ドンキーコング

キャラクター紹介

ドンキーコング(スマブラ3DS/Wii U)

1982年の「ドンキーコング」というゲームで悪役を務め、マリオと共に初登場となるが、厳密にはこのドンキーコングとは別物で、初代ドンキーコングは「クランキーコング」と呼ばれる。スマブラに登場するドンキーコングはSFCで最初に発売された「スーパードンキーコング」でのシリーズでの主役として最も馴染まれているはず。性能は見た目通りのパワータイプで、重いので吹き飛び難い。ただし攻撃が大振りであることなどが短所。

前作からの変更点

ダッシュ攻撃のモーション変更。上必殺ワザが地上で全段ヒットしやすくなり、空中では1発目で吹き飛ばすように。空中で下必殺ワザのハンドスラップを繰り出すことはできなかったが、それが可能になり、平手打ちを繰り出す攻撃を出せるようになった。最後の切りふだでボタンを押すタイミングが分かるようになった。

出演作品

  • ドンキーコングシリーズ
  • スーパードンキーコングシリーズ
  • マリオカートシリーズ
  • マリオパーティシリーズなど

カラーバリエーション

カラー1 カラー2 カラー3 カラー4 カラー5 カラー6 カラー7 カラー8

技一覧

技解説 64 DX X 今作
弱攻撃1
片腕で殴る。 3〜4 2〜4 4
弱攻撃2
アッパーを繰り出す。 4 3〜6 10
ダッシュ攻撃
ダッシュ中に
蹴りを繰り出して相手を打ち上げる。 9〜12 6〜11 11
強攻撃(横)
裏拳で殴る。 9〜12 5〜10 10
強攻撃(上)
頭上を払うように腕を振る。 10〜13 4〜11 11
強攻撃(下)
相手の足下をはたく。 6〜8 3〜7 8
スマッシュ攻撃(横)
両手で潰すようなアクション。 15〜20 11〜28 20〜29
スマッシュ攻撃(上)
頭上で手を合わせるようにはたく。 16〜21 10〜24 18〜25
スマッシュ攻撃(下)
両腕を広げての攻撃。 15〜19 8〜21 14〜23
空中攻撃(ニュートラル)
空中で
腕を振るラリアット。 9〜15 5〜12 11
空中攻撃(前方)
空中で
両手を組んで拳を作り振り下ろす。叩き付け効果あり。 12〜16 8〜16 16
空中攻撃(後方)
空中で
背後へ蹴りを繰り出す。 12〜15 4〜13 13
空中攻撃(上)
空中で
当たると上方へ吹き飛ぶヘッドバット。 9〜12 7〜14 14
空中攻撃(下)
空中で
真下にいる敵に対して蹴り。叩き付ける。 10〜13 7〜16 16
つかみ
相手をつかむ。ドンキーコングの特徴として、つかんだまま移動できるという長所がある。 0 0 0 0
つかみ攻撃
つかみ中に
つかんでからチョップ。 - 1〜3 3
前投げ
つかみ中に
つかみ状態でスティックを前方に入れると背負う。この状態で移動できる。もろとも穴に落ちたりも可能。ボタンを押すと投げる。 6〜8 4〜8 6〜8
後ろ投げ
つかみ中に
後方へ投げる。 14〜18 6〜11 11
上投げ
つかみ中に
片腕で上空へ放り投げる。 - 4〜9 9
下投げ
つかみ中に
地面に叩き付ける。 - 3〜7 7
必殺ワザ(ニュートラル)
強力なパンチを放つ。ボタンを押しっぱなしにすると溜めになり、最大溜めは凄まじい威力になる。もちろん、当てるのは簡単でない。 11〜36 3〜30 10〜28
必殺ワザ(横)
頭突きを食らわす。空中で使った場合は地面に叩き付ける効果がある。 - 2〜5 10
必殺ワザ(上)
両腕を広げて高速回転して浮き上がる。復帰に使える。 9〜12 1〜33 1〜35
必殺ワザ(下)
地面を叩き、地面にいる敵を上空へ吹き飛ばす。ボタンを連打すると動作が継続し続ける。判定はドンキーコングの前後に発生する。 8〜10 6〜11 14
最後の切りふだ
スマッシュボールを取って
タルのコンガを叩いて、その音で周囲を攻撃する。コンガを叩くタイミングに合わせてボタンを押すと攻撃範囲と威力が上昇していく。 - - 2〜14
アピール 横アピールは威嚇、上アピールはドラミング、下アピールはおどけたポーズをとる。 0 0 0 0

技詳細解説

%は終点の中央で当てた場合にどのキャラをどれくらいのダメージ蓄積で撃墜できるかという指標。詳細は撃墜参考ダメージ参照。
()は前作Xのもの。今作は中量級のマリオを相手にしてのデータのみ掲載。カービィならマリオから−10〜20、クッパなら+10〜20くらいを目安に。

地上ワザ

ジャブ・アッパー(弱攻撃1・2) (ダッシュ攻撃) コンゴアックス(強攻撃・横)
ダッシュ中に +
4(4)dmg
6(6)dmg
1・1hit ()
10(11)dmg 1hit 10(10)dmg 1hit
(370)%
(215)%
435(410)%
250(240)%
(450)%
(260)%
(535)% 275(595)% (650)% (165% 200(185)% (205)%
ジャブからのアッパー。ジャブは先端ヒットの場合はこちら側へ引き寄せる吹き飛びとなる。そのためジャブが当たればアッパーは確実に当たる。先端以外だと横吹き飛び。アッパーの方がジャブよりもリーチが長くなっていて、吹き飛びも強い。吹飛びは上がジャブで下がアッパー。 前作では足を突き出すダッシュ攻撃だったが、。転がり攻撃に変化した。技の後半が当たるとダメージ8となる。 腕で目の前を振り払う。腕は足と比べてかなり長めで、リーチは長い。吹き飛びはそこそこ。あまり連射は効かない。
くもの巣はらい(強攻撃・上) ロースラップ(強攻撃・下) ダイナクラップ(スマッシュ攻撃・横)
+ + +
9(11)dmg 1hit 7(8)dmg 1hit 20〜28(20〜29)dmg 1hit
(125)% 160(150)% (170)% (260)% 350(290)% (320)% (70)%
(40%
105(80)%
60(50)%
(90)%
(55)%
頭上を腕で振りはらう。あまり判定は大きくはない。上への吹き飛びは強めで、ダメージ蓄積が100ほどなら場外を狙える。。 足元を腕で攻撃する。リーチが長く、動きの重いドンキーコングの攻撃の中では連射も効く方。吹き飛びは前方。 振りかぶってから腕を突き出し両手を叩いて前方を攻撃。吹き飛び性能は非常に強い。軽量級なら、溜め無しでもダメージ蓄積50程度で充分に場外を狙える。溜め最大での場合の吹き飛びはさらに驚異的。
ジャンボプレス(スマッシュ攻撃・上) ツインビート(スマッシュ攻撃・下)
+ +
18〜25(18〜25)dmg 1hit 14〜23(14〜2)dmg 1hit
(65)%
(40)%
105(75)%
65(45)%
(85)%
(55)%
(80)%
(50)%
105(90)%
70(60)%
(100)%
(65)%
真上で手を合わせて攻撃するスマッシュ攻撃。判定が横にはなく、背が低い相手だと密着していても当たらない。吹き飛び性能はかなり高い。 大きく腕を上げて振りかぶってから片腕を地面に叩き付ける。吹き飛びは真上。体を開いて前後に腕を叩き付けるため前後に判定が出るが、前方に突き出した腕の方がリーチが長い。腕を振り下ろす動作のため、上の方にも判定が出現する。

空中ワザ

ドンキーラリアット(空中攻撃・ニュートラル) ハンマーナックル(空中攻撃・前方) コングロケット(空中攻撃・後方)
空中で 空中で+ 空中で+
11(11)dmg 1hit 15(16)dmg 1hit 13(13)dmg 1hit
(145)% 170(160)% (170)% (145)% 150(160)% (180)% (120)% 150(135)% (140)%
空中できりもみ回転しつつ腕で攻撃する。回転するので判定はドンキーコングの前後に発生する。ヒット回数は1。混戦で振ればあたりやすい。 両手を組んで振り下ろす。性能はマリオのメテオナックルなどと同じで、自分より低い位置にいる相手に対して当てると真下へと落ちる叩き付けになり復帰ができない。自分と同じ高さ、または自分より高い位置にいる相手に当てると吹き飛びは前方となる。発生はかなり遅いので当てるには動きを読む必要あり。地上にいる敵に当てると跳ねて真上に飛ぶ。 ソバットのような動きで後方の敵を蹴り飛ばす。判定が出ている時間は短い。リーチは長め。
エアヘッドバット(空中攻撃・上) エアスタンピード(空中攻撃・下)
空中で+ 空中で+
13(14)dmg 1hit 16(16)dmg 1hit
(110)% 140(125)% (140)% (125)% 155(145)% (160)%
空中で頭突きを繰り出す。吹き飛びは真上となる。頭突きなのでリーチはかなり短い。 少し溜めの動作のあとに真下へ足を突き出す。見た目通り叩き付けのメテオ効果がある。ただし発生が遅いので簡単に当てることはできない。地上の敵に当てるとやはり跳ね返って真上に飛ぶ。ダメージ蓄積がかなり高ければ地上で当てても上の場外へ吹き飛ぶ。

つかみ・投げワザ

つかみチョップ(掴み攻撃) リフティング(前投げ)
+・つかみ中に 掴み中に
2(3)dmg 1〜hit - 6(6)dmg
8(8)dmg
8(8)dmg
7(7)dmg
6(6)dmg
1hit
1hit
1hit
1hit
1hit
-



-% -% -% (265)% 320(300)% (335)%
つかんだ状態でチョップ。前作では威力3だったが2に減少した。 上から、持ちを外された時、前、後、上、下に投げた時のデータ。単純な投げではなく、つかんだ相手を持ち上げて運ぶことができる。持っているときに攻撃、または必殺ボタンを押すとその状態から投げ捨てることができる。投げる際にスティックを入れることで投げる方向を選べる。ニュートラルなら向いている方向の前方上へ、上入力なら真上へ、下入力なら真横に投げる。どの投げも吹き飛びは弱い。なお、相手がもがいたり一定時間経過でリフティング状態は外れるが、外されてもダメージは入る。吹き飛びは前投げのデータ。
ダイレクトスルー(後方投げ) ココナッツリフト(上方投げ) パイルドロップ(下方投げ)
掴み中に 掴み中に 掴み中に
11(11)dmg 1hit 9(9)dmg 1hit 7(7)dmg 1hit
(155)% 190(175)% (190)% (210)% 255(240)% (265)% (390)% 460(435)% (480)%
背後へ放り投げる。リフティングからの投げと比べると吹き飛びは強い。100台で撃墜が可能。上や下投げと比べても強く、ダメージ蓄積次第では場外を狙うことはできる。 真上へ放り投げる。あまり高くは浮かない。 真下に相手を叩き付ける。吹き飛びは前方となる。あまり吹き飛びは強くない。

必殺ワザ・最後の切り札・アピール

ジャイアントパンチ(必殺ワザ) ドンキーヘッドバット(必殺ワザ・横) スピニングコング(必殺ワザ・上)
+ +
10〜28dmg
6〜25dmg
1hit
1hit

10(10)dmg
10(14)dmg
1hit
1hit
-()
-()
17(14)dmg
10(34)dmg
7(3)hit
1(7)hit

(160)%
(65)%
195(180)%
80(75)%
(190)%
(80)%
-% -% -% (365)% 220(450)% (470)%
上が地上版、下が空中版のデータ。入力すると腕をグルグルと回転させる動作を開始し、もう一度ボタンを押すとパンチを繰り出す。腕を回している間は威力が上昇していく。溜めはガードや左右スティック入力による緊急回避で解除(空中の場合ガードのみ)できるが、溜めは継続される。最大溜めになると自動的に溜め動作は解除される。最大状態だとドンキーコングの頭から湯気が出る。最大溜めパンチだと動作中に攻撃を受けてもひるまなくなる。当てるのは簡単ではないが威力は極めて高い、横スマッシュと並ぶ必殺技。 ヘッドバットを繰り出す。当たった相手は地面に埋まる効果があり、操作でもがくか一定時間経過で脱出するようになっている。いくらダメージが蓄積していようが地上の相手に当てれば地面に埋まる。空中で当てた場合は真下へ叩き付けるメテオ効果あり。ただし、空中横攻撃同様に自分より位置が低い場合のみ。シールド削り能力が非常に高い性質もあるので、ガードをいくらか削ったらクラッシュを狙ってみるのもいい。 上が地上版、下が空中版のデータ。腕を広げつつ高速回転する。地上版はその場で回転して攻撃。前作の場合、連続ヒット攻撃なのに途中で外れてしまうことが多かったが、今回、腕に巻き込まれるようになるためそれが改善された。また、空中版は1ヒット目で大きく吹き飛ばすために連続ヒットしにくい攻撃となった。
ハンドスラップ(必殺ワザ・下) タルコンガビート(最後の切りふだ) アピール
+ スマッシュボールを取って 上・下・横
14(14)dmg
11dmg
1hit
2hit

3〜9(2〜14)dmg 1〜hit 0dmg 0hit -
(340)% 410(380)%
295%
(415)% -% -% -%
地面を両手で叩き、震動で浮かせる。攻撃判定は地上のみで、浮いている相手には当たらないが、判定は前後に出て、さらに間合いも広い。ボタンを連打すれば地面を叩き続ける。前作では空中では出すことができなかったが、今回は空中で平手打ちを行うようになった。2ヒット攻撃で2段目で叩き付け、ダメージ11。たたきつけたあとに受け身をとられなければバウンドする。吹き飛びは上が地上版、下は今回からの空中版のデータ。空中のほうが強いが、叩き付け部分で受け身を取られたら吹き飛ばない。 タルを叩いてテーマ曲とともに演奏をする。演奏により生じた音波で攻撃する。音波が出る方向はドンキーコングを中心とした8方向のうち2方向。叩く瞬間に必殺ボタンを押すことで音波の間合いが広がりダメージも上昇していく。今回、どのタイミングでボタンを押せばいいのか、音ゲーのように表示されるようになった。連続で4回、タイミング良くボタンを押すことに成功するとドンキーコングが頭上で手を叩く動作が入る。最大まで成功させた場合のリーチは驚異的で、回避は困難となる。吹き飛び性能はそこそこ。場所を選ぶ攻撃で、決め手としてはイマイチ。狭いステージならば脅威。 上アピールは胸を叩くドラミング。下アピールは両腕を広げておちゃらける。横アピールは顔をぶるぶると震わせる威嚇のポーズ。

カスタマイズ必殺ワザ

通常必殺ワザ

名称 dmg hit 吹飛 解説
2 急速チャージパンチ 10〜15 1 チャージが非常に早いジャイアントパンチ。威力は大幅ダウンしている。雷属性。
3 ジャイアントストーム 10〜18 1 先から竜巻が出て風圧で相手を飛ばすパンチを繰り出す。

横必殺ワザ

名称 dmg hit 吹飛 解説
2 ジャンピングヘッドバット 10 1 地上にいる相手を埋め込むヘッドバット。空中で繰り出すと急速落下しつつ繰り出す。当てやすいが、埋めている時間が短い。
3 耐えるヘッドバット 13 1 - 相手の弱い攻撃ではひるまないヘッドバットだが、発生が遅い。通常と同じで相手を地面に埋める効果がある。

上必殺ワザ

名称 dmg hit 吹飛 解説
2 ヘリジャンプ 0 0 - 高速回転して上昇する、攻撃判定の存在しない純粋な復帰技。上昇距離はそれほどでもない。
3 バキュームサイクロン 15 2 周囲の敵を引き寄せる効果のあるスピニングコング。しかしヒット数は少なくなっており、連続ヒットもしにくい。空中で使うと上昇するのはスピニングコングと同じ。

下必殺ワザ

名称 dmg hit 吹飛 解説
2 ピンポイントスラップ 21 2 電撃をまとった手のひらで地面を叩く。通常のハンドスラップと違い後方などには判定はないが、威力が高い。連打すると動作を続けるのは通常と同じ。
3 ファイアスラップ 16 2 地面を叩くと炎が吹き上がる。これも後ろには判定がない攻撃だが、少し上のほうまで判定がある。連打で攻撃継続なのはほか2つと同様。

戦い方・立ち回り

立ち回り

パワーキャラの中では癖が少なく、使いやすい部類。上必殺ワザのおかげで復帰力もある。
弱攻撃は発生が早く安定して2ヒットするので近距離で頼れる。横強、下強攻撃はかなりのリーチがあるのでこれも頼れる。上強攻撃は前方から後方まで広い判定があるので、混戦時に有効。
ジャイアントパンチは溜めていればプレッシャーになるので余裕があれば溜めよう。最大溜めだと横スマッシュの最大溜めほどではないが相当な吹き飛びになる。
空中攻撃では、後攻撃が使いやすい。発生、リーチに優れていて、小ジャンプから繰り出したり、崖復帰阻止の追い討ちに使ったりと、大活躍する。空中前攻撃、空中下攻撃ともにメテオ効果がある。前攻撃は前方、下攻撃は真下にいる相手に対して使える。二種類持っているキャラというのは珍しく、しかもどちらも使いやすい。ドンキーコングはメテオのエキスパートであるとも言える。崖に向かって後ろ投げで吹き飛ばしたときなどに的確に使い分けよう。前攻撃の方が当てやすいのでこちらをメインに。スピニングコングのおかげで復帰能力が高いため、かなり深く追っても戻れる。強気に追いかけて狙おう。空中通常攻撃は回転する攻撃。回転中に下入力して落下して持続を当てる使い方などが有効。
投げは後ろ投げの吹き飛びが強いが、前投げはかついで移動して投げられるので、ある程度融通がきくのが強い。ジャンプしてから場外に向かって放り投げることもできる。