ドラクエ11 神の民の里

南部神の民

「勇者さま　ようこそ　いらっしゃいました。
ここは　いにしえの昔より　
命の大樹に仕える一族　神の民が住む里です。

南西の島の神の民

「ボクは　今年で　88歳になるんだ。
神の民は　100歳で　一人前の大人になるから
ボクも　もうすぐ　大人の仲間入りってわけさ。

南西島のスライム

こう見えても　オレは
いたいけな　子供たちを追っかけまわす
極悪スライムとして　有名だったんだ。
「だが　神の民の里に　来てからは
聖なる種火に　邪悪なチカラを　浄化されてな。
すっかり　いい魔物になっちまったよ……。

神殿の前の神の民1

「この　太陽の神殿の奥には
世界誕生のときから　この世を照らしてきた
聖なる神の炎が　安置されている。
「勇者よ　聖なる種火を手に入れたようだな、
世界を照らしてきた　その炎は　お前の行く先も
あたたかく　照らしてくれるだろう。

神殿の前の神の民1

「あなた方から　新たなチカラを感じます。
イゴルタプさまが　あなた方に眠る
潜在能力を　目覚めさせたのですね。
「そのチカラは　邪神との戦いの中で　きっと役に立ってくれるはずです。
勇者さまのご武運を　お祈りしています。

神殿周辺神の民1

「あんちゃん　知ってたかい？
神の民の里にある浮遊石は　今はもう失われた
古代の技術で　動いているんだ。
「地上にある　どこかの塔にも
同じ原理で動くものが　残ってるらしいぜ。

神殿周辺神の民2

「邪神のチカラが　どんどん増しています。
ヤツを　このまま放っておけば
またたく間に　世界は　滅んでしまうでしょう。
「勇者さま　残された時間は　多くありません。
一刻も早く　邪神を倒し
世界に　平和をもたらしてください。

神殿周辺神の民3

「雲の中には　空魚という魚が泳いでいて
それが　あっしの大好物でやんすが
なかなか　釣れないでやんすよ。
「でも　空魚のふわふわした身は　絶品でやんす。
どれだけ長い時間が　かかったとしても
絶対に　釣ってやるでやんす！

神殿周辺神の民4

「あら　人間さんが
神の民の里に来るなんて　めずらしいわね。
ケトスに　乗ってきたのかしら。
「他の種族の人が　この里に来ることなんて
ほとんどないから　歓迎するわ。
心ゆくまで　ゆっくりしていって。

神殿周辺神の民5

「ニューゼパ　ニューゼパ　ニュートリン♪
ジャシシャン　シャンジャシ　ターオセル♪
ユーシャリ　カシーチャ　ガンバリパ♪
「……んっ　どういう意味かって？
これは　古い神の民の言葉で　勇者さま
がんばって　邪神を倒してくださいって　意味さ。
「勇者さまが　邪神を倒せるように
こうしてお母さんと一緒に　祈ってるんだ。
がんばってよ　勇者さま！

神殿周辺神の民6

「ニューゼパ　ニューゼパ　ニュートリン♪
ジャシシャン　シャンジャシ　ターオセル♪
ユーシャリ　カシーチャ　ガンバリパ♪
神の民は　一心不乱に　祈りを捧げている。

東の島の神の民1

「私は　学問的研究のために　動物を集めている。
神の民にとって　普段見ることのない
地上の動物は　とても興味深い研究対象なのだ。
「ところで　人間の世界には
ウマに乗って　スピードを競う
レースというものがあると聞いたが　本当か？
→はい
「そうか。そんなに　面白そうな催しがあるのか。
私も　いつか　このウマに乗って
レースに出場してみたいものだ。
→いいえ
「そうか。それは　残念だな。
私も　いつか　このウマに乗って
レースに出場したいと思っていたのだが……。

東の島の神の民2

「ねえ　あの邪神が　よみがえったそうよ。
いつか　この里も　魔物に襲われるかも。
これから　わたしたち　どうなっちゃうの……。

東の島の神の民3

「大丈夫　心配しないで。
どんな　魔物が　襲ってきても
この命に懸けて　キミだけは　守ってみせる。

北東の島の神の民1

「戦士ネルセンは　邪神との戦いの後
荒廃した世界を　立て直すために
バンデルフォン王国という国を建てた。
「伝承によると　彼は　その王国に
邪神との戦いで使った　強力な武具を隠したが
王国は　魔物に滅ぼされてしまったそうだ。
「今思えば　魔物が　その王国を襲ったのは
その武具を破壊するためだったのかもな……。

北東の島のドラキー

「キキキッー！
この前　気分転換に　空を飛んでたとき
サマディーの空に　真っ黒な太陽を見つけたよ。
「サマディーのキレイな景色が　台無しで
ホントに　最悪な気分だった。
誰か　あんとかしてくれないかなあ……。

北の島の神の民1

「神の民は　世界が誕生したときから
ロトゼタシアを見守る　最古の種族なんだ。
「ローシュたちが活躍した時代より　はるか昔
我らの主たる　聖なる竜につきしたがって
この世界に　来たそうだよ。

北の島の神の民2

「……もしかして　おぬし　勇者さまか？
→はい
「やはり　そうか。
おぬしが　この里を訪れたということは
ついに　邪神との決戦の時が　来たのじゃな。
「神の民は　命の大樹に仕える一族。
邪神を倒すためなら　協力は惜しまん。
こまったことがあれば　なんでも言うのじゃ。
→いいえ
ほう　そうか。では　わしのカン違いか。
じゃが　人間が　この里に来るのは
ずいぶん　ひさしぶりじゃのう。
「この里は　空気が薄く　人間にとって
いろいろと　慣れないこともあるじゃろうが
せっかくだから　ゆっくりしていきなさい。

北の島の神の民3

「……ああ　キレイだなあ。
時間を忘れて　見とれちゃうよ。
「あっ　勇者さま。じつは　私
一度も　地上に降りたことがなくて
いつか地上に行くのが　夢なんですよ。
「神の民の里は　住みやすいですが
せまくて　経験できることは限られています。
地上で　もっと広い世界を知ってみたいのです。

北西のスライム

「オレは　孤独だった……。
魔物の仲間には　なじめず
人間には　こわい魔物として　おそれられた。
「だが　長老さまだけは　違った。
こんなオレをこわがらずに
養子として　育ててくれたんだ。
「その恩を返すため　オレは　用心棒になった！
どんなことがあっても　彼を守ってみせる！
うりゃ！うりゃ！そりゃ！そりゃ！

北西の大きづち

「昔　木づちを壊してしまったことがあったの。
あたしの一族にとって　木づちは
命の次に　大事なものだから　落ち込んだわ。
「でも　そんな時　長老さまが　何も言わずに　壊れた木づちを直してくれたの。
それも　前より立派な木づちにね！
「彼ほど　心優しい人はいないわ！
どんなことがあっても　彼を守ってみせる！
ドッスン！ドッスン！ドドドッスン！

北西の神の民1

我らは　聖なる竜に仕えし　神に属する一族。
かつては　大きな魔力を持ち
邪神との戦いでも　勇敢に戦ったと聞きます。
「ｓかし　悠久の時の流れは
私たちから　戦いのチカラを奪いました。
今は　あなたたちに　頼るしかないのです。

北西の島の神の民2

「邪神が復活してから　いにしえの昔に存在した
邪悪な魔物たちが　地上に現れました。
主の復活に呼応して　目覚めたのでしょう。
「その影響で　世界各地で　事件が起こり
地上の人々が　苦しんでいるようです。
「〇〇さま……世界各地を巡り
苦しむ人々を　助けてあげてください。
それができるのは　あなただけなのですから。

北西の島の神の民3

「この壁画に描かれているのは
我ら神の民の主　聖なる竜です。
「歴史に残らない　太古の昔　聖なる巨竜は
神の民を引き連れ　はるか無限の彼方より
この世界を訪れたと　言われています。
「聖なる巨竜は　光の始祖であり　偉大なる存在。
果たして　この壁画に描かれている通りの
雄型だったのでしょうか。……

北西のクーロン

「神の使い　ケトスが
新たなチカラに　目覚めたようですね。
その翼が　あなたを導いてくれるはずです。
もう　何も　おそれることはありません。
ケトスに乗って　黒い太陽に向かい
邪神ニズゼルファを倒すのです。

北西のイゴルタプ

返事がない。
イゴルタプは　深い眠りについているようだ。