ゲームシステム

悪魔を「仲魔」として使役

従来のように、仲間を「仲魔」として味方に引き込むことができる。アイテムやお金、選択により可能。
そして悪魔を成長させ、「悪魔合体」させることでさらに強力な悪魔を生み出すことができるのも従来通り。

悪魔の成長について

今作では経験値を得ることで悪魔は成長していく。成長すると基本能力がアップするほか、特殊能力も習得していく。
悪魔の中には、成長すると全く別の悪魔に「ハイレベルアップ」するものもいるという。過去作同様、もう少しで別の悪魔へと変化する兆しのある悪魔は、レベルアップ時のそれをにおわせる発言をするようだ。画像のキマイラの例だと「オレサマ タマシイ フルエテル… ヘンシン チカイ シルシ…」のような感じ。

悪魔の成長について

ウィスパーイベント

悪魔は成長すると自分が習得したスキルを主人公に教えてくれる。
これを「ウィスパーイベント」という。レベルアップ時、上画面に悪魔の文字?が乱れる演出と共に発生するらしい。右の欄が悪魔のスキルとなっているが、ここに羅列されているスキルから一つを選択して、主人公が習得する。

ウィスパーイベント

悪魔全書

一度仲間にした悪魔は、魔導書に記録されるという。そして、一度これに登録された悪魔はお金を払うことでいつでもパーティに加えることが可能になるとのこと。ということは、悪魔は今すぐに活躍させなくとも、どんどん味方にすることでいずれ必要な時にスムーズに頼ることができる、ということになりそう。

マルチストーリー

今作はマルチストーリーを採用している。物語中に現れる選択により、ストーリーは変化する。
真女神転生シリーズでは古くから、キャラの属性などによりマルチストーリーが展開されたが、今作では何種類のエンディングが存在するのか?

妖精バロウズ

サムライが装備しているガントレットには「妖精バロウズ」とちうオペレーショングシステムがセットされている。
このバロウズは、ガントレットの機能を使用する際にサポートをしてくれる。クエストに関しての管理もしてくれるらしい。

妖精バロウズ

デジタルデビルサービス

デジタルデビルサービス(DDS)とは、要するに現実世界のSNSの一種であり、3DSの通信機能を行う場合にはこれに接続して行うようだ。
すれちがい通信を行う場合、作成したカードに悪魔を添付することになる。添付した悪魔はすれちがったお土産にアイテムを入手してきたり、他のプレイヤーの悪魔と「無差別合体」したり、すれちがい数により成長したりするという。

デジタルデビルサービス

ゲームの進め方

ゲーム進行はクエストを行うことで

ゲームの物語は、クエストを受注することで進行していく。物語を進めるためのクエストは「メインクエスト」となる。
人々の様々な依頼を受けてクリアしていく。クエストの難易度は★の数で表示され、報酬も難易度が高いほどに多くもらえるのだと予想される。

メインクエスト攻略でゲーム進行

チャレンジクエスト

ゲームを進行させるためのメインクエスト以外に「チャレンジクエスト」というものがある。その数100種類以上。
これはメインクエストとは別扱いになっていて、いつでも行うことができるという。ゲームを進行するためには必ずしも行う必要はないものだが、サイドストーリーを楽しむことができる。当然。貴重なアイテムなどを入手できる場合もあるはず。

チャレンジクエスト

戦闘システム

戦闘はシンボルエンカウント

本作では、フィールドを探索している時に敵と接触すると戦闘に入るシンボルエンカウント。
既存のいくつかのゲームでも見られるシステムだが、接触する際に攻撃して戦闘に入ると先制攻撃を仕掛けることができる。

シンボルエンカウント

戦闘システムについて

前作同様に「プレスターンバトル」という方式。戦闘システムは、敵味方共通で、決められた回数で行動した後に相手のターンへと移行する形式。攻撃で弱点をつくと攻撃回数を増やすことができるが、これは敵も同じであり、こちらの弱点をつかれると不利になる。

真女神転生Vの場合。右上に獣の顔のようなアイコンが4つあるが、1回行動するたびにこれが1つずつ減って行く。しかしクリティカルが出た場合は減らず(厳密には1つの半分だけ消費)、行動可能回数が増える。攻撃がミスするか無効化された場合は2つ消費してしまう。攻撃を反射されてしまう、もしくは吸収されて回復されてしまうのが最悪で、全てを消費してターンが終わってしまう。


そしてこれが今作、女神転生4の場合の画面。右上に昔の作品でも使われていた人型のアイコンがあるがこれが今作でのプレスターンバトルのアイコンのようだ。敵のターンになるとこのアイコンが赤いものに代わり、同様の法則で消費される。


ニヤリ

行動回数を増やしたキャラはニヤリと笑う場合がある。これが発生すると能力が上昇し、弱点も効きにくくなる。
戦況を覆すことができるシステムだが、これは敵にも発生する。プレスターンバトルは常に全滅の可能性があるシステムだが、これによりさらにスリルのある戦闘になりそう。ボスに発生した場合は1ターンで全滅、などもあるかもしれない。

ニヤリ

軍勢

稀に、敵は徒党を組んで「軍勢」として現れる場合がある。
軍勢だと通常の弱点とは違う弱点が設定されている。

難易度選択

一定回数以上、敵にやられて全滅すると戦闘の難易度を下げることが可能となっている。
選択可能になってからはいつでも難易度を下げることができるので、初心者も安心。
全滅すると三途の川に送られて、渡し守「カロン」に所持金かゲームコインを払うことで全滅する直前からやり直せる。PVを見る限り決して安くはない額を要求されるようだが…。

三途の川

その他のシステム

5/20の電撃オンラインの発売直前プレイレポートにおいて、重要なシステムだけでなく細かいシステム部分も明らかにされているのでそれのまとめ。

  • 敵シンボルにエンカウントする際に攻撃せずに接触してエンカウントするのは、敵に先制されるリスクがあるのでかなり危険。
  • 武器を変えるとフィールドで武器を振った時のアクションも変化。
  • 全滅した場合はカロンにお金を払って復活できるが、所持金が足りない場合は「ツケ」にすることも可能。しかしツケがある状態でまた死亡すると問答無用でゲームオーバー。お金がツケを払える額に達するとカロンに強制的に取り立てられる。
  • 資金は戦闘勝利では得られず、主にダンジョンで入手できる「遺物」の売却で得る。
  • 主人公のレベルが上昇すると得られるポイントを使い、ガントレットに「バロウズアプリ」を入れる。悪魔合体するために必要な「邪教の館」や悪魔との「会話」を使うためにも、アプリとしてガントレットにインストールする形となる。
  • 「ニヤリ」が発動するのは敵の弱点をついた時、もしくは敵の攻撃を反射した時がメインとなるらしい。ニヤリ状態は次のターンまで継続する。ニヤリ中は攻撃を回避しやすくもなる。
  • 悪魔会話において、理解不能な言語を話す悪魔相手にはバロウズアプリの「Dリンガル」が必要。
  • 悪魔会話中で最も適切な選択を行うと「効果抜群!」という表示が出て、悪魔の心をわしづかみにする。こうなるとすぐ仲魔となり、会話に費やす行動消費も通常の1/2になり、会話終了後に再び行動できるようだ。
  • 即決で仲魔になる代わりに大量のマッカを要求してくる場合もある。これも、その通りにすれば「効果抜群」となる。
  • 仲間会話でも経験値が入り、会話が長続きしたり、自分と同等レベルの悪魔を仲魔とした場合はより多く入る。
  • 悪魔合体は2体合体が基本であり、3体、4体合体は特殊合体となる。
  • 特殊合体にでは、材料となる仲魔が1体でもいれば、それ以外に必要となる仲魔のレベルと種族が明らかになる。
  • 「合体事故」により、本来生まれる悪魔とは別の悪魔が生まれる場合も。強いものが生まれる可能性もある。
  • 悪魔合体時は材料となる悪魔のスキルを合体後の悪魔に継承できる。継承させるスキルは任意で選べる。「〜耐性」というようなスキルを継承させて弱点属性を補うことなどが比較的容易となっている。
  • 悪魔が主人公に対してスキルを与える「ウィスパーイベント」は、「その悪魔がレベルアップで習得するスキルを全て習得した際」に発生する。
  • その悪魔が成長するとどういうスキルを習得するかというのは、わからない。
  • 仲魔の召喚に費用はかからない。
  • ステータスは力、技、魔、速、運の5種類。
  • 防具は部位により上昇するステータスがおおまかに決まっている。頭部はステータス上昇。上半身は耐性に影響。下半身はステータス上昇。アクセサリは特殊効果がつく。4部位共通で、HPとMPの上限がアップする。
  • 特定のボス戦では選択が出て、敵味方のステータスに影響するという。良い選択を選べば戦闘が有利になり、悪い選択を選べば苦しくなるということか。
  • チャレンジクエストは悪魔から受ける場合もある。
  • 悪魔の種族に「フード(食べ物)」というものがある。
  • カジャ系魔法(ステータス上昇効果)の重ねがけは3回まで。
  • ブフ系(氷結属性)、ジオ系(電撃属性)に、追加効果の凍結や感電が存在しない。
  • 敵のザン系魔法(衝撃属性)を受けると、味方が吹き飛んで離脱してしまう場合があるという。何度か敵とエンカウントすると、戦闘勝利時にその味方が戻って合流できるらしい。また、合流時にアイテムを持ってくる場合がある。