クエスト前の準備

クエスト前に行うべきこと

おおまかに分けて小型・大型モンスターを倒す「討伐クエスト」または「狩猟クエスト」と、大型モンスターを捕える「捕獲クエスト」、それにアイテムを納品する「採取クエスト」とに別れているMHシリーズ。それぞれ、準備するべきセオリーがあるので紹介する。

討伐・狩猟クエスト

持ち込みアイテム例

大型モンスターを倒すにあたって、間違いなく必要になるのは回復アイテム。これを調合も含めた分だけ用意し、持ち込むことが大前提となる。調合を失敗しないために調合書も必須。それを踏まえて、例えばこのような持ち物構成になる。

  • 調合書@〜D
  • 回復薬×10
  • 回復薬グレート×10
  • 砥石×5前後
  • ペイントボール×数個
  • ハチミツ×10
  • 薬草×10
  • アオキノコ×10

特に重要な回復薬グレートの調合は、調合書Cまで持っていれば100%になる。これを基本として、さらに念を入れるなら秘薬や生命の粉塵、鬼人薬グレート、硬化薬グレートも持つ。特にマルチプレイの場合、自分だけの問題ではないため、よほど楽なクエストでない限りは、基本的にアイテムは惜しまず持ち込み、使うようにすべき。アイテムをケチって挑んでいると結果的にクエスト失敗の可能性が高くなり、それこそ時間や手間の無駄になってしまった、ということになってしまう。
以下、これらのアイテムの入手法。

アイテム入手法

アイテム 入手方法
調合書 雑貨屋で購入可能。ゲームを進めていくと徐々に増えていき、最後にはDが入荷する。
回復薬 雑貨屋で購入可能。また、薬草×アオキノコの調合で作成できる。
回復薬グレート 回復薬×ハチミツの調合で作成可能。調合書を@〜Cまで持っていれば成功率は100%。
砥石 雑貨屋で購入可能。
ペイントボール ペイントの実×ネンチャク草で調合できる。どちらも遺跡平原や原生林で採集でき、竜人商人のアイテム増殖で増やせる。
ハチミツ 最も多く消費することになる調合素材。遺跡平原エリア1などの固定採集ポイントから簡単に入手できるが、MH4では竜人商人を利用するとさらに簡単に入手できる。利用し続けると「流通度」が上がるが、これが★★以上になると飛躍的に増殖数が増えるため、尽きることはまずなくなる。とにかく序盤でガンガン竜人商人を利用して流通度を上げよう。
薬草 雑貨屋で購入可能。
アオキノコ 遺跡平原はじめどのマップでも簡単に入手できる。そしてやはり竜人商人で増やせるので楽に増やせる。
鬼人薬グレート 安定して作れるようになるには村★4まで進める必要あり。鬼人薬×アルビノエキスで調合可能だが、それぞれやや手間がかかる。まず鬼人薬は増強剤×怪力の種で調合。怪力の種は原生林のエリア1などで入手でき、これも竜人商人で増やせる。増強剤はハチミツ×にが虫で作成可能。にが虫は遺跡平原エリア1の虫あみポイントで入手可能。アルビノエキスはフルフルを倒すことで入手可能。村★4のクエストで初登場となる。シナト村に到達後は、「マカ練金」によりアルビノエキスを増やせる。
硬化薬グレート 安定供給できるようにタイミングは鬼人薬グレート同様に村★4から。硬化薬×アルビノエキスの調合で作成可能。硬化薬は増強剤×忍耐の種で作成可能。忍耐の種は地底洞窟エリア7などから採集可能。増強剤とアルビノエキスは上記の鬼人薬グレートの欄の通り。
秘薬 マンドラゴラと栄養剤グレートの調合で作成可能。マンドラゴラは天空山のエリア2など。栄養剤グレートは栄養剤とハチミツ。栄養剤は「不死虫」と「アオキノコ」で調合。不死虫は遺跡平原2、3、6などで採集でき、竜人問屋で増やすことも可能。
生命の粉塵 「生命の粉」と「竜の爪」の調合で作成。生命の粉は「不死虫」と「竜の牙」。不死虫は上記秘薬の欄の通り。竜の爪、牙ともに、リオレイア、リオレウスなどの飛竜種が出現するクエスト全般で基本報酬として入手できる。さらに竜人問屋で増やすことも可能。

アイテムの使い方

回復アイテムを最大効率で使用するには以下のように使う。ちなみに、応急薬とハチミツの調合で、回復薬グレートと同じ効果の応急薬グレートが作成できる。ハチミツが10個しか持ち込めない以上、回復薬グレート、または応急薬グレートを作り出せるのも10個までとなるのだが、マップ上でハチミツを入手できることも考えればそれ以上の作成も可能となる。

  • 回復薬グレート×10を優先して使う。
  • 無くなったら回復薬×ハチミツで回復薬グレート×10を補充する。
  • それも無くなったら薬草×アオキノコで回復薬×10を補充して使う。

捕獲クエスト

大型モンスターを「捕獲」するには大型モンスターを瀕死まで追い込む必要があるため、基本は上記のような持ち物構成でよい。しかし、支給される捕獲用品だけだと、失敗してアイテムを無駄にしてしまったときにクエストをリタイアするしかなくなってしまうため、保険として自前のものも持ち込むようにする。捕獲するにはモンスターを瀕死にして「落とし穴」または「シビレ罠」にかけ、そこに「捕獲用麻酔玉」もしくは「捕獲用麻酔弾」を当てる。

アイテム 入手方法
落とし穴 「トラップツール」×「ネット」で調合可能。トラップツールは雑貨屋で売っている。ネットは「クモの巣」×「ツタの葉」の調合で作成可能。ツタの葉は遺跡平原の採集で、クモの巣は地底洞窟のエリア5などでの採集で入手可能。
シビレ罠 「トラップツール」×「雷光虫」で作成可能。トラップツールは雑貨屋で購入。雷光虫は遺跡平原エリア2、3、6などで虫あみポイントから入手可能。
捕獲用麻酔玉 「捕獲用麻酔薬」×「素材玉」の調合で作成可能。捕獲用麻酔玉は「ネムリ草」×「マヒダケ」で作成可能。ネムリ草は遺跡平原エリア1・3などで採集可能。マヒダケは地底洞窟のエリア7・8などで採集可能。素材玉は「石ころ」×「ネンチャク草」または「鉄鉱石」×「ネンチャク草」で作成可能。石ころや鉄鉱石は遺跡平原の採掘で入手可能。ネンチャク草も遺跡平原の採集。

採取クエスト

討伐・狩猟クエストと比べれば楽に思える採取クエストだが、アイテムを「運搬」する必要があるクエストはものによっては難易度が高いため、準備を熟考したほうがいいものもある。具体的に、次のような準備をする。

  • 食事スキルで「ネコの運搬術」「ネコの着地術」を発動させる。これは食材「魚介」と「乳製品」の組み合わせで発動する。食材が新鮮でないと発動しない場合もあるので、お食事券を使って食材を新鮮にするといい。高級お食事券なら確実にスキル発動する。
  • 地底火山での石運搬では持っている間ダメージを受け続けるため、「回復」のトレンドを持ったオトモアイルーを連れていくと良い。

豆知識やテクニック

知識編

  • モンスターが眠っている時になんらかの攻撃を当てるとモンスターは起きるが、その時のダメージは通常の3倍となる。したがって、せっかく威力の大きい大タル爆弾Gを置いても、例えば大剣の溜め斬りをモンスターの頭に当てつつ起爆した場合、威力が3倍になっているのは溜め斬りであって、タル爆弾の威力は通常通りになる。起爆はモンスターに当てないようにした攻撃で行う必要あり。
  • 食事により攻撃力、防御力を上昇させた場合、鬼人薬(グレート)、硬化薬(グレート)の効果は重複しない。忍耐の丸薬などの一時効果は重複する。
  • モンスターが疲労状態の時に罠にかけると、効果が通常よりも長くなる。
  • オトモアイルーは体力0になった場合は撤退し、体力が全快するまで回復を待つことになる。0になる前に撤退することもあるが、この場合は体力が0になってしまった時よりも回復速度が速くなる。
  • 古龍種は疲労状態にならない。また、捕獲は出来ない。
  • 食事効果の「ネコのド根性」は一定以上の体力がある時にそれを超えるダメージを受けても体力がわずかに残り生き残るという効果であり、ガンナーや高レベルギルドクエストで非常に重要な食事スキルとなるが、火属性やられになる攻撃、例えばテオ・テスカトルの大爆発攻撃などで発動したとしても、火属性やられによる体力減少で結局すぐさまダウンとなってしまう。よって、火属性攻撃に対してはこれらは無効であると覚えておこう。ただし、火属性耐性が20を超えると属性やられを無効化するのでその場合はこの限りではない。
  • モンスターが瀕死になった場合、各モンスターごとに設定されたエリアへ移動して睡眠に入り休息を取る。この場合、エリア移動したらすぐには追いかけず、少し待って寝るのを待つのが良い。睡眠状態になったのなら攻撃すれば3倍ダメージになるし、捕獲したいのなら寝ているモンスターに密着して罠を仕掛ければ掛かってくれるため、煮るなり焼くなり好きに出来る。

テクニック編

  • 攻撃を連続で食らった場合には気絶状態となるが、主に、間髪入れずに二連続で吹き飛ぶ物理攻撃(ブレスなど以外)を受けた時に発現することが多い。多い例としてはリオレイア、リオレウスの突進など。ボタン連打とパッド入力で素早く回復できるが、起き上がる前から入力を行っていれば素早く回復できるため、間髪入れず、物理攻撃で2回以上吹き飛んだ時には起き上がる直前から入力を開始しよう。
  • モンスターと戦うにあたって、回復薬、秘薬などを使うことは避けられないが、この際は大幅な隙をさらす動作を行う。マルチプレイでの場合になるが、使うタイミングはモンスターが他のプレイヤーの方に向き直るのを見た瞬間にしよう。それまでは落ち着いて逃げ回る。仮に次に狙われることになっても、ほとんどの場合、その時には動作が終了して動けるようになっているはず。ソロプレイならオトモアイルーを狙っている時に。
  • モンスターハンター4ではジャンプ攻撃を行うことが可能になったが、ジャンプ中にモンスターに迎撃され、それにより体力が0になった場合、地面に落ちるまではダウン判定にならない。よって、それまでに生命の粉塵や広域化発動での回復薬などにより他のプレイヤーが回復させれば生き残ることが出来る。
  • マルチプレイの場合のテクニック。拘束攻撃(リオレイアの飛び掛り、ラージャンの押し潰し動作などから派生するもの)を受けた場合、もしそれを受けきっても体力に余裕があるのなら、こやし玉を使わずに受け続けても良い。拘束攻撃の動作中はモンスターは動きを止めて隙だらけとなるため、他のプレイヤーからすれば絶好の攻撃チャンスとなる。現在の体力、モンスターの攻撃力を天秤にかけて判断しよう。