やら買い被られておるのう
ライデン:心配すんなよ これだけの体格差だ 何かする前に押し潰してやるぜ グフフ
ホア:その体格がアテにできねぇんだよ!
ホア:ケッ こうなったら 妙な真似をする前にぶちのめしてやらぁ!
チン:これこれ そう身構えるでない わしゃしがないただの爺さんじゃよ?
キム:その手には乗りませんよ老師 どうか我々にも一手お授け願いたい!
タクマ:この馬鹿娘がっ! また勝手に出場なんぞ決めおって
タクマ:ワシはまだ何も認めてはおらんぞっ!
ユリ:もうっ いい加減にしてよ お父さん!
舞:まぁまぁ ユリちゃん
ロバート:師匠も 何もこんな所で怒鳴らんでも
キング:まぁ ユリも少しはタクマの事を考えてやっちゃどうだい?
キング:今まで鎌ってやれなかった分 余計に心配なのさ
タクマ:おお 流石ワシの見込んだ女子 ユリ、少しは見習えィ!
リョウ:親父こそ ユリだってもう一人前だろ? いい加減認めてやるべきじゃないのか
ユリ:お兄ちゃん……
舞:あら いいわねぇ 兄妹愛って奴かしら?
キング:……そもそも リョウ アンタが甘やかすのが駄目なんじゃないのかい?
リョウ:何だって?
タクマ:(むっ……?)
リョウ:俺はユリの事を考えてだな…
キング:それもアンタの自分勝手な思い込みじゃないのかい
ロバート:(こ、この流れは)
リョウ:なんだよキング、さっきから そもそもこれはサカザキ家の…
キング:そうやって逃げるのかい? これだから男ってのは…
ユリ:(マズイッチ!)
リョウ:大体お前だって……!
ユリ:お父さんゴメーン!
ユリ:本当はちゃんと話すつもりだったのに言い出せなかったのー!
タクマ:う、うむっ! 反省はしているようだな 今回ばかりは許すとしよう! なぁリョウ!?
リョウ:は? いや、俺は別に……
ロバート:素晴らしいなぁー! 家族の絆ってもんは なぁキング!?
キング:え? まぁ、あんた達がそれでいいんなら……
タクマ:ようしユリ、今この場でどれ程修行を積んだか見てやろう! さぁかかってこい!
ユリ:ようし、いっくよー!
ロバート:何二人ともボサッとしてんねやぁ! はじまるでぇ!?
リョウ&キング:あ、ああ……?
舞:流石は極限流、凄いチームワークだわ……
京:極限流やぶれたり! ってな 今回も俺達の勝ちだと思うぜ?
リョウ:口だけは相変わらずだな! その分だと怪我の方は大丈夫そうだ
京:あ? 何の話だよ
リョウ:いや こっちの話だ! さぁ 最高の勝負をしよう!
紅丸:いやだねぇ こういう暑苦しい連中は苦手なんだよ
ロバート:嘘つきやな色男 そうはいっとっても顔がにやけとんで?
紅丸:ふっ だから嫌なのさ 泥臭い試合になると分かっていても
紅丸:痺れる闘いを期待しちまう自分にね……
ロバート:相変わらずキザなやっちゃで まぁ期待には答えるさかい安心しぃや!
タクマ:うむ、そなたらの実力、柴舟殿に代わり今一度わし自ら見極めてやろう!
大門:是非もありません……いざ、参る!
京:ブザマに負けて弟子が居なくなっても恨むなよ!
京:今回も任務ってヤツかい? いい年して引退とかは考えないのかよ
ラルフ:うるせぇ、余計なお世話だっ!
京:それよりよ、そいつを連れてきて大丈夫なのかよ?
ラルフ:あん? ……レオナの事か?
京:あんた等の事だから分かってるとは思うが連中の狙いはアレだぞ?
京:ここで前みたいな大暴れはご遠慮願いたいんだがな
クラーク:重々承知してるさ それも踏まえての彼女の参戦だ
紅丸:全く、こんな大会に彼女を連れてくるなんて思いやりが足りてないんじゃないのか?
レオナ:これは私が決めた事……勘違いしないで
大門:……うむ? どういう事だ
クラーク:本人のたっての希望でな 無下にする訳にもいかんだろう
レオナ:……もう、あんな思いは嫌 私は、私の意志で戦い抜いてみせる……!
京:それなりの覚悟はしてるみてぇだがよ 正直迷惑だぜ?
京:爆弾抱えた奴に体当たりされる身にもなれってんだ!
レオナ:それでも……私は……
紅丸:いい加減にしないか京 そんなにレディーを苛めるもんじゃない
京:お前はイチイチ軽すぎるんだよ!
京:全く、こうなったらさっさと退場して貰うぜ 何かあってからじゃ遅いんだからな
ラルフ:へっ、うちのお姫さんを心配してくれるのはいいけどよ、まず自分達の心配をするべきだぜ?
クラーク:あんた達の助けは借りんさ 安心してベッドで横になっててもらおうか
ラルフ:ようエリザベートさん あんた、アッシュって小僧と関りがあるらしいな
エリザベート:……それが何か?
レオナ:前回大会終了後……あなたは彼と接触しているわ
レオナ:それに……後ろの二人も彼とのチーム出場の経験がある……
クラーク:彼は何を考えている? まさか本当にオロチを復活させる気じゃあるまいな?
シェン:うっせぇな、もともとアイツが何考えてるなんざ知るかよ
デュオロン:それが分かれば苦労はしない
エリザベート:……私達としても、彼の真意を測りかねています
エリザベート:ですが、おそらくこの大会でそれも判明するでしょう
クラーク:ムカイにマガキ、何者なんだ、あいつ等は
エリザベート:それに関して、あなた方にお答えできる情報はありません
エリザベート:もともとこの件は軍隊ごときでどうにか出来る問題ではないのです
エリザベート:真の解決を望むというのならば即刻この場を去りなさい!
ラルフ:そういう訳にもいかねぇんだよ これも任務でな
エリザベート:あくまでも阻むというのなら容赦はできませんよ
クラーク:心配無用さ もともと荒事になるのは分かりきってるんでね
ラルフ:さぁ、ミッションスタートといくかぁ!
マキシマ:よう お嬢さん方 相も変わらず綺麗所が揃ってるな
舞:あら ありがとう でも手加減なんてしてあげないわよ?
マキシマ:そいつは参ったな さて、どうする相棒?
K':俺に振るんじゃねぇよ メンドくせぇ
キング:アンタも相変わらずのしかめっ面だねぇ
K':ウッセェ……関係ねぇだろ
舞:ちゃんとしてればイイ男なんだからもったいないわよ?
K':知るか
ユリ:ほら、ニコーって笑ってごらんよ? こんな感じでさぁ〜
クーラ:えへへ クーラも!
K':……馬鹿みてぇだぞ
ユリ:あ、ひっどい!
クーラ:クーラ馬鹿じゃないもん! K'が照れやさんなだけでしょー!
K':誰が……
キング:おや そうなのかい
舞:なぁんだぁ 可愛らしい所もあるじゃない
マキシマ:おいおい その辺にしてやってくれないか ウチの相棒はシャイなんだ なぁ K'?
K':テメェラ……全ッ員燃やすぞ!?
ユリ:アテナちゃん、アイドルってお仕事大変じゃない?
ユリ:友達と好きに遊んだりとか恋愛も自由に出来ないんじゃないの?
アテナ:たしかに、色々と不自由な事もあるかもしれませんけど
アテナ:私はこの仕事に誇りを持っているので、全然平気です!
舞:まだ若いのに、そんなんじゃ駄目よ 愛は女を綺麗にするし、強くするんだから!
キング:また始まったよ。どうせアンディの事だろ?
ユリ:え〜、キングさんだって人事じゃないでしょ?
キング:な、何で私が関係あるんだい
ユリ:お兄ちゃんと会うようになってからキングさんどんどん綺麗になってるもん
キング:ば、馬鹿な事言うんじゃないよ!そういうユリこそ、ロバートとはどうなってるんだい!
チン:ほっほっほ、いいのう ワシもバアさんと出会った頃はのう……
アテナ:皆さん、自分の想い人について語る事が出来るんですね
アテナ:いいなぁ、私の前にもいつかそんな人が現れて……
ケンスウ:ちょ、ちょい待ってや! アテナにはワイがおるやろ!?
アテナ:えっ、だってケンスウはその友達というか、仲間というか
舞:あら、残念だったわねケンスウ君♪
ケンスウ:あんたはちょお黙っとってや!? ワイは本気でアテナの事が、すっ、す、すすすっ!
アテナ:ちょ、ちょっとケンスウ!? 皆の前で何言い出そうとしてるの!
ユリ:あれれ〜? 怪しい反応っチ!
アテナ:ち、違います! 別に怪しくなんか……
ケンスウ:アテナの事が、す、すすっ、すすすすす!
アテナ:ケンスウもいい加減にしなさい! と、とにかく勝負です、勝負! 早く始めましょう!
舞:あらあら、この調子じゃ暫く進展はしなさそうね
チン:ふむ、青春じゃのう
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