ネタバレなので閲覧注意!
誰だ!?
やれやれ、かなわないな。完璧に気配を消していた つもりだったんだが。
アルバス!
久しぶりだな、シャノア。少し驚かせてやろうと思ったが、悪ふざけがすぎたか?
…どうして、ここに?
おかしなことを聞くヤツだな。俺たちの帰る場所はここしかない。そうだろう?
いえ、そういうことではなく、あなたは遠方へと派遣されたはず…。
何か胸騒ぎがしてな…、早めに切り上げてきたのだ。
俺の留守中に何かあったか?
はい。私が担い手に選ばれました…。
これから「ドミナス」に体をなじませるための儀式を受けに行くところです。
今、なんと言った…!?お前が…「ドミナス」の担い手だと!?
はい。
どういうことだ?約束が違うじゃないか!
約束…?
そうだ!担い手には俺がなる、師とそういう約束をかわした!
しかし師は、あなたのことを…。
なんだ!
あなたでは…、担い手になりえぬ…と。
!?
ウソだ…!師がそんなことをおっしゃるはずがない!!
アルバス…。
時間です。私は行かなければ…!
待て、シャノア!!お前は、なにもわかってない!
いいえ…、私も「エクレシア」の一員。わかっているつもりです。
「ドラキュラ」を滅ぼす。人々が暗闇に怯えることなく、安心して朝を迎えられるように。
それが私たちの使命--。そうですよね、アルバス。
それは…!
そのために私は「ドミナス」の担い手に…!「魔を斬り払う剣」となります!
シャノア…!
なぜだ、師よ!なぜ、あなたは…!!
使命はすべてに優先する。何より、師の言葉は絶対だ…。
だが、担い手には俺がなると、そう約束したではないですか…!
シャノア…、「ドミナス」の担い手になれるのは、お前しかおらん。
はい。
だが、お前の力をもってしても、あの力を制御することは、不可能に近い。
よって、これより「ドミナス」の拒絶反応を抑えるための儀式をとりおこなう!
はい…。これが終われば、私は…。
そうだ、シャノア。お前は究極のグリフをその身にまとえるようになる。
怨敵ドラキュラを滅すべく、我ら「エクレシア」が生み出した最強の破壊の力「ドミナス」をな。
いくぞ、シャノア。この儀式をもって、お前は救世の戦士となるのだ!
何だ!何が起こった…!?
くぅあぁーーーーーーーーーーっ!!
誰…?あな…た…は…。
……。
何の真似だ、アルバス!これがどんなに重要な儀式かお前も知っておろう?
…なぜ、約束を違えたのです?
アルバス…。
担い手には俺がなる、そういう約束だったはずです!
…人にはそれぞれ役割がある。お前にはお前の成すべきことがあるのだ。
なにより、お前では担い手になれん。
シャノアだけが、その資格を持っているのだ。お前もわかっているだろう?
しかし俺は、どんな困難も乗り越えるつもりだった!この3人で乗り越えるつもりだった!!
ならば、この問題も乗り越えられるはずだ。わしら3人の手で…。
いや、もう遅い…。
アルバス…!?「ドミナス」をどうするつもりだ!
…人にはそれぞれ役割がある、成すべきことがあるとおっしゃいましたね。
たった今、俺の役割は決まりました。あなたが決めたのです。
馬鹿な真似はよせ、アルバス!いったい、何をするつもりだ。
「ドミナス」は、もらっていきます。
冷静になれ、アルバス!
それがなくては、この「ドラキュラ」の魂の器を破壊するという我らの使命が!!
これが俺の使命だ!
くっ!
もはや、あなたを師とは思わぬ…。
さらばだ、バーロウ!
それから数週間後…
これより基礎訓練の最終段階に入る。
はい。
万物に宿る力を術式変換し、呪印へと形を変えたもの…。それがグリフ。
これこそ我が「エクレシア」に古来より受け継がれる秘術、人類最後の希望の光だ。
…では、目の前に浮いておるそのグリフを吸い取ってみせよ。
これは…突剣のグリフ?
そうだ…。グリフをその身に吸印し、たちどころに認識する。
それは、わしらにはない、お前独自の能力だ。覚えておきなさい。
はい。
……。
こんな基本的なことをもう一度お前に教えねばならぬとはな…。
いや、今はそんなことを言っている場合ではない。訓練に戻ろう。
はい。
では、先ほど吸印したグリフを両腕に宿し、発動できる状態にするのだ。
そうやってグリフを身に宿すことで敵を攻撃することができるのだ。
では、そのグリフでわしを攻撃してみよ。
よし、それで悪魔とも対等に渡り合えるはずだ。
では、次の訓練に移るとしよう。
左右の腕に宿した二つのグリフを掛け合わせることで新たに強力な術を発動できるはずだ。
両腕のグリフを組み合わせて合成印術を発動させてみせよ。
それができれば、次はいよいよ実戦だ。少し荒療治だがな…。
我々には時間がない。準備ができたら、次の部屋に進みなさい。
はい。
わしが召喚する使い魔を先ほど吸印したグリフで撃退してみせろ。
例え記憶は失っても、使い方は体に刻まれているはずだ。お前なら、必ずできる!
よし、基礎訓練は終了だ。次の部屋に進みなさい。
見事だ、シャノア。この短期間でこれほどものにしてみせるとは…!
ありがとうございます。
お前には、これから任務についてもらう。
かつての兄弟子、アルバスの手から究極のグリフ「ドミナス」を奪還するという任務だ。
アルバス…。
その名を聞いても 何も思い出せぬか…?
はい。
そして、何も感じることはない…。
はい。その通りです。
あの時、お前の記憶と感情は、失われてしまった。
我らの悲願が叶わんとするあの儀式の際に、すべてが奪われたのだ…。
儀式…。あの時見た、あの男…。
うむ。あやつがアルバスだ。
アルバス。私の心と記憶を奪った男。
わしは、アルバスではなく、お前を担い手に選んだ。
それが許せなかったのだろう。あやつは、怒りのままに暴走し、このような事態に…。
……。
…だが、今さらそれを 悔やんだとて何が変わるわけでもない。わしらは前に進むしかないのだ。
世界を救うには「ドラキュラ」をも滅ぼす力を持つ、究極のグリフ、「ドミナス」が必須。
その「ドミナス」を奪還することこそ、今の我らに課せられた義務なのだ。
私が取り戻してみせます。
頼もしい言葉よ。お前こそ、我ら「エクレシア」に残された最後の希望だ。
幸い、あやつはまだ身を潜めている。「ドミナス」を持てあましている証拠だ。
あの力を使えるのは、呪印をその身に宿せるお前だけなのだからな…。
はい。
だが、あやつの研究者としての能力を侮ることはできぬ。
時は一刻を争う…!
潜伏先の見当はついている。まずは、その隠れ家へ向かい、「ドミナス」を取り戻すのだ!!
はい。
待ってくれ、シャノア。できれば、あやつも…。
アルバスも連れ帰ってほしい。できればでかまわん…。
はい。
頼んだぞ、シャノア…。
記憶を失くす前のお前は戦いに関してはまさに天才だった…。
記憶こそ失ってしもうたが、お前に眠る素質はまだ輝きを失ってはおらん。
必ずや、役目を果たしてくれるとわしは信じておる。
かつて悪魔城が復活した場所だけにこの地には、未だ多くの怪物がおる。
怪物たちは大変な脅威だが弱点を突くことで戦いを有利にすることが出来るだろう。
例えばスケルトンは炎や打撃に弱く大ダメージを与えることができる。
しかし氷には強く、ダメージを与えにくい。
属性を考えることでアルバスを追いやすくなるだろう。
敵に吹き飛ばされて、隙が出来てしまっても慌ててはいかん。
落ち着いてジャンプやバックダッシュを行えば、すぐに行動できる。ダメージを受けても慌てないことだ。
グリフを両手に宿し、交互に術を発動することで隙のない連続攻撃が可能だ。
グリフによってタイミングが違うから練習しておくと良いだろう。
アルバス…。あいつも昔は心優しき男だった…。
お前を実の妹のように可愛がっておったよ。
何か怪しいと思う場所があったらしゃがんで地面を調べてみるといい。
隠された宝が見つかるかもしれぬぞ。
やはり現れたか、シャノア…。
ほんの一瞬だったが、覚えている。
あのとき、現れた男…、アルバスに間違いないな?
ああ…。
師には、あなたを連れて帰れと言われている。
「ドミナス」を返し、私と共に、師の元へ戻ってもらう。
…連れて帰れだと?
俺はあの男と決別した。今の俺に帰る場所などない。
ならば力ずくで、連れて帰るまで。
魔物を討伐するときのあの流れるような動きが、今では見る影もない…。
…グリフの使い方も、忘れてしまったようだな。シャノア。
記憶を奪ったのは、あなただ。
ふん、そういうことか…。俺は帰る気などない!そう、あの男に伝えろ。
そうはいかない。師、バーロウは…、
その名を口にするな!!
…来る!
俺は行く…。さらばだ、シャノア。
近くの村に印…。手がかりはこれだけか…。
これはグリフ…。アルバスの仕業か。
おお…!助かりました!
どうしました?何があったんですか?
…村人たちが!この村にいた人たちが!みんな、さらわれてしまったのです!!
さらわれた?
そうです!ヤツは怪しげな術で村にいた12人の人間を次々に消し、私をこの場に縛りつけたのです!!
…あなたは私を助けてくださった!きっと神の使いに違いありません!どうか、他の者たちもお助け下さい!!
その男、どこに向かったか、ご存じないですか?
私の聞き間違いでなければ、確か「監獄島」へ向かうと、言っていました。
「監獄島」?
はい!昔、罪人を流し、幽閉していた島です。
今も、そこで死んだ魂が、魔物となって、さまよっていると言われています…。
そこへはどうやって…?
その森を抜けていくのが、一番の近道です!お願いします!どうか彼らを!!
「監獄島」か。
しかし、なぜ、アルバスは村人たちをさらっていったのだろう。いったい何のために?
アルバス!
その衰えた力で、よく、ここまでたどり着いたな。
ほうびにいいものを見せてやろう。
今、俺にできるのは、ここまでだ。
これがお前らの欲しがっている「ドミナス」のかけら--。くれてやる。持って帰るがいい。
これが必要なんだろう?早く吸印しろ。
確かに「ドミナス」のかけらだ。いったい、何を考えている?
思った通りだな。それだけ巨大な力を吸えば、力の流れがよく見える。
力の流れ?何のことだ。
俺の理論は、間違っていなかった。そういうことだ。
もう一度言う。私と共に、師の元へ戻れ。
言っただろう。もはや、あそこは俺の帰る場所ではないと。
俺は、俺の役割を果たす。必ずな。
私にしか使えないはずの「ドミナス」を呪印化した。発動こそしなかったが…。
これは、師に報告したほうがよさそうだ。
ふむ、そうか…。あやつが一つめのかけらを呪印化したと…。
はい。発動はしませんでしたが。
もうそんな域まで達しておったとはな…。なんというやつだ。
だが、わからんのは呪印化したそれをお前に吸印させたということだ。
はい。
うーむ…。いったいやつは何を考えておるのだ。
俺は、俺の役割を果たす。…そう、言ってました。
ふむ…。まあ、よい。
かけらがひとつ戻ってきたことには違いない。
お前はこれまで通り、残りのかけらを取り戻すことに専念してくれ。
頼んだぞ、シャノア。
お任せください。「監獄島」には、まだ先がありました。そこを探ってみます。
頼んだぞ、シャノア…。
道は先に通じてる。ここを抜けて行ったにちがいない…。
その人を放せ。アルバス。
シャノアか…。もう、この男に用はない。お前の好きにしろ。
なぜ、関係のない村人たちを巻きこんだ?
話してもわかるまい。いずれにせよ、あともう少しだ、シャノア。
すべては俺の計画通り進んでいる。
ああ、聞いてください!またあの男が現れたのです!!
何があったのか、詳しく説明してください。
思い出すのも恐ろしい!彼は怪しげな道具で血を抜いて行きました…。
まさか、彼はこの地に伝わる伝説の「ドラキュラ」なんでしょうか?私は魔物と化してしまうんでしょうか!
なぜ、村人たちの血を?彼が「ドラキュラ」?
入り江の向こうに古い洋館があるのですが、どうも彼はそこに向かったみたいです…。
あの洋館で、どんな恐ろしいことが行われてるのでしょう!?おお、神よ!!
ここまでたどり着いたか。だいぶ力を取り戻したと見えるな、シャノア。
なぜわざわざ足跡を残していく?逃げるのか、捕まりたいのか、はっきりしたらどうだ。
フッ…。思い出さないか、シャノア。子供の頃の鬼ごっこを。
お前はいつも俺を見つけられずすぐに泣き出したものだ。
何が言いたい?
捕まってやってもいいぞ。あの頃のように、泣くことができるならな…。
涙も、子供の頃の記憶も、すべてあなたに奪われた。わかっているはずだ。
では、残念だが、捕まってはやれぬな。
その代わりに、いいものをくれてやる。
受け取れ!
またか…。どういうつもりだ?
さあな。
だが、お前はこれを吸印するしかない。そうだろう?
シャノア…・お前は「ドミナス」が何なのか知っているか?
「ドラキュラ」をも滅ぼす力をもつ、究極のグリフだと聞いている。
そういうことを聞いているのではない。
グリフとは、万物の秘めたる力を術式変換したものだ。
では、究極のグリフと言われる、「ドミナス」は、いったい何の力を変換したものだ?
「ドミナス」の力の源?
「ドラキュラ」そのものだよ…。
「ドミナス」とは、「ドラキュラ」の遺骸を術式変換した、「ドラキュラ」の力、そのものだ。
「ドミナス」が「ドラキュラ」の力?
ウソだと思うなら、あの男に確認してみろ。
今、実験は最終段階に入った。これですべてを終わらせる…。すべてを…。
「ドミナス」が「ドラキュラ」の力?
一度、師の元へ戻り、確認してみるか
。…そうか、知ってしまったのか。「ドミナス」が「ドラキュラ」の力であることを…。
では、本当なのですね。
お前を混乱させぬために黙っておったが、仕方あるまい。すべてを話そう…。
これまで「ドラキュラ」を倒してきた「聖なる鞭の一族」が姿を消し、時の権力者たちは恐怖に震えた。
そして「聖なる鞭」の代わりに「ドラキュラ」に対抗しうる力が世界各地から集められた。
そのうちの一つが我ら「エクレシア」があやつるグリフだ。
我々はグリフの力を示すため、各地に巣くう数多くの魔物を討伐してきた。
その結果、権力者たちからある物が託されたのだ。
ある物…?
祭壇に安置してある、あの器こそ、
「ドラキュラ」の魂の器だ。
今はこの部屋にて厳重に封じられておる…。
我々の使命はそれを破壊すること。
それが叶えば、人類の願いは実現し、わが組織は再び、在りし日の栄華を取り戻すことができるだろう。
だが、しかし…。
?
我らのグリフでは、魔族の王「ドラキュラ」の魂の器に傷ひとつつけることができなかった。
このままでは、魂の器は他の組織の手に渡ってしまう。
我々の組織は、誰にも認められることなく、消えていく!
だから、わしは探し求めた。「ドラキュラ」を滅ぼすことのできる、グリフをな。
そして、ひとつの答えにたどり着いた。それは「毒をもって毒を制す」ということ…。
まさか…。
そうだ。「ドラキュラ」の強大な力こそ、その答えだった。
そして、我らは研究の末に、ついに「ドラキュラ」の力を術式変換することに成功したのだ!
その力が「ドミナス」、究極の破壊の力。
そう。「ドラキュラ」する滅ぼせる、究極の破壊の力だ。
だが、わしは大切なことを見落としていた。
その強大な力は、使う者が道を誤れば、大いなる脅威となることを…。
アルバスの元には、まだ、かけらがひとつ残っています…。
あやつが道を誤らぬよう、信じるほかないな…。
だが、もし道を踏み外したら、そのときは我々も覚悟を決めねばならん。
わかるな、シャノア…。
はい。
扉の奥から強大な魔力を感じる。間違いない、「ドミナス」のかけらがこの中にある。
動きは封じさせてもらった。これだけは、邪魔されるわけにはいかないのでな…。
シャノア、教えてやろう。俺があえてお前に、2つのかけらを吸印させた理由を!
くぉぉぉおおおおお!感じる…。確かに感じるぞ!
グリフを体に宿すことができるのは、私だけのはず。
まさか、その術を研究するために、私に?
俺は…、く…!ぐおおおおおおおおォォ!ぐぅあああああああああああああ!!!
失敗か?
これで…、これで俺の願いは叶う…。
シャノア…。俺は…。
ぐはッ!?そ…そんな…ばか…な……。
クッ…ここまできて…、飲まれてたまるか…!
俺を追ってこい、シャノア!そこで、すべての決着をつける!!
待て、アルバス!くっ!
最後のかけらを吸印された。こんな事態は想定していない。師に判断を仰がねば。
…何っ!?3つめのかけらを吸印して消えた…だと!?
まさか、お前と同様の吸印する力まで編み出すとは、げに恐ろしき才能よ…。
「ドミナス」はお前にしか吸印できない…。その思いこみに隙があった。
アルバスは、お前に2つめのかけらを、あえて吸印させ、その方法を研究していたのだろう。
そして、自ら吸印することに成功した。あとはシャノア…お前の体から、2つのかけらを奪いかえすだけだ…。
はい。
それゆえに、あやつは追ってこいと言ったのだ。これは危険な罠だ。
私たちは前に進むしかありません。あなたは、そうおっしゃいました。
うむ。
「ドミナス」の魔は、心弱き者の精神をむしばんでいく…。
アルバスは、「ドラキュラ」の意志にのみこまれてしまったのだろう…。
シャノア。あいつは、もうこちら側には戻れん。お前の手で、楽にしてやってくれ…。
はい。
姿を消したという墓地のその先にあやつは必ずいるはずだ。
頼んだぞ、シャノア。
アルバスが編み出した術を使えば、誰でも「ドミナス」を操れるということだ…。
おお、我が弟子、アルバスよ…。お前は何ということを…!
アルバスの気配を感じる…。
おそらく、これが最後の戦いになるはず。
この手で決着をつけなくては…。
やってきたぞ、アルバス…。望み通り、ここで決着をつけよう。
待っていたぞ、シャノア、それをよこせ…。
「ドミナス」は俺のものだ!
どうやら完全に魔に飲みこまれてしまったようだな。
それが師を裏切り、帰る場所を捨て、すべてを引き換えにしてまで、欲したものなのか?
いったいあなたは、何がしたかったのだ?答えろ、アルバス。
シャノア…?俺は…!?ぐはッ!!
シャノア…!逃げろ…!今すぐ、ここから逃げるんだ!!
アルバス?
逃げる…だと?この俺から逃げられるとでも思っているのか?
逃がすものか!すべての人間は、この俺「ドラキュラ」の家畜だ。
その身を捧げ、我が糧となれ、ぜい弱で愚かな人間よ!それが貴様に与えられた栄誉だ!!
……。
感情のない私にさえ、哀れに思えてならない。
記憶には残らずとも、かつて、同じ使命に燃え、同じ時を生きた同志として、
その苦しみから解放してあげるのがこの私の務め。
安らかに眠れ、アルバス。行くぞ!
これで「ドミナス」が完成する。
兄弟子、アルバスの心を操り、破滅へと導いた力が…。
私はその呪われた力で、すべての呪いの根源を絶つ。
今こそ、使命を果たす時だ。最後のかけらを吸印して、師の元へ戻ろう。
何かが流れこんでくる…。これは…!アルバスの…記憶!?
俺の名はアルバス、今日から俺がお前の兄だ。
アルバス…?私のお兄さん…?
ぐぁっ!!
私が代わります!これ以上、実験を受け続ければ、あなたの体が壊れてしまう…!!
俺は…、お前の兄だ…。いつでも、どんな時でも、お前のことを…守る!
それが…俺の役割だ!
「ドミナス」を体になじませる際に、精神の一部…、記憶や感情を吸収される恐れがあります。
そうか…。
その仮説が正しければ、発動の際には、それ以上の代償も覚悟しなければなりません…。
シャノアをそのような危険な目にあわせるわけにはいかない。担い手には、俺がなります!
だが、お前には資質が…。
資質の差は、必ず埋めてみせます!
わかった、アルバス。約束しよう。
だが、その前にひとつ使いを頼みたい。少し遠方になるが、受けてくれるか?
師の話と違う…。「ドミナス」に奪われた?記憶と感情を…アルバスではなく?
そして、彼が担い手になろうとした理由も、私を守るためだった…。
そうだ。だが、すべては失敗に終わった。
アルバス!?今の声…、私の中から聞こえてきた?
正確にはお前が吸印した「ドミナス」の中だ。
「ドミナス」の中?なぜ、そんなことに…。
恐らく、聖なる鞭を操る血族の因子が作用しているお陰だろうな。
そうだな…。ひとことで言うとしたら、「奇跡」だ。
師に裏切られ、逃亡した。
自らが担い手となり、使命を果たせば、お前をこれ以上、危険な目にあわせずに済むからだ。
俺は、ひとりで研究を続け、ついに「ドミナス」の力を制御する方法を見つけた。
「ドミナス」は「ドラキュラ」の力。それを制するには、聖なる鞭を操る血族の力が必要だった…。
だが、聖なる鞭の一族は消えた。だから、俺はあの村に集った遠縁の13人に目をつけたのだ。
村人たちをさらったのは、そのために?
ああ、凄まじいまでの宿縁だ。彼らは「ドラキュラ」の眠るこの地に、無意識のうちに集っていた。
俺は、彼らの因子を研究した。そして、かけらの呪印化に成功し、お前と同様に、吸印するまでに到った。
だが、最後の段階で俺は、「ドミナス」の力を制御できず、飲みこまれてしまったのだ。
肉体が滅んだ、今、魂だけが「ドミナス」のかけらに吸収されたまま残った。
そして今、その魂は「ドミナス」と共に私の中に…。
本来なら、俺はそのまま「ドミナス」に飲みこまれ、完全に消滅していたはずだ。
だが、お前の中にも13人の血族の因子が宿っていた。それが俺を繋ぎとめてくれたんだ。
私の中に、村人たちの因子が?
救出する際に吸印したグリフに、少なからず彼らの因子が吸着されていたのだろうな…。
お前は昔から、俺の予測を遥かに超えていく。
……。
ここまでの経緯は理解できました。
でも、ひとつだけ理解できないことがあります。
なぜ、あなたは自らの命をかけてまで、私の身代わりになろうと思ったのですか?
…それが理解できないのは、お前が記憶と感情を失っているからだ。
俺にとっては、これ以外の選択肢はなかった。
あの時、ためらうことなく儀式を止めることができていれば違う道を歩めていたかもしれん。
だが、俺にはできなかった。おまえを守ってはやれなかった。
その時、ようやくわかったのだ。俺にとって何が一番大切なのか、今、何を為すべきなのかが。
…やはり、理解できません。
それでいい。お前が俺の心を理解する必要はない。
だが、これだけは約束してほしい。
約束?
3つの「ドミナス」による合成印術。それこそが「ドミナス」の真の力。ドラキュラをも滅ぼす破壊の力だ。
だが発動させてはいけない!あの力を発動すれば、さらに大きな代償が必要になる。
その代償とは、担い手の命だ!だから、シャノア、「ドミナス」は絶対に使うな!
その約束を守ればいいのですね?
信じてくれるのか!?この俺の言葉を。
ありがとう、シャノア。時間がない。俺はもう行かねばならぬ。
待って、アルバス!私はまだあなたに…!
安心しろ。お前は、もう大丈夫だ。
アルバス?アルバス!!
何も言えなかった。涙ひと粒、流せなかった。
私のために危険をおかし、肉体まで失った、アルバスのために。
私は、いったい何のために心と記憶を失ったのだろう。
その答を知る者は、一人しかいない。
すべてを問いただそう。
アルバスが、身をていして、伝えてくれたことを、無駄にしないために。
「ドミナス」のかけらはすべて回収しました。
アルバスは…?
連れては帰れませんでした。申し訳ありません。
そうか…。残念だが、仕方あるまい。
アルバスも、かつては、使命の全うを願っていた。
いや、その想いが強すぎたゆえに、このような悲劇を招いたと言ってもいいだろう。
ならば「ドミナス」を完成させ、使命を果たすことこそ、あやつにとっての最大の弔い。
いよいよ、この時が来た。これより「ドラキュラ」の魂の器を破壊する!!
さあ、3つの「ドミナス」のかけらすべて身に宿し、この器の前で合成印術を発動させるのだ。
その力こそが究極のグリフ、「ドミナス」。世界を救う最後の希望だ!
今、叶う!我が組織の悲願…、いや、全人類の悲願が!!
さあ行け、シャノア!お前は人類を救う救世の戦士となるのだ!!
なぜ…?意識が遠のいていく…。
よろこべ、シャノアよ。お前の尊い犠牲によって、世界は救われる。
ありがとう。人類の望みが、ここに実現した。
「ドミナス」のかけらはすべて回収しました。
アルバスは…?
連れては帰れませんでした。
そうか…残念だが、仕方あるまい。
アルバスも、かつては、使命の全うを願っていた。
いや、その想いが強すぎたゆえに、このような悲劇を招いたと言ってもいいだろう。
ならば「ドミナス」を完成させ、使命を果たすことこそ、あやつにとっての最大の弔い。
いよいよ、この時が来た。これより「ドラキュラ」の魂の器を破壊する!!
さあ、3つの「ドミナス」のかけらすべて身に宿し、この器の前で合成印術を発動させるのだ。
その力こそが究極のグリフ、「ドミナス」。世界を救う最後の希望だ!
今、叶う!我が組織の悲願…、いや、全人類の悲願が!!
さあ行け、シャノア!お前は人類を救う救世の戦士となるのだ!!
それはできません。
なぜだ、シャノア?お前はこの瞬間のために、戦ってきたのではないのか?
アルバスと約束したのです。「ドミナス」の力は、何があっても使わないと。
アルバスと約束だと?何を吹き込まれたのかは知らんが、すべて偽りに決まっておる。
あなたの言葉も、偽りでした。
…どういうことだ?
私の記憶と感情は、アルバスに奪われたのではない。
あなたの手によって、「ドミナス」に捧げられたのです。
何をバカなことを…。
あなたは、アルバスにもウソをついた。
彼に適当な任務を与えてここから引き離し、その間に儀式を行おうとした。
……。
「ドミナス」を使えば、担い手が死ぬということも、あなたは教えてくれませんでした
。師よ、私はあなたの何を信じればいいのですか?
わしを信じなさい。世界がお前を必要としているのだよ。シャノア…。
お前のその命をな!
……!
世界のために、人々の願いのために、記憶も感情も、そして、その命さえも捧げる…。
その素晴らしさが、お前にはなぜわからんのだ、シャノアよ!
あなたは、何を…?
その点、アルバスはお前とちがって、よくできた弟子じゃった。
まさか「ドミナス」を宿す方法まで編み出してくれるとはな。
アルバスよ!お前の研究は無駄にはせん。このわしがきちんと受け継いだよ。
おかげで、シャノア、もう、お前の能力に頼る必要もなくなった…。
お前を殺して、その体から「ドミナス」を奪い取ればいいのだからな!!
殺されるつもりはない。あなたには、まだ聞かねばならぬことがある!
死ね、シャノア!世界のために「ドミナス」をよこせえええええええええ!
!くそッ!もう少し…!あと…もう少しだったものを!!
分からない…。なぜ「ドミナス」の力を私から奪おうと?
この力を使えば担い手は命を失うというのに、なぜ、そんな力を欲するのです?
その力がなければ、あの忌々しい封印を、破壊できないからだ。
封印…?あれば「ドラキュラ」の魂が入った器のはず…!
そうだ。わしは偽りなど言っておらん。
器を破壊して魂を解放する!「ドラキュラ」伯爵さまの復活こそ、我ら「エクレシア」の使命!
それこそ、人類すべての悲願なのだ!!
人類がそんなことを望んでいるはずがない。
伯爵さまは、人々の闇の心に反応して力を得ることを知っているか?
ならば伯爵さまが、何度滅びても甦るのはなぜだ?
それは、人類が伯爵さまを求めているからだ!!ふはははははははははは!!!
あなたも、また「ドミナス」の魔に狂わされた一人だったのか。
ばああああああかめえええ!狂っているのは、お前だあああ、シャノアァァアアア!!
なぜ、それがわからぬうう、この愚か者があああああああああっ!!
ふはははははは!何だ?力があふれてくる!!何だ、この力はぁぁあああああ!!
わかりました…。これで破壊しろとおっしゃるんですね。この忌々しい封印をぉおおお!!
伯爵さまのお声が聞こえるうう!伯爵さまが、このわしを導いてくださるというのかあああ!!
この魔力!まさか!!
我が命を贄とし、今こそ封印を解く!!甦れ、偉大なる我らが王、「ドラキュラ」伯爵よ!!
そんな馬鹿な…!
「ドラキュラ」が甦る。
私はすべてを失った。記憶も感情も、師も、兄弟子も。
私はカラッポだ。今の私には、もう何もない。
なぜ、ここに立っている?すべてを失ったはずなのに。私には、もう何もないはずなのに。
いや、そうだ。一つだけ残っている。たった一つだけ、大切な使命が。
だから私は、ここに立っている。「ドラキュラ」を討つという残された使命を果たすために!
そう。私は「魔を斬り払う剣」なのだから。
なんだ、このグリフは?何かと共鳴しているのを感じる。別の場所にもあるのだろうか。
この感じ…。グリフの共鳴を感じるのは二度目だ。他にも、まだあるかもしれない。
三度目のグリフの共鳴だ。
…共鳴が止まった?これで終わりなのか?
しかし、この3つのグリフ、いったい何なのだろう?
この部屋、何かおかしい…。魔力が濃厚すぎる。
あの石像は地獄の門番、ケルベロスを模しているのか?
そうか…。これが地獄の門ということか。開くには何か鍵が必要なようだな。
やはり鍵だったか。
すさまじい圧力…、この奥におそらくドラキュラがいる。さあ地獄に足を踏み入れよう。
いよいよです。アルバス…。
美しい娘よ…、お前か?私を眠りから、目覚めさせてくれたのは…。
何が望みだ?永遠の命か…?しもべとなる栄誉か?
私は、お前を目覚めさせた者ではない。
ほう?では、何者だ?
まさか、ダンスの申し込みをしに来たわけではあるまい…?
私は、お前を永遠の眠りへと誘う者。
私は「魔を斬り払う剣」。
今こそ、滅びの刻だ。滅せよ!魔王「ドラキュラ」!!
フハハハハハハハ!!面白いな、女!!
少し遊んでやろう、かかってくるがいい!!!
何だ、それは?そのような非力な術では、永遠に私を滅ぼすことなどできぬぞ!
どうやら私の力では無理のようだ。
だが、お前自身の力なら…「ドミナス」ならば滅ぼせる!
なんだ、この力は!!この力は、まさか私の…!?
すみません、アルバス…、あなたとの約束、守ることが…できな…かっ…た…。
ぐぅあああああああああ!!!ぬおおおおおおおおおおおお!!
使命を果たし、命さえ、燃やし尽くした。
これで、本当のカラッポだ。私にはもう何もない。
静かだ…。何も聞こえない。
…俺の名はアルバス。今日から俺がお前の兄だ。
これは何…?
シャノアをそのような危険な目にあわせるわけにはいかない。担い手には、俺がなります!
…ああ、そうか。「ドミナス」から流れこんできた、アルバスの記憶…。
今の私に、たった一つだけ残された温かい思い出…。
俺は…、お前の兄だ…。いつでも、どんな時でも、お前のことを…守る!
それが…俺の役割だ。
今なら理解できる。なぜ、アルバスが私のために命をかけてくれたのか…!
なぜだろう。涙があふれてくる…。流れるはずのない温かい涙が…。
そうか…、これは夢…。死ぬ前に見るという、刹那の夢…。
夢なんかじゃない。それはお前自身が流した涙だ。シャノア。
その声は、アルバス!?
夢じゃない…。本当に涙が…!?
俺は「ドミナス」に吸収されながらも、こうして内部に残ることができた。
ならば、同じように残っていると思ったんだ。
「ドミナス」に捧げられた、お前の大切なものが…!
アルバス…!あなたは、もう消えてしまったものだと…!
どれだけお前の中に留まっていられるかわからなかった…。
だから、俺はお前と別れ、「ドミナス」の広大な闇の中をさまよっていたんだ。
お前の大切なものを捜し出すために。
そして、お前が「ドミナス」を使った瞬間、その闇が一気に放出された。
そこには光が残った。その残された光こそ、お前の記憶と感情だったんだ。
ずるいですね…。あなたは、いつもそうだ。
私には何も言わず、いつもたった一人で、問題を解決してしまう。
…それが兄である、俺の役割だ。
でも、ありがとう、アルバス…。私はこんなにも幸せな気持ちで死んでいける…。
いや、シャノア…。お前が死ぬ必要はない。
どうして…!?私は「ドミナス」を使った。その代償に命が必要なはず…。
「ドミナス」に捧げる魂はひとつでいい。
まさか、あなたが私の身代わりに…!?
どうして!?私はあなたにもらってばかりで、何ひとつ返せていないのに…!
言っただろう。それが俺の役割だと。
アルバス…!
だが、返してくれるというなら最期に一つだけ、聞いてほしい願いがある。
願い…?
笑ってくれ。ただ、それだけでいい。
でも…!
頼む。俺がまだ意識を保っているうちに…。
こう…ですか…?
美しいな…。俺は、やっと、やっと…。
アルバス…?そんな、待って!!
アルバス!アルバーーーーーーーーーーース!!!
彼らの戦いは誰にも知られることなく幕を閉じた。これ以降、「エクレシア」の記録は残っていない。
救出後(パターン1)
さらわれた村人の中には、まだ年端もいかぬ子供も含まれているんです。
子供たちがあの男にひどい目にあわされてないことを祈るだけです…。
救出後(パターン2)
神のお告げというものを聞いたことがおありですか…?
私は、神のお告げを聞いて、何もない荒れ地を切り開いて、この村を作ったのです。
救出後(パターン3)
私は、この村の神父、ニコラエと申します。
お願いします!どうか、村人たちを助けてやってください!!
葬送の骸窟クリア後(パターン1)
まだ戻ってきていない村人もいます…。彼らはもう、天に召されたのでしょうか…。
いえ、最後まで彼らの無事を信じて待ちましょう。神のお導きがあらんことを…。
葬送の骸窟クリア後(パターン2)
私がここに村を作ったことも、皆がここに集ったことも、すべては神のお導きなのでしょう…。
もちろんあなたが、ここを訪れたことにも、すべて意味があるはずです。きっと…。
全村人の全クエストクリア時
みなから聞きました。助けていただいただけでなく、いろいろ頼み事も聞いていただたいたと。
おかげで、この村にも活気が戻ってまいりました。ありがとうございます!
あなたは、まるで聖女のような方だ。きっと神の使いにちがいない。
どうか、これを受け取ってください。先祖代々伝わる指輪です。
あなたの行く末に神のお導きがあらんことを。
救出時
ふう。あんたのおかげで助かったようだ。
私はウィゴル村で雑貨屋を営んでいるヤコブという者だ。
私はこれで失礼させてもらうが村にある私の店なら、
あんたの助けになる品物を仕入れる事ができるだろう。
ぜひ村の雑貨屋に足を運んでみてくれ。
初訪問
いらっしゃい。あんたのおかげで店を再開できたよ。
仕入れがとどこおっていたせいで、品ぞろえは悪いが、今できる限りのモノは集めたつもりだ。
ありがとうございます。
礼はいらない。その代わり、金はしっかり払ってもらうよ。
なんせ、こっちも商売だからね。
もちろんです。
よし、じゃあさっそく品物を見ていってくれ。
累計100000G以上の買い物時
おっと、待ってくれ。今日はまだ帰らないで。そのまま、そのまま。
…何でしょうか?
あんたがたくさん買ってくれたおかげで、商売にも少し余裕が出てきた。
その礼と言ってはなんだが、こんなものを作ってみたんだ。受け取ってくれないか?
VIPカード?
お得意様の印だよ。それを持っていれば、今までより安く買い物ができる。
村の連中にはナイショだぞ。全員に渡したら、赤字でつぶれちまうからな。
これからも「ヤコブの雑貨店」をごひいきに頼むよ。
救出時
た、助けてくれたのか…?まさか、これから宴で、オレがその食材なんてことは…。
いえ。そんなことはありません。
あんた、本当に人間だろうな?…助けてくれたみたいだから、一応、礼は言っとくけどよ。
オレは薬師のアヴラムってんだ。村に来ることがあったら、立ち寄って…くれなくてもいいぜ。
じゃ、一応礼は言ったからな!オレは帰るぜ!
救出後初訪問
あんた、あの時の女…!やっぱり来ちまったか…。
何か不都合なことでも?
い、いや、ちゃんと礼はしなきゃって思ってたんだ。
だが、薬を渡そうにもどうにも材料が…な。
どうしたんですか?
たぶん、あいつだよ。オレたちをさらってったヤツ。あいつに前部持っていかれちまった。
アルバス…?何かの実験のためだろうか?
そうだ!あんた、材料さがしを手伝ってくれねえか?あんたも薬が買えねえと困るだろ?
それにオレは、あんたをまだ信用したわけじゃねえんだ。信用を得たきゃ、な?わかるだろ?
……。
そうだな。まずは「セージ」がいい。見つけたら、ここに持ってきてくれ。
そうすれば、あんたを信用するかもしれねえな。うん。
セージが足りないクリア時
間違いねえ「セージ」だ。一応、礼は言っとくよ。
これで最低限の薬は作れる。雑貨屋に置いてもらうから、よかったら利用してくれ。
おっと!タダでなんてヤボなことは言いっこなしだぜ。こっちも生活がかかってんだ。
薬の材料が足りない受注時
おお、あんた、次は2種類、「カモミール」と「ヘンルーダ」だ。こいつは、毒によく効く。
化け物の中には、毒を持ってるヤツもいるんだろう?こいつがあれば、一発で直せるようになるぜ。
これを見つけてきてくれたら、オレの信頼度が一気に上がる可能性もないことはない気がするぞ。
薬の材料が足りないクリア時
間違いねえ。「カモミール」と「ヘンルーダ」だ。一応、礼は言っとくよ。
これで毒によく効く薬が作れる。例によって雑貨屋においとくから、使いたきゃ、使ってくれ。
これで信頼度も、ぐぐっと急上昇だな。8パーセントぐらいに。
まだ、そんなもんかなんて言うなよ?人の信用を得るってのは、それくらい大変なもんなんだ。
マンドラゴラの根で作る薬受注時
次も2種類、「セージ」と「マンドラゴラの根」だ。
こいつがあれば、ちまちまと体力回復する必要もなくなるってもんだ。
取りに行ってくれるよな?わかってる!あんたはそういう人だ。オレも最近、わかりかけてきた。うん。
あんたは必ず取りに行ってくれる。そういう人だ。うん。
マンドラゴラの根で作る薬クリア時
間違いねえ。「セージ」と「マンドラゴラの根」だ。あんたなら、やってくれると思ってた。
これで体力回復もずいぶん楽になるはずだ。例によって雑貨屋に置いとこう。
あんたには、ずいぶんと世話になったから、特別価格で置いてもらうことにするぜ。
他の人にも同じ価格で売ると思うが、気にするんじゃねえぞ。オレはみなに平等な男なんだ。うん。
伝説の薬の材料受注時
あんたのこと…疑ったりして悪かったな。あの一件以来、神経質になってたんだ。
材料をさがしてきてもらうために、無茶言ってたわけじゃねえんだ。信じてくれ!
ええ。別に気にしてません。
そうか、じゃあ仲直りの記念に特別な薬をあんたにプレゼントしよう!
…と思ったが例によって、材料がない。「セージ」と「人魚の肉」だ。さがしてきてくれるよな?うん。
これがあれば、どんなケガもたちどころに治るという伝説の薬が作れるんだ。
それをあんたにプレゼントしたい。このオレのやるせない思い、くみ取ってくれるよな?うん。
……。
これが最後の頼みだ。よろしく頼んだぜ。
伝説の薬の材料クリア時
間違いねえ…。「セージ」と「人魚の肉」だ!!あんた、すげえな!
これがあれば、どんなケガもたちどころに治るという伝説の薬が作れるぜ!
できたら、真っ先にあんたにプレゼントしよう!
…と思ってたんだが、オレは気づいた。この薬が必要になるのは、あんたが大ケガを負ってしまった時だと。
オレは、あんたにそんな危険な目にあってほしくない!!
だから…、そういう想いをこめて、プレゼントするのはやめにした。うん。
例によって薬は雑貨屋に置いておく。あんたに買ってほしくないから、法外な値段をつけておくぜ。
全クエストクリア後
もう、オレにつける薬はない。いや…、オレに作れる薬はない。うん。
これからは、影ながらあんたのことを応援したり、しなかったりしようと思う。
寂しくなったら、薬を飲むたびにこのオレのことを思い出してくれ。このイカすナイスガイのことを!
救出時
…ありがとうよ。
あなたを縛りつけた人は、何か言ってませんでしたか?
さあな?ただ…ヤツは男の眼をしていた。何かを成そうという意志に満ちた眼だ。
それがいいことか、悪いことかは、オレにもわからんがな。
そうですか。
オレは村に戻るぜ。神父さまが心配だからな。それと、あんた…。
私が何か?
ろくな装備じゃねえな。オレがもっといいモンを造ってやるよ。
村に来たら、オレに声かけてくれ。
助かります。
初訪問時
「てつのこう石」3つだ。
え…?
あんたの防具はお粗末だ。「てつのこう石」を3つ持ってこい。話はそれからだ。
粗末な装備クリア時
これで幾つか装備を追加できる。ヤコブの店で買え。
ただで、やることはできん。すべてオレが魂をこめた作品だからな。
はい。
こいつは材料費だ。取っておけ。
鍛治屋にできること受注時
ずいぶん過酷な旅を続けているようだな。
私には成さねばならぬ使命があるのです。
言わなくていい。オレには関係のないことだ。
「ぎんのこう石」を3つ持ってこい。それで、今より上等なヤツを造れるようになる。
鍛治屋にできることクリア時
これで、今より上等なヤツを造れるようになる。ヤコブの店に並べておこう。
これは材料費だ。取っておけ。
オレは昔、神父さまに命を救われた。
救われた礼に、何をすればいいか尋ねたら、神父さまは、こうおっしゃった。
「自分のできることをしなさい」と。だから、オレはこうして自分のできることをしている。
あんたも自分のできることをしろ。そして、また困ったらオレのところへ来い。
最高の仕事受注時
あんたの成すべきことは、オレが考えていたより、ずっと過酷なものだったようだな。
「きんのこう石」を3つ持ってこい。そいつに、今できるオレのすべてを叩きこんでやる。
ありがとうございます。
礼はいらん。あんたは自分にできる最高の仕事を。オレはオレにできる最高の仕事をやる。
ただ、それだけのことだ。
最高の仕事クリア時
これで今までの防具に柔軟さが加わる。
硬えだけじゃ、いつかは折れる。時には攻撃を受け流す柔軟さも必要だ。
あんたも覚えておいた方がいい。どうも、あんたを見ていると強さと共に危うさを感じるんだ。
助言はありがたく思います。ですが、私は他の方法を知りません。
だったら、その危うい部分はこのオレの防具でおぎなうしかねえな。
いつものようにヤコブの店に並べておく。これは材料費だ。
全クエストクリア後
ムリをするなとは言わん。無理をせねばつかめんものもある。
だが、あんたが負けるのは、オレの防具が負けるのと同じだ。
だから、死ぬな。みっともなく、這いつくばって逃げまわってもいい。
とにかく、死ぬな。
はい。約束はできませんが。
オレにできるのはここまでだ。あとは信じるしかねえ。あんたの強さと、オレの防具を。
救出時
わっ!きれいな人…!わ、わたしなんかを助けてくださって、ありがとうございます!
わたしはモニカ。村では裁縫を仕事にしています。
あの…その…、ぜひ、お礼をさせてください!村に来たら寄ってください!
初訪問時
わ、わたし、あなたみたいなきれいな人にドレスを作りたくって…その!
助けてもらったお礼にぜひ、ドレスを仕立てさせてください!
ドレスなんて、私には不要です。
あう…、そうですよね。わたしが作ったドレスなんて…。
そういう意味ではありません。私にドレスなど似合わないと…。
そんなことありません!ぜったい、あなたに合うドレスを作ります!
えっと、…そう、とりあえずこのもめんで…!もめん?
あーっ!「もめん糸」きらしてました…。わたしってば、いつもこう…。
「もめんのドレス」を仕立てるのに、最低でも「もめん糸」が5つ必要なのに!
やっぱり、わたしなんかあのままあそこで朽ち果てていた方が…。
ドレスを作ります!クリア時
こ、これは「もめん糸」!わざわざ、わたしのために取ってきてくれたんですか?
か、か、感激です!感激しすぎて、もうドレス仕立てちゃいました!
「もめんのドレス」です。どうか受け取ってください。
他にもいくつか作って、雑貨屋さんに置いてもらうつもりです。
もし気に入ったら…、気に入ることなんてないと思うけど、買っていただけたらなあって。
カイコの悲劇受注時
あの…ごめんなさい!あなたにお礼しなきゃいけなかったのに…!
結局、材料まで持ってきてもらって…。
今度こそ、ちゃんとしたお礼をさせてくださいね。
この「きぬ糸」で…!「きぬ糸」?あーっ!
留守中におカイコさんが全滅してしまって「きぬ糸」が作れないんでした…。
「シルクのドレス」を仕立てるのに、最低でも「きぬ糸」が5つ必要なのに!
わたしってば、いつもこう…。やっぱり、わたしなんかこのまま底なし沼に沈んだ方が…。
カイコの悲劇クリア時
こ、これは「きぬ糸」!わざわざ、わたしのために取ってきてくれたんですか?
か、か、感激です!感激しすぎて、いつの間にかドレス仕立てちゃいました!
「シルクのドレス」です。どうか受け取ってください。
他にもいくつか作って、雑貨屋さんに置いてもらうつもりです。
あの…よかったら、もしよかったらでいいので、買ってみてください…い。
カシミヤって何!?受注時
あの…ごめんなさい!あなたにお礼しなきゃいけなかったのに…。
結局、また材料を持ってきてもらって…。
今度こそ、ちゃんとしたお礼をさせてくださいね。
この「カシミヤ」で…!「カシミヤ」?「カシミヤ」って何!?
わたしってば、いつもこう…。見たこともない材料でドレスを仕立てようなんて…。
でも、うわさに聞く「カシミヤ糸」が5つあれば、きっと最強の「パーティドレス」が作れるわ!
何言ってるの?おバカなモニカ、わたしなんかに、そんなドレス仕立てられるわけないじゃない!
カシミヤって何!?クリア時
こ、これが「カシミヤ糸」?わざわざ、わたしのために取ってきてくれたんですか?
か、か、感激です!感激しすぎて、気づかない間にドレス仕立ててしまいました!!
「パーティドレス」です。どうか受け取ってください。
他にもいくつか作って、雑貨屋さんに置いてもらうつもりです。
何かのまちがいで買ってくれたらうれしいなぁ…って。
全クエストクリア後
結局、最後まで材料取ってきてもらってましたね…。
私、本当にダメな子です。とりえといったら、一瞬でドレスを仕立てることくらいで…。
もっと修行をつんで出なおします。いつかきっと、自分で材料を仕入れられる一流の裁縫職人に…!!
救出時
う…うう。ここは…?
気がついたようですね。
確か部屋に急にいい男が入って来て…。あれは夢だったのかしら?
いえ、それは…。
まあ、別にいいわ。私、過去にはこだわらないタチだし。
では失礼させてもらうわね。仕事があるの。
仕事?
彫金師やってるの。私の名前はローラ。よろしくね。
初訪問時
あなた、素材はいいのにもったいないわ。その服も、まるで喪服みたい。
私にはこれで十分です。
ごめんなさい、別にけなすつもりはなかったの。
ただ、その服に少しアクセサリーをつけるだけでも、ずいぶん変わるのにって思うの。
アクセサリーですか?
そうね…。「ラピス・ラズリ」を持ってきてくれるかしら。私が細工してあげるわ。
幸運の石クリア時
うん。これはいい石ね。
細工して雑貨屋に並べておくから、後でのぞいてみてね。
きっとあなたに似合うと思うの。
笑顔になるアクセサリー受注時
あなたって笑わないのね。愛想笑いのひとつでも浮かべれば、その辺の男はイチコロよ。
私は笑うことができないんです。
笑うことができないの?どんな事情か知らないけど、それは困ったものね。
…そうね「ルビー」と「サファイア」と「エメラルド」を持ってきてくれるかしら。
思わず笑顔になるようなアクセサリーを作ってあげるわ。
笑顔になれるアクセサリークリア時
赤、青、緑、この3色は光の三原色っていうの。
この3つの石がおりなす光のダンスを見れば、あなたもきっと笑顔になると思うの。
細工して雑貨屋に並べておくから、後でのぞいてみてね。
心を動かすアクセサリー受注時
まだ笑顔になれないのね…。まだまだ私のウデでは力不足なのかしら…。
いえ、これは私自身に原因があって…。
ねえ、あなた好きな男とかいないの?
好きという感情もわかりません。あなたにはいるのですか?
気になる人はいるけど…、何だか自分のこととなるとついオクビョウになるっていうか…。
そ、そんなことはいいから、次は「ダイヤ」と「オニキス」を持ってきてね!
こうなったら、ぜったいあなたの心を動かせるようなアクセサリーを作ってみせるわ。
心を動かすアクセサリークリア時
この2つを組み合わせれば、きっとあなたの心もグラグラと揺れ動くと思うの。
細工して雑貨屋に並べておくから、後でのぞいてみてね。
一世一代の大仕事受注時
まだ笑顔になれないのね…。これは、どんどん自信を失う一方だわ…。
いえ、私には感情がないのです。だから、揺り動かすことなど…。
こうなったらヤケだわ。次は「アレキサンドライト」を持ってきてもらえるかしら。
今までの私の限界を超えてみせる!一世一代の大仕事だわ!!
一世一代の大仕事クリア時
土台はできてるわ。あなたに今まで取ってきてもらった宝石を散りばめてね。
あとはこの中央にあなたの持ってきてくれた「アレキサンドライト」をはめれば…!
私の最高の仕事!「ロイヤルクラウン」の完成よ!どう?これでも心は動かない?
私は感情を失いました。ない心は動くこともありません。
そうなの…、私の負けね。
でも、あなたのおかげで私は自分の殻を破ったと思うの。必死になればここまでできるのね。
私も人の世話ばかり焼いてないで、もう少し自分の気持ちに正直になってみるわ。
この「ロイヤルクラウン」はあなたが持っててくれない?今日の記念にね。
クリソベリルを持ってきた時
あれ…?あなた新しい宝石を持ってるわね。それ、鑑定してあげるわ。
お願いします。
……なるほど。これ「クリソベリル」ね。それも貴重な色のキャッツアイだわ。
キャッツアイ?
筋みたいな光が入って、石自体がネコの目みたいでしょ?キャッツアイって言うの。
そういえば、イリナの娘のアナがネコ飼ってるはずだわ。実物と比べて見るのもいいわね。
トムですね。
あの子、ひどい憑依体質で、それをネコのトムが守ってるらしいの。
ムリしてるのね。アナを失いたくない一心で…。
アナも、トムを助けるために魔除けの首輪がほしいと…。
……!それだわ!その手があったわ!
あなた、その「クリソベリル」、あの子たちにあげる気はない?それには魔除けの効果があるの。
それで魔除けの首輪を作るわ。
わかりました。お願いします。
ずいぶん前、犬の首輪の注文をキャンセルされたの。それが丁度、役に立つわ。
これをつけて、長さを調整すれば、出来上がりね。
あの子たちのためだもの。お代はいらないわ。早く行って渡してあげてね。
全クエストクリア後
あなたの心を動かそうとムキになって、気がついたら自分の限界を超えてたの。
師匠にダメを出されて、限界を感じて逃げ出して、流れ流れてここまで来たけど…、
結局逃げ場なんてどこにもなかった。自分で乗り越えるしかなかったのね。
これで自信もついたし、もう少し私も頑張ってみるわ。恋に仕事にね。
救出時
ありがとう、助かったよ、お嬢さん。
何をされたんですか?他の方々はどこに?
地を少し抜かれて、何か怪しい術をかけられた。
他の連中のことはわからんよ。ただ、奴は村へ行くと言っていた、それが気がかりだ…。
村に…?また村を襲うつもりなのか?
初訪問時
ああ、君か。ちょうど一曲できたところだよ。
これからレコーディングするんだ。知り合いの発明家が作った試作器のちくおんきでね…。
キミも聴いていくかい?僕のバイオリンの音色は…。
?
このあいだバイオリンの弓を壊してしまったんだ…。僕としたことが、忘れてたよ。
悪いけどキミ…、「うまの毛」を取ってきてくれないか?それがあれば弓を作れる。
鳴らないバイオリンクリア時
ありがとう。これでレコーディングができる。
できたレコードは雑貨屋に並ぶから、よかったらキミも聴いてみてくれ。
死を誘う叫び声受注時
聞くと死人が出るという「バンシー」の叫び声を聴いてみたい。次の曲のためにぜひ…。
生で聞くのは危険だから、このちくおんきで録音してきてほしい。
「バンシー」が叫んでいるときに、これを使ってくれれば録れるはずだ。よろしく頼んだよ。
死を誘う叫び声クリア時
ありがとう。ちくおんきは返してもらうよ。レコーディングに必要だからね。
できたレコードは雑貨屋に並ぶから、よかったらキミも聴いてみてくれ。
芸術家はわがまま受注時
今度の曲は僕の集大成になる。だから、楽譜をしっかり残しておきたいんだ。
それには「黒インク」と「わしの羽根」が必要だ。調達してきてくれないか?
ペンとインクくらい雑貨屋に売っているのでは?
これは芸術なんだ。芸術には、それ相応の道具が必要になる。
まあ、理解できないだろうけど、つまりはそういうことだ。よろしく頼んだよ。
芸術家はわがままクリア時
ありがとう。これで、この曲は後世まで残り続けるだろう。
わざわざ「ドラキュラ伝説」の残るこの土地まで来た甲斐があったよ。
できたレコードは雑貨屋に並ぶから、よかったらキミも聴いてみてくれ。
全クエストクリア時
最後の曲を録音し終えた瞬間、知り合いに借りたちくおんきが爆発してしまって…。
芸術は爆発だ!…なんて言っても、あいつは許してくれないだろうな。
仕方ないから、ほとぼりが冷めるまで、この村に留まることにするよ…。
救出時
た、助かった〜!
都会から流れ流れて、ようやく安住の地を見つけたのに、危うく安眠の地になるとこだったよ。
ボク、コックのイオン。今までつぶしてきた店は星の数、百戦錬磨の料理人さ。
村に立ち寄る事があったら声をかけてくれよ。いい仕事するぜ。
じゃ、そういうことで。
初訪問時
いらっしゃい。待ってたんだよ、キミのことを。
キミに料理をふるまいたくてたまらないってのに、料理に肝心の「しお」がないんだ。
「しお」は大事だぜ。昔、入れずに出してたら、味がないって怒られたくらいだ。
つまり何を言いたいかっていうと、「しお」をとって来てほしんだ。「しお」を。
なぜ自分で取りに行かないかって?それはボクが料理人だから。
なぜキミが取りに行くかって?それはキミが料理人じゃないから。世の中、そういう仕組みになってんだ。
それじゃ、よろしく頼んだよ。キミに料理のウデを見せたくってたまらないんだからさ。
しおが切れて料理が出来ないクリア時
「しお」をありがとう。これさえあれば、料理に味をつけられる。
ほら、これさえれば、あっという間に「コーンスープ」のできあがりだ。
「しお」を取ってきてくれたお礼にこいつをごちそうしよう。
久しぶりのお客だよ。この村の連中は、自分の家で食べる主義らしんでね。
雑貨屋に置いてもらってるから、おかわりがほしくなったら、そっちで買ってくれ。
食べたことないけど…受注時
いらっしゃい、この間、キミが来てくれたとき以来のお客さんだよ。
キミに何か変わった料理をふるまいたいんだけど、困ったことに変わった材料がなくてね。
つまり何が言いたいかっていうと、「キラーフィッシュの肉」を持ってきてほしいんだ。
かっこいいだろ、なんとなく。「キラーフィッシュ」食べたことないけど、イカスだろ?
よろしく頼んだよ。キミに変わった料理をふるまいたくってしょうがないんだ
食べたことないけど…クリア時
ありがとう。確かにこれは「キラーフィッシュの肉」だ。
見たことも、食べたことも、料理したこともないけど、たぶん、その肉にまちがいないよ。
長年、いろんな店をたらいまわしにされてきた料理人のカンってヤツだ。
これがあれば、ちょちょいのちょいで「こだいぎょのグリル」の完成だ。さあ、めしあがれ。
ギョギョギョって感じの味だと思うよ。味見してないからわかんないけど。
ボク、味見はしない主義なんだ。前に味見したとき、気絶しちゃって、その日は仕事にならなかったからね。
ボクが倒れたら誰が料理を作るんだっていう、いわゆる料理人のプライドってヤツ?
料理は素材が命受注時
ボク、やっと気づいたんだ。なぜボクのいた店がことごとくつぶれてきたのか?
そして、どうしてキミ以外のお客さんがきてくれないのか?
答は、ずばりボクの料理がマズイからだ!
ボクは味にこだわない主義だったんだけど、それがいけなかったみたいだ。
だからボクは考えた。どうすれば料理がおいしくなるか、それだけを考えたよ。
つまり何が言いたいかっていうと、「うまい肉」を持ってきてほしいんだ。
「うまい肉」があれば、おいしい料理を作れる。それが盛者必衰のことわりってヤツ?
そういうわけで、よろしく頼んだよ。
料理は素材が命クリア時
うん。これは確かに「うまい肉」だね。食べなくたってわかるよ。
これを焼くことによって、ボクはようやく一人前の料理人になれる気がするよ。
ほら、この「あつぎりステーキ」一番にキミに食べてほしいんだ。この店一番の常連客のキミに。
どうだい、ボクだって材料にこだわりさえすれば、それなりのものが作れるんだ。
この域に達するまで20年以上かかったけど、それくらい料理人は大変ってことさ。
キミもボクくらいの年になるまでに今の仕事で一人前になれるといいね。
全クエストクリア後
もうキミに頼むことはないよ。ボクはもう料理人として完成されてしまったからね。
ただ、あいかわらずキミ以外のお客さんがこないのはなぜなんだろう?
う〜ん、ちょっとシキイが高くなりすぎたのかな?
救出時
すげえ!やっぱりここに来て正解だったぜ。
?
不思議な術をあやつる魔術師と魔女、そして化け物の群れ!
これで一面はオレのものだ!
?
自己紹介がまだだったな。オレはマルセル。とある雑誌の記者だ。
この村に引き寄せられるようにやってきたらスクープの連続。記者のカンってヤツかな。
……。
悪いけどあんたのことも記事にさせてもらうぜ。
あんた美人だもんな。ビジュアル的にも100点だ。
「ミステリアスな魔女の舞う村!」表紙の見出しはこれで決まりだな。
んじゃ、オレは早速本社に連絡とってみるわ。じゃあな!
初訪問時
あんたの記事、本社に送ったら差し止められちまったよ。
すげえ上の方から圧力がかかったらしい。どんな魔法を使ったんだ?
さあ…?
まあ、いいや…。あまり深入りしない方がよさそうだ。
ところで、あんたちょっとした取り引きしねえか?
取り引き?
もうあんたのことをかぎまわったりしねえ代わりに、別の写真がほしいんだ。
ここにあるカメラで、あるバケモノの写真を撮ってきてくれ。
いいでしょう。
家畜の血を吸うという、赤い目をした毛だらけのバケモノだ。「チュパカブラ」って呼ばれている。
「チュパカブラを見つけたら、逃げられないうちにこのカメラを使ってくれ。
それじゃ、よろしく頼んだぜ。
激写ガールクリア時
こいつが「チュパカブラ」か!確かに噂で聞いた外見にそっくりだ。
うちの雑誌はスポーツ誌なんだが、なぜか、この手のネタを多く取りあつかってんだ。
この写真もいいネタになるぜ。こいつは、写真の報酬だ。
雑誌はそのうち雑貨屋にも並ぶと思うから、よかったら買って読んでみてくれよ。
恐怖!蝙蝠馬受注時
おお、あんたか待ってたぜ。このあいだの写真は大好評だった。
それでまた、写真を頼みたいんだ。今度は「ジャージーデビル」だ。ネタがホットなうちに頼むぜ!
恐怖!蝙蝠馬クリア時
おおー!へえ〜〜〜!これが「ジャージーデビル」か!初めて見たぜ。
ジャージを着てる悪魔ってわけじゃねえんだな。そっちの方がうちの雑誌向きなんだが。
まあいいや、これは報酬だ。取っといてくれ。
雑誌はまた、店に並ぶから確認しろよ。自分の仕事は終わりまで見届ける。それがプロってもんだ。
怪奇!雪男受注時
次は白い毛むくじゃらの雪男、「イエティ」の写真を撮ってきてもらいたい。
あんたの写真のおかげで部数もけっこうのびてきてるらしいぜ。
シビれる写真をよろしく頼む。
怪奇!雪男クリア時
おお、やっぱり雪男「イエティ」は実在したんだな!
こいつは大スクープだ!報酬を取っといてくれ。
これで、オレも一流新聞紙に引き抜かれるかもしれねえな。
例によって雑誌は雑貨屋に並ぶ。しっかりチェックしてくれよ。
全クエストクリア時
残念だが、カメラマンクビになっちまった…。
新しい編集長が、頭のかたいヤツで、まじめなスポーツ記事以外は必要ねえんだとさ。
しょうがねえから、居心地もいいし、なんとなくこのままこの村に居ついちまおうかなって。
最近、彫金師のローラといい感じになってきたんだ。そういうのも悪くないだろ?
救出時
ありがとう、ございました。
どういたしまして。
どう?トム。きちんとお礼の挨拶できたでしょ?
にゃー。
ネコと会話をした?
そうよ。セルジュ兄ちゃんにも出来ない、アナだけのひみつのパワーなの。
じゃあ、もう、行くね。お兄ちゃんたちも心配だし。またね。おねえちゃん。
初訪問時(イリナを未救出)
お兄ちゃんは帰ってきたけど、まだママが帰ってこないの…。
初訪問時(セルジュとイリナ救出済み)
ダレダ…オマエハ…。
…!?
ウルサイ…ネコヲ…、オッパラッタト…オモッタラ、ツギハ…オマエカ…!
何かに取りつかれてる!?
おねえちゃん…。助けて…。
トムを…探して…。きっと、高い木の上に…。
ネコのトムを探せばいいのね?
トムを…探して…クリア時
フーーー!!にゃああああああ!!
コノ…ネコメ!マヨケノハナヲ…クッテヤガル!クォォォォ…。
にゃー。
おねえちゃん、トムをつれてきてくれてありがとう。
トムは、悪い霊からアナをいつも守ってくれるの。魔よけの花を探しにいってたんだね。
あれ?トムが何かくわえてる…。はい、おねえちゃんにあげる。
ねずみはごちそう受注時
おねえちゃん、トムの事覚えてるでしょ?ネコのトム、アナの友達。
このあいだ、霊を追い払ってから、ずっと元気がないの。
「ねずみ」あげたら元気になるかなあ?アナ、つかまえようとしたけど、すばしっこくってつかまんないの…
。おねえちゃん…、「ねずみ」取ってきてくれる?おねがい!
ねずみはごちそうクリア時
わぁ!ありがとう!これで元気になるよね?トム!
これ!ずっと前にひろったアナのたからもの。おねえちゃんにあげる!
トムとジュエリー受注時
おねえちゃん!トムがぜんぜん元気にならないの。
神父さまに聞いたら、魔よけの花には、少しだけ毒が入ってるんだって!
トム…、アナを守るために、いつもあの花食べてたから、元気なくなっちゃたんだね…。
そう…。
でね、どうすればいいか神父さまに聞いたら、かわりに魔よけがあればいいんだって。
えっと…ね、く…く…、「クリソベリル」って石がいいの。おねえちゃん、持ってきてくれる?
クリソベリルを持ってきた時
うわぁ!これが「クリソベリル」?ありがとう!
でも、このままじゃトムに持たせてあげられないね。
トムでもつけられる「アクセサリー」みたいなのになってるといいのに…。
トムとジュエリークリア時
うわぁ!この「ネコのくびわ」「クリソベリル」がついてる!トムにぴったり!
にゃー。
ありがとう、おねえちゃん。これでトムも毒のお花食べなくってもだいじょうぶだね。
これ、お礼の「リボン」。おねえちゃんにあげる。アナの一番のたからものだったやつ。
アナはトムがいれば、それでいいの。トムが一番のたからものだもん!
救出時
ありがとう、おねえちゃん。ボク、セルジュっていうんだ。
送っていった方がいいのだろうか?
ううん、いい。ひとりで帰れるよ。ボク、兄ちゃんだから。
初訪問時(イリナ未救出)
妹は帰ってきたけど、お母さんが帰ってこないんだ…。帰ってこなかったらどうしよう!?
初訪問時(アナとイリナ救出済み)
ねえ、おねえちゃん。またボクたちがさらわれても、ちゃんと見つけてくれる?
約束はできない。
おねえちゃんが見つけてくれるかどうか、ボク、確かめる!
今から隠れるから、15数えるあいだに見つけてよね!
見つけてくれたら、イイものあげるよ。
それ!
ありがとう。ちゃんと見つけてくれたね。
はい。これお礼だよ。
じゃあね、おねえちゃん。またあそびに来てね!
フクロウみせて!受注時
ねえねえ、おねえちゃん。「フクロウ」って見たことある?
「フクロウ」を見ると、幸運になれるんだって。ボクも見てみたいなぁ。
おねえちゃん。「フクロウ」を見つけたら、つれてきて!
つれてきてくれたら、イイものあげるから。
フクロウみせて!クリア時
うわっ!本物の「フクロウ」だ!!
ありがとう、おねえちゃん。はい、これお礼だよ!また遊びに来てね!
ボクをつかまえてみて!受注時
ボク目隠し鬼が苦手で、真っ暗になると、こわくて動けなくなっちゃうんだ。
勇気があればだいじょうぶなのかな?ねえ、おねえちゃん、ボクに見本を見せてよ。
目隠しして、30数えるあいだにボクをつかまえてみて!じゃあ、いくよ!
おねえちゃん、すごいや!目隠しで真っ暗なのにちゃんとボクをつかまえた!
やっぱり勇気があればなんでもできるんだね!
ありがとう。これは勇気を見せてもらったお礼。
全クエストクリア後
おねえちゃんに助けてもらうとか、運にたよろうとか、ボクそういうことばかり考えてた。
でも、やっぱりボクが強くならなきゃいけないんだ。勇気を出さなきゃいけないんだ。
ボク、がんばって強くなるよ。
救出時
あら、もういいの?なかなかタイクツな遊びだったわね。
遊び…?
私を縛っていったイタズラ坊やじゃないわね。なんとなくわかるわ。声が違うもの。
あなた、お人形さんみたいね。綺麗だけど何か足りない感じ…。ねえ、あの坊やは来ないのかしら?
戻ったら、ケーキを焼いてあげるって約束をしていたのだけれど…。いいわ。あなたがいらして。待ってるわ。
そうそう、私はダニエラ。いい名前でしょ?ミシェルおばさんがつけてくれたの。
村へは一人で帰れるわ。魔物にも相手にされない婆さんなの。ドラキュラ伯爵もきっと駄目ね。
初訪問時
あら、来てくれたのね。嬉しいわ。ちょうど今からケーキを焼くところよ。ゆっくりなさって。
いえ、私は…。
おじいさんが生きていた頃はよく焼いたのよ2人で。男のくせに甘い物には目がないの。
そして、とっても強かったわ。焼いたケーキを持って、2人でよく魔物退治に行ったものよ。
魔物退治?あなたが…?
「大灯台」の灯台の上から、戦いのあと、ながめた景色は、今でも忘れられないわ。
ねえ、あなた。絵はお好きかしら?良かったら、灯台の上からの景色を私にプレゼントしてくださらない?
灯台の景色…ですか?でも、どうやって?
このスケッチブックを差し上げるわ。灯台のてっぺんまで行ったら、取り出して描いてちょうだい。
ケーキが焼き上がるまで、もうしばらく時間がかかるわ。それまでに帰ってきてね。
魔物退治の思い出クリア時
あら、素敵な絵ね。これを私に?まあ、うれしいわ。
でも、よく知ってたわねぇ。私がこの灯台からの景色が好きだってこと。
いえ、それはあなたが…。
こんな素敵な絵をいただいたのだからとっておきのお返しをしたいわ。
これはどうかしら?私には必要ないものだけど、たしか、とてもいいものよ。
またいらっしゃい。紅茶をいれて待ってるわ。
大切な人が眠る場所受注時
不思議ね。今、なんとなくあなたが来るような気がしてたの。
なぜかしら?もしかしたら、私たちの祖先に何か縁があるのかもしれないわね。
あなた、お生まれはどちら?
すいません。覚えていないんです。
あら、いいのよ。どこで生まれたかなんて大したことじゃないわ。
大事なのはどこで死ぬかよね。私は「トゥリスティス峠」の滝のそばで死にたいわ。
あそこは、私とおじいさんがよく修行に使ってた場所なの。そして、おじいさんが眠る場所…。
ねえ、あなた。あの滝の絵を描いてくださらない?あなたなら、きっといい絵を描くわ。
滝の絵ですか?
そう。「トゥリスティス峠」の滝の絵よ。楽しみに待ってるわ。
大切な人が眠る場所クリア時
あら、これは「トゥリスティス峠」の滝の絵ね。懐かしいわ。あの滝で私は奥義を会得したの。
奥義…ですか?
まあ、そんな話はどうでもいいわね。こんな素敵な絵をいただいたのだから、何かお礼をしないと…。
そうそう。これなんて、どうかしら?何に使うかはよくわからないけど、とてもいいものよ。
また来てくれるのでしょう?言わなくてもわかってるわ。なんとなく、そういう気がするの。
悲しい思い出受注時
今、あなたの描いてくれた絵を見てたところなの。ほら、とてもいい絵よ。
私にはわかりません。感情というものがありませんから…。
あら、そうなの?気づかなかったわ。
でも、そうよね。人間、長い間生きていれば、いろんなものを失っていくものよ。
私も先週、帽子をなくしたわ。その前は何だったかしら?覚えていないほど、たくさんなくした。
でも、一番悲しかったのは、おじいさんをなくしたときね。涙がなくなるまで泣いたわ。
ねえ、おじいさんを失った教会の絵を描いてきてくださらない?
場所は「オビリビオの丘」、中には小さな十字架があるわ。
悲しい思い出だけど、しっかり覚えておきたいの。
あなたに描いてもらえば、おじいさんのことも、あなたのことも忘れずにすむわ。
「オビリビオの丘」にある教会…。わかりました。
悲しい思い出クリア時
ああ、描いてきてくれたのね。
絵はいいわね。同じ景色でも、描く人によってぜんぜんちがうもの。
最近、写真ってものができたでしょ?どこかの記者って人が自慢げに見せてくれたけど。
でも私はこの絵の方が100倍好き。だって、あなたが描いた絵だもの。
……。
これは絵のお礼よ。とっておいてちょうだい。
あなたの絵にはおとるけど、これもなかなか素敵なものよ。
私たちは、たくさんのものをなくしてきたけど、これから得るものだって、たくさんあるはず。
ほら、気づかない?私もあなたも、最近、手に入れたものがあるのよ。
私はあなた、あなたは私というかけがえのない友人を手に入れたわ。
またいらっしゃい、シャノア。私はいつでも、あなたのことを待ってるわ。
全クエストクリア時
ねえ、シャノア。すべてが終わったら、2人でピクニックにでも行かない?
すべてが終わったら?
なんとなくわかるの。あなたが何か大きなものに立ち向かってるってことが。
終わったら、またいらっしゃい。おいしいケーキを焼いてあなたの帰りを待っているわ。
救出時
ああ、助かったよ!ありがとう!ありがとう!
助けてもらって、なんだけど、これで失礼するよ。子供が心配でね。
ああ、そうそう。あたしはイリナってもんだ。
あんたも気をつけるんだよ。じゃあね!
初訪問時
ああ、良かった。実はあんたに頼みたいことがあってね。
難だと思う?はて…何だったかね?
ああ、そうそう!最近ここいらで「カラス」が暴れまわっててねえ…。
?
どこかに巣でも作ってるのかね?とにかくとんでもなく凶暴なんだ。ほんと、どうしようもないよ。
そんなわけだから、とりあえず30羽くらい退治してくれないかい?
そうかい?頼めるかい?悪いねえ。恩に着るよ。
はい…。
凶暴なカラスクリア時
このあいだはすまないねえ「カラス」30羽を退治しろなんて大変なお願いしちまって。
どうもあたしはせっかちでね。誰かにお願いしなきゅってオモッタラ、それで頭がいっぱいになっちまって。
それなのに、あんたわざわざ「カラス」を退治してくれたんだね。このところめっきり数が減ったんだよ。
ほんとうに助かったよ。こんなものしか用意できないけど、とりあえず受け取っておくれ。
奇妙な遠ぼえ受注時
やあ、あんた、今ちょうどあんたのことを考えていたんだよ。
いや、あんたもいい年頃だし、だれかいい人でも紹介してあげようと思って。
私には必要ありません。
何言ってんだい。まさかもう変な男に引っかかってるんじゃないだろうね?気をつけな、男はオオカミだからね。
そうそう。オオカミといえば、最近、オオカミのような人のような奇妙な遠ぼえが聞こえてくるんだよ。
それが、またヤケにうるさくて眠れないんだよ。あんたあいつらを10匹ほど退治してくれないかい?
そうかい?頼めるかい?悪いねえ。恩に着るよ。
はい…。
奇妙な遠ぼえクリア時
このあいだはすまないねえ。オオカミか人かわからない化け物を10匹も退治しろなんて…。
どうもあたしはせっかちでね。誰かにお願いしなきゃって思ったら、それで頭がいっぱいになっちまって。
でも、これでぐっすり眠れるよ。こんなものしか用意できないけど、とりあえず受け取っておくれ。
で、あの化け物はオオカミだったのかい?人だったのかい?
さあ…?
それがわからないと、よけいに眠れないねえ。気になっちまって…。
奇妙な遠ぼえクリア後
最近寝つきが悪くてねえ…。遠吠えは聞こえなくなったってのに。
招かれざる客受注時
あんた、神父さまから聞いたよ。吸血鬼を追いかけてるんだって?何かあたしにできることはないかい?
いえ、私は…。
あら、そう?でもねえ、吸血鬼といえば、今、こんなウワサが広まってんだよ。
東洋から来た吸血鬼が「大鍾乳洞」に住み着いてるんだって!なんて、おそろしい!
うちの子供たちも怖がって、夜も眠れないって言ってるんだよ。あんた退治してくれないかい?
そうかい?頼めるかい?悪いねえ。恩に着るよ。
はい…。
招かれざる客クリア時
このあいだはすまないねえ。東洋から来た吸血鬼を退治してくれなんて無茶なお願いしちまって…。
どうもあたしはせっかちでね。誰かにお願いしなきゃって思ったら、それで頭がいっぱいになっちまって。
でも、これで子供たちも安心だ。こんなものしか用意できないけど、とりあえず受け取っておくれ。
全クエストクリア時
女で一つで2人の子供を育てていくのは、たやすいことじゃないよ。
でもね、あの子たちの笑顔を見れば、そんな苦労も吹き飛んじまうのさ。
いいもんだよねぇ。誰かのために生きるってことは。
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