プレイレポート(2011/07/30)

領地ミッションの流れ

  • 今作の目玉である領地ミッションの流れについて解説。
  • まずチームに所属しないと何もできません。たとえ1人でプレイするにせよ必ずチームに所属する必要があるので、その場合自分で作成します。作成の際気をつけなければいけないのは、チーム名は二度と変えられないということ。
  • 既存のチームを検索して入隊することもできます。名称やプレイスタイル、都道府県などで検索し、検索結果から選んで入隊するかどうかを選ぶことができます。入隊許可がフリーの場合はチーム側の承認も無く入れます。「パス」の場合は設定されたパスワードを入力しないと入れません。
  • チームは、チーム情報画面からいつでも抜けることができます。自分1人しかチームにいない場合、自分が脱隊すると自動的にチーム解散となってしまいます。
  • ゲームを始めてチームに参加すると、ワールド画面が初期画面になっています。ここでL1/LBを押すとガレージに入ってACをカスタマイズすることができます。ワールド画面からR1/RBを押すとチーム画面に入り、チーム情報を確認することができます。ガレージ⇔ワールド⇔チーム情報⇔ガレージ…となっており、L1/LB、R1/RBで切り替えるわけです。
  • ワールド画面からミッションを選びます。ストーリーミッション、領地ミッションがありますが、ストーリーミッションではβテストの場合マルチプレイは不可能になっています。
  • 領地ミッションの場合、侵攻ミッションか防衛ミッションを選択します。ミッションを選択したプレイヤーがリーダーとなります。
  • チームメイトが参加してくるのを待ちます。この時リーダー以外のチームメイト側からすると、ワールド画面で「部隊合流」を選択すると現在行われようとしている作戦が表示されるので参加するかどうかを選ぶことができます。傭兵を雇うかどうかを選択するのもこの画面。リーダーが傭兵を雇うかどうか決めます。出撃は4人、オペレーターを1人まで入れることができます。
  • 傭兵を雇う場合、検索された傭兵の中から1人傭兵を選びます。一括して選ぶことはできず、例えば3人傭兵を雇う場合、3回、傭兵の検索を行うことになります。検索や傭兵への依頼には少し時間がかかるので、リーダー以外の参加プレイヤーはしばし待つこととなります。
  • 傭兵側からすると、ワールド画面から傭兵登録をして、自分が選ばれるまで待機することになります。現状、待機状態で他の操作、例えばアセンブルなどを行うのは不可能です。待機状態で何もせず待つ必要があります。
  • 人数が揃う揃わないに関わらず、リーダーは任意のタイミングでブリーフィング画面へ進む選択をすることができます。
  • ブリーフィング画面は作戦会議をする場です。戦場となるマップが表示されていて、ここでプレイヤーはマップにマーカーを設置することができます。傭兵はVCを聞くことはできませんが、ここでマーカーをいじることはできます。自分の侵攻ルートを表現することなどは可能です。
  • チームリーダはここで他のプレイヤーの配置を決めることができます。任意のプレイヤーをオペレーターにすることも可能。
  • ブリーフィング画面ではアセンブルを行うことも可能です。アセンブルを行っている場合、そのプレイヤーの状態は「GARAGE」になります。ブリーフィング画面にいる場合は「BRIEFING」となっています。
  • 「出撃」を選択するとそのプレイヤーの状態が「READY」になります。
  • 侵攻ミッションの場合、全員がREADY状態になると出撃となります。防衛ミッションの場合、全員がREADYになってから初めて、侵攻ミッションを選択したチームとのマッチングが行われるので、全員がREADY状態になってからしばらく待つ必要があります。
  • ミッションでは、侵攻側は決められた勝利条件を満たせばクリアとなります。防衛側は全ての敵ACを撃破すればクリアとなります。防衛側は各所に設置されている砲台なども味方につけての防衛となり、時間切れになった場合にも防衛成功となります。少なくともβテストで遊べるステージの場合、相手が攻めてくるのを待って、視界に入った瞬間に遠距離から高威力の武器で狙う、ということもやりやすいので防衛側が圧倒的に有利です。
  • ミッション終了後には破壊した敵の数などに応じて報酬が支払われるようです。たとえ敗北しても、破壊した敵の数が多ければ収支がプラスになることもあります。
  • また、防衛ミッションで敗北した場合は領地の耐久値が減ります。
  • チームポイントというものも戦果に応じて獲得できます。これが溜まっていくと「チームレベル」がアップします。これは領地ミッションだけでなくストーリーミッションをクリアすることでも獲得できます。
  • ワールド画面で「決戦ミッション」というものがあります。これは領地をかけての決戦。侵攻側は指定されたチームポイントをかけ、防衛側は所持している領地をかけて勝負します。侵攻側が勝利すれば防衛側の領地を獲得でき、防衛側が勝利すれば侵攻側がかけたチームポイントを獲得できます。
  • 決戦ミッションでは傭兵を雇うことができません。チーム同士のガチンコの対決となります。当然、チームが5人に満たない場合は非常に不利になるので、領地をどんどん拡大していくためにはプレイヤーが多く在籍するチームに所属しなければ厳しいということに。

まとめ

  • オンライン前提であるという仕様から、おそらく敷居の高さが心配な人も多いと思われます。
  • 今回のβテストをボイスチャットがない環境でプレイしましたが、元々ボイスチャットが不可能な、傭兵としてのみプレイすることでも十分楽しめると感じました。1人チームを組んだ場合でも、残り3人の出撃枠を傭兵で簡単に埋めることができます。敵味方最大8人まで入り乱れての対人戦というものはそれだけでやりがいがあります。また、VCがない環境でも一応VCを使っている他のプレイヤーの会話は聞こえます。
  • ただし、勝敗にこだわり上を目指すならば間違いなく必須と言えます。レーダーが存在しないため自分が把握できるのが画面に見えているそのままの範囲のみです。味方機の耐久力は画面上で常に確認できますが、プレイヤー間でのやり取りがなければ具体的な戦況の把握が全くできません。よほどの実力差がなければボイスチャット有りと無しの差を埋めるのは難しいはずです。特にただでさえ不利な侵攻側ではなすすべもなくあっという間にやられてしまいます。プレイヤー間でのやり取りが最大の楽しみともなるゲームなので、VC環境は整えておくに越したことはありません。
  • それに、領地ミッションは自由に自分がリーダーとなって行うことができますが、これは好き勝手に領地ミッションをしていつの間にか領地を減らしてしまった、という可能性を常にはらんでいるということでもあります。この点で、領地獲得にこだわる場合、仲間とコミュニケーションを取らずに領地ミッションを行うというのは不可能に近いので戦闘中以上にボイスチャットは必須です。連絡が取れないと出撃するタイミングも分かりません。現状VC以外に意思疎通の手段がないので、2人以上のチームに入って楽しむ、ということならばVCは必須と考えていいと思います。しかし、製品版にはテキストチャットは搭載されることがプロデューサーのインタビューから明らかになっています。
  • アーマード・コア オフィシャルパートナーシップで現在からすでにチームの結成や交流が行われています。今からいずれかのチームに入り、交流を深めると製品版発売後スムーズに楽しめるはずです。掲示板などを利用して出撃時間などを打ち合わせすることもできます。