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メガテン4ファイナルのストーリー

203X年、東京。
日本のかつての首都は、25年前に突如勃発した「神々の戦争」による壊滅を避けるため、上空を厚い岩盤で覆い、外界との接触を遮断していた。神々の戦争はやがて終息し、東京は存続したが、太陽の光がひと筋も届かないそこでは、数少ない物資を巡って人々が殺し合い、いまや食物連鎖の頂点に立つ「天使」と「悪魔」が、生き残った人間たちを支配、蹂躙していた。
閉鎖されて逃げ場のない東京は、もはや「魔都」。本作の主人公である15歳の少年は、そんな東京で生まれ育ち、「人外ハンター」と呼ばれる組織の見習いとして日々を過ごしていたが、任務遂行中に悪魔の襲撃を受け、その短い人生の幕を閉じることになる。

死後、黄泉の国をさまよう主人公は、「魔神ダグザ」と名乗る謎の悪魔と出会う。
「オレと契約すれば、現世に戻してやろう。」少年はやむなくダグザと契約を交わすが、ここにはダグザの思惑が隠されていた。
「貴様は今日から、オレの神殺しだ。ともにすべての神々を殺すぞ。」
ダグザは、少年に新しい命と、悪魔を味方に引き入れて使役する「悪魔召還」の能力を与えた。少年は、魔都・東京で戦い抜くだけの十分な力を得て現世に戻り、そしてダグザは、少年が持つスマートフォンの中へ入り込み、少年を監視し始める……。そのころ、大天使「メルカバー」と悪魔王「ルシファー」が起こした最終戦争は、いよいよ終焉の局面を迎えようとしていた。ところがそこに、多神教の集団「多神連合」が降臨。これを率いる魔神「クリシュナ」が、「人類を救済する」という名目のもと、人間たちにみずからの魂を献上するよう要求する。