オンラインの仕様

2つの部屋

3DS版でもWii U版でも、世界中のプレイヤーとの対戦を楽しめるインターネットオンラインプレイが可能となっている。Wiiで発売された「X」でもこれは同様だったが、アイテム無し、ステージは障害物も何もない「終点」でのプレイを強制するプレイヤーの存在が問題となっており、敬遠されていた部分もあった。今回、まさにそれをピンポイントに狙った解決策を盛り込んだオンラインの仕様となっている。なお、マッチングに関しては「なんとなく腕前に応じたマッチングがなされる」とのこと。

オンライン対戦には見知らぬプレイヤーと対戦するモード「だれかと」と知人、友人と対戦できるフレンド対戦の二種類が存在する。
そして、前者の見知らぬプレイヤーとの対戦モードにはさらに二種類のモードが存在する。それが「エンジョイ部屋」と「ガチ部屋」。


「エンジョイ部屋」は、その名の通りゲームを楽しむための部屋。ステージは終点以外のステージからランダムで決定され、アイテムも出て、3人以上の?乱闘のみが可能。そして勝ち数だけが記録される。


「ガチ部屋」は純粋に勝負としてゲームをプレイするガチ勢のためのモード。ステージが真平らで何のギミックも存在しない「終点」のみ選べる。アイテムは出ず、エンジョイ部屋とは違って1対1も選べる。勝ち数と負け数が記録される。ステージは終点限定だが、今作ではほぼすべてのステージが終点として選べる(本来あるはずの足場やギミックが消滅した仕様になっている)ので、足場の広さなどに差は出る模様。


世界戦闘力

一人プレイでのスコアにおちて、オンラインでの自分のランキングというものも見ることができるが、今作では「世界戦闘力」という指標でそれがなされる。

これはその数値が「何人のプレイヤーより上回っているか」を表しているものであり、例えば10000なら10000人よりも自分が上であることを表している。なお、これはあくまで一人プレイでの指標であるため、この世界戦闘力が対戦でのランダムマッチングにおいて影響を与えることはないと思われる。


ペナルティ

対戦中の相手にはオンラインネームが表示される。マナーの悪いプレイヤーは任天堂に通報することが可能。そして、迷惑行為を重ねるプレイヤーにはペナルティが課される場合がある。

例えば「放置プレイ」「ひとり狙い」「自滅を繰り返す」「頻繁な回線切断」「改造やチート」「むやみな通報」を行うことで、しばらく対戦を行えなくなるという構造を検討しているとのこと。そして、これらの迷惑行為を行った回数を重ねるごとにつなげられなくなる時間が長くなっていくとも。


大観戦

3DS版には、乱闘に参加するだけでなく、「大観戦」という観戦モードも搭載されている。どのプレイヤーが勝利するかをゴールドをかけて予想する。

大観戦

調子、最近の勝率などが表示されるようなので、それを参考に賭ける。4人での乱闘の場合、2位までが払い戻しがある。また、予想が当たって勝った場合、そのコインを続けて次の試合に賭けて連戦チャレンジすることもできる。


コンクエスト

オンラインで「だれかと」で対戦していると、時々「コンクエスト戦」が始まる場合がある。コンクエスト戦で勝利すると、使用していたキャラクターの所属勢力にポイントが加算され、イベント期間内に一番多くポイントを手にした勢力が勝利となる。 また、勝利した勢力に加勢(ポイント貢献)していると、加勢した度合いに応じて、ゲーム内で使えるゴールドやカスタマイズパーツなどの賞品がもらえるとのこと。勝利した勢力に加勢していても、ほかの勢力により多く加勢していた場合は、賞品がもらえない。「コンクエスト戦」は一度発生すると、一定時間が経過するまで発生しない。

大観戦

単純な対戦だけでなく、オンラインをプレイしている人口全体の中で自分が貢献できる楽しみを得られそうな要素のコンクエスト。どれくらいの期間ごとに集計されるのかは気になるところ。