戦闘前掛け合い一覧表

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アッシュ アッシュ
エリザベート エリザベート
シェン シェン
デュオロン デュオロン
紅丸 紅丸
大門 大門
テリー テリー
アンディ アンディ
ジョー ジョー
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アテナ アテナ
ケンスウ ケンスウ
チン チン
レオナ レオナ
ラルフ ラルフ
クラーク クラーク
ユリ ユリ
キング キング
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K'




















M
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マチュア マチュア
バイス バイス
リョウ リョウ
ロバート ロバート
タクマ タクマ
キム キム
ホア ホア
ライデン ライデン
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K'




















M
r
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K' K'
クーラ クーラ
マキシマ マキシマ
斎祀 斎祀
ボスアッシュ ボスアッシュ
炎庵 炎庵
ビリー ビリー
変身前斎祀 変身前斎祀
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K'




















M
r
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ネスツ京 ネスツ京
Mr.カラテ Mr.カラテ
   
   

エリザベート:見つけたわ、アッシュ! もう逃がしはしない……!
アッシュ:ウフフ……どうしたのサ、ベティ? 何だかフンイキがコワいよ?
エリザベート:問答無用、私といっしょに来てもらうわ! 我らが使命、忘れたわけではないでしょう!?
アッシュ:フフフ……悪いネ、ベティ! ボクにもやらなきゃならないことがあるんだよ

シェン:よう、久しぶりだな、アッシュ! まずはこの前の借りから返してもらおうか
アッシュ:え? 覚えてないなァ…… ボク、シェンから何か借りてたっけ?
シェン:ごまかすんじゃあねえ、俺をハメやがっただろ! あのあと大変だったんだからな、こっちは!
アッシュ:ああ、ひょっとしてオズとのこと? ……シェンてば意外に根に持つんだネ?
アッシュ:もう少し大人になったほうがいいんじゃない? ……さもないと、ヤケドするよ、シェン?

デュオロン:元気そうだな、アッシュ…… いろいろと遊んでいるらしいが
アッシュ:ああ、デュオロン! 久しぶり♪ キミも元気みたいだネ!
アッシュ:……で、いったいボクに何の用? 今ちょっと大事なシゴトの最中なんだけど
デュオロン:……詳しく聞かせてもらおうか おまえのいう仕事とやらについて

京:よう、ソバカス小僧 俺に用事があるんじゃねえのか?
アッシュ:アレ? 意外に殊勝じゃない、草薙クン? 自分からノコノコ現れてくれるなんてサ
京:無駄口につき合うつもりはねえよ…… もう洒落じゃすまねえんだ
京:てめェはそれだけのことをやった! 覚悟はいいな、アッシュ・クリムゾン!?
アッシュ:キミのほうこそできてるワケ? ……ボクにすべてを奪われる覚悟はサ?

紅丸:おまえ、最近すごい人気だな みんなから追い回される気分はどうだい?
アッシュ:アレ? ムッシュ二階堂じゃない もしかして、キミもボクに何か用なの?
紅丸:おまえを捕まえて連れていけばいろんな人に感謝されるかと思ってな
紅丸:たとえば京とか……あのお嬢さんとか? いわなくても見に覚えがあるだろ?
アッシュ:アハハハ♪ おめでたいね、ムッシュ! ボクを捕まえられるわけないのにサ

大門:いつもいつもヘラヘラとしおって…… 気がゆるんでおる証拠だ!
アッシュ:ウフフ……そうだね、睨めっこだったらボクの一本負けってトコかな?
アッシュ:でもコレ、コドモの遊びじゃないんだよネ♪ 悪いけど遠慮してもらえるかな?

アッシュ:アンタじゃボクには勝てないよ…… さっさとあきらめて退散してくれないかな?
アッシュ:……どうしたの? いったい何がおかしいのさ?
テリー:……おまえみたいな自信過剰の若いのを見ると何か微笑ましくてな ……年取った証拠かな?
アッシュ:バカバカしい……! ウザいんだよね、アンタのしたり顔はサ!
テリー:このくらいで腹立てるなんて年相応に可愛いところもあるじゃないか!

アッシュ:若いくせにおカタい人だね、キミ つまらない人間ていわれたコトない?
アンディ:自分が面白みのある人間だとは思っていないよ ……ただし、善悪の区別はついているつもりだ
アッシュ:ホラ、あの正義の味方みたいなこといってる! そういうトコロがおカタいっていってるのに
アッシュ:……アンタみたいな人間、ウザいんだよネ 消えてヨ、今すぐ ボクの視界から

アッシュ:自分で「ジョー伝説」っていっちゃうその神経ある意味スゴいよネ 尊敬しちゃうな、ボク♪
ジョー:そうかそうかい、俺もけっこう好きだぜ ……てめェみてえな跳ねっ返りはよ!
ジョー:何しろ叩き潰し甲斐があるからなあ! やる前から楽しくて仕方がねえぜ!
アッシュ:さあ、どうかな〜? かならずしも潰されるのがボクとはかぎらないんじゃない?

アテナ:以前は見えなかったけど……今なら判ります あなたは何か強い決意を胸に秘めている……!
アッシュ:だったら何なのサ? 別にボク誰かに理解してほしいなんて思ってないヨ?
アテナ:そんな……そんなの哀しすぎます! あなたにだって、きっと心を許せる人が……!
アッシュ:おしゃべりはおしまいだヨ、マドモワゼル♪ ……ボクにはあまり時間がないんだ

ケンスウ:真面目に修行もせんと、他人の力横取りして楽して強ォなろうなんて、横着すぎるやろ?
ケンスウ:そないな強さ、誰も認めてはくれへんで? あんた、それでホントにええんか?
アッシュ:フフフ……キミがそういうこというと何だか説得力あるよネ さすが苦労人♪
ケンスウ:誰が苦労人やねん! ワイはなあ冗談でゆうとるんとちゃうで!?
アッシュ:ノンノン♪ 心配も同情も必要ないヨ ……ボクが欲しいのは「力」だけだから、ネ?

チン:おぬし、何をしようとしておるんじゃ? なぜすべてをひとりでかかえ込もうとする?
チン:おぬしにもおるはずじゃろう? 心を許せる人間のひとりやふたり……
アッシュ:アハハ♪ あいにくだネ、おジイちゃん ボクはそんなこと考えたこともないヨ♪
アッシュ:……ボクはひとりでいいんだ これまでも、それにこれからも……ネ♪

アッシュ:ボクを監視してたつもりなんだろうケド キミ、バレバレなんだよネ
アッシュ:いい加減ウザイし、ボクにも事情があるしこのへんでリタイアしてもらえるかな?
レオナ:……私は任務を遂行するだけ あなたの都合なんて知らない……

ラルフ:余計なおしゃべりはナシでいくぜ! いろいろと他にも任務があるんでな!
アッシュ:そんなに行き急いでどうするのサ? もともと短い人生、さらに短くしたいワケ?
ラルフ:うるせェ! てめえとくっちゃべってるとムカムカしてくんだよ! 黙ってろ!
アッシュ:だったらすぐに灰にしてあげるヨ♪ そうすれば何も聞こえなくなるじゃない?

クラーク:おたくには聞きたいことが山ほどあるんだが落ち着いて話せる場所へ移動しないか?
アッシュ:それじゃカフェにでも、って雰囲気じゃないネ ……もしボクがお断りしたらどうする気?
クラーク:あいにくだが、おたくに断るって選択肢はないな あるとすればたったふたつ……
クラーク:おとなしくついてくるか、さもなけりゃ拘束されて運ばれるかのどっちかさ
アッシュ:選択肢ならもうひとつあるんじゃない? ボクがアンタを倒してカフェに行く、とかネ?

アッシュ:いちいち相手をするのも面倒なんだよネ できれば今すぐ逃げ帰ってくれない?
舞:私に負けるのが怖いって素直にいったら? そうすれば少しは手加減してあげてもいいわよ
アッシュ:……ウザイんだよね、アンタ…… ホント面倒なんだけど、相手をしてあげるヨ

ユリ:事情はよく知らないけど、あちこちでたちの悪いことやってるみたいね?
アッシュ:よく知らないなら口出ししないでヨ ボクにはやらなきゃいけないことがあるんだ
ユリ:ストーップ! きみの野望もここまでだよ! ユリちゃんが絶対止めてみせるんだから!
アッシュ:あ〜あ……また面倒なことになっちゃったヨ KOFって、どうしてこういう人が多いワケ?

キング:妙な動きをしてるって聞いてるけど ……何かワケありかい?
アッシュ:それを聞いてどうするのさ? 無意味だヨ 誰もボクの代わりはできないんだから
キング:てことは、本当は誰かに助けてほしいのかい? 背負ってるものが重すぎるんだろ?
アッシュ:……勝手に踏み込んでこないでくれるかな? そういう無神経な人って鬱陶しいんだよネ
アッシュ:いまさらどうにもならないんだ、ほっといてヨ それに、否応なくケリがつくんだ、もうすぐ!

庵:ここにいたか…… アッシュ・クリムゾン……!
アッシュ:ダレかと思ったらムッシュ八神じゃない いまさらボクに何の用?
庵:……俺の炎、返してもらうぞ 利子は貴様の命であながえ!
アッシュ:フフフ……いうと思った♪ でも、悪いけどそうはいかないんだよネ

アッシュ:なかなかキレイな爪してるネ♪ ……ただ、彩が今ひとつ足りないかな?
マチュア:アドバイスなんか誰も頼んでないけど ……とりあえずありがと、ぼうや
マチュア:……それじゃあなたの血で彩りをそえさせてもらおうかしら?

バイス:ずいぶんと青っろちいガキだね…… 一発でバラバラになっちまいそうじゃないか
アッシュ:そういうアンタはいかにもしぶとそうだよネ やられても尻尾を残して逃げ出すんじゃない?
バイス:私がアンタなんかにやられるわけないだろ! 一発じゃ死なないようにいたぶってやるよ!
アッシュ:メルシー、わざわざ手加減してくれるんだ ……けど、たぶんアンタ、後悔するヨ?

リョウ:いいか、少年! 自分を導いてくれるのは鍛錬を重ねたおのれの拳だけだ!
リョウ:他人の力をつまみ食いしたところでそんなもの本当の力にはならないぜ!
アッシュ:ご高説はありがたいんだけどサ…… アンタの汗臭い力には興味ないんだよネ
アッシュ:とりあえず、邪魔だから今すぐ消えてくれる? ……ホント、ウザいんだよ

アッシュ:チャオ! 何しにきたワケ? 伊達男さん? ボク、ちょっと忙しいんだけどナ?
ロバート:何しにきたって、試合に決まっとるやろ? 3分で終わらせたるさかい、つき合ってや
アッシュ:3分も? そんなに待ってられないネ だったらボクが1分で終わらせてアゲルよ
ロバート:何やかんやゆうてやる気マンマンやん、自分! ほならさっそく始めようやないか!

タクマ:何をたくらんでおったかは知らぬがワシに出会うとはよほど運がないと見える……
タクマ:……よいか? 入院中は決して周りの患者に迷惑をかけるでないぞ?
アッシュ:アレ? もしかしてボクに勝つ気なの? ちょっと気が早いんじゃない、オジサン?
タクマ:そのふてぶてしさもここまでよ! おぬしの炎、我が拳で消し飛ばしてくれる!

キム:ようやく見つけたよ、アッシュくん! 保護者の方がきみをずっと捜しておられるぞ?
キム:いい加減に戻りたまえ! でなければ強制的に連れ戻すことになってしまうよ?
アッシュ:保護者ってもしかしてベティのことかな? だとしたら間違いだヨ、キム先生♪
アッシュ:ボクはボク、ベティはベティさ だから、あんまり干渉してほしくないんだよネ
キム:それで素直に引き下がってしまうほど私はきみを過小評価してはいないつもりだ
キム:きみを放置しておくのは危険すぎる すみやかに彼女のもとに戻ってもらおうか!
アッシュ:ホントにおせっかいな人だネ…… ウザいからちょっと眠ってもらおうかな?

ホア:このホア様はなァ、テメェみてェなナヨナヨした野郎が大嫌いなンだよォ!
アッシュ:いきなり何なのサ? だったら帰ったら? 別に誰も引きとめないと思うヨ?
ホア:ムカつくからブチのめすっていってンだよ! 覚悟しやがら、この小僧が!
アッシュ:フゥ……大事な仕事の前なんだけどなァ 仕方ない、かる〜く片づけてあげるヨ♪

アッシュ:そんなみっともないブヨブヨしたカラダでよく人前に出られるよネ、アンタ?
ライデン:判らねェか? 猛牛もねじ伏せるパワーとどんな打撃も受け止めるタフさ……
ライデン:その双方を兼ね備えているのがこの俺様のボディなんだよ! すげェだろ!
アッシュ:あー、スゴい、スゴい ……まったくホントにこんなのと戦わなきゃダメなの?

アッシュ:ウフフ……作られた「草薙の炎」、か…… 正直、もうキミに用はないんだよね
K':ウゼぇんだよ、テメェ…… クズは黙ってろ……

クーラ:炎キライ! 熱いのキラーイ! 早くあっち行って!
アッシュ:こんな綺麗な炎を怖がるなんて臆病な子羊ちゃんだネ それとも仔鹿かな?
クーラ:炎なんか怖くないもん! 怖いんじゃないもん、キライなだけだもん!
クーラ:よーし! そんなこというなら消しちゃうよ! クーラの氷で、あなたの炎を!

マキシマ:「鏡」と「勾玉」の力を手にしたあんたがどう変わったか……興味深いねえ
アッシュ:好奇心がありすぎるのも考え物だヨ 知らないほうがいいことって、あるじゃない?
マキシマ:世の中、放置しておけないことも多いよな? 今のあんたがまさにそれなんだよ、ムッシュ
アッシュ:そういうこといってると、早死にしちゃうヨ? これでも忙しい身なんだよネ、ボク♪
アッシュ:サイボーグがどんなふうに燃えるのか実験してあげようか? フフフ……

斎祀:俺の前では「時」さえも「灰」に変わる! よく知ってるだろ、アッシュ・クリムゾン?
斎祀:だから……なあ、アッシュ? まさか俺に逆らったりしないよなあ?
アッシュ:……確かにボクはキミのことを知ってるけどキミのほうはボクを判ってなかったみたいだネ
アッシュ:せっかくだから覚えておいてヨ ……ボクは人に命令されるのが大嫌いなんだ

アッシュ:……自分でいうのもアレだけどできれば見たくなかったネ、そんな姿はさ
ボスアッシュ:だったら何も見なくてすむようにしてやるよ ……ほら、おまえも俺の中に来いって!
アッシュ:……本気でムカついてきたヨ アンタは、ここで、灰になれ……!

庵:いい加減に目障りだ…… ……そろそろ死ね
アッシュ:アレ? ひょっとして神楽サンの仇討ち? ……なワケないか。アハハハハ!
アッシュ:いいヨ、ちょっとの間なら遊んであげるヨ! ……大丈夫、手加減してあげるからサ!

アッシュ:えーと……前にどこかで会ったっけ? ゴメン、ぜんぜん覚えてないヨ
アッシュ:きっと印象に残らないくらい弱かったんだネ! それじゃしょうがないよネ! アハハハハ♪
ビリー:ネ! じゃねーってんだよ! ソバカス小僧! ナメた態度してるとジョーク抜きに殺すぞ!?

アッシュ:ボクってさ、アツ苦しいセリフ吐いたり激高したりとかって、好きじゃないんだけど
アッシュ:ボクにそっくりなアンタの顔を見てると大声でわめきたくなってくるんだよネ
サイキ:おまえにそっくりな俺の顔を見てるとムカっ腹が立つって? 逆だろ、アッシュ?
サイキ:俺がおまえに似てるんじゃなくおまえが俺に似てるんだ。その理由は……
アッシュ:テトゥワ! その口を閉じてくれないかナ? ……永遠にサ!

アッシュ:正直、キミの力にもう用はないんだよネ でも、あいつらに利用されたくはないし……
アッシュ:ここで消えてもらうのが、やっぱり一番かナ? そのほうが後腐れもないしネ♪
京:何を勝手なことほざいてんだ、テメェは!? まずは神楽のぶんからだ! 覚悟しやがれ!

アッシュ:フーン……人間も案外捨てたモンじゃないネ 修行するとここまで人間から離れられるんだ
Mr.カラテ:御託はよい……さっさとかかってこんか!
アッシュ:……無駄な力は使いたくないんだけどナ しょうがない、相手してあげるヨ!

エリザベート:……あの子はもっと友人を選ぶべきだわ よりによって、どうしてこんな男と……
シェン:……テメェ、今オレを見て溜息ついただろ? そりゃあどういう意味の溜息だ、コラ?
エリザベート:別に他意はありません ただ、いささか疲れただけです
シェン:こ、このアマ……オレのこと見下してやがる! 絶対そうに違いねえ……!

エリザベート:その力、私がたのむに値するかどうか今一度確かめさせてもらうわ
デュオロン:……いいだろう 油断はしない……

京:あんたよ……事情はよく判らねェがいい加減にしてくんねーか?
京:あんたらの持ち込んだトラブルのおかげでこっちはいい迷惑なんだよ!
エリザベート:……それに関しては、私も本当に申し訳なく思っています……
エリザベート:ですが、もはやあなたも無関係ではいられない 万が一、オロチの力が奴らの手に渡れば……!
京:だったらなおさら引っ込んでろよ! あの小僧とは俺がケリをつけてやるぜ!

エリザベート:あなたには以前世話になりました ……ですが、ここで退くわけにはいきません!
紅丸:気にするなよ、その程度の貸しで勝ちをゆずってもらおうなんて思ってないさ
紅丸:勝ちは自分の手で掴むものだよ ……さあ、お相手願おうか、マドモワゼル!

エリザベート:まさに堅忍不抜、嵐のごときたたずまい……ですが、抜きがたきを抜いて私は前に進む!
エリザベート:相手が誰であろうと負けるわけにはいかない! お覚悟……よろしいか?
大門:……応! 相手にとって不足なし!

エリザベート:これまで数々の強敵を倒してきたあなたの伝説……私も聞きおよんでいます
テリー:伝説ってのはよしてくれよ こっちが気恥ずかしくなっちまう
テリー:そんなことより早くやろうぜ! Come on! Hurry up!
エリザベート:いいでしょう、望むところです! 勇往邁進、今はただ勝ち続けるのみ!

エリザベート:疾風迅雷、まさに風のごとき速き拳…… お見事です、アンディ・ボガード
エリザベート:ですが、私にも退けない理由があります その白き風、打ち砕いてみせましょう!
アンディ:風の形は自在に変わるものさ 悪いがそう簡単には打ち砕けないよ!

ジョー:よっしゃーっ! 嵐を呼ぶ男ジョー・ヒガシ様のご登場だぜ!
エリザベート:大山鳴動してなんとやら……いきおいだけでなければよいのですが
ジョー:難しいこといってごまかすんじゃねえ! 女だからって手加減はしねえぜ!

エリザベート:純情可憐なその瞳……どうやらあなたはこの先戦い続けるにはやさしすぎるようですね
アテナ:お気遣い、ありがとうございます! だけど、わたしだって戦士なんです!
アテナ:退けといわれて退くぐらいなら最初からここには立ちません!
エリザベート:その決意の強さ、本物と見ました ……よろしい、全力でお相手しましょう!

エリザベート:あなたの戦う意味は何です? 何のために戦っているのです?
ケンスウ:いや、いきなりそないなこといわれても…… ああ、でもアレや、ワイの答えは決まっとる!
ケンスウ:世のため人のため平和のため! 何よりいとしのアテナのために戦っとるんや!
エリザベート:……ある意味、そう断言できるあなたはしあわせな人なのでしょうね
エリザベート:ですが、だからこそあなたはここで帰りなさい この先に待っているのは私の戦いです!

チン:ほっほっほっ……事情は知らぬがおまえさん、心が大きく揺れておるのう
エリザベート:ご明察、感服しました いまだ安心立命の境地には遠いようです
チン:迷いながらもあえて拳を握る、か…… ま、それもええじゃろ、かかってきなさい
エリザベート:それではお言葉に甘えさせていただきましょう この戦いで迷いを断たせていただく……!

エリザベート:オロチ一族と人の間に生まれた呪われた血を持つ少女よ……
エリザベート:この先に進みたければ 私にその生き様をしめしなさい!
レオナ:あなたにいわれるまでもないわ…… 私はもう、立ち止まらない……

ラルフ:おっ? 今度のお相手は貴族のお嬢さんか お手柔らかに頼むぜ、マドモワゼル
エリザベート:軽佻浮薄に見えて、実はしたたか…… 私の目はごまかせませんよ
ラルフ:そうかい? だったら覚悟してかかってきな プロの傭兵の怖さってモンを教えてやるぜ!

エリザベート:どうかお引き取りください もはやこれは軍隊にどうこうできる問題ではないのです
クラーク:はいそうですかと引き下がれると思うかい? 悪いがこっちも任務なんでね
クラーク:どうしてもというなら力ずくで排除するまでさ ……恨まないでくれよ?

エリザベート:羞花閉月のごときその美しさ 私はあえて傷つけようとは思いません
エリザベート:ここはおとなしく退いていただきたい ……それがあなたのためでもあるのです
舞:さてはあなた新人さんね? 知らないようだから教えてあげるわ
舞:誰よりも美しくて強い、それがこの私! KOFに咲いた大輪の花、不知火舞よ!

エリザベート:天真爛漫なあなたに、この先の戦いはつらすぎます ……もうお帰りなさい
ユリ:天真爛漫て、それほめ言葉なの? なーんか馬鹿にされてる気がするけどなあ
エリザベート:そんなつもりはありませんが…… 納得できないのであれば相手になりましょう
エリザベート:いずれにしても、先に進むのはこの私…… あなたにはここで退場してもらいます
ユリ:そううまくいくとはかぎらないわよ! 私にだって背負ってるものがあるんだから!

キング:あんた、けっこういける口らしいね ウチの店はワインも充実してるんだけど
キング:よかったら、今度どうだい? あんたならサービスしてあげるよ
エリザベート:なら、さっそく今夜にでもうかがいましょう ……我が勝利を祝うためにね

エリザベート:八神庵……炎を失った神器がいまさら何をしようというのです?
庵:貴様にはかかわりのないことだ…… 死にたくなければ失せろ、女
エリザベート:オロチと決別する機会をみずから捨てるとは度しがたい愚かしさというほかはないわね!

エリザベート:道を開けなさい、オロチの女! すでにあなたたちの出る幕ではないわ!
マチュア:出る幕じゃないですって? 引き際をわきまえていないのはどっちかしら?
マチュア:……あいにくだけどもうあなたたちには任せておけないの
エリザベート:あくまで私の前に立つというのなら…… かかっておいでなさい! 容赦はしません!

バイス:まったく……あんたらがドジを踏んだおかげでこっちまでとばっちり食っちまったよ
バイス:さぁて……この大きなツケどうやって払ってもらおうかねえ?
エリザベート:くだらないことを…… 暴虎馮河のその愚行、後悔させてあげるわ!

エリザベート:質実剛健を絵に描いたような拳…… ですが、それだけに予想しやすくもあります
リョウ:バカ正直なのは認めるが、そういうあんたこそ佳人薄命ってことにならないといいがな?
エリザベート::どちらの言葉が正しいか……答えはすぐに出るでしょう

エリザベート:最強の虎、ロバート・ガルシア…… 変幻自在の足技の使い手と聞いています
ロバート:百聞は一見にしかずってゆうやろ? 聞いただけで判ったつもりになったらアカンで
ロバート:ええ機会や、ワイの蹴りがどないなモンかよーく味わってもらおうかい
エリザベート:ならば私もお見せしましょう ……ブラン流光拳術の何たるかを!

タクマ:女にしては……とはいうまい おぬし、なかなかやるな……?
エリザベート:それがお判りなら退いていただきたい! 私にはやらねばならぬことがあるのです!
タクマ:笑止! 強敵と戦うは武道家の本懐よ! 先に進みたくばワシを倒していくがいい!
エリザベート:いいでしょう…… 今の私に恐れるものなど何もない!

エリザベート:泰然自若としたその構え、静かな気迫…… もはや風格さえ感じますね
キム:おほめいただいて光栄ですがあいにくとそこまで達観してもいませんよ
キム:現に私は、あなたとの戦いを前にして高揚感を抑えられないでいるのですから
エリザベート:なるほど……そういう意味では私も同じこと あなたとの戦い、楽しませていただきましょう

ホア:さっさと失せな、女! KOFってのはお遊びじゃねえんだよ!
エリザベート:敵の力量も見極められないとは…… 失笑するほかありません
エリザベート:傲岸不遜なあなたにはそれにふさわしい敗北をあたえましょう

ライデン:さっさとかかってきな、お嬢ちゃん なるべく痛くないようにブッ潰してやるからよ
エリザベート:夜郎自大のその思い上がり……今すぐ叩き伏せてさしあげましょう!

エリザベート:人の身にあまる力を持ちながら三種の神器として生きることもできない……
エリザベート:……あなたは存在そのものがたとえようもない不幸なのかもしれません
K':てめェ…… 何を勝手に盛り上がってんだ?
K':俺の価値は俺が決める…… 他人が口出しすることじゃねえんだよ

エリザベート:その純粋無垢さ……かつて私やあの子にもそんな頃があったのを思い出します
クーラ:えーと……それ、どういう意味? クーラ、ぜんぜん判んない
エリザベート:……失礼、益体のないことをいいました さあ、そろそろ始めましょう!

マキシマ:三種の神器の連中もそうだが…… あんたの力もかなりミラクルだな
マキシマ:このままじゃ俺のメンツにかかわるんでね 今回もデータを取らせてもらうぜ?
エリザベート:それで気がすむならご自由に……ですが100年かけても理解はできないでしょうね
エリザベート:我がブラン流光拳術の真髄は、単純なデータなどで表せるものではないのですから

エリザベート:長きにわたる一族の宿願、我が使命……今ここで果たさせてもらうわ!
斎祀:は〜あ……ステレオタイプすぎなのな、おまえ ゴミの決意なんか聞きたくないんだよ、俺は
斎祀:今すぐズタズタにしてやるよ……! 魂まで引き裂かれて永遠に悶えてろって!

エリザベート:アッシュ……! あ、あなた……その、姿は……!?
ボスアッシュ:フフ……あいつにはもう何も聞こえないよ どうしてもというなら会わせてやってもいいぜ
ボスアッシュ:この俺の中で感動のご対面だ! 粋な計らいだよな? 泣いて喜べって!

エリザベート:いにしえよりの盟約をたがえた八神家…… 忌まわしきその炎は裏切りの印かしら?
庵:知ったふうな口を聞くな、女…… ……殺されたいのか?
エリザベート:因果応報、あなたのその苦しみはすべてあなた自身から来るものと知りなさい!

エリザベート:あのギース・ハワードの片腕ですか…… ギャング風情がいったい何の用です?
ビリー:おいおい、寝ぼけてんのか、お貴族サマよ! ここまで来てやることといったらひとつだろ?
ビリー:……てめェみてえななぁ、自分の生まれを鼻にかけたような奴ァ最高にムカつくんだよ!

サイキ:どうしたの、ベティ? 顔色が変わったヨ? ……なんてな。……どうだ、似てたかよ?
エリザベート:下がりなさい、下郎! 今はその姿見ているだけで怒りを抑えきれなくなるわ!
サイキ:いいツラだ! ……喜べよ、クズ それを今から絶望の表情に変えてやるからよ!

エリザベート:どうやらあなたは、神器としてという以前にそもそも人として未熟なようね
エリザベート:そんな体たらくで、本当に「剣」を守りきれると考えているのですか?
京:余計なお世話だ! そんなにヒマなら八神の野郎でも捕まえて説教するこったな!

Mr.カラテ:立ち去るがよい、女…… これより先は、貴族の遊びではすまぬぞ?
エリザベート:これは……!まさに万夫不当 不敗の空手家の名に恥じぬ威圧感……!
エリザベート:ですが、私とて戦いの中に身を置く者 覚悟ならすでにできています!
Mr.カラテ:ならばもう何もいうまい…… 気高きその花、我が拳にて散らすもよかろう

シェン:さーて……それじゃいっちょやるか! 手加減はナシだぜ、デュオロン!
デュオロン:ああ……たまにはいいだろう 何のしがらみもないこんな戦いも……な

京:いくらあんたが燃えやすいゴミでも不完全燃焼じゃカスが残っちまうからな
京:せいぜい派手に、綺麗に燃え尽きてくれよ 自称「上海の武神」さんよ!
シェン:ガキがいきがるんじゃねえよ…… 上海のドブ川に浮かびてェのか、おい?
シェン:テメェのお粗末な炎なんざ通用するかよ! こっちは毎日生きるか死ぬかでやってんだぜ!

シェン:デュオロンが一目置いてるってのはテメェか? その実力、見せてもらいてえもんだな!
紅丸:そいつは別にかまわないんだがあんた、ベッドの予約はできてるのかい?
紅丸:試合が終わった時、たぶんあんた病院に直行することになると思うぜ?
シェン:ヘッ、口先のほうは及第点だな ……あとは腕っ節だ! 俺に見せてみろ!

シェン:テメェな……精神がどうの心がどうの小難しいこといってんじゃねェよ!
シェン:要は根性だろ! 死ぬ気でやれるかどうかだ! そいつを俺に見せてみろよ、デカブツ!
大門:……いわれるまでもない 行くぞ……!

シェン:さァて……見せてもらおうか! てめェの「伝説」っぷりってのをよ!
テリー:「伝説」なんてガラじゃないんだが……売られたケンカは買ってやらないとな!
シェン:そう来なきゃ面白くねえ! その「伝説」がカビてねえことを祈るぜ!

シェン:狼っていうより仔犬だな! 来る場所を間違えたんじゃねェのか?
アンディ:人を見た目だけで判断するのかい? なら、きみはさしずめ路地裏のチンピラだな
シェン:テメェ、誰がチンピラだ、誰が!? ブチのめすぞ、この野郎!

シェン:……テメェ、いい面構えしてるじゃねえか それなりに根性は据わってそうだな?
ジョー:それなりに、じゃねえよ、チンピラ! この俺を誰だと思ってやがんだ?
シェン:ヘッ、日本から来たチンピラだろ? ……かかってこいよ、相手してやるぜ!

シェン:せいぜい顔は殴らないでおいてやるよ あとで恨み言をいわれたかァねえからな!
アテナ:わざわざありがとうございます!でも、そんな気遣いは無用ですよ!
アテナ:だって私は、アイドルである前にひとりの戦士サイキックソルジャーなんですから!
シェン:……いい覚悟だ さすがジジイの弟子だな ごほうびに本気で相手してやるよ!

シェン:……俺からのせめてもの忠告だ 俺に1発殴られたらすぐにお寝んねしな
ケンスウ:あ、あのー……一応聞いてええかな? もしそうせんかったらどないなるんや?
シェン:そうだな……たぶん夢の代わりに地獄を見ることになるんじゃねェの?
ケンスウ:それ、本気でゆうとんのかいな? ワイがそないな脅しに屈するわけないやろ?
ケンスウ:ウチの師匠が本気で怒ったらあんさんよりよっぽど怖いんやで?

シェン:てめェ、まァだ現役でいやがんのか? いい加減に引退しやがら、この妖怪ジジイ!
チン:ほっほっほ……そういうおぬしもまだまだヤンチャをしとるようじゃのう
シェン:人をガキあつかいするんじゃねえ! いい機会だぜ、俺が引導渡してやらァ!

シェン:……何だ、てめェは? 女子供が相手じゃ食い足りねェんだよ
レオナ:私は戦うことの怖さを知っている…… それを知らないあなたに、負けはしない……
シェン:だったらそれを照明してみせろよ! できなきゃただの道化だぜ、てめえはよ!

ラルフ:上海でどれだけ鳴らしたか知らねェが俺からすりゃあ、しょせんはアマチュアだぜ
シェン:あァ? 何いってんだ、てめェ? ケンカにプロもアマチュアもあるかよ!
ラルフ:こっちはケンカでもプロなんだよ! 残念だがてめェに勝ち目はねえぜ!

シェン:……つーかよ、戦場を知ってるからって強ェとはかぎらねえよな、おい?
クラーク:確かにそうだな ……ついでにいえばおたくが俺より強いともかぎらんわけだが
シェン:その皮肉も戦場で磨いたのかよ? 俺が知りてェのは戦場仕込みの拳なんだがな!

シェン:……日本人が慎み深いっていったのは誰だよ? コレのどこが慎み深いんだ? あァ?
舞:ちょっとあなた! こんな美人を捕まえてコレ呼ばわりはないんじゃないの!?
シェン:慎みがねェ上にやかましいと来た……ますます手に負えねェな、おい?
舞:ブツクサいってないでかかってらっしゃい! 私を怒らせたらどうなるか、教えてあげるわ!

シェン:てめェ正気か? まさか本気で俺の相手をしようとか思ってんじゃねェだろうな?
ユリ:あれっ? もしかしてユリが女の子だからそういうこといっちゃうわけ〜?
ユリ:一応アドバイスしてあげるけどー油断してると足元すくわれちゃうわよ〜?
シェン:面白い小娘だな ……いいぜ! ご期待通り、ガチで相手をしてやるよ!

シェン:何だよ、次の相手は女か……あーあ、かったりィぜ、ったく……
キング:女だったら何だっていうんだい? 私を甘く見てると痛い思いをすることになるよ!
シェン:別にナメてるつもりはねェよ ……女の甲高い悲鳴が嫌いなだけでな

庵:野良犬は失せろ……相手をする価値もない
シェン:言葉遣いに気をつけろよ、小僧! 喉笛を食いちぎられてからじゃ遅いんだぜ?
庵:……どうやら死にたいらしいな いいだろう、すぐ楽にしてやる

マチュア:見るからに育ちの悪そうな野良犬ね……あなたの飼い主はどこにいるの?
シェン:何なんだ、テメェは……? 余裕かましてんじゃねェぞ、このアマ!
マチュア:……あなたには鎖が必要なようね だったら私が刻んであげるわ
マチュア:あなたの肌に直接、あなたの血で真っ赤な鎖を刻み込んであげる……!
シェン:てめェみてえなイカれた女、嫌いじゃねえぜ ……ほらよ、さっさとかかってきな!

シェン:テメェ……かなりヤバそうな女だな ゾクゾクしてきたぜ……!
バイス:じきに別の意味でゾクゾクしてくるだろうさ 血の海で冷たくなればイヤでもね!
シェン:面白ェこというじゃねえか……! さあ、さっそくおっぱじめようぜ!

シェン:極限流空手か……名前だけなら上海にも届いてるぜ ……名前だけならな
リョウ:だったら、あんたが支部長になって上海でもっと極限流を広めてくれないか?
シェン:おいコラ、ふざけてんのか、てめェ? 誰がてめェんトコに入門するなんていった?
リョウ:もちろん冗談さ ……だが極限流の強さだけはアピールさせてもらうぜ!

シェン:虎だか龍だか知らねェがよ……あんまり調子に乗ってんじゃねえぜ、おい
ロバート:まさかそれでスゴんどるつもりかいな? せやったら悪いけど、ぜんぜん怖ァないわ
ロバート:あんさん程度のチンピラなんぞサウスタウンにはぎょうさんおったさかいな
シェン:上海にもひと山いくらでいたぜ てめえみてえな口先だけの野郎がよ!

シェン:どうやらその傷は伊達じゃなさそうだな ……こいつは楽しめそうだぜ!
タクマ:それはワシのセリフよ…… おぬし、かなりの修羅場を見てきたな?
シェン:ンなモン、口でいったって伝わらねェだろ! いいからさっさと始めようじゃねェか!
タクマ:気が急くのは若さゆえか……よかろう! 極限の拳、見せてくれるわ!

キム:それだけの力を持ちながら日々ケンカに明け暮れるばかりとは……
キム:あなたには力の使い方というものを教えてさしあげる必要がありそうですね!
シェン:……要するにテメェはよ、俺をブチのめしてやるっていいてェんだろ?
シェン:だったら四の五のいってねェでさっさとかかってこいってんだよ!

ホア:「武神」だなんて自称してンのはテメェか? 俺をさしおいてよくもまあ吠えたもんだぜ!
シェン:はァ? さしおくも何も、誰だテメェは? まずは自分のほうから名乗れよ、三下!
ホア:よく覚えておきやがれ!この俺こそが真のムエタイ王者、ホア・ジャイ様だ!
シェン:……悪いがいちいち覚えてられねェな 強ェ奴しか記憶に残らねえもんでよ!

シェン:まァた暑苦しい野郎が出てきたもんだぜ! 見かけ倒しじゃなきゃいいんだがな!
ライデン:口の聞き方に気をつけな、小僧……俺はコアラと下品な野郎が大嫌いなんだよ!
シェン:はァ!? バカにしてんのか、てめェ? 血ダルマになってから後悔しても遅ェんだぜ!

シェン:よう、また会ったな、小僧! 俺の舎弟になるふんぎりはついたかよ?
K':寝ぼけてんじゃねェよ ……目を覚まさせてやるぜ

シェン:おいおい……てめェよ どンだけ出しゃばれば気がすむんだ?
シェン:女子供はお呼びじゃねェんだよ! 痛い目見る前にさっさと消えやがれ!
クーラ:それはこっちのセリフだよ! こうさんするなら今のうちなんだから!

シェン:テカくて強ェ相手は大歓迎だがただのウドの大木ならごめんだぜ?
マキシマ:そうだな……うっかり転んであんたを押し潰さないよう気をつけるさ
マキシマ:事故みたいな負け方じゃ、たぶんあんたも納得いかないだろうからな
シェン:そんなことを心配してんのか? だったら立ったままKOしてやるよ!

シェン:おいおい、いきなり強面になりやがったな? テメェ、何モンだ? アッシュの親戚かよ?
斎祀:おい、それを聞いてどうするんだ? おまえにはもう何もできることはないのによ
シェン:とりあえず今すぐテメェを殴り倒す! あとのことはそれから考えりゃいいだろ!
斎祀:アハハハハ、そりゃあいい! だったら俺もおまえを殺したあとであれこれ考えるか!

シェン:テメェはアッシュ・クリムゾンか? それとも俺の知らねェどっかの誰かか?
ボスアッシュ:くだらないおしゃべりで俺を苛つかせるなよ どっちみちおまえの死は変わらないんだから
シェン:そりゃそうだ、どのみちやることは変わらねェ ……俺がテメェをブン殴るってことはな!

シェン:火が出ようが出まいがかまわねェんだよ 要は強ェか弱ェか……面白ェかどうかだぜ!
庵:救いがたい愚か者だな…… そんなことすら判らんとは……
庵:いまさら戦うでもなくはっきりしている ……貴様と俺、どちらが強いかなど
シェン:テメェ、何いってやがんだ!? そいつを戦って確かめるから面白ェんだよ!

シェン:ヘッ……どうにも妙な気分だ…… テメェにゃ何となく、俺と似た匂いを感じるぜ
ビリー:俺とテメェが似てるだと? ンなモン ケンカ好きってことくらいだろうぜ!
ビリー:……もっとも、強さは段違いだがな! そいつを今すぐ教えてやるぜ!

シェン:おい、そこのアッシュもどき! 戦いの前に着替えてこなくていいのか?
シェン:このままだと、その真っ白な服がてめェのドス黒い血で汚れちまうぜ?
サイキ:余計な気を回すなよ、ゴミクズ 一瞬だ、一瞬。一瞬で消し炭にしてやるって!

シェン:ガキのわりに場数は踏んでるようだが…… まだまだ青いな。俺の敵じゃねえ
京:確かに口数の多さじゃアンタの勝ちかもな 「上海の武神」てのは口ゲンカの達人か?
シェン:はん……? 要するに、だ 実際に殴られてみねェと判らねェワケか?

シェン:ゾクゾクしてきやがったぜ……! テメェほどの相手にゃそうは会えねえだろうな
Mr.カラテ:それがうぬの不幸よ…… ワシとここで出会うたこと、悔やむがよいわ

デュオロン:……なぜここへ来た? おそらくもう貴様の出る幕はあるまいに……
京:てめえにゃ関係ねえだろ? 俺はただ、あいつに借りを返しにきただけだぜ
デュオロン:やはりな…… どうやら俺も貴様も尋ね人は同じらしい……
京:だとしても、落とし前をつけるのはこの俺だ! てめえにゃここでお帰り願おうか!

紅丸:よう、久しぶり! ……って相変わらず暗いな、おまえさん……
紅丸:俺ほどじゃないにしても、それじゃせっかくの色男が台なしだぜ?
デュオロン:時折……おまえのその生き方が無性にうらやましく思えることがある……

デュオロン:……この世には、清く正しい心とやらでは決して覗けぬ深い闇がある……
デュオロン:それを知らない貴様に勝ち目はない ……おとなしく去るがいい
大門:心に闇をかかえることもあろう…… が、だからこそ心身を鍛えるのだと判らぬか?
大門:おぬしに教えてやろう ……武の道は人を曲げぬということを!

テリー:Hey! あんた大丈夫か? ずいぶん顔色が悪いみたいだぜ?
デュオロン:……気遣いは無用 それよりも自分の身を案ずることだ
テリー:いってくれるじゃないか! OK、手加減無用でいくぜ!

アンディ:そうか、きみも飛賊か…… 伝説の暗殺拳とやら、見せてもらうよ!
デュオロン:いいだろう…… その覚悟があるのならな
アンディ:不知火流、アンディ・ボガード! 推して参る!

ジョー:相変わらず怪しげな野郎だぜ! 幽霊が怖くてムエタイができるかってんだよ!
デュオロン:なるほど……それも真理か 確かに死者よりも生者のほうが恐ろしい……
ジョー:ワケの判らねェこといってないでさっさとかかってきやがれ、この青瓢箪!

アテナ:そんな……! あなたの心からは深い哀しみと苦しみしか感じられない……!
デュオロン:亡魂の苦悶の叫びが聞こえるのならこのまま立ち去ることだな……
デュオロン:……そのおだやかすぎる気性ではいずれ命を落とすことになるだろう
アテナ:それでも私は戦い続けます! 戦うことのできない弱い人々のために!

ケンスウ:よう、飛賊のあんちゃんやないか♪ 何ぞ景気のええハナシでもあったか?
デュオロン:………………
ケンスウ:ちょ、待ってや! シカトはないやろ! これじゃワイがアホみたいやんか!?

チン:のう、おまえさん…… いったい何のために戦っておるんじゃ?
デュオロン:何のために、か…… 暗殺者に聞くことではないな、ご老体……
チン:やれやれ、とりつく島もないか…… 若いのに業の深いことじゃのう

デュオロン:……ロンという男の行方を知っているか……?
レオナ:知っていたとして……素直に教えると思うの?
デュオロン:いや……つまらないことを聞いたな ……忘れてもらおう

ラルフ:さーて、おまえさんには退場してもらおうか 勝手に動かれると任務の邪魔なんでな
デュオロン:任務だと……? おまえたちの作戦など知ったことではない
デュオロン:だが、俺の邪魔をするというのなら…… 消えるのはおまえだ……

クラーク:何も今すぐってわけじゃないがおたくにはいずれご協力願いたいもんだな
クラーク:世界中の暗殺組織についての調査も俺たちの重要な任務のひとつなんでね
デュオロン:物好きなことだ…… いずれといわず、今ここででもかまわないが
デュオロン:……ただし、俺が教えてやれるのは飛賊の恐ろしさだけだ

舞:あ〜ら、影のあるいい男♪ けど、アンディの魅力にはおよばないわね
デュオロン:………………
舞:? 何なの、その取り澄ました笑いは? もしかしてアンディのこと馬鹿にしてるわね?
デュオロン:いや……その無邪気さがふとうらやましく思えただけだ……

デュオロン:妹…… おまえも、か……
ユリ:え? なになに? 何の話? 確かに私にはおにいちゃんがいるけど……
デュオロン:……何でもない いまさらいっても詮なきことだ……

デュオロン:そこのムエタイ使いの女…… 聞けば、見事な足技を使うそうだな?
キング:だったら何だい? ほめてくれたからって手加減はしないよ?
デュオロン:……俺の知り合いにもひとり、物騒な足技の使い手がいたことを思い出しただけだ

デュオロン:貴様には聞こえるか……? 行き場のない亡魂のもだえ苦しむ声が……
庵:亡魂だと? 死人ごときに何ができる……?
庵:それほど気になるなら貴様が逝け ……今すぐ冥府へ送ってやる

デュオロン:貴様……人ではないな……? だが、ただの亡者とも思えん……
マチュア:女の素性をあれこれ詮索するもんじゃないわ ……それに、いい女には謎が多いものなのよ
デュオロン:そうだな……貴様が人であろうとなかろうと俺の敵だということに変わりはない

デュオロン:オロチ……といったか……? 人外のものがいったい何の用だ?
バイス:別に用はないよ ……ただ、アンタのその済ましたツラが気に食わないだけさ!

デュオロン:見れば判る……貴様は確かに強い……だが、俺には勝てない
リョウ:おいおい、戦う前から何をいってるんだ? 拳を交わして初めて判ることもあるんだぜ?
デュオロン:なるほど……そういう考え方もある、か……
リョウ:だろ? だから面白いんじゃないか ……それじゃ始めようぜ!

ロバート:何ちゅうか……ずいぶんとまァ思いつめた顔しとるなあ、にいちゃん?
ロバート:何かを背負って戦うゆうんは大切や けど、その重さに潰されかけとるようやで!
デュオロン:おのれの業を背負うのはおのれのみ……ほかの何者でもない……
デュオロン:……いっそ押し潰されてしまえば楽になれるのかもしれんがな

タクマ:幾多の修羅場をくぐり抜けてきた……そんな目をしておるな、おぬし
デュオロン:修羅場などと大仰にいい立てる必要はない……俺にとってはこの世のすべてが修羅の巷だ
タクマ:なるほど、飛賊とはそのようなものか……ならばその修羅、ワシが見定めてくれるわ!

キム:暗殺者集団に生まれたとはいえきみはまだ更正の余地がありそうだ
キム:今からでも決して遅くはない! 正道に立ち返りたまえ!
デュオロン:……人の生き方はそれほどたやすくは変えられん……
デュオロン:まして、奈落に片足を踏み込んだ業深きこの身ではな……

ホア:タダの拳法使いじゃねェようだな……だが、いずれにしてもムエタイの敵じゃねェ!
デュオロン:……すぐおまえにも判るだろう 凡百の拳法家と飛賊との違いを……
ホア:ああ、ひとつもう判ったことがあるぜ! テメェは手より口のほうが達者だってなァ!

デュオロン:見世物になるつもりはない ……すぐに片をつけさせてもらおう
ライデン:何を寝ぼけたことをいってやがんだァ? それじゃ観客が納得しねェだろうがよ!
ライデン:そう簡単に楽になれると思ったら大間違いだぜ、グフフフ……!
デュオロン:ならばおまえひとりが見世物になれ ……俺はさっさと帰らせてもらう

デュオロン:……貴様のその異形の炎……俺に吹き消されに来たのか……?
K':何だ、テメェは……? ……寝言いってんじゃねェぞ
デュオロン:そうか……俺には機様が何かを断ち切りたがっているように見えたが
K':余計なお世話だ…… ……行くぜ!

デュオロン:去るがいい……無邪気に笑えるのなら、まだ引き返せる
クーラ:どうして? クーラ、帰るつもりないよ? だって、戦うために来てるんだもん
デュオロン:戦う意味も理解してはいないか……これ以上何を説いても無駄だな

デュオロン:………………
マキシマ:……どうしたんだ、あんた? 俺に何か聞きたいことでもあるのかい?
デュオロン:……いや、いい 今はまだ、な……
デュオロン:俺が勝負に勝ったら聞かせてもらおう…… ……ある男の、行方を……

斎祀:何だおまえ……? ムカイが使っていた飛賊とかいう連中の生き残りか?
デュオロン:やはり飛賊のことを知っていたか…… 詳しい話を聞かせてもらおう
斎祀:何をいっている? そんな必要ねえだろ おまえは今すぐシミになって死ぬんだからな!

デュオロン:アッシュ……おまえの知己として俺にしてやれることはこのくらいだ……
ボスアッシュ:何だ? まさかおまえ、こいつのためにこの俺と戦う気じゃないよな? 冗談だろ?
ボスアッシュ:人間ごときが本気で俺に勝つつもりか!? 「時」を統べる俺は神も同然なんだぞ?
デュオロン:……その顔でそれ以上しゃべるな もうひと言もしゃべるな……!

デュオロン:去れ……貴様ごときの炎では俺の執念を焼き尽くすことなどできん……
庵:焼き尽くすまでもない…… 八つ裂きにして冥府の穴に蹴落としてやる……

デュオロン:主に裏切られることほど哀しいことはない 貴様の主は忠を尽くすに足る相手か……?
ビリー:おいおい、何いってやがんだ、テメェ? 俺は帝王の片腕、ビリー・カーンだぜ?
ビリー:たとえあのおかたが俺を裏切ったとしても俺は決してあのおかたを裏切らねえんだよ!
デュオロン:……それはそれで見事な覚悟だ どうやら愚問だったらしいな……

デュオロン:意識があるうちに聞いておこう…… 貴様はロンという男の行方を知っているのか?
サイキ:おい、いまさらそれを聞いてどうするんだ? 5分後には「灰」に変わっているおまえが?
デュオロン:……しゃべるつもりがないのならかまわん 永遠に口を閉ざしているがいい……
デュオロン:貴様は存在そのものが、我が知己への冒涜にひとしい……!

デュオロン:どうやらおまえには戻るべき場所があるようだ 悪いことはいわん。……今すぐ帰れ
京:訳有り顔で何をいってんだ、あんた? そういうのを余計なお世話っていうんだよ!
京:これでも忙しいんでな! 戦う気がねえならてめぇのほうこそ中国の山奥だかに帰りな!

デュオロン:恐るべきはその殺気か…… 貴様が相手では、死神すら道をゆずるだろうな
Mr.カラテ:うぬにそれが判るか…… それが判ってなお、貴様は退かぬ……と?
デュオロン:俺は死神など恐れん…… まして鬼神など恐れるはずもあるまい
Mr.カラテ:面白い……不敗の伝説がいかなるものかうぬに見せてくれよう……!

1P京:やれやれ……毎度ご苦労なこったぜ クローンだか鏡の幻影だか知らねえけどよ
2P京:何いってやがる!? そいつはこっちのセリフだ、偽者野郎!
1P京:面白ェ……! だったら今すぐ白黒つけてやろうじゃねえか!

紅丸:いまさら様子見なんかいらないよな? 最初から飛ばしていくぜ、京!
京:おまえが飛ばすのはいいんだけどよ すぐに燃え尽きちまうなんてのはごめんだぜ?
京:久しぶりの勝負なんだ どうせなら楽しませてくれよ、紅丸!

大門:……久しぶりの手合わせだ 本気で来い、京……!
京:いいのか、大門? 最初にやった時より差は開いてると思うぜ?
大門:望むところだ…… おぬしの今の力、見せてもらおう……!

京:それにしても、あんたも毎回がんばるな 皆勤賞でも狙ってるのかい?
テリー:別にそんなつもりはないんだが強い奴がいると聞くとじっとしてられなくてね
京:それはもう完全に病気だぜ…… それもたぶん、不治の病ってヤツだ
テリー:そういうおまえだって似たようなもんだろ? こうして毎回顔を突き合わせてるんだからな

京:へえ……しばらく見ないと思ったら今まで何してたんだ、骨法使いさんよ
アンディ:俺たちが俗世を離れてすることといえば修行に決まってるんじゃないか?
京:そうか? 俺にはちょっと判らねェな 天才の俺には特別な修行なんざ必要ねえしよ!
アンディ:天賦の才だけで勝ち続けられるほどこの世界は甘くはないよ ……あいにくとね
京:それが可能だから天才なんだろ? ……それをあんたに教えてやるぜ!

京:何つーか……あんたはムエタイのリングから出てくるべきじゃなかったんじゃねーか?
京:ムエタイのリングの仲だけで戦ってりゃあんたは無敵のチャンプでいられたのによ
ジョー:だったら逆に聞くがよ、てめェは古臭ェ伝統を守ってりゃそれで満足なのか?
ジョー:てめェが表舞台に出てきたのだって同じだろ? とにかく強ェ奴と戦いてえってなあ!
京:なるほどな……認めるのは癪だが確かにあんたのいう通りかもしれねえぜ!

京:なんていうか……すげぇな、あんた これも一種の戦略ってヤツなのか?
アテナ:え? 戦略って…… ど、どういう意味です、京さん?
京:いや、だからプロモーションの一環なんだろ? でなきゃいまさらセーラー服なんて……
アテナ:ちっ、違います! これは、その……! げっ、原点回帰です! 私のルーツです!
京:ルーツっていったってなあ…… 俺だってさすがにもう学ランは着たくねえぜ?
アテナ:こ、これ以上いったらホントに怒りますよ! それより勝負、勝負です、京さん!

ケンスウ:事情があるのは判っとるけどぴりぴりしすぎとちゃうか、あんさん?
ケンスウ:鏡見てみい? 目ェが三角になっとるで! 平常心をなくしたら勝てるもんも勝てんわ
京:まさかおまえに説教されるとはな…… ま、一応礼はいっとくてぜ 一応な
京:けどよ、こいつは俺の問題だ! 俺の好きなようにやらせてもらうぜ!

チン:人生とは若者が思っているより長い…… まあ、そう焦らんでもよいじゃろ
京:……は? ジイさん、あんたいったいさっきから何の話をしてるんだ?
チン:じゃからな、留年の5回や10回な〜んも気にすることはないんじゃぞ?
京:ちょっ……そういういじり方はよしやがれ! いい加減にそこから離れろってんだよ!

京:おいおい……まさかおまえまたいきなりキレるんじゃないだろうな?
レオナ:すべては克服したつもりだけど…… 私は決して逃げたりしない……
京:はァ!? そりゃあつまりまた暴走するかもしれねえってことかよ?
京:さっさと失せな! ここは自分の勝てねえヤツが来る場所じゃねえぜ!

京:あんたもいい年してよくやるよな ……そろそろ退役したらどうなんだ?
ラルフ:うるせえ! ガキに心配されるほど落ちぶれちゃいねえんだよ!
ラルフ:目上の人間に対する口の聞き方ってのを今すぐ叩き込んでやるから覚悟しな!

京:まずはその物騒なアクセサリーをはずせよ もし引火したらと思うと集中できねえぜ
クラーク:この胸についてる手榴弾のことか? これは全部ダミーさ 本物じゃあない
京:そいつを聞いて安心したよ ……これでアンタを思う存分燃やせるぜ
クラーク:そうかい? しかしな、俺の拳が手榴弾より危険じゃないとはかぎらんぜ?

京:今に始まったことじゃないがあんた、よく俺に炎で挑めるもんだよな?
舞:不知火の炎はそのへんの炎とは違うのよ? 甘く見てるとヤケドじゃすまないんだから♪
京:その言葉、そっくりそのまま返すぜ! 身のほどってのを教えてやるから感謝しな!

京:どっかの軍人さんのセリフじゃねぇが格闘ゴッコのつもりなら帰んな!
京:こいつはただの格闘大会じゃねえ…… どうせまた裏があるに決まってるんだからな
ユリ:そんなのいつものことじゃない? 覚悟だったらぜんぜんできてるよ、私?
京:あの兄にしてこの妹あり……いやあの父にしてこの娘あり、か?
京:それじゃ遠慮なくいかせてもらうぜ! 俺も先を急いでるんでな!

京:女バウンサーのお出ましか…… 自己流のムエタイだか何だか知らねえが
京:足元のおぼつかない酔っ払い相手に鍛えた技が俺に通用すると思ったら大間違いだぜ!
キング:そう思うんならウチの店でバイトしてみるかい? 実際に体験してみればよく判るだろうさ
キング:命のやり取りなんざ日常茶飯事だってね 自信過剰なガキなんかにゃ負ける気がしないよ

京:炎を失ってもやることは変わらねえってか? ……てめェもつくづくこりねェな、八神!
庵:くだらん御託はいい ……そろそろ死ね、京
京:ヘッ……ずいぶんと勝負を急ぐじゃねェか らしくもねえな ……焦ってんのか?
庵:くだらん御託はもういいといったはずだ ……いいからかかってこい、京!
京:仕方ねえ、それじゃ軽〜くもんでやるよ! 行くぜ、八神!

京:ホントにてめえらもしつこいな! 何度黒焦げにされりゃ気がすむんだ?
マチュア:相変わらず威勢がいいわね、ぼうや ……けど、それも今だけよ
マチュア:炎は消える寸前にもっとも大きく燃え盛る…… せいぜい派手に散るがいいわ、草薙!

京:いい加減にしとけよ、てめえら! オロチだ何だうるせえんだよ、いつまでも!
バイス:うるさいねえ! ガキは黙ってな! あの親父の息子ってだけでムカつくんだよ!
京:はァ!? どういう因縁のつけ方だよ! 跡形もなく燃やすぞ、てめえ!

リョウ:この大会は全世界に向けてリアルタイムで中継されてるからな!
リョウ:極限流空手の強さを知らしめるにはうってつけの舞台だぜ!
京:別にサカザキ家の経営戦略にケチをつけるつもりはないんだけどよ
京:強さを世界に知らしめるっていうより世界に恥をさらすことになるんじゃねえの?
京:悪いがあんたの噛ませ犬になる気はねえぜ! こんなところでモタついてられねえんでな!

京:あんた、引退したんじゃなかったのか? 金持ちの道楽ならやめてもらいたいもんだな
ロバート:いずれ親父のあとは継がなアカンやろうけどそらァまだまだ先のことやで!
京:だったら遠慮はいらねえよな! あとからやりすぎだなんて文句はナシだぜ?
ロバート:ワイかて真剣勝負をしに来とんのやで? いまさら泣き言なんぞ吐くかいな!

京:あんたにゃ悪いが、この大会で弟子を増やそうって思ってんなら無駄だぜ?
京:全世界に中継されるのは、あんたが俺に敗北する決定的瞬間なんだからな
タクマ:フフフ……はたちそこそこの青二才が威勢のいいことばかりいいよるわ
タクマ:……どれ柴舟殿に代わってこのワシが稽古をつけてやろう さあ、かかってこぬか!

キム:草薙くん……どうやらきみはいまだに復学もせずにフラフラとしているようだね?
京:あー、いや、それにはいろいろと…… ホラ、深〜い理由があってだな……
キム:それではその深い理由とやらを聞こうか ……きみのご両親の前でね!

ホア:草薙流だと? 聞いたことねェなあ 1800年の歴史が何だってンだ?
ホア:ムエタイの源流は古代インドにある! 歴史の長さじゃ勝負にもならねェな!
京:あんた、何を当たり前のことをいってんだ? 歴史の長さなんかで勝負する気はねえよ
京:実際に戦ってんのは現代の俺たちなんだ 要するに、今の世界最強は誰かってことだろ?
京:だったらいまさら考えるまでもねえ! そいつを今すぐアンタに教えてやるぜ!

ライデン:グフフフ……どうしたよ、ボウヤ? 来るところを間違えてるんじゃねェか?
京:そりゃあこっちのセリフだぜ! 火ダルマになる前に帰りな、オッサン
ライデン:命知らずだな、小僧! ごほうびに本物のプロレスってモンを見せてやるぜ!
京:そいつはムリなんじゃねえの? たぶんあんた、1ラウンドももたないぜ?

京:人のことをいえた義理じゃねェがてめえもいろいろと大変だな 同情するぜ
K':うるせえ…… うぜェんだよ、テメェ……
京:……なるほどな 確かにてめえにゃ同情の必要はなさそうだな!

クーラ:クーラ、炎きら〜い! 炎出す人もきら〜い! はやくあっち行って!
京:おまえな……前から思ってたんだけどいうこと矛盾してねェか?
京:あのグラサン野郎だって似たようなもんだろ ……何かアッタマ来るぜ……!

京:次の相手はアンタか…… こいつは少し戦い方を考えねえとな
マキシマ:珍しいな……おまえさんの口からそんな謙虚な言葉が出てくるとは
京:だってアンタ、うかつに火ダルマにしたら有毒ガス出したり爆発したりしそうだしな
マキシマ:環境への配慮、ありがとうよ ……それじゃせめてエコに戦うとするか

京:てめぇが今度の黒幕ってわけか…… いったい何をたくらんでやがる?
斎祀:説明する必要はないよな? 貴様はただ、その力を差し出せばいいんだよ
斎祀:オロチの力も、三種の神器も! せいぜい俺が有効に使ってやるよ!

京:アッシュ・クリムゾン……? いや、違うな、てめえ、まさか……!?
ボスアッシュ:何が「まさか」だよ? は〜あ…… 能ナシどものおかげで手間が増えたぜ
ボスアッシュ:何しろこんなゴミクズの相手まで俺がやらなきゃいけねえんだからな
京:何いってやがる、ゴミはてめえのほうだろ? 後腐れねえようにすべて焼き尽くしてやるぜ!

京:おいおい……相変わらずいいタイミングで出てきやがるじゃねぇか
京:まさか炎に呼ばれた……なんていわねぇよな? つまらねェ冗談なんざごめんだぜ?
庵:炎に呼ばれたのは貴様のほうだ…… ……燃え尽きる覚悟はできたか、京?
京:へっ、前口上も相変わらずかよ…… 仕方ねえ、相手をしてやるぜ、八神!

京:おいアンタ、その棒っ切れだけでいいのか? ギャングらしく拳銃とか使ってもいいんだぜ?
ビリー:ナメんじゃねーよ!俺の三節棍はハジキより危険だって知らねえのか?
ビリー:テメェのお株を奪うようで悪ィがよ こいつで今すぐテメェを黒焦げにしてやるぜ!

京:アッシュ・クリムゾンのそっくりさんかよ ……腹黒さも似たようなモンか?
サイキ:違うな。俺がアッシュに似てるんじゃない アッシュが俺に似てるんだよ、ゴミクズ
サイキ:……もっとも、おまえじゃ一生考えてもその意味は理解できないだろうけどなあ!

通常京:……まあ、あれこれと面倒だしよ 勝ったほうが本物ってことでいいだろ?
ネスツ京:それもそうだな……悪くない提案だぜ 偽者に負ける本物なんざいるわけねえし
通常京:だったらさっさと始めようぜ! こういうことはきっちりケリをつけてえしな!

Mr.カラテ:草薙柴舟の息子か…… まだ青いが、いたしかたあるまい……
京:何か引っかかるいい方じゃねえか、オッサン オヤジの知り合いだか何だか知らねェがよ
京:それで草薙流を理解したと思ってるなら大きな間違いだぜ! そいつを教えてやるよ!

紅丸:行くぜ、ゴローちゃん! ……じゃねえ大門センセーよ!
大門:うむ……おぬしの成長確かめさせてもらうぞ

紅丸:俺のキックはスタンガンより強烈だぜ しびれる覚悟はできてるかい?
テリー:そんなセリフで浮き足立つ俺じゃないさ 二流が相手ならそれで牽制できるだろうがな

紅丸:影を斬るとは大きく出たもんだ ……だが、俺の電撃は斬れるかい?
アンディ:別にそんなものを斬る必要はないよ その前にきみを倒せばすむことだ
アンディ:相手のやりたいことをさせずに勝つ…… 不知火流の強さはそのためにあるんだからね
紅丸:謙虚なあんたがまたもや大きく出たな だったらスピード勝負といくかい?

紅丸:おい、チャンピオン! どうせ倒れるならえきるだけドラマチックに倒れてくれよ?
ジョー:昼間から何いってんだ、てめーは? 寝言は寝てからいえってんだよ!
ジョー:チャンプは倒れねえからチャンプなんだよ! ちったァ言葉に気をつけろ、優男!
紅丸:……俺がいうのも何だがあんた、一度挫折を味わうべきじゃないか?

アテナ:紅丸さん! あらかじめいっておきますけどもし手加減なんかしたら本気で怒りますよ!
紅丸:本気を出すのは気が引けるしさりとて手加減をすれば恨まれる……
紅丸:俺のこのジレンマ、きみにも少しは理解してもらいたいんだけどな?
アテナ:知ーりーまーせーんー! とにかく本気で戦ってくださいよ、紅丸さん!
紅丸:判ってるよ ……ひとりの少女である前にきみがれっきとした戦士だってことはね

紅丸:ニイハオ、超能力少年! スランプから脱したってのはホントかい?
ケンスウ:当たり前やがな! ワイは天才サイコソルジャー、椎拳崇やで!
紅丸:いい気分に水を差すようで悪いんだが天才ってのは俺のための言葉だと思うぜ?

チン:すまんのう、おまえさん…… どうにもうまく手加減ができんかったんじゃ
紅丸:は? どうしたんだ、ジイさん? いきなり脈絡のないこといい出して……?
チン:いやなに、今のうちに謝っておこうと思ってのう おまえさん、たぶん試合後には失神しとるしな
紅丸:いってくれるじゃないか ……だが俺とあんたの間には、実力以上の差があるぜ
紅丸:……つまり、美貌の差だ 美しさは強さなんだよ これ、世界の常識!
チン:じゃったら世界最強はウチのバアさんじゃな! 少なくともおまえさんじゃないわい

紅丸:お嬢さん、もし俺が勝ったらこのままデート……ってのはどうだい?
レオナ:……いいわ 任務が終われば休暇だから……
紅丸:あれ? 意外に素直じゃないか もしかして本気で俺に惚れちゃった?
レオナ:……私があなたに負けるなんてどうせありえないもの……

紅丸:……あんたもいい年して騒々しいよな それでよく軍人なんか務まるもんだぜ
ラルフ:余計なお世話だってんだよ、小僧! 俺が騒々しいのは格闘ゴッコの時だけだ
ラルフ:もしここが戦場なら、てめェは俺の存在に気づく前に死んでるぜ?
紅丸:あんたの武勇伝はともかく、KOFを格闘ゴッコとかいう奴には負けたくないね

紅丸:無鉄砲なツレに苦労させられてアンタには実は俺も共感するところがあるんだよな
クラーク:確かに大佐は手のかかる相棒だしそのフォローをするのは俺の役目だが
紅丸:けっこうそれがキライじゃない…… っていいたいんだろ? 違うかい?
クラーク:まったくだ…… おたがい損な性分だな、色男

舞:覚悟はいい、色男さん? 不知火の炎で焼き尽くしてあげるわ!
紅丸:悪いね、子猫ちゃん! あいにくだけどそおうはならないと思うぜ
紅丸:なぜって、きみのほうが俺の電撃にしびれちまうからさ!

ユリ:そうだなあ……今度は紅丸さんの技でも参考にさせてもらおっかな〜♪
紅丸:別に俺はかまわないぜ? 何だったら手取り足取り俺がコーチしてあげても……
ユリー:ホントにいいの? じゃあ今度の日曜にウチの道場でね! おとうさんも呼ぶから!
紅丸:えっ? いや、そうじゃなくてさ どうせなら俺のマンションで……
ユリ:ふふっ、冗談に決まってるでしょ♪ だって、ロバートさんからいわれてるもん!
ユリ:危険だから、紅丸さんとは絶対にふたりっきりになったらアカンで!ってね
紅丸:あのイタリア野郎……! 余計なことをいいやがって……!

紅丸:ハロー、ミス:キング! 危険で魅力的な脚線美は健在かな?
キング:顔を見るなりそれかい? まったく…… アンタの軽口も相変わらずみたいだね
キング:……何ならその目で確かめてみなよ 私の足技が錆びついていないってことをさ
紅丸:やれやれ……ちょいと物騒なデートだが美女からのお誘いとあれば断れないね

庵:貴様か…… ……俺に何の用だ?
紅丸:おまえと京の因縁に首を突っ込む気はないが真吾の仇だけは討たせてもらうぜ!
庵:そんなに早死にしたいのか? ……物好きな奴だ

マチュア:そろそろおやすみの時間よ ……永遠に眠りなさい、ぼうや
紅丸:ぼうや呼ばわりはよしてくれよ 悪いがそんな年じゃないんでね
紅丸:大人の時間はまだまだこれからさ きみにもつき合ってもらうぜ、ミス・マチュア

バイス:アンタみたいな優男を見るとねえ その顔を引き裂いてやりたくなるんだよ!
紅丸:やれやれ、俺の美貌に嫉妬かい? 逆恨みもいいとこだぜ、ミス・バイス?
バイス:……決めたよ、まずはそのぺらぺらとよく動く舌から引き抜いてやる!

紅丸:大門もそうだが、どうも苦手なんだよな…… とにかく気合と根性! ってヤツは……
リョウ:どうしたどうした、試合前から顔色が悪いぞ! ちゃんとメシを食ってきたのか?
リョウ:食うものを食っておかなきゃ気合が出ないぞ! 最後にものをいうのは気合と根性だからな!
紅丸:……ほら、これだよ こういうのが相手だとどうやっても泥臭い試合になっちまうんだよな

ロバート:久々の色男対決やけどここはワイが華麗に勝たせてもらうで!
紅丸:色男対決? まさかあんた、自分が俺と同じステージにいると思ってるのかい?
紅丸:悪いがあんたなんか眼中にないよ 俺と張り合うにはちょいと力不足だぜ
ロバート:自信過剰もそこまで行くと笑えるで ……ほな、白黒つけよか!

紅丸:こういっちゃユリちゃんに申し訳ないが世界遺産級のガンコ親父だな
紅丸:何ていうか……ご愁傷様だ これじゃあの兄妹が苦労するわけだぜ
タクマ:……若造、何かいったか? 真剣勝負を前に余裕があるではないか
紅丸:無駄口が多いっていいたいのかい? けど、これが俺のペースの作り方でね
タクマ:フッ……まあよかろう 肝心なのはおぬしがワシを満足させられるかどうかだ!

紅丸:あちこちからデキの悪い連中を集めてきて教育だの更正だの主張するのはいいんだが
紅丸:そもそも、あんたそんなに強かったか? どうもあんたと決勝で戦った記憶がないんだが
キム:私を挑発してペースを握ろうとしても無駄です きみの策に簡単に乗るほど私は青くはない
キム:私の強さが知りたいのなら今すぐにでも教えてさしあげましょう!

紅丸:おっと……それ以上近づかないでくれるか? 俺の美意識があんたの存在を許さないんでね
ホア:テメェ……どうやら命が惜しくないようだな そのご自慢のツラを今すぐ変形させてやるぜ!
紅丸:まぜ返すようで悪いけど、たぶん変形するのはあんたの顔のほうだと思うぜ?
紅丸:でもまあ安心しなよ どうせあんたの顔はそれ以上は悪くなりようがないからな!

紅丸:悪役レスラーならある意味安心だな とびきり豪快な負けっぷりを期待してるよ
ライデン:あいにくだな……観客が期待してるのはテメェの断末魔の表情だろうぜ!

K':テメェかよ……ったく会いたくもねえ顔に会っちまったぜ
紅丸:薄情なヤツと思ってたが、意外だったよ おまえが俺のことを覚えてるなんてな
K':ああ……覚えてるぜ テメェらがお荷物だったってことくらいはな
紅丸:相変わらず愛想がないねえ…… 少しは世渡りってものを覚えろよ
K':大きなお世話だ…… ……行くぜ

紅丸:10年……いや、せめてあと5年か…… さすがに14歳はマズいよな……
クーラ:なになに〜? 何のおはなし? もしかしてクーラのこと〜?
紅丸:いや、せめて5年後なら、もっとしあわせな出会い方ができたんじゃないかと思ってね
クーラ:もっとしあわせな出会いって、どういうこと? 5年後だと何なの? ねえねえ?
紅丸:ごめん、俺が悪かった! 汚れた大人だった! 反省してるから、ホントもう勘弁してくれよ!

紅丸:やれやれ……そろそろレギュレーションにサイボーグの出場は不可って明記してほしいぜ
紅丸:そうすりゃ毎回アンタみたいな重いのを苦労して叩きのめさなくてすむのにな
マキシマ:おまえさんのナルシストぶりには脱帽だよ そこだけ見れば世界最強だな、まったく
紅丸:サンクス、ミスター・マキシマ ……ついでに教えといてやるよ
紅丸:あんたらとチームを組んでた頃の俺のデータはたぶんもう役には立たないと思うぜ?
マキシマ:だったら俺もひとつ教えてやるよ サイボーグも成長するんだってことをな

斎祀:俺はもうすぐ絶対の真理を手にする…… 「時」という名の絶対不可侵の力をな!
斎祀:おまえはそれを祝う祝宴の贄だ! 七面鳥にしてはトサカが派手だがな!
紅丸:おいおい、どんなパーティーだよ、それ? 確かに主役は俺が張らざるをえないけどさ?
紅丸:いいかい? 俺が華麗におまえを倒すのが予定調和ってものさ ……アンダスタン?

ボスアッシュ:お笑いだな……たかが人間ごときが俺たちの「時」をとめられると思ってるのか?
紅丸:そう、たかが人間さ そのたかが人間ごときに倒される屈辱ってのを教えてやるよ
ボスアッシュ:おまえら人間の未来派俺の手の中にある! 身のほどを知れよ、クズ、ゴミが!

庵:また貴様か…… ……奴はどこにいる?
紅丸:また? そいつは京のセリフじゃないか? あいつだっていい加減ウンザリしてるだろうぜ
庵:……死ね

紅丸:へえ、アンタ、意外に親切なんだな 俺のファンを増やすのを手伝ってくれるって?
ビリー:テメェ、何いってやがんだ? ワケの判らねェことほざいてんじゃねーぞ!
紅丸:簡単な図式さ。俺がアンタを華麗に倒せば会場のレディたちはみんな俺の虜になっちまう
ビリー:そううまくいくワケねェだろうが! 都合のいい夢ばっか見てんじゃねェぞコラ!

サイキ:すべては虚像にすぎない。そうだろ? おまえら人間の築き上げたものなんてのはな
紅丸:アンタ、何を寝ぼけたことをいってるんだ? 目の前に何よりもはっきりした現実があるだろ
紅丸:見ろよ、完成された俺の美と強さ! こいつは虚像なんかじゃない、現実だぜ!
サイキ:いいや、虚像だね。なぜなら、おまえのいう美と強さとやらは、今すぐに消滅するからさ!

京:行くぜ、紅丸! 手加減抜きでな! でなきゃ楽しくねェだろ?
紅丸:OK! オトナのオトコの戦いかたってのを草薙クンにレクチャーしてやるよ!

紅丸:伊達や酔狂でそんなものをかぶってる……ってわけじゃなさそうだな、どうも
紅丸:不敗の空手家、Mr.カラテか……そいつの下には鬼の顔が隠れてるのかな?
Mr.カラテ:この仮面の下の素顔を見たくばぬしの拳でワシを打ち倒してみせい!

大門:おぬしの背負い投げ…… 今ひとつ腰が入っておらんな
テリー:そうか? 自分じゃよく判らなくてな それじゃ実地で教えてもらおうか?
大門:よかろう! まずは帯の締め方からだ!
テリー:いや、そうじゃなくてな…… どうもこのテンポにゃついていけないぜ

アンディ:まさしく「動かざること山の如し」か この山を突き崩すのは苦労しそうだ
大門:おぬしこそ「疾きこと風の如し」…… ゆめゆめ油断はせぬ……
アンディ:なるほど……おたがい相手のことはとっくに研究ずみ、というわけだね

ジョー:おたがい日の丸かかげて戦ってんだ! みっともねえザマだけはさらすんじゃねえぞ!
大門:いわれるまでもない…… 日本男児の心意気を見せるまで!
ジョー:そいつはいいがよ、勝つのはあくまでこの俺、ジョーヒガシ様だぜ!

アテナ:こんにちは、大門さん! 真吾さんの容態はいかがですか?
大門:うむ、もうずいぶんとよくなっておる ……おぬしの気遣い、伝えておこう
アテナ:ありがとうございます! 同世代だから、ちょっと心配だったんですよ

大門:少年よ……伸び悩むところがあるなら真吾といっしょにワシが稽古をつけてやろう
ケンスウ:冗談キツいで! あんたの弟子っちゅうことは要するにパシリにされるってこっちゃろ?
大門:むう…… 何やら誤解されておるようだ……

チン:ふぃ〜……さすがにこの歳となるとおまえさんの相手はちとつらいのう
大門:ご謙遜を…… どうか一手、ご教授願いたい!
チン:やれやれ……それじゃちょいとばかりがんばっちゃおうかのう?

大門:………………
レオナ:………………
大門:………………
レオナ:………………
大門:……こちらからまいるぞ……?
レオナ:別にかまわないわ…… 戦う覚悟はできてるから……

ラルフ:金メダルなんて肩書き、戦場じゃ何の意味もねえぜ? もちろんここでもな
大門:……いかにもその通り だが、戦うのは肩書きではない ワシ自身だ
ラルフ:おう、いい覚悟してるじゃねえか スポーツマンてェより武道家だな、まさに!

大門:冷静さの中に秘められた闘志…… ……ワシには判る
クラーク:本当かい? だとしたら俺もまだまだ未熟だってことだな
クラーク:闘志も殺気もカンジさせず、人知れず敵を倒す ……それが俺たちの理想なんでね

大門:………………
舞:? 何よ、どうかしたの、大門さん? じっと私のこと見つめたりして?
舞:え!? まさかそういう視線!? ちょっと待って、私にはアンディが……!
大門:たわけ者! 人前でそのような格好をするなどおぬし、それでも大和撫子か!!
舞:そ、そっちのハナシ!? いや、その…… いまさらそんなこといわれても……

大門:……おぬしがいかに立ち回ろうと一撃の軽さはいかんともできぬぞ……?
ユリ:それをスピードとテクニックでひっくり返すから面白いんじゃない?
ユリ:せっかくの試合なんだもん めいっぱい楽しまなくっちゃ損だよ、損!
大門:なるほど…… ……おぬしのいうことにも一理ある
ユリ:ってなわけで、最初から飛ばしてくよ! 元金メダリストさん!

キング:動きの速い奴ってのは、逆にその速さのせいで隙を作っちまいやすいものなんだけどね
キング:その意味じゃ、あんたはやりにくい相手だよ ……どうにも隙が見つからない
大門:そうか…… ならばいかにする……?
キング:隙がないなら強引に作るさ デカい相手とは何度も戦ってるからね

庵:……どけ 貴様に用はない
大門:そうはいかん……京と戦いたくばワシを倒していくことだな
庵:……奴を地獄で出迎えたいらしいな いいだろう……死ね

大門:……またおぬしらか…… 今度はいったい何をたくらんでおる?
マチュア:あら? いつもは無口なのに今日はやけにおしゃべりなのね
大門:……いずれにせよ京の邪魔はさせぬ
マチュア:邪魔なのはあなたのほうよ ……切り刻んであげるわ!

バイス:ねえ、そこのアンタ…… 絶叫系のアトラクションは好きかい?
大門:む……? なぜそのようなこと問う?
バイス:アンタは今から何度も宙を舞うんだよ? 一応聞いてやるのが礼儀ってもんだろ?
バイス:……もっとも、苦手だっていっても勘弁してやる気なんざないけどねえ

リョウ:なあ、あんた 今度機会があったらいっしょに山ごもりでもしてみないか?
リョウ:俺の周りにはつき合ってくれる奴がいないんだ ロバートもユリも嫌だっていうしな
大門:うむ…… それはワシとしても願ったりかなったりだ
リョウ:そうか! そいつは助かる! これで目の前の試合に集中できるぜ!

ロバート:なるほどなあ……こりゃあ確かにそびえ立つ山っちゅう表現がぴったりやわ
ロバート:ヘタに激突したらぺしゃんこになりかねん 身長に間合いを計らんとアカンなあ
大門:講釈は充分だ…… かかってくるがいい
ロバート:憎らしいほど落ち着いとるな、あんさん ほな、ボチボチ行きまっせ〜!

タクマ:おぬしは空手でも一流になれる逸材と見た! 今からでも遅くはない、極限流に来ぬか?
大門:お誘いかたじけない…… だが、ワシには柔道あるのみ……
大門:むしろワシにとって極限流は他山の石とすべき相手! いざ参られよ!
タクマ:フフフ……これは一本取られたわ! なれば容赦無用、鬼の拳を受けてみよ!

キム:韓国のテコンドーと日本の柔道…… おたがい国を背負う立場というわけですね
大門:……国を背負うなどとおこがましいことはいえぬ
大門:……だが、せめて我が子にだけは決してくじけぬ父の姿を見せたいものだ
キム:なるほど……同感です! 私も我が子のよき鑑でありたい!

ホア:おいテメェ、そのムダにデカい図体で俺の動きについてこられると思ってンのか?
大門:心配は無用…… おぬしこそ、無駄な動きはせぬことだ
大門:ひとたび捕まえればもはや逃がしはせぬぞ……!

ライデン:ほぉ、おめェ…… なかなかいいガタイしてるじゃねえか
ライデン:どうだ、おめえ? ジュードーなんかやめて俺とプロレスやってみねえか?
大門:……断る! 断じて断る!

大門:………………
K':何だ、テメェ……? やる気がねえなら消えろよ
K':これ以上汚ェ返り血で拳を汚したくねえんだよ……
大門:ワシならばいつでもかまわんぞ おぬしこそ戦う気がないなら去ることだな
K':……上等だ てめえなんざ1分で充分だぜ

大門:………………
クーラ:? どうしたの、おじさん? どうしてさっきからずっと黙ってるの?
大門:勝負の最中だ 無駄口を叩くでない……!
クーラ:え? もう始まってるの? じゃあがんばらなきゃ!

マキシマ:日本男児のナチュラルパワー…… こいつはなかなか馬鹿にできんぜ
大門:投げにかけてはワシも一家言ある そうそう後れは取らぬつもりだ
マキシマ:柔道家の矜持かい? 気持ちは判るがそれだけで勝てるほど現実は甘くないぜ
大門:もとより、積み重ねてきた日々と強さがあってこその矜持! 負けはせぬ!

大門:禍々しい殺気……! おぬし、何者だ……?
斎祀:知らないほうがおだやかに死ねるぜ? 知れば恐怖に震えながら死ぬことになる
大門:おのれ、奸物……! ワシがその性根を叩き直してくれる!

ボスアッシュ:「時」を統べるってことは、避けようのない「死」をつかさどるってことだ そうだろ?
ボスアッシュ:俺にはその「力」がある! おまえはただ絶望して震えてればいいんだよ!
大門:おのれに克ち、恐怖に勝つ…… 相手が誰であろうと退くつもりはない!
ボスアッシュ:だったらその仏頂面のまま死ねって! おまえの「時」をおれが止めてやる!

大門:相変わらずの殺気…… おぬし、それほどまでに京を……?
庵:貴様には関係のないことだ ……死にたくなければ失せろ
大門:今のおぬしを京に会わせるわけにはいかん ……ワシが止めてみせる

大門:武器を使うことが卑怯とはいわん…… が、おぬしには格闘家としての心がない
大門:そのような体たらくではワシを倒して先に進むことなどできんぞ?
ビリー:俺はテメェの説教を聞きに来たんじゃねェ! テメェをブチのめしに来たんだよ!

大門:邪念を持つ者に負けるわけにはいかぬ…… それがワシの柔の道だ……!
サイキ:おまえ、謙虚なのかと思ったら違うのな できもしないことをいうなよ、なあ?
サイキ:おまえが俺に勝つだと? 馬鹿いうなって ありえないんだよ、そんなことはな!

大門:なるほどな……確かに、時には初心に立ち返ることも必要かもしれぬ
京:いや、別に……初心に帰ったからこんなカッコしてるわけじゃねえんだがな……

大門:この威圧感……これが音に聞くMr.KARATEの真の姿か……!
Mr.カラテ:聞くと見るとでは大きく違うものよ…… ぬし自身で確かめてみる覚悟があるか?
大門:……問われるまでもない 一手ご指南いただこう!

テリー:こんな時にいうことじゃないかもしれないがおまえ、舞とはホントにどうなってるんだ?
アンディ:い、いきなり何をいい出すんだよ、兄さん!? 試合とは何の関係もないだろ、そんなこと!
テリー:だって舞のやつ、大会のたびに私のアンディがどうのこうのって絡んでくるし
テリー:こっちだっていい迷惑なんだぜ? 正直、そろそろはっきりさせてくれよ
アンディ:兄さんといいジョーといい、タチが悪いな 俺の動揺をさそうつもりでいってるんだろう!
テリー:挑発で相手のペースを崩すなんて常識だぜ? ストリートでの経験がまだ足りないようだな!

ジョー:おっしゃぁーっ! 生きる伝説ジョー・ヒガシ様のご登場だあーっ!
テリー:……相変わらず派手だな、おまえ 試合前に疲れちまわないか?
ジョー:余計なお世話だっつーの! フィニッシュはもっと派手にキメてやるから覚悟しな!

テリー:ギャラリーを沸かせるファイトは得意なんだがさすがにあんたには一歩ゆずるぜ
アテナ:そ、そんなことないです! 私もテリーさんにはいつも刺激を受けてますから!
テリー:そりゃあいい、だったら俺たちでとびきり熱いファイトをしようじゃないか!
アテナ:はい! 全世界のみなさんに最高の戦いをお届けしたいです!

ケンスウ:天才サイコソルジャー椎拳崇! おニューのコスチュームで見参やで!
テリー:生まれ変わったのは外見だけ……なんてのはごめんだぜ?
ケンスウ:いちいち茶々入れんといてんか! いわれんでも新技お見舞いしたるわ!

チン:おまえさんのような弟子がいればタンも浮かばれような ほっほっほっ……
テリー:No! ちょっと待ってくれよ タン先生はまだ死んじゃいないぜ?
チン:およ? そうじゃったかのう? 無理をしすぎて大往生したとか聞いたんじゃが
テリー:確かに何度か魂が抜けかけたことはあるけどな アンタと同じでまだまだ現役だぜ!

レオナ:レオナ・ハイデルン…… これより任務遂行します……
テリー:まさに戦うための精密機械ってカンジだな ……だが、あんたホントにそれでいいのか?
レオナ:……判らないわ どういう意味……?
テリー:この世界には、あんたらのいう戦いとは違うもっと楽しいファイトってのもあるってことさ

テリー:Hey! あんたが相手ならひさびさに熱いファイトが楽しめそうだぜ!
ラルフ:そこまで期待されてるんじゃ 応えねえワケにはいかねえよなあ
テリー:OK! Let's Fight! ナパームより熱い拳を見せてもらおうか!

クラーク:いつまでもフリーターをしてるくらいならウチの部隊に来ないか、ミスター?
クラーク:……おたくだったら、すぐにでも一線級の傭兵になれると思うがね
テリー:ここ1年で最悪のJokeだぜ、傭兵さん! そんな殺伐とした生き方はごめんだね
テリー:フリーターでけっこう、風来坊けっこう! 俺にはそれが似合いの行き方さ!
クラーク:なるほど……実力はあっても、確かにその性格は傭兵向きじゃないな 残念だ

舞:はあ〜い♪ おにいさんおひさしぶり〜♪ こんなところで会うなんて、ホントに偶然ね〜
テリー:No! 俺は何も知らないぜ! アンディがどこにいるかなんて……
舞:……! やっぱり知ってるのね!? さあ、白状しなさい! アンディはどこ!?

テリー:俺は……アンタの兄貴と同じかそれ以上の修羅場をくぐってきてる
テリー:そいつがどういう意味か判るかい? ミス・サカザキ?
ユリ:望むところよ! だって私の目標のひとつはそのおにいちゃんを超えることなんだから!
テリー:OK……! だったら手加減はかえって失礼だな、全力でいくぜ!

キング:さあ、かかっておいで、狼さん こっちはいつでも準備OKだよ!
テリー:綺麗な薔薇にはトゲがある…… マリーとの戦いで思い知らされてるからな
テリー:いつも力押しだけじゃ芸がないだろ? ここは慎重に行かせてもらうぜ!

庵:飼いならされた狼はすでに狼ではない ……ただの駄犬だ
テリー:Hey! 俺が狼か犬か…… 自分で確かめてみたらどうだ、ヤガミ?
庵:生き延びるチャンスをやったつもりだったが……物好きな野良犬だ

マチュア:いらっしゃい、そこの狼さん あなたの知らない世界を教えてあげるわ
テリー:ブロンド美女からの魅力的なお誘いか いったいどんな世界なんだい?
マチュア:苦痛を超えた先にある快楽…… きっとあなたも病みつきになるわ フフフ……
テリー:そういうことか……悪いが遠慮しとくよ 注射も苦手なくらいの臆病者なんでね

バイス:アンタ、餓えた狼なんだって? ククク……そいつは怖いねえ
テリー:狼、ね……俺にはアンタのほうがよっぽど怖く思えるがね
バイス:だったら今すぐ尻尾を巻いて逃げ出すかい? 別に私はどっちでもかまわないんだよ?
テリー:女の怖さは知ってるつもりさ 戦い方もよく知ってる ……OK、始めようか!

テリー:考えてみると、あんたとも不思議な縁だな もう何年のつき合いになるか……
リョウ:いわれてみればそうだな ……会えば戦うだけの仲なんだが
テリー:それが似合いのふたりってことだろ? ……それじゃやろうか、リョウ・サカザキ!
リョウ:ああ、それじゃ遠慮なく行くぜ! テリー・ボガード!

テリー:Hey!イタリアの伊達男! 久しぶりじゃないか!
ロバート:そういう自分はサウスタウンの戦うフリーター、テリー・ボガードやないか
テリー:……フリーターは余計だろ せめて流浪の格闘家と呼んでくれ
ロバート:判っとるがま、ほんの冗談や、冗談! ほなさっさと始めよか!

テリー:あれ、アンタ、あのマスクはどうしたんだい? Mr.……えーと……テング?
タクマ:テングではない! Mr.カラテだ! K・A・R・A・T・E! KARATEだ!
テリー:そこまでエキサイトするってことはやっぱりアンタがMr.カラテ……
タクマ:くどォい! ワシはMr.カラテではないッ! それ以上いうならこの拳をくれてやるわ!

テリー:教育熱心なのはいいが、さすがに今度の「弟子」はないんじゃないか?
キム:いいえ、そんなことはありませんよ かならず更正させてみせます
キム:テリーさんもごいっしょにいかがです? 彼らとともに心の汗を流してみては?
テリー:……悪いがNo Thank Youだ トレーニングなら間に合ってるよ

テリー:あれ? あんたどっかで会ったことあるよな? 誰だっけ? えーと……ほ、ホワ、What?
ホア:ホア・ジャイさまだ! ホア・ジャイ! 忘れてんじゃねえぞ、この野郎!
テリー:ああ、そうだった! 悪イ悪イ! ジョーに負けた元チャンピオンのホア!
ホア:テメエ、俺にケンカ売ってんのか!? ナメたこといってっとブッ殺すぞ!

テリー:Hey! どうしたんだ、そのマスクは? いまさら悪役に逆戻りか、ベア?
ライデン:言葉に気をつけな! 俺様はライデン! 世界最強の男、ライデン様だぜ!
テリー:OK、だったらそのマスクにふさわしいエキサイティングなファイトを頼むぜ!

テリー:いろいろと鬱屈してるようだな、Boy! 一度そういうものを全部吐き出したらどうだ?
K':何ほざいてんだ、てめェ……? カウンセラー気取りかよ?
K':どいつもこいつも…… ウザってぇ連中ばかりだぜ……
テリー:心配してくれる人が身近にいるってのは本当はとてもしあわせなことかもしれないぜ?
テリー:……もっとも、それを実感するにはおまえさんはまだ若すぎるかもしれないがな

テリー:……なあ、お嬢ちゃん、あんた見てると甘いものばかり食ってないか?
テリー:今からそんな調子じゃ、将来苦労するぜ? せめてアイスはNo Fatにしときな!
クーラ:ねえねえ、のーふぁっとってどういう意味? クーラ、よく判んないんだけど
テリー:Sorry……そのへんのレクチャーはあんたのおじさんとやらにやってもらいな

テリー:なあ、あんたに子育てのことでちょっと質問があるんだが、聞いていいかい?
マキシマ:待て!? どうして俺にそんなことを聞くんだ? 完全にお門違いだろ、おい?
テリー:いや、だってあんた、絶賛子育て中だろ? ふたりもデカいのがいるじゃないか
マキシマ:……そういう冗談はよしてもらえるか? 時々ホンキにする奴がいるんだよ……!

斎祀:「伝説の狼」? ホント笑わせてくれるのな 20年にも満たないキャリアが「伝説」だと?
テリー:確かに俺はまだまだ若造かもしれない だが、この拳は親父から受け継いでるんでね
テリー:ま、その「伝説」を背負ってるとでも考えてもらえばいいさ ……OK?
斎祀:おまえひとりだろうと親子二代だろうとどのみちたいしたモンじゃないだろ?
斎祀:人の一生で作り上げられるものなんてなあ「時」の前には何の意味もないんだよ!

ボスアッシュ:勇気と無謀を履き違えてるよな、おまえ? 俺の前に立ちはだかって、何をする気だよ?
テリー:さあな……凡人の俺にいったいどこまでのことができるかは判らんさ
テリー:けど、おまえをこのままにしといちゃいけない ……それだけははっきりと判るぜ
ボスアッシュ:無謀な上に蛮勇を奮っちまったな、おい! 決まったぜ、おまえの命日は今日だ!

庵:失せろ…… 牙をなくした負け犬になりたくなければな
テリー:そうやって誰彼構わず噛みついてるとおまえのほうが野良犬みたいだぜ、ヤガミ?
庵:……どうやら貴様は牙も爪も、命さえも失いたいようだな……

テリー:Hey! 久しぶりじゃないか、ビリー! またギースの命令で動いてるのか?
ビリー:ケッ! テメェをぶちのめすためならギース様の命令がなくても飛んでくるぜ!
テリー:やれやれ、おまえも相変わらずだな…… OK、それじゃ始めようか!

テリー:おまえが何者だろうと俺には関係ない! 目の前の敵を倒す、ただそれだけだぜ!
サイキ:その眼前の敵ってのが何者なのか、まるで理解してないのがおまえの不幸だよなあ
テリー:不幸だって? 強敵ならむしろ大歓迎だぜ! Hey! Let's Fight!

テリー:Hey! どうだい、最近の調子は? ご自慢の炎がくすぶってやしないかい?
京:俺の炎がくすぶってるかどうか……あんたの牙で試してみるってのはどうだ?
テリー:Wow! そいつは願ってもない申し出だな! ゾクゾクするファイトになりそうだぜ!

テリー:Mr.カラテ……!? まさか本物の「伝説」に会えるとはね
Mr.カラテ:ジェフ・ボガードの志、拳を受け継ぐ者よ……ワシにそのすべてを見せてみよ!
テリー:OK……いつかジェフに会った時のいい土産話になりそうだぜ!

ジョー:よぉ、調子はどうだ、アンディ? 相変わらず舞ちゃんの尻に敷かれてんのか?
アンディ:そっ、そんなわけないだろう! だ、だいたい、勝負には関係ないじゃないか!
アンディ:おいおい、このくらいで顔色変えてるなんて精神修行が足りねーんじゃねえのか?

アンディ:相手が誰であろうと手加減はできないよ それが武道家なりの礼というやつでね
アテナ:もちろんです! おたがい全力を尽くしましょう!
アンディ:いい気概を感じる…… さすがはチン老師のお弟子さんだね

ケンスウ:アンディはんも完全復活ちゅうカンジやな! けど、ワイかて負けてへんで!
アンディ:なるほど……その気力の充実ぶりかなりの修行をしてきたようだね?
ケンスウ:もちろんや! ワイならではのスピーディでテクニカルな戦い、見せたろうやないか!
アンディ:望むところだ! チン老師仕込みの技とくと拝見させてもらうよ!

チン:のう、おまえさんに足らんものをワシが教えてやろうかい?
アンディ:タン先生も一目置くチン老師のお言葉ぜひお聞かせ願いたいものです
チン:おまえさんに足らんのは……うむ! 「ふれっしゅ」な感性というところじゃな
アンディ:は……? そ、それはいったいどういう意味でしょうか?
チン:確かに戦いに冷静さは不可欠じゃが何もその歳で老成することはあるまい?
チン:妙に凝り固まった考え方では、やがてその技も凝り固まってしまうぞい?
アンディ:な、なるほど…… 老師のお言葉、心に留めておきます

アンディ:研ぎ澄まされた日本刀の刃のごとき静かに張り詰めた気迫……さすがだね
レオナ:そういうあなたも…… ……怖いわね
アンディ:だが、そういう死線を超えた先にこそ俺が求め続けるものがある!
アンディ:不知火流、アンディ・ボガード! ……推して参る!

ラルフ:ちっこいヤツがデカいヤツをブッ倒す…… ある意味、理想の護身術だな?
アンディ:不知火流の真の姿は護身術ではない! あなたがたのそれと同じ、「暗殺術」だ!
ラルフ:悪かったな、別にナメたつもりはねえんだが ……本気の本気でいくぜ、ニンジャボーイ!

クラーク:超至近距離での戦いに特化した格闘術か…… 迂闊に組みにいくのはリスキーだな
アンディ:何か誤解があるようだけど不知火流は戦う間合いを問わないよ
アンディ:どんな間合いからだろうと、迅雷の速さで必殺の一撃を叩き込む……それが不知火流だ
クラーク:だったら俺は、おたくが俺の間合いに踏み込んでくる瞬間を捕らえるだけさ
クラーク:一瞬の判断ミスが生死を分ける戦いならさんざん経験してきた むしろ得意なくらいさ

舞:やっと見つけたわよ、アンディ! どうして私とチームを組んでくれないの!?
アンディ:ま、舞!? いや、それは、その……何というか……そ、そう、あれだ!
アンディ:舞とはチームを組むより敵として戦っておたがいに高め合いたいと思ったわけで……
舞:ヘタな言い訳しない! 道場に戻ったらお灸を据えてあげるから覚悟しなさい!

ユリ:アンディさんにちょっと聞きたいんだけど〜ズバリ、舞ちゃんとの仲はどうなってるの〜?
アンディ:まったく、どこへ行ってもこの話題だな……あちこちで愚痴りすぎなんじゃないか、舞の奴
ユリ:えっ? 何ていったの、アンディさん? 舞ちゃんがどうかしたの?
アンディ:何でもないよ ……それよりきみのほうこそロバートさんのことをどう思ってるんだい?
ユリー:えー? ロバートさん? そうねえ〜……まあ……うん……あはははは♪
ユリ:それはとりあえずこっちに置いといて! まずは勝負勝負! 行っくわよ〜!
アンディ:それもそうだね 俺たちは別におしゃべりにきたわけじゃないんだから

キング:ああ、ちょうどよかったよ、アンディ あんたに用があったんだ
アンディ:俺に用事? いったい何です? !? ……まさか、舞が何か……?
キング:舞じゃないよ、あんたの兄貴のほうさ この前ウチの店にリョウと遊びに来てね
キング:ふたりでツケでさんざん飲んでいったのさ あらかたウチのボトルが空になっちまったよ
キング:リョウのぶんのツケはロバートに回したからテリーのほうはあんたにお願いするよ
アンディ:そんな……ムチャクチャだ! どうして俺が払わなきゃいけないんです!?
キング:さあ、どうしてだろうね? 私が思うに不出来な兄貴のせいじゃないかい?
アンディ:兄さんの奴……! 今年こそ真面目に就活させてやる!

アンディ:炎を失ったとはいえ、やはりあなどれないな 恐るべき殺気だ、八神庵……!
庵:今の俺と出会うとは運がなかったな ……全身を切り刻まれ、苦しみ抜いて死ね!
アンディ:不知火流骨法は影をも斬る! 八尺瓊流が相手でも後れは取らない!

マチュア:あなたみたいなストイックな人間が堕ちていく姿……最高だわ
アンディ:悪いがおまえの悪趣味につき合う気はない さっさと勝負を決めさせてもらうよ!
マチュア:そう毛嫌いしなくてもいいんじゃない? 堕ちてみれば奈落も気持ちのいいものよ
アンディ:だったら自分ひとりで帰るがいい! もうオロチとやらの出る幕じゃないんだ

バイス:なぶり甲斐のなさそうなチビだね…… 興が乗らないよ さっさと失せな!
アンディ:それは負けを認めるってことかな? 別に俺はそれでもかまわないけどね
アンディ:逃げる者を追い討ってまで強さを誇示したいとは思わないよ
バイス:……アンタ、楽には死ねないよ……生き延びる幸運を自分で捨てたんだからねえ!

リョウ:音に聞こえし不知火流が相手か だが俺も日本武術の手の内は知っている!
アンディ:その気になっているところを悪いけどそうそう思い通りにはいかないよ
アンディ:極限流がただの空手ではないように不知火流もまた凡百の古武術とは違うよ
リョウ:なるほどな……! だったらそのつもりで行かせてもらおうか!

ロバート:よう、アンディ! 調子はどないや? またイタリアへ来るんやったら教えてや!
アンディ:俺の修行につき合ってくれるんですか? だったら喜んでお邪魔しますよ
ロバート:何や、修行修行て、そればっかりやな? 人間、たまには息抜きも必要やで?
アンディ:ロバートさんは息抜きが多すぎですよ ……さあ、無駄口はここまでにしましょう!

タクマ:半蔵殿の技を受け継いだおぬしの力量このワシが見極めてくれるわ!
アンディ:幼い頃、サウスタウンで何度も聞いた不敗の空手家の伝説……
アンディ:俺も今この場で確かめたい タクマ殿、一手ご指南お願いします!

キム:そのたたずまいを見れば判りますよ どうやらあの切れ味を取り戻したようですね?
アンディ:ええ、少なくともキムさんを失望させることはないと思いますよ
キム:それは重畳……! ならばさっそく今のあなたの力、見せていただきましょう!

アンディ:確かおまえはギースのところの…… いったい何が狙いだ!?
ホア:ギースとはとっくに手を切ったがリベンジしなきゃならねえ相手がいるんでな
ホア:テメェの相手なんざしてるヒマはねえンだよ! ドラゴンキックですぐに眠らせてやるぜェ!

ライデン:相変わらずちっこい野郎だぜ…… 柔よく剛を制す、とかほざくつもりかよ?
アンディ:不知火流の真髄はその神速にこそある その巨体で俺の動きについてこれるかい?
ライデン:ヘビー級がジュニアヘビーに負けるかよ! 圧殺してやるぜ! ガハハハハハ!

K':眼中にねえな…… ……ケガしねえうちに帰れよ
アンディ:不遜さは相変わらずらしいな ……だが強さも以前と同じなら、この勝負、もらったよ
K':……面倒かけさせんなよ かったりィぜ、ったく……

アンディ:正直、きみのような女の子と戦うのは個人的には気が進まないんだけどね
アンディ:……だが、不知火流を継ぐ者としては戦いを避けるわけにはいかないな!
クーラ:ふぁあ…… もうお話終わった? 始めていい?
アンディ:ああ、すまない 俺の矜持も流派の誇りも、きみには無関係だったね
アンディ:待たせてしまったせめてもの侘びに全力のファイトをきみに約束しよう!

マキシマ:……単純にデータだけを比較すれば俺の勝ちはまず揺らがないんだが……
マキシマ:データ通りの試合運びをさせてくれないからな KOFに出てくる連中ってのは……
アンディ:すべてデータ通りに行くのであればそもそも実際に戦う必要がないだろう?
アンディ:実戦では何が起こるか判らない…… だが、だからこそ面白いのさ!
マキシマ:……もしかすると、俺に不足してるのは戦いを楽しむってことなのかもしれんな

アンディ:その姿、尋常ならざる気……! いったい何者だ? 貴様が今回の黒幕か?
斎祀:質問が多いんだよ 少しは静かにしろって どのみちおまえはもうすぐ死ぬんだからよ
斎祀:俺の力の前には「時」すらもひれ伏す! 頭が高いぜ! 土下座して命乞いをしろよ!
アンディ:確かに凶悪な力の持ち主らしいがなればこそ、ここで退くわけにはいかないな!

ボスアッシュ:とりあえず安心していいぜ 「時」に飲まれるのはみんないっしょだ
ボスアッシュ:おまえも、家族も、恋人も……人間の歴史はすべて逆流する「時」に飲まれて消える!
ボスアッシュ:おまえたち自身も含めて、世界のすべてがな! だから安心して逝っていいぜ!
アンディ:そんな話を聞いて安心できるほど俺は太平楽な人間じゃないよ
アンディ:貴様を止める! ここでかならず! ……アンディ・ボガード、参る!

庵:……去れ、不知火流 それとも、影も残さず焼き尽くされたいか?
アンディ:八神流が影も残さずすべてを焼き尽くす拳なら我が不知火流は影すら斬り裂く神速の拳!
アンディ:それを今から教えてやろう ……さあ、かかってこい!

ビリー:チッ、ボガード兄弟の片割れか…… 消えな! てめェはお呼びじゃねえんだよ!
アンディ:それはこっちのセリフだよ、ビリー 俺の目標はおまえなんかじゃない
アンディ:この手でギースを倒し、父さんの仇を討つ! その邪魔をするなら、俺も手加減はしない!
ビリー:そこまで吠えりゃ上等だ、ロンゲ野郎! お望み通り、俺がブッ潰してやるぜ!

アンディ:相対しただけでも判るこの邪気……! 貴様、アッシュ・クリムゾンじゃないな?
サイキ:そうだな……アッシュだったほうがおまえにはまだましだったろうさ、たぶんな
サイキ:俺はアッシュよりもはるかに強い ……おまけに無慈悲だ。特に人間に対してはな
アンディ:いいだろう……邪気に満ちた貴様の野望我が不知火流で止めて見せる! 行くぞ!

京:さあ、アンタの実力見せてもらおうか! あんまり俺をがっかりさせないでくれよな?
アンディ:大きなことをいうのは俺の性に合わないけどきみを失望させない程度の自信はあるよ
アンディ:……むしろ俺としては、きみが俺の実力をすべて引き出せるかどうかのほうが心配だよ
京:おい、充分大きなことをいってるじゃねえか ……こいつは楽しませてくれそうだぜ!

Mr.カラテ:半蔵亡き今、不知火流の衣鉢を継ぐのはうぬとあの娘か……なるほどな
Mr.カラテ:あの半蔵が見込んだだけのことはある 行く末が楽しみな男よ……
アンディ:なら、その力を今ここで見極めていただきたい 不知火流、アンディ・ボガード! いざ参る!

ジョー:よう、久しぶりだな、アテナちゃん! いつもテレビで応援してるぜ!
アテナ:ありがとうございます、ジョーさん! これからもがんばります!
ジョー:だがな、ここはあんたのステージじゃねえ ここで一番輝くのはこの俺! ジョー様だ!
アテナ:そうはいきません! 私だってファンの声援を受けてここにいるんですから!

ジョー:……確かに、おめえんとこのジジイみてえないい師匠について修行するのも悪くねえさ
ジョー:だがよ、たまには世間に飛び出して吹く風の冷たさを知るのみいいもんだぜ?
ジョー:そうすりゃ少しはハングリーさが身につくだろ それが今のおめえに一番足りてねえモンだぜ!
ケンスウ:ワイにはワイのやり方があるんや いちいち口出しせんとってもらえるか?
ケンスウ:だいたい、お洒落なシティボーイのワイに時代遅れのハングリーさは不要やねん!
ジョー:ンなこといってるがよ、どうせおまえのことだ アテナちゃんと別れたくないだけだろ?
ケンスウ:そんなんどうでもええやろ、ドつくで、ホンマ! 余計なお世話だっちゅうねん!

ジョー:やめとけやめとけ 何もここまで来て晩節を汚すこともねえだろ、ジイさん?
ジョー:俺も老人を虐待したとかいわれたかねえしな おとなしく隠居して茶でも飲んでなよ
チン:それもそうじゃの……それじゃあムエタイのチャンピオンベルトを巻いたら隠居しようかい
ジョー:ハッハッハッ! こいつは一本取られたぜ 相変わらず食えねえジイさんだなあ!

ジョー:女のクセに……なんて無粋なことはいわねえぜ 強けりゃ女だろうとかまわねえ、かかってきな!
レオナ:いわれるまでもないわ ……それが任務だもの
ジョー:さあ、サクサク行くぜ、サクサク! 無敵のチャンピオンの強さを見せてやらァ!

ラルフ:嵐だ何だとやかましい小僧だな 弱い犬ほどよく吠えるって言葉、知ってるか?
ジョー:おいおい、虎と犬の区別もつかねェとはその年でもう老眼か、オッサンよ?
ラルフ:黙ってな、小僧! 俺にとっちゃ虎も犬も似たようなモンなんだよ!
ジョー:だったら俺は虎よりずっと強ェんだよ! そっちこそ黙ってやがれ、中年!

ジョー:プロレスラー崩れのグラサン傭兵か…… サクサク片づけてやるぜ! 覚悟しな!
クラーク:やれやれ……おたくも相変わらずだな どこから出てくるんだ、その自信は?
ラルフ:その鼻っ柱のついでに腕の1本も折ってやれば少しは身の程ってものをわきまえられるのか?
ジョー:何をゴチャゴチャいってやがんだよ!? 御託は勝ってからほざきやがれ!

ジョー:ダチのよしみで忠告してやるけどよ もういいだろ、そのハレンチなカッコもよ?
ジョー:自分の彼女がそんなカッコしてたら俺ならブン殴ってでもやめさせてるぜ?
舞:ハレンチとは何よ、ハレンチとは! これは不知火流に伝わる由緒正しい忍装束よ!
舞:だいたい、カッコのことであなたなんかにあれこれいわれたくないわよ、このパンツ男!

ジョー:おい、ユリちゃん! どうせ真似るんだったら兄貴やテリーなんかじゃなくて俺にしときな!
ユリ:え〜? ジョーさんの真似は、ちょっと…… その、恥ずかしいっていうかぁ……
ジョー:何だと!? おい、ちょっと待て! ムエタイのどこが恥ずかしいんだよ!?
ユリ:えーと……ムエタイがじゃなくて、その…… ……ジョーさんの、ぜ、全部?
ジョー:……て、てめえ! もう勘弁ならねえ! タイに連れ帰ってシゴキ倒してやらあ!

ジョー:……あらかじめいっとくが、てめェのインチキムエタイだは通用しねェぜ?
キング:まったく……インチキだの正統派だのと細かいことにこだわる男ばかりで呆れるよ
キング:あんたたちを黙らせるには、どっちが強いかはっきりさせるしかないみたいだね
ジョー:ああ 敗者には弁明の機会すらあたえられねえ ……それがこの世界の鉄則だからな!

庵:炎を失った俺ならくみしやすいと思ったか? ……だとすれば救いようのない馬鹿だな
ジョー:何いってやがんだ? 炎があろうとなかろうと陰気なバンドマンなんざ俺の敵じゃねーよ!
ジョー:真の天才の前じゃァな、その程度の違いたいしたことじゃあねえんだよ!
庵:騒々しい男だ…… ……そろそろ死ね

マチュア:ごきげんよう、世界チャンプさん そこをどいてくださらない? 邪魔なのよ
ジョー:はァ? 相当アタマの悪い女だな 俺が誰か判った上でそういうこといってんのか
ジョー:いっとくが、たとえ女が相手でも俺は手加減なんかしてやらねえからな!

ジョー:オロチだと? ふだんワニを食ってる俺様がいまさらヘビを怖がるとでも思ったのか?
バイス:オロチをただのヘビだと思ってるのかい? だったら今すぐ後悔させてやるよ!

ジョー:確かにあんたの気合と根性は認めるぜ ……だが、それでも俺には勝てねえよ
リョウ:いうじゃないか、チャンピオン その理由ってのを聞かせてもらってもいいか?
ジョー:そいつはな……このジョー様が、気合と根性に加えて天賦の才を持ってるからだよ!
リョウ:……あんたにあって俺にないのはむしろその自意識の強さだと思うがな

ジョー:へへっ……ここにもひとりいたか 虎だ虎だとうるせえ野郎がよ!
ロバート:自分で騒いどるつもりはないんやけどな 「最強の虎」ゆうのは周りがつけたアダ名やで
ジョー:最強ってのは俺のためにある言葉なんだよ! そいつを教えてやるぜ、イタリア野郎!

ジョー:小難しい理屈はいらねェ! いいからさっさとかかってこいよ! 強ェんだろ、オッサン!
タクマ:フフフ……相変わらず威勢のいいこわっぱよ なればおぬしに鬼の拳、見せてくれよう!
ジョー:そうだ! この感じ! ビリビリ来やがるぜ! やっぱ勝負ってのはこうじゃなきゃあなあ!

キム:聞くところによると、ジョーさんも弟子をお取りになったとか
ジョー:弟子なんてお上品なモンじゃねえが…… ま、いろいろ教えてやってる連中はいるぜ
キム:だが、だからといって現役を退き指導者の道を歩むつもりはないのでしょう?
ジョー:当然だろ! おまえと同じ生涯現役! 終身チャンピオンのジョー様だぜ!

ジョー:誰かと思えば元チャンピオンのホア・ジャイの旦那じゃねえか
ジョー:こんなところまで何しに来やがったんだ? 間違っても俺の応援じゃねえよな?
ホア:てめェも相変わらずのようだな だがな、その減らず口もここまでだ!
ホア・生まれ変わったこのホアさまの龍の牙でてめェを今すぐ血の海に沈めてやるぜェ!

ライデン:グフフフ……何だ、小僧? また俺サマの毒霧を食らいてェってのか?
ジョー:毒霧だと? ンなもん俺のハリケーンでてめえごと吹き飛ばしてやるぜ! 覚悟しな!
ライデン:鼻っ柱の強さは相変わらずか…… 面白ェ、相手になってやるぜ、小僧!

ジョー:おまえ、KOFがキライとかいってるけどよ こうしてけっこう出場してるじゃねえか
ジョー:……オラ、正直に吐いちまえよ! ホントは好きなんだろ、このお祭り騒ぎがよ!
K':ウザってェんだよ、テメェ…… くだらねェこといってんじゃねえぞ

ジョー:こんなガキんちょが相手かよ!? やってらんねえぜ! マジか、おい!?
クーラ:がきんちょって何のこと? 何それ? おいしいの、ねえねえ?
ジョー:がーっ! これ以上つき合ってられっかよ! こうなりゃサクサク終わらせるぜ!
クーラ:……何でそんなにぷりぷり怒ってるの? ヘンな人……おなか空いてるのかな?

ジョー:よっしゃーっ! 嵐を呼ぶ男ハリケーンとともにただいま参上だぁーっ!
マキシマ:誰かと思えばあんたか…… いつもながら騒々しいご登場だな
ジョー:るせェぞ、ポンコツロボット! 今すぐスクラップにしてやるぜ! 覚悟しな!
マキシマ:やれやれ……あんたもロボットとサイボーグの違いが判らんタイプか

斎祀:強い相手と戦いたい……確かそういったよな? だったらおまえは今、最高の相手と会ったぜ!
斎祀:どんなにあがこうとも決して勝てない相手! おまえにとってはまさに俺がそうだ!
ジョー:ちょっと待てよ、自分に酔いすぎだろ? 仰々しすぎて笑えてくるぜ!
ジョー:このジョー様が軽く酔いを冷ましてやるよ そうすりゃ少しは冷静に現実が見られるだろ?
ジョー:俺はジョー・ヒガシ! 伝説を作り続ける男だ! てめェみてェな雑魚は眼中にねえんだよ!

ジョー:何だァ? 確かてめェは…… アッシュクリムゾン、だったか……?
ボスアッシュ:おい、俺が誰だか知ることにいまさら何の意味があるんだ?
ボスアッシュ:おまえたちが積み上げてきた「時」が「灰」に変わるってこの瞬間に?
ジョー:テメェ、屁理屈こねてんじゃねえぞ! とりあえずブチのめす! まずはそれからだ!

ジョー:また出てきやがったぜ。ニヒルに決めてりゃ人気が出ると思ってる勘違い野郎がよ!
ジョー:この業界は何より実力がものをいうんだよ! そいつをレクチャーしてやるぜ!
庵:……無駄口は叩き終わったか? なら、そろそろ黙れ。耳障りだ

ビリー:覚悟はいいか、パンツ男! もう二度と妹にちょっかいを出せねェようにしてやるぜ!
ジョー:おいおい、理解のないお兄さんは嫌われるぜ? 妹さんの自由恋愛くらい認めてやれって
ビリー:グダグダやかましいんだよ! テメェなんざ今すぐワニのエサにしてやらぁ!

ジョー:てめェ、何やら妙な力を持ってるらしいな? だが、俺は嵐を呼ぶ男、ジョー・ヒガシ様だ!
ジョー:テメェの小細工なんざ、その頼りなさげな炎といっしょに、俺が吹き飛ばしてやるぜ!
サイキ:ふつう、無知ってのは罪深いモンだがそこを突き抜けると可愛らしく思えるよなあ
サイキ:まったく、バカもここまで来ると笑えるぜ! おまえ、伝説のバカってヤツだろ、なあ?

ジョー:まあ何だ、おまえみてぇな自称天才にもよ 真の天才を引き立てるって役目はあるわけだ
ジョー:そういう意味じゃ、世の中うまくできてるぜ ……なあ? おまえもそう思うだろ?
京:……あんたのうぬぼれっぷりにゃさすがの俺もかなわねェぜ。負けたよ、ホント

ジョー:伝説の空手家だァ? 狼だの空手家だのサウスタウンてのは伝説が安い街だな、おい?
ジョー:ちょうどいい、本当の伝説の重みってモンをこの俺がテメェに教えてやるよ!
ジョー:人呼んで嵐を呼ぶ男! リビング・レジェンドのジョー・ヒガシ様がな!
Mr.カラテ:……笑止なり 四の五のいわずにかかってこぬか!

ケンスウ:あ、あのな、アテナ……ワイな、その……アテナのことが、す、すす、すっ、す……
アテナ:さあ、行くわよ、ケンスウ! 手加減なんかしないんだから!
ケンスウ:は? いや、せやからな、アテナ! ワイはアテナのことが、すっ、す、すすす!
アテナ:な、なんにも聞こえなーい! ……とっ、とにかく行くわよ、ケンスウ!

アテナ:お師匠様、よろしくお願いします! 手加減は無用ですよ?
チン:そうかそうか なら、きょうは逆におまえさんが手加減してくれんかのう?
チン:年のせいか、最近どうにも疲れが溜まってな 若いモンの相手をするのもひと苦労なんじゃよ
アテナ:そうやって油断させようとしても無駄ですよ! お師匠様の手口は判ってるんですから!

アテナ:あ、あの……レオナさん? お加減でも悪いんですか?
レオナ:別に…… どうしてそんなことを聞くの……?
アテナ:いつも以上にむっつりしてたから……なんていえないしなあ……
レオナ:私がむっつりしてると何か都合でも悪いの……?
アテナ:ひゃ!? もっ、もしかして今のひとり言、聞こえちゃってました!?
レオナ:……気にしないでいいわ 私も気にしていないから……
アテナ:そういわれても……淡々としすぎててどうも調子が狂っちゃいます……

ラルフ:やれやれ……どうしてウチのお姫さんはあんたみたいな女らしさと無縁なのかねえ?
アテナ:あのー、ひょっとしてラルフさん…… レオナさんのことをいってるんですか?
ラルフ:まあそうなんだが……なあ、あんた あんたなら理由が判るんじゃないか?
アテナ:え、ええ、まあ……判る気がしますけど ……正直に答えてもいいんですか?
ラルフ:ああ、かまわねェからズバっといってくれ! ショックかもしれねェが、それが本人のためだ
アテナ:じゃあいいますけど……それってたぶん周囲の大人たちのせいじゃないかと……
ラルフ:な、何ィ!? そりゃあつまり……クラークや教官のせいだってのか!?
アテナ:ちょっと! どうしてそこに一番問題のあるラルフさん自身が入ってないんですか!?

アテナ:任務のお邪魔はしたくありません でも……私だって負けられないんです!
クラーク:別にお嬢さんが気にすることじゃあない 任務だから勝ちをゆずれなんてことはいわんよ
クラーク:何しろ必要なものは「現地調達」が原則でね もちろん勝利だって自力でいただいていくさ

舞:セーラー服か……思い出すわねえ 私だって高校生の頃は……
舞:……って! それじゃまるでわたしが年寄りみたいじゃない!
アテナ:あ、あの〜、舞さん……? 私、何もいってないんですけど……

ユリ:む〜……! はあっ! とうっ! やーっ! ……うーん、やっぱり違うんだよねー……
アテナ:あ、あのー……ユリさん? さっきからいったい何をしてるんですか?
ユリ:決まってるじゃない、超能力の特訓よ! 次はアテナちゃんの技を参考にしようと思って
アテナ:……それで本当に超能力が身についたらこの前までのケンスウの苦労って……
ユリ:あー、もうぜんぜんサイコボールが出ない! こうなったら本人に教わるしかないわね!
ユリ:っていうことで、勝負よ、アテナちゃん! この試合であなたの技、会得するから!
アテナ:……そのくらいで身につくほど簡単なものじゃないんですけどね……

アテナ:私、お師匠さんたちと組むことが多いからキングさんがうらやましく思える時があります
アテナ:ふふふ……女の子ばかりのチームって女子高みたいなノリで楽しいですよね♪
キング:……あんたさえよければ、私はいつでもチームを交換してあげるけど?
アテナ:え? ど、どうしてです、キングさん? 何かイヤなことでもあったんですか?
キング:イヤってわけじゃないんだけどね…… ……舞もユリも、酒グセがあまりよくないのさ
キング:あんたなんか未成年じゃないか 酔っ払いふたりの面倒見るなんて困るだろ?
アテナ:ああ、潰れるだけならぜんぜんOKですよ! 酔っ払ってパンダと戦ったりしなければ♪
キング:え!? あんたのところのお師匠さん酔うとそんなことやらかすのかい?
アテナ:ええ、そんなのしょっちゅうですよ そのたびにおばあさんに怒鳴られてます♪
キング:やれやれ……どこにでもいるってことかい 酒に飲まれちまうヤツってのは

アテナ:庵さん……あなた炎を失ってもまだ京さんのことを
庵:貴様か…… ……毎度毎度、鬱陶しい女だ
庵:人のことをとやかくいう前に自分の心配をしたらどうだ……?

アテナ:またあなたたちですか! 何度現れようとあなたたちの野望は私が止めてみせます!
マチュア:平和の守護者気取りのその態度……おぞましくて鳥肌が立つわ
マチュア:この星が欲しているのは、あなたでも人間たちでもない……私たちオロチよ
アテナ:たとえそうだとしても、私は負けない! 世界中の人間たちの可能性を信じているから!
マチュア:そして裏切られる……それもいいんじゃない? あなたは世界の残酷さを知るべきだわ

バイス:久しぶりだねえ、アイドルのお嬢ちゃん 元気そうで何よりだよ
アテナ:あなたは確か、オロチ一族の……! 生きてたんですか!?
バイス:そんなことより、久々に聞かせておくれよ あんたの心地いい悲鳴をさあ!

リョウ:サイキックパワーとやらに頼りすぎて肉体作りがおろそかになってやしないか?
リョウ:最後の最後で味方になってくれるのは結局は鍛え上げた自分の腕だけだぜ!
アテナ:それプラス、心です! 私だって老師のもとで心身ともに鍛錬を積んできてるんですから!
リョウ:おっと……こいつは余計なお世話だったか なら、あんたのその力、見せてもらおうか!

ロバート:次の相手はアテナちゃんか……何ちゅうか、やりにくいわ………
アテナ:えっ? 私がやりにくいってそれ、どういう意味ですか、ロバートさん?
ロバート:いや、アテナちゃんと戦ったあとっちゅうのは一部の熱狂的なファンが怖いよってなー
アテナ:それは……私のほうからは何とも……直接ジョンさんにいっていただかないと……
ロバート:アテナちゃんにも見当ついとったんやな……けど、だからって手加減はせえへんで!
アテナ:望むところですよ、ロバートさん! 正々堂々と戦いましょう!

タクマ:……リー・ガクスウとの死闘以来中国拳法をあなどったことは一度もない
タクマ:たとえおぬしのような少女が相手であってもだ ……その旨、覚悟してかかってくるがよい!
アテナ:ありがとうございます! 私を一人前の拳法家として認めてくださってるんですね!
アテナ:それじゃ胸を借りるつもりで全力でぶつからせていただきます!

アテナ:あ! お久しぶりです、キムさん! そういうえばジョンさんはお元気ですか?
キム:……何か誤解があるようですが、別に私は彼と特別に親しいわけではありませんよ?
アテナ:え、そうなんですか? でも、おふたりってとっても仲いいじゃないですか?
キム:他人からはそう見えるというのは私以上に彼が不本意でしょうね、たぶん
キム:……ジョンさんの話はもういいでしょう そろそろ始めましょうか!

ホア:てめェらみてェなガキどもが、格闘だ戦いだと一人前の口を叩きやがる……!
ホア:ふざけンじゃねえ! ガキに何が判る!? ナメたことをほざいてんじゃねえぞ!
アテナ:確かに私はまだ子供かもしれません……でも、戦いの意味は理解しているつもりです!

ライデン:おいおい、どんなハンディキャップマッチだ? ここまで一方的だと会場が盛り上がらねェぜ
アテナ:相手が誰であろうと最高の試合を見せる……それがプロじゃないんですか?
アテナ:私はいつもそう思ってステージに立ってます だって、会場のみんなとは、一期一会だから!
ライデン:ガッハッハ! こいつは1本取られたぜ! 確かにお嬢ちゃんのいう通りだ!
ライデン:……それじゃ俺様も本気でいくぜ おたがい最高の戦いをしようじゃねェか!

K':チッ……ガキが相手からよ……
K':手加減しなきゃならねえぶん弱いヤツと戦うのは気を遣うぜ……
アテナ:心配してくれてるんですか? やっぱり本当はやさしい方なんですね
K':……うるせえんだよ どうでもいいことをしゃべりすぎだろ

アテナ:まったく……いったい何を考えてるの? K'さんもマキシマさんもヒドいわ!
クーラ:おねーちゃん、どうして怒ってるの? もしかしてK'にいじめられたの?
アテナ:違うわ、クーラちゃんのことよ! あなたをこんな危険な戦いに参加させるなんて……
アテナ:いくら強くても、あなたはまだ子供なのにあの人たちにはそういう危機感がないんだわ!
クーラ:え〜? クーラ、もう子供じゃないよ? それだったらあの帽子の子のほうが子供だもん
アテナ:それはそれ、これはこれ! パオ君のことはこの際どうでもいいの!
アテナ:とにかく、もうあなたを巻き込まないようにあとできつくいっておかなきゃ……!

マキシマ:……あんたは会うたびに服装が違うからデータベースの更新が面倒なんだよな
アテナ:えっ!? ま、まさかそんなデータまで集めてるんですか、マキシマさん!?
マキシマ:……冗談に決まってるだろ? 俺が見たいのはあんたの実力だけさ

アテナ:あなたの野望もここまでです! 私がかならず止めてみせる……!
斎祀:超能力者、か……おまえの立ち位置は人間よりむしろ俺たちに近いと思うがな?
アテナ:……どういう意味です? 私はあなたがたとは違います!
斎祀:本気で判らないのか? それともあえて判らないフリをしてるのか?
斎祀:いずれにしろ、じきに思い知るだろうさ 人間てイキモノの狭量をな!
斎祀:そのことに絶望する前に殺してやるのも ……フフ、ある意味じゃ慈悲ってヤツだよな?

アテナ:この禍々しい黒い気、黒い炎……! あなた……アッシュさんじゃないわね!?
ボスアッシュ:だから何なんだ? いちいちウザいんだよ 愛だ? 平和だ? ……吐き気がするぜ!
ボスアッシュ:人間にもっともふさわしいのは妬みや憎しみ……それこそドス黒い欲望だろ?
ボスアッシュ:そして、それをすべて飲み込み、食らい俺たちの真の「主」が復活するんだよ!
アテナ:させない……そんなこと、絶対にさせない! たとえこの命に代えてでも!

庵:……アイドル風情が何をしている? 怪我をいないうちにさっさと失せろ
アテナ:お言葉ですけど、今の私はひとりの戦士です そんなお気遣いは無用ですよ!

アテナ:あなたには妹さんがいると聞いています…… でも、これは彼女が望む戦いなのですか?
ビリー:テメェみてェなのが一番鬱陶しいんだよ! 他人の家庭の事情に首を突っ込むんじゃねェ!

アテナ:悪意に満ちたあなたの野望もここまでです! この身に代えても、あなたを止めてみせる!
サイキ:根本的なところが判ってねえのな、おまえって そんなの無理に決まってるだろ、なあ?
サイキ:おまえの超能力とやらじゃ、たとえ1分でも俺の相手なんか務まるわけがないんだよ!

アテナ:いつまでもフラフラしてちゃダメですよ! 京さんのこと、みんな心配してるんですから
京:余計なお世話だっての。……ってまさかアンタユキに何か頼まれてるんじゃねぇだろうな?

アテナ:この気は……サカザキ先生!? でも…… い、いったいどうなさったんですか!?
Mr.カラテ:去れ、娘……この程度で動揺しているようでははなからワシの相手は務まらぬわ
アテナ:……そういうわけにはいきません! 未熟とはいえ、私だって戦士ですから!

チン:うーむ……思えば久々の参戦じゃ だんだん緊張してっきたのう……
ケンスウ:冗談でっしゃろ? お師匠さんのキャリアでいまさら緊張も何もないですやん?
チン:そうじゃ! ここはひとつおぬしを倒して大きくはずみをつけるとしようか
ケンスウ:それこそ悪い冗談でっしゃろ? 勝手なこといわんといてくださいよ
ケンスウ:いくらお師匠さんが相手ゆうたかて そう簡単に勝ちはゆずられへんでぇ!

レオナ:……………
ケンスウ:……え? な、何やねん……?
レオナ:……………
ケンスウ:だっ、だから何やねん、その沈黙は!? いくらアンタが無口ゆうたかてそらないやろ!
レオナ:あなたでは……私には、勝てない……
ケンスウ:ここまで引っ張るようなことか、それ!? アッタマきたで、ホンマ!

ラルフ:表情が硬いぜ、カンフーボーイ! そこまで緊張するようなことでもないだろ?
ラルフ:しょせんただの格闘大会じゃねえか たとえ負けても死ぬわけじゃないしな
ケンスウ:誰も緊張しとるわけやないで! これはアレや、武者震いっちゅうヤツや!
ケンスウ:覚悟してんか、オッサン! リニューアルしたワイの実力、教えたるわ!

クラーク:数値として表せない超能力は確かに不確定要素のひとつかもしれんが
クラーク:逆にいえば、そんなものに頼って得た勝利はほとんどフロックみたいなもんだってことさ
ケンスウ:何や、オッサン? ケチつける気かいな? これでも苦労してコントロールしとるんやで!
ケンスウ:超能力もコミコミでワイの実力や! 見とれよ、今すぐに味わわせたるで!

舞:あら? あなた、しばらく見ない間にずいぶんとイメージが変わったんじゃない?
ケンスウ:そういうアンタは相変わらずやなあ そろそろ路線変更したらどや?
舞:うるさいわね! 前に一度イメチェンしたけどぜんぜん定着しなかったのよ! 文句ある!?
ケンスウ:うわ!? い、いきなりキレんといてや! ヘンな地雷踏みよったか、もしかして?

ユリ:ゴメンね、ケンスウくん! アテナちゃんの前で恥かかせちゃって
ケンスウ:始まる前から何ゆうてんねん? ワイはアテナにエエとこ見せたるんや!
ケンスウ:あいにくやけど、今日のワイはいつものワイとは違うで! 覚悟しいや!

キング:私がいうのもないことだけど守りたい子がいるならもっと気張りなよ
ケンスウ:そ、そらまあ、なあ? ……う、うん もちろん頑張ってるで、ワイも!
キング:だったらそれを証明してもらいたいね たぶん彼女も見てることだろうし
ケンスウ:お、おう! やってやろうやないか! ちゃんと見とってや、アテナー!

ケンスウ:おわっ!? 何やよう知らんけど前よりも凄みが増したんとちゃうか、あんた?
庵:貴様などはなから眼中にない ……失せろ
ケンスウ:そういうワケにはいかんやろ! 新生ケンスウの強さ、アピールしとかんとな!
庵:むざむざ命を捨てるか ……それもよかろう

マチュア:ねえ、そこのぼうや……私のこと、ずっと覚えていてね?
ケンスウ:ちょっ……なっ、い、いきなり何やねん!? ヘンなこというのやめてんか!?
マチュア:ふふふ……あなたがこの世で最後に見る顔よ 嫌でも忘れられなくしてあげるわ

バイス:ふぅん……? どうやらあんた、自分の器にあまる力に触れちまったみたいだね
ケンスウ:どっ、どうして判ったんや!? あの力のこと、何か知っとんのかいな!?
バイス:知らないねえ たとえ知ってたとしても教えてやる義理はないだろう?
ケンスウ:思わせぶりなことぬかすなや! ホンマは何も知らんのやろ!?

リョウ:以前とは目の色が違って見えるな どん底から這い上がってきたからかい?
ケンスウ:せや! もうこの前までのワイとはちゃうで! 生まれ変わったワイの力、見せたるわ!
リョウ:変えるべき部分と変えてはいけない部分……そのバランスの取り方は難しいもんだが
リョウ:あんたは師匠や同輩にも恵まれてる 数年後がまた楽しみになったぜ!
ケンスウ:ちょう待ってや! 何なんや、その後輩の成長を見守る年長者っぽいセリフは?
ケンスウ:まるでワイの実力があんたより下みたいやん! ワイは生まれ変わったんやてゆうだろ!?
リョウ:だとしても、俺だってそうあっさりと若い奴に道をゆずるわけにはいかないんでね

ケンスウ:なんや久しぶりやな、ロバートはん! 男ぶりに磨きがかかったんちゃうか?
ロバート:嬉しいこといってくれるやんか、あんちゃん ……けど、手加減はせぇへんで!
ケンスウ:かまへんかまへん、気にせんといてや 今のは単なるお世辞やよってな!

タクマ:チン老師の弟子の少年か……なるほど、多少は成長したと見える
ケンスウ:コラコラ、ちょっと待てって、オッサン! 多少って何や、多少て! 控えめすぎるやろ!
ケンスウ:ま、ワイと一戦すればその評価も変わるやろ! 目覚しく成長したっていわせたるわ!
タクマ:フッ……それは楽しみなことだ 口数の多さはほめられたことではないがな

キム:ふむ……どうやらケンスウくんも一時期のスランプからは脱したようですね
ケンスウ:ああ、ホンマありがたいハナシやで いろんな人から心配してもろてなあ……
キム:実は、いざという時にはケンスウくんを私の道場で預かろうと考えていたのですが……
ケンスウ:え!? そ、そやったん? で、でもまあワイも立ち直ったことやし、いまさら……
キム:いや、今からでも遅くはありませんよ うちの道場でともに汗を流してみてはみませんか?
ケンスウ:す、スカウトの話ならよそへ持ってってんか! ワイはテコンドーなんぞやる気はあれへんで!

ホア:超能力だと? そんなものに頼ってるからテメェは二流以下なんだよ!
ケンスウ:ほな、ヘンなドリンクに頼っとるオッサンも二流以下っちゅうことにならへんか?
ホア:……………
ホア:テメェは俺の逆鱗に触れた! 必殺のドラゴンキックを食らえ!
ケンスウ:うおゎ!? な、何や、このオッサン! 逆ギレしよったで! タチ悪ッ!

ケンスウ:おわっ!? ホンマモンのライデンや! あんたの試合、ケーブルでよう見てたで〜!
ライデン:ガーハッハッハ! そうかいそうかいぼうやも俺様のファンだったのかい?
ケンスウ:あ、ちゃうちゃう、ワイが好きやったんはザ・レッド・ドラゴンや! 龍つながりでな!
ライデン:ああ……さんざん俺にぶちのめされてたあの胡散臭ェ東洋人のレスラーか
ケンスウ:そん時の仇討ちっちゅうワケやないけどここはワイが勝たせてもらうで、ライデンはん

ケンスウ:またそないにニヒルに決めようとしとんのか? 今はそんなんがモテる自大やないで?
ケンスウ:何ちゅうても今はお笑いやろ! ほれ! 自分も笑えるジョークのひとつも覚えんと!
K':……何いってんだ、テメェ? ぜんぜん笑えねェぜ……
K':むしろウザってえんだよ…… ケガしねえうちに消えな

ケンスウ:アカン! アカンで、お嬢ちゃん! そないな冷たいモンばっか食うてたら!
ケンスウ:シャーベットばっかじゃ腹壊すで? たまにはあったかいモンも食べなアカンよ
クーラ:あったかいものって、たとえば何? イチゴシャーベットよりおいしいもの?
ケンスウ:そらぁ肉まんい決まっとるやろ! あないにウマい食いモンもそうはないしな!
クーラ:そんなの知らない! シャーベットのほうがずっとおいしいもん!

マキシマ:なるほど……こうして見るかぎり以前の水準には戻ってるようだな
ケンスウ:ちょっと待ちぃや、サイボーグのオッサン! ご自慢の目がくもっとるんとちゃうか?
ケンスウ:ワイのどこが以前と同じやねん? 同社比150%でパワーアップしとるやろ!
マキシマ:確かに口先だけはパワーアップしてるぜ ……実力のほうは怪しいもんだがな

斎祀:そうか、なるほどな……ロンとかいう飛賊の男がいってた小僧はおまえか?
ケンスウ:な、何やて? ワイがどうしたっちゅうんや? もしかしてあの力のことをゆうとんのか!?
斎祀:別に気にする必要はないぜ、小僧 どうせおまえは今すぐ死ぬんだからな!

ケンスウ:アンタ! ワイやパオの力のこと何か知っとんのやったら吐いてもらおうかい!
ボスアッシュ:もうどうでもいいんだよ、あんなもの……俺も、あの男も、結局手に入れそこなったしな
ボスアッシュ:俺はその代わりにこの力を手に入れた……「時」さえも「灰」に変えるパワーをな!

ケンスウ:相変わらず難儀な性格しとるようやなぁ 人間、時には素直になることも必要やで?
庵:……したり顔で何をいっている? 死にたいのか、貴様?
ケンスウ:何やもう会話にならへんな、アンタとは まあええわ、相手したろか!

ビリー:おい、どけよ、そこの小僧 どうせ死ぬならベッドの上で死にてェだろ?
ケンスウ:ちょい待ちや、オッチャン! ワイを小僧あつかいしとったら痛い目見るで!
ビリー:へえ、どんな目を見せてくれるってんだ? 面白ェじゃねえか、やってみろよ、小僧!

サイキ:おまえ……不思議な力を持ってるらしいなあ? そいつを俺に見せてみろって、なあ?
ケンスウ:ワイの力を見たいやて? ほなええやろ! 今すぐ見せたるわ! 後悔しても知らんで!

ケンスウ:京はんにもいろいろと事情があるようやけど ま、安心して復学したらええわ
ケンスウ:あとのことは、正義の超能力戦士 このシイ・ケンスウが引き受けたるさかい!
京:はァ? おまえなんかに任せておけるかよ デカい口を叩くのは俺を超えてからにしな!

Mr.カラテ:鎮老師の弟子か……その実力のほど、見せてもらおう
ケンスウ:この気迫……天狗やのうて鬼やな、鬼! ほならワイが鬼退治したるわ! 見とれよ!

チン:ここへ来るまでいろいろとあったじゃろ…… じゃが、おぬしの歩みは間違っておらん
チン:休まずたゆまず、おのれの心と向き合ってこの先も精進を忘れるでないぞ?
レオナ:……ええ 私はもう、立ち止まらない……
チン:ほっほっほ……どれ、およばずながらワシも稽古をつけてやろうかい

ラルフ:人権団体から抗議が来そうで嫌なんだよな あんたみたいなジイさんとやるのはよ
チン:ほ? それじゃアレかい、おまえさんワシに勝ちをゆずってくれるのかね?
ラルフ:ちょっと待て、勝手なこといってんじゃねえ! どうしてそういうハナシになるんだよ?
チン:何じゃ、図体はデカいくせにケチじゃのう 老い先短い老人がこれほど頼んでおるのに……
ラルフ:うるせえんだよ! 世界が滅亡したってひとりだけ生き延びそうなジジイのくせによ!

チン:……そこの色メガネのおまえさん まだ若いが、なかなか見所があるのう
クラーク:俺のことをいってるのかい、ご老人? おだてたって何もサービスできないぜ?
チン:いやなに、あまりにおまえさんがワシの若い頃によう似とるものでな
クラーク:……!
チン:冗談、冗談じゃよ メガネで表情は隠せても動揺までは隠せなかったようじゃな

チン:いや、眼福眼福 長生きはするもんじゃ ……ところでな、お嬢ちゃんや
チン:年中そんなヒラヒラしたカッコをしとるが腰を冷やしたりせんのかね?
舞:えー……いや、そこはまあ…… ……これ、何か試合と関係あるの?

ユリ:おじいちゃん、ホントに大丈夫? あんまり無理しないほうが……
チン:ほっほっほ……これでもワシはおまえさんの親父さんより場数を踏んどるよ
チン:どれ……このジジイを恐れぬのならどこからでもかかってくるがよいじゃろ
ユリ:そういうことなら遠慮しないからね! 行くよ、おじいちゃん!

チン:なあ、今度ウチのバアさんをおまえさんのチームに入れてもらえんかの?
キング:は!? い、いきなり何をいい出すんだい? そんなこと無理に決まってるじゃないか!
チン:何が無理なんじゃ? ウチのバアさんはワシより強い上に世界一の美女なんじゃぞ?
キング:このジイさん、どこまで本気なんだい? まったく、調子が狂っちまったよ……

チン:のう、おぬし……炎を失った今こそ生き方を変えるいい機会かもしれんぞ?
庵:それが辞世の言葉か……物好きな老いぼれだ

チン:やれやれ、またおまえさんか…… オロチの一族がいまさら何を望む?
マチュア:おせっかいな老人は始末に負えないわね 日向ぼっこでもしていればいいのに
チン:ワシもそうしたいところなんじゃがなかなか周りがそうさせてくれんのでなあ

バイス:アンタ、まだがんばってるのかい? まったく呆れたもんだねえ
チン:ほっほっほっ……まだまだ現役じゃぞ? どうじゃ、ためしてみんかの、お嬢ちゃん?
バイス:それじゃ私が幕を下ろしてやるよ アンタのだらだらと長いだけの人生にねえ!

リョウ:中国拳法はよく知ってるつもりなんだが……どうもアンタが相手だと調子が狂うんだよな
チン:勘違いせんほうがよいぞ、お若いの 中国拳法の奥深さはおぬしの想像以上じゃて
チン:おぬしが中国拳法のすべてを理解するには4000年ばかり早いんじゃないかのう?
リョウ:なら、そいつを体現するあんたと戦って少しは理解を深めさせてもらうとするか!

チン:たがいに競い合う者がいてこそ伸びる力もある ……弟子たちにも見習わせたいものじゃて
ロバート:そやなあ、ジイさんとこの弟子っちゅうのは手ェのかかりそうなのがいっぱいおるしのう
チン:ほっほっほ……ワシから見ればおまえさんたちも充分に問題児じゃぞい
チン:そういえばこの前も、タクマ殿が弟子たちの不出来を嘆いておったぞ?
ロバート:それは道場の練習生たちのことやろ? ワイは一を聞いて十を知る天才やからな!
チン:そうやってすぐ調子に乗るところが師匠の頭痛の種なんじゃろうなあ……

チン:ほっほっほ……闘気を抑えきれぬようじゃな まだまだ若いのう うらやましいくらいじゃ
タクマ:ご老体にそういわれては返す言葉もない ……せめてこの拳で答えるとしよう

キム:チン老師、いまだ若輩者のこの私にどうか一手ご指南いただきたい!
チン:お国では先生と呼ばれとるおまえさんにこのジジイが教えられることなんぞなかろうよ
チン:しかしまあ、あえておまえさんに教えるなら……そうじゃな、手の抜き方、かのう?
キム:て、手の抜き方……ですか? 失礼ですが老師、それはいったい……?
チン:張り詰めた弓の弦は、ともすれば簡単に切れてしまいがちじゃ……
チン:じゃから、使わぬ時はゆるめておかねばならぬ ……それは人間にもいえることじゃよ
チン:おまえさんの生き方、人の導き方もしかりじゃ 真面目すぎては息が詰まってしまうわい
チン:……ま、しょせんは老いぼれの戯言じゃ このまま聞き流してくれてかまわんぞい
キム:いえ、おのれのいたらなさに気づかされました 今のお言葉、心に刻ませていただきます!

ホア:……………
チン:何じゃ? おまえさん、どうしてワシをそんなに睨みつけとるんじゃ?
ホア:……まさかこのジジイも、戦いの途中でいきなりデカくなったり……いや、まさかな
チン:何をぶつぶついっとるのか知らんがかかってこんのならワシからいくぞい?

ライデン:グフフフ……これだけの体重差だ 何ならハンデをくれてやってもいいんだぜ?
チン:それならワシがハンデをやろうかい 何しろこれだけ年齢差があるんじゃからの
ライデン:ガハハハ! 面白ぇジイさんだ! それじゃあハンデなしの勝負といこうぜ!

チン:おお、いいところで合ったのう! 実はまたおまえさんに頼みたいことが……
K':うるせえ、ジジイ…… 誰かに使われるにはもう御免だぜ
チン:何じゃい、意外とケチなんじゃのう 老人にはもっとやさしくせんといかんぞ?
K':寝言は寝ていえってんだよ ……行くぜ

チン:そこのお嬢さん……試合なんぞやめてワシと日向ぼっこでもせんかね?
クーラ:じゃあアイスくれる? くれるんだったらちょっと考えてあげてもいいけどなー
チン:残念じゃがアイスはないのう バアさんお手製の団子ならあるぞい?
クーラ:そんなんじゃダメ! アイスアイス! クーラはアイスがいいの!
チン:おかしいのう……おまえさんの連れの大男なら大喜びするところなんじゃが……

マキシマ:こういうジイさんが一番厄介だぜ 数値化できねえ力を持ってやがるからな
チン:ほっほっほ……何を警戒しておるんじゃ? ワシはただの老いぼれじゃぞ?
マキシマ:……加えてこの口三味線もあるしな 小兵だからといって侮れんぜ

斎祀:おいジジイ、そんなに老いさらばえてもまだ生き続けたいのか?
チン:そうじゃのう……ワシが食ったことのないうまいものが、この世にはまだまだあるからの
チン:じゃから、まだしばらくは死にたくないのう ……おまえさんは違うのかい?
斎祀:勘違いするなよ、ジジイ…… 俺はおまえらに死をあたえる側なんだよ
斎祀:決めたぜ! おまえは今ここで死ね! それだけ長生きすれば充分だろ、おい?

ボスアッシュ:なあジジイ、どんな気分なんだ? 遠からず自分が確実に死ぬってのは?
ボスアッシュ:人間はどうやっても老いには勝てない! 要するに「時」には勝てないってことだろ?
チン:……じゃかあこそ、人は何かを残すのじゃろ? 一代ではないしえぬことを次代に託すのじゃろ?
チン:……ワシがついにできなかったことも不肖の弟子たちが引きついでくれるじゃろうて
ボスアッシュ:ホント、頭が悪いのな、おまえらって! 弟子がおまえの何を引き継いでくれるって?
ボスアッシュ:じきに人間の世はなかったことになるのによ! その弟子もろともすべて「灰」になるんだよ!

庵:老いぼれは消えろ ……目障りなだけだ
チン:闇は決して人を助けてくれんのじゃが…… 今のおぬしに何をいっても無駄じゃろうな
庵:……俺自身を救うものが何なのか それは俺だけが知っていればいいことだ

チン:よいか? 時には負けることも必要なのじゃ 敗北からしか学べぬものもあるからのう
チン:……ということで、お若いの この試合はワシの不戦勝にしてもらえんか?
ビリー:はァ!? 勝手に何ほざいてやがる!? ンなこと認めるわけねェだろうがよ!
チン:やれやれ……やっぱり駄目じゃったか そうそう楽はできんもんじゃのう……

チン:さて……そろそろ幕を引くとしようかのう 老いぼれにはちとこたえる大仕事じゃが
サイキ:幕を引くだと? なら俺がやってやるって おまえの人生に幕を引きたいんだろ、なあ?
チン:やれやれ、まるで悪意の塊じゃな…… このような奸物、このままにはしておけぬわい

チン:さて……おぬしの今の実力のほどワシに見せてもらおうかのう?
京:見せるのはぜんぜん構わねぇけどよ ジイサンだからって手加減はできねェぜ?
チン:ふぉっふぉっふぉ、それでええんじゃよ でないとおぬしが怪我をすることになるからの
京:それが減らず口に聞こえねェのがジイサンの怖いところなんだよな……

チン:なるほど……今のおぬしが相手なら鬼神も恐れて三舎を避くじゃろうのう……
Mr.カラテ:そううそぶきながら、老師は笑っておられるな その好々爺の仮面、ワシが剥がしてみせよう
チン:ほっほっほ……怖いのう これは本腰を入れてかからねばなるまいて

ラルフ:よぉーし……それじゃ作戦前のウォーミングアップと行くか!
レオナ:了解……作戦前の格闘ゴッコを開始します
ラルフ:へへっ! ようやくおまえにも俺たちのノリが判ってきたみてェだな!

クラーク:負けた奴が勝った奴のバックアップに回る…… いつもの通りだ、判ってるな、レオナ?
レオナ:……了解 敗北後はバックアップに回ります……
クラーク:ただし、勝負は手抜きなし、八百長ナシだぜ? でないと大佐があとでうるさいからな
レオナ:……了解 作戦を再開します……

レオナ:あなた……できれば退いてくれない……? 無駄な戦いはしたくないから……
舞:あ〜ら、私と戦うのが怖いわけ? 無愛想だけど素直な子じゃない、あなた
レオナ:だって……あなたではどうせ私には勝てないもの……
舞:あなたねぇ……戦いを避けたいならそういうことは口にしないほうがいいわよ?

レオナ:あなたは……死線を超えたことがあるの……?
ユリ:え? そうやってあらためて聞かれると…… うーん、まだない、かなぁ……?
ユリ:けど、その覚悟だけはいつも持ってるよ! でなきゃ格闘技なんかに手は出さなかったしね
レオナ:そう……それはそれであなたらしいのかしら……?

レオナ:目標発見……これより任務遂行します
キング:単刀直入にすぎるね、あんたも…… まあ、やることには変わりないんだろうけどさ
キング:……それじゃこっちもミッションスタートといこうか!

レオナ:私はあなたとは違う…… この血に抗い続けてみせる……
庵:したり顔で何をいうかと思えば…… 相も変わらずつまらん女だ
庵:貴様の戯言にも飽きた ……そろそろ死ね

マチュア:あなた、もっと自由に、欲望のままにその力を振るってみたいとは思わない?
マチュア:さあ……内なる魂の声に耳を傾けてごらんなさい……
レオナ:私はもう……同じあやまちは繰り返さない……

レオナ:あなた……! 確かに、死んだはず……?
バイス:それが知りたきゃ私たちに手を貸しなよ ……もともとは「仲間」だろ、私らはさぁ?
レオナ:私の「仲間」は別にいるわ…… ……あなたたちじゃない

リョウ:何だ何だぁ、その覇気のない目は!? そんなんじゃやる前から気合負けしちまうぞ!
レオナ:別に…… いつもと同じだけど……
リョウ:確かに平常心は大切だが、最後の刹那に勝負を分けるのは気合だ! それを忘れるな!
レオナ:あなた……何か勘違いしてるわ……

レオナ:バランス感覚は悪くないけど……足技の多用はセオリーに反するわ……
ロバート:確かに派手な蹴り技は、下半身のバランスを崩しかねない諸刃の剣やな
ロバート:けど、ワイは凡人やのうて天才やからな そないなことを心配する必要はないで!

タクマ:その身のこなし、静かな気迫…… 年若い女子にしては見事……といっておこうか
タクマ:しかし惜しいかな、まだ経験が足らぬな それだけでは鬼の拳を砕くことはできぬ!
レオナ:私をどう評価しようとあなたの自由よ……私は私の任務を遂行するだけ

キム:そこのあなた! 精神修養の一助にあなたもテコンドーを学んでみませんか?
レオナ:私に必要なのは、技術じゃない…… ……恐怖を乗り越える覚悟よ……

ホア:フン……ガキのわりにはいい目をしてるな それなりの修羅場は知ってるってェ目だ
レオナ:そうね……たぶん、あなたよりは知っているわ
ホア:おい、ちょっと俺様にほめられたくらいで勘違いしちまったか? お笑いだな!
ホア:だったらテメェの見てきた以上の修羅場をこのホア様が拝ませてやるぜェ!

ライデン:KOFに女ッ気が増えたのは気に入らねェが新人をスカウントするにゃ都合がいいぜ
レオナ:新人……? あなた、何をいってるの……?
ライデン:グフフフ……さぁて、それじゃあ公開オーディションと行こうじゃねェか!
レオナ:……? オーディション……?

K':テメェ、何をくすぶってんだよ……? 見ててイライラするぜ……
レオナ:くすぶっているつもりはないけど……あなたは私を通して、何を見ているの……?
K':別に何も見ちゃいねえよ…… ……チッ、おしゃべりがすぎたぜ……
レオナ:そうね……おたがいに、そんなガラじゃないわ……

レオナ:……どうやったら、そんなふうに笑えるの……?
クーラ:え? おねーさん笑いたいの? どうして? 何で?
レオナ:大佐が、もっと笑えって…… 上官命令だから……
クーラ:ヘンなの〜! クーラなんか戦ってる間もついつい笑っちゃうけどな♪

マキシマ:あの傭兵さん仕込みの戦闘マシーンか…… お茶を濁してやりすごすのは無理そうだな
レオナ:それが私の任務なら……たとえあなたでも止めてみせるわ……
マキシマ:というか、そもそも任務でもなきゃおまえさんがここに来ることなんかないだろ?
マキシマ:……悪いが今日は任務失敗だ 上官にはそう報告してもらおうか!

斎祀:何だ、おまえ? オロチ一族の血を引く娘が人間の中に混じって何をやってんだ?
レオナ:私は人間よ…… オロチじゃないわ……
斎祀:どこまで行ってもおまえは人間じゃない! そしてたぶん、オロチにもなりきれねえ!
斎祀:だったらここで死ぬのがしあわせだよなあ? 俺がせめてもの慈悲をくれてやるよ!

ボスアッシュ:見てな、オロチの娘! おまえらの親玉がただのしぼりカスになるところをなあ!
レオナ:……私はオロチなんかじゃない 人として、あなたを止めるわ……
ボスアッシュ:だからおまえらは馬鹿なんだよなあ ……人ごときに俺を止められるわけないだろ!

レオナ:……おとなしく帰って 作戦の邪魔だわ……
庵:貴様らの都合など知らんな ……それとも、腕ずくでどうにかしてみるか?
レオナ:……問題ないわ 任務、遂行します……

レオナ:おとなしく立ち去って…… ここは素人が来る場所じゃないわ……
ビリー:俺が素人だと!? 素人っていったか、今!? ナメてんじゃねーぞ、この小娘が!
レオナ:すぐに平常心を失う…… それがプロでない証拠よ……

レオナ:あなたを拘束します…… 抵抗してもいいけど、たぶん、無駄……
サイキ:ククク……オロチのできそこない風情がこの俺を相手に、よく大言壮語したもんだ
サイキ:そうだな……褒美にいいものをくれてやるぜ 名誉の戦死をとげさせてやるって、なあ!

京:どうにもおまえを見てると痛々しいんだよな 「血」の呪縛は克服したとかいってるけどよ
京:……正直、今も引きずってんだろ? 拳を合わせりゃすぐに判るぜ、そのくらいはな
レオナ:……だとしても、私は逃げないわ その宿命を乗り越えて生きると決めたから……
京:覚悟はあるってわけか。ご立派なこった だったら俺も手加減はしねえ、全力で行くぜ!

Mr.カラテ:激情もなく、焦燥も慢心もない…… たくまずして手にした平常心か……
Mr.カラテ:そこにあの傭兵の薫陶を受けたとあれば少女ながら恐るべき使い手となったのも道理よ
レオナ:他人が私をどう思おうと関係ないわ ……私は私のすべきことをするだけ……
レオナ:……レオナ・ハイデルン 任務、遂行します……

ラルフ:おい、クラーク、俺が上官だからって遠慮する必要はねェからな?
クラーク:俺が部下だからって手加減は無用ですよ、大佐どの
ラルフ:そうかいそうかい、それじゃあおたがい……
クラーク:全力で格闘ゴッコとまいりますか!

舞:格闘大会に傭兵って……場違いすぎでしょ あなたたち、いい加減に空気読んだら?
ラルフ:おいおい、偉そうに人のことをいえんのか? そっちこそ少しは空気を読めよ
ラルフ:忍ぶから忍者っていううんだろうにてめえ、少しも忍んでねえじゃねえか
舞:そ、それは……いいの! これはいいの! TPOを考えて行動してるだけなんだから!

ラルフ:……まったく、ウチのお姫さんにもアンタくらいの愛嬌があればいいんだがな
ユリ:えへへ……♪ 今の傭兵さんのセリフ年頃の娘を持つ父親みたいだったよ?
ラルフ:勘弁してくれよ……俺はまだ独身だぜ? あんなデカいガキがいるなんてごめんだぜ!

キング:これでもバウンサーをやってたからね 荒っぽい男どものあつかいには慣れてるよ
ラルフ:おいおい、場末の酒場で騒ぐ酔っ払いとこの俺をいっしょにすんじゃねえよ!
ラルフ:俺が本気で暴れたら、酒場の1軒や2軒跡形もなく消えちまうぜ?
キング:そういう連中を黙らせるのは今でも得意だよ ……何ならためしてみるかい?

庵:失せろ…… ……俺は軍人が嫌いだ
ラルフ:安心しな 俺もてめェのことは大嫌いだからよ ……が、あいにくとこれも任務なんでな
ラルフ:あんまりうろちょろされちゃ困るんだよ てめェにゃこのへんで退場してもらうぜ
庵:貴様の都合など知らんな ……いい加減に消えろ

ラルフ:てめェ……! またウチのお姫サマにちょっかい出しにきやがったか!?
マチュア:そんなにあの子が大事なら大事にリボンをかけてしまっておくことね
ラルフ:るせェ! てめえらが何をたくらんでんのかブン殴ってでも吐かせてやるぜ!

ラルフ:またおまえらかよ…… ジェイソンもびっくりのしつこさだな
バイス:それはこっちのセリフさ! いつまでもコソコソ嗅ぎ回ってんじゃないよ!
ラルフ:こっちはそれが任務なんだよ! ……さーて、そんじゃ「職務質問」、行くぜ!

リョウ:軍人相手の戦いには慣れてるつもりだったがどうもあんたは楽をさせてくれそうにないな
ラルフ:当たり前だろ、誰とくらべてんだよ? こっちはいつも最前線で戦ってる現役だぜ!
リョウ:強い相手なら誰だろうと構わないさ 歴戦の傭兵との勝負、楽しませてもらうぜ!
ラルフ:俺がいうことじゃねェが……ヘヘッ てめェもたいがい物好きな野郎だなァ

ラルフ:俺はな、テメェがイタリア財界のVIPだろうと手加減するつもりはねえ ……警告はしたぜ?
ロバート:わざわざのご忠告、痛み入るで けどな、そいつは余計なお世話ちゅうもんや
ロバート:ボンボンのお遊びでやっとるんやない ヘタに気ィつことると、そっちがケガするで!
ラルフ:いい度胸だ…… 実力はともかくその覚悟だけは認めてやるぜ、覚悟だけはな!

タクマ:……一見すると粗野で大雑把だがその裏に見え隠れする老練さはあなどれぬ
タクマ:ここは兜の緒を締め直してかからねばならぬな フフ……まことに厄介な相手よ
ラルフ:あんた、そういいながら顔がにやけてるぜ? そいつは戦うのが楽しくて仕方ねえってツラだ
ラルフ:ったく……俺の経験からすりゃあそういうヤツこそ厄介なんだよ
ラルフ:……でもまあ、俺も似たようなモンだがな 拳がウズウズしてしょうがねえぜ、おい!

キム:私の母国では、軍隊格闘術としてテコンドーを採用しているのですが
キム:いかがでしょう? あなたがたの部隊でもテコンドーを採用してみては?
ラルフ:そういうことはウチの教官にいってくれ ……もっとも、俺個人は御免こうむるがね
ラルフ:カラダのカタい俺には、どう考えてもネリチャギとか無理だろ、ガラじゃねえって

ホア:やれやれ……やっと来やがったか ケンカのし甲斐のある相手がよォ……!
ラルフ:こっちはいつも命のやり取りやってるんでな ケンカ程度ならいくらでもつき合ってやるぜ!
ホア:そこまでいってくれるンだったら歓迎してやらなきゃ失礼ってモンだよなァ!
ホア:おまえにゃ特別に、殺人フルコースをご馳走してやンぜェ! ありがたく食らいな!
ラルフ:泥をすすってでも生き延びてきた俺だぜ? ンなモン食ったって腹壊すわけねーだろうが!

ラルフ:やれやれ……軍人やってる俺たち相手に「暴走機関車」を名乗るとは呆れた話だぜ
ライデン:そうかい? 重戦車ってのはむしろ控えめな表現なんだがなァ
ラルフ:どっちにしても俺の勝ちだな! 何しろ俺の拳は戦車だってブッ潰せるんだからよ!

ラルフ:相変わらず不機嫌そうだな、小僧! どうせ肉ばっかで野菜食ってねえんだろ?
K':うるせェ…… テメェにゃ関係ねえだろ……
ラルフ:確かに関係ねェんだが、面白ェんだよ おまえみたいなガキをからかうのはよ!

ラルフ:……どのみち手加減する気はねえんだがどうにもガキ相手はやりにくいんだよな……
クーラ:だったらおじさん、先に帰っていいよ! クーラのふせんしょうだね! 得しちゃった!
ラルフ:あー、待て待て待て! そうはいかねェんだよ ……仕方ねえ、そんじゃ格闘ゴッコといくか!
クーラ:だったらクーラも行くよ、格闘ごっこ! ぜったい負けないんだからー!

ラルフ:おい、ちゃんと保険はかけてきたか? クズ鉄になってから慌てても遅いんだぜ?
マキシマ:これでもあんたより多少は頑丈なんだ そいつは無用の心配ってやつだよ
ラルフ:いうじゃねえか…… まあ、実際にゃ俺も心配なんざこれっぽっちもしてなかったがよ

ラルフ:てめェらにいいてえことはいろいろあるが……まずは貸してるモンを返してもらおうか
斎祀:はァ? おまえとは初対面だよな? 何いってんだ? 馬鹿なのか、おまえ?
ラルフ:ウチの教官の眼帯を持ってったろうが! 下っ端の不始末は上の人間が詫びるもんだぜ!

ラルフ:緑だの青だのいろいろ混ぜすぎてついに炎の色までドス黒くなっちまったか?
ラルフ:……ま、今のてめェにゃそれがお似合いの色かもしれねェな
ボスアッシュ:お似合い……確かにお似合いだよな おまえみたいなクズを燃やすには!
ボスアッシュ:黒の炎ですべてを白い灰に変えてやる! おまえも! 人間どもの腐り切った「今」も!

ラルフ:よう! またあの留年小僧を捜してんのか? 毎度のことながらご苦労なこったなぁ
庵:貴様…… 京の居場所を知っているのか……?
ラルフ:いいや、ぜんぜん知らねェ! 赤毛が目についたんで声をかけてみただけだ!
庵:……それほど暇をもてあましているならさっさと死んで楽になれ

ラルフ:俺がいうのも何なんだが…… おまえ、若いよなあ
ビリー:はァ!? 何いってやがんだ、テメェ! 俺様を若造呼ばわりすんじゃねェ!
ラルフ:いや、何つーか、そういう意味じゃなくてな ほら、おまえのその、格好が……なあ?
ビリー:そこは感心するところじゃねェだろうが! 決めたぜ……テメェ、ブチのめしてやらあ!

ラルフ:さーて、それじゃおとなしく来てもらおうか いろいろと聞きたいことがあるんでな
サイキ:おい、正気、おまえ? 来いといわれておとなしくついていくわけないだろう?
ラルフ:だろうな。……ま、こいつは形式ってモンさ おまえが素直にしたがうとは思ってねェよ
ラルフ:悪党はブン殴って引きずっていく! そのほうが俺の性にも合ってるんでな!

ラルフ:よう、元気そうだな、留年小僧! 自称ナパームよりも熱い拳は今も健在か?
京:留年留年とうるせェオッサンだな…… いい加減にしねェと燃やすぞ!
ラルフ:このくらいで沸騰するとはガマンが足りねェな そんなんじゃ勝ちを拾いそこねるぜ?

Mr.カラテ:去ぬるがよい…… うぬの師でなくば、ワシの相手は務まらぬわ
ラルフ:いってくれるねえ。……だがよ はいそうですかと引き下がると思うかい?
Mr.カラテ:……よかろう。うぬが敗れたと聞けばあの男も腰を上げるであろうからな

クラーク:……できれば今度、ウチのお姫さんたちをおたくらのチームに入れて……
舞:あら? それ、面白そうじゃない! いいわ、わたしがまとめて面倒見てあげる!
舞:ついでにあの子たちに私の強さと女らしさも教えてあげるわ!
クラーク:……いや、やっぱり遠慮しとくよ 想像しただけで怖くなってきた……

クラーク:勝敗は最初から見えてるにしてもそれなりの手応えを感じさせてもらいたいね
クラーク:筋トレのほうがマシだった、なんて試合はおたくだって願い下げだろう?
ユリ:さあ、どうかな〜? それはユリじゃなくておじさんのがんばり次第じゃないの?
ユリ:油断してると、それこそ筋トレのほうがよかったって結果になっちゃうんだから!

クラーク:女バーテン、というより女バウンサーか なめてかかると痛い目を見そうだな
キング:私の蹴りはキツいウォッカ以上だよ ワンショットで大の大人もあっさりダウンさ
クラーク:それを聞いたら逆に興味が出てきたぜ ちょいとテイスティングをさせてもらおうか

クラーク:炎を失ってもその強さは健在か…… 諜報部の報告もあてにならんな
庵:それを承知で俺の前に立つのか? ……どうやら命が惜しくないようだな
クラーク:任務とあれば戦車の前にでも立つさ その上で生きて帰るのがプロってもんだよ
クラーク:とりあえず、おたくの相手はついでなんだ ……手っ取り早く眠ってもらうぜ

クラーク:おたくにはいろいろと聞きたいことがあってね ……ご同道願いたいんだが
マチュア:おあいにくさま、いい女を手に入れるにはそれなりの代償が必要なのよ
クラーク:やっぱりこうなったか…… ま、これも想定の範囲内だがね

クラーク:アンタらもつくづく祟ってくれるぜ…… あきらめって言葉を知らないのか?
バイス:それはこっちのセリフさ! いつまでもコソコソ嗅ぎ回ってんじゃないよ!
クラーク:面倒だがこれも任務の一環なんでね 最後までつき合ってやるよ、ミス・バイス

リョウ:相棒の傭兵さんとはタイプが真逆だが手強いってことでは似たようなもんかな?
クラーク:そういってもらえるのは光栄だがおたくだってかなりのもんだろう?
クラーク:ウチのマニュアルでも、極限流空手はあつかいに注意しろってなってるからな
クラーク:さて……ここはどうやって崩したもんかね? 爆弾を分解するより気を遣うぜ
リョウ:よく判らんが、俺からのアドバイスはひとつだ 細かいことは考えずにぶつかってこい!

ロバート:テロリストやら誘拐犯やら……ガキの頃からさんざん狙われてきとるからのう
ロバート:いまさら手榴弾なんぞちらつかされてもビビリもせえへんわ あいにくやったな!
クラーク:まさかテロリストと同列に語られるとはね 連中とはそもそもの錬度が血が運だよ
クラーク:ダミーの手榴弾にいちいち反応する相手は最初から眼中にないのさ

タクマ:その無駄のない所作……訓練だけでなく戦場でかなりの場数を踏まねば身につくまい
タクマ:さすがはハイデルン殿の懐刀よ…… 存分に楽しませてもらおうか!
クラーク:教官も一目置くタクマ・サカザキ、か…… だが、だからといって負けるつもりもない
クラーク:すみやかに敵を捕捉し、無力化、制圧する…… いつもの作戦行動と同じさ 何も問題はない

クラーク:おたくがどういう人間を弟子にしようとそいつはおたくの自由といえば自由なんだがね
クラーク:……できることなら、全員首輪でもつけて表舞台に出てこないようにしてもらえないか?
キム:……お言葉を返すようで悪いのですがこれも彼らの更正の一環なのです
キム:こうした場で戦い、他者に評価されることが本人の精神修行にもなるのですよ
クラーク:……おたくの教育論はご立派だが相手をさせられる身にもなってもらいたいね

クラーク:俺はてっきり、ムエタイってのはもっと神聖なモンだと思ってたんだがね
クラーク:しかし、おたくの下品さを見るかぎりどうやらそうじゃないらしいな
ホア:ふざけンじゃねェぞ、テメェ! ムエタイを冒涜するヤツはオレが許さねェ!
クラーク:俺はおたくこそがムエタイを冒涜してるといいたかったんだが……通じなかったようだな

ライデン:素人のわりに鍛えてるみてェだが……どっちみち俺に潰されてジ・エンドだぜ!
クラーク:やれやれ、俺を素人呼ばわりか…… これでもプロの傭兵なんだがね
クラーク:……なら、プロのレスラーとプロの傭兵どっちが強いかためしてみるとするか

クラーク:確かにおたくの炎は厄介だが……攻略法は見えてる 何も問題はないね
K':軍人ってのはこれだからな…… そうそうシミュレーション通りにいくかよ
クラーク:多少の誤差はその場で修正できるさ 実をいえば、おたくの今の反応も想定内でね
K':だったらやってみろよ…… ……計算通りにいくかどうかをよ!

クーラ:ねーねー、セーラは? どこにいるの? セーラ、いっしょじゃないの?
クラーク:あいつはあいつで任務の最中だが……どうしてそれを俺に聞くんだ、お嬢さん?
クーラ:だってセーラがいってたもん 軍隊にいる時はいっつもおじさんたちの後始末ばっかりだって
クラーク:……あいつはいったいこの子に俺たちの任務をどう説明してるんだ……?

クラーク:やれやれ、またおたくか…… さすがの俺もサイボーグの関節の極め方は知らないんだがな
マキシマ:いいぜ、見なかったことにしてやるから今すぐ撤退したらどうだい?
クラーク:戦わずに逃げるって選択はあいにくだが俺たちにはないんでね
クラーク:それに、戦闘用車両の壊し方ならよく知ってる 関節を極めるよりはそっちのほうが楽そうだ
マキシマ:怖いねえ あんたがそういうことをいうとぜんぜん冗談に聞こえんぜ……

斎祀:おまえらの歴史が、今この瞬間にもすべてなかったことになるかもしれねえのに
斎祀:何をそんなにムキになってるんだ? 無駄な努力はよせよ、能ナシどもが!
クラーク:そのへんの話を詳しく聞かせてもらいたいね おとなしく本部までご同道願おうか?
斎祀:おまえらって本当におめでたいのな! 人間ごときが俺に勝てるわけないだろ?

ボスアッシュ:傭兵が俺に何の用だ? おとなしく「時」が「灰」に変わるのを待っていろよ
クラーク:そのへんがどうにも抽象的なんでね…… できれば具体的に説明してもらえるかい?
ボスアッシュ:「時」は「時」、「灰」は「灰」だ それ以外にたとえようなんてないな
ボスアッシュ:どうしても具体的にというなら……そうだな おまえらの歴史がすべてなかったことになる
ボスアッシュ:そして、すべてが風に散って消え去ったあとに俺たちがあらたな歴史を上書きする……
ボスアッシュ:判ったか? 要するにそういうことだ その力が今の俺にはあるってことだよ!
クラーク:レクチャーどうもありがとさん ……ついでに本部まで来てもらおうか?
クラーク:おたくにそんな力があると判った以上ますます見すごせなくなったんでね

クラーク:特におたくが何をしたってワケじゃないがとりあえず身柄を拘束させてもらおうか
クラーク:おたくの想定外の動きでこっちの任務を邪魔されても面白くないんでね
庵:俺に触れることが何を意味するか ……どうやらまだ判らんらしいな

ビリー:ヘイヘイヘイ! いつでもいいぜ! どっからでもかかってきな、グラサン野郎!
ビリー:……ただし、俺様の棒で鼻っ面を打たれて顔がズタズタになってもいいってんならな!
クラーク:……そういうことをいう奴にかぎって俺の顔に触れることもできずに落ちてくもんさ

クラーク:おたくが何をたくらんでるのかは判らんがとりあえず拘束させてもらうよ
クラーク:不服があるなら抵抗してくれても構わんぜ? 力ずくで連行していくだけの話だからな
サイキ:やれやれ……実力もないくせに勝手に話を進めてくれるもんだな、おい?
サイキ:おまえは俺に触れることすらできない! すぐに火ダルマになって死ぬんだからなあ!

クラーク:いつもは事件の中心にいるはずのおたくも今回ばかりは蚊帳の外って感じだな
京:別に好きで巻き込まれてきたわけじゃねえさ ……おかげで今は気が楽でいいぜ
クラーク:といって、あまり好き勝手に動かれても困るな こっちはいつも通り任務の最中なんでね

クラーク:そのマスクにはどんなギミックがあるんだい? かぶる前とはまるで別人のようだが
Mr.カラテ:これもまたワシの顔のひとつよ…… これまではあえて封じていたにすぎぬ
クラーク:まさにオリエンタルマジックだな…… いい機会だ、後学のために一手ご教授願おうか
Mr.カラテ:気づいておるのか? うぬは今殺されてもよいといったも同然なのだぞ?

舞:ハ〜イ! たまには私がユリちゃんの実力をチェックしてあげるわ!
ユリ:ちょっとちょっと〜 それって私のセリフじゃないかなー?
ユリ:お休みしてた間に舞いちゃんの力が落ちてないかどうか、私が確かめてあげる♪

舞:別に誰がリーダーなのか、なんてそんなことにこだわるつもりはないんだけどさ
舞:……でも、誰が一番強いかってことははっきりさせておきたいって思わない?
キング:……そんなこといってるけど、それは自分が一番強いと思ってる顔じゃないかい?
キング:まあいいさ、かかっておいで! おたがいの力を把握しておくのも悪くないしね

庵:ちょこまかと目障りな女だ…… くのいちというより羽虫だな
舞:羽虫ですって? せめて蝶といってよ 艶やかに舞う美しき蝶……ってね♪
庵:今すぐゆっくりと眠らせてやる…… 寝言なら好きなだけほざくがいい

舞:あなた、イメージチェンジで人気アップを狙ってるんでしょう?
舞:だけど、あいにくだったわね! この世の中、そんなに甘くないのよ!
マチュア:……つまり、あなたはイメージチェンジに失敗したことがあるのね?
舞:よっ、余計なお世話よ! さあ、勝負よ! 今すぐ勝負勝負!

舞:昔からヘビは執念深いっていうけどどうやらあなたもそうみたいね
舞:オロチだか何だか知らないけどいまさら出てきても出番はないわよ!
バイス:別に執念深いわけじゃないよ 単に私たちオロチ一族は不滅ってわけさ
バイス:もともと人間ごときに滅ぼされる私たちじゃないってことなんだよ!

リョウ:あんたにはいつも妹が世話になってるがそれとこれとは話が別だぜ、ニンジャガール!
舞:それは私も望むところだけど……でも本当にいいの、おにいさん?
舞:ユリちゃんを間近で見てきた私には極限流空手は通じないかもしれないわよ?
リョウ:ユリの空手を見て極限流を語らないでくれ ……俺のほうが正統派なんだからな!

ロバート:いきなりこないなこというのもアレやねんけどそのカッコ、もうちょいどうにかならへんか?
ロバート:真似したがりのユリちゃんが、もしあんなんまでまねしたらと思うと、もう気が気やのうて……
舞:ちょっと! あんなのってどういう意味よ? これは不知火家に伝わる由緒正しい装束よ!
ロバート:え、ウソやろ!? そないなハレンチなモン伝えてきとんのかいな、先祖代々!?
舞:ハレンチですって? ユリちゃんには悪いけどあなた、ぜ〜ったいに許さないから!

タクマ:半蔵殿亡きあとの不知火流はおぬしらの双肩にかかっておる!
タクマ:なまなかな覚悟では務まらぬぞ? それだけの気概がおぬしにあればよいが……
舞:あ〜ら、黙って聞いていれば好き勝手にいってくれるじゃない、ユリちゃんパパ♪
舞:私とアンディのタッグは最強なんだから! 心配無用、それを今ここで教えてあげるわ!

キム:……私としては、こういう細かいことはあまりいいたくないのですが……
舞:え? 何なの、キムさん? ……何だかすごくいいづらそうにしてるけど?
キム:あなたのその忍装束は、ややもすれば公序良俗を乱しかねないのでは?
キム:ここにテコンドーの道着があります よろしければお貸ししましょうか?
舞:いえ、それはちょっと……遠慮します ぜんっぜんさまにならないし……

舞:えっ!? ウソ、どうして!? ここにももうひとりパンツ男がいる!
ホア:パンツ男だと!? そのフレーズ……さてはテメェ、ジョーの知り合いだな!?
ホア:……だいたいテメェ人のカッコのことをいえる立場か!?

舞:あら! あなたは確か……そうそう、プロレスラーのビッグ……
ライデン:アーイム・ライデン! 俺様はライデンだ! 余計なおしゃべりはいらねえんだよ!
舞:え? どういうこと? そもそもどうしてあなたマスクなんかしてるの? 一度脱いだでしょ?
ライデン:ノーコメントだ! デリケートな問題に土足で踏み込んでくるんじゃねえ!

舞:あなた、どうしていつもむっつりしてるの? こんな美人と出会ってそれはないんじゃない?
K':……ナニいってんだ、テメェ……? ウザいんだよ…
舞:そんなに照れなくたっていいのに♪ 仕方ないわね、少しだけつき合ってあげるわ♪
K':……テメェ…… 潰すぞ……!

舞:あなた、どうせお手本にするならあんな大女たちじゃなく、私にしときなさい
クーラ:えー? だって、おねえちゃんよりダイアナたちのほうが強いんでしょ?
クーラ:だから、クーラ、ダイアナやフォクシーやセーラみたいになりたいな、やっぱり♪
舞:ちょっ……あの女とこの私とどっちが強いか教えてあげるわ!
舞:ちょっとくらい可愛いからって……泣くまで許してあげないんだから!

舞:ちょっと小耳にはさんだんだけど、実はあなた甘いものを燃料にして動いてるってホント?
マキシマ:誰がそんな無責任なウソを教えたんだ? ……まあ、甘いものが好きなのは事実だが
舞:それじゃせっかくだから、もし私に勝てたらお手製のおはぎをごちそうしてあげるわ♪
マキシマ:そいつはやる気が出るね 冗談抜きにたくさん食うから覚悟しなよ?

舞:ちょっ……美白アッシュがいきなり変身!? いったい誰よ、あなた!?
斎祀:俺の名は斎祀! じきに死ぬおまえにはこれ以上教える必要はないなあ
舞:どう見てもフツーの人間じゃないわね…… 何をたくらんでるの!? いいなさい!
斎祀:答える必要はないっていったろ? ……いや、何をしようとしてるかくらいは教えてやるか
斎祀:おまえを殺すんだよ! 光栄だよな? この俺の手にかかって死ねるんだからよ!

舞:あなたは……? あのアッシュって子の生き別れの兄弟……ってわけじゃなさそうね
ボスアッシュ:よせよ、考えるだけ無駄なんだからな せめて死に際くらいはいさぎよくしろって
舞:何なの、その高飛車な態度!? 新顔のクセに生意気ね! お仕置きよ!
ボスアッシュ:その生意気なセリフも今は愛おしいよな 「時」の前に朽ちゆくイキモノに乾杯だ!

庵:失せろ、女…… 貴様など眼中にない
舞:私の魅力が判らないなんて、あなた本当に男? どこかおかしいんじゃないの?
庵:おとなしく立ち去っていればよかったものをむざむざ命を捨てるとはな……

舞:……それにしても本当に不思議だわ こういうことってあるのかしら……?
ビリー:はァ? いきなり何いってんだ、テメェ? 人のことをジロジロと見やがって……
舞:だって、あなたみたいにゆがんだ男の妹さんがあんな素直でやさしい子に育つだなんて……
舞:……ねぇ、リリィちゃんて本当にあなたの妹? 本当は血がつながってないんじゃないの?
ビリー:やかましい!! それ以上無駄口叩いてると血ダルマにしてサウスタウンベイに沈めるぞ!

舞:ここにもいた! しかも今度は美白アッシュ! いったいどうなってるわけ、これ!?
舞:世の中、よく似た人間が3人はいるというけどいったいあなたたち、どういう関係なの?
サイキ:バカ相手に説明するのも面倒だな。……死ねよ そうすればつまらないことで悩む必要もない

舞:いくら私が出場してなかったからとはいえ一応は異種格闘技日本一になったわけだし
舞:あなたにはその自覚を持ってもらいたいのよね でないと日本人の名折れになるでしょ?
京:そうかい? だったらその手始めにまずはあんたをあざやかにKOしてやるよ
京:日本代表は俺に任せて、この先あんたは観客席から俺の活躍を応援するんだな!

Mr.カラテ:うぬがごとき甘い拳ではこの先に進めまい ……ここでワシが引導を渡してくれるわ
舞:あら、いってくれるじゃないの だったら不知火の技、味わってみる?

ユリ:あ、そうだ! 以前からずっとキングさんに聞きたいことがあったんだけど
キング:いったい何だい? 私に答えられることならいいけど……
ユリ:……ぶっちゃけ、キングさんてウチのおにいちゃんのこと、どう思ってるの?
キング:は!? い、いきなり何いい出すんだい! そ、そんなこと、い、今はどうだっていいだろ!
ユリ:あれ〜? どうしちゃったのかな〜? キングさん、すっごく動揺してない?
キング:しっ、してるわけないだろ! そ、それよいほら、かっ、かかってきな!
ユリ:キングさんもまだまだ甘いよ♪ この勝負、もう私がもらったもんね〜!

ユリ:いつまで世をすねてるわけ〜? ニヒルなのも度がすぎると、みっともないよ?
庵:くだらんことを…… ……どうやら死にたいらしいな
ユリ:もう、ホントに判らず屋なんだから! 人がせっかく親切でいってあげてるのに!

ユリ:あれ? 眼帯なんかしちゃってどうしたの? 何かの病気? それとも怪我?
マチュア:そういうわけじゃないわ ……気になるの? だったらはずしたほうがいい?
ユリ:うーん……眼帯の下がどうなってるのか見てみたいような見たくないような……
ユリ:いやいや、やっぱりいい! ご遠慮します! 何かとってもイヤーな予感がするし!
マチュア:臆病なのね、あなた…… どうせこれからもっと残酷な現実を目にするのに……

ユリ:じゃじゃーん! ユリ・サカザキ参上! 巷で話題の極限小町とは私のことよ!
バイス:ガキのケンカじゃあるまいし…… はしゃぐんじゃないよ、小娘!
ユリ:わー、コワい! でも残念でした! そのくらいで逃げ出す私じゃないんだから
バイス:オマエの声は癇に障るんだよ! 次の満月といわず、今すぐ永遠に黙りな!

リョウ:ユリ……俺はまだ、おまえが空手を続けることを許したわけじゃないぞ?
ユリ:も〜、いまさらそんな話しないでよ おにいちゃんてばホントに心配性なんだから
ユリ:いい機会だし、だったらその目で確かめてみてよ! 私がもう一人前の格闘家だってことをね!
リョウ:よし、全力でかかってこい! 俺も手加減はしないからな!

ロバート:よう、ユリちゃん! ここで会ったが百年目や 今日か明日にでもデートせえへん?
ユリ:ごめんね、ロバートさん 今夜はみんなと戦勝祝賀パーティーの予定が入ってるのよ〜
ユリ:で、あしたはたぶん病院へ行くんじゃないかな もちろんロバートさんのお見舞いにね♪
ロバート:それはつまり、ワイに勝つってことかいな? ずいぶん自信たっぷりやなあ
ロバート:けど、そないに簡単に勝たせてはやれへんで! ワイも「最強の虎」の看板背負ってるよってな

タクマ:よいか、ユリ! ワシはな護身の範疇を超えて空手をやるなとはいわん
タクマ:だが、やるからには真摯に向き合え! おまえの空手にはその姿勢が足らぬのだ!
ユリ:おとうさんもおにいちゃんも頭がカタいなあ 物事はケースバイケースで考えなきゃ
ユリ:おとうさんたちは真面目一徹でいいけど私にはこのやり方が一番合ってるの
ユリ:別にいいでしょ? 空手家が100人いたら修行のやり方だって100通りあるのよ
タクマ:知ったふうな口を叩きおって……! その性根、ワシが鍛え直してくれるわ!

キム:兄と妹がおたがいの技を競い合いともに成長していく……美しい姿です
ユリ:え? でも確かキムさんのところも男の子がふたりいるんじゃなかった?
キム:確かにそうですが、弟のほうはともかく兄のほうがやんちゃというか何というか
キム:このままではあの子たちの将来が…… 今のうちに……いや、しかし……うむう
ユリ:あのー! もしもーし、キムさーん! そろそろ試合の時間なんですけどー!

ホア:るァア!? また女子供が相手かよ! KOFはいったいどうなっちまったンだ!?
ユリ:あのねえおじさん、もう21世紀なんだよ? 男女同権はグローバルスタンダードなの!
ユリ:むしろこれからは女の時代なのよね 女だからって甘く見てると、ケガするかもよ?
ホア:グ、グローバー……? うう、う、うるせェ! ワケの判ンねえこといってんじゃねえ!
ホア:と、とにかく女子供の出る幕じゃねえンだ! いって判らねェなら殴って判らせてやるァ!

ユリ:ねえねえ、ちょっと聞いたんだけどー ライデンさん、コアラが嫌いってホントなの?
ライデン:ああ、本当だぜ ……だっておめぇあいつら何考えてるか判らねェだろ?
ユリ:えーと……何考えてるか判らないのはコアラだってクマだって同じじゃないかなぁ?
ライデン:クマはいいんだよ、クマは! でもコアラはダメだ! コアラだけはな!
ユリ:何もそんなに思いっきり力説しなくたって…… ……でもこの人、根はいい人っぽいなー

ユリ:ねえ、そうやっていつもしかめっ面してて何かいいことでもあるわけ〜?
K':……バカか、テメェ? そんなモンあるかと思ってんのかよ……
ユリ:え〜? それじゃどうしていっつもそんな不機嫌そうな顔してるの?
K':くだらねえこといってんじゃねえ…… これが地だ

ユリ:ねえねえ、たまにはあなたもわたしたちのチームに入らない?
クーラ:それじゃあアイスたくさんくれる? だったら仲間になってあげてもいいよ♪
ユリ:えっ!? アイスで仲間になるってことはアイスで裏切る可能性もあるってこと?

マキシマ:お嬢ちゃんじゃ絶対的にパワー不足だ 絶望する前に棄権することをオススメするがね
ユリ:またまたそんなこといっちゃって〜 本当はユリの潜在能力が怖いんじゃないの〜?
ユリ:体重差だってパワーの差だってスピードとタイミングでひっくり返せるしね!
マキシマ:……おまえさんの一番の武器はたぶんその前向きな性格だと思うぜ?

ユリ:とってもヤバそうなその面相からすると……さてはあなた、マガキとかいう人の仲間ね?
斎祀:別に説明の必要ないよな? どうせおまえらには理解できないだろうしよ
ユリ:あ、今のちょっとムカついた…… ユリのことバカにしたでしょ、今!?
斎祀:おまえだけじゃない、人間はみんなそうだろ? バカで愚かなゴミクズしかいねえし!

ユリ:あれ? アッシュくん……じゃないの? え? 誰なの、あなた?
ボスアッシュ:は〜あ……顔が知れてるのも考え物だな 行く先々で声かけられるなんてウザイんだよ
ボスアッシュ:……要するに、さっさと仕事をすませて「あるべき場所」に戻れってことだよな

庵:俺にかかわるな…… ……死にたくなければな
ユリ:他人とかかわり合いたくないなら、そもそもKOFなんかに出場しなきゃいいんじゃない?
庵:……少なくとも、貴様と与太話をするためにここに来たつもりはない

ビリー:いまさら棄権してェなんていっても遅ェからな ……覚悟キメてかかってきやがれ、小娘!
ユリ:ふーんだ! そっちこそ、あとになって怯えたふりしたって許してあげないんだからね!

サイキ:小娘がちょろちょろと小うるさいんだよ もう少しおとなしく死を待てないのか、おい?
ユリ:へっへーん、おあいにくさま! 元気印がユリちゃんのトレードマークなの!
サイキ:鬱陶しい明るさだな、おい…… 仕方ねえ、すぐに終わらせてやるよ、なあ?

京:たった1年で素人がマスターできるってのはよっぽど極限流の底が浅いってことなのかい?
ユリ:いまさら何いってるの? ホント失礼ね! 私が天才だからに決まってるじゃない!
ユリ:口で説明しても判らないんだったら実戦で教えてあげるよ! 覚悟はいい?

ユリ:おとうさん!? い、いったいどうしたの? そのお面、まさか……!
Mr.カラテ:ユリよ……うぬにはまだうぬが踏み出した道の厳しさが判っておらぬ
Mr.カラテ:この戦いで何かを掴め、我が娘よ さもなくば……二度と拳は握れぬと思え

庵:判っているのか、女……? 俺と戦うということの意味が
キング:そんなことを聞いてどうするのさ? あんたも口先ばかりの男に成り下がったのかい?
庵:上等だ…… ならば望み通り……死ね

マチュア:フフフ……あなた、綺麗ね? 私、綺麗な花をむしるのが大好きなの
キング:だったら薔薇のトゲには気をつけるんだね 血だらけになって泣いてからじゃ遅いよ?
マチュア:ものいう花は悲鳴までうるわしいのかしら? ……フフフ、存分に楽しませてもらうわ

キング:……どうにも落ち着かないね あんたのその視線、どうにかならないかい?
バイス:悪いねぇ……あまりにうまそうあからついついなめるように見入っちまったよ
キング:ったく……いい加減にしとくれ! その手の冗談は嫌いなんだよ!
バイス:……冗談だと思ってるのかい? まだまだウブだねえ、アンタも……

キング:行くよ、リョウ! いっておくけど万が一にも手を抜いたりしたら……
リョウ:心配するな! 俺はいつでも全身全霊すべてをこの拳にかけてるんだ!
キング:……ま、確かにアンタは手加減しろといってもできない男だからね
リョウ:それにおまえは手を抜いて勝てる相手じゃない そんなおまえだからこそ、戦う意味がある!

キング:あんたといいリョウの親父さんといい……最近、何か妙なことをたくらんでないかい?
ロバート:は? いったい何のハナシをしてんねや? ワイにはさっぱり判らんねんけどな?
ロバート:それより、久しぶりの手合わせやろ? 今のアンタの実力、とっくりと拝ませてや!
キング:調子のいい男だね……まあいいさ だったらお望み通り、見せてあげるよ!

タクマ:おぬしの強さ、あらためて見せてもらおうか でなければ認めるわけにはいかぬのでな!
キング:私を認めるって……ちょっとあんたいったい何の話をしてるんだい?
タクマ:細かいことは気にせんでいい! さっさとかかってこぬか!

キム:ムエタイは確かにすばらしい格闘技です ですが、蹴り技で後れを取るわけにはいかない
キム:この勝負、テコンドーの誇りにかけても勝たせていただきます!
キング:やれやれ……男ってのはどうしてみんな同じようなことばかりいうんだい?
キング:誇りがどうのって大義名分がなけりゃ戦えないのかい? 面倒な生き物だねえ

ホア:おい……まさかテメェの妙な踊りがムエタイだとかぬかすんじゃねえだろうな?
キング:いきなりご挨拶だね…… もしそうだっていったらどうする気だい?
ホア:そうだな、まずは……そう、その口だ その減らず口を叩けなくしてやるぜェ!
キング:ハン……面白いじゃないか やれるものならやってごらんよ

キング:……あんたを見てると、どうにもイヤなヤツを思い出しちまうね……
ライデン:ほゥ……ちなみにそのイヤなヤツってのはいったいどんな野郎なんだ?
キング:そいつ? 不潔で笑い声の下品なとびきりのデブだよ あんたといい勝負だね
ライデン:……他人の悪口を聞いてここまで腹が立つのも珍しいぜ……!

キング:そんな仏頂面じゃ、酒を飲んでもうまくないだろ? ……ああ、未成年だっけ?
キング:とにかく、あんたの連れの子みたいにたまにはにっこり笑ったらどうなんだい?
K'冗談だろ……あんなバカ面できるかよ……
キング:あんた、意外と照れ屋なんだね…… 可愛いところ、あるじゃないか
K':……くだらねェこといってんじゃねえ 燃すぞ、テメェ……

クーラ:おねえさんって、レストランの人? クーラにシャーベット食べさせてくれる?
キング:そうだね…… ウチはレストランじゃないけど確かにソルべくらいだったら出せるよ
クーラ:ソルべ? ソルべじゃなくてシャーベット! おねえさん、シャーベットも知らないの?
キング:……ちょっと! いったいこの子の保護者はどこにいるんだい!?

キング:こいつは単純な疑問なんだけどさ、あんたアルコールに酔うってあるのかい?
マキシマ:そいつがこのボディの数少ない泣きどころでね 酒を飲んでも飲むそばから抜けちまうのさ
キング:そうかい、そいつは残念だったね あんなうまいものを楽しめないなんてさ
マキシマ:……なあ、俺の気のせいか? おまえさん、やけに嬉しそうじゃないか
キング:気のせいだろ? 別に私は他人の不幸は蜜の味だなんて思ってないよ?
マキシマ:ったく……別に酒が飲めなくてもいいんだよ! もともと甘党なんだ、俺は!

キング:その姿……いったい何者だい? 善人じゃないのは目を見れば判るけどさ
斎祀:口の悪いマドモワゼルだな ……おっとここはクズって呼んだほうがいいか?
斎祀:人間はみんなクズみたいなもんだからな! 差別せずに平等にあつかってやるよ、ゴミ!
キング:まったく、ボキャブラリーが貧困な男だね…… 腹が立つより先に呆れちまうよ
キング:けどまあ、このままにしとく気にはなれないね 詳しい話を聞かせてもらおうじゃないか

ボスアッシュ:まるで虫ケラだな! 死ぬと判っていても炎に吸い寄せられずにはいられないか?
キング:私たち人間が虫ケラかい? だったら今のアンタはまるで手に負えないガキだね
キング:どう見ても、お気に入りのおもちゃを手にしてはしゃぎ回ってる行儀の悪いガキだよ
ボスアッシュ:フフ……この「力」がおもちゃかどうか自分の身で味わってみろって! 虫ケラが!

キング:行くよ、八神! それとも、女とは戦えないなんていうつもりじゃないだろうね?
庵:……貴様が望むならそれもいいだろう 死にたいのなら相手をしてやる
キング:……あんた、頭から女を馬鹿にしたようなその態度じゃ、一生女にゃモテないよ?

キング:あんたにもあらかじめいっておくけどね 私の店はギャングは出入り禁止だよ
キング:酒が飲みたきゃ場末の酒場にでも行くんだね あんたにはそのほうがたぶんお似合いだよ
ビリー:てめェに酒を奢ってもらおうとは思わねェよ ただ、ちょいと痛い目を見てもらうだけだぜ!

キング:やれやれ、次から次に忙しいったらないね 今度はアッシュのそっくりさんかい?
サイキ:あいつに似すぎてるのも考え物だよなあ ……おかげで行く先々でナメられちまう
サイキ:だが、俺の正体を知った時、おまえはたぶん深く後悔すると同時に絶望するだろうぜ

キング:歴史ってのは長さを誇るものじゃないよ 自分の手で積み上げていくものさ
京:どういう意味だよ? まるで俺が歴史の上にあぐらをかいてるようないいようじゃねえか
キング:そうはいってないさ。ただ、あんたは何かと1800年の歴史とやらを振りかざすだろう?
キング:そんな態度じゃ、いざ負けたって時にその歴史に泥を塗ることになるだろうからね
京:そんな心配ならご無用だぜ。俺が負けるなんてそもそもありえねェ話だからな!

キング:おや、リョウの親父さんじゃないか どうしたんだい? いつもと様子が……?
Mr.カラテ:うぬの強さ、才気、覚悟…… ワシに見せてみよ!
キング:……どうやらただの冗談じゃなさそうだね いいよ、かかっておいで!

マチュア:ご自慢の炎はどうしたの、八神? そんなザマで草薙に勝てるのかしら?
庵:……試してみるか? 貴様のその身体で
マチュア:そうね……たまにはいいかも おたがいのこと、もっとよく知り合いましょ?

庵:……何のつもりだ、貴様? 俺の邪魔をするなといったはずだぞ
バイス:そうカリカリすることないだろ、八神? ……ちょっとした遊びさ、遊び
バイス:炎を奪われた今のアンタがどれほどのものか確かめさせてもらおうと思ってねぇ
庵:死に急ぐか…… ……馬鹿な女だ

リョウ:なあ、八神……本当はおまえだってもう判ってるんじゃないのか?
リョウ:たとえ草薙京を倒したとしてもおそらくおまえの苛立ちは消えないぜ?
庵:親切ごかしに何をいうかと思えば…… ……くだらんな
庵:俺の邪魔をするというのなら……ここで消えてもらうことになる

ロバート:相変わらず景気の悪いツラしとるのう まだ草薙の坊ちゃんを追いかけてんのか?
庵:……失せろ 貴様には関係のないことだ
ロバート:難儀なやっちゃで……そないなこというなら律儀にKOFなんぞに出てくんなや!
庵:……失せろといったのが聞こえなかったようだな……

タクマ:相変わらずの静かな殺気よ…… 炎を失うことで、より研ぎ澄まされたか
庵:それが判るならどけ…… ……邪魔だ
タクマ:笑止! 先に進みたければワシを倒していけ! 極限流は敵に背を向けたりはせぬわ!

キム:八神くん! 今こそオロチとやらと決別し正しい道へと歩み出す時だ!
キム:さあ、私の道場に来たまえ! ともに正道を目指す仲間が待っているぞ!
庵:失せろ……正義という名の幻影に踊らされているだけの道化に用はない!

庵:フン…… 消えろ、負け犬が……
ホア:何だテメェは!? このホアさまにケンカ売ってやがンのかァ!?
庵:ケンカですむと思っているのなら度しがたいほどの愚か者だな……

ライデン:おめえ、何なんだ、そりゃあ? 見るからに邪魔っ気な前髪だな
ライデン:おお、そうだ! いいこと思いついたぜ! 髪切り出スマッチといこうじゃねえか!
ライデン:てめえがまけたら、その長い前髪俺がジョキジョキ切ってやるぜ グフフ……
庵:……うるさいブタだ 今すぐに黙れ

庵:貴様か…… 相変わらず目障りな奴だ……
K':炎を奪われた奴がデカい口を叩くんじゃねえ ……今すぐ真っ黒焦げにしてやるぜ

クーラ:……このひとキライ…… 火が出なくてもキライ……
庵:……ならば今すぐ立ち去れ 茶番につき合うつもりはない
クーラ:べ〜っ! 逆にやっつけちゃうもん! クーラ、すっごく強いんだから!

マキシマ:なるほど、オロチの力を失った今の姿がいわば本来の八尺瓊流ってことか……
マキシマ:やれやれ……炎を失ったからといって力が落ちたと考えるのは早計だな
庵:……貴様何をひとりで勝手に納得している?
庵:目障りな奴だ…… 消えろ、今すぐに

斎祀:アッシュに炎を奪われるとは…… おまえも案外マヌケなのな?
庵:……奴はどこにいる? 知らんとはいわせんぞ……?
斎祀:は〜あ……始末に追えねえよ もう自分の役目は終わったって別れよな
庵:しゃべるつもりがないなら ……そのまま死ね!

ボスアッシュ:おまえ、さ……自分の炎を取り返すことが何を意味してるのか判ってんの?
庵:鬱陶しい奴だ…… ……それが貴様に何の関係がある?
ボスアッシュ:おまえってバカ? バカだよな? 俺に勝てるとか思ってんだろ、おまえ?
庵:……とりあえず死ね まずはそれからだ

庵:……オロチの血が見せているのか? いずれにしろ、くだらん幻だ……
炎庵:ならばそう思っているがいい…… 貴様はその幻に焼き尽くされる。それだけだ
庵:御託だけは一人前のようだな…… ……死ね

庵:救いがたい男だ…… 何度死にかければ気がすむ……?
ビリー:少しは黙りやがれ! どうせてめェはじきに悲鳴しか出せなくなるんだからよ!
庵:騒々しいのは相変わらずらしいな…… ……いいだろう、相手をしてやる

サイキ:660年も前の先祖の不始末のせいでおまえもいろいろと苦労してるらしいなあ
サイキ:だが、それを俺が終わらせてやってもいいぜ? 少しは俺に感謝しろって、なあ!
庵:無意味なおしゃべりはそのくらいにしろ ……貴様の存在そのものが癪に障る

庵:すべてを焼き尽くしてやるぞ、京…… あとにはひと握りの灰すら残さん
京:そうそうてめぇの思い通りにいくかよ! 世界の中心がてめぇだとでも思ってんのか?
庵:御託はいい…… ……死ね、今すぐに

Mr.カラテ:ワシの前に立ちはだかるとは…… ……死に急ぐか、若僧?
庵:道化に用はない…… 邪魔だ、どけ

マチュア:あらたまえて考えると不思議となかったわね、こういう機会?
バイス:確かにそうだね ……だけど、アンタも興味あるんだろ?
バイス:アンタと私、どっちが強いかってことに! ……さあ、始めようか!

マチュア:たくましいのね、あなた…… でも、どこまで耐えられるかしら?
マチュア:あなたが苦痛にもだえて泣き叫ぶ姿 私だけに見せてくれない……?
リョウ:悪いがそんな趣味はないんでね! もっと気の合う同好の士を見つけてくれよ
リョウ:……もっとも、あんたにつき合える人間がそうそういるとも思えないがね

ロバート:さあ、さっさと始めよか! このあとユリちゃんと会う約束があんねん
マチュア:能天気なものね……あなたたち人間に明るい未来なんて用意されてはいないのに
マチュア:あなたたちの未来にあるのは断罪の日だけよ 震えながらその日の訪れを待つがいいわ
ロバート:そうはいかへんで! ワイとユリちゃんのハッピーライフのためにもな!

タクマ:貴様はオロチとやらの……!? さては成仏できずに迷い出てきたか!
タクマ:柴舟殿の手をわずらわせるまでもない ワシが今ここで引導を渡してくれるわ!
マチュア:時代錯誤なおじさまね…… でも、ちょっと調子に乗りすぎじゃない?
マチュア:人は人としての身のほどを知るべきだわ ……それを今から教えてあげる

キム:貴様は確かオロチとやらの……! どうやらまだ改心していないようだな!
マチュア:改心ですって? そういうあなたこそ正義の味方気取りは相変わらずのようね
マチュア:……虫唾が走るわ! 今すぐこの地上から消してあげる!

ホア:バカか? 地獄を見てきたこのホア様にテメェみてェな女が勝てるワケねェだろ!
マチュア:あら、ずいぶんとぬるい地獄もあったものね あなたがこうして戻ってこられるんですもの
マチュア:それじゃ特別よ? 私が見せてあげるわ ……苦痛と快楽の彼岸にある真の地獄をね!

ライデン:おい、おめえ、ラウンドガールやらねえか? おめえの相棒もいっしょによ?
マチュア:あいにくだけど、頼む相手を間違ってるわ どちらかというと、私は戦うほうが好きなの
ライデン:ガハハハ! そいつァいい! それはそれで面白くなりそうだ!

マチュア:あなた、生きているのがつらくならない? もう無理をしなくていいのよ ……眠りなさい
K':……俺は寝つきが悪いほうなんでな てめェを眠らせるほうがよっぽど早いぜ
マチュア:フフ……あなた、悪夢に悩まされるタイプね ……いいわ、今すぐ楽にしてあげる

マチュア:あら、可愛いお人形さんね…… 見ているだけでいじめたくなってくるわ
クーラ:お人形さん? もしかしてクーラのこと? クーラ、お人形じゃないよ?
マチュア:何も知らないのね、あなた…… じゃあ、私がいろいろと教えてあげるわ
クーラ:別に教えてくれなくてもいいもん! セーラやフォクシーやダイアナが教えてくれるから!

マキシマ:あんたの自慢の爪が通用するかな? 俺のボディは特別製なんだが
マチュア:あら、心配ならご無用よ 面の皮の厚い男のあつかいは慣れてるから
マキシマ:おいおい、ひどりいわれようだな 見た目と違ってナイーブなんだぜ、俺は?

マチュア:死の運命をあたえられたあなたたちが何を血迷っているのかしら?
マチュア:未練たらしく現れておいたをするなんて……どうやらお仕置きが必要らしいわね
斎祀:いいや、滅びるのは俺たちじゃない……おまえたちオロチだよ
斎祀:じきに判るだろうさ それこそが正しい「時」の流れだったということがな!

ボスアッシュ:確かおまえ、オロチの尻尾だよな? いまさら何しに現れてんの? バカだろ?
マチュア:いまさらなのはあなたたちのほうじゃない? あなたたちはもう、滅びの道を歩んでいるのよ
マチュア:このままいさぎよく死に絶えなさいな……私が子守唄を歌ってあげるわ
ボスアッシュ:俺がここにいる以上、俺たちは滅びない…… 俺は「時」を統べる力を手にしたんだよ!

マチュア:あなたが本当に欲しいものって何なのかしら? 草薙京の命? あの子を倒せばそれで満足?
庵:……くだらんことを聞くな 俺を苛つかせたいのか?
マチュア:あなたはその先を考えたくないんじゃない? 草薙を殺した時、自分がどうなってしまうのか
庵:……黙れ

マチュア:ギースの片腕がいったい何の用かしら? またオロチの力に興味でも?
ビリー:幸か不幸かきょうはビジネス抜きだ! 借りを返さなきゃならねェ奴がいるんでな!
ビリー:てめェはまあ、行きがけの駄賃ってとこだ 八神とかかわっちまたことを恨むんだな!
マチュア:八神のついでですって? あの男はあなたのことなんて歯牙にもかけてないのに

マチュア:それにしても無様なものね…… そこまでして死の運命から逃れたいのかしら?
サイキ:俺たちは本来滅ぶべき存在じゃあない 滅ぶべきは種とは人類のことだ
サイキ:なあ、そこはおまえらだって同じ考えだろ? 人間を滅ぼすのがオロチの意思だったよなあ?
マチュア:違うわ。……オロチにとっては人間もあなたたちも、ひとしく滅ぶべきなのよ
マチュア:……さあ、そろそろお逝きなさいな あなたたちが本来いるべき闇の彼方へね……

京:オロチだ何だ、いまさらくだらねえ因縁なんざ引きずってくるんじゃねえよ! 鬱陶しいぜ!
マチュア:あら、そう? だったら死になさいな そうすればわずらわしい運命から逃れられるわ

Mr.カラテ:極限の戦いでは一瞬の見切りが勝敗を決する ……ぬしに見極められるか? 生と死を?
マチュア:あら、興味深いわね。あなたのその拳で私をつらぬくことができるのかしら?
Mr.カラテ:試してみるか、女……?

バイス:判らないのかい? どんなに修行したって人間の手が届く高さには限界があるのさ!
リョウ;そんなのやってみなきゃ判らないだろう? 俺はただ、無限の可能性を信じて進むだけだ!
バイス:だったら判らせてあげるよ 人間の手はあんたが考えてるよりずっと短いってことをね
リョウ:俺はただ、その手を懸命に伸ばすだけさ 俺は決して高みを目指すことをやめはしない!

バイス:虎だって? 猫の間違いだろ? 毛並みだけはよさそうだけどねえ
ロバート:やっぱにじみ出る品のよさは隠せんのやなあ ……って、誰が猫やねん、誰が!
ロバート:ヘビを食い殺すくらい、虎にはワケないねんぞ? 判っとんのか、ブルネットのねーちゃん!?
バイス:そう思うならやってごらんよ! 逆に丸飲みにされるのがオチだろうけどね!

タクマ:おぬしがオロチ一族の性悪女か…… 柴舟殿からいろいろと話は聞いておるぞ?
バイス:私の前であのオヤジの話をするなんてアンタも命知らずだねえ……!
バイス:見てるだけで無性に腹が立つんだよ! アンタらみたいな頑固オヤジはさあ!

バイス:誰かと思えば正義の味方の旦那じゃないか まだ教育がどうのとはしゃいでるのかい?
バイス:そんなに教育が好きなら私があんたをシゴいてやろうじゃないか
キム:戯言は無用! おまえたちが何度現れようとその野望は私がくじいてみせる!

バイス:ムエタイ? ああ、妙なダンスを踊ってからじゃれ合う格闘技モドキだろう? 知ってるよ
バイス:そんなお遊戯の、しかも何年も前に王座から転落した男なんかお呼びじゃないね
ホア:テメェ……俺様をコケにしやがっただけじゃなくムエタイまで馬鹿にしやがったな!?
さっさとかかってきやがれ、このアマ! 今すぐ血ダルマにしてやンぜェ!

バイス:ククク……これだけデカいと全身の骨を折るのもひと苦労だろうねえ
バイス:まあ、それはそれで楽しいんだけどさぁ 骨の折れるあの音を早く聞きたいもんだよ
ライデン:美人でグラマー、おまけにサディストと来た 女ヒールの素質としちゃ充分じゃねェか
ライデン:となると、あとは肝心の強さだな 俺が確かめてやるからかかってきなよ!

バイス:目障りなんだよ…… オマエみたいなまがいモンはさあ
K':……ダレだ、テメェ? ケンカ売ってんのか?
バイス::自分の立場が判ってないんだったらさっさと失せな、小僧!

バイス:またわけの判らない小娘が来たよ…… 私はガキのおもりじゃないんだけどねえ
クーラ:クーラ、ガキじゃないもん! そんなこという人は凍らせちゃうよ!
バイス:そうかい? だったら私はアンタの全身の骨を折ってあげるよ!

バイス:また現れたねえ…… 大歓迎だよ あんたみちな怖し甲斐のあるヤツはさあ!
マキシマ:グラマラスなブルネットの美女か…… 悪くはないんだが、ちょいと性格がな……
マキシマ:どちらかというと、俺が好きなのは男を立ててくれる控えめな女性なんでね
バイス:聞こえなかったのかい? これから壊されるヤツが無用の心配をするんじゃないよ

バイス:いっちゃ何だけど、小さい男だねえ…… 一族を率いる器じゃないよ、アンタ
斎祀:何をいってる? バカだろ、おまえ? 必要なのは器じゃない、絶対的な力なんだよ!
斎祀:おまえもその「力」の一部にしてやるよ…… ほら、オロチといっしょに俺の役に立てって!

バイス:とんだ火事場泥棒だね…… さっさと「遥けしかの地」とやらに帰ったらどうだい?
ボスアッシュ:悪いがもうすぐ「時」は塗り替えられる 消えるのは俺らじゃなく、貴様らオロチだ!
バイス:まったく……頭が悪いんだねぇ そうさせないために私らがいるんじゃないか

バイス:今、唐突に思い出したんだけどさあ ……あの時の借り、まだ返してないんだよねえ
庵:……借りだと? 何の話をしている?
バイス:しらばっくれるんじゃないよ。あの時の借りさ ……いきなりやってくれたじゃないか
バイス:アンタとまた手を組むにしてもまずはそいつを返してからじゃないとねえ……
庵:暇潰しにつき合ってやる…… また貴様が同じ目に遭うだけだろうがな

バイス:弱い奴は今すぐ失せな。やるだけ時間の無駄さ ……ま、死にたいっていうなら話は別だけどね
ビリー:そいつは俺のセリフだぜ、オロチの女! 徹底的に駆除してやるから覚悟しな!
バイス:たまにこういうバカがいるから飽きないよ…… ホント、人間てのは愚かだよねえ

バイス:滅びるのがアンタらのさだめだってのにさぁ いつまで悪あがきを続けるつもりだい?
サイキ:おまえら、本当にアタマが悪いのな その「歴史」を変える力が俺にはあるんだって
サイキ:だから俺が「時」巻き戻して書き換える! 俺たちが栄え、オロチが滅びる「歴史」になあ
バイス:アタマが悪いのはアンタのほうだろ? そうさせないために、私が来たんじゃないか

バイス:来たね、草薙京…… 相変わらず苛つかせてくれる親子だねえ
京:はァ? クソオヤジは関係ねえだろうが! テメェらこそいつまでもしつこいんだよ!
京:いい機会だ! 二度と出てこられねェように念入りに焼き尽くしてやるぜ!

バイス:強さを求め続けたあなたの答えがそれかい? アンタ、もっと強くなりたくはないのかい?
Mr.カラテ:失笑するほかなし…… オロチごときがワシを誘っておるわ……
Mr.カラテ:ワシが求めるのはワシ自身の強さのみ! 借り物の力になぞ何の意味もないわ!

リョウ:おまえとの勝負はこれで何度目になるかな? 100や200じゃないはずだ……
ロバート:せやなあ、ワイもいちいち覚えとらんけど……勝ち負けでいうたらワイが勝ち越してるやろ
リョウ:おいおい、いい加減なことをいうなよ 勝ち越してるのは俺のほうだろ、ロバート?
ロバート:そやったか? けどまあ正味のハナシ過去の対戦成績なんてどうでもええんや
ロバート:ワイが興味あんのは、昔やのうて今や! 昔のことはええねん リョウかてそうやろ?
リョウ:ああ、重要なのはどっちが強かったかじゃない 今、どっちが強いかってことだ!

タクマ:リョウよ……ワシはまだおぬしに極限流のすべてを伝えたわけではないぞ!
リョウ:俺だって素直に教わろうとは思っちゃいない 戦いの中から学ばせてもらうぜ、親父!
タクマ;フッ……それでこそ我が息子よ! ワシを倒して拳の真髄を掴むがよい!

リョウ:あんたには悪いんだが、正義とか悪とかそんなこと俺にはどうでもいいんだ
リョウ:俺はただ、俺のこの拳をより高めたい ……ただ強くなりたい、それだけさ!
キム:あなたの求道的な精神には私もつねづね敬意を払っていますが……
キム:強き者にはそれなりの義務というものがある! それをあなたにも理解していただきましょう!

ホア:「無敵の龍」だと? ふざけンじゃねえ! その看板、今すぐ降ろしてもらうぜ!
リョウ:別に自分でそう名乗ったわけじゃないが…… だからといって素直にしたがう気はないな
リョウ:この看板が欲しけりゃ俺を倒すことだ! この世界は実力がすべて、そうだろ!?
ホア:場末の貧乏道場のカラテマンが真の王者の俺にかなうと思ってンのか?
ホア:ヘッヘッヘ……だったらお望み通りドラゴンキックの餌食にしてやる!

リョウ:あんたデカいな……! さすがの俺も、相撲じゃ分が悪そうだ
ライデン:ふざけるな! 俺はプロレスラーだ! スモウレスラーなんかじゃねえ!
リョウ:別にどっちだっていいさ! 自分よりデカい奴との戦い方は心得てる!
ライデン:ナメるんじゃねえぜ、小僧…… 今すぐひねり潰してやるぜ!

リョウ:おい、もっと楽しそうにしたらどうなんだ? せっかくの大舞台なんだぜ?
K':……うるせえ 好きで出てるんじゃねェよ……
K':すぐに終わらせてやるぜ…… ……覚悟しな
リョウ:そいつは心に余裕がない証拠だぜ? もっとどっしり構えて向き合えよ!

リョウ:どうだ、おまえも極限流に入門してみないか? 若いうちは何ごとも経験だからな
クーラ:うん! ダイアナがいっしょならいいよ! きょくげんりゅー、がんばるよ!
リョウ:そりゃあ助かる! 女性の入門者が増えればユリの小言も少しは減るだろうからな!
クーラ:……どころできょくげんりゅーって何? それって冷たい? おいしい?

リョウ:ロボットだろうがサイボーグだろうがこの極限の拳で打ち砕いてみせるぜ!
マキシマ:おいおい、打ち砕かれちゃ困るぜ こっちのことも少しは考えてくれよ?
リョウ:大丈夫だよ、そう心配するなって 試合が終わったらちゃんと手当てしてやるから
マキシマ:……サイボーグがどんなものかぜんぜん判ってないだろ、おまえさん?

斎祀:おまえごときの力で「無敵」だと? 人間の進歩はどこで止まったんだ?
リョウ:さあな! だが、そうして敵を侮った瞬間おまえの強さはそこで止まるんだ!
斎祀:おまえら、知った風な口を叩くのが好きなのな けど、俺から見ればイタいだけなんだよ!

ボスアッシュ:極限流空手、か…… フフフフ…… 「極限」、要するに「限界」てことだよな?
ボスアッシュ:ゴミにふさわしい謙虚なネーミングだ! 身のほどってものが判ってるじゃないか!
リョウ:おまえは何か勘違いしてるようだな! 極限流空手はおのれの限界を乗り越える拳!
リョウ:さらにその先の高みへと進むための拳だ! そんなに底の浅いモンじゃないんだよ!
ボスアッシュ:おまえ、馬鹿だろ? 俺と戦ったら嫌でも人間の限界を思い知るのになあ!

リョウ:こういうと、おまえは嫌がるだろうけどな 俺はおまえと戦うの、嫌いじゃないぜ
リョウ:強い格闘家との戦いをかさねることで俺はもっと強くなれる。そう信じてるからさ!
庵:フッ……救いようのない人種だな 求道的格闘家というのは……

リョウ:ギャングやマフィアと馴れ合うつもりはないが武道家同士として戦うのなら大歓迎だぜ!
ビリー:笑わせてくれるじゃねえか! この俺を武道家っていったのはてめェが初めてだぜ!
ビリー:それじゃあギース様が一目置く極限流ってのを存分に見せてもらおうじゃねェか!

サイキ:相手が何者であろうと後退はしないって? それは勇気があるっていうより馬鹿だろ、なあ
リョウ:俺が愚直なのは確かさ。そいつは否定しない だが、だからこそ高みを目指せるんだ!
リョウ:絶対にあきらめたりしない! 俺はどこまでも武のいただきを目指して突き進むだけだぜ!
サイキ:で、その途中で遭難するわけか。ククク…… 分をわきまえない奴に待つのは破滅だけだろ?

京:なあ、あんた……親父の流派を継ぐことに何か疑問を持ったことってねェのか?
リョウ:跡を継ぐも何も……俺の場合、気づいた時にはもうどっぷりと空手をやってたからな
リョウ:それに、この空手がかなったら、俺もユリもあの街で生きてくことはできなかっただろうさ
リョウ:……けど、どうしてそんなことを聞くんだ? おまえは何か悩んでるのかい?
京:いや……ま、いいさ、どうでもいい話だ それより勝負を始めようぜ、熱い勝負をな!

Mr.カラテ:不敗の空手家の名を継ぐに足るか否か……このワシがうぬの拳を見極めてくれるわ
リョウ:親父は親父、俺は俺さ。継ぐも継がないもない ……だが、挑まれた勝負に背は向けられないな
Mr.カラテ:その意気やよし…… 鬼の拳、見事打ち砕いてみせよ、リョウ!

タクマ;父親の事業を手伝うのはよいがよもや鍛錬までおこたってはいまいな?
ロバート:そないなことあらしまへんて! ……ほなら今から証明して見せますよって
タクマ:よかろう、おぬしがどれほど成長したかこの拳で確かめるのも一興よ!
ロバート:ワイの成長に腰抜かさんとってくださいよ? ……ほな行きまっせ!

ロバート:キムの旦那! あんあたまさか弟子の教育にかまけすぎてないやろな?
キム:それはあなたの杞憂というものですよ 軽く当たってみればすぐに判ることです
ロバート:そらよかったわ 消化不良の試合なんぞ時間の無駄にしかならへんよってな!

ホア:テメェみてえな色男気取りをブン殴ったらさぞやいい気分だろうなぁ? へへへ……
ロバート:ささやかな夢を壊すようで悪いけどこの世の中、そないに甘かないと思うで?
ロバート:最初からエンディングは決まっとるんや もちろんワイのパーフェクトな勝利でな!
ホア:ほざくンじゃねェぞ、カラテマン! 今すぐドラゴンキックの餌食にしてやるぜェ!

ライデン:ふゥん……おまえもカラテ使いか 異種格闘魏戦でさんざん潰してきた手合いだな
ロバート:そいつらみんな三流やったんとちゃうの? 空手家いうてもピンキリやしなあ
ライデン:だったらおめェは一流なのかい? そのへんの差ってのを教えてもらいてェな?
ロバート:ワイは別にかまへんけど、たぶんあんたそれを理解すんのは病院のベッドの上やで?

K':何だ、テメェ……? やる気かよ……?
ロバート:は? 当たり前やろ! 何のためにここにおると思うとんねん?
K':ったく……手に負えねえな 身のほどってモンを知らねえ奴は……
ロバート:いつも無口なあんちゃんが珍しくいうやないか ほなら見せたるわ、ワイの実力をなぁ!

クーラ:あのね、前にK'がいってたんだ♪ おしゃべりな男は信用ならないって
クーラ:……おにいさんはおしゃべりだからやっぱり信用ならない男なの?
ロバート:あの小僧、いったい何を教えてんねん ヘンな噂が広まったらどないする気や?

ロバート:よう、サイボーグの旦那やないか ちゃんとタンクは満タンにしてきとるやろな?
ロバート:途中でガス欠起こして動けんようになってもうまくスン止めしてやれるとはかぎらへんで?
マキシマ:ま、あんたに説明しても理解できんだろうが俺の心臓は半永久的に動くシロモノでね
マキシマ:あんた、俺のガス欠を心配するより自分の治療費のことを心配したほうがいいぜ

ロバート:いかにも悪役って感じのご登場やなあ ……見た目はどっかの誰ぞに似とるけど
ロバート:まあ、アンタがどこの誰だろうとワイの引き立て役になってもらうけどな
斎祀:引き立て役? ああ、確かに俺とくらべりゃおまえのみじめさが引き立つだろうぜ
斎祀:おまえの不幸は、自分がいかに矮小な存在かこれっぽっちも自覚できてねえところだな!
斎祀:……死ねよ、今すぐ死ね 自覚だけじゃなく おまえには生きてる価値もねえからな

ロバート:何や自分、雰囲気変わっとらへんか? そない真っ黒になってもうて……
ボスアッシュ:目は開いていても何も見えていない…… 本当に人間てのは愚かなイキモノなのな
ロバート:!? 自分、アッシュとちゃうんか!? せやけど、その顔は確かに……
ボスアッシュ:ま、最強の虎なんて呼ばれていてもしょせんは滅ぶべき人間……
ボスアッシュ:おまえの「時」は今ここで止まる! おれが止めるぞ! 覚悟はいいな!?

ロバート:やれやれ……相変わらずやのう、八神 斜に構えてカッコつけんのもええ加減にせえや
ロバート:そないにしとっても、誰も同情せェへんで? ええ年していつまでもスネとんなや、自分
庵:つまらんことに気が回るらしいな ……ここで死ぬか、貴様?

ロバート:サウスタウンにはウチの別邸もあんねや あんま悪させんとってほしいんやけどな?
ビリー:文句があるならサウスタウンから出ていきな! あの街はギース様のものなんだよ!
ロバート:トップがトップなら部下も部下やな…… しゃあない、ちょちょいと思い知らせたろか!

サイキ:大富豪の御曹司が暇潰しにやってる空手が俺にちょいとでも通用するって思ってるのか?
ロバート:ワイの空手が暇潰しやて? そら認識不足やで キツい師匠と真面目なライバルのおかげやろな
ロバート:極限流がそないに甘いもんちゃうちゅうことはワイかて骨身に染みて判っとんのや!
ロバート:ワイの極限流をナメとると怪我じゃすまんで! 覚悟決めてかかってくるんやな、自分!
サイキ:たとえ人生のすべてを空手に捧げていても俺には通用しないって。それを教えてやるよ

ロバート:なあ、前もって聞いておきたいんやけど にいちゃん、保険には加入しとるんやろな?
ロバート:これから入院生活が始まるっちゅうのに保険が出ェへんかったら何かと困るで、ホンマ
京:あいにくだがな、俺は生まれてこの方怪我で入院したことなんてねぇんだよ!
京:あんたのほうこそ怪我には気をつけるんだな! 会社の株価にも影響が出るかもしれねェぜ?

ロバート:……まーた天狗の面なんぞかぶっていつもの小芝居が始まったかと思とったけど
ロバート:どうやらおふざけやなさそうやな…… ……お師匠さんの殺気、痛いくらいですわ
Mr.カラテ:元来、死合とはこうしたものよ…… それをうぬに今から教えてやろう……!

タクマ:道場で弟子たちを育てるのもよいがやはりこうした場でこそ生き甲斐を感じるわ
キム:その気持ち、私にもよく判ります どこまで行っても私たちは一武道家……
キム:時には立場というものを忘れて思う存分腕を競いたいものです!
タクマ:フフフ……我が意を得たりとはこのことよ! せめて今は私闘に興じるとしようか!

タクマ:力、技、そして経験……どれを取っても一流と呼んでさしつかえあるまい ……だが
ホア:テメェ、「だが」ってのは何なんだよ!? このホア様の強さにケチつけてンのかァ!?
タクマ:虚心坦懐、明鏡止水……今のおぬしにはそうした心が欠けておるわ、痴れ者め!
タクマ:いかにすぐれた格闘家であろうと心がともなわねば勝利などおぼつかぬ!
ホア:るせェぞ、ロートル! 空手家ごときがこのホア様に説教なんざすンじゃねェ!

タクマ:ふむ……いささか太りすぎだな それではいざという時に動けぬぞ?
ライデン:余計なお世話だ! 動けるか動けねェかはテメエがその目で確かめやがれ!
タクマ:いわれるまでもないわ ……さあ、かかってこぬか!

タクマ:おぬし、おのれの不幸を呪うだけか? ずいぶんと気楽な身の上よな
K';お気楽だと……? テメェ……何がいいたい?
タクマ:世をすねる暇があるならあがいてみせい! あがきもせずに世を呪うだけとは笑止!
K':余計なお世話だっつーんだよ……! 失せな、オッサン!

タクマ:むう……よもや自分の娘より幼い少女と戦わねばならぬとはな……
クーラ:おじさん、もしかしてクーラのことが怖いの? クーラはぜんぜん怖くないのに、へーんなの♪
タクマ:なるほどな……考えてみれば、この少女とて尋常の者にあらず……
タクマ:そのような少女を相手に、ほんの一瞬とはいえ手加減を考えてしまうとは……
タクマ:フフフ、フハハハハ! 青い青い! ワシもまだまだ未熟、まさに汗顔のいたりよ!
クーラ:え〜……? 怖がったり笑ったり……ホント、ヘンなの〜

マキシマ:昔、手刀で牛の角を叩き折る空手家がいたって話しだが……そいつは本当かい?
タクマ:ではひとつためしてみるか? ……もっとも、ここには牛などおらぬ
タクマ:代わりにおぬしの胸を借りることになるがそれでもかまわぬかな?
マキシマ:おいおい、さりげなく何をいい出すんだ? 悪い冗談だぜ、まったく……
マキシマ:あんたの正拳をノーガードで食らったらいくら俺でも無傷じゃすまないからな
タクマ:ならば空手家をためすようなことはいわぬがよかろう ……さて、参るぞ!

斎祀:おまえ、馬鹿だろ? どんなにあがこうが人間には人間を超えられねえのが判らねえのか?
タクマ:確かに人は神にはならぬだろう…… だが、鬼くらいにはなれるかもしれぬぞ?
タクマ:この空手の鬼の拳、果たして人ならぬ身の貴様に受けられるか?
斎祀:いいぜ、やってみろよ たかが人間も俺を楽しませるくらいの役には立つだろ!

ボスアッシュ:5年か、10年か? そんなんじゃないよな? おまえが空手につぎ込んできた時間は?
ボスアッシュ:だが、半生をかけて築き上げてきたものも「時」が「灰」に変わればすべて無に帰す!
ボスアッシュ:そう考えると、何もかもむなしくなるよなあ? いっそ死にたくならねえか、おまえ?
タクマ:フッ……何を寝言をいっておる? 我が極限流は我が拳に宿っておるわ
タクマ:極限流が無に帰す時、すなわちそれは我が拳が朽ちる時だけよ!
ボスアッシュ:判ってねェな…… 「時」が「灰」になればあらがう間もなくおまえも消えるんだぜ?

タクマ:我が極限流に敗北の二文字はない! 相手が草薙流だろうと八神流だろうとな!
庵:八神流を草薙流と同じだと思うか? ……ククク、愚かな……
タクマ:言葉だけではすべては伝わるまい いいたいことがあれば、おのが拳で語れ!

タクマ:おぬしでは最初から相手にならぬわ! 今すぐに立ち去れ、棒術使い!
ビリー:ナメんなよ、テメェ! なるかならねェかはやってみなきゃ判らねェだろうが!
タクマ:やらねば判らぬとは…… ギースの片腕とも思えぬ男よ……

サイキ:へえ……おまえが極限流の総帥? ほかの連中とどこが違うんだ、なあ?
サイキ:……ま、どっちにしろ俺の敵じゃないよなあ しょせんは人間、滅び去るべき「種」だぜ!
タクマ:滑稽なまでの慢心ぶりだな! その驕りとともに、ワシが叩き潰してくれる!

京:なあ、そんなに元気がありあまってんならウチのクソオヤジの相手でもしてやってくれよ
タクマ:実はその柴舟殿から頼まれておってな…… 愚息の鼻をへし折ってくれとのことだが
京:……てめぇじゃ勝てねェからってとうとう他力本願かよ、あのクソオヤジ……!

タクマ:まさか……これは夢か!? だが、この肌を刺すような殺気は……!
Mr.カラテ:しょせんこの世は一期の夢にすぎぬわ ……ならば何を迷うことがあろうか?
タクマ:夢と知りつつ拳を交えるのもまた一興……か ……いいだろう、かかってこんか!

ホア:……………
キム:どうして目を逸らすのです、ホアくん? 何か心にやましいことでも?
ホア:なっ、何でもねえよ! 別に俺ァ逃げ出す方法なんて考えてねェからな!?
キム:ホアくん、少し話をしようか たまにはふたりでゆっくりと……

ライデン:よう、キム大先生! ちょうどいいところで会ったぜ!
キム:大先生はいいすぎですよ ……それで私にいったい何の用です?
ライデン:ひとつ提案なんだが、ここでアンタに勝ったら俺の成長を認めて「卒業」させてくんねェか?
キム:確かに最近は真面目に修行しているようですし ……いいでしょう、私に勝てたら卒業とします
ライデン:グフフフ……これまでしごかれたぶん倍にしてお返ししてやるぜ……!

キム:今からでも遅くはない テロリストなどやめてまっとうに生きてみないか、青年よ!
K':テロリストになった覚えはねえな ……勝手なことぬかしてんじゃねえよ
キム:聞く耳持たず、か……ならば仕方がない! 時には力をもって非を正すことも必要だ!
K':結局そうなるんだろうが…… ダベリのぶんだけ時間の無駄だぜ……

キム:感心しないな……ここはきみのような子供がいていい場所じゃないんだが……
クーラ:あ〜! このオジサン、ひっどい! クーラのことコドモあるかいした〜!
クーラ:いまさらこうさんしても許してあげないよ! カチンコチンにしちゃうんだから!
キム:目上の者に対する態度がなっていないのは非行化の第一歩だ 早急に手を打たねば……!

キム:今すぐ武装を解除して、当局に出頭したまえ つきそいが必要なら私も同行しよう
キム:そろそろテロリストから足を洗って真人間に戻るいい機会だぞ?
マキシマ:ありがたいお言葉だが……あいにくと俺にはこういう生き方しかできないんでね
マキシマ:……だいたい、俺に武装解除しろってのはバラバラになれっていってるようなもんだぜ?

キム:貴様は……あのマガキとかいう男の仲間か? だとしたら捨て置くわけにはいかないな!
斎祀:おまえには俺とあのクズが同列に見えるのか? ……おまえの目って、ホント節穴なのな
キム:同じではない、貴様のほうがより邪悪だ! 我が誇りにかけて、貴様を止めてみせる!
斎祀:勝手に善だ悪だとほざいてる人間ごときに邪悪だとかいわれてもなあ……
斎祀:まあいいさ、暇潰しだ 相手をしてやるよ いずれすべてはなかったことになるんだしな!

キム:アッシュくん……こうなる前にきみを正道へみちびくべきだった……
キム:だが、今からでも遅くはない! 私がきみを止めてみせよう!
ボスアッシュ:おまえ、さっきから誰に話しかけてんだ? まだ気づかないのかよ? ホント鈍いのな
ボスアッシュ:何が起こったのかも理解できてねえ! 人間なんてその程度のゴミってことだろ?

キム:きみは充分な強さを持っている! 足りないのは健全な精神、正義の心だ!
キム:復讐だけの日々がいかにむなしいものか私がきみに教えてあげよう!
庵:……貴様の正義かぶれもそこまでいけば見上げたものだな

キム:きみはいつまでギースのもとにいるつもりだ? 妹さんのために、真人間になる気はないのか?
ビリー:俺の行き方にケチつけんのに、いちいちリリィのことを持ち出すんじゃねえ!
ビリー:文句があるならかかってきやがれ! 二度と説教できねェように顎を砕いてやるぜ!

キム:むっ……!? まさかこの世の中に貴様のような悪が存在していようとは……!
サイキ:たかが30年程度の人生で何をいってるんだ? 人間の視野のせまさには苦笑させられるぜ
サイキ:よく覚えておけよ? これからこの俺がおまえの正義とやらを打ち砕くんだってなあ!

キム:草薙くん! 私の新しい弟子たちを見たまえ! 彼らは武道を通じて生まれ変わろうとしている
キム:どうだね? きみも彼らといっしょに私のもとでさわやかな汗を流してみないか?
京:もしあいつらが更正してるように見えるんなら、アンタたぶん、あいつらにだまされてるぜ?

キム:これがMr.KARATE…… サカザキ先生のもうひとつの顔か……!
Mr.カラテ:その男のことは今は忘れるがよい…… これから始まるのは試合ではなく死合よ……!
キム:いいでしょう! それは私も望むところ! 不敗の空手家の伝説、見せていただく!

ホア:ギースに雇われてた頃は、確かにアンタがビリーに次いでナンバー2だったかもしれねえ
ホア:……だがよ、今じゃおたがい「フリー」だろ? あらためてどっちが上か、はっきりさせてェな
ライデン:グフフフ……そりゃあいい ちょうど俺様も同じことをいうと思ってたとこなんだよ
ホア:だったら決まりだな! ジョーだけじゃねえアンタも前から目障りだったんだよォ!

ホア:何だ何だァ……? こいつァまた目つきの悪イガキだなァ、おい?
K':目つきが悪いのはどっちだよ…… てめェ、自分で鏡見たことねェのか?
ホア:らァ! ガキがホア様に意見すンじゃねェ! おとなしくハイハイいってりゃいーんだよ!
K':……馬鹿か、てめェ? 始末に負えねェな……

クーラ:あ! ヘンなオジサン! ねーねー、何飲んでるの、ねー?
ホア:ヘ、ヘンなオジサンだと……? まさかこのガキ、俺のことをいってンのか?
クーラ:ねーね、何それ? おいしいの? 甘いの? 冷たいの?
ホア:う、うるせえ!! いいからどっか行け! 鬱陶しいんだよ、このガキ!

ホア:テメェか、俺様専用のサンドバッグってのは? ……なるほど、こいつは蹴り甲斐があるぜェ
マキシマ:何を勘違いしてるのか知らないが俺を蹴る時は気をつけたほうがいいぜ?
マキシマ:さもないと、大事なおみ足がポッキリ折れちまうかもしれんからな
ホア:サンドバッグがナメた口聞くんじゃねェ! 一生しゃべれなくされてェのかあ、るァア!?

斎祀:……何なんだ、おまえは? 下等な虫ケラがこの俺に何の用だよ?
ホア:虫ケラだと……!? このホア様を虫ケラといいやがったか、テメェ……!
斎祀:そうだよ、オマエは虫ケラだ! その証拠に、みずから炎に飛び込んで死ぬ!

ボスアッシュ:おまえを見てるとよく判るよなあ 人間てのは完全に進化の方向を間違えたぜ
ホア:そいつはどういう意味だ、テメェ……! このホア様をナメると痛い目を見るぜェ!?
ボスアッシュ:少なくとも太古の人間には嗅覚があったぜ 彼我の実力差を敏感に嗅ぎ分ける嗅覚がな
ホア:勝手なことぬかしてンじゃねえ! 今すぐその口を黙らせてやるから覚悟しな!
ボスアッシュ:救いようのねえ愚かなイキモノだな 今すぐ滅ぼしてやるのが慈悲ってモンか

ホア:……何なんだ、テメェは? そのチンケな炎で、いったい何する気だ?
庵:貴様をすぐ楽にしてやろう…… どうせくだらん余生しか送れまい
ホア:るあァ!? ふざけてンじゃねェぞ! ドラゴンの牙で噛み砕かれてぇのか、小僧!?
庵:逝く時くらいは静かにしろ…… 音もなく燃え尽きるがいい

ホア:ヘッ……久しぶりだな、ビリーさんよォ まだギースの使い走りをしてやがンのかァ?
ビリー:誰に向かって口聞いてんだ、てめェ……? コブラの毒が回ってついにおかしくなったか?
ホア:るっせンだよ、この腰巾着がァ! 昔の俺様と同じだと思ってると血ィ見るぜェ!
ビリー:いいや、てめェに見せてやるのは地獄だぜ! 久しぶりに俺様の棒を食らってみな!

ホア:また現れやがったぜ、ナヨナヨしたガキがよ! テメェは俺を怒らせてェのか、るあァ!?
サイキ:おまえ、俺を誰かと勘違いしてないか? ……まあ、何となく想像はつくけどよ
ホア:るっせェンだよ! とりあえずテメェにも俺様のドラゴンキックを食らわせてやるァ!

京:アンタ、本当にいいのかい? ここじゃムエタイのルールは通用しないんだぜ?
ホア:くだらねェことに気イ回してんじゃねェよ むしろテメェの心配をするんだな!
ホア:たとえテメェが死にかけたとしても試合を止めるレフェリーはいねェんだぜェ!
京:そいつはつまり、アンタが火ダルマになっても誰も火を消してくれねえってことなんだがな

ホア:なるほどなァ。ショーマッチの相手としちゃ確かにこのくらいのハデさは必要だろうぜ
ホア:ムエタイの真の王者vs仮面の空手家! 悪くないマッチメイクだぜェ! イヒヒヒヒ!
Mr.カラテ:これをショーだと考えるうぬの甘さ…… 痛みとともに思い知るがよかろう……

ライデン:面構えはまあまあ合格ラインだがトップヒールを張るにゃ細すぎるな……
K':あァ? テメェ……いったい何の話をしてやがんだ?
ライデン:おゥ! おめえ、行くところがねェならプロレスのリングに上がってみねェか?
K':お門違いだぜ…… そういう話は俺の相棒のところに持っていけっての

ライデン:何だい嬢ちゃん、俺様のサインが欲しいのか? 試合のあとなら書いてやってもいいぜ?
クーラ:サインだったらクーラも書くよ! いつもキャンディーの頭に書いてた!
クーラ:おじさんのお尻にも書いてあげるね クーラのサイン♪
ライデン:おいおい、ぜんぜん話が通じてねェぞ? KOFはいつから託児所になっちまったんだ?

ライデン:こいつァ……! グフフフ…… なかなかいいカラダしてるな、おめえ?
マキシマ:……おい、冗談はよしてくれよ いったい何がいいたいんだ?
ライデン:この勝負、もしおまえが負けたら俺のタッグパートナーになってもらうぜ!
マキシマ:何だよ、そういう話か…… しかしまあどっちにしろ俺が負けるなんてありえないがな

斎祀:へえ……1000年もたつとブタが言葉をしゃべるようになるのか
ライデン:何だと!? この白塗り野郎が……! 口がすべったじゃすまされねェぞ、てめェ!
斎祀:ああ、間違った こいつはブタじゃない ただのデブだ! ……そうだよな、デブ?
ライデン:……骨も残らねェくらいにすり潰してやるぜ せいぜい俺の尻の下で後悔するんだな!

ボスアッシュ:おい、そこのブタ! ここで鳴いてみろよ 人間は滅ぶべき種だが、ブタは違うからな
ボスアッシュ:うまく鳴いてみせたら助けてやってもいいぜ? ほら、どうした? 無様に鳴いてみろ!
ライデン:滅ぶべき種だァ? ナメんなよ、小僧! 俺様はライデン! ブタじゃァねえんだよ!
ボスアッシュ:いや、ブタだぜ! 「時」を統べる俺の前では人間は無力なブタも同然なんだよ!

ライデン:テメェも妙な炎を使うらしいじゃねェか? 俺が封印した炎とどっちが上か、見せてみろよ
庵:……いいのか? その代償に命をもらうことになるぞ

ライデン:ガッハッハ! 元気そうじゃねェか、ビリー! まさかこんな場所で会うとはなァ!
ライデン:ところでものは相談なんだがよ…… 次の大会、俺のチームで出場する気はねェか?
ビリー:おい、間違えるなよ、ライデン! てめェのじゃねえ、俺のチームだ。……だろ?
ライデン:グフフフ……だったらそいつを証明してくれよ 以前のようにはいかねェと思うぜ……?

サイキ:生贄には仔羊か山羊がふさわしいところだが ……この際だ、ブタで妥協しておくか
ライデン:人を挑発することにかけては一流だな、おめェ だが、今のひと言で確実に命を縮めたぜ……
ライデン:おめェの全身の骨をバキバキにヘシ折って俺の尻でアイロンをかけてやる! 覚悟しな!
サイキ:ブヒブヒうるさい奴だな、まったく…… ま、殺される直前の生贄の獣が騒ぐのも当然か

ライデン:グフフ……テメェみてェな野郎を叩きのめすと女性客の悲鳴で一気に会場が沸くもんだ
ライデン:会場中からブーイングを浴びるってのはヒール冥利に尽きるってモンだぜ、なあ?
京:レスラーの心理なんて俺には判らねえけどだったらアンタには悪いことしちまうかもな
京:どう考えても、アンタが俺を叩きのめすような展開にはならないだろうからな!

ライデン:そういや前にギースから聞いたことがあったぜ テングの面をかぶった空手家の伝説をなァ
Mr.カラテ:……伝説だと思うか? 今、うぬの前に立つこのワシを?
ライデン:伝説だろうと幻だろうと構やしねェぜ! 俺はとにかく負けるのがキライなんでなァ!

K':テメェな…… どうしてこんなとこにいんだよ?
クーラ:え? どうしてって…… ……どうしてかなぁ?
K':……ったく、さっさと帰りやがれ 危なっかしいんだよ……

K':……何のつもりだ、テメェ? 俺とやろうってのか?
マキシマ:たまには更新が必要だろう? おまえのデータも、俺自身のデータも……な
K':……メンドくせェ話だ さっさと終わらせるぜ

斎祀:……おまえ、ネスツとかいうところで作られた改造人間だったよなあ、確か?
K':……だったら何だってんだ? そもそも誰だよ、テメェ?
斎祀:要するにおまえは、神になれなかった男の野望の残りカスってわけだよなあ?
斎祀:おい、カス! 無様に生きながらえてる今の気分はどうだ? 何とかいってみろって!
K':誰だか知らねえが、ウゼェんだよ……! 今すぐ黙らせてやるぜ……!

K':目障りなんだよ…… ……すぐに終わらせるぜ
ボスアッシュ:目障りなのはおまえのほうだろ? ……マトモな人間でもねえクセになあ
K':……うるせえ テメェにいわれたかねえんだよ
ボスアッシュ:おまえはおまえ自身が大嫌いなんだよな? 安心しろよ、俺が「灰」に変えてやるって!

K':さっさと始めようぜ。……てめェとはこうして向き合ってるだけでも気分が悪ィんでな
庵:みずから死を選ぶか…… 殊勝な心がけだな
K':ナメんじゃねェ……ムカつくんだよ テメェの炎を見てるとな!

ビリー:おい小僧、こういう時は何ていえばいいんだ? 「俺ひとりで充分だ」だっけか?
K':……ナメてんじゃねぇぞ、テメェ 真っ黒焦げにされてぇのか……?
ビリー:そいつは俺のセリフだぜ! 俺様の超火炎旋風棍を食らいやがれェ!

サイキ:神を自称する男の道具として生まれたおまえがどうしていまだに生きながらえてるんだ?
サイキ:……さっさと死ねよ。いや、壊れろよ! それが使い道のなくなった道具の末路だろ?
K':……グダグダとうるせェ野郎だ 今すぐ真っ黒にしてやるぜ……

K':もともとアンタにゃ恩も恨みもねえが…… ……そのツラを見るとムカつくぜ。どうにもな
京:へっ、逆恨みもここまで正々堂々としてるといっそすがすがしいぜ……
京:いいぜ、かかってこいよ! おたがいにストレス発散の必要がありそうだからな!

Mr.カラテ:うぬの生まれなどどうでもよいわ ……重要なのはうぬの強さのみよ
K':テメェ…… 勝手なことぬかしてんじゃねェぞ?
K':焼き尽くしてやるぜ…… 何もかも、真っ黒にな!

クーラ:さあ行くよ、おじさん! 私が勝ったらイチゴシャーベット食べさせてね♪
マキシマ:……なら、俺が勝ったらおじさんて呼ぶのやめてもらえるか……?

斎祀:おまえが死ぬにはまだ時間があるぜ 神に祈りでも捧げたらどうだ?
クーラ:えー? この世に神様なんていないよ? だってダイアナがそういってたもん
斎祀:フフ……いかにもアタマの悪そうなガキだがひとつだけ正しいことをいったぜ、おまえ
斎祀:確かにこの世に神なんかいないよな ……あるのは残酷な現実だけだ

クーラ:……この人サイアク! 黒い炎なんて大っキライ!
ボスアッシュ:炎がキライってか? まるで獣だよなあ だったら俺が調教してやろうか?
ボスアッシュ:その「時」が来るまでの暇潰しにゃいいだろ おまえにはその程度の存在価値しかないしなあ
クーラ:よく判らないけど……すぐに終わらせるよ クーラひとりでじゅうぶんなんだから!

クーラ:あ! またこの前髪の人! あっち行って! クーラ、あなたの炎、キライ!
庵:ならば貴様が失せろ ……炎に怯える小娘に用はない

クーラ:何だかちょっと寒そうなカッコだけどホントにそれでいいの? カゼひくよ?
ビリー:余計なお世話だ! テメェのほうこそ俺の超火炎旋風棍でヤケドしても知らねェぜ!

クーラ:……この人の炎、キライ……!
サイキ:なら最初から俺の前に出てくるなって それが何を意味するか、まさか判らないのか?
サイキ:俺の前に立つ以上、このまま叩きのめされて燃やされても文句はいえないよなあ?

京:おとなしく帰りな、お嬢ちゃん 弱い奴と戦っても時間の無駄なんでな!
クーラ:クーラをバカにしてるとヤケドするよ! そんな炎、カンタンに吹き消せるんだから!
京:やれやれ、負けても泣いたりするなよ? ガキを泣かせちゃ俺のイメージが落ちるからな

クーラ:わー! 何それ何それ? ヘンなお面〜! ちゃんと前見えるの〜?
Mr.カラテ:このような幼子が修羅の巷に立つか…… ここから救ってやるのも功徳というものよな

マキシマ:……何だ? ごくわずかだが空間のゆがみを感知したが……
斎祀:おまえ、サイボーグ……とかってヤツだよな? そんなものまで「見える」のか?
斎祀:ククッ……しかし可哀相になあ! 見えなきゃ不安にならずにすんだのによ!
マキシマ:……悪いが不安はないぜ データ通りにいかない戦いには慣れてるんでね

マキシマ:アッシュ・クリムゾンの力を吸収しただと? 単純に力が倍になったわけじゃなさそうだが
マキシマ:……いずれにしろ、こいつは厄介だな 始末するのに骨が折れそうだぜ
ボスアッシュ:おい、俺を倒せるって前提で何をほざいてる? 100%おまえが死ぬんだぜ? バカなのか?
マキシマ:そうかい? かなり俺に分が悪いのは確かだがさすがに100%はないだろうぜ
ボスアッシュ:そんな無駄な計算をする暇があったらご自慢のおつむで辞世の句でも検索しとけよ!

マキシマ:俺の相棒が科学の力で制御しきれない炎をあんたらはどうやって制御してるんだい?
庵:その身に受けてみれば判るかもしれんぞ? ……もっとも、無事ではすまんだろうがな
マキシマ:そいつは遠慮しとくよ。……いずれにしてもネスツを離れた俺たちには関係のない話さ

ビリー:よう、ポンコツ野郎! まさかてめェ俺の三節棍が卑怯だなんていわねェよなぁ?
マキシマ:……一応聞いとくが、もし俺がそういったらその物騒なモンを引っ込めてくれるのかい?
ビリー:バカか!? 引っ込めるわけねェだろ! 自分は重火器のカタマリのくせしやがって!

マキシマ:姿が変わることで戦闘力が変化する、か…… まるでジャパニーズコミックの世界だな
サイキ:戦闘力が変わっても、別に大した差はないぜ おまえをスクラップにするには充分だからな
マキシマ:そいつは困った。俺がスクラップになると有害な廃棄物が出るらしいんでな
マキシマ:ここは昨今の環境問題に深く配慮して意地でも負けるわけにはいかないな

京:よう、サイボーグのオッサンじゃねえか あのヒネた小僧のお守りもたいへんだな
マキシマ:そうでもないさ。むしろ俺にいわせりゃあんたのほうがよっぽど災難だろ
マキシマ:少なくとも俺は、あんたみたいにストーカーにつきまとわれちゃいないからな

マキシマ:体格や声紋はタクマ・サカザキのはずだが…… 総合戦闘力の予測値が一致しないだと……?
マキシマ:……こいつはどういうことだ? マスクひとつでいったい何が変わったって?
Mr.カラテ:機械で計れるものなどたかが知れておるわ ……すぐにもっと面白いものを見せてくれる!

サイキ:ふぅん……おまえが「勾玉」ってワケか…… 見るからに景気の悪いツラをしてるよなあ
サイキ:親の因果が子にむくい、ってヤツか? なら、その因果を俺が解きほぐしてやるって
サイキ:……正確にいえば、解きほぐすんじゃなくおまえごと焼き尽くすだけだけどなあ!
庵:……よく回る口だ。それだけしゃべればもはやいい残したこともあるまい。……死ね

ビリー:へぇ……こいつはまた人間離れした野郎のお出ましときたもんだぜ!
ビリー:そんじゃひとつバケモノ退治といくか! 今すぐブチのめしてやるから覚悟しやがれ!
サイキ:おまえ、自分が何をいったか判ってるのか? ……これだから人間てのは救いがたいよなあ!
サイキ:おまえら人間こそが粛清される側なんだよ! この星の「歴史」から消え去れって、綺麗に!

サイキ:おいおい、どういう趣向だ、これは? ……まさか「時」がゆがんでるってのか?
サイキ(変身前):どうやらそうらしいな。……で、どうする? もつれた糸はどうやってほどけばいい?
サイキ:そんなモン、わざわざ考えるまでもないだろ? ……強いほうが生き残るのが自然の摂理だ!

サイキ:せっかく手にしたオロチの力…… また祓われちゃ計画が大きく狂うんでな
サイキ:おまえにはここで消えてもらうぜ、「剣」! その存在そのものからなあ!
京:何をワケの判らねェことをいってやがる!? てめェのほうこそ返り討ちにしてやるぜ!

サイキ:ククク……心地いい殺気が吹きつけてくるぜ 人間にしてはなかなかだ。人間にしてはな……
サイキ:だが、結局はそこが限界ってことだろ 「時」に縛られたおまえらクズどもにはよ!
Mr.カラテ:揚言は無用……さっさとかかってこぬか うぬが鬼であれ神であれ、この拳で砕くのみよ

ボスアッシュ:オロチの力を取り込んだ青い炎か……だがそいつも俺の黒い炎の前には熱を失うだろうさ
ボスアッシュ:俺は「時」を支配した! 神器もオロチも俺の力に抗することはできないんだよ、なあ!
庵:おしゃべりがしたいならよそへ行け そうでないなら……今すぐ死ね

ボスアッシュ:どけよ、チンピラ。俺の歩みを邪魔するな ……それとも自殺願望でもあるのか、おまえ?
ビリー:へっ……よくもまあそこまで自分に都合のいい勘違いができるもんだぜ!
ビリー:死ぬのはテメェのほうに決まってるだろうが! テメェにゃ死に方すら選べねェんだよ!
ボスアッシュ:無知は罪、というより最強だな、まったく…… でなきゃこんなセリフが出てくるはずもないぜ

ボスアッシュ:とんだことになったモンだが……どうだ? このへんで白黒つけておいたほうがいいよな?
サイキ:ジョークだとしたらまったく笑えないぜ せめてもう少し俺に似せる努力をしろって
ボスアッシュ:まるで自分が本物みたいないいようだがな ……結局、勝ったほうが「本物」なんだよ!
サイキ:残り少ない一族を率いて宿願を達成するには圧倒的な「力」が必要だろうぜ! 確かにな!

ボスアッシュ:すべてを「閉じる」時が近づいてきた…… 俺たちの戦いも、おまえらの「歴史」も……な
ボスアッシュ:だが、おまえはそれを見届けることができない なぜだか判るよなあ? そうだ、おまえは……
京:得意げにしゃべってるところを悪いがな 饒舌すぎて安っぽいんだよ、てめェは!
京:口先だけのてめェにゃ負ける気がしねえな! さっさとかかってきやがれ!

ボスアッシュ:強敵と戦うことがおまえの望みか? ある意味、無欲といえば無欲だよな、おまえ
ボスアッシュ:だったらその望み、俺がかなえてやるって 俺こそがおまえにとっての最強の敵だぜ?
Mr.カラテ:フッ……ならば堪能させてもらうとしよう うぬとの死闘をな!

ビリー:ヘヘッ……久しぶりだなァ、八神! ようやくテメェを八つ裂きにしてやれるぜ!
庵:馬鹿な奴め…… まだくだらん夢を見ているのか?
ビリー:今はテメェの減らず口も耳に心地いいぜ! さあ、おっぱじめようじゃねェか!

庵:アッシュ・クリムゾンはどこにいる? 素直に吐けばよし、さもなければ……
サイキ:俺に聞くなよ。俺だって知らないんだからな それよりも、少し俺と遊んでいけって、なあ?
サイキ:特別にお代は安くしておいてやるぜ おまえの命だ。……ほら、安いもんだろう?
庵:貴様の命ほどではないがな ……とりあえず貴様の命で立て替えておけ

1Pビリー:何なんだァ、テメェは!? ギース様の片腕は俺ひとりだけでいいんだよ!
2Pビリー:そりゃそうだ、片腕が2本もあるわけねぇよな ……つまり、テメェが邪魔だってことだよ!
1Pビリー:ざっけんじゃねェぞ、テメェ! すぐに化けの皮を剥がしてやるぜ!

ビリー:今すぐそのニヤケ面を引っ込めな この白塗り野郎! さもねェとてめェ……!
サイキ:さもないと? いったいどうなるって、なあ? まさか殺すなんてほざく気じゃないよなあ?
サイキ:少しは身のほどってものを知れよ、クズ! 誰も「時」を超越した俺は殺せないんだよ!

ビリー:1800年だか180年だか知らねェがカビ臭ェ古武術なんざ俺の敵じゃねェんだよ!
ビリー:もったいぶったテメェの炎もテメェ自身も俺の三節棍でひと息に吹っ飛ばしてやるぜ!
京:アンタみたいなビッグマウスの悪役のおかげで俺の強さが際立つってわけだ。ありがとよ!

ビリー:おい! てめェがかぶってるそのマスク! ギース様への手土産にもらっていくぜ!
Mr.カラテ:フッ……よかろう うぬが勝ったら好きにするがいい
Mr.カラテ:……もっとも、うぬが負けた時は、代わりにその命を置いていってもらうやもしれぬがな

1Pサイキ:人間どもがいう「好事魔多し」ってのはこういうシチュエーションのことをいうのか?
1Pサイキ:まさかこの段階で! それもよりによって! 俺の偽者が現れて邪魔をしてくれるとはなあ!
2Pサイキ:おい、偽者ってのは俺のことをいってるのか? だとしたら認識が足りないぜ、偽者!
2Pサイキ:本物の俺には絶対的な力がある! 要するに負けたほうが偽者ってことだろ、なあ?

京:おい、アッシュ・クリムゾンはどこにいる? そんななりして無関係とはいわせねェぜ?
サイキ:あのなあ……そんなこと聞いてどうするよ? それより自分の心配をするほうが先だろ?
サイキ:ほんの1分後には、おまえはただの消し炭に変わってるかもしれないんだぜ?
京:……そいつがてめェの答えか? なら、力ずくで聞き出すしかねェようだな!

サイキ:矮小な人間どもの血のにじむような努力をあっさりと握り潰す……そう、その瞬間!
サイキ:おまえらが浮かべる絶望の表情ってのは見ていてこたえられないよなあ、ホント!
サイキ:おまえがそのマスクの下でどんな顔をするか今から楽しみで仕方がないぜ。ククク……
Mr.カラテ:ワシも楽しみだ……うぬら外道をこの拳で滅するその刹那がな