真・女神転生3以降でおなじみになっているゲームシステム。敵味方共通で、「相手の弱点をつけば行動回数が増え」、逆に「攻撃を無効化、反射、吸収されると行動回数が減る」というものです。弱点を突きまくれば最大で1ターンに最大で8回行動が可能となります。本作では敵に弱点を突かせない、敵の耐性属性で攻撃しないことが最重要です。
また例えば、弱点を突けない場合は「次へ」で行動を回してアイコン消費を0.5に抑えて、別の仲魔に行動させる、というような選択をすることも重要。行動順と残りアイコンから戦略を立てましょう。
味方側の場合、パーティ1人につき1つの「プレスアイコン」が与えられます。プレスターンバトルはこのアイコンを消費してのものとなります。以下のようなルールです。
行動結果 | アイコン消費量 |
---|---|
攻撃がヒットする(相手の相性が通常あるいは耐性) | 1 |
攻撃がクリティカルヒットする | 0.5 |
攻撃で弱点を突く | 0.5 |
攻撃がミスする | 2 |
攻撃が無効化される | 2 |
攻撃が反射あるいは吸収される | 全部 |
「次へ」で行動を次に回す | 0.5 |
「チェンジ」で控えの仲魔と交代する | 0.5 |
「逃げる」が失敗する | 全部 |
悪魔会話で悪魔が攻撃的になる | 全部 |
悪魔会話で何も起こらない結果になる | 0 |
攻撃には全て何らかの属性が設定されています。それを受ける「防御相性」如何により、受けるダメージが増減します。また、全ての悪魔にはこれらの属性の得手不得手が設定されています。属性は以下。
属性 | スキルの例 |
---|---|
物理 | 通常攻撃、突撃、鬼神楽、モータルジハード |
銃撃 | ニードルショット、天扇弓、麻痺針 |
火炎 | アギ系、トリスアギオン |
氷結 | ブフ系、アイスエイジ |
電撃 | ジオ系、八色雷公 |
衝撃 | ザン系、殺風激 |
破魔 | ハマ系、審判の光、ゴッドアロー |
呪殺 | ムド系、死んでくれる? |
万能 | メギド系、吸収、ジャッジメント、アンティクトン |
回復 | ディア系、リカーム、パトラ、アムリタ |
自動発動 | 一分、二分、三分の活泉、耐性系、プレロマ系、反撃、獣の反応、龍の反応 |
補助 | ディア系、タルカジャ、マカカジャ、タルンダ、ラクンダ、マガオン、溶解ブレス |
特殊 | エストマ、トラフーリ |
属性に対する「防御相性」は全6段階。相手により攻撃方法を変えて可能な限り弱点を突いて攻撃することが基本になります。
防御相性 | 受けるダメージ |
---|---|
弱点 | 通常よりも受けるダメージが増大し、相手側のプレスアイコンの消費が0.5に。 |
通常 | 弱点でも耐性でも無効でもない通常のダメージを受ける。 |
耐性 | 通常よりもややダメージを減少させる。 |
無効 | ダメージを0にする。相手のプレスアイコンを2つ減少させる。 |
反射 | ダメージを反射する。相手のプレスアイコンは全て消滅。 |
吸収 | ダメージを吸収してHP回復。相手のプレスアイコンは全て消滅。 |
前作「真4」から追加されたシステムで、今作でも登場。
敵の弱点を突いたり、あるいは敵の攻撃を無効化したりすると、そのキャラクターが不敵に「ニヤリ」と笑います。この「ニヤリ」状態だと次に行う攻撃の威力が大幅に増加したり、あるいは敵から受けるダメージが減少したりします。これも敵側も発動する場合もあります。
今回は今までなかったパートナーキャラクターが戦闘に参加するという形式になっています。
そして、そのパートナーキャラクターの行動回数が一定に達するとすべてのパートナーが参加して一斉に攻撃を仕掛けます。以下のようなルールになっています。
悪魔との戦闘中、交渉することで敵悪魔を味方に引き込むことができます。様々な選択肢が発生するのでそれに対して適切に対応していきます。お金などを渡せば仲魔になることもありますが、渡しても襲い掛かってくる場合もあります。逆に、何も渡さずに強引に仲間になるよう交渉すると成功する場合もあり、悪魔の反応は様々です。
最初から行えるもので、悪魔を仲間に加えることができます。相手の反応に対して選択肢を選んでいくことで仲魔にできるのか、あるいは失敗して襲われるのか、分岐します。基本的に絶対の正解はありません。ただしマッカでの即決に応えれば確定で仲魔にできます。
スカウトできる悪魔のレベルは主人公のレベルと同じ値が上限です。仮に主人公よりも上のレベルの悪魔のスカウトに成功しても去ってしまいます。ただしこのとき、去る前に他の悪魔を紹介してくれることもあります。
また、状態異常「魅了」にすると、女性型悪魔は確定でスカウト成功します。
悪魔の反応 | 解説 |
---|---|
マッカやアイテム要求 | 悪魔がマッカやアイテムを要求します。アイテムは貴重なものを要求することもありますが、「ごまかす」でもらった気にさせることも可能。ただし見破られると襲われます。基本的に数回払えば仲魔になりますが、もらうだけもらって去ってしまうこともあります。 |
即決マッカ要求 | 通常のマッカ要求よりもずっと高額を要求してきますが、応えれば確定で仲魔に。高額といっても大した額ではなく、これが発生すれば運が良いので、仲魔にしたいのならば払いましょう。 |
雑談 | 悪魔の性格によりさまざまな会話が発生し、それに対する選択肢もさまざまに発生します。同じ対応をしても仲魔になったりならなかったりして決まっていないので、適当に選んでいって良いでしょう。それによりマッカやアイテム要求に移行すれば仲魔にできる可能性があります。 |
友好的な反応 | その悪魔と以前に何度も会話している場合、最初に会話した時点で友好的で、いきなり仲魔になってくれる場合もあります。以前仲魔にしたことがある場合も同様に友好的になります。 |
同族がいることにより友好的離脱 | 会話した仲魔がすでにこちらのパーティにいる場合、会話すると他の悪魔も含めて去ってしまいます。戦闘を避けたい場合に。 |
ハンターアプリの「ファンド」を取得することで可能になる種類の会話です。
ファンドを行い、成功すればマッカを入手できます。成功の確率は高いですが、一度成功すると「さらに資金提供を求める」か「手を引いておく」の選択肢が出て、さらに〜を選択すると多くの場合は相手を怒らせてしまい、敵のターンになってしまいます。
状態異常の「緊縛」状態にすると確定で成功する上、一度に3回、マッカを入手できます。
ハンターアプリの「トレード」を取得することで可能になる種類の会話です。
悪魔と交渉して、アイテム交換を行います。もらえるものは主に「魔石」のような消費アイテムで、悪魔が要求してくるものも「傷薬」のような消費アイテムとなっています。「ファンド最適化」のアプリを取得すると要求されるものはさほど貴重でないものになりますが、取得していないと貴重なアイテムを要求されることも多いので、トレードを頻繁に行うつもりならこのアプリも取得するようにしましょう。
要求に対して「断る」を選ぶと別のアイテム要求になりますが、何度も断っていると怒って襲い掛かってきたり、去ってしまったりします。ただし断り続けるとアイテムを差し出すことなく、アイテムを入手できることも。「同じ会話に飽きている」となってからは、低確率ながら、こちらがアイテムを差し出すと何も出さずに去ってしまうこともあります。
また、相手を「混乱」状態にすると交渉することなくアイテムをくれます。
交渉により仲魔に引き入れた悪魔同士を合体させることで新たな悪魔を生み出します。詳しくは悪魔合体の解説へ。
これも「ニヤリ」同様に前作にもあったシステムです。
仲魔はレベルアップによりスキルを習得していきますが、設定されている習得スキルを全て習得しきった時には「ウィスパーイベント」が発生し、主人公に一つだけスキルを覚えさせることができます。ただしどんなスキルでも習得させることができるわけではなく、一分のスキルは習得できません。
また、その仲魔が習得しているスキルをすでに主人公が習得している場合、そのスキルの補正値が+1されます。補正値が上昇すると威力が上昇し、最大+9まで成長します。これを見込んで、主人公と仲魔の習得スキルを同じにしていくと、ゲーム終盤になるころには主人公の攻撃力が非常に高くなります。
前作「真4」でもあった要素。フィールド上には「遺物」というものが獲得できるポイントがあります。遺物は売却してマッカ(お金)にすることができます。前作の場合、遺物は一定時間経過で復活し、また獲得できるようになっていましたが、今回でも同様。
今作で新たに登場した要素。これを使用するとフィールド上の障害物を壊したり届かない場所にある特殊な遺物を取ることができます。
ヒスイの守刀はナバールしか使えず、霊力がなくなると使えなくなります。霊力はフィールドの「パワースポット」で回復させることができます。主人公が剣を振るうとナバールも前方に一定距離飛んで剣を振るいます。これでしか破壊できない「霊晶」を破壊して進むという仕掛けが各地に存在。また、このナバールの攻撃が敵シンボルに当たると敵を消せます。
また、ヒスイの守刀でしか壊せないオブジェクトが各地にあります。主に宝石商サンジェルマンに話してアイテムと交換できる「宝石」あるいは使うと魔法の効果を発揮する「〜ストーン」、使うと防具が強化される「防具強化パック」を入手できます。
多くの場合、パワースポットの位置から離れた場所にこれらのオブジェクトはあり、パワースポットでパワーを注入後、無駄なく移動しないと間に合わないことが多いです。以下、ヒスイの守刀で破壊できるオブジェクトの位置。●のアイコンで示しています。詳細場所名クリックで画像表示。
場所 | 詳細場所 | 中身 |
---|---|---|
錦糸町 | 錦糸公園 | エメラルド&ジオストーン×15 |
上野 | 駅正面玄関口 | ガーネット&ブフストーン×15 |
中央通り | デビルスリープ×10&デビルポイズン×10 | |
アメ横通り | ザンストーン×10&デビルバインド×10 | |
不忍池 | 防具強化パック&アギストーン×15 | |
銀座 | 中央通りA | ガーネット&デビルスリープ×10 |
中央通りA | エメラルド&ジオンガストーン×15 | |
晴海通り | デビルポイズン×10&マハンマストーン×10 | |
繁華街 | エメラルド&アギラオストーン×15 | |
新宿 | 西口駅前 | マハブフストーン×10&マハジオストーン×10 |
西口駅前 | エメラルド&マハザンストーン×15 | |
西口地下街 | エメラルド&マハザンストーン×15 | |
西口地下通路 | 防具強化パック&ハマストーン×5 | |
ゴールデン街 | 防具強化パック&メギドストーン×15 | |
新宿御苑 | 池泉庭園 | 防具強化パック&マハラギストーン×15 |
霞ヶ関 | B4F研究室通路 | 防具強化パック&ジオストーン×15 |
霞ヶ関駅地下通路 | エメラルド&八百万針玉×15 | |
スカイタワー | 外壁用仮設足場 | 防具強化パック&ムドストーン×10 |
岩盤第弐層 | ガーネット&ムドオンストーン×10 | |
渋谷 | 道玄坂 | 防具強化パック&マハジオストーン×10 |
地下街B | エメラルド&八百万針玉×10 | |
西口駅前 | エメラルド&ブフーラストーン×15 | |
ミッドタウン | 43F | エメラルド×2&ザンマストーン×15 |
旧陸軍地下壕 | ダイヤモンド&ガーネット | |
築地根願寺 | 地下防空壕跡 | ザンマストーン×10&マハムドストーン×10 |
池袋 | 東口駅前 | ガーネット×2&ムドオンストーン×15 |
東口駅前 | 防具強化パック&メギドラストーン×10 | |
南砂町 | 繁華街 | 防具強化パック&メギドストーン×10 |
市ヶ谷駐屯地 | 1F | 防具強化パック&ハマオンストーン×15 |
B1F | エメラルド&メギドラストーン×10 | |
混沌空間 | 無限光の間 | ダイヤモンド&メギドラストーン×10 |
宇宙の卵 | 第2 | 防具強化パック&メギドラストーン×10 |
YHVHの宇宙 | 2ndブレーンG | 防具強化パック&マハムドストーン×15 |
2ndブレーンH | エメラルド&マハザンストーン×10 | |
2ndブレーンL | ガーネット&マハラギストーン×15 | |
3rdブレーンF | 防具強化パック&メギドラストーン×10 | |
3rdブレーンJ | ダイヤモンド&マハブフストーン×15 | |
3rdブレーンK | 防具強化パック&マハジオストーン×15 | |
4thブレーンG | ダイヤモンド&メギドストーン×15 | |
4thブレーンM | 防具強化パック&マハンマストーン | |
4thブレーンQ | 防具強化パック&八百万針玉×15 |
前作同様、真女神転生WFINALでも「クエスト」というものを行ってゲームを進めていく。
ゲームを進行させるために必要なクエストをメインクエストといいます。前作では全部で37ありましたが、ルートごとにメインクエストも変動するため、一度のプレイで全てのクエストを達成することはできませんでした。達成ごとに報酬を獲得できます。一覧はメインクエストページに掲載。
ゲームの進行には必ずしも達成が必要ないクエストがチャレンジクエストです。こちらはプレイヤーが任意で行うことになり、アイテムを納める「納品」、悪魔を倒す「討伐」など種類ごとに分かれています。達成するとやはり報酬を獲得できます。一覧はチャレンジクエストページに掲載。
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